カテゴリー: 外食・レストラン・居酒屋

2009/08/08 11:11

サンマルク、減益幅が大きい、通期増益の計画は達成できるか?

~ 優良企業も不景気の落ち込みには苦戦、財務の優良さ、高利益率は変わらず。 ~

サンマルクホールディングスの第1四半期決算。

平成22年3月期 第1四半期決算短信

5%増収の17%経常減益。うーん、厳しい。好業績を期待するのは間違っていますけど、それにしてももう少し良い数字を出して欲しいですな。

中間期では増益になって、通期では増益幅を8%まで持っていく計画。

新規出店は十分に継続中。

新店による増収効果はあったものの、経営環境の厳しさは緩まず、既存店売上高の減少やコストコントロールが一部吸収しきれず

財務は変わらず超優良。経常利益率は下がっても14%。

外食・レストラン・居酒屋
カフェ サンマルク 外食



2009/07/16 18:06

物語コーポレーション、6月月次でははっきりとモメンタム悪化

~ 株価は全然高くないものの、モメンタム的には一番美味しい時期は終わった。 ~

物語コーポレーションの6月月次数字。

平成 21 年6月期 6月度 月次売上高前期比(速報値)及び店舗数のお知らせ

200907162.gif

既存店は100%割れ。全店では114.6%。モメンタムは完全に下降線。

株価に割高感はなくむしろ割安感さえある。今期も新規出店で20%ぐらいの売上増を計画しているはず。それでもモメンタムを失うと株価は苦しい。既に物語コーポレーションの株価パフォーマンスで一番美味しいところは終わったはず。

200907163.gif

外食・レストラン・居酒屋
お好み焼き レストラン 中華 外食 物語コーポレーション

2009/06/14 21:09

物語コーポレーション、既存店売上が悪い、株価は高くはない

~ 積極的な出店が業績を引っ張る、出店には金がかかる、株価が上がれば増資が来る。 ~

200906141.gif物語コーポレーションの5月月次数字。

平成 21 年6月期 5月度 月次売上高前期比(速報値)及び店舗数のお知らせ

5月は全店で120.3%、既存店は中華部門が100.4%、お好み焼き部門が90.0%。積極出店で店舗数は25%以上増えているので、全店で120%でも驚きはない。むしろ、力を入れている中華部門とお好み焼き部門の既存店の落ち込みが厳しいと言えましょう。

6月が期末なので、今期の業績が良いのは分かっている。投資家の注目は来期どういう数字になるのか?会社がどういう業績予想数字を出してくるのか?

200906142.gifまあ、積極出店は相変わらずするんでしょうから、売上げは20%増ぐらいでは出てきそうではある。しかしながら、既存店がこれだけ厳しい数字になってくると、利益が果たしてどこまでついてくるのか。今のところあまりいい気はしませんな。

出店にはカネがかかる。物語コーポレーションの自己資本比率は低い。株価はずいぶん上げた。ここらで一発増資をしたいところじゃないですか?

でも、株価が上げたとはいえ、PERでは未だ8.8倍。決して行き過ぎまで買われているわけじゃない。その評価の低さというのが増資の心配なのかと。業績成長と高収益性と、増資の心配と小型株であることと、不景気と外食というビジネスと。まあいろいろとトレードオフはありましょう。

ところで、増資というのは発表されるととりあえず株は売られる。希薄化でEPSが下がるわけで、理論的には正しい反応ではある。でも、大切なのは集めた金をどう使ってどう利益につなげるかというところ。だから、増資発表で連続ストップ安なんて時には、株価次第で素晴らしい買いの機会になったりするものです。

外食・レストラン・居酒屋
レストラン 外食 物語コーポレーション

2009/06/08 23:11

サンマルク、外食ナンバーワンの高収益、超優良企業、黙って長期で

~ 株価に爆発力はないし、業績にはかつての高成長はない、それでも評価は低すぎ。 ~

サンマルクホールディングスの決算発表。

平成21年3月期 決算短信

サンマルクが優秀な企業なのは今も昔も変わらない。さすがに不景気で落ちたとはいえ、経常利益率は10%台後半。ざっくりと20%と言っても文句は言われますまい。

言ってみれば、サンマルクがやっているのは普通の飲食店ですよ。それが経常利益率20%なわけですからね、こういう会社を優良企業と呼ばないわけにはいかない。

前期はわずかに減益となった。今期は1桁後半%の増収増益の計画。これまでと何も変わらず、新規業態を開発しながら、軌道に乗った業態は出店を着実に重ねていく。景気が良かろうが悪かろうが変わらない。

サンマルクの決算短信にも書かれていますけど、不景気の中で賃料が下落していて、それを好物件取得に生かそうという小売店・飲食店は結構ある。そういう説明が見られることが多い。

賃料下落局面を好物件確保につながる出店のチャンスとして捉え、着実な新規出店を継続する

アメリカのスターバックス(SBX)は、既存の店舗も含め(確か)25%の賃料ダウンを多くの店舗で交渉しているというニュースが出ていた。アメリカでの商業不動産の状況は日本より悪い感覚なので、25%という数字が出るような強気の賃料交渉ができるのでしょう。

程度の差こそあれ、日本でも同じ状況があるんじゃないですか?

200906083.gif外食企業とは思えない鉄壁のBSは相変わらず。キャッシュフローがじゃぶじゃぶなのも変わらない。文句なしですね。

株価は2008年10月から底這い。今期予想PERは9倍。配当利回り2.9%。

サンマルクは過去ずっと高評価だった。高収益で高成長がそのまま高評価につながっていた。前期はマイナス成長、今期の成長率も小さいということで、さすがに過去の高評価はもらえない。それでも、外食ナンバーワンの高収益企業の評価としては低すぎだと思う。

株価に爆発は期待できない。黙って長期的な会社の成長を待つつもりであれば、今買わずしていつ買うのかという株価なのではないですか?

外食・レストラン・居酒屋
カフェ サンマルクホールディングス レストラン 回転寿司 外食

2009/05/11 23:11

トリドール、上方修正で前期の業績は倍増、今期50%成長期待

~ 小麦粉価格の引き下げで原価改善、積極出店で増収、利益の伸びはどこまでいくか。 ~

トリドールの上方修正。

平成21 年3 月期 通期業績予想の修正及び期末配当予想の修正(増配)に関するお知らせ

相変わらずうどんが売れてます。売上が5%、利益が20%の上方修正。

平成21 年3 月期の業績につきましては、前事業年度に引き続いて積極的な出店を行った結果、計画を16 店舗上回る96 店舗(丸亀製麺94 店舗、丸醤屋1 店舗、長田本庄軒1 店舗)の新規出店を行ったこと、主力業態である丸亀製麺の既存店及び新規店舗の売上高が計画を上回って推移したことに加え、前回業績予想修正時に想定していた外部環境の変化による食材の値上り及びパートタイマーの時間給の上昇などのリスク要因を回避できたことにより売上原価及び販管費が計画を下回って推移した結果、平成21 年3 月期業績予想を上回る見込みであるため上記のとおり業績予想を修正いたします。

確かに出店ペースは非常に速い。まだまだ出店余地はあります。

小麦粉の価格が引き下げられるのは原価改善につながる。

増額で前期の成長は前々期比倍増。EPSは2万円を超える。株価は40万でPERはざっくり20倍。今期の伸びがどれぐらいか気になるところ。決算発表は13日。50%成長のEPS3万円なら買いたいね。

外食・レストラン・居酒屋
うどん トリドール レストラン 外食 居酒屋

2009/04/16 10:10

物語コーポレーション、3月月次はスローダウン、先々不安

~ 全店の伸びはまだそれなりにあるが、世の中の流れを考えると心配に思える。株は安い。 ~

物語コーポレーションの3月月次数字。

平成21 年6月期 3月度 月次売上高前期比(速報値)及び店舗数のお知らせ

200904153.gif全店は116.2%、既存店は中華部門が100.1%、お好み焼き部門が85.8%。お好み焼き部門がずいぶん沈みましたな。中華部門の数字も今期では一番弱いし、全店の伸びもずいぶん鈍ってきた。

世の中、人が入る外食は、安くて食べやすいものですな。ハンバーガーやラーメン、中華料理。つまり、マクドナルドやハイデイ日高、王将。なぜか牛丼はパッとしないけど、基本的に酒が飲めないためじゃないですか?

値の張る居酒屋をやめてハイデイ日高とか王将という流れはあっても、吉野家へ行くという流れはないでしょうな。

つまり、低価格で食べやすく、酒が飲めて居酒屋代わりにもなり、車のいらない立地が人気。

物語コーポの月次は決して強くない。さらに減速しそうな臭いがする。不景気や流れを意識すれば、気になることは多い。

株はまだ安い。絶対的には安いけど、ずいぶん上げた。欲張らないことが大切ですな。

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お好み焼き ハイデイ日高 ラーメン レストラン 中華料理 物語コーポレーション

2009/04/14 11:11

餃子の王将、不景気な世の中で安くて食べやすい中華料理が人気

~ 既存店は20ヶ月連続の100%超、不景気になってますます選ばれる低価格外食企業。 ~

王将フードサービスの3月月次。

平成21年 3月  月次売上高等について

200904134.gif全店が116.9%、既存店が114.2%。3月期末なので前期数字が確定。全店は110.7%、既存店は106.9%。強烈に優秀な数字と言えましょう。全店については69ヶ月連続、既存店については20ヶ月連続の100%超えですからね。

低価格ラーメンチェーンといい、マクドナルドといい、とにかく安くて食べやすいものが売れる。不景気はこれからも続くわけで、低価格フードの人気も続くんじゃないですか?

