カテゴリー: 専門小売銘柄

2009/01/20 23:11

ユニバース、立会外分売を株価が上がったところで実施

~ 不景気のディフェンシブ銘柄として変らず割安な食品スーパー、分売は参加の方向で。 ~

ユニバースが立会外分売。

株式の立会外分売に関するお知らせ

ユニバースは昨年末に東証一部に鞍替え上場したので、株主を増やす必要がある。鞍替えの前に基準より増やしておかなければならないので、当然基準は満たしてはいる。今回は、さらに株主を増やしておきたいって事ですな。

200901199.gif株価がグンと上がったところで分売。そうなりますな。

分売発表でとりあえず株価は下がるし重くなるのは間違いなんじゃないですか?けれど、本質的に何も変らないのだし、こんな景気でディフェンシブな割安食品スーパーであることも変らない。

大きく下げたところで分売が決まれば参加でOKです。

専門小売銘柄
ショック品スーパー ディフェンシブ ユニバース 立会外分売

2009/01/20 22:10

あさひ、このマーケットで新株発行増資できる業績と株価はすごい

~ 自転車操業とはほど遠く儲かり増資の必要もないが、株価が高い時が資金調達のタイミング。 ~

あさひが新株発行増資。

新株式発行並びに株式売出しに関するお知らせ

このマーケットで新株発行増資してくるとはなかなかやりますな。なかなかやる、とはエゲツないってことじゃなくて、優秀だって事ですよ。

ご存じの通り、あさひの業績は絶好調。先月発表された第3四半期決算は、売上+25%、営業利益+61%、経常利益+59%、純利益+64%。これを絶好調と言わずして何を絶好調と言いましょう。

通期でも同じような伸びを計画。

200901198.gif好業績を反映して株価の方も素晴らしい。まだここから十分新高値を取っていけるのではないですか?株価が高いときに増資するのは良いことですな。

それでいてPERではまだ18倍。PBRは4倍とさすがに高い。

そういう状況で、今回70万株の新株発行。1240万株の発行済株式数なので、新株は5.6%。だいたい新株発行の時は10%ぐらいの数字なので、少な目ではある。

しかしながら、この相場では嫌われそうです。株価の反応としては当然下ですよねえ。

下に行く要素としては、創業者一族が50万株売り出すという事もありましょう。創業者だって現金が欲しいし高いところで持ち株売りたいのは当然で、非難されることじゃない。問題はこういう不景気風がびゅんびゅん吹いている中で売り出すことじゃないですか?

投資家のうがった見方は、来期は業績の伸びが急速に落ち込みそうだから経営者が今売っておくんじゃないの?って感じですか。

とりあえず月次数字からはそんな雰囲気すらありませんが、いかんせんこの不景気、どうなるか分かったもんじゃありません。

どこまで株が下がるかによりますけど、激下げするようであれば買ってみてもいいんじゃないですか?

専門小売銘柄
あさひ ファイナンス 増資 新株発行 自転車

2009/01/19 12:12

ビックカメラの決算修正額が決まり今後は上場廃止に焦点

~ それなりに大きな修正額でトレーディングの焦点は上場廃止へ、ボラティリティは高まる。 ~

ビックカメラの過年度決算修正の影響額が出た。

過年度決算の訂正に伴う影響額について

間違いがありましたよと発表されたl時に適当な予想をしたわけだけれど、まあ全然当たっていませんな。そんなものです。

いずれにせよ今期以降の数字には直接影響しないのは間違いないので、影響額がはっきりしたことでここからは万が一にも上場廃止?に焦点は移りそう。

専門小売銘柄
ビックカメラ 上場廃止 家電量販店

2009/01/16 23:11

大黒天物産、この景気で食品スーパーとしては驚きの業績成長

~ 既存店売上は11月に+7.5%まで上昇、同様に株価もグングン上昇、上がらないのは配当だけ。 ~

大黒天物産の中間決算。

平成21年5月期 第2四半期決算短信

売上+14%、経常利益+88%、純利益+91%。まあこの数字はいいとして、通期数字を上方修正。今時珍しいですな。

平成21年5月期 通期業績予想の修正について

従来予想に比べて、売上で+6%、利益で+15%という内容で、ディスカウントストアとしては非常に大きな修正ですな。EPSは121円。

呼称はディスカウントなのですけど、実際には食品スーパー。イメージとしては業務スーパーのような安い食品を沢山売っているのではないかと思うのだけど、いかが?「驚きの安さ!食品ディスカウントストアー」とウェブサイトには書かれているし。

