カテゴリー: 専門小売銘柄

2009/03/06 10:10

7&Iの格安スーパーが売れている、同業他社を確認して損はない

~ 格安スーパー、大黒天物産にしても確かに激安、7&Iでも業態転換で売上が2倍になる。 ~

格安スーパーがかなり売れるらしい。セブン&アイ・ホールディングスがイトーヨーカ堂を格安スーパーに転換したら客が増えたというのは知っていた。しかし、その増え具合は相当なもののようですね。

2009/03/06, 日本経済新聞 朝刊

セブン&アイ、格安スーパー出店増、業績好調受け09年度20店に、全店舗の1割強。

 セブン&アイ・ホールディングスは格安スーパーを現在の二店から二〇〇九年度中に二十店強へ増やす。〇八年に既存のイトーヨーカ堂を格安店に転換し販売価格を一〇―三〇%下げたところ、節約志向をとらえて業績が好調なため。ヨーカ堂は全国に約百八十店あり、〇九年度中に格安スーパーが全体の一割強を占めることになる。

 ヨーカ堂よりパート比率を高め、チラシ回数を減らすなど運営経費を約三割削減して、販売価格の引き下げ原資とする。生鮮品にも力を入れ、ピーマン十五円、サンマ一尾八十八円などの目玉商品をそろえる。

 昨年八月に都内に開いた一号店は、店舗転換前に比べ売上高が約五割伸びた。最近は低価格志向に拍車がかかり、転換前の二倍で推移している。このため当初十店程度だった〇九年度の出店計画を上方修正した。

 大手小売りではイオンが昨秋から格安店「アコレ」の出店を始め、現在三店を運営。ローソンが運営する「百円コンビニ」も好調だ。消費者の生活防衛意識は一段と強まるとみられ、ディスカウント型の小売店が各地で急速に増えそうだ。

売上が50%増とか2倍とか、スーパーでは驚異的と言えましょう。転換前のヨーカ堂が相当酷かったということがあるにしても、信じられないような増え具合かと。

何も7&Iやイオンが展開するまでもなく、既に格安スーパーはある。

例えば、つい先日、大黒天物産が展開するラ・ムーへ初めていく機会があった。

確かに安い。3パックの納豆が55円、もやし18円、牛乳119円。正確な値段ではないにしても、ほぼそう言う感じ。全体として、ああちょっとは安いね、って感じじゃない。何これすごく安いね、って感じ。こういう価格はセール価格ではなくて、毎日価格なのですよ。

試しに納豆を買ってみた。味は良くない。納豆はかなり好きな食品なので納豆にはうるさいと言うこともありましょう。普通に食べるには十分なのかも知れない。

それにしたってですよ、55円という納豆とジャスコに売ってる99円の納豆と、値段が違いすぎる。

価格に敏感な消費者は不景気でますます敏感になる。食品も安いものを買う。当たり前と言えば当たり前。

大黒天物産の業績は非常に良いし、株価も強い。

7&Iの格安店の売上がヨーカ堂の2倍になるのも頷けるし、積極出店していこうという気にもなりましょう。

今まであった格安スーパーだと、食の安全で少し躊躇する人がいたと思うんです。ヨーカ堂やイオンの看板があれば、そういう心配はぐっと和らぐんじゃないですか?現実は別として、安全や安心にはイメージが大切ですからね。

格安スーパーが大手総合スーパーの業績に貢献するのはまだまだ先の話。株価インパクトなんて当然ない。ただ、既にある格安スーパーを見直してみる良い機会になるんじゃないですか?

専門小売銘柄
イオン セブン&アイ・ホールディングス 大黒天物産 総合スーパー 食品スーパー

2009/03/04 13:01

バルス、不景気で敢えてフランフランで買物する理由はない

~ 2月の月次数字は急激にスローダウン、自社株買いもあるが、雑貨という業態で業績はダメ。 ~

バルスの2月月次数字。

平成22年1月期月次売上概況(2月度)

200903047.gif全店104.8%、既存店87.1%。既存店の数字は猛烈な落ち込み。全店にしてもプラスではあるものの、1月までの数字を考えれば相当なスローダウンと言えましょう。