王将の株価はずいぶん戻しましたけど、それでもPERは10倍ちょっと。配当利回りは2.7%。バリュエーション的にはハイデイ日高も同じぐらいですな。

結局、低価格中華系食堂の現時点のマーケット評価はこれぐらいって事ですか。

外食・レストラン・居酒屋
レストラン 中華料理 外食 王将フードサービス

2009/04/14 11:11

ハイデイ日高、今期の計画は保守的に見える、足下3月数字は堅調

~ 今期計画は、既存店100%、原価率一定の計画、それで10%程度の増収増益は保守的。 ~

ハイデイ日高の決算発表。

平成21年2月期 決算短信(非連結)

前期は13%の増収で3%の経利増。売上げは200億円台に乗せた。今期計画は10%程度の増収増益。EPSは91円で、PERは10.5倍。

出店は38で期末店舗数は219。相変わらず店舗は東京、神奈川、埼玉、千葉だけ。今期は30の出店を計画。退店予定は2店舗。今期末には店舗数は249になる計画。前期末比で+14%。出店は一都三県の駅前に集中。今期もこのスタンスを維持。

駅前にこだわると、一都三県では名古屋圏と大阪圏がまだ出店余地として残っている。

年間通しての既存店売上げは101.7%。今期は100%で計画。

原価率は27.3%。今期も同じく27.3%で計画。

200904133.gif小麦価格は下がり、国内の小麦粉価格も下落する。大豆や菜種も下がって食用油価格は下げている。原油も安い。原価率改善の理由は沢山あっても、悪化の理由はそれほど多くないんじゃないですか?ハイデイ日高の計画は保守的と言えましょう。

バランスシートに大きな変化はない。キャッシュフローの範囲で出店を続けている。

3月月次数字は全店が114.7%、既存店が100.8%。計画以上で推移。

悪くないですね。

外食・レストラン・居酒屋
ハイデイ日高 ラーメン レストラン 中華料理 外食

2009/03/10 15:03

サイゼリヤ、トップの取締役がまとめて3人辞めるのは危ない

~ 一身上の都合でトップが3人も辞める、何も問題がない可能性もあるが、傍観が賢明。 ~

200903101.gifサイゼリヤの取締役が3人まとめて辞任。

取締役の辞任に関するお知らせ

四季報データで単純に上に記載されている人が上のポジションとすれば、No2、No3、No5の3人が辞めることになりますな。No5の正垣和彦は、正垣泰彦社長の親近者でしょうか?名字が同じ。

当然ながら辞める理由は一身上の都合。他に何がありましょう。

おかしくないですか?いきなりトップの取締役が3人もまとめて辞めるって言うのは。

何がどう出るか分かりませんけど、とりあえず傍観しておくのが賢明かと。

外食・レストラン・居酒屋
イタリアン サイゼリヤ 外食

2009/02/13 11:11

物語コーポレーションの1月月次、既存店、全店共に変らずに順調

~ フォーカスしている中華とお好み焼き部門は好調に100%超え、全店売上も30%以上の成長。 ~

200902136.gif物語コーポレーションの1月月次。

平成21 年6月期 1月度 月次売上高前期比(速報値)及び店舗数のお知らせ

既存店は力を入れている中華部門とお好み焼き部門は順調に100%超え。中華部門105%、お好み焼き部門105.3%。

全店は131.3%。好調と言えましょう。

外食・レストラン・居酒屋
お好み焼き ラーメン 外食 物語コーポレーション

2009/02/10 16:04

物語コーポレーション、中間期は好調ながら通期上方修正はなし

~ 会社は不景気を前提に慎重になっている、投資家は月次を確認しながら慎重に投資したい。 ~

物語コーポレーションの第2四半期決算。

平成21年6月期 第2四半期決算短信(非連結)

売上高+16%、営業利益+23%、経常利益+26%、純利益+19%。予想通りの順調さ。通期計画数字は変更無しの売上+15%、経利+12%、EPS-13%。EPSのマイナスは前年が特別で問題なし。

200902101.gif通期上方修正を期待していた人も多かったかも知れません。慎重さを重視しているのだろうけれど、さすがにこの景気悪化スピードを目の当たりにして企業としても強気になれるはずもなし。

投資家としては月次数字を確認しながら慎重にってことになりましょう。

恐いのは公募増資じゃないですか?出店意欲はまだまだ強いわけで、自己資本比率21%は何とも心許ない。株価が上がれば増資したいはずだと思うんです。

外食・レストラン・居酒屋
お好み焼き ラーメン 外食 小麦 物語コーポレーション

2009/02/08 16:04

サンマルク、通期計画達成に淡い期待を寄せる相場ではない

~ 外食NO1の企業ではあるもののマーケットが厳しい状況を考え慎重に考えたい。 ~

サンマルクホールディングスの第3四半期決算。

平成21年3月期 第3四半期決算短信

増収減益。減益幅は中間期より拡大。しかしながら通期業績予想は変更無しの増収増益。さてどうでしょうな。12%の増収はいいとして、2%の増益は苦しいかも知れない。

サンマルクは外食企業NO1と言ってもいいぐらい優良ではあるので、4Qのコストコントロールやら何やらで最後はうまいこと帳尻を合わせてくれそうな期待は持てる。

今の景気状況や相場付きを考えれば、そういう淡い期待に賭けるべきじゃないと思うんです。そういう淡い期待が実を結ぶのは景気が良くてイケイケ相場で、多少のマイナス要素なんか完全無視される時だけと考えて間違いはないでしょう。

ところでサンマルクは月次を発表していませんけど、聞けば教えてくれる。少なくとも以前は教えてくれた。今もそうなのだろうか?アナリストのレポートなんかでサンマルクの月次はどうのこうのと書かれていることが時々ある。聞けば教えてくれるからですな。

200902082.gifなぜ資料として公表しないのかと言えば、月次数字は必ずしも業績を正確に表さないので、という事らしい。以前そう言っていた。

ま、確かのそれはそうなんでしょうな。

株価的には十分こなれていると思う。そろりと買いでいいんじゃないでしょうか?

外食・レストラン・居酒屋
カフェ サンマルクホールディングス 外食

2009/02/07 15:03

三光マーケティング、居酒屋に魅力がないが10%以上の利回りは魅力

~ 現金配当と株主優待で10%超の利回りを取りつつ、30%上がれば売り、利回り10%以下で買い。 ~

三光マーケティングフーズの中間決算。

平成21年6月期 第2四半期決算短信(非連結)

居酒屋はどこも厳しい。三光マーケティングフーズの中間業績も前期比でマイナス。通期は増収増益を計画していますけど、下方修正は覚悟しておいて損はありますまい。

いずれにしても、この景気で居酒屋という外食セクターに投資する理由は見つかりませんな。

唯一魅力的なのは利回りの高さですねえ。配当が1600円で配当利回りは2.7%、株主優待が6000円で優待利回りは10%。合計利回りは12%と超高利回り。優待を使わない人はヤフオクで額面の70%で売ることができるので、その場合でも優待利回りは7%、合計利回りは10%近い。

この利回りをとり続けていればいずれ株価は上がるときが来ますよ。30%も上がれば売ってしまえばいいじゃないですか。そしてまた利回り10%まで下がってくれば買い戻す。

大きく儲からないでも負けはしない投資だと思いますね。

外食・レストラン・居酒屋
三光マーケティングフーズ 外食 居酒屋 株主優待 高利回り

2009/02/05 11:11

マクドナルド、1月月次は好調で今期の計画も良い数字、株は普通

~ マクドの株は過去長いこと高評価過ぎたので好業績でも株価のあがりが鈍いのには納得。 ~

マクドナルドの1月月次数字を確認。

【月次 IRニュース】

200902051.gif全店が+5.1%、既存店が+3.4%。順調と言えましょう。

ところで、マクドではいろいろと新メニューが出てきますけど、どれも同じような味じゃないですか?それでも食べたくなるのはなぜだかよく分かりませんな。それがジャンクフードってものでしょうねえ。

(ところで、ハンバーガーはまともに作って食べると非常にうまい。とてもじゃないけど、ジャンクフードなんて呼べない。)

決算発表もされてます。

平成20年12月期 決算短信

200902052.gif今期計画は減収増益。増益幅は20%と超が付くほど好調。減収の理由は書かれてないが、直営店のフランチャイズ化を進めるのでその為でしょう。

株価はそれなりに順調。マクドナルドはもうずーっと割高な株だったので業績の堅調さに比べて株価が上がっていない感があるのは仕方ありますまい。最近ようやく自然な評価になってきた。

外食・レストラン・居酒屋
ハンバーガー マクドナルド 外食

2009/02/02 10:10

トリドール、利益倍増の好決算、通期上方修正される確率は高い

~ うどんの原材料の小麦価格は未だ高いのになぜ原価率が改善するのか、米粉混ぜたり? ~

トリドールの第3四半期決算。

平成21年3月期 第3四半期決算短信(非連結)

売上高+46%、経常利益2倍。通期計画は修正無しで、売上+42%、経常利益+59%、EPS+50%。予想通りのブッちぎり好決算と言えましょう。

通期上方修正はいずれ出るでしょうね。

200902021.gifこのご時世に公募増資をしたわけだけれど、そんなものは一切関係なく株価は上昇を続けていますな。マーケットが弱いと増資は単純に嫌われて、株価はがっくりと下げるのが普通。そうならないことからも、相当業績期待は大きいのがわかるってもの。

が、業績期待だけじゃない。ここまで来ると上がるから買う、買うから上がるになっている。まあそれはそれでいい。チャートはIPO時の高値を目指しているようにも見えますな。まさか底まで行くかね?

