カテゴリー: 不動産・マンデベ・流動化

2009/02/05 11:11

グランディハウス、戸建て分譲で業績と株価が堅調な会社の一つ

~ 配当利回りが9%と高く、財務の安心感があり、業績はOK、株価は堅調な宅建業者。 ~

グランディハウスの第3四半期決算。

平成21年3月期 第3四半期決算短信

順調。2000円の配当は確実ですな。そうなると配当利回りは9%。「高配当利回りの不動産銘柄は配当がカットされるまで業績が下がる」法則は今回ばかりは当てはまりませんよ。

財務の心配もないので持っていても良いと思う数少ない不動産屋ではないですか?ただ会社規模が小さすぎるという難点はある。

最近の不動産企業の業績動向をまとめると、不動産ファンドはダメ、マンデベはダメ、賃貸は横這い、管理は横這い、そして最後に戸建ては徐々に復活、って感じになるかと。戸建て企業では業績がそれなりに堅調なものが増えて、株価的にもそこそこなものが出てきた。

安心するのは早いけど、気にしておいて損はないでしょ。

不動産・マンデベ・流動化
グランディハウス パワービルダー 不動産 分譲 戸建て 配当 高利回り

2009/02/04 14:02

アールエイジ、妙な株価急騰と株式分割、1ヶ月で半値以下は覚悟

~ 意味もなく株価が急騰を続け、株式分割が発表され、そして1ヶ月後に株価は無くなった・・・。 ~

アールエイジが株式分割。

株式分割及び株式の分割に伴う定款の一部変更に関するお知らせ

今時珍しいですな。株式分割するって事は株価が高いって事で、本当か?と思って株価をチェックしてみると・・・。なんですか、これ?

200902044.gifまず最初に株価がぴょこんと上げたのが11月12日。この時はプレスリリースもニュースも何もない。

勢いづいたのは12月9日で、この日も何も理由はない。

そして決算発表が12月12日。そこから株価上昇はスピードを増し、11月11日から株価は実に4倍になった。

なぜですか?決算内容を見ると、別に悪い決算じゃないが今期は減益予想。不動産屋と言っても賃貸管理が中心で危なさは低い。でもだからといって、株価が4倍になる理由は全然見あたらない。

監査法人が優成と言うことで、どちらかと言えばファンダ面からは手を出す気が起きない。

まあよく分からんが、手出し無用でしょうな。空売りできるわけでも無し、上がる方だけに賭ける勇気がある人はいいんじゃないですか?チキンレースでうまく行けば儲かるってこと。

1ヶ月後には半値になっている覚悟でね。

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アールエイジ マンション 不動産 優成 株式分割 監査法人 賃貸管理

2009/02/04 14:02

日本綜合地所、評価損もあり大赤字、ヘタすれば資金繰りに窮する

~ 財務制限条項に触れる可能性があると、そうなればさらに倒産の危険性は高まる。 ~

日本綜合地所の下方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

大赤字へ減額ですな。棚卸資産の評価減やら有価証券の評価減やらで300億円の純損失を計上する計画。1000億円売って300億の赤字ですからね、酷いものですよ。

300億の赤字を出すと、自己資本は90億円まで減少する。自己資本比率は当然一桁ですな。一桁前半。

さすがに倒産の可能性が高いマンデベに数えられるだけのことはあります。

なお、今回の業績下方修正により、当社が借入人となっているシンジケートローンの財務制限条項に抵触する恐れがあります。

詳細は見ていないが、通常こういった財務制限条項はどこの会社も同じ。純損失を計上しないとか、自己資本をどれだけ持っておくとか、そういう財務の条件。それが満たされない場合は、借金は耳を揃えて返せよなっていう事です。

これは決算短信のBSの注記として載っている。

大赤字でそういう状況になりますよって日本綜合地所は言っている。

そうなった場合、銀行と話し合って制限条項を緩和してもらったり、一時的に勘弁してもらったりする。さもなければ借金返済だけれど、そんな金はあるはずもなく、資金繰りに窮することとなる。

もしそうなればとジ・エンドですな。

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マンション マンデベ 不動産 日本綜合地所 流動化

2009/01/29 19:07

東急コミュニティー、通期計画は未達か、そうなれば減配もあり得る

~ 不動産管理や賃貸というストック型ビジネスの高配当利回りを狙っているのを忘れずに。 ~

東急コミュニティーの第3四半期決算。

平成21年3月期 第3四半期決算短信

売上+6%、営業利益-11%、経常利益-11%、純利益-9%。第3四半期決算までの減益は通期では増益にする計画。本当ですか?