自社株買いの発表もあり、それはプラス。今の相場は自社株買いを発表すると株価が跳ねる。跳ねたらすぐ戻る。

フランフランで売っているようなものは不景気で敢えて買おうというものじゃないですよね。

専門小売銘柄
バルス フランフラン 雑貨

2009/03/04 12:12

エービーシーマート、2月は急速な悪化は止まらず、目先も厳しそう

~ 内需小売り各社の業績は強弱はっきりする段階、株価にもメリハリがつく、ABCマートは弱い。 ~

エービーシー・マートの2月月次。

平成21年2月期 2 月度概況について

200903042.gif全店+3.1%、既存店-8.1%。月次数字としては過去1年で最悪の数字。2月末決算なので、通期の数字としては、全店+13.1%、既存店+1.1%。Qごとに見てみれば、1Q、2Q、3Qは好調で、4Qに入ってがっくりと悪化。まさに10月からの急速な景気悪化と同じ。

ABCマートはユニクロやポイント、ニトリ、あさひなどと並んで、昨年は業績好調な小売業の一つだった。これら以外にも、ボロボロの外需景気敏感企業との比較で業績悪化の程度が少ない内需小売企業は沢山ありましたな。そして、株価にしてもその状況を反映して、よく上がりました。

10月からの景気の変調でいよいよ相対的に業績・株価堅調な内需小売り系も厳しくなると判断した。

そのなかでどの企業が持ちこたえるかなんて分かりようもない。だから一斉に全部売られた。

今年も2月まで来て、だんだん持ちこたえている企業がはっきりしてきたと思いませんか。結局、ユニクロ、ポイント、あさひ。順調なところ。

相対的に業績の良い内需小売りに資金が集まり→いよいと景気の急悪化で一斉に売られ→絶対的に業績好調な小売りがはっきりし→小売企業の株価に大きくメリハリがつく。

そういう流れかと。

買うとすれば大きいメリハリが上へ付くものだけになりましょう。

専門小売銘柄
あさひ エービーシー・マート ニトリ ポイント ユニクロ 小売り

2009/03/03 12:12

ワークマン、月次数字はつるべ落とし、商品は景気敏感な仕事向け

~ 12月まで踏ん張ってきたが、1月から急落、これからまだ悪くなるが株価は折り込み済み。 ~

ワークマンの2月月次。

平成21 年3月期 月次前年比速報に関するお知らせ

200903033.gif全店売上高が88.6%、既存店売上高が85.7%と強烈なスローダウン。12月までは100%をほぼ維持してきて、1月2月とつるべ落としの状況。

ワークマンの商品は景気敏感な仕事をしている人向けなので当然と言えば当然。第3四半期決算の時に考えた通りと言えましょう。

まだまだ数字は悪くなりますよ。

株価はそんなことはとっくに折り込み済み。相変わらず利益は今の計画から半分ぐらいにはなってもおかしくない株価ですな。

専門小売銘柄
ワークマン 作業着

2009/02/25 19:07

ユニバース、通期で上方修正があるかも、無くてもディフェンシブ

~ 業績も株価もディフェンシブな動き、利回り3%は十分、大きく儲からなくても損は小さいはず。 ~

ユニバースの第3四半期決算。

平成21年4月期 第3四半期決算短信

売上高+2%、営業利益+5%、経常利益+6%、純利益+11%。順調。通期計画は、売上+2%、営利-4%、経利-4%、純利+30%。営業・経常利益は減益の計画ですけれど、増益を達成しても全然不思議はない。計画通りでも文句はなし。

200902251.gifディフェンシブ銘柄としてユニバースを個別銘柄ウォッチに入れている。

業績についてはその通りの展開が続いている。株価についても、全体マーケットを考えれば、十分以上にディフェンシブの値動きじゃないですか?

