カテゴリー: 外食・レストラン・居酒屋

2009/01/17 22:10

物語コーポレーション、12月の月次好調、上期は計画以上で着地

~ 中間計画を上回った売上、利益も上回るのであれば株価インパクトになると期待できる。 ~

物語コーポレーションの12月月次数字。

平成21 年6月期 12 月度 月次売上高前期比(速報値)及び店舗数のお知らせ

既存店は焼肉部門と専門店部門以外で前年同月比プラスを継続。既存店全体が分からないのはいつものことだけど、売上構成比が大きいのは中華部門とお好み焼き部門なわけで、全体としても既存店はプラスでしょうな。

全店売上は124.7%と絶好調。

200901174.gif12月で上期が終わった。上期全体としては全店売上は123%。既存店は焼肉以外100%越え。会社計画の中間業績は売上115.2%なので大きく上回ったことになる。分かり切っていたことではあるので今さら材料にもならんだろうけどね。

中間計画は減益なので、ここがどう出るかがポイントですな。売上123%で減益はあまりいただけない。勝手な予測としては、前期比プラスで着地するんじゃないかと。

そうなるともっと株価は高くなってもいいんじゃないですか?

外食・レストラン・居酒屋
お好み焼き ラーメン 外食 焼肉 物語コーポレーション

2009/01/16 23:11

王将、餃子を売って17ヶ月連続の既存店100%超、バリューな中華

~ 値段と質を考えたコストパフォーマンスが高い中華は飽きない、安いで外食ディフェンシブ。 ~

王将フードサービスの12月月次。

平成20年12月  月次売上高等について

全店売上高は108.7%、既存店売上高は105.7%。既存店は17ヶ月連続の100%超。

チープな中華料理はチープなカレーと並んで、景気に関わらず食べ続けられると思うわけです。食べやすい、飽きない、安い。

王将の餃子は確かに旨いが、その他の料理も旨い。旨いというのは、一皿1000円ぐらいする中華料理と同じように旨いというわけではなくて、あの値段であの味であれば旨い、という事ですな。つまり、コストパフォーマンスが極めて高い。だから満足度が高い。

先日、近所で旨いと評判の中華料理屋に行った。確かに旨かったわけだが、値段もそれ相応。焼飯が850円、八宝菜が1350円、豚のなんちゃら炒めが1500円という感じ。この値段は店のロケーションから考えれば相当強気な設定ですよ。

客の入りもすごくて、大繁盛と言えましょう。

で、最後に思うのは、旨かったけど全体としてはまあこんなもの、ってことなんですよ。つまり、値段相応に旨いってこと。

そこにバリューはない。

金持ちはバリューを気にしない。旨いものが食べられればそれでいい。庶民はバリューを大切にする。値段と質の兼ね合い。

そうなると、やっぱり王将はバリューが高い。

ああいう店の雰囲気なので、全客層が入りやすい、食べやすいとは言えますまい。しかしながら、そういう入ってこれない客層を除いても十分成り立つだけの層が存在している。

バリューの王将。ディフェンシブな外食ってことでいいんじゃないですか?

残念ながら株価にバリューはあまりないけどね。

外食・レストラン・居酒屋
レストラン 中華料理 壱番屋 外食 王将

2009/01/11 00:12

マクドナルド、アルバイトで行列を作って12月月次も好調

~ 不景気に耐性を持つビジネス、サクラの行列はいただけないが、ハンバーガーはいただける。 ~

日本マクドナルドホールディングスの12月月次数字を確認。

【月次 IRニュース】

200901101.gif全店売上が+3.4%、既存店売上が+2.0%。客数は減っても客単価が上昇。とりあえずは順調ですな。

クォーターパウンダーの発売日に、サクラのお客を何十人だか並ばせるというマーケティング戦略はどうなんですかね?マーケティングと呼ぶことが出来るのかどうか。

忘れちゃいけないのは、マクドナルドだけじゃなくて、そういう何か人を煽るような宣伝はどこでもやっている。程度の差こそあれ、それが宣伝であり、広告であり、マーケティングなわけですよ。

それに成功すれば売れる。

不景気には耐性のあるマクドナルドも、お客を呼び込むにはそれぐらい積極的にやるしかないって事ですな。

だけど、そういうマーケティングを立案・実行したのは、ある部門の人達なわけであって、会社としてサクラを並ばせるっていう方針ではないとは思うね。多分、会社として議論したのであれば「やめた方がいいんじゃない?」って話になったのでは無かろうか。