業績未達になれば減配もありましょう。

個別銘柄ウォッチの銘柄ではストック型の高配当銘柄として取り上げているわけだけれど、配当利回りを考えながらの売買になることに変わりなし。

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不動産 東急コミュニティー 賃貸 配当 高利回り

2009/01/29 18:06

ゴールドクレスト、優良マンデベで業績・財務に心配無用の耐震性

~ 安川社長の冷静な眼力がものをいう、株式投資も全く同じだが、それがなかなか難しい。 ~

ゴールドクレストの第3四半期決算。

平成21年3月期 第3四半期決算短信

言わずと知れた優良マンデベ。さすがに業績も堅調ですな。当然ながら前期比では減収減益ですけれど、他のマンデベや不動産会社に比べてその幅は小さい。

自己資本比率は43%と超安心。この不動産マーケットで減配しないのも驚異的だし、減損がゼロというのも素晴らしいですな。さらに言えば、社債を発行できているのを見ればもうぐうの音も出ませんよ。今どこの不動産屋が社債で資金調達できますか?

まさに耐震性抜群です。

これは安川社長の不動産マーケットを冷静に見る目が優れているから。他の不動産屋がイケイケどんどんでバカみたいな価格で不動産を買いあさっていたとき、そういうことをしないのが安川社長。

不動産バブルがはじけてバカみたいな安値で叩き売っている不動産屋ばかりの時に、よーく選んで仕込みをするのが安川社長。

簡単そうでなかなか出来る事じゃないですな。

株も同じ。全く同じ。分かっていてもなかなかできないでしょ。

200901294.gifただ付け加えるとすれば、残念なことに優良企業の株が儲かる株ではないって事。ゴールドクレストにしたって7230円の高値から898円まで88%もマイナスになった。それは、欲豚な投資家がバブルに乗ってじゃんじゃん買っていったからですな。

だから最後には下落してしまう。他の不動産屋の株と同じになってしまう。

そういう事を忘れずに、優良企業を買うのは叩き売られたときに限定する。当たり前の話ですよ。

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ゴールドクレスト マンション マンデベ 不動産

2009/01/28 14:02

パシフィック、債務超過、継続疑義、資金調達危うし、そろそろ倒産?

~ 大量プレスリリースに大量の突っ込みどころでゲンナリ、要は倒産寸前ですよって事。 ~

パシフィックホールディングスのプレスリリースいろいろ。一体どこから手をつければいいのやら、げんなりとしますな。

とりえあずは決算短信から。

平成20年11月期 決算短信

ついに債務超過転落ですよ。パシフィックの過去最高の純利益は2007年11月期の120億円。今期の純損失は730億円。売上1300億で営業損失が70億円、経常損失160億円、そして730億の純損失。そりゃ債務超過にもなりますな。

今期はかろうじて黒字を確保する計画ではある。信じている人はおりますまい。

減損・特損関連は多い。

販売用不動産及び仕掛不動産を正味売却価額まで減額したことによる販売用不動産等評価損を23,012百万円、固定資産にて保有するゴルフ場資産の減損損失を13,596百万円、当社グループが運用するJ-REITなどの保有する投資有価証券の評価損を6,983百万円、不動産取得契約の解除にかかる損失として5,438百万円など特別損失57,433百万円を計上いたしました。

棚卸資産の減損230億円は前々期末棚卸資産の11%。前々期末の棚卸資産に対して数字を取るのが妥当かどうかは確かに怪しい。しかしながら、2000億の棚卸資産に対して230億の減損というのは、いかにも小さいような気がしませんか?

