カテゴリー: 専門小売銘柄

2008/12/17 06:06

業務スーパー、今期は業績急回復、ポイントはホテル事業の利益

~ ホテル事業の利益さえ回復すれば利益V字回復の計画は達成できるはず。 ~

神戸物産の決算発表。

平成20年10月期 決算短信

今2009年10月期は利益倍増の計画ですが、これはもちろん前期の業績が悪かったのが回復するだけですよ。スーパーの利益が倍増するなんて無い話で、倍増するのは悪化した業績が回復する時だけですな。そういう前提条件はあるものの、神戸物産の場合、スーパー以外の事業で利益が急速に回復しそうな気配がする。

本業の業務スーパーではなくてリラクゼーション・ステイ事業。小難しい洒落た名前をつけてますけど、平たく言えばホテルですな。なぜホテルなんかに手を出すのか、やめて欲しいと思うのだが仕方ない。前期はこのホテルで大損をしたので業績が半分まで落ち込んだわけ。

ホテル事業は前期7億の売上で6億の営業損失を計上してますよ。これを上期と下期にわけてみると損失はぐーんと減少しているのが分かる。上期の売上は3億で営業損失が4億、下期売上が3億で営業損失が2億。

この4億の損で前期の中間期までの業績はボロボロでした。そういう前期があるので、今期の中間期予想は経常利益645%という数字が出ている。通期でも135%と倍増以上。

多分、ホテル事業の損失がトントンぐらいまでは回復する計画じゃないですか?ま、蓋を開けてみないことには分からないけど、ここが良ければ業績は良い、悪ければ悪いってことになる。本業の業務スーパーはディフェンシブで通常通りの利益を出すわけですからね。

200812161.jpg ホテル事業の収支が改善するって前提で、株価は安いですな。会社計画のEPS126円だとPER8倍、配当利回り3%。ホテルなんて余分なものがくっついてはいるものの、一応はスーパーでディフェンシブ。業務スーパーという安さ追求のスーパーなので今の景気にはマッチしているしね。実際、業務スーパーは安い。品質は聞くべからず。業務スーパーっていうネーミングも良いと思いませんか?そういうネーミングに消費者は弱い。安くて良いと思いこむって事ですな。

専門小売銘柄
スーパー ディフェンシブ ホテル 有望 業務スーパー 神戸物産

2008/12/13 12:12

ビジョンメガネ、倒産するか上場廃止になるか、ウルトラCか

~ 売上減少スピードは相変わらず、四半期報告書も提出できずに一体どうするつもりか。 ~

ビジョンメガネの11月月次数字。

平成21年3月期 11月度売上実績のお知らせ

相変わらずのボロボロですな。わざわざビジョンメガネについて書くのも馬鹿らしいが、どこまで悪化するか興味深いので仕方ない。

全店が-20%、既存店が-6.3%。相変わらずものすごいスピードで売上が減っている。これだけ急激な売上の減少が長期間続くのはなかなか見られないので貴重ですよ。

3月決算だから9月が中間決算なわけだが、未だ決算を締められていない。

平成21年3月期第2四半期報告書提出予定日に関するお知らせ

今年中には決算を出す計画だけど、債務超過は確実でしょうな。倒産するか上場廃止になるか、そういう可能性も十分にあるって事です。株価は50円付近をウロチョロしていて、これもまた倒産を織り込んだ価格と言えましょう。

それともウルトラCな資本増強をするんでしょうかね?