今の株価で、配当利回り2.5%、優待利回り0.4%。利回りが高い銘柄は他に沢山あるので、ユニバースの利回りは高くはない。ディフェンシブかつこの利回りなら悪くはない。

専門小売銘柄
ディフェンシブ ユニバース 食品スーパー

2009/02/11 11:11

ミネルヴァの月次は強い、ライフスタイル系スポーツが市民権を得る

~ ユニクロでもソフト系スポーツファッションは勢力を増している、これは社会の流れでしょう。 ~

ミネルヴァ・ホールディングスの1月月次数字。

Eコマース(インターネット通信販売)月次速報(平成21年1月1日~1月31日)

200902112.gifなんだか立派な数字が並んでいます。売上高は126.8%、出荷件数は135.7%、会員数は125.5%。全く衰えませんな。

1月期末なので2009年1月期が終わったわけで、通期でも売上は+30%ぐらいはいったでしょう。

スポーツ・アウトドア用品小売りの業績が良いことは何度も何度も書いている。健康志向とかメタボとか流行りとか、なんだかいろいろ要因はあるのでしょう。けど、この不景気の風をこらえられるほど強いのか、非常に怪しい、と考えた。

そういう事で、ミネルヴァ(ナチュラム)は既に外した。株は安いのだけど、業績がグングン悪化すると思ったわけ。

出てくる数字はそういう勝手な考えとはずっと正反対。

もう一度考えてみた。

アパレル小売りでは一人勝ちのファーストリテイリング。ユニクロ店舗を思い出すと、そう言えば以前とは違うと感じる点がありませんか?

そう、スポーツ系ファッションの衣料が増えている。吸汗・発汗に優れたテロテロした生地で作られたさらっとしたやつですね。

以前はこの系統の服はユニクロには無かった。いつ頃から店頭に並びだしたのか全然記憶にないが、徐々に大きなストアスペースを占めるようになってきていると思うんです。

単にファッションとしてスポーツ系アパレルを着る人をターゲットにしているのか、それとも実際にスポーツをする人をターゲットにしているのか、まあどっちでもいい。大切なのは売れているから増えているって事。

スポーツと言ってもハードなものからソフトなものまでいろいろある。少なくともユニクロで売っているものにはハードなものはない。ハードとは例えば野球とかサッカーとか、ラグビーとか。つまり、体育会系。

ソフトなものはジョギングとかヨガとかスポーツジムとか。つまり軟派系。いや、体育会系の反対で軟派系はふさわしくないでしょうな。ライフスタイル系とか呼ぶ。

そういうライフスタイル系スポーツ衣料がユニクロには並んでいる。で、売れているらしい。

なるほどね、スポーツと聞くとどうしてもハードなものを思い浮かべてしまうが、それは発想が貧困だし間違っている。メタボの人や健康志向の人がハードなスポーツをする事は少ない。世の中皆さん楽しみながら運動して健康で若々しく過ごしつつスポーツ仲間と楽しみたい。

私もスポーツジムに行っているのでこれはよく分かる。昼間のスポーツジムはリタイアした人達の社交場みたいになものですよ。

ナチュラムに関して四季報では、「釣り具・アウトドア、健康・美容関連商品販売が想定超」とありますけど、これにしてもうねりは同じ。

200902113.gifで、ナチュラムの株だけれど、業績の好調さに関わらず上がっていない。(そういう点ではナチュラムを外したのは正解でしたが。)

売上は増えても利益が伸びないのはミネルヴァの一番ダメなこところ。利益を伸ばそうとすれば売上が伸びない。なぜならネットで買物する消費者はすぐに1円でも安い方へ向かう。特にナチュラムなんかで売っているものはどこでも売っているものも多く、楽天で検索して一番安いところで買うだけ。

そういう事もあって、結局株としては魅力があまり感じられない。しかし株が安いことだけは間違いないでしょう。

専門小売銘柄
アウトドア スポーツ ナチュラム ネット通販 ミネルヴァ・ホールディングス

2009/02/07 15:03

アイエーグループ、3Q決算を見て通期業績達成を信じる人が増えそう

~ 通期未達懸念で叩き売られた株は今や利回り10%超でPER3.8倍の低評価、見直されるか。 ~

アイエーグループの第3四半期決算。

平成21年3月期 第3四半期決算短信

大きく増収増益なのは連結子した子会社の業績がプラスされているから。メインのカー用品販売(オートバックス)は既存店ベースで当然の減収。カー用品以外にブライダル事業、建設不動産事業、レンタル・ゲーム事業と手広くて節操が無いわけだけど、どれも黒字なので文句はありますますまい。

中間業績発表時点での通期業績予想と、今回の3Qでの通期予想と数字は変わりなし。でもね2Q時点では通期達成は無理だなって思っていた人が多いと思うんです。3Q決算を見て、通期達成できるじゃん、ってこの株が気になる人も多いんじゃないですか?