無理矢理にでも資産売却してキャッシュフローを確保し、借金を減らしているのだろうと誰もが考えるでしょう。さもありなん。

営業キャッシュフローは相変わらず赤字で、借入金へ減るどころか増えている。だいじょうぶなんだろうか、って全然大丈夫じゃないのはご存じの通り。

それにしても、決算短信だけでも突っ込みどころが多すぎる。まだまだ書くことは沢山あるのだけれど、アホらしいのでやめる。とにかくポイントは、ダメ、ってこと。倒産を前提にすることはもちろんで、倒産を免れるには、例の中国からの資金がどうなるかって事にかかっていますな。

もともとこの中国資金の話が出たときには、本当に金はもらえるの?って大いに疑問だったわけですが、やっぱりダメそう。

平成20年11月26日付投資契約における優先株引受に係る前提条件未充足の状況及び中柏ジャパンとの新たな優先株発行条件の合意に向けた協議について

すでにパシフィックは中柏ジャパンにたった数億円で大量の新株を割り当てた。これで会社は乗っ取られた。それは、生き延びるためなら仕方ない、いずれ数百億の金をもらえる、ってことだったから。

蓋を開けてみれば、その数百億の金は入ってこない。数億で会社を乗っ取られて終わり。そういう予想通りの結末を迎えそうですな。乗っ取りの証として高塚社長は首。

役員人事に関するお知らせ

当然ですが継続疑義の注記はついてます。

継続企業の前提に関する事項の注記に関するお知らせ

そして、東証1部から2部へ降格。

当社普通株式の東京証券取引所における市場第一部銘柄から市場第二部銘柄への指定替えの見込みに関するお知らせ

すでにボロ株なわけであって、こんな事はどうでもいいですな。全く関係ない。

監査法人のトーマツからは監査意見不表明を食らう。これも当たり前。

平成20 年11 月期計算書類に対する監査意見不表明に関するお知らせ

倒産は秒読みでいいんじゃないですか?仮に倒産しなくても、株を買うならそういう覚悟でって事です。いまさら言う事じゃないけどね。

それにしても酷い。エゲツない。

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パシフィックホールディングス ファンド 不動産 流動化

2009/01/27 07:07

サンシティ、シンガポールの投資会社IPCから240億円を確保

~ 「売れ残り新築マンション安値で買い叩いて転売ビジネス」の案件ごとに資金を出してくれる。 ~

サンシティがシンガポールから資金を引っ張ってくる予定。

出資上限を240 億円とする匿名組合契約締結に関するお知らせ

サンシティの子会社とシンガポールの投資会社IPC Corporationと匿名組合契約を結び、IPCがサンシティの子会社に240億円を出資すると。全部が全部厳しい不動産マーケットにあって、珍しく景気の良い話じゃないですか。

面白いのはここ。

当初は、当社に対する普通株または転換社債による出資を検討いたしましたが、当社が必要とする資金に対して、当社株式の時価総額があまりにも過少であったこと、授権枠を拡大し株式を発行した場合、極めて深刻な希薄化が発生することから、別途、子会社としてサンシティリセールを設立し、サンシティリセールにおいて本出資を受け入れることとしました。子会社が発行する株式等に対する出資とならなかった理由といたしましては、IPC の希望によるものであります。

つまり、新株を発行して直接出資してもらうことで増資したかったけれど、それだと希薄化が酷すぎるからできなかった。サンシティの資本金は75億円なので、240億円も増資したらそりゃあびしょびしょに希薄化しますな。

だから新しく子会社サンシティリセールを作って、案件ごとに金を出してもらうような形にした。まあ理屈はあっているが、現実はそうじゃないでしょうな。

誰が一体サンシティに240億円も出資したいですか?希薄化とかそういう問題じゃない。この不動産マーケットで倒産しても全然おかしくない新興不動産企業にそんな大金を出すはずない。

そりゃあ子会社のサンシティリセールにだって出資はしたくないですよ。「IPC の希望によるものであります。」って当たり前。

IPCから金を引っ張ってきて何をするかと言えば、売れ残り新築マンションの買い取り販売事業。 これは確かによく分かる。

今マンションは売れず大量の完成在庫がある。マンデベ各社は資金繰りがどうにも苦しいのでとにかく現金化したい。損が出ようがなんだろうが、誰かに買って欲しいわけですよ。そうでもしないと資金ショートで倒産しちゃうからね。

そういうマンションを安値で買い叩いて売る。誰でも思いつく儲け話じゃないですか?