専門小売銘柄
ビジョンメガネ 上場廃止 倒産 債務超過 眼鏡

2008/12/10 22:10

ミネルヴァ(ナチュラム)の11月月次数字は順調

~ ずっと月次数字は好調を持続しているけど株はなぜか無反応で割安放置。 ~

ミネルヴァ・ホールディングスの月次数字。ナチュラムがしっくりくる。

Eコマース(インターネット通信販売)月次速報(平成20 年11 月1 日~11 月30 日)

順調ですね。売上高は前年同月比で120.9%、会員数は125.7%。上半期は売上134%、会員数127%で折り返し、下半期はここまで売上120%ぐらいで推移。悪くないじゃんねえ。株は安い。

専門小売銘柄
アウトドア スポーツ ナチュラム ミネルヴァ・ホールディングス 有望

2008/12/02 22:10

バルスの11月月次は順調、3倍になった株価の調整は十分

~ 雑貨小売店では文句無しに勝ち組、株価は調整して魅力的な水準に下落。 ~

200812027.jpg バルスの11月月次数字。

平成21年1月期月次売上概況(11月度)

ユニクロ、ABCマートに続いて、これまた絶好調な数字ですな。既存店が108.9%、全店が124%。文句無しの数字じゃないですか。

6万円から3ヶ月ちょっとで3倍になった株価はさすがに大きく調整した。調整十分ってところですな。

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バルス 有望 雑貨

2008/12/02 21:09

エービーシーマート、靴屋では一人勝ちで歩いている

~ 既存店、全店とも月次数字は絶好調で株価も強すぎる。 ~

200812026.jpg エービーシー・マートの11月月次数字。

平成21年2月期 11 月度概況について

これまた強い数字ですな。既存店が+6.6%、全店が+20.1%。ユニクロ同様、めちゃめちゃ強いと言えましょう。

株価もめちゃめちゃ強い。

専門小売銘柄
エーびーしー・マート ファッション 有望

2008/12/02 09:09

ワークマン、不景気でマクロ的には悪いけど数字は良い

~ 株価は利益半減を織り込んでいる、確かに景気悪化するがどこまで踏ん張れるか。 ~

ワークマンの月次数字。

平成21 年3月期 月次前年比速報に関するお知らせ

建築や土木などの肉体労働作業に必要なものを売っているわけで、景気が悪くなれば客足も減るというのがマーケットの評価でしょうな。実際そうなるのが自然な流れと言えましょう。

200812023.jpg ワークマンの数字を見る限り、そういう流れはまだ出ていない。そういう流れが全体として起きているとしても、少なくともワークマンの業績数字は好調ってことですね。マーケット的には、いずれワークマンにも影響が及んで業績は悪化する方向なのですな。

それにしても、ですよ。株価1000円ってことはここから利益が半分ぐらいにはなってもおかしくない。そこまで行くんでしょうか。

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ワークマン

2008/11/26 19:07

オオゼキの不適切な経利処理は予想通り軽かった

~ 単に上司に帳簿の不整合を報告できず、それを隠すための帳簿合わせ。 ~

不適切な経利処理が見つかって決算発表が延期されていたオオゼキ。優良スーパーでまさか粉飾とかの大問題はないだろうと思っていたけど、思っていたとおり大丈夫でしたね。

当社における不適切な経理処理に関する調査結果のご報告

詳細はプレスリリースを読んでもらうとして、結果的には予想通りたいした問題ではなかった。いろいろ書かれているが、つまりはこれに尽きると思う。

前経理部長が、強い自己防衛意識から業務を一人で抱え込んで業務内容が不透明になっていたこと、さらに、前経理部長が、強いカリスマ性のあった故会長(佐藤達雄)を恐れるあまり、本不整合について十分な検証や報告を行わず、自己保身を主な目的として、故会長が認識する前に本不整合を解消すべく、不適切な処理を行っていたことが認められる。

勘定が合わないことを報告できない。ミスを報告できない。恐くて報告できない。怒られるし、ボーナスにも響くし、昇進にも響くし。プレッシャーがあってどうにもならない。

よくありますよね、こういう企業風土。個人的には大嫌いですが、こういう会社はある程度まではグングン伸びる。猛烈社長・上司がいて、軍隊式にガンガン攻めていく感じですな。そういう企業文化がオオゼキではどこまで強いのかは分かりようがないですが、そういう素地があるのは間違いない。