よく車で通る道沿いにラ・ムーの店舗があるにもかかわらず、実は一度もいったことがない。一度行って見てこなければ。

業績が堅調なのは既存店売上が驚くほど好調なのが大きな理由でしょうな。2008年の5月からプラスに転じた既存店売上。その後プラスの勢いを増し続けて、11月には+7.5%まで上昇。食品スーパーでこれだけの既存店プラス数字を出しているところはあまりないんじゃないですか?

200901161.gif株価は当然堅調。堅調と言うより、相当強いと言えましょう。

PER13.6倍、PBR2.3倍、配当利回り0.7%、経常利益率4.5%。割安さは全然なし。業績成長を考えれば仕方ない。それにしても、利回り0.7%は低い。配当性向は10%ぐらいで来ているが、財務は食品スーパーにしては優良なので増配してくれても罰は当たらないですよ。

この決算発表翌日は株価がガクンと下げましたけど、全体相場がめちゃめちゃ悪かった事もあるのではないですか?

不景気の中の業績成長ディフェンシブ銘柄で魅力は十分。しかしながら、ここから買っていくのはためらわれますね。往々にしてそういう風に「ここからは買えない」で見送った株がさらに値を飛ばすことは良くあるけど、さて。

専門小売銘柄
ディフェンシブ 大黒天物産 食品スーパー

2009/01/16 23:11

ビジョンメガネ、12月月次は悲惨、倒産とファイナンスどちらか必要

~ 売上を激減させ続けるのはここまで来る立派と褒めてあげたい、倒産は覚悟しておく ~

ビジョンメガネの12月月次数字。

平成21 年3 月期 12 月度売上実績のお知らせ

いやはや、言葉を失いますなあ。

全店売上は-40%、既存店売上は-31%。

前期の12月の店舗数は257で、今期12月が192だから、店舗数は確かにそれなりに減ってはいる。しかし率にすれば25%なわけで、全店売上-40%の数字は酷すぎる。既存店にしたって、ダメな店を勢いよく閉めているわけで、それでもなお-31%。

既に債務超過です。基本、倒産は覚悟しておくべきでしょうな。

別の大手眼鏡チェーンが買収するなんて事はまずあり得ない。あるのは、どこかの怪しい資金が怪しい方法で入ってくることだけ。新株予約権とか第三者割当とか、なんちゃらほにゃららとか、そういうのですな。

倒産やそういうぐちゃぐちゃファイナンスの前に上場廃止になっても不思議はありませんよ。

専門小売銘柄
ビジョンメガネ 眼鏡

2009/01/15 07:07

ミネルヴァの12月月次、不景気のさなか驚きの数字、利益は?

~ 年末の大規模セールで売上が強かったのか、それともお客がどんどん集まってきているのか。 ~

ミネルヴァ・ホールディングスの12月月次。

Eコマース(インターネット通信販売)月次速報(平成20 年12 月1 日~12 月31 日)

なんとまあ、強いじゃないですか。売上は150%、出荷件数は160%、会員数は126%。今期の月次数字では2月と同じぐらいの最高数字ですよ。

2008年末から急速に悪化し始めた景気を考えると、ナチュラムのアウトドア・スポーツ用品ネット販売というビジネスも相当影響を受けると考えた。で、個別ウォッチ銘柄から外した

気になるのは、売上増が大きなセールによる一過性かもしれないくて利益が出ていないかもしれないということ。これはよーく考えたいですな。

しかしそれにしても、ですよ。この月次数字はなんですかね。株価は上がるだろうし、業績発表が楽しみでもある。

個人的には景気の流れを考えて避けておく。もし持ってれば持続するけどね。

専門小売銘柄
アウトドア スポーツ用品 ナチュラム ミネルヴァ・ホールディングス

2009/01/12 22:10

オオゼキ、ディフェンシブな食品スーパーとは思えない利益成長

~ 優良企業の株が儲かる株ではない、優良企業の株が儲かる株になる時が重要です。 ~

オオゼキの第3四半期決算。

平成21年2月期 第3四半期財務・業績の概況(非連結)

200901127.gif食品スーパーとは思えない業績成長ですねえ。売上+2.5%、営業利益+7.3%、経常利益+7.9%、純利益+8.5%。通期予想は3Qまでの数字よりぐっと弱くなっているけれど、上方修正があるんじゃないですか?

