ミネルヴァの月次は強い、ライフスタイル系スポーツが市民権を得る
ミネルヴァ・ホールディングスの1月月次数字。
Eコマース(インターネット通信販売)月次速報(平成21年1月1日~1月31日)
なんだか立派な数字が並んでいます。売上高は126.8%、出荷件数は135.7%、会員数は125.5%。全く衰えませんな。
1月期末なので2009年1月期が終わったわけで、通期でも売上は+30%ぐらいはいったでしょう。
スポーツ・アウトドア用品小売りの業績が良いことは何度も何度も書いている。健康志向とかメタボとか流行りとか、なんだかいろいろ要因はあるのでしょう。けど、この不景気の風をこらえられるほど強いのか、非常に怪しい、と考えた。
そういう事で、ミネルヴァ(ナチュラム)は既に外した。株は安いのだけど、業績がグングン悪化すると思ったわけ。
出てくる数字はそういう勝手な考えとはずっと正反対。
もう一度考えてみた。
アパレル小売りでは一人勝ちのファーストリテイリング。ユニクロ店舗を思い出すと、そう言えば以前とは違うと感じる点がありませんか?
そう、スポーツ系ファッションの衣料が増えている。吸汗・発汗に優れたテロテロした生地で作られたさらっとしたやつですね。
以前はこの系統の服はユニクロには無かった。いつ頃から店頭に並びだしたのか全然記憶にないが、徐々に大きなストアスペースを占めるようになってきていると思うんです。
単にファッションとしてスポーツ系アパレルを着る人をターゲットにしているのか、それとも実際にスポーツをする人をターゲットにしているのか、まあどっちでもいい。大切なのは売れているから増えているって事。
スポーツと言ってもハードなものからソフトなものまでいろいろある。少なくともユニクロで売っているものにはハードなものはない。ハードとは例えば野球とかサッカーとか、ラグビーとか。つまり、体育会系。
ソフトなものはジョギングとかヨガとかスポーツジムとか。つまり軟派系。いや、体育会系の反対で軟派系はふさわしくないでしょうな。ライフスタイル系とか呼ぶ。
そういうライフスタイル系スポーツ衣料がユニクロには並んでいる。で、売れているらしい。
なるほどね、スポーツと聞くとどうしてもハードなものを思い浮かべてしまうが、それは発想が貧困だし間違っている。メタボの人や健康志向の人がハードなスポーツをする事は少ない。世の中皆さん楽しみながら運動して健康で若々しく過ごしつつスポーツ仲間と楽しみたい。
私もスポーツジムに行っているのでこれはよく分かる。昼間のスポーツジムはリタイアした人達の社交場みたいになものですよ。
ナチュラムに関して四季報では、「釣り具・アウトドア、健康・美容関連商品販売が想定超」とありますけど、これにしてもうねりは同じ。
で、ナチュラムの株だけれど、業績の好調さに関わらず上がっていない。(そういう点ではナチュラムを外したのは正解でしたが。)
売上は増えても利益が伸びないのはミネルヴァの一番ダメなこところ。利益を伸ばそうとすれば売上が伸びない。なぜならネットで買物する消費者はすぐに1円でも安い方へ向かう。特にナチュラムなんかで売っているものはどこでも売っているものも多く、楽天で検索して一番安いところで買うだけ。
そういう事もあって、結局株としては魅力があまり感じられない。しかし株が安いことだけは間違いないでしょう。
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