200811261.jpg 株価は予想通りの動き。不適切な経利処理が見つかり暴落。オオゼキだから大丈夫に違いないと反騰。買いが一巡すると全体マーケットの弱さも手伝って不透明感からもう一度売られる。詳細の発表で安心感を持って急騰。もうしばらくは上じゃないですか。

同時に発表された中間決算は予想通りの順調決算。

平成21年2月期 中間決算短信(非連結)

専門小売銘柄
オオゼキ スーパーマーケット

2008/11/24 09:09

マツモトキヨシ、ドラッグストア最大手でも拡大余地は十分ある

~ 群雄割拠するドラッグストア業界で、業績好不調の売り上げ規模目安は2000億円。 ~

マツモトキヨシホールディングスの中間決算。

平成21年度3月期 第2四半期決算短信

ドラッグストア最大手だけあって業績は安定していますな。大手なら業績は安定、というのは間違った理屈だろうけど、ドラッグストアの業績に関しては規模がものを言っている。実際、規模の小さいドラッグストアの業績は下がっていることが多く、規模が大きければ順調に業績拡大という傾向がありますな。規模の目安は売上2000億。

200811232.jpg 最大手のマツモトキヨシでも出店は日本全国ではないんです。1都1道2府35県で合計39。まだ出店していない県は沢山あるって事です。売上高4000億円でもういっぱいいっぱいかなあと思うことがあればそれは間違いですな。拡大余地は十分あるんじゃないですか。ちなみに、ドラッグストアの市場規模は5兆円弱。

日本調剤と業務提携することで調剤薬局の市場も取っていくことができますな。

株価的にはまあこんなものでしょうかねえ。最大手のプレミアムがもっとあってもいいと思うけど、今のマーケットでは仕方ありますます。チャートは下値を切り上げていきそうな雰囲気ではある。

専門小売銘柄
ドラッグストア マツモトキヨシ 日本調剤 調剤薬局

2008/11/22 23:11

サザビーリーグ、優良企業のプレミアムがようやくそげ落ちた

~ 今期は減益だけど優良企業の業績は回復する前提で株価を考えていきたい。 ~

サザビーリーグの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

大幅な減益という結果です。売上は増えても利益が出ない。通期ではずいぶん挽回する計画だけど、多分下方修正でしょうな。

サザビーリーグの優秀さは過去の業績から分かる。こういう企業を優秀と言わずしてどんな企業を優秀と呼びましょう。そういう優秀な企業の株が売られている。上場来安値を更新ですよ。もともと高評価で高株価な株なので、そのプレミアムがはげたのは間違いないですな。でも、そのプレミアム分を越えてずいぶん売られていやしませんか。

200811202.jpg 確かに今期の数字は悪い。がしかし、復活するのと復活しないのでどちらかを選ぶとすれば、迷わず復活すると思えますな。近い将来に。

今2009年3月期はもう終わる。終わらないけど、数字としては2010年3月期を見ていく時期だと思いますね。どこまで利益が戻るか。気にしておいて損はないですよ。

専門小売銘柄
サザビーリーグ

2008/11/22 08:08

ミネルヴァ・ホールディングス、10月月次も好調

~ ナチュラムに限らすアウトドア用品、スポーツ用品の小売はどこも業績が良い。 ~

ミネルヴァ・ホールディングスの10月月次。ナチュラムと呼んだ方がしっくりくる。

Eコマース(インターネット通信販売)月次速報(平成20 年10 月1 日~10 月31 日)

結局、セキュリティー問題は売上に影響しなかった。お詫びの値引きやシステム導入、セキュリティ対策には金がかかったはずなので、利益率には影響が出そうではある。中間時点では影響は見られないけど。