でもそれほど流行らないのは、資金調達できないから。そりゃそうですよ、今の不動産マーケットでどこの銀行がそんな事業に金出してくれますか。銀行じゃなくても出してくれない。

資金さえあれば「売れ残り新築マンション安値で買い叩いて転売ビジネス」をしたいと皆さん思っているはず。そこでシンガポールの投資会社の出番なわけですな。

案件の採算性が疑わしい、または資産査定の結果が好ましくないと判断した場合は、送金を拒否できる条項が付加されております。

サンシティはなんでもかんでもIPCから資金調達できるわけではない。IPCは嫌なら拒否できる。IPCにそんな優れた選択眼があるんでしょうかね。

ちなみに、IPCはシンガポールに上場しているらしい。これだと思いますけど、サンシティに負けず劣らず酷い株価推移ですな。

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サンシティ マンション マンデベ 不動産 流動化

2009/01/24 16:04

パシフィックホールディングス、決算発表延期で増資は大丈夫か?

~ 決算発表できなければ銀行支援はない、そうなれば中国の資金も手を引き、ヘタすれば倒産。 ~

パシフィックホールディングスが決算発表を延期。

平成20年11月期決算発表延期に関するお知らせ

ありゃりゃ、やっちまったなー。23日に予定していた決算発表を27日に変更。

27日に変更、とはっきり書かれているので、4日間でなんとかなるという目途がとりあえずはついているって事でしょうな。そうでなければ、決算発表を延期します、とだけ言って、具体的な発表日時には言及がないはず。

そういう点では大丈夫なのかも知れない。

が、今は何か良い点を見つけだして安心ポジティブな姿勢で行くべき相場じゃない。ダメだっていう方向で考えておくべき局面。

決算発表を延期する理由。

あれ?ここでその理由を、プレスリリースからコピペしようと思ったのだができない。パシフィックさん、まさかねえ?

まさかねえ、というのは、プレスリリースのPDFファイルの文章をコピペできないようにわざわざ(←わざわざを強調)設定したんですか?コピペされたくないから?

PDFファイルは作成者の設定によって、内容文章をコピペできなくしたり、プリントアウトさえできなくしたりできる。企業が適時情報開示サービスを使って発表するプレスリリースPDFファイルのほとんどんはそういう禁止的な設定はされていない。だから、PDFファイルの文章をコピペできる。

パシフィックだけじゃなくて、コピペできなプレスリリースも確かに時々ありますよ。けどね、今までのパシフィックのプレスリリースはコピペできたのに、今回からはできない設定になっている。

これって、知らないうちに設定を変えてしまったとか、たまたま作成者が替わったとか、そういう事かも知れない。しかしながら、いろんな不動産企業が倒産して、内容的にもエグイ会社が沢山あって、こんな不動産マーケットで、ましてやパシフィックは中国から資金を引っ張ってこようっていう難しい時です。

そんな時にいきなりコピペできなくなったら、妙な勘ぐりもしたくなりますよねえ。

話を戻そう。

決算発表を延期する理由は、会計監査人と意見が合わないから。監査法人はトーマツ。クサイ監査法人とは違って厳しい監査でしょうな。

で、監査法人変更とかして乗り切るのでしょうか?今からじゃとても27日には間に合わないので、そういう事はないでしょう。クサイところへいずれ変更ですかね。

決算発表が延期になれば、例の中国からの出資も危ういんじゃないですか?

以前の発表によると、

当社がその事業の継続に必要な既存取引銀行のサポートが得られること、割当先に対する資金供与者が中華人民共和国政府から資金拠出に必要な許認可を得ていること等が前提条件となります。

ってことで、この前提条件が崩れることになりそうな気配ですな。だって、決算発表ができない企業を取引銀行がサポートするわけもございません。

さて、どうするんだ、パシフィックホールディングス。投資家としては、倒産も十分覚悟して投資するべきですな。って、デイトレでもないかぎり株を買う理由はないけどね。

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パシフィックホールディングス ファンド 不動産 流動化

2009/01/20 22:10

アセット・マネジャーズ、社債の条件を改悪、こんな事ができるの?