そういう2Q時点での考えもあって、株価はPER3.8倍まで売られている側面は間違いなくあるでしょう。今のマーケットではPERなんて屁の突っ張りにもなりませんけど、そうは言っても3.8倍は低すぎかと。

そして配当利回りが4.8%、優待利回りが10%。優待を使わなければヤフオクで売る。額面の60%がせいぜいではあるものの、それでも優待利回りは6%。総合利回りはどうやっても10%を超える水準。

ま、そうはいうものの、カー用品販売というビジネスはつまらないのは間違いなく、そういう点では何も魅力がありませんな。

専門小売銘柄
アイエーグループ オートバックス カー用品 ブライダル 株主優待 配当 高利回り

2009/02/07 14:02

アルペンに限らずスポーツ・アウトドア用品小売りは健闘している

~ 不景気を考えれば苦しい業界、健康志向の高まりはそれを補って有り余るのだろうか? ~

アルペンの中間決算。

平成21年6月期 第2四半期決算短信

好調な決算です。

スポーツ・アウトドア用品の小売り各社の業績が良いのは今までも時々言ってきた通り。なぜかよく分からないが、世の中そういう流れがあるのでしょう。

それとも何か人気が上がり調子のスポーツがあって、それだけが健闘しているのだろうか?ゴルフ?決算短信の中でもゴルフについては特に言及があるしね。それに、ゴルフ5の店舗数は179店で全体360店舗の半分ですから。売上的には40%ぐらい。

この辺の部門別にどこが伸びているかはいずれ出る四半期報告書で分かる。

これは前期決算短信の中の記述。

スポーツ・レジャー用品業界においては、平成20年4月から義務づけられた特定健診制度(メタボリック健診)等の追い風もあり、健康志向は一層の高まりを見せており、健康増進を目的としたランニング、ウォーキング、トレッキング市場が拡大するとともに、中高年層を中心にゴルフ需要の拡大が見られました。また、選別消費志向が強まる中において、機能性(吸汗速乾等)を有する衣料の市場が順調に拡大しました。

200902071.gif昨年10月頃からの景気悪化の酷さを考えて、関連企業の中で見てきていたミネルヴァ・ホールディングス(ナチュラム)は外した。

だけど、アルペンの業績を見るにつけて、スポーツ・アウトドア用品はまだいけるのかも知れないと感じませんか?

アルペン月次情報

1月の数字は悪くない。12月の数字も確かに落ち込んではいるものの、それほど酷い数字ではないですな。会社計画の通期数字を前提にすると、下半期は売上+0.8%の計画になる。1月は99.9%なので足りてはいない。

専門小売銘柄
アウトドア用品 アルペン スポーツ用品 ミネルヴァ・ホールディングス

2009/02/05 11:11

ワークマン、景気の波を受ける作業着の落ち込みはこれから

~ 作業着を使う業界の不景気はもっと酷くなるわけで、その前提では株価は上がらない。 ~

ワークマンの第3四半期決算。

平成21年3月期 第3四半期決算短信(非連結)

作業着を売っているのでどうしても景気の波を受けますな。新規出店ではカバーできないぐらいに業績は落ち込んでいる。通期計画は未だに増収増益なんだが、これは無理でしょう。そのうち下方修正がでますよ。

決算説明会 補足資料

200902053.gifこの資料の8ページ目を見るとメイン商材の作業着の落ち込み具合がよく分かる。特に、第3四半期累計ではなくて3Q単独で見るとその落ち込みが酷くなっている。これはもっと悪くなるでしょうな、こんな景気では。