成長スピードが多少スローダウンしたとはいえ、売上成長率は前期比20%。不景気のさなか悪い数字じゃないですよ。むしろかなり優秀と褒めてあげたいですな。

小売の中で強いのは、アウトドアやスポーツ用品の店。どこも業績は底堅い。

専門小売銘柄
アウトドア スポーツ ナチュラム ミネルヴァ・ホールディングス

2008/11/22 07:07

ビジョンメガネ、売上減は凄まじく債務超過の可能性が大きい

~ 資本増強がないといよいよ危ない感じがする、決算もしめられないし。 ~

ビジョンメガネの10月月次。

平成21年3月期 10月度売上実績のお知らせ

前期比で売上は全店が-17.4%、既存店が-4.6%。

既存店のマイナス幅は前期2007年4月からでは一番良い数字。-4.6%が一番良い数字というのもなんだかねえ。不採算店の閉店がもう少しで一息つきそうだということであって、客足が増えたと言うことではないと思いますが。

その証拠に、全店売り上げは相変わらずのマイナス幅を記録。それにしてもこれだけの勢いで売上が減り続けるのは気持ちいいですな。

今期ここまで、出店は2、退店は51。総店舗数は202。期初から店舗数は20%以上減った。前年同月比は23%の減少。売上激減も仕方ないか。

特別損失と下方修正も合わせて発表。

特別損失の発生及び第2四半期業績予想の修正に関するお知らせ

特損は4.5億円。通期業績の下方修正は今のところないが、下方修正は確実。もともとの計画でも通期の方が損失が大きいのだから、最終損失は最低でも7億は越えると考えるのが自然ですな。そうなると、債務超過に陥る。前回のエントリーでも書いたとおり、なにがしかの資本増強が無いといよいよ危ない感じがしますねえ。

そういうこともあって中間決算がしめられないわけですな。

平成21年3月期第2四半期報告書提出遅延に関するお知らせ

専門小売銘柄
ビジョンメガネ 債務超過 眼鏡

2008/11/10 00:12

ファンケル、優待改悪+増配+自己株償却、強弱入り交じり

~ 良いニュースと悪いニュースがあるが、全体としては若干マイナスという感じ。 ~

ファンケルのプレスリリース。良いものも悪いものも。まずは良いニュースで、自己株式の償却。

自己株式の消却に関するお知らせ

500万株の自己株を償却する。500万株は発行済株式数の7.1%。決して規模の小さいものじゃありませんな。償却後も390万株の自己株を持っているわけだが、これが増えて発行済株式数の10%を越えてくるようだと、また償却される予定。そういう資本政策になったというニュースも出ている。

利益配分に関する基本方針の変更に関するお知らせ

このリリースの中では、配当政策の変更も書かれていて、配当性向は40%とするとある。それって、今までより低くなる可能性があるって事ですか?前々期の配当性向は60%、前期は41%、今期予定は55%ですからね。

今期は増配です。

剰余金の中間配当(増配)および配当予想の修正に関するお知らせ

前期24円が今期34円なので、思い切った増配といえましょう。財務は強固で余裕があるので当然と言えば当然。配当性向40%っていう数字はいずこへ?まあ、正確には40%以上だからいいのかね。

それから、株主優待の改悪。

株主優待制度の一部変更に関するお知らせ

これは頂けませんな。1万円の優待を3千円に大幅カット。これまでファンケルの優待利回りは高くて8%を越えていた。配当を加味すれば総合利回りは10%以上。3千円では優待利回りが2.5%、配当利回りの2.8%とあわせて総合利回りは5.3%と激減。優待派にとっては魅力激減ですな。

あとは中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

業績は横這いですが、金は貯まってしかたない。化粧品屋さんはキャッシュフローが贅沢でどんどん金が貯まるビジネスですからねえ。だったら優待改悪なんてせこいこと止めてよねえ。

専門小売銘柄
ファンケル 株主優待 自己株償却

2008/11/09 23:11

PLANT、下方修正の常連、今回は汚名返上なるか

~ オオカミ少年が本当のことを言えばインパクトは大きく株価は上昇しそう。 ~

PLANTの決算発表。

平成20年9月期 決算短信(非連結)

前期は終わったことなのでもういいとして、今期予想は大増益のEPS74円。株価は200円でPERは2.7倍。自己資本比率がたったの16%しかなく、財務がヨワヨワなことを考えても、2.7倍は激安ですな。