~ 今年3月に償還予定の社債130億を返したくないので無理矢理な条件改悪で乗り切る。 ~

アセット・マネジャーズ・ホールディングスが転換社債型新株予約権の条件を変更したいらしい。

2011 年3 月18 日満期円貨建転換社債型新株予約権付社債に関する社債権者集会の開催、臨時株主総会の開催及び臨時株主総会招集のための基準日設定に関するお知らせ

題名の長いプレスリリースですな。そんなことはどうでもいいが、内容はエグイ。

① 本社債に関する事項
・ 社債権者の選択による繰上償還における償還額の減額(本社債額面金額の50%とする。)
・ 満期償還日の延長(1 年間延長し2012 年3 月17 日とする。)
・ 満期償還額の減額(本社債額面金額の90%とする。)
・ 140%コールオプション条項による繰上償還の廃止
* なお、利率(ゼロクーポン)に変更はありません。

つまり、転換社債を持っている人は、

・満期が1年延長され
・満期まで持っても90%で償還され
・繰り上げ償還する場合は50%しか返ってこない
・今まで通り利息はなし

こんな条件の改悪を納得して受け入れられる投資家っているんですか?このエゲツない条件と引き換えに多少は得るものも準備。

② 本新株予約権に関する事項
・ 本新株予約権の行使に際して払込をなすべき1株あたりの額(以下「転換価額」といいます。)の変更(2009 年1 月16 日終値である8,170 円へと下方修正をする)。
・ 行使期間の延長(1年間延長し2012 年3 月7 日まで行使できるものとする。)<

つまり、

・株式への転換価額を8170円に引き下げ(るので、転換すれば今までより沢山株がもらえますよ) ・権利行使期間を1年間延長(するので、今は株価が低いけど、1年延長したので上がるかも知れないでしょ、上がって転換して売れば儲かるでしょ。)

この条件変更が受け入れられない場合、今年の3月18日には償還しなければならず、130億円耳をそろえて支払うことになる。何とかなりそうな金額ではあるものの、相当苦しい事には間違いないですな。

なので、アセットマネジャーズとしては償還という状況はなんとしてでも避けたい。例え株式の希薄化が猛烈に起こることになってもね。

本改訂により増加する潜在株式は1,533,853 株であり、これは発行済株式総数の202.45%に相当することから、株式転換が行なわれた場合、当社にとって大きな希薄化が生じるものと認識しております。

恐ろしいですな。

債権者集会はスイスのチューリヒで開催されるということで、債権者の多くは欧米の投資家という事でしょう。納得してくれるんですかね?

不動産・マンデベ・流動化
アセット・マネジャーズ・ホールディングス ファンド 不動産 新株予約権付社債 流動化

2009/01/19 12:12

フージャース、借金の担保になっていた社長の持ち株が担保処分に

~ 担保に入っている株は発行済の26%、売り圧力は強烈で株価は下落間違いなし、倒産大丈夫? ~

フージャースの社長の持ち株が減少。

当社筆頭株主の株券大量保有状況の変更に関するお知らせ

単に社長が持ち株を少し売って現金化することは悪くない。社長もお金欲しいからね。そんなのは個人の勝手で、社長が株売ったとか文句を言う筋合いはないと思う。文句言う人多いけどね。

しかしですよ、今回の持ち株減少はいただけませんな。最近流行の、持ち株を担保に借金して株価が下がって担保処分、ってやつです。これは不動産会社の社長に最近非常に多いですよね。

昨年倒産したアーバンコーポレイションの房園社長がそうだったし、パシフィックの高塚社長プロパストも森社長クリードの宗吉社長と枚挙にいとまがない。同じケースは他にも沢山ありそうです。

社長がそういう事をして、担保処分になった会社が倒産する事が多いのは間違いない。

アーバン、クリードは既に倒産した。プロパストは倒産してもおかしくない。パシフィックは中国からの資金を引っ張ってきて何とか生き延びそう。

さて、フージャースは?