今期は2円増配の予定。このご時世に増配は立派ですな。

客数(前年同期比1.3%増)、販売点数(同1.2%増)、一品単価(同1.1%増)、客単価(同1.2%増)の向上により、売上高は497億49百万円(同2.5%増)と当初計画の6億45百万円増収を確保いたしました。

残念ながら近所にオオゼキの店舗は無いので行ったことがない。何がどうなっているのか実際に買物に行ってみたいと思いませんか?そんな風に思う食品スーパーってなかなか無いです。

8%の経常利益を出す食品スーパー。日本で最高に優良な食品スーパーですな。

もちろん、忘れちゃいけないのは、良い企業が必ずしも株で儲かる企業ではないこと。超長期は別として、優良企業を探すのと株で儲かる企業を探すのは違いますよ。

一番良いのは、優良企業の株が儲かる株になった時。当たり前。

この前ちょっとした不適切な経利処理が発覚して売られたときは、まさにそういう時だったんじゃないですか?

専門小売銘柄
オオゼキ ディフェンシブ 食品スーパー

2009/01/11 00:12

マックスバリュ東海、食品スーパーらしく堅調な決算、ディフェンシブ

~ ほぼ前年並みの業績で推移、各種指標は食品スーパーに不景気で投資するには十分安い。 ~

マックスバリュ東海の第3四半期決算。

2009 年2月期 第3四半期財務・業績の概況

増収減益。通期業績予想の修正はなしだけど、下方修正があるかもね。大勢に影響はありますまい。

200901093.gif既存店月次売上高の推移。3Q決算短信より抜粋。11月までしか載っていないが、12月の数字は既に発表されている。

既存店。売上高100.0%、客数102.5%、客単価97.5%、一品単価101.1%、買い上げ点数96.5%。

堅調と言ったところ。

200901094.gifPER8.8倍、PBR0.8倍、配当利回り2.7%、優待利回り3.5%、総合利回り6.2%、自己資本比率65%、経常利益率4.1%。

ユニバース、ベルクと同じ、ディフェンシブ銘柄として十分な魅力的ですな。

株価は既に底値から60%も上げたので目先重たいのは仕方なし。タイミングを計るのがいいんじゃないですか?

専門小売銘柄
ディフェンシブ マックスバリュ東海 株主優待 食品スーパー

2009/01/10 23:11

コスモス薬品は2000億クラブで上方修正、キリン堂は下方修正

~ ドラッグストアの売上2000億は生き残るための最低規模、業績も売上規模で差が付いている。 ~

コスモス薬品の上方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

なんとも貴重な上方修正ですな。最近ではめったに見ることができないよう天然記念物と化した感もありますな。

コスモス薬品は猛烈なスピードで規模を拡大していて、来期には売上2000億までもう一歩のところまで行きそうな気配。ドラッグストアは最低でも売上2000億は無いと無理だろうと思っているので、その点ではコスモス薬品は2000億クラブの仲間入りです。

一方、同じドラッグストアでも2000億クラブにはまだまだのキリン堂は下方修正を発表。

平成21 年2月期通期業績予想の修正に関するお知らせ

例の呪文がここでも出てきますよ。

当社グループ(当社及び連結子会社)の12 月商戦の動向から、最終第4四半期(3ヶ月)の消費者マインドの冷え込みは一層厳しさを増していると考えられ、前回発表の通期業績見通しを達成することは難しいと判断いたしました。

2008年11月と12月からの急速な景気悪化を唱える呪文。忘れちゃいけない呪文ですな。

キリン堂に限らず小粒なドラッグストアは厳しい。

専門小売銘柄
キリン堂 コスモス薬品 ドラッグストア

2009/01/09 00:12

エービーシーマート、12月から極端に月次数字が悪化、大丈夫か

~ 既存店悪化で「2008年11月か12月から月次数字が極端に悪くなった小売り」仲間に入りそう。 ~

エービーシーマートの12月月次数字。

平成21年2月期 12 月度概況について

12月の数字は全店が+6.9%、既存店が-6.4%。今期11月までの数字を振り返ってみれば、12月の数字は非常に弱いですな。

曜日並びの問題で土曜日と日曜日が1日ずつ少なかったこともありましょう。しかしながら、景気悪化→消費者心理冷え込み→買い控えの要素は大きいんじゃないですか?

