2009/08/04 21:09

ペット産業の統計、フード、用品、サービス、生体などで1兆円目指す

ペット産業は不況知らずです。

ペットフードやペット用品という、ペットを飼えば100%必要になるものは当然として、ペット産業のすそ野はどんどん広がっている。宿泊施設にしても飲食店にしてもマンションにしても、とにかくペット可にすればお客さんが集まるような状況。ペットホテルやしつけ方教室、トリミングなどもある。

200907292.gifペット産業の統計。

2007年度で産業の規模は9000億円。もうすぐ1兆円。1兆円になれば巨大産業と呼べる。その日は近い。

内訳は、ペットフードが40%、ペット用品が24%、サービスが22%、生体が14%。

ペット関連サービス(2000億円)の内訳は、美容院が66%、ホテルが18%、しつけが10%、その他が6%。ホテルというのはペットを預ける場所で、ペットと一緒に泊まれるホテルではない。

今の段階では、直接投資対象となるのはペットフードとペット用品しかない。サービス関連はないですね。いずれ何か出てくるとは思いますけど、どうなりますかね。

情報の出所は大和総研のレポート。

多様化するペット向けサービス

参考にしたいので、以下、引用です。PDFファイルが無くなることが多いので、長文引用許してね。

2-1 ペット美容院

ペット美容院とは、犬・猫の毛をカットするトリミングとシャンプー・耳や爪の手入れなどのグルーミングを行う業種。上記調査によれば、ペット美容院は05年の8,046事業者から08年に8,657事業者へ増加した。但し、ペットショップやペットホテルなどと併営する事業者が多く、ペット美容院専業は全体の10%以下とみられる。独立・専業のペット美容院は、トリマーが3人~6人程度の小規模経営が多い。

利用者増加の背景に、ペットの飼育環境が変化していること、小型犬・長毛種が人気を集めていること(07年犬種別犬籍登録頭数上位5種:①ダックスフンド、②チワワ、③プードル、④ヨークシャー・テリア、⑤ポメラニアン)、ネットを通じペットの画像や動画を公開する機会が増加していること、などが挙げられる。各種アンケート調査によれば、ペット美容院の利用頻度は平均して1~2ヶ月毎で、飼育者の年間平均支出額は約3万円~4万円である。

従来のカットやグルーミングだけでは採算性が低いため、客単価を上昇させるため高付加価値サービスを導入する例が増えている。天然オイルや泥を用いた美容エステをはじめ、泡風呂設備や温泉設備を保有する店舗も珍しくない。また、ペットのストレス解消を目的にアロマセラピーやマッサージを行う事業者も多い。

2-2 ペットホテル、躾・訓練

ペットホテルとは、飼主の旅行中などに専用の施設でペットを一時的に預かる業種である。事前ミーティングで、ペットの性格やくせ、体調や狂犬病予防注射の有無、散歩や食事内容について綿密な引継ぎが必要となる。ペットホテルは、05年の4,657事業者から08年の6,144事業者へ大幅に増加しており、専門型ではなく、ペットショップやペット美容院、ペット病院などが副業として始めるケースが大半を占める。

核家族や単身世帯の飼主の増加や近隣意識の希薄化を受け、ペットホテルの利用が拡大している。預けたペットの様子が携帯で把握できるサービスや、希望に応じて躾や訓練を無料で実施する事業者が登場するなど、他業者との差別化が進んでいる。

躾・訓練では、排泄や噛み癖、無駄吠えなどの問題行為を止めさせるためのトレーニングや飼主に指導方法のレクチャーなどを行う。ペットが飼主のライフスタイルに順応できることを主な目的としている。一般に「家庭犬訓練士」「ドッグトレーナー」といった各学校・協会などで認定されたプロが躾・訓練を行う。

ペットの小型化・屋内飼育化に伴い、躾・訓練へのニーズは高まっている。また、旅行や買い物にペットを連れて行きたいという要望は強い一方で、ペットの躾が不十分であると入店を拒否される例もある。今後もペット同伴可能な施設やサービスは拡大が見込まれることから、躾・訓練サービスを利用する飼主は増加していくと推測される。

  1. 広がる擬人化サービス

近年の傾向として、ペットを子供やパートナーとして扱う飼主が増えており、こうした飼主のニーズを満たすべく、ペットを擬人化した新たな製品やサービスが登場している。ペット向けの誕生日ケーキやコース料理、お見合い・結婚式や葬祭、幼稚園や老犬ホームなど種類は多岐に渡り、内容も各々こだわりを持った高いサービス水準が特長である。

化粧品製造・卸の㈱トップインターナショナルでは、ドッグラン、ドッグエステ、躾教室、動物病院、ペットホテルなどを集積した「ドッグアミューズメント迎賓館」を04年、大阪に新設。レストランでは飼主と愛犬が一緒にコース料理を味わえることで評判を呼んでいる。犬の体質や好みを把握した上で、シェフが個別対応で創作する。人と犬で必要な栄養が異なることを踏まえ、飼主と愛犬を共に満足させるバランスの良い料理の提供を目指している。

ブライダルの企画・運営などを行う㈱アントワープブライダルでは、愛犬同士の結婚式のプロデュースも手掛ける。犬用のウエディングドレスやリングで着飾り、人間同様にバージンロードを歩きケーキ入刀も行う。費用は、挙式や衣装レンタル、証明書の発行や記念アルバムの作成などの基本サービスで15万円程度。その他にオプションで司会者や音響を加えれば、より感動的な演出も可能となっている。

飼主やペットの高齢化に伴い新たな需要も生まれている。ペット牧場アサワでは老犬ホームの運営を手掛ける。老犬ホームとは家庭で世話ができなくなった犬を有料でケアする施設。飼主自身が老人ホームに入居したり、様々な事情で老犬の世話が困難になった場合に預けられる。費用は月々3万円前後で、預け主は経済的に余裕のある中高年が多い。健康に問題を抱える犬も預かる対象としており、治療面を含め飼主の意向に沿ったケアを行う。

ペット飼育世帯が増加するなか、飼育環境の変化や家族化・高齢化の進展に伴いペット向けサービスへのニーズは多様化が進んでいる。一方で、労働集約的な市場ゆえ小規模事業者が乱立しており、積極的に新たなサービス提供を行う企業は依然少ない印象を受ける。飼主・ペットの高齢化が進む層やペットへの愛着の強い富裕層向けに需要開拓の余地は十分にあろう。今後、多様化するニーズを捉えた事業の創出により、ペット産業の一層の発展に期待したい。

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