フージャースと言えば、数年前までの不動産マーケットが好調だった時期には、マンデベとしては優良会社という認識があった。廣岡哲也社長が一所懸命説明会で演説し、マンデベでは唯一月次数字を公表し(今はやめてしまったけどね)IRを充実させていた。廣岡社長の様子はものすごく誠実でしたな。

それでもこうなんですからね、嫌になりますよ。

社長の持ち株(ティ・エイチ・ワンを含む。ティ・エイチ・ワンは社長の資産管理会社。)は担保処分後で131,232株。発行済株式数326,115株の40,24%。担保に入っているのは84,496株。発行済株の25.9%ですな。デカイですよ。

担保を取っているのは三菱東京UFJ、りそな、新生。今のところ担保処分をしたのは新生だけ。

200901192.gif株価は全然上がらないわけだから、担保価値も全然上がらない。業績的には株価が上がる要素が無い。担保価値が上がる要素もない。

あるのは売り圧力だけ。

こんな状況になっているのを知った投資家は売る。ものすごい売り圧力でしょうな。株価は下落する。そうなれば担保価値はますます下がって、担保処分が進む。売り圧力はさらに加わる。

悪循環はもうどうにも止まりませんよ。

とりあえず連続ストップ安は間違いないんじゃないですか?投げようにも投げられないでしょうな。ヘタすれば倒産の2文字も見えてきましょう。

不動産・マンデベ・流動化
フージャース マンション マンデベ 不動産 倒産

2009/01/17 23:11

アセット・インベスターズ、第三者割当完了で古川傘下へ

~ 中国と日本でマーチャント・バンクとしての大成を目指して再出発、裏中国銘柄で監視継続。 ~

アセット・インベスターズの第三者割当が完了。

第三者割当増資の払込完了に関するお知らせ

予定通りアセット・マネジャーズ・ホールディングスの創業者・会長の古川さんが出資。TOTAL NETWORK HOLDINGS LIMITEDは何だか分からんが、古川さんがらみだと推察。

結局、アセットマネジャーズがボロボロになって、古川さんの世界10指に入る投資銀行計画は頓挫したわけですよ。いちごアセットが筆頭株主になって、名実とも古川さんの手を離れてしまった。

それじゃあつまらないので今度はアセットインベスターズを船にして再出航ってことなのでしょうな。

アセットマネジャーズからは手切れ金と言うことで5億円の債務免除を受けた。

債務免除等の金融支援に関するお知らせ

アセット・マネジャーズ・ホールディングスとしてはここ何年かずっと言ってきたわけだけど、何とかアセット・インベスターズを切り離して東証一部へ上場したいという気持ちがあった。切り離しとは当然売却だったわけだけど、いろいろ言っているうちにこんな金融危機・不景気になってしまい、売るに売れなくなったのはご存じの通り。

こんな形での切り離しは無念でしょうな。何も得がないのだからね。

アセットマネジャーズは不動産ファンド事業に経営資源を集中させていくのだが、アセットインベスターズは相変わらずマーチャント・バンクを目指すみたい。

新経営戦略の策定に関するお知らせ

特には日本と中国をなんちゃらで、古川色が非常に色濃く出ていますな。中国人のアドバイザーも沢山迎え入れて、これまでアセットマネジャーズでやってきたことをそのまま引き継ぐ感じです。

さて、古川さんの野望は大成するのでしょうか?

わかりませんな。しかしながら、中国が発展していくという大前提は間違っていないはず。そこにでっかいビジネスチャンスがあるもの確実なわけで、今はたまたま世界景気・金融がこんな風になってしまって、苦しい側面が沢山出てきた。

だからって今やめてしまえばそれっきり。だから頑張る。そういう古川さんの姿勢は嫌いじゃないです。中国の人脈もすごいものがあるようなので、うまく行けば大成功するわけですよ。

中国というとインフラ整備、低コスト製造業、個人消費の増大、みたいな感じで、その関連企業が「中国の経済発展で恩恵を受ける銘柄」みたいに呼ばれる。それは間違ってはいない。そういう中国関連銘柄に対して、裏中国銘柄ってことでアセット・インベスターズの位置づけがあってもいいですね。