ABCマートに限らず、11月か12月から月次数字が極端に悪化してきている小売りが非常に多い。

前方注意。

同時に第3四半期決算も発表された。

平成21年2月期 第3四半期財務・業績の概況

通期予想の変更は無しだけど、さてどうでしょうね。

どうでもいいけど、1000億企業になったらキャッシュフローの状況は載せるのべきですな。必要最低限の開示をすればいいってものじゃない。

専門小売銘柄
エービーシーマート

2009/01/06 23:11

ベルクの3Q決算、順調かつ食品スーパーの中では魅力的

~ ユニバース、神戸物産、オオゼキと同様にディフェンシブとして十分絶えうる食品スーパー。 ~

ベルクの第3四半期決算。

平成21年2月期 第3四半期財務・業績の概況

業績は順調ですな。今のマーケットでは食品スーパーはディフェンシブ銘柄なので、業績が伸びているだけでOKですよ。二桁成長とか必要なし。

食品スーパーの中で業績が良く、企業の質が良く、安いものを持っておけばいいだけです。比較するべき事はたいして無く、それほど難しく考える必要はありませんね。

業績の安定感・伸び、配当利回り・安定度、自己資本比率、PBR、PER、経常利益率。クサイ会社ではないこと、危ない監査法人や主幹事ではないこと、売上規模で最低1000億ぐらいあること、出来高があること。それぐらい見ておけばいいんじゃないですか?

それらを比較して一番有利な銘柄を、場合によっては乗り換えながら、持っておくべきですな。

専門小売銘柄
ディフェンシブ ベルク 食品スーパー

2008/12/30 07:07

プレナス、「ほも弁」開始で経費増は当然、ディフェンシブ銘柄です

~ 配当利回り5%まで売られれば買うべきだが、株価上昇した今は様子見で下げを待つ局面。 ~

プレナスの第3四半期決算。

平成21年2月期 第3四半期財務・業績の概況

業績は悪い。株価は良い。この株を買えなかったのは非常に悔しいですな。

第3四半期時点では利益は前期比-40%となっているわけですが、こういう株はそんな数字で投資するわけじゃない。40%という数字はびっくりしそうだが、すったもんだの末ほっかほっか亭をやめて新ブランドほっともっとを始めたのだから、経費がたんまりかかって当然。

そういう費用はいずれ落ち着く。いずれ落ち着くって、どんな会社の費用だっていずれ落ち着くじゃん、と言われそうだが、そういう問題ではない。落ち着くとうのは、近い将来という確実性があって、今の不景気に関係ない費用。いつ落ち着くか分からない費用は話にならない。不景気に関係ある費用はどこも同じであって、そんなのは株価があがる理由にはなりっこない。

日本の弁当は言ってみれば日常食みたいなもので、多少の景気の波は受けたとしても、食べ続けられるものですな。自動車や不動産、電化製品なんかの景況感とは比べものになりませんよ。ばりばりディフェンシブ。

200812297.gifそういう場合、今期の予想EPSは82円だけど、EPS150円で考えればOKなんです。株価1100円ぐらいまで下げたとき、配当利回りが5%になったら買いだなあなんて考えていたわけですよ。PERで言えば7倍ちょっと。

そうこうしているうちにあれよあれよと株価は上がってしまった。今でも割安ではあるものの、魅力は薄い。

それに何より、逃した株を追いかけるのはつらいですな。数字的な魅力より、精神的な魅力が薄れているって事。

あきらめてほっともっと弁当でも食べたいところなんだけど、近所に店がない。これからできてくるんでしょうな。味はほか弁と変わらないと予想。ちなみに、ほっかほっか弁当は略してほか弁。ほっともっと弁当は知ってますか?ほも弁らしいです。冗談じゃないですよ。

