業務スーパー、今期は業績急回復、ポイントはホテル事業の利益
神戸物産の決算発表。
今2009年10月期は利益倍増の計画ですが、これはもちろん前期の業績が悪かったのが回復するだけですよ。スーパーの利益が倍増するなんて無い話で、倍増するのは悪化した業績が回復する時だけですな。そういう前提条件はあるものの、神戸物産の場合、スーパー以外の事業で利益が急速に回復しそうな気配がする。
本業の業務スーパーではなくてリラクゼーション・ステイ事業。小難しい洒落た名前をつけてますけど、平たく言えばホテルですな。なぜホテルなんかに手を出すのか、やめて欲しいと思うのだが仕方ない。前期はこのホテルで大損をしたので業績が半分まで落ち込んだわけ。
ホテル事業は前期7億の売上で6億の営業損失を計上してますよ。これを上期と下期にわけてみると損失はぐーんと減少しているのが分かる。上期の売上は3億で営業損失が4億、下期売上が3億で営業損失が2億。
この4億の損で前期の中間期までの業績はボロボロでした。そういう前期があるので、今期の中間期予想は経常利益645%という数字が出ている。通期でも135%と倍増以上。
多分、ホテル事業の損失がトントンぐらいまでは回復する計画じゃないですか?ま、蓋を開けてみないことには分からないけど、ここが良ければ業績は良い、悪ければ悪いってことになる。本業の業務スーパーはディフェンシブで通常通りの利益を出すわけですからね。
ホテル事業の収支が改善するって前提で、株価は安いですな。会社計画のEPS126円だとPER8倍、配当利回り3%。ホテルなんて余分なものがくっついてはいるものの、一応はスーパーでディフェンシブ。業務スーパーという安さ追求のスーパーなので今の景気にはマッチしているしね。実際、業務スーパーは安い。品質は聞くべからず。業務スーパーっていうネーミングも良いと思いませんか?そういうネーミングに消費者は弱い。安くて良いと思いこむって事ですな。
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