2009/05/31 22:10

SUMCO、半導体用も太陽電池用もウエハーは回復の気配がない

SUMCOの第1四半期決算。

平成22年1月期 第1四半期決算短信

売り上げは凄まじい落ち込みですが、計画通りであれば株価にとっては問題なし。もちろん利益なんて出るはずなし。

半導体並びにシリコンウェーハ市場は、年明けから需要回復の兆しが見え始めたものの、昨秋からの需要急落の影響を受け、依然として厳しい状況にあります。また、太陽電池用シリコンウェーハについても、需要は停滞いたしました。

太陽電池用シリコンウェーハの需要も厳しい。世間では太陽電池の将来性がニュースになるわけですけど、足下の需要は決して強くない。今まで強烈な需要があった欧州、特にドイツとスペイン、がメタメタ。日本で家庭で設置する太陽電池への補助が出て需要が伸びるとか、中国でクリーンエネルギーとして採用されるとか、その程度では今のところ欧州の落ち込みを全然カバーできていない。

200905313.gif太陽電池関連では、中国企業のSTP、LDK、YGEを見ていますが、どれもこれも業績は良くない。STPはそれなりではありますが。唯一業績面で意外な好調さを見せているのはアメリカのFirst Solar(FSLR)のみ。FSLRは薄膜型に特化したセル・モジュールメーカー。

基本、太陽電池関連企業の業績は良くない。見通しもそれほど明るくない。でも、株価は好調。ここに書いた銘柄はどれもこれも株価は上げている。業績がわるいというニュースが出て、一旦は下げてもすぐに回復して上げていく。

ちょっと見づらいチャートですけど、STPをYGEは3が月で200%以上の上昇。FSLRとLDKはざっくり2倍ですか。

株価の先見性と見るか、原油価格上昇の連れ高と見るか、ミソくそ相場のくそと見るか、悩ましいですな。

結局、この辺りの銘柄の見通しが良くなってこないことには、SUMCOの見通しも上がってこない。太陽電池向けより半導体向けの方が大きいので、もちろん半導体関連を見ておく必要はありましょう。それは日本銘柄で十分確認できますが、太陽電池関連は日本の企業では確認できないと思う。シャープや京セラでは用不足かと。

ハイテク・IT・テクノロジー
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