トリドールで不思議なのは原価率じゃないですか?

うどんやラーメン、焼きそばなど、基本的に小麦を原材料としているわけですけど、小麦価格はずっと高い。コモディティー小麦価格は大きく下がったものの、国内の小麦価格に反映されるのはこれからですからね。

それなのにトリドールの原価率は改善している。言い分としては、大量仕入とか長期契約とかいろいろある。しかしながら、そういう要素が高騰した小麦粉価格をオフセットできるんでしょうかねえ?

不思議ですな。米粉なんかを混ぜたりしているのだろうか?

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うどん コモディティー トリドール 外食 小麦

2009/01/27 07:07

物語コーポレーション、上方修正だが中間だけ、通期でも期待できる

~ 月次の好調さから予想できた上方修正、通期は控え目に見ているだろうから期待できそう。 ~

物語コーポレーションが上方修正を発表。

業績予想の修正に関するお知らせ

月次売上高の好調さを考えれば上方修正はあって当然ですな。しかしながら、増額されたのは中間期だけ。通期は修正無し。

その理由。

今後更に景気の減速傾向がより鮮明になることが予測され、店舗売上高、フランチャイズ契約及び出店の推移につきましては予断を許さない状況と判断して前回予想通りと致します。

その通りなのだが、気になる部分です。12月までは十分に順調なのは分かっている。しかし、1月から実は相当厳しくなっているなんていう現実があって、こういう事を言ったりしているのですか?

いや、そうじゃないと思うね。

世間一般を眺めて、これからもっともっと厳しくなるぞっていう考えで、上方修正しませんって事なんじゃないですか?

強気に出て下方修正するよりは弱気に出て上方修正した方がいい。

結局は月次数字を眺めながらの判断になりますな。当然、他の外食企業の月次も気にしながら。個人的には通期も上方修正なのではないかと。

外食・レストラン・居酒屋
お好み焼き ラーメン 外食 物語コーポレーション

2009/01/17 22:10

物語コーポレーション、12月の月次好調、上期は計画以上で着地

~ 中間計画を上回った売上、利益も上回るのであれば株価インパクトになると期待できる。 ~

物語コーポレーションの12月月次数字。

平成21 年6月期 12 月度 月次売上高前期比(速報値)及び店舗数のお知らせ

既存店は焼肉部門と専門店部門以外で前年同月比プラスを継続。既存店全体が分からないのはいつものことだけど、売上構成比が大きいのは中華部門とお好み焼き部門なわけで、全体としても既存店はプラスでしょうな。

全店売上は124.7%と絶好調。

200901174.gif12月で上期が終わった。上期全体としては全店売上は123%。既存店は焼肉以外100%越え。会社計画の中間業績は売上115.2%なので大きく上回ったことになる。分かり切っていたことではあるので今さら材料にもならんだろうけどね。

中間計画は減益なので、ここがどう出るかがポイントですな。売上123%で減益はあまりいただけない。勝手な予測としては、前期比プラスで着地するんじゃないかと。

そうなるともっと株価は高くなってもいいんじゃないですか?

外食・レストラン・居酒屋
お好み焼き ラーメン 外食 焼肉 物語コーポレーション

2009/01/16 23:11

王将、餃子を売って17ヶ月連続の既存店100%超、バリューな中華

~ 値段と質を考えたコストパフォーマンスが高い中華は飽きない、安いで外食ディフェンシブ。 ~

王将フードサービスの12月月次。

平成20年12月  月次売上高等について

全店売上高は108.7%、既存店売上高は105.7%。既存店は17ヶ月連続の100%超。

チープな中華料理はチープなカレーと並んで、景気に関わらず食べ続けられると思うわけです。食べやすい、飽きない、安い。

王将の餃子は確かに旨いが、その他の料理も旨い。旨いというのは、一皿1000円ぐらいする中華料理と同じように旨いというわけではなくて、あの値段であの味であれば旨い、という事ですな。つまり、コストパフォーマンスが極めて高い。だから満足度が高い。

先日、近所で旨いと評判の中華料理屋に行った。確かに旨かったわけだが、値段もそれ相応。焼飯が850円、八宝菜が1350円、豚のなんちゃら炒めが1500円という感じ。この値段は店のロケーションから考えれば相当強気な設定ですよ。

客の入りもすごくて、大繁盛と言えましょう。

で、最後に思うのは、旨かったけど全体としてはまあこんなもの、ってことなんですよ。つまり、値段相応に旨いってこと。

そこにバリューはない。

金持ちはバリューを気にしない。旨いものが食べられればそれでいい。庶民はバリューを大切にする。値段と質の兼ね合い。

そうなると、やっぱり王将はバリューが高い。

ああいう店の雰囲気なので、全客層が入りやすい、食べやすいとは言えますまい。しかしながら、そういう入ってこれない客層を除いても十分成り立つだけの層が存在している。

バリューの王将。ディフェンシブな外食ってことでいいんじゃないですか?

残念ながら株価にバリューはあまりないけどね。

外食・レストラン・居酒屋
レストラン 中華料理 壱番屋 外食 王将

2009/01/11 00:12

マクドナルド、アルバイトで行列を作って12月月次も好調

~ 不景気に耐性を持つビジネス、サクラの行列はいただけないが、ハンバーガーはいただける。 ~

日本マクドナルドホールディングスの12月月次数字を確認。

【月次 IRニュース】

200901101.gif全店売上が+3.4%、既存店売上が+2.0%。客数は減っても客単価が上昇。とりあえずは順調ですな。

クォーターパウンダーの発売日に、サクラのお客を何十人だか並ばせるというマーケティング戦略はどうなんですかね?マーケティングと呼ぶことが出来るのかどうか。

忘れちゃいけないのは、マクドナルドだけじゃなくて、そういう何か人を煽るような宣伝はどこでもやっている。程度の差こそあれ、それが宣伝であり、広告であり、マーケティングなわけですよ。

それに成功すれば売れる。

不景気には耐性のあるマクドナルドも、お客を呼び込むにはそれぐらい積極的にやるしかないって事ですな。

だけど、そういうマーケティングを立案・実行したのは、ある部門の人達なわけであって、会社としてサクラを並ばせるっていう方針ではないとは思うね。多分、会社として議論したのであれば「やめた方がいいんじゃない?」って話になったのでは無かろうか。

外食・レストラン・居酒屋
ディフェンシブ マクドナルド

2009/01/08 23:11

壱番屋、カレーのように飽きずに美味しく底堅い

~ 老若男女を問わず日本人のカレー好きが壱番屋の業績に反映され、いつでも底堅い。 ~

壱番屋の中間決算。

平成21年5月期 第2四半期決算短信(非連結)

底堅い。まさに、底堅い。カレーCoCo壱番屋や餃子の王将と並んでいつの世でも底堅い外食企業の代表選手ですな。

カレーは老若男女を問わず人気がある。何と言っても食べやすい。食欲をそそられる匂いと手軽さ、それでいて牛丼みたいに男臭さがあるわけではなくて、ある意味お洒落ささえもある。高級ホテルのナンチャラカレーみたいなのがあるぐらいだから。

作る側としては大量生産に向く。本当に旨いカレーを作ろうと思えば大量生産はできないけど、普通にカレーを作って低価格で食べさせるのであれば、これほど大量生産に向いている大衆食はないんじゃないですか?

200901081.gif調理は簡単。温めるだけ。配膳も簡単。盛るだけ。片づけも簡単。お皿とスプーンとコップだけ。

しかもカレーは飽きない。

残念ながら下方修正も合わせて発表されていますな。これで壱番屋には珍しく、今期は減益となるわけです。だからといって慌てる必要はありますまい。

底堅いのは昔も今もこれからも変らないのだからね。

外食・レストラン・居酒屋
カレー 壱番屋 王将

2008/12/22 17:05

フジオフードが280円牛丼を販売、まいどおおきに食堂が上向くか

~ 財務、監査法人(優成)、ベンチャーリンク、業績、悪さが目に付くが牛丼が起爆剤になるか。 ~

フジオフードが一杯280円の牛丼を売るという。牛丼に使う牛はオーストラリア産なわけで、これだけ円高が進んだ今、仕入値はぐっと下がりますな。それを消費者還元という形にすると牛丼一杯280円となるわけです。

しかし280円というのは安い。安すぎる。

吉野家やすき家、松屋フーズの牛丼も当然安いのだが、それでも350円~380円。フジオフードの牛丼は食べたことがないので(これから発売?)量と味は分からないけど、牛丼チェーンに比べてそれほど劣るとは思えない。同じボリュームと似たような味で20%も安いのは驚異的だ。

70円という絶対金の大きさより、一杯280円という値段のインパクトはひじょーに強くないですか?私は強いと感じますな。

個人的には牛丼チェーンで食事をすることは年に1度あるかないか程度なので、牛丼使いの人達とは考え方がちょっと違うかもしれない。それを承知で言うならば、牛丼一杯食べただけでは満足できない。何かもっと食べたい。

サラダとかみそ汁とか、ちょっとしたサイドメニューについつい手が伸びるじゃないですか。そういうメニューは、牛丼の安さに比べると意外と安さが感じられない。サイドメニューは高利益率ですな。

マクドナルドには100円バーガーがある。あれは安い。あればかりを注文されるとマクドナルドは全然儲からないらしい。実際には、100円バーガーだけを食べる人は少数で、ドリンクやポテトを注文する。それらが高利益率なので、全体としてうまいこと回るわけ。マックの人はポテトはいかがですか?って聞くのはそういうことですな。

まいどおおきに食堂でも同じじゃないかと思うんです。

牛丼280円だけ食べて帰る人は少数派で、結局何か別の物を食べる。メニュー数は多いので、牛丼がきっかけになってまいどおおきに食堂を使い始める人だっているんじゃないですか?