外食・レストラン・居酒屋
ディフェンシブ マクドナルド

2009/01/08 23:11

壱番屋、カレーのように飽きずに美味しく底堅い

~ 老若男女を問わず日本人のカレー好きが壱番屋の業績に反映され、いつでも底堅い。 ~

壱番屋の中間決算。

平成21年5月期 第2四半期決算短信(非連結)

底堅い。まさに、底堅い。カレーCoCo壱番屋や餃子の王将と並んでいつの世でも底堅い外食企業の代表選手ですな。

カレーは老若男女を問わず人気がある。何と言っても食べやすい。食欲をそそられる匂いと手軽さ、それでいて牛丼みたいに男臭さがあるわけではなくて、ある意味お洒落ささえもある。高級ホテルのナンチャラカレーみたいなのがあるぐらいだから。

作る側としては大量生産に向く。本当に旨いカレーを作ろうと思えば大量生産はできないけど、普通にカレーを作って低価格で食べさせるのであれば、これほど大量生産に向いている大衆食はないんじゃないですか?

200901081.gif調理は簡単。温めるだけ。配膳も簡単。盛るだけ。片づけも簡単。お皿とスプーンとコップだけ。

しかもカレーは飽きない。

残念ながら下方修正も合わせて発表されていますな。これで壱番屋には珍しく、今期は減益となるわけです。だからといって慌てる必要はありますまい。

底堅いのは昔も今もこれからも変らないのだからね。

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カレー 壱番屋 王将

2008/12/22 17:05

フジオフードが280円牛丼を販売、まいどおおきに食堂が上向くか

~ 財務、監査法人(優成)、ベンチャーリンク、業績、悪さが目に付くが牛丼が起爆剤になるか。 ~

フジオフードが一杯280円の牛丼を売るという。牛丼に使う牛はオーストラリア産なわけで、これだけ円高が進んだ今、仕入値はぐっと下がりますな。それを消費者還元という形にすると牛丼一杯280円となるわけです。

しかし280円というのは安い。安すぎる。

吉野家やすき家、松屋フーズの牛丼も当然安いのだが、それでも350円~380円。フジオフードの牛丼は食べたことがないので(これから発売?)量と味は分からないけど、牛丼チェーンに比べてそれほど劣るとは思えない。同じボリュームと似たような味で20%も安いのは驚異的だ。

70円という絶対金の大きさより、一杯280円という値段のインパクトはひじょーに強くないですか?私は強いと感じますな。

個人的には牛丼チェーンで食事をすることは年に1度あるかないか程度なので、牛丼使いの人達とは考え方がちょっと違うかもしれない。それを承知で言うならば、牛丼一杯食べただけでは満足できない。何かもっと食べたい。

サラダとかみそ汁とか、ちょっとしたサイドメニューについつい手が伸びるじゃないですか。そういうメニューは、牛丼の安さに比べると意外と安さが感じられない。サイドメニューは高利益率ですな。

マクドナルドには100円バーガーがある。あれは安い。あればかりを注文されるとマクドナルドは全然儲からないらしい。実際には、100円バーガーだけを食べる人は少数で、ドリンクやポテトを注文する。それらが高利益率なので、全体としてうまいこと回るわけ。マックの人はポテトはいかがですか?って聞くのはそういうことですな。

まいどおおきに食堂でも同じじゃないかと思うんです。

牛丼280円だけ食べて帰る人は少数派で、結局何か別の物を食べる。メニュー数は多いので、牛丼がきっかけになってまいどおおきに食堂を使い始める人だっているんじゃないですか?

200812227.gifフジオフードの既存店売上は前年割れが続いている。牛丼が契機になって上向く可能性もありましょう。月次は要チェックですな。

第3四半期までは業績はボロボロ。通期は下方修正されるに違いない。フランチャイズ店が多い割には財務も悪い。

監査法人は優成で気持ち悪い。提携解消したものの、もともとベンチャー・リンクと手を組んでいたのもひっかかる。

悪いところばかり目に付くわけだが、280円牛丼の力が非常に気になる。この不景気のさなか、安さは力なり。消費者は安い物を探している。さて、どうなるか。

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すき家 まいどおおきに食堂 フジオフードシステム 吉野家 牛丼

2008/12/17 07:07

くらコーポレーション、寿司ネタだけじゃなく業績も鮮度アップして

~ 月次の数字を確認しながら、既存店が回復するまでは投資対象から外したい。 ~

くらコーポレーションの決算発表。

平成20年10月期 決算短信(非連結)

今2009年10月期の数字ですけど、期待したほどは伸びませんな。特に中間期がマイナス成長計画というのは残念というかがっかり。前期下期と今期上期の1年間が底という計画ですな。もう少し短くして欲しかった。

前期の出店数は41店舗、閉店数が4、期末店舗数が223店。今期は33の出店計画、退店もありましょう。だいたい+10~13%ぐらいの店舗増になるんじゃないですか?

