2008/11/24 10:10

不動産の時価会計導入で含み資産の多い低PBRが来るか

企業の持つ賃貸不動産を時価評価するように会計基準を変更するという。まあその方が含み資産がはっきりしますな。そうなるとPBRが今まで以上に気にされることになるんじゃないですか。

何十年も前にタダ同然で手に入れた土地を簿価でBSに載せ、そこの適当な建物を建てて賃貸に出している歴史の古い企業は結構あります。立飛企業とか。そういう企業は不動産賃貸が本業ではないんだけど、それがあるから会社が成り立っているというような、微妙な立ち位置にあることも多いですな。

含み資産多大の低PBR銘柄が人気化する相場があるかもしれません。自分で財務諸表を見て探すのは骨なので、ちょこちょことググってみて目星をつけておけばいいんじゃないですか。

2008/11/21, 日本経済新聞 朝刊

賃貸不動産、時価開示を決定、会計基準委、09年度末から。

 企業会計基準委員会(ASBJ)は二十日、企業が持つ賃貸不動産などの時価開示を義務付ける会計基準を最終決定した。現在は不動産取得時の価格を基に貸借対照表に計上している。時価を注記として開示することで不動産の含み損益などが投資家に見えやすくなる。

 二〇一〇年三月期末から適用する。開示対象は賃貸物件として収益を上げている不動産や、将来の使用が見込まれていない遊休不動産など。販売目的や自社ビルなどの不動産は含まれない。企業は不動産の時価のほかに、所在地や用途といった概要、含み損益などを財務諸表の注記事項として開示する。

 不動産業界では保有物件の開示が一段と進む。投資家側から見ると「ばらつきがあった時価評価の基準が一本化されるので投資判断がしやすくなる」(クレディ・スイス証券の大谷洋司アナリスト)。不動産以外の事業会社も開示を義務付けられ、非効率な不動産を抱える企業には投資家から有効活用を迫る声が高まる可能性がある。

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