200812227.gifフジオフードの既存店売上は前年割れが続いている。牛丼が契機になって上向く可能性もありましょう。月次は要チェックですな。

第3四半期までは業績はボロボロ。通期は下方修正されるに違いない。フランチャイズ店が多い割には財務も悪い。

監査法人は優成で気持ち悪い。提携解消したものの、もともとベンチャー・リンクと手を組んでいたのもひっかかる。

悪いところばかり目に付くわけだが、280円牛丼の力が非常に気になる。この不景気のさなか、安さは力なり。消費者は安い物を探している。さて、どうなるか。

外食・レストラン・居酒屋
すき家 まいどおおきに食堂 フジオフードシステム 吉野家 牛丼

2008/12/17 07:07

くらコーポレーション、寿司ネタだけじゃなく業績も鮮度アップして

~ 月次の数字を確認しながら、既存店が回復するまでは投資対象から外したい。 ~

くらコーポレーションの決算発表。

平成20年10月期 決算短信(非連結)

今2009年10月期の数字ですけど、期待したほどは伸びませんな。特に中間期がマイナス成長計画というのは残念というかがっかり。前期下期と今期上期の1年間が底という計画ですな。もう少し短くして欲しかった。

前期の出店数は41店舗、閉店数が4、期末店舗数が223店。今期は33の出店計画、退店もありましょう。だいたい+10~13%ぐらいの店舗増になるんじゃないですか?

月次を見ながら様子見が賢明ですな。やっぱり既存店が回復するまではダメですねえ。

外食・レストラン・居酒屋
くらコーポレーション 回転寿司 外食

2008/12/13 12:12

物語コーポレーションの11月月次数字、相変わらずの順調さ

~ 月次数字は好調で株価も好調、全然下がらない、押し目が欲しいところです。 ~

物語コーポレーションの11月月次数字を確認。

平成21年6月期11月度月次売上高前期比(速報値)及び店舗数のお知らせ

200812131.jpg 既存店は全業態で前年同月比プラスを維持。全店では+40%と好調。今期ここまででは、既存店はプラス、全店では+22%と順調。11月の出店は中華部門でFC2店。今期の出店は中華とお好み焼きにフォーカスするという計画通り。

おしなべて好調。

株価も好調。全く下がりませんねえ。とりあえずは反落が欲しいところではあますな。12月が中間決算なので24日が権利落ち。

外食・レストラン・居酒屋
お好み焼き ラーメン 外食 有望 物語コーポレーション

2008/12/10 22:10

サイゼリヤ、為替デリバティブの損失額を確定、大赤字

~ 損失額が確定することでこの件は終わりになる、不透明を投資家は一番嫌うから。 ~

サイゼリヤがデリバティブ契約を解除。

デリバティブ契約解約に関するお知らせ

先日のプレスリリースでは140億円を見積もっていた通貨デリバティブの損失ですけど、最終的には153億円の損失となりました。153億はデカイ。サイゼリヤの今期売上計画は870億、経常利益が80億、純利益が42億。153億円の損失の大きさが分かりましょう。

この損失の経営責任ってことで代表取締役とかが減俸になりましたな。なんか、日本は何かあるとすぐ減俸とか半年間給料30%カットとか、そういう風に金でけじめをつける。個人的には嫌いですね。

いずれにせよ、損失額が確定したのはいいんじゃないですか?投資家は不透明なのを一番嫌うからね。これでこの問題は片づいたわけで、後は本業がどれほど好調かに投資家の目は移るわけです。デリバティブ損失は一時的な特損でいいと思う。

今回の為替デリバティブについてはこちらの「デリバティブへの理解 その3」で分かりやすく説明されている。なるほどね。っていうか、こういう説明をサイゼリヤがするべきじゃないですかねえ。

株価はデリバティブ損失発表後冴えない。冴えるわけもないですけど。

外食・レストラン・居酒屋
サイゼリヤ デリバティブ 外食

2008/12/02 08:08

くらコーポレーションに限らず回転寿司の9月10月はボロボロ

~ 景気が悪くなっても回転寿司は多業態に比べて健闘するんじゃないですか。くらの株価も。 ~

くらコーポレーションの下方修正。

特別損失の計上及び通期業績予想の修正に関するお知らせ

利益の減額幅は予想以上に大きいですな。ちょっと意外感のある修正かもしれない。下方修正の理由は

既存店売上高の不振により新規出店に伴う販売費及び一般管理費の増加を吸収できず

なんだけど、どれぐらい既存店が不振なのか月次で確認しておいた方がいい。

くらコーポレーションの月次推移

既存店の9月と10月の数字が注目ですよ。ここしばらくなかった数字までガクッと下がっている。くらに特有の問題があったわけではない。これは他の回転寿司チェーンの月次を見れば明らかですな。

かっぱ寿司の月次
あきんどスシローの月次
元気寿司の月次
アトムボーイの月次

各社の既存店9月10月の数字を見ると、くらと同様に酷い数字が並んでいますな。なぜこうなったのか。前年度の月次数字が高いのでハードルがそもそも高いからじゃないですか。各社の前年の9月の既存店数字を確認です。

単月だけの数字を取り出すと、曜日の並びとか祝日のつながりとか、いろいろあって数字はぶれる。趨勢として見るのが大切なので、月次数字の流れを見るべきかと。流れは良くない。下げ気味。先行き下げそう。来期はずっとマイナス月次数字が並びそう。

マクロ経済の先行きも全く同じなわけだが、そういうマクロ経済の中で回転寿司はどうなのか。各種の外食業態の中で考えれば、回転寿司は良い方なんじゃないだろうか。居酒屋とかファミレスより景気悪化の影響は少なさそう。

200812022.jpg 株価。くらの株価は安くないですか?他の回転寿司屋の株価に比べれば不当に売り叩かれていると思いますなあ。カッパ寿司と元気寿司が比較対照になるわけだが、くらだけが嫌われているね。どちらかの方向に収斂するんじゃないですか。それがカッパ方向なのかくら方向なのか、どちらになるかで投資するかが決まるわけです。

カッパ方向に行くんじゃないかと、個人的には思う。

外食・レストラン・居酒屋
くらコーポレーション アトムボーイ カッパ・クリエイト 元気寿司 回転寿司

2008/11/28 01:01

トリドールの公募値決め、東証一部へ鞍替え上場

~ 3%ディスカウントで売出価格が決まり、東証1部への変更も決まった。 ~

トリドールの新株売出価格が決まった。

発行価格及び売出価格等の決定に関するお知らせ

1株260,445円。基準日26日の株価に対して3%のディスカウント。株価は強烈に強いので3%と最低のディスカウント率で決まりましたね。

同時に東証一部に指定替え。12月10日付け。

東京証券取引所 市場第一部指定に関するお知らせ

下げれば買いでいいんじゃないですか。

外食・レストラン・居酒屋
うどん お好み焼き トリドール 公募増資 外食 有望

2008/11/27 01:01

サイゼリヤ、為替のデリバティブで巨大な損失

~ 純利益の4倍の損失を計上する予定なのにプレスリリースは不親切過ぎる。 ~

これは巨大な損失ですな。サイゼリヤがデリバティブで大損。

デリバティブ評価損発生見込みに関するお知らせ

これだけデカイ損失を出した割には不親切なプレスリリースじゃないですか。もっと普通の人が分かるように説明するべきじゃないですかね。事実だけ伝えればいいってもんじゃない。

200811271.jpg つい最近までオーストラリアドルは非常に強かった。基本的にオーストラリアは資源国家なので、資源価格が暴騰していたつい最近までオーストラリアドルは買い上げられたわけです。2001年の1AU$58円ぐらいから2007年の1AU$105円ぐらいまで、ほぼ2倍になった。

サイゼリヤとしてはこのオーストラリアドル高が続くと考えた。さらに強くならなくても最低でも高値安定するんじゃないかと。そうなるとオーストラリアから輸入する食材価格は高いままで、低価格メニューが受けて回復している業績が伸びなくなりますよね。

そこでBNPパリバと取り引きして、仮にオーストラリアドル高が進んでも大丈夫なような契約を結んだわけですな。でも、そんな美味しい事だけな話は無いわけで、その契約ではオーストラリアドルが78円以下(もう一つの約束では69.9円以下)になればサイゼリヤは損する値段でオーストラリアドルを買わないといけないってことになっている。

今のオーストラリアドルレートは62.5円ほど。つまり、サイゼリヤは損するレートでオーストラリアドルを買わなければならない。その損失額が今のところ140億円見込まれている。けど、この損失額は為替レート次第なので、今後良い方にも悪い方にも変動するわけですな。純利益が35億レベルの会社なので、140億の損失は巨大と言えましょう。

200811272.jpgせっかく順調に値を上げてきた株価も暴落。今のところ3日連続ストップ安。どこまでS安を続けられますかね。ちなみに、10月23日のへこみはピザにメラミンの混入が見つかったとき。この時の出来高が450万株なので、もし買うならそれ以上の出来高が付いてからじゃないですか。

業績は堅調なだけに何とも残念な今回のデリバティブ損失ですな。

外食・レストラン・居酒屋
サイゼリヤ デリバティブ 外食 為替

2008/11/24 11:11

トリドールの公募増資、業績堅調の証、株価は強い

~ 株価の強さからも株主も納得の新株発行、業績も将来性もOK。 ~

トリドールが新株発行増資。いやー、この相場で新株発行とは立派ですなあ。

新株式発行及び株式売出しに関するお知らせ

新株発行数は4000株、社長の売出が2000株、オーバーアロットメントが900株。増加数は4000株で発行済株式数の6.5%。調達資金9.6億円は全額出店費用に充当。プレスリリースには40店舗ぐらいの出店計画がずらっと並んでいる。