月次を見ながら様子見が賢明ですな。やっぱり既存店が回復するまではダメですねえ。

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くらコーポレーション 回転寿司 外食

2008/12/13 12:12

物語コーポレーションの11月月次数字、相変わらずの順調さ

~ 月次数字は好調で株価も好調、全然下がらない、押し目が欲しいところです。 ~

物語コーポレーションの11月月次数字を確認。

平成21年6月期11月度月次売上高前期比(速報値)及び店舗数のお知らせ

200812131.jpg 既存店は全業態で前年同月比プラスを維持。全店では+40%と好調。今期ここまででは、既存店はプラス、全店では+22%と順調。11月の出店は中華部門でFC2店。今期の出店は中華とお好み焼きにフォーカスするという計画通り。

おしなべて好調。

株価も好調。全く下がりませんねえ。とりあえずは反落が欲しいところではあますな。12月が中間決算なので24日が権利落ち。

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お好み焼き ラーメン 外食 有望 物語コーポレーション

2008/12/10 22:10

サイゼリヤ、為替デリバティブの損失額を確定、大赤字

~ 損失額が確定することでこの件は終わりになる、不透明を投資家は一番嫌うから。 ~

サイゼリヤがデリバティブ契約を解除。

デリバティブ契約解約に関するお知らせ

先日のプレスリリースでは140億円を見積もっていた通貨デリバティブの損失ですけど、最終的には153億円の損失となりました。153億はデカイ。サイゼリヤの今期売上計画は870億、経常利益が80億、純利益が42億。153億円の損失の大きさが分かりましょう。

この損失の経営責任ってことで代表取締役とかが減俸になりましたな。なんか、日本は何かあるとすぐ減俸とか半年間給料30%カットとか、そういう風に金でけじめをつける。個人的には嫌いですね。

いずれにせよ、損失額が確定したのはいいんじゃないですか?投資家は不透明なのを一番嫌うからね。これでこの問題は片づいたわけで、後は本業がどれほど好調かに投資家の目は移るわけです。デリバティブ損失は一時的な特損でいいと思う。

今回の為替デリバティブについてはこちらの「デリバティブへの理解 その3」で分かりやすく説明されている。なるほどね。っていうか、こういう説明をサイゼリヤがするべきじゃないですかねえ。

株価はデリバティブ損失発表後冴えない。冴えるわけもないですけど。

外食・レストラン・居酒屋
サイゼリヤ デリバティブ 外食

2008/12/02 08:08

くらコーポレーションに限らず回転寿司の9月10月はボロボロ

~ 景気が悪くなっても回転寿司は多業態に比べて健闘するんじゃないですか。くらの株価も。 ~

くらコーポレーションの下方修正。

特別損失の計上及び通期業績予想の修正に関するお知らせ

利益の減額幅は予想以上に大きいですな。ちょっと意外感のある修正かもしれない。下方修正の理由は

既存店売上高の不振により新規出店に伴う販売費及び一般管理費の増加を吸収できず

なんだけど、どれぐらい既存店が不振なのか月次で確認しておいた方がいい。

くらコーポレーションの月次推移

既存店の9月と10月の数字が注目ですよ。ここしばらくなかった数字までガクッと下がっている。くらに特有の問題があったわけではない。これは他の回転寿司チェーンの月次を見れば明らかですな。

かっぱ寿司の月次
あきんどスシローの月次
元気寿司の月次
アトムボーイの月次

各社の既存店9月10月の数字を見ると、くらと同様に酷い数字が並んでいますな。なぜこうなったのか。前年度の月次数字が高いのでハードルがそもそも高いからじゃないですか。各社の前年の9月の既存店数字を確認です。

単月だけの数字を取り出すと、曜日の並びとか祝日のつながりとか、いろいろあって数字はぶれる。趨勢として見るのが大切なので、月次数字の流れを見るべきかと。流れは良くない。下げ気味。先行き下げそう。来期はずっとマイナス月次数字が並びそう。

マクロ経済の先行きも全く同じなわけだが、そういうマクロ経済の中で回転寿司はどうなのか。各種の外食業態の中で考えれば、回転寿司は良い方なんじゃないだろうか。居酒屋とかファミレスより景気悪化の影響は少なさそう。