もし、っていう大前提がありますけどね。そう、もし予想業績が達成されるなら。もしEPSが本当に74円になるならば。

なりますか?ならないでしょうな。

PLANTは下方修正の常連。毎年毎年、期初には大幅な収益回復を計画し、何度も下方修正を繰り返して、結局は僅かな利益で年を終える。その繰り返しなわけです。さすがにオオカミ少年になっていて、今期予想を信じている人は誰もいないでしょう。

過去の大ほら吹きな数字を確認してみる。

2005年度

  • 期初予想 売上67500 経利850 純利445 EPS64
  • 通期結果 売上63800 経利420 純利301 PES44

2006年度

  • 期初予想 売上78000 経利550 純利290 EPS43
  • 通期結果 売上77500 経利80 純利3 PES0.6

2007年度

  • 期初予想 売上85000 経利300 純利160 EPS24
  • 通期結果 売上82500 経利479 純利-1136 PES-168

2008年度

  • 期初予想 売上84600 経利700 純利460 EPS68
  • 通期結果 売上83131 経利470 純利267 PES39

2009年度

  • 期初予想 売上90000 経利1000 純利500 EPS74
  • 通期結果 売上????? 経利???? 純利??? PES??

まさに嘘八百でやってきている。救いは、それでも売上はずっと増加してきていること。それだけは信用して、今期も増収を達成するのでしょうねえ。

じゃあ、やっぱり今期もオオカミ少年と言うことで、株価は低迷を続けるでしょうかね。それが難しいところ。

万が一、会社計画通りに業績が推移したらどうなるか?株はぐぐぐぐっと上がるでしょうな。嘘つきが本当のことを言うのだから、インパクトは大きい。僅かながら大儲けするチャンスがあるって事じゃないですか。

時々チェックしてみる価値はありそうですな。

専門小売銘柄
PLANT

2008/10/22 21:09

神戸物産の上方修正は意外でした

~ 食の安全がこれだけ言われている中での業務スーパーの好調さは不思議。 ~

神戸物産が上方修正を発表。

通期業績予想の修正に関するお知らせについて

上方修正とは言うものの、前期比では大きく減益。売上こそ微増だけど、利益は苦しい。そういう状況でも、上方修正は意外でした。

神戸物産の展開する業務スーパーへ行った経験がある人は分かると思うけど、確かに売っている物は安い。基本的に、ナショナルブランドも安いし、プライベートブランドも安いし、見たことのない商品も安い。この安さが全てと言えるのが業務スーパーですな。

今は何かにつけて食の安全の時代。そりゃあねえ、これだけ危ない物を食べさせられているわけだから、誰でも疑いの目を持つことになりますね。だから、中国を筆頭とするアジア諸国で作られた食品は特に敬遠されている。

確率的に考えると、数十万か数百万か分からないけど、沢山ある中国産の食品の中で、国の定めた安全基準を満たさないのは僅かなわけで、0.0何とか%という数字のはず。ほとんどの食品は一応安全。けど、その僅か%に当たったときが大変だから疑ってかかるわけですな。

もっと言えば、国産品だって中国製品と同じぐらい信じられないニュースを連発している。確率的には変わらないような気もするが、統計があるわけではないので何とも言えない。

何かあった場合に、国産の方が健康被害が小さい傾向はあるように思う。中国産だと真剣な健康被害が出るけど、国産の場合はそこまで酷いことはない、というような。これも、そういう感じがするだけで、数字では分からないので思いこみである。

話がそれてきたけど、そういう食の安全意識が高まっている。で、国産品、名前の良くしれた大手メーカー品、生産者の顔が見える物、に消費者は流れている。(それが心理的に安心なだけで、実際には意味がないかもしれないといのは上記の通りだが。)値段は多少多角でも安心安全(だと思いこんでるだけかもしれない)なものを選ぶ。