自己資本比率は37%とまだ余裕はあるが、株価が堅調なこのタイミングでの公募増資。業績は絶好調だし、ビジネスの将来性と成長性は高いんじゃないですか。

200811241.jpg チャートで見る通り株価は堅調。堅調の中でお強い時の増資発表で文句無しですな。さすがに公募増資発表翌日の17日は大きく下げた。でもストップ安でもないし出来高も膨らんではいない。株主も納得の公募増資と言えましょう。どこかのREITみたに株価暴落、REITのくせに純資産価値以下という値段で増資するのとはわけが違いますねえ。

この株価の強さでトリドールの人気が再確認されたんじゃないですか。人気だけではなくて業績期待の強さもね。

ついでにマザーズから東証一部または二部へ鞍替え。できれば一部でお願いします。

東京証券取引所における上場市場の変更に関するお知らせ

外食・レストラン・居酒屋
うどん お好み焼き トリドール 公募増資 新株発行

2008/11/22 09:09

ゼンショー、業績数字はイマイチだけど、利回りで買い

~ 人気の株主優待で優待利回りは高く、それだけで負けない投資ができる。 ~

ゼンショーの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

減益の理由は原価率の悪化が大きい。昨年の原価率31.3%から今期の原価率34.1%へほぼ3%も悪化している。販管費は横這い。食材価格の高騰はずいぶん落ち着いてきているし、来期はさらに落ち着くのではないかと推察。原価率自体の改善は進むのではなかろうか。

既存店売上が96.7%。ファミレスカテゴリーでは94.4%と特に厳しい。サンデーサンが売れないみたいですな。サンデーサンはココスへ変換中。しかし、ココスとかサンデーサンとか、値段が高くないですか?絶対金額としては高いと言ってもしれているけど、出される料理とのバランスですな、問題は。とても高く感じますよ。

牛丼は積極出店を継続。吉野家を抜いて牛丼店舗数日本一を達成しましたな。おめでとさん。すき家はメニューが豊富だし、ファミリー対応型の店舗も多くて家族連れも多い。吉野家はこの2店で遅れをとっていますな。

ゼンショーの配当は12円で配当利回り2.6%。優待は食事券6000円分で優待利回り13%。総合利回りは驚きの15.6%。ゼンショー系列を利用する人であればこんな株を買わない理由はありませんな。サラリーマンは昼食に行くだろうし、一人暮らしの学生だってよく使うんじゃないですか。

ファストフードは食べないぜって人も結構いるけど、そう言う人はヤフオクへ。人気優待だけに高く売れる。最低でも額面の80%は確実。ヤフオク売却時の総合利回りでも13.5%はある。

15%の利回りを取りながら30%ぐらい上がって売るだけでいいんですよ。黙って買っておくべきですな。

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ゼンショー ファミレス 優待 外食 有望 牛丼 高利回り

2008/11/22 08:08

物語コーポレーション、10月の月次数字

~ 既存店は前年同月比で100%を越え、全店でも順調。株はまだ安い。 ~

物語コーポレーションの10月月次。

平成21 年6月期 10 月度 月次売上高前期比(速報値)及び店舗数のお知らせ

順調。前期比で既存店は100%越え、全店では127%。この調子であれば中間業績は上方着地しますな。

株はまだ安い。

外食・レストラン・居酒屋
お好み焼き ラーメン 外食 有望 焼肉 物語コーポレーション

2008/11/15 15:03

物語コーポの決算説明資料には面白い情報が沢山

~ お好み焼きと中華に集中して出店を計画、その2つのマーケットが良い理由は。 ~

物語コーポレーションの第1四半期決算。

平成21年6月期 第1四半期決算短信(非連結)

1Qの出店は直営3、FC5、総店舗数131(直営64、FC67)。出店の内訳は、焼肉2、中華2、お好み焼き4。前期の説明資料にはお好み焼きと中華に集中して出店とあるが、なぜか焼肉も出店している。

中間期は前期比で増収減益の計画。1Q時点での進捗率は売上50%、経常利益74%、純利益80%。中間期は計画を上回って着地する可能性が高いんじゃないですか。そうなればいずれ上方修正がでますな。

200811148.jpg 前期末の決算説明資料を確認しておく。

売上の50%は焼肉。中華が次で、お好み焼きが続く。店舗数でも同じ。勢いとしてはお好み焼きが一番ある。店舗数は2→13→28と倍々以上に増加中。売上高でも倍増の勢い。中華、具体的にはラーメン、もそれなりに勢いがある。焼肉は横這いを維持。

200811149.jpg 基本的にはお好み焼きと中華を集中的に出店して15%の増収を目指す。上に書いたとおり、1Qの出店はお好み焼きを中心として、後は中華と焼肉。集中はしていませんな。ま、お好み焼きと中華以外は一切出店しないと言うわけでは当然ないでしょう。

財務バランス改善とあるが、これは難しいですな。自己資本比率は20%と決して高くない。出店には金がかかるのでできれば増資でも繰り出したいところですが、今の株式相場でそんなことができるわけも無し。営業キャッシュフローの範囲内での出店では成長スピードがどうしても遅くなりますね。FCでの出店を加速していくことになるんじゃないでしょうか。

2008111410.jpg ふーん、焼肉の市場規模は5900億円、ラーメンの市場規模は4000億円、お好み焼きの市場規模は1900億円ねえ。で、それぞれでシェア順位6位、5位、2位を3年後には獲得していたいと。それでも市場シェアはそれぞれ、1.5%、2.8%、5.7%と小さい。ま、これらは個人営業の店の数が膨大にあるし、なかなか寡占化は進みにくいですな。

市場規模と市場シェアで、3年後の計画売上が分かりますねえ。焼肉で88.5億、ラーメンで112億、お好み焼きで108.3億。合計308.8億。3年後にこれだけの売上を取るつもりでいる。今2009年6月期の計画売上高が116億なので、2011年6月期は売上規模が2.7倍になるという事ですな。

そうなると単純計算では、2010年の売上伸び率が65%、2011年の伸び率も65%になる。しかしですよ、今2009年の伸び率はたったの15%を計画していますな。2010年から突然成長が加速するんですか?

2008111411.jpg 確かにお好み焼き屋は個人経営の小さな店が多く、寡占化は全然進んでいたいと思う。ファミリーで気軽に行くことができる郊外方の店舗も少ない。チャンスはあるでしょうな。面白いのは、各社の1店舗あたりの売上。

物語コーポが一番高い。その他は英語のイニシャルを使ってはいるものの、分かりやすいですな。C房は千房(ちぼう)、T橋風月は鶴橋風月、Bぢゅうはぼでぢゅう。その他は知らないけど。

2008111412.jpg ラーメン業界の資料も面白いですな。各社の1店舗あたりの売上高では、物語コーポがダントツじゃないですか。にわかに信じがたいが。日高屋や幸楽苑等の上場大手ラーメン屋を抑えてブッちぎり。日高屋や幸楽苑のラーメンは安さが売りだからだろうか。物語コーポのラーメンは650円ぐらいからで普通のラーメン屋の値段設定と同じ。

画像右下には各社の既存店売上の推移をグラフにしている。ここでは物語コーポだけが既存店が好調ですよと主張している。勢いの差を強調したいんですな。

会社が計画するとおりにお好み焼きマーケットとラーメンマーケットを取っていくことができれば業績は伸びそうな雰囲気ですな。当然、出店費用をどう工面するかという財務戦略が気になる。FCを基本として出店していくなら財務面では楽になりますが。

2008111413.jpg 株価は上場来ずっと横這い、多少は上向きと言えなくもない。PERは5.6倍と安いけど、会社の規模が小さくて上場企業としての歴史も浅い、財務もいっぱいいっぱい、今の相場は厳しい、等々考えれば妥当ですかね。成長力が一応はあるので、個人的には安いと思うけどね。

とりあえずは業績の進捗状況を確認しながらぼちぼち様子見ながら投資してみてもいいかもしれませんな。

外食・レストラン・居酒屋
お好み焼き ラーメン 外食 有望 焼肉 物語りコーポレーション

2008/11/15 15:03

きちり、成長率は高いが小規模でボラティリティは高い

~ 成長を加速するためには資金が必要だが、今は銀行借入しかできない。 ~

きちりの第1四半期決算。

平成21年6月期 第1四半期決算短信(非連結)

出店した分だけ順調に増収。利益も増えてはいる。規模が小さいので誤差が大きいのが玉に瑕。通期では30%の増収で利益はほぼ横這いを計画。

いかんせん規模が小さい外食企業なので、業績のブレも大きい。成功している業態をじゃんじゃん出店して増収増益のスピードを速めていくのが王道だが、それには軍資金が必要となりますな。今のマーケットでは増資はできないし、銀行借入に頼るしかない。

自己資本比率は37%と、外食企業としては普通だけど、成長企業がガンガン借入をして出店して行くにはあまり余裕のある数字とは言えますまい。

200811147.jpg いかに資金を得て出店していくのかがポイントではなかろうか。株価はまあこんなものかおと思うが、成長加速がはっきりすれば一気に飛び跳ねそうではある。底値からの戻りは早いですな、今のところ。

外食・レストラン・居酒屋
きちり 外食 居酒屋

2008/11/15 14:02

三光マーケティング、綜合利回りは10%を越えている

~ 増収増益の業績とそこそこの配当利回りとかなり高い優待利回り。 ~

三光マーケティングフーズの第1四半期決算。

平成21年6月期 第1四半期決算短信(非連結)