200812022.jpg 株価。くらの株価は安くないですか?他の回転寿司屋の株価に比べれば不当に売り叩かれていると思いますなあ。カッパ寿司と元気寿司が比較対照になるわけだが、くらだけが嫌われているね。どちらかの方向に収斂するんじゃないですか。それがカッパ方向なのかくら方向なのか、どちらになるかで投資するかが決まるわけです。

カッパ方向に行くんじゃないかと、個人的には思う。

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くらコーポレーション アトムボーイ カッパ・クリエイト 元気寿司 回転寿司

2008/11/28 01:01

トリドールの公募値決め、東証一部へ鞍替え上場

~ 3%ディスカウントで売出価格が決まり、東証1部への変更も決まった。 ~

トリドールの新株売出価格が決まった。

発行価格及び売出価格等の決定に関するお知らせ

1株260,445円。基準日26日の株価に対して3%のディスカウント。株価は強烈に強いので3%と最低のディスカウント率で決まりましたね。

同時に東証一部に指定替え。12月10日付け。

東京証券取引所 市場第一部指定に関するお知らせ

下げれば買いでいいんじゃないですか。

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うどん お好み焼き トリドール 公募増資 外食 有望

2008/11/27 01:01

サイゼリヤ、為替のデリバティブで巨大な損失

~ 純利益の4倍の損失を計上する予定なのにプレスリリースは不親切過ぎる。 ~

これは巨大な損失ですな。サイゼリヤがデリバティブで大損。

デリバティブ評価損発生見込みに関するお知らせ

これだけデカイ損失を出した割には不親切なプレスリリースじゃないですか。もっと普通の人が分かるように説明するべきじゃないですかね。事実だけ伝えればいいってもんじゃない。

200811271.jpg つい最近までオーストラリアドルは非常に強かった。基本的にオーストラリアは資源国家なので、資源価格が暴騰していたつい最近までオーストラリアドルは買い上げられたわけです。2001年の1AU$58円ぐらいから2007年の1AU$105円ぐらいまで、ほぼ2倍になった。

サイゼリヤとしてはこのオーストラリアドル高が続くと考えた。さらに強くならなくても最低でも高値安定するんじゃないかと。そうなるとオーストラリアから輸入する食材価格は高いままで、低価格メニューが受けて回復している業績が伸びなくなりますよね。

そこでBNPパリバと取り引きして、仮にオーストラリアドル高が進んでも大丈夫なような契約を結んだわけですな。でも、そんな美味しい事だけな話は無いわけで、その契約ではオーストラリアドルが78円以下(もう一つの約束では69.9円以下)になればサイゼリヤは損する値段でオーストラリアドルを買わないといけないってことになっている。

今のオーストラリアドルレートは62.5円ほど。つまり、サイゼリヤは損するレートでオーストラリアドルを買わなければならない。その損失額が今のところ140億円見込まれている。けど、この損失額は為替レート次第なので、今後良い方にも悪い方にも変動するわけですな。純利益が35億レベルの会社なので、140億の損失は巨大と言えましょう。

200811272.jpgせっかく順調に値を上げてきた株価も暴落。今のところ3日連続ストップ安。どこまでS安を続けられますかね。ちなみに、10月23日のへこみはピザにメラミンの混入が見つかったとき。この時の出来高が450万株なので、もし買うならそれ以上の出来高が付いてからじゃないですか。

業績は堅調なだけに何とも残念な今回のデリバティブ損失ですな。

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サイゼリヤ デリバティブ 外食 為替

2008/11/24 11:11

トリドールの公募増資、業績堅調の証、株価は強い

~ 株価の強さからも株主も納得の新株発行、業績も将来性もOK。 ~

トリドールが新株発行増資。いやー、この相場で新株発行とは立派ですなあ。

新株式発行及び株式売出しに関するお知らせ

新株発行数は4000株、社長の売出が2000株、オーバーアロットメントが900株。増加数は4000株で発行済株式数の6.5%。調達資金9.6億円は全額出店費用に充当。プレスリリースには40店舗ぐらいの出店計画がずらっと並んでいる。

自己資本比率は37%とまだ余裕はあるが、株価が堅調なこのタイミングでの公募増資。業績は絶好調だし、ビジネスの将来性と成長性は高いんじゃないですか。

200811241.jpg チャートで見る通り株価は堅調。堅調の中でお強い時の増資発表で文句無しですな。さすがに公募増資発表翌日の17日は大きく下げた。でもストップ安でもないし出来高も膨らんではいない。株主も納得の公募増資と言えましょう。どこかのREITみたに株価暴落、REITのくせに純資産価値以下という値段で増資するのとはわけが違いますねえ。