専門小売銘柄
ディフェンシブ プレナス 弁当 配当

2008/12/29 06:06

ビジョンメガネ、債務超過転落で倒産・乗除廃止を避けるため増資

~ スポンサーが誰なのか気になるが、結局は既存株主の持分が大きく希薄化されるはず。 ~

ビジョンメガネの第2四半期決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信(非連結)

ビジョンメガネの債務超過は予想したとおりで、中間期での債務超過となりました。倒産、上場廃止、ウルトラCと3つの可能性を考えていたけれど、どうやらウルトラCで決着をつけそうな気配ですな。

当社は債務超過に陥った純資産を回復するため資本性資金の導入を図るべく様々な手段を講じてスポンサー探しを続けてまいりました。この結果、スポンサー候補が見つかり、現在、業務提携、資金支援に向けて協議を継続しております。

スポンサー候補はどこでしょうね?まさか同業他社が吸収合併してくれるわけはありますまい。ここはやっぱりウルトラCで、訳の分からないクサイところに1株数円とかで大量に新株発行するとか、そういう事しかないですよね。

新株発行数は発行済株式数の何倍にもなったりすることは十分ありますな。先日東証から理不尽な増資は禁止しますよ、と発表されたが、まさにこう言うことですよ。来年の夏からの規制なので、もしその時であればビジョンメガネは増資できずに倒産って事になるはずだったんですかね?

金融機関はどうしようもなくてもう少しだけ待ってやるって感じです。

また、期限の利益の喪失状況につきましては、金融機関からも、スポンサー候補との条件面での合意が完了し、スポンサー候補の意向を酌んだ再建計画を提示後、各金融機関においてその妥当性を評価するまでの一定期間は静観いただける合意ができております。

まだまだ綱渡りは続きます。君子危うきに近寄らず。短期トレード以外は手出し無用ですよ。

専門小売銘柄
ビジョンメガネ 上場廃止 倒産 増資 眼鏡

2008/12/27 07:07

イマージュ、倒産の瀬戸際で超高利回りの株主優待は縮小へ

~ 資金繰りの悪化で資金調達を計画している間も業績は悪化の一途、優待次第で株価は一段安へ。 ~

イマージュホールディングスの第3四半期決算。

平成21年2月期 第3四半期決算短信

ひどい内容ですな。業績悪化のスピードがものすごい。恐いのは銀行からもう融資しませんよって言われること。そうなれば資金繰りに行き詰まって倒産ですから。そうなってもおかしくないぐらいの業績悪化スピードと言えましょう。

11月26日には継続疑義の注記に関してプレスリリースがあった。

「継続企業の前提に関する注記」に関するお知らせ

曰く、

さらに、一時的な運転資金の不足が生じる可能性に対処すぺく、平成20年10月及ぴ11月に当社代表取締役社長南保正義から運転資金を借入れております。また第三者害リ当増資等を含めた資本政策についで具体的な検討を進めてまいります。

資金繰りは危険な所まで来ていますな。

200812261.gif株価は暴落。暴落前の水準は赤字企業にしてはずいぶん高い気がするが、実際高いですね。高い理由は簡単で、魅力的な株主優待の力と言えましょう。

8000円相当の自社商品を年に2回もらえるので、暴落前の株価水準で優待利回りは驚きの40%。自社商品というのはライスフォースの化粧品。そんなものは使わないって人はヤフオクで売る。4000円~5000円ぐらいで落札されるので、その場合で優待利回は20%~25%となる。

株主優待好きでこの株を買わないと言うのはバカですよ。

そういうわけで株価は高かった。株価は暴落したのでさらに高利回りになり、化粧品を使えば優待利回100%。使わなくても50%を越える。そんなアホな。

株主優待は廃止か縮小が発表されますな。そこでもう一段、優待投資家の投げ売りで株価が下がるんじゃないですか?株主優待で値を保っていた株から優待を取ってしまえば、後はどうなるか、子供でも分かりますな。

専門小売銘柄
イマージュ 倒産 株主優待 継続疑義 高利回り

2008/12/17 07:07

MonotaRoが強気の初配当を決定、うれしい誤算

~ 不景気と潜在市場の大きさと天秤に掛けてMonotaRoは不景気でも大丈夫と判断。 ~

MonotaRoが初配を決定。

平成20年12月期の配当予想の修正(初配)に関するお知らせ

意外と配当を始めるのが早いですね。あと2年ぐらいはかかるのかと思っていましたが。それよりも意外なのは配当金額の5000円ですな。5000円は今期予想EPSの22%。今期のEPSは税負担が無いので、それを考慮に入れればEPSの35%になる。新興小型成長株で配当性向35%というのは立派じゃないですか?