あくまで裏ですけどね。

不動産・マンデベ・流動化
アセット・インベスターズ ファンド 不動産 中国 流動化

2009/01/17 22:10

ダヴィンチの新株予約権、転換価額が再度の下方修正

~ 当初16万だった転換価額は3回の下方修正を経て5000円以下に、下限まであと少し。 ~

ダヴィンチ・ホールディングスの第一回新株予約権の行使価額変更。

第1回新株予約権の行使価額の修正に関するお知らせ

新しい行使価額は4987円。

転換価額の推移

・当初 17万円
2008年12月12日 6196円
2008年12月18日 5638円
・2009年1月16日 4987円

転換価額の下限は4027円。

不動産・マンデベ・流動化
ダヴィンチ・ホールディングス ファンド 不動産 新株予約権 流動化

2009/01/17 22:10

アセット・マネジャーズの第3四半期、特に何もなし

~ 投資銀行はやめて不動産ファンド事業に経営資源を集中、資産処分、借金返済は続く。 ~

アセット・マネジャーズ・ホールディングスの第3四半期決算。

平成21年2月期 第3四半期財務・業績の概況

目新しい事項はありませんな。業績は悪い。資産を処分して借金を返して、不動産ファンド事業にフォーカスを絞っていく最中。

それだけですね。

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アセット・マネジャーズ・ホールディングス ファンド 不動産 流動化

2009/01/17 00:12

プロパスト、半期報告書の提出遅延、そういう会社がどうなるか

~ 売上規模は1000億以上で大きいが、倒産する不動産屋に売上規模は関係なし。 ~

プロパストが半期報告書を提出できない。

2009年5月期第2四半期報告書の提出遅延に関するお知らせ

報告書を提出できない企業lがどういう運命を辿ることが多いのか、ご存じの通りです。上場廃止や倒産の確率は極めて高いわけですね。

プロパストに関しては取締役の大量辞任とか社長持ち株の担保などの前科などもあり、倒産どんぶりはてんこ盛り状態。盛りきれなくなるのも時間の問題かも知れませんな。

株価が3000円で、時価総額がまだ10億以上あるのは不思議です。いずれにせよ要注意ですよ。

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ファンド プロパスト マンション マンデベ 不動産 流動化

2009/01/16 23:11

中央コーポレーション、ゼクスに負けず劣らず酷い決算、倒産注意

~ 株価32円は倒産がいつ起きてもおかしくない状態、ゼクスの援助は期待できない。 ~

中央コーポレーションの中間決算。

平成21年5月期 第2四半期決算短信

ゼクスの関連会社ですけど、ゼクスに負けず劣らず酷い決算。

減損計上額は18億で、比率にすれば前期末棚卸資産の5%。この5%はたったのという言葉がピッタリだと思いませんか?もっと値引きしないと売れないんじゃないですか?

棚卸資産は前期末の366億から310億円へ減少。しかしながら営業キャッシュフローは相変わらずの赤字。

当然通期計画は引き下げられたわけで、黒字予想は大赤字に転落。

業績予想および配当予想の修正、並びに役員報酬の減額等に関するお知らせ

配当は8円から0円へ。8円だと配当利回り25%であり得ないので、誰も信じていたはずも無し。相変わらず高配当な不動産企業の業績は、利回りが正常な数字になるまで悪化しますな。

株価はすでに32円。十分倒産を織り込んだ価格と言えましょう。危なくなったらゼクスが助けてくれるなんて、絶対ないですな。

不動産・マンデベ・流動化
ゼクス マンション 不動産 中央コーポレーション 流動化

2009/01/16 23:11

ゼクス、不動産の売上は激減、シニアハウス会社になった、倒産注意

~ 減損の額次第では債務超過転落する可能性あり、倒産に近い不動産企業の一つ。 ~

ゼクスの中間決算発表。

平成21年5月期 第2四半期決算短信

売上高の構成比率から言えば不動産会社ではなくて介護付優良老人ホーム会社になった。不動産部門の売上が38億、優良老人ホームの売上が68億。しかしながら、老人ホーム(という言葉はあまり好きではないのでシニアハウスと呼ぶ。言葉の響きだけの問題で何も本質は変らないのだが)ビジネスの営業損失は14億と話になりませんな。

通期では65億円の最終赤字を計画。あと14億赤字が増えれば債務超過転落ですな。中間期まででいったいいくらの減損を計上したのか分からないけれど、勢い14億ぐらいの今は見込んでいない追加減損があってもおかしくはないでしょう。

中間末時点での棚卸資産合計は95億。前期末の170億からはずいぶん減らしましたね。立派、と言いたいところですが、それでもなお営業キャッシュフローは赤字ですよ。どうすんですかね、一体。

とりあえず倒産の危険性は十分あるってことで、注意しておいて損はないと言えましょう。

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ゼクス ファンド 不動産 流動化


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