この株価の強さでトリドールの人気が再確認されたんじゃないですか。人気だけではなくて業績期待の強さもね。

ついでにマザーズから東証一部または二部へ鞍替え。できれば一部でお願いします。

東京証券取引所における上場市場の変更に関するお知らせ

外食・レストラン・居酒屋
うどん お好み焼き トリドール 公募増資 新株発行

2008/11/22 09:09

ゼンショー、業績数字はイマイチだけど、利回りで買い

~ 人気の株主優待で優待利回りは高く、それだけで負けない投資ができる。 ~

ゼンショーの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

減益の理由は原価率の悪化が大きい。昨年の原価率31.3%から今期の原価率34.1%へほぼ3%も悪化している。販管費は横這い。食材価格の高騰はずいぶん落ち着いてきているし、来期はさらに落ち着くのではないかと推察。原価率自体の改善は進むのではなかろうか。

既存店売上が96.7%。ファミレスカテゴリーでは94.4%と特に厳しい。サンデーサンが売れないみたいですな。サンデーサンはココスへ変換中。しかし、ココスとかサンデーサンとか、値段が高くないですか?絶対金額としては高いと言ってもしれているけど、出される料理とのバランスですな、問題は。とても高く感じますよ。

牛丼は積極出店を継続。吉野家を抜いて牛丼店舗数日本一を達成しましたな。おめでとさん。すき家はメニューが豊富だし、ファミリー対応型の店舗も多くて家族連れも多い。吉野家はこの2店で遅れをとっていますな。

ゼンショーの配当は12円で配当利回り2.6%。優待は食事券6000円分で優待利回り13%。総合利回りは驚きの15.6%。ゼンショー系列を利用する人であればこんな株を買わない理由はありませんな。サラリーマンは昼食に行くだろうし、一人暮らしの学生だってよく使うんじゃないですか。

ファストフードは食べないぜって人も結構いるけど、そう言う人はヤフオクへ。人気優待だけに高く売れる。最低でも額面の80%は確実。ヤフオク売却時の総合利回りでも13.5%はある。

15%の利回りを取りながら30%ぐらい上がって売るだけでいいんですよ。黙って買っておくべきですな。

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ゼンショー ファミレス 優待 外食 有望 牛丼 高利回り

2008/11/22 08:08

物語コーポレーション、10月の月次数字

~ 既存店は前年同月比で100%を越え、全店でも順調。株はまだ安い。 ~

物語コーポレーションの10月月次。

平成21 年6月期 10 月度 月次売上高前期比(速報値)及び店舗数のお知らせ

順調。前期比で既存店は100%越え、全店では127%。この調子であれば中間業績は上方着地しますな。

株はまだ安い。

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お好み焼き ラーメン 外食 有望 焼肉 物語コーポレーション

2008/11/15 15:03

物語コーポの決算説明資料には面白い情報が沢山

~ お好み焼きと中華に集中して出店を計画、その2つのマーケットが良い理由は。 ~

物語コーポレーションの第1四半期決算。

平成21年6月期 第1四半期決算短信(非連結)

1Qの出店は直営3、FC5、総店舗数131(直営64、FC67)。出店の内訳は、焼肉2、中華2、お好み焼き4。前期の説明資料にはお好み焼きと中華に集中して出店とあるが、なぜか焼肉も出店している。

中間期は前期比で増収減益の計画。1Q時点での進捗率は売上50%、経常利益74%、純利益80%。中間期は計画を上回って着地する可能性が高いんじゃないですか。そうなればいずれ上方修正がでますな。

200811148.jpg 前期末の決算説明資料を確認しておく。

売上の50%は焼肉。中華が次で、お好み焼きが続く。店舗数でも同じ。勢いとしてはお好み焼きが一番ある。店舗数は2→13→28と倍々以上に増加中。売上高でも倍増の勢い。中華、具体的にはラーメン、もそれなりに勢いがある。焼肉は横這いを維持。

200811149.jpg 基本的にはお好み焼きと中華を集中的に出店して15%の増収を目指す。上に書いたとおり、1Qの出店はお好み焼きを中心として、後は中華と焼肉。集中はしていませんな。ま、お好み焼きと中華以外は一切出店しないと言うわけでは当然ないでしょう。