厳しい外食産業の中にあって増収増益を確保しているのは立派ですな。通期計画でも順調に増収増益を達成するつもり。

とりたたる程の成長力はないし、株価評価もまあこんなもんで激安までは行きますまい。何が気になるって、やっぱり利回りじゃないですか。

配当利回りこそ2.6%なものの、優待利回りは10%と非常に高い。安い居酒屋は行かないって人も多いが、そうい人はいつもの通りヤフオクへ。70%ぐらいでは売れるので、配当と合わせればほぼ10%の高利回りになる。

10%で持ちつつ、30%も上がれば売ってしまうという単純な戦略でも儲かりますな。

外食・レストラン・居酒屋
三光マーケティングフーズ 優待 外食 居酒屋 高利回り

2008/11/13 20:08

マクドナルド、月次数字は好調。不況に強い。

~ 外食企業の勝ち組、マクドナルド。不況ならマクドに食事をダウングレードするか。 ~

日本マクドナルドの月次数字。

月次IRニュース

ハンバーガーは不況に強いですな。外食各社は苦しいけど、ハンバーガーは勝ち組というか、特に気にかけて支出を減らされる食品じゃないってことですね。ハンバーガーとは言うが、モスなんかは全然ダメで、結局マクドナルドってことだけど。

不況で言えば、逆にマクドが安いからマクドにしておこうか、って懐具合が寂しくなればよりマクドに行こうと思うこともありましょう。実際安いし、油っぽいからお腹もふくれやすい。満足感が高いというか何というか。

第3四半期決算も発表されている。

平成20年12月期 第3四半期財務・業績の概況

外食・レストラン・居酒屋
ハンバーガー マクドナルド 不況 外食

2008/11/10 00:12

ワタミ、外食で大きく増益は貴重、介護が順調なのか

~ 介護と農業の業績の順調さが上方修正の主な理由か。 ~

ワタミの上方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

いやはや、見事じゃないですか。売上こそ僅かながら減額されていますが、利益はだいたい50%も計画を上ぶれますね。外食産業、特に居酒屋業態、は苦しいのに、立派なものです。通期こそ今回は修正されていませんが、中間決算発表で上方修正される可能性は高いと言えましょう。

居酒屋とは言うものの、介護や農業もあり、そちらの利益が向上したのかもしれない。外食事業はずっとやってきている本業であって、今さら大きくコストカットできる部分なんてそう多くはないはずですな。そう考えれば、経費コントロールの余地が大きくて、利益を生み出せそうなのは居酒屋以外の事業と考えるのが自然でしょう。

前期の事業別割合。売上比の貢献比率は外食が89%、介護が10%。営業利益の貢献比率は外食が78%、介護が18%。

200811091.jpg 株価は恐ろしいほど強い。10月の急落前の水準まで戻している株は多くないですね。特に外食企業では少ないですな。割安さは全然なさそうだけど、EPSが150円とかまで急増するっていう前提なんでしょうかね。数年間にわたる介護事業の拡大と見込んでいるとか?まさか、今の相場でそんなのないよねえ。

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ワタミ 介護 外食 居酒屋 農業

2008/11/09 23:11

トリドールの資料からうどん市場の可能性を考える

~ うどんは1兆円市場で寡占がなく出店余地が大きい。成長の可能性は大きい。 ~

トリドールの中間決算発表は既に終わっている。説明会資料がでたので確認しておく。

平成21年3月期第2四半期決算説明会資料

200811081.jpg 特に興味を引かれるのはうどん・そば市場は1兆円規模だってところですね。1兆円市場はデカイ。比較としてハンバーガー市場が6000億円、牛丼市場が2200億円。いかにうどん・そば市場が大きいか分かると言えましょう。

あまり考えたことがなかったけれど、確かに街を歩けば、ハンバーガー屋や牛丼屋よりうどん屋・そば屋の数は全然多い。しかも、うどん屋・そば屋は個人経営の食堂がとても多いんですね。

その辺りも資料に載っていて、うどん・そば屋の大手3社の市場シェアが7%しかない。ハンバーガーは大手3社で96%、牛丼は大手3社で91%。既に満杯。うどん・そば市場でシェアを拡大する余地は計り知れないものがありますなあ。

200811082.jpg 店舗数でも同じ事が言える。牛丼は大手3社で全国に2500店舗、ハンバーガーは大手3社で全国に5800店舗。うどんはトップのトリドールが270店舗。出店余地は大きい。トリドールの独自計算では、1700店の出店は可能ということですね。

うどん・そばの強みとしては、年代・性別を問わずよく食べられるという店もありましょう。お年寄りがハンバーガー食べていたり、若い女性が牛丼食べていたりする事は少ない(最近はそうでもないかな)けれど、うどん・そばは年代・性別が関係ない。抵抗もない。そういうこともあって、市場規模が1兆円と巨大なのでしょう。

200811083.jpg トリドールに限って考えれば、トリドールの出店地域で一番大きいのは関西。これは人口規模・市場規模からして、いずれは関東が最大地域になるのは目に見えている。2倍ぐらいはへっちゃらですな。つまり、どんなに最低でも関東圏の店舗数は2倍はいける。もちろん、それだけで終わるはずもない。現在も関西、関東問わず全国でじゃんじゃん出店しているのだから。要は、出店余地は大きいのが分かる。

200811084.jpg 計画、というか出店イメージという言葉を使っているが、では2010年3月期に370店舗(前期比+37%)、2011年に490店舗(+32%)。店舗数にあわせて売上が増えていくことが予想できましょう。店舗増加率と同じぐらいの年30%ぐらいで増収していくイメージでよろしいのではないですか。うどんと天ぷら、にぎりめしぐらいしかメニューがないのでコスト管理も簡単で、利益も同じように伸びていくと予想。楽観的ではあるが、まあいい。

200811085.jpg 株価は決算発表翌日の30日、説明資料発表翌日の4日にはほぼ無反応。2日遅れて6日、7日と急騰。まだ出来高を伴っていないのでもう一段の上昇があって、直近高値の3110円が視野にはいるのではなかろうか。って、チャートはよく分からんです。外食企業では数少ない成長企業ですねえ。

外食・レストラン・居酒屋
うどん トリドール 外食 有望

2008/11/08 23:11

王将フードサービス、不況に強い外食企業の代表

~ あの餃子とラーメン、店、客層、値段は不況に影響されない代表選手ではなかろうか。 ~

不況に最も強く、景況でも売上が急増することない、という安定的成長できる外食銘柄は、ずばり王将フードサービスではなかろうか。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

外食各社、どこも苦戦しているのに(マクドナルド除く)、王将だけはいつも通りの増収増益。過去10年の業績推移を見ると、ずっと増収増益ではなく、減収もあれば減益もある。特損で大赤字もある。しかし、どれも誤差の範囲といえはしないだろうか。減益になっても、次は大丈夫だという安心感というか、信頼感というか。

王将のあの店、メニュー、客層を思い出して欲しい。あれが景気に影響受けるビジネスですか?そりゃあね、景気の影響がゼロとは言いませんよ。でも、数ある外食企業の中で、極めて安定的なビジネスだと思うわけですな。

関西圏の店舗数が一番多く、関東圏はまだすくない。出店余地はまだまだある。

外食・レストラン・居酒屋
外食 王将フードサービス

2008/11/08 22:10

コロワイド、中間数字は厳しいが総合利回りは15%

~ 株主優待の利回りが15%を越え、儲からなくても損しない投資になる。 ~

コロワイドの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

赤字ですな。通期では大きく回復して黒字確保、しかも前期比で増収増益を計画。強気過ぎやしませんか。下方修正されると思われます。

自己資本比率は13%まで低下。さすがにこれ以上数字が下がると良くないのではないですか。そういう事もあってですかねえ、財務キャッシュフローのマイナスは営業キャッシュフローのプラスにほぼ等しい。キャッシュフローの範囲内で出店していって事でしょうかな。

この株の何が魅力的かと言って、株主優待ですな。年間4万円分の飲食券がもらえるわけで、優待利回りは15%を越えている。一応配当もあって、配当利回りは1%なので、合計利回り16%。コロワイド系列のお店は多いので使い勝手も良い。

安い居酒屋は嫌いな人もいるはず。そう言う人はヤフオクで売ればいい。70%ぐらいで売れるので、それで考えても総合利回りは12%ぐらいある。

このまま業績が悪くて、仮に配当がなくなったとしても、利回りは十分にあるわけですな。まさか優待を廃止することは考えづらい。儲かる可能性の高い、ヘタしても損しない、投資といえましょう。

外食・レストラン・居酒屋
コロワイド 居酒屋 株主優待 高利回り

2008/11/06 23:11

トリドールの中間決算は好調、株は無反応

~ 小麦が高くても原価率は改善、関東圏に出店余地はまだまだある。 ~

トリドールの中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信(非連結)

前年同期比で売上+40%、営業利益+79%、経常利益+86%、純利益2.2倍、EPS2.2倍。まさにブッちぎりの好決算といえましょう。通期予想は、売上+42%、営利+55%、経利+59%、純利+52%、EPS+50%。

丸亀製麺の出店が36で合計144店舗。売上は+90%。その他、いろんな業態の飲食は出店ゼロで、基本的に売上はマイナス成長。セルフ式のうどんに経営資源を集中。儲かるところを攻めるのは良い事ですな。