200812163.jpg配当利回りは2%。小型成長株では驚きの数字と言えましょう。

もともと財務状況は良いので配当に無理は無い。

来期も業績好調の自信が無ければ配当開始もないでしょうからね、その点では非常に嬉しい初配と言えましょう。

中小製造業を商売相手にするMonotaRoにとって、この不景気は逆風なのではないかという考えもありますな。景気後退で真っ先に影響を受けるのは下請け、孫請けの町工場であって、まさにMonotaRoの業績に直結するという流れ。

この点はかなり気になる。

一方で、MonotaRoの説明するとおり、町工場の消耗品購買は極めて原始的で、潜在市場規模は巨大でしょう。原始的な潜在市場がまだまだある状況では、不景気なればなるほど町工場は経費削減の方法としてMonotaRoを選ぶはずなんです。単純にMonotaRoに注文するだけでより便利で安く消耗品が手にはいるわけですから。苦労せずして経費削減できるところに手をつけないわけにはいかないってことです。

結局、景気減速下での町工場全体の消耗品需要減少、不景気による既存客への売上減少、既存客が不景気だからこそより有利なMonotaRoへ今まで以上に発注する売上増加、新規顧客が経費削減にMonotaRoを使うようになる売上増加、そういう諸々のパラメーターが全部合わさって、最終的にどうなるかじゃないですか?

ズバリ、MonotaRoにはプラスに働くと思いますね。

潜在市場規模が大きいのがやっぱり重要ですな。そこでどんどん拡大していくスピードは景気減速による需要減を十分補って余りあるはず。基本、そういう考えですよ。

専門小売銘柄
MonotaRo 工場消耗品 有望 配当

2008/12/17 06:06

ミネルヴァ、棚卸資産の急増は気になるが業績数字は好調

~ 順調な業績で株価は安値放置、ナチュラムとしては9%近い自社株買いは正しい資本政策。 ~

ミネルヴァ・ホールディングスの第3四半期決算。

平成21 年1 月期第3四半期財務・業績の概況

業績数字は計画通りのものと言えましょう。基本的にどこのアウトドア・スポーツ・フィットネス用品の小売会社も業績は良い。ミネルヴァは小粒なので伸びしろも大きいですな。いかんせん利益率が低いのは安値大量販売商売の性。業績が伸びているうちは問題ではないですが、悪くなるときは酷いことになりますな。

新ショップの立ち上げ、AmazonやYahoo!への販路拡大、どれもうまく行っている様子。セキュリティ問題関連の費用が心配されたけど、結局全然大丈夫だった。ま、そういう問題は大丈夫なことが多いが、大丈夫でなかった場合の影響は大きいので注意が必要。

気になるのは棚卸資産が急増していることじゃないですか?売上は+28%で棚卸資産は+53%。それもあって営業キャッシュフローは貧弱ですな。新ショップや販路拡大で在庫を厚めにしているって事ですか?これから一気に売れるという何か自信というか確信があるんですか?クリスマス?特損はやめてね。

同時に自己株取得が発表された。

自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ

200812162.jpg業績よりもこちらが強気材料ですな。発行済株式の8.9%の自己株取得。株価はバカみたいに売り叩かれていて安値放置なので、会社としてはいい加減にして下さいよ、って言いたいんでしょうな。それは確かにその通り。自分の8.9%がたったの6千万円ぐらいで買えるわけで、キャッシュに困っていないし買っておくのは当然と言えましょう。消却してね。

専門小売銘柄
アウトドア スポーツ ナチュラム ミネルヴァ・ホールディングス 有望 自社株買い

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