財務バランス改善とあるが、これは難しいですな。自己資本比率は20%と決して高くない。出店には金がかかるのでできれば増資でも繰り出したいところですが、今の株式相場でそんなことができるわけも無し。営業キャッシュフローの範囲内での出店では成長スピードがどうしても遅くなりますね。FCでの出店を加速していくことになるんじゃないでしょうか。

2008111410.jpg ふーん、焼肉の市場規模は5900億円、ラーメンの市場規模は4000億円、お好み焼きの市場規模は1900億円ねえ。で、それぞれでシェア順位6位、5位、2位を3年後には獲得していたいと。それでも市場シェアはそれぞれ、1.5%、2.8%、5.7%と小さい。ま、これらは個人営業の店の数が膨大にあるし、なかなか寡占化は進みにくいですな。

市場規模と市場シェアで、3年後の計画売上が分かりますねえ。焼肉で88.5億、ラーメンで112億、お好み焼きで108.3億。合計308.8億。3年後にこれだけの売上を取るつもりでいる。今2009年6月期の計画売上高が116億なので、2011年6月期は売上規模が2.7倍になるという事ですな。

そうなると単純計算では、2010年の売上伸び率が65%、2011年の伸び率も65%になる。しかしですよ、今2009年の伸び率はたったの15%を計画していますな。2010年から突然成長が加速するんですか?

2008111411.jpg 確かにお好み焼き屋は個人経営の小さな店が多く、寡占化は全然進んでいたいと思う。ファミリーで気軽に行くことができる郊外方の店舗も少ない。チャンスはあるでしょうな。面白いのは、各社の1店舗あたりの売上。

物語コーポが一番高い。その他は英語のイニシャルを使ってはいるものの、分かりやすいですな。C房は千房(ちぼう)、T橋風月は鶴橋風月、Bぢゅうはぼでぢゅう。その他は知らないけど。

2008111412.jpg ラーメン業界の資料も面白いですな。各社の1店舗あたりの売上高では、物語コーポがダントツじゃないですか。にわかに信じがたいが。日高屋や幸楽苑等の上場大手ラーメン屋を抑えてブッちぎり。日高屋や幸楽苑のラーメンは安さが売りだからだろうか。物語コーポのラーメンは650円ぐらいからで普通のラーメン屋の値段設定と同じ。

画像右下には各社の既存店売上の推移をグラフにしている。ここでは物語コーポだけが既存店が好調ですよと主張している。勢いの差を強調したいんですな。

会社が計画するとおりにお好み焼きマーケットとラーメンマーケットを取っていくことができれば業績は伸びそうな雰囲気ですな。当然、出店費用をどう工面するかという財務戦略が気になる。FCを基本として出店していくなら財務面では楽になりますが。

2008111413.jpg 株価は上場来ずっと横這い、多少は上向きと言えなくもない。PERは5.6倍と安いけど、会社の規模が小さくて上場企業としての歴史も浅い、財務もいっぱいいっぱい、今の相場は厳しい、等々考えれば妥当ですかね。成長力が一応はあるので、個人的には安いと思うけどね。

とりあえずは業績の進捗状況を確認しながらぼちぼち様子見ながら投資してみてもいいかもしれませんな。

外食・レストラン・居酒屋
お好み焼き ラーメン 外食 有望 焼肉 物語りコーポレーション

2008/11/15 15:03

きちり、成長率は高いが小規模でボラティリティは高い

~ 成長を加速するためには資金が必要だが、今は銀行借入しかできない。 ~

きちりの第1四半期決算。

平成21年6月期 第1四半期決算短信(非連結)

出店した分だけ順調に増収。利益も増えてはいる。規模が小さいので誤差が大きいのが玉に瑕。通期では30%の増収で利益はほぼ横這いを計画。

いかんせん規模が小さい外食企業なので、業績のブレも大きい。成功している業態をじゃんじゃん出店して増収増益のスピードを速めていくのが王道だが、それには軍資金が必要となりますな。今のマーケットでは増資はできないし、銀行借入に頼るしかない。

自己資本比率は37%と、外食企業としては普通だけど、成長企業がガンガン借入をして出店して行くにはあまり余裕のある数字とは言えますまい。

200811147.jpg いかに資金を得て出店していくのかがポイントではなかろうか。株価はまあこんなものかおと思うが、成長加速がはっきりすれば一気に飛び跳ねそうではある。底値からの戻りは早いですな、今のところ。

外食・レストラン・居酒屋
きちり 外食 居酒屋

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