出店余地はまだまだ沢山あるのでその点は心配ない。中長期的には魅力的な株価なんじゃないですか?配当利回りが3.5%なので、4%とか5%になれば文句無しです。

専門小売銘柄
ワークマン 作業着 建設

2009/02/04 14:02

ユナイテッドアローズの1月概況は12月に引き続き醜悪、高級はダメ

~ 高級路線のアパレル小売りが不景気で伸びないのに違和感は全然ない、月次は当然厳しい。  ~

ユナイテッドアローズの1月概況。

平成20年1月度(平成21年3月決算期)月次売上概況(速報)についてのお知らせ

全店は101.5%、既存店は91.8%。ボロボロだった12月からはちょっぴり回復したものの、醜悪な数字であることに変わりは無し。

UAのブランドは基本的に高級路線のなので不景気にはどうしても厳しいですな。

専門小売銘柄
アパレル ファッション ユナイテッドアローズ 小売り

2009/02/04 14:02

バルス、1月の既存店は久しぶりのマイナス、必需品ではなく厳しい

~ 生活雑貨は不景気だったらフラフランで買わなくてもいい、株価が安くなっても買わなくてもいい。 ~

バルスの1月月次数字を確認。

平成21年1月期月次売上概況(1月度)

全店は116.7%、既存店は99.8%。既存店の100%割れは少なくとも過去2年間はなかったわけで、久々のマイナスですな。イヤーな感じがしますねえ。

1月末決算なので2009年1月期が終わり。年間での全店売上高は120.5%、既存店売上高は107.9%。この数字だけ見れば文句無しの結果ですよ。

200902043.gifさて、2月からはどうでしょうな。株価的にはもうダメですよと言っている感じがしませんか?

フランフランで扱う商品は生活必需品でもないわけで、懐具合が寂しいときにはカットされても仕方ない物。そういう物なワケだから、株の方はどうしたって慎重にならざるを得ないでしょ。いや大丈夫だ、っていうのはガッツっていう古い言葉がピッタリな態度と言えましょう。

そんなリスクを犯す局面じゃない。

専門小売銘柄
バルス フランフラン 小売り 雑貨

2009/02/04 14:02

ファーストリテイリングの1月月次は減速感があるが引き続き好調

~ 高値から25%下落しても株価はまだ安くない、一人勝ちユニクロだからもう下げないか? ~

ファーストリテイリングの1月月次。

平成21年8月期 国内ユニクロ事業 売上推移速報

相変わらずの好調さ。既存店売上が105.7%、全店売上が109.4%。今期ここまで既存店113.7%、全店117.3%。

スローダウンしてはいるものの、誰もがうらやむ数字ですな。

200902042.gif株の方は、12月に内需系銘柄が一斉に売られたのにつられて高値から25%の下落。それでもたったの25%ですな。十分高評価なわけであって、まだとてもじゃないけど買いたいとは思わない。

まあ、ユニクロといいABCマートとといい、好業績な小売りの株価は下げても知れているのかもね。買われる株はどこまでも、売られる株もどこまでも。だったら素直に買っておけっていう方法もありましょう。

個人的には今はそういう事をする相場じゃないと思っているので様子見ですな。

専門小売銘柄
アパレル ファッション ファーストリテイリング ユニクロ 小売り

2009/02/04 14:02

エービーシー・マート、足取り軽く、数少ない月次数字好調の小売業

~ 12月の悪数字からは回復、株価は下げたと言え高い、太陽ASGには注意が必要。 ~

エービーシー・マートの1月月次数字。

平成21年2月期 1 月度概況について

12月の大きく落ち込んだ数字からはずいぶん回復。既存店は+0.3%、全店は+13.9%。この数字自体は相当立派じゃないですか?

200902041.gif景気敏感企業が軒並み大赤字、内需関連企業もずいぶん差が付いてきた中で、これだけの数字を出している小売企業はなかなかない。ユニクロのファーストリテイリングぐらいか。ニトリとかアスクルもそうだな。

株価は12月の高値から30%も押したけれど、それでもまだ全然安くはなっていない。この業績じゃあ安くなるはずもないわけだが、だからといって買う気にもならない。

それから、残念なことに、ABCマートの監査法人は太陽ASGなんですよね。これは引っかかりますな。

専門小売銘柄
エービーシー・マート 太陽ASG 小売り 監査法人

2009/01/29 18:06

SHOEI、優良企業が業績悪化で突発的に高配当になった時は狙い目

~ 配当利回り6.5%は魅力的、株主優待の新設で総合利回り10%を越えようものなら文句無し。 ~

SHOEIの第1四半期決算。

平成21年9月期 第1四半期決算短信

200901295.gif業績数字は前期比で減収減益。計画通りというか、会社が説明していた通り。こういう小型優良企業の場合、景気が回復しさえすれば事は片づくと言えるのが良いですな。あと円高も。

それまでは配当でも取りながらのんびりしていればいいってことで。幸いにもSHOEIの配当利回りは6.5%もありますな。優良企業の突発性の高配当は狙っていくべきじゃないですか?