そこで、神戸物産の業務スーパー。ここは見たことのない安い食品がとても多い。ほとんどは中国などのアジア産。精肉なんかも見た目がとても悪い(と個人的には思う)。

食の安全志向から一番避けられそうなんです。それが今回の上方修正だったから個人的には意外感を持ったわけですね。

世界的な原材料価格の高騰により食料品に対する値上げが相次ぐ中で、業務用食品スーパーをうまく利用することで賢く節約ができるとの考え方が主婦層の中で広がりを見せ

結局、値上げが苦しいわけです。ちょっと怪しそうだけど、実際はほとんどのものは安全基準を満たしているのだから、理屈に合わない感情的な判断はやめて安い物を買うんだ、って人が多いって事ですな。。。。いやいや、そんなことあり得ない。そんな風に考えられる人は絶対多くない。

そんな人ばっかりだったら株式市場で儲かる人ばっかりですよね。

専門小売銘柄
業務スーパー 神戸物産

2008/10/18 11:11

エービーシーマートの業績は好調だけど、株価は高すぎない?

~ 決算発表は好調で、成長も見込まれるけど、今のマーケットでなぜ株価は下がらないのか。 ~

エービーシー・マートの中間決算。

平成21年2月期 中間決算短信

文句なく順調。売上の数位は既に月次で分かっていることなので、利益がどれぐらい出ているかが気になるところ。ABCマートが特に利益面でつまずく理由も今のところないし、予想通りの数字が出てきたというところでしょう。

順調に店舗数を拡大して、売上増利益増が続きそうな気配です。

200810172.jpg

そして何より驚きなのは、株価ですな。なぜにここまで強いのか。業績が順調なことは疑いようもないし、靴屋さんとしては圧倒的な強さであることも間違いない。けどねえ、いくら何でも今のマーケットでこれだけ強い株価は不思議で仕方ないですね。

同じ事を感じる人は多いようで、ずっと売り長の状態が続く。買残はほとんどなし。売残数は1週間もかからずこなせる量なのでそれほど大きいわけじゃないけど。

中期事業計画も発表されました。

ABC-MARTグループ中期事業計画の概要に関するお知らせ

これによると、現在458店の店舗数は、今期末(2009年2月)で約500店舗、2009年3月からの5年間360店の出店をして、2014年2月には820店になる計画。今期末比では+64%。その時点で売上は1500億円、今の50%増し。

調子良く伸びていく計画ですな。仮にこれがその通りになったとしても、今の株価は不思議に高い。特にこれだけ全体マーケットがブッ壊れているのにね。

専門小売銘柄
エービーシーマート

2008/10/15 23:11

携帯は売れない=ITCの減額修正

~ 構造的に新規も買い換えも弱い携帯需要、期待はできないです。 ~

携帯電話が売れない。これだけ携帯普及率が高くなれば、需要はほぼ買い換え。買い換えの場合は携帯本体の価格が新規より全然高い。販売奨励金も出なくなったし、高機能化で高くなるし。なにも買い換えに限った事じゃなくて、新規とか乗り換えとか、状況は変わらないですな。

アイ・ティー・シーの下方修正。

平成21 年3月期 第2四半期・通期業績予想の修正に関するお知らせ

当然このような結果となる。通期では利益の修正はなし。

なぜなら、

今年10 月にはモバイルナンバーポータビリティ(MNP)開始から2年目を迎え、お客様の流動性が高まるタイミングに合わせた各通信キャリアの販売促進強化が想定されます。

いや、それは期待しすぎというものでしょう。

通信キャリアが第2世代サービスの新規契約終了や終了時期の発表をしたことにより、お客様の第3世代サービス対応端末への買替えが加速化することが予想されます。

嘘ではないけど、インパクトは大きくない。

携帯端末は高価格帯に集中しているので、シンプル携帯を低価格で売ってくれれば売れるんじゃないか?少なくとも個人的にはそういうものが欲しい。まあ、それは端末メーカーが自らの首を絞めることを意味するわけで、なかなか起きそうにない動きではありますなあ。

専門小売銘柄
アイ・ティー・シー 携帯

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