売上構成では丸亀製麺が68%まで上昇。前期は50%だったのでかなり上昇している。集中をプラスと考えるか、危ないと考えるか。

下半期の丸亀製麺の出店計画は34店舗。その他業態の出店が10。下半期合計が44店舗。通期では合計80店の出店をして合計287店舗の予定。店舗数は+39%。

積極出店は出店費用を増加させている。借入金が増えて株主資本比率は37%まで低下。期末には30%台前半ぐらいまで落ちそう。営業キャッシュフロー以上に出店しているので借入金は増えざるを得ない。まだまだ出店したいのだろうから、借入は減らないだろう。どこまでBSを膨らませられるか。

売上原価は前期の27.5%から25.6%に低下。小麦が高かったのにどうやって原価率を下げているのか。仕入先を複数にして競争させていると四季報にはあるが、さて。これまでの丸亀製麺の仕入先の大手はトーホー。前期末時点で買掛金の66%を占めている。

店舗は近畿地区が一番多い。やはり日本の消費中心は関東圏なわけだから、出店余地はまだまだ大きい。関東圏の店舗が数が少なくとも近畿圏の2倍ぐらいになるまでは行けるはず。合計店舗数では500店ぐらいは見込めるんじゃないか。

株価は意外と反応していない。トリドールの好決算は分かっていたことなのでサプライズもないし、株価も反応しないのだろうね。PER15倍と、今の相場ではそれなりに高いPER。成長率から考えれば安いが、今はそんな指標で考える相場ではないですな。

月次数字の発表がないので足下の業績は分かりづらい。

いずれマーケットがラリーするときにはグングン値を上げるんじゃないですか。

外食・レストラン・居酒屋
うどん トリドール 小麦 有望

2008/10/22 22:10

サイゼリヤのピザにメラミンが混入

~ 具体的な損失額より、ブランドやせっかく伸びてきた売り上げへの影響が問題。 ~

サイゼリヤのプレスリリース。何かと話題のメラミンがピザに含まれていた。

微量メラミン検出報道について

業績への影響が気になるところだけど、サイゼリヤは大きな影響は見込んでいない様子。 本件による業績への影響は僅少と見込まれますが、影響がわかり次第お知らせいたします。

日経新聞によれば、

問題のピザを食べた客への返金額は八日間の販売額に相当する約八千万円と見込む。(中略)同社はレシートを持たない客についても返金する方針で、返金額は販売金額以上に増える可能性がある。

仮に8千万だとすれば純利の2%。レシートを持っていない人がぞくぞくと嘘を付けばもっと大きくなるので、どれだけ嘘つきがいるのかが勝負かと。

一番の問題はその具体的な損失額ではなくて、これがブランドを傷つけ、客足が遠のくことですな。サイゼリヤは不景気のさなか元気な外食企業だっただけに、こういうことでつまずくのは残念で仕方ないね。

サイゼリヤの月次

外食・レストラン・居酒屋
サイゼリヤ メラミン

2008/10/12 15:03

不景気には強いマクドナルド

~ 何かとお得なマクドナルドは、いずれ日本でもディフェンシブの代表に。 ~

マクドナルドの月次数字。

月次 IRニュース

外食各社はどこも非常に苦しいにも関わらず、マクドナルドは好調。マクドナルド以外で好調と言えば、サイゼリヤぐらいか。両社に共通するのは低価格。まさにこれがキーワードではなかろうか。

国民皆さんの懐は寂しいんです。財布の口はかたいんです。少しでも安く済ませたいんです。

マクドナルドの去年の既存店がものすごく良かったのは、24時間営業や長時間営業の店が増えた影響が大きい。もちろん、それ以外の要因でも好調ではあったけど。今期はどこも長時間営業になった感があるので、時間の影響は比較的少ないのではないかと。

しかし、マクドナルドは魅力的なメニューを繰り出すと思いませんか。魅力的なメニューというか、値段といった方が正確かも。

9月1日~10月2日限定で月見バーガー、チーズ月見バーガー、ダブル月見バーガーを販売。9月19日から新レギュラーメニュー「シナモンメルツ」を開始。9月19日~9月28日は夕方5時以降フィレオフィッシュが100円。

なんかこう、いつ行っても何かお得な商品とかある感じ。

200810121.jpg

ちょっと株価を見てみたい。ずいぶん下げたけど、割安さ的にはちょうどいい感じじゃないですか?今まで評価が高すぎたと思うね。ハンバーガーの本場アメリカではマクドナルドはディフェンシブ銘柄の代表みたいなもので、不況に強い。そりゃそうですよ、景気が悪くたってバーガー食わないわけには行かない。

実際、不景気風がびゅーびゅー吹いているアメリカでマクドナルドの株価は堅調。ここ1週間の歴史的マーケット激震ではさすがに連れ安したけど、それまでは株価は上げ調子で上場来高値だったわけですよ。

日本でもいずれそういう風になるんじゃないかと。若い頃からバーガー食べてきた世代がおじさんおばさんになって、老人になり、子どもも今までよりバーガー食べるからね。

ところで、なぜマクドナルドは9月のこの時期に月見系バーガーを出すかと言えば、この時期は卵が安いからですね。一年で一番卵が安いのはもちろん夏なんだが、夏に出してもあまり食べたくないでしょ。くそ暑い中でハンバーガーより、秋のキモチ良い季節にバーガー食べたくなる。秋から冬にかけて卵の値段が上がっていくので、秋に発売って事ですね。

外食・レストラン・居酒屋
アメリカ ディフェンシブ マクドナルド

2008/10/08 23:11

牛丼のゼンショーが下方修正

~ 外食各社は原材料の高騰に苦しみつつ、値上げはできない。 ~

ゼンショーが下方修正を発表。

業績予想の修正に関するお知らせ

先日、吉野家が下方修正を発表したけど、調子が良くないのはどこの牛丼も同じということです。しかしですね、ゼンショーのすき家は月次で確認できるとおり、売上は順調に伸びているわけです。ここが吉野家とは大きく違う点ですな。

ゼンショーは多業態を展開しているので、どの業態が良くてどの業態が悪いのか、いまいちはっきりしない。リリースの説明によれば、全体的な傾向としては、原価の上昇が利益を圧迫している。原材料が高いけど、値上げもできないし、吉野家と同じ。吉野家というか、外食各社全部同じですな。

子会社のココスが下方修正を出している。

業績予想の修正に関するお知らせ

ゼンショーの利益下方修正額のうちだいた30%はココスということになりますな。ところで、ココスは高い。この不景気にあの価格帯では厳しいのは想像に難くない。サイゼリアを見習いなさいって言いたい。その証拠に既存店は7%以上も前年を下回って推移中。

救いは配当は現状維持な事です。これで減配だったら最悪でした。優待も合わせると利回りは軽く10%を越えているので、ゼンショー系列で食事する人は気長に持つ戦略が最善といえましょう。たったの3万円だけ株を持っていればいいのですからね。

外食・レストラン・居酒屋
すき家 ココス ゼンショー 吉野家

2008/10/04 15:03

吉野家は上場来の安値近辺、業績は悪い

~ ずっと期待が含まれてきた株価。ゼンショーとの差はメニューの差? ~

吉野家が減額の発表。残念ですね。

特別損失の発生及び中間期・通期業績予想の修正に関するお知らせ

売上に関しては既に月次の数字が出ているので厳しいことは分かっていた。

利益が出ないのは、子会社のどんが足を引っ張っている感がある。同時に吉野家も全然利益が伴わない。既に発表された第1四半期決算の数字を見ればボロボロ。原価は一定なので、販管費の悪化が原因。

牛丼の2強は吉野家とすき家だけど、やっぱりすき家の方が人気があるような気がしてならない。個人的には、そういう牛丼系を食べに行くのはせいぜい年に2回か3回あるかないか程度なので、それほどよく見ているわけではないけど。

ついこの前、人通りのものすごく多い所にある吉野家とすき家の前を通ったのだが、すき家は待ちの列ができていて、吉野家はガラガラという状況を目にした。せいぜい歩いて15秒しか離れていないので、立地とかそういうのは関係ないんです。

吉野家はメニューが少ない。特に、その場所の吉野家は15席ぐらいしかない小さな店舗なのでメニューが絞られていると思う。が、それにしても、ですな。この場所に限らず、だいたい郊外でも同じようだと、車なんかで通りながら見る限り思う。

メニューが少ないのが致命的なのではないか?メニューが少ない方が効率化できて利益が出るというのだけど、数字的にはすき家の方が全然儲かっているじゃないか。

それに、ぱっと見、ゼンショーのお店の方がうまそうな感じがする。のぼりの感じとか、色使いとか、店構えとか。そんなことないですか?

200810041.jpg

株価はずいぶん安くなってしまって、10万円近辺をうろちょろしている。だけど、この株価だって、いずれはEPSが1万円近くまで戻るって、そういう期待を込めた株価だと思うんです。吉野家の株はずっとそういう期待を含んで高めに維持されて来ちゃいませんか。 今回の下方修正を食らってもなお期待を含んでいけるのかどうか?多分いけるのだろうね、今までずっとそうだったように。しかし今の株価は上場来の安値です。さて、どうするべきですかね?