願わくばお得な株主優待でも新設して欲しい。それで総合利回り10%にでもなれば文句無しですよねえ。

専門小売銘柄
SHOEI ヘルメット 配当 高利回り

2009/01/26 23:11

メルコ、業績はバッファローのように強くない、ビジネスがつまらない

~ 国内消費が昨年末から厳しくなっていることを再確認、投資は2極化する小売りを考える。 ~

メルコホールディングスの第3四半期決算。

平成21年3月期 第3四半期決算短信

大きく減収減益ですな。気になるのはこんな説明でしょう。

特に第3四半期連結会計期間(10月~12月)に入ると、世界的な金融危機がわが国の実体経済にも影響し始め、パソコン関連製品の売れ行きにも急ブレーキがかかりました。

国内消費は11月ぐらいから猛烈に悪化している。メルコも同じ事を言っている。嘘じゃないだろうね。

つまり、メルコはどうでもいいんだけれど、内需小売り系企業は2008年10月か11月ぐらいから業績ががっくりと落ちている事を改めて確認すべきって事。

メルコの場合は最終需要と在庫需要の2つで業績の悪化は激しくなる。

この需要減退に対応し販売店各社が流通在庫の圧縮に動いたため、市場の停滞以上に当社グループの売上高は伸び悩みました。

ところでBuffaloのメルコだけど、つまらないビジネスですな。だってね、売っている物がメモリ、ストレージ(ハードディスク)、ネットワーク、アクセサリ、っていうPC周辺機器。

とにかく値下がりが酷い。

200901261.gif前期比で数量が20%増だとか30%増だとか、そんなのは全然関係ない。単価が同じかそれ以上に下がり続けるわけで、どうにも利益は出ない。そんな物ばかり売っているのだから、全く面白みがありませんな。

具体例がちょうど短信にある。

ストレージ製品は、第3四半期に主力の外付けハードディスクにややブレーキがかかりましたが、販売台数は年率20%程度の成長を持続しました。しかし、販売単価の下落と第3四半期の在庫補償15億49百万円の影響が大きく販売金額はほぼ前年並みとなりました。

販売台数が20%増えても売上高は横這い。販売単価の下落が酷いって事ですな。

専門小売銘柄
Buffalo PC メルコホールディングス

2009/01/24 17:05

ティムコ、現金価値以下まで売られて激安だが、それでも買いたくない

~ 現金修正PBRで1倍を越えるのが真っ当な評価という悲しさ、業績が縮んでいるから仕方ない ~

ディムコの決算発表。

平成20年11月期 決算短信(非連結)

PBR的に激安。BPS2500円、現金修正BPSが1000円。株価480円でPBRは0.19倍、現金修正PBRは0.48倍。借金なしで自己資本比率は86%。バカげた安さですな。

バカげたとは言っても、これが真っ当な評価というのが悲しい。過去10年間、ティムコのBPSはほとんど変わっていない。株価は500円~1600円の間。つまり、PBR1倍を越えたことはない。

さすがに売上が10年も減りつつける方向にあると厳しいわけですよ。そりゃあね、まったく企業規模が拡大するなんて見込みがないのだし、それでは株も上がりようがない。

長期的には成長していく企業が何かの拍子で業績悪化し叩き売られ、現金修正PBRが魅力的で高配当にでもなれば、それは100%買い場。残念ながらティムコはこのケースではない。

配当利回り5%になれば買ってもいいんじゃないですか?知らん顔して持ち続けるって事で。5%は450円、450円は上場来安値。

専門小売銘柄
PBR アウトドア ティムコ 配当

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