外食・レストラン・居酒屋
すき家 ゼンショー 吉野家

2008/10/04 13:01

ラーメン。ハイデイ日高、幸楽苑。

~ 国民ファストフード、ラーメンはディフェンシブ銘柄の代表か。 ~

ラーメン屋の月次数字。

ハイデイ日高。

平成21 年2 月期9 月度売上高速報についてのお知らせ

堅調です。

幸楽苑。

平成21 年3月期 9月度売上推移速報に関するお知らせ

これまた堅調です。ハイデイ日高とは違って既存店売上がマイナス成長なのは頂けないということはありますが、全体としてはよくやっていると言えましょう。

ハイデイ日高や幸楽苑に限らず、ラーメン屋は基本的には堅調なんですな。九州地盤のワイスフード、東海地区のJBイレブン、北陸地方のハチバン、東日本の丸千代山岡屋、大都市に展開するホッコク。ワイエスフードは例外的に業績があまり良くないが。

国民的ファストフードの代表選手がラーメンなわけですが、不景気には強いというイメージがある。アメリカでは不景気にはマクドナルドが強いのと同じ流れですな。が、不景気になると極端に財布の紐を締め付ける日本人なので、アメリカのようには行かず、ラーメン屋も厳しいのかもしれない。

業績的にはまさにディフェンシブとでも言わんばかりの安定感がある。去年あたりは各社ものすごい減益となったけど、これは原料の小麦価格が暴騰したことが一番大きい。商品価格が落ち着いてきた今、これからの原料価格は心配事ではないね。

ただし、日本の制度として、小麦の値下がりは世界に遅れて日本にやってくるので、しばらくは原料高は続く。しかし、投資とは先を見るもの。

売上規模。幸楽苑、ハイデイ日高、丸千代山岡屋、ハチバン、ホッコク、ワイエスフード、JBイレブン。基本的には上位2社を見ておけばOK。なぜかマーケットの評価が違って、幸楽苑は高い値段が付いている。時価総額ではハイデイ日高の2倍。経常利益はハイデイ日高の方が全然多いのに。幸楽苑の株価が間違っていると思いますな。

外食・レストラン・居酒屋
ハイデイ日高 ラーメン 幸楽苑

2008/09/29 22:10

ほっともっとを立ち上げたプレナスの下方修正

~ 原材料費ではなく、新ブランド立ち上げの費用が利益率を悪化させた。 ~

プレナスが下方修正を発表。

平成21年2月期 中間期及び通期業績予想の修正に関するお知らせ

売上高の修正幅がわずかながら、利益の修正はかなり大きい。修正幅はおおむね、売上-2%、利益-30%という感じ。

基本的に、弁当の需要は激しく変化しないので、店舗の数だけ売上が上がり、売上はだいたい計画値に着地する。利益にしたって、材料費が上がれば弁当値上げするだけ。今のご時世、値上げは当然のものとして実施されますなあ。

弁当が10円、20円上がると売れなくなるか?いや、そういうことはないでしょう。基本、弁当屋はコンビニと同じで、メイン顧客は小さい値上げにもうるさい主婦層ではなく、忙しい単身者、学生、サラリーマンのお昼、なんかだ。こういうのは小さい値上げはそれほど問題ない。

もちろん、修正発表リリースでは、利益の減少は原価高って事になっているが、原価高の分、既に値上げしているんだし、上のような理由で説得力に欠ける。

結局、ほっかほっか亭をやめて新ブランドを立ち上げたわけだけど、それに費用をじゃんじゃんつぎ込んでいるのではないかと推察。

多分、フランチャイズのオーナー達には何か魅力的なパッケージを出さないとならないはず。そうでもしなけりゃ、みんなほっかほっか亭に連れて行かれる。新らしいFCを獲得するにしても、ほっかほっか亭との喧嘩で、好条件を示さないとならない。そういう費用がたくさんかかるけど、それは残念ながら弁当代には転嫁できない。勢い、利益率さがる。

弁当なんて、市場がどんどん大きくなっていくわけではない。今のほっかほっか亭のテリトリーに出ていくのだろうが、向こうだってこっちのテリトリーに出てくる。限られたパイの奪い合い。一番苦しむのはもちろんFCオーナー。

ちなみに、ほっともっとはまだ食べたことがない。

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プレナス 下方修正 弁当

2008/09/27 11:11

ゼンショーの回転寿司を巡る戦い

~ 紆余曲折を経て結局はうまく行かなかった寿司ビジネス。 ~

ゼンショーはあきんどスシローを売却して、回転寿司からは完全撤退となった。

エーエスホールディングス株式会社による当社株券等に対する公開買付けの開始に関する意見表明のお知らせ

外食の業態をどんどん拡大しているゼンショー。一番大きいのは牛丼のすき家。その他、ココス、宝島など、知らず知らずのうちにゼンショーで食事をしている人は多いはずである。

ゼンショーが力を入れそうだったのが回転寿司で、これまで回転寿司最大手のカッパクリエイトと、今回売ることになったあきんどスシローを取り込もうとしてきた。

ちょっと今までの流れを追ってみたい。

まずはあきんどスシロー関連。

2007年3月 株式会社あきんどスシローの株式取得に関するお知らせ

あきんどスシローの株27%を取得した。創業者である大株主から取得したんだけど、これがあきんどの社長には事前の打診などはなかったので、社長は反対して、最初からぎくしゃくした関係になってしまった。

決算説明会などの動画で確認する限り、あきんど社長は職人肌がとても強い。実際、寿司職人あがり。美味しいものを提供するという心意気が強いので、ゼンショーとはマッチしようもない。

怒り心頭の社長の気持ちは、あきんどスシローからのプレスリリースを見れば分かりやすい。

筆頭株主及び主要株主の異動に関するお知らせ

この発表とゼンショーからの発表を比べて欲しい。ゼンショーは、協業シナジーでいろんなノウハウ等を融合し、商品開発とか物流、その他いろいろで企業価値が向上できる、と言っている。一方のあきんどスシローは、ゼンショーとの関係は一切白紙とつれない。

創業者が勝手に株を売ってしまって、最初から2社の関係は冷たい。

そうこうしているうちに、あきんどスシローは大株主ゼンショーに相談することもなく勝手に増資を決めてしまう。

2007年8月 第三者割当による新株式及び第2回~第4回新株予約権発行、戦略的業務・資本提携並びに 中期経営計画の策定に関するお知らせ

あきんどスシローの取引先である極洋に頼み込み、出資を受けると共に協力関係を築いて事業を拡大する計画とした。ゼンショーとの協力は何も決まっていないのに。まさにやられたらやりかえせである。

同時に資本・業務提携について詳しく説明し、ゼンショーは関係ないことを見せつける。

戦略的業務・資本提携について

これに対しゼンショーは平静を装っている。

㈱あきんどスシローの企業価値向上に向けたユニゾン・キャピタルとの協働について

すぐに増資は実行され、極洋(の関連会社)が10%以上を持つ第三位の株主になる。

主要株主の異動に関するお知らせ

実際には、いくつかの極洋関連会社が株を持ち、実質的に20%弱ぐらいの所有となる。

年末になると「親会社に関する事項について」というものを親会社を持つ上場企業は発表する事になっている。親会社といっても必ずしも50%超ではなく、実質的に大株主の場合も含まれるので、あきんどスシローもゼンショーとの関係を発表する。

親会社等に関する事項について

これ以上冷たくしようがないほど冷たい内容で、ゼンショーとの間にいかなる関係も一切ないと一刀両断する。

そして今回の発表となる。

株式会社あきんどスシローの非公開化に向けたエーエスホールディングス株式会社との「公開買付け等に関する合意書」締結について

ゼンショーはあきんどスシローの株を全部売却。最終的には4億ほどの利益になるようだ。しかし、これだけのすったもんだでたったの4億では割に合わない。が、だだこねてスシロー株を持ち続けても協力関係が築けるわけでもなく、どうしようもない。

この公開買付けであきんどスシローは上場廃止へ。

以上が、回転寿司を巡るゼンショーの動き、あきんどスシロー編です。カッパクリエイト編は続く。

外食・レストラン・居酒屋
あきんどスシロー カッパクリエイト ゼンショー

2008/09/26 13:01

~ 多業態の飲食店を成功させた企業はほとんどない。 ~

ダイヤモンドダイニングが上方修正を発表。

中間期業績予想ならびに通期業績予想の修正に関するお知らせ

飲食店を大規模展開するには、基本的にフォーマット化された店舗をマニュアルにしたがったサービスと組み合わせ、誰でもできるような仕事にすることになる。その結果が、同じ店なら味もサービスも同じ。これは居酒屋でもファーストフードでも変わらない。

同じ店でなくても、同じ会社がやっている店なら、同じメニューがあることに気がつくし、サービスもそれほど変わらない。つまり、結局は同じベースにちょこっとだけ手を加え、違った業態のように見せかけて店舗数を拡大する戦略というわけ。

ダイヤモンドダイニングは多業態を展開しているという点で面白い。基本は1業態1店舗で、その都度コンセプトを考え、メニューを作り、店作りを行う。ただ、Dダイニングの店には行ったことがないので、本当に全く違った店になっているのかどうか、わかりません。もしかすると、使い回しかもしれない。ホームページを見た感じでは、一店一店が違ったもののように思える。

このビジネスモデルはうまく行かないと思う。

飲食店は簡単そうで難しい。これだけ多くの飲食関連上場企業があって、どの会社もぐっと大きくなるときにはほぼ単一業態です。会社規模が大きくなるにつれて出店余地がなくなったりお店が飽きられたりしてくると、違った業態の開発に乗り出すわけです。

新業態の開発はうまく行くことがとても少ない。例えうまく行ったとしても、大成功する新業態を10個も20個も作り出すことはあり得ない。あり得るのかもしれないけど、今の上場企業の中には見つからない。強いて言えば、すかいらーくはずいぶん手を広げられたと思う。

で、成功しているように見えるのが、このダイヤモンドダイニング。しかし売上規模は100億と小粒である。本当にうまく行っているんだろうか?誰もなしえなかったビジネスモデルを成功させられるのだろうか?

いや、できないと思う。

最後に、ダイヤモンドダイニングの監査法人は優成、主幹事はSBI、大株主にはメディアシーク。いつ何が起きても不思議ではない組み合わせではある。

外食・レストラン・居酒屋
ダイヤモンドダイニング 優成

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