2009/01/28 14:02

パシフィック、債務超過、継続疑義、資金調達危うし、そろそろ倒産?

パシフィックホールディングスのプレスリリースいろいろ。一体どこから手をつければいいのやら、げんなりとしますな。

とりえあずは決算短信から。

平成20年11月期 決算短信

ついに債務超過転落ですよ。パシフィックの過去最高の純利益は2007年11月期の120億円。今期の純損失は730億円。売上1300億で営業損失が70億円、経常損失160億円、そして730億の純損失。そりゃ債務超過にもなりますな。

今期はかろうじて黒字を確保する計画ではある。信じている人はおりますまい。

減損・特損関連は多い。

販売用不動産及び仕掛不動産を正味売却価額まで減額したことによる販売用不動産等評価損を23,012百万円、固定資産にて保有するゴルフ場資産の減損損失を13,596百万円、当社グループが運用するJ-REITなどの保有する投資有価証券の評価損を6,983百万円、不動産取得契約の解除にかかる損失として5,438百万円など特別損失57,433百万円を計上いたしました。

棚卸資産の減損230億円は前々期末棚卸資産の11%。前々期末の棚卸資産に対して数字を取るのが妥当かどうかは確かに怪しい。しかしながら、2000億の棚卸資産に対して230億の減損というのは、いかにも小さいような気がしませんか?

無理矢理にでも資産売却してキャッシュフローを確保し、借金を減らしているのだろうと誰もが考えるでしょう。さもありなん。

営業キャッシュフローは相変わらず赤字で、借入金へ減るどころか増えている。だいじょうぶなんだろうか、って全然大丈夫じゃないのはご存じの通り。

それにしても、決算短信だけでも突っ込みどころが多すぎる。まだまだ書くことは沢山あるのだけれど、アホらしいのでやめる。とにかくポイントは、ダメ、ってこと。倒産を前提にすることはもちろんで、倒産を免れるには、例の中国からの資金がどうなるかって事にかかっていますな。

もともとこの中国資金の話が出たときには、本当に金はもらえるの?って大いに疑問だったわけですが、やっぱりダメそう。

平成20年11月26日付投資契約における優先株引受に係る前提条件未充足の状況及び中柏ジャパンとの新たな優先株発行条件の合意に向けた協議について

すでにパシフィックは中柏ジャパンにたった数億円で大量の新株を割り当てた。これで会社は乗っ取られた。それは、生き延びるためなら仕方ない、いずれ数百億の金をもらえる、ってことだったから。

蓋を開けてみれば、その数百億の金は入ってこない。数億で会社を乗っ取られて終わり。そういう予想通りの結末を迎えそうですな。乗っ取りの証として高塚社長は首。

役員人事に関するお知らせ

当然ですが継続疑義の注記はついてます。

継続企業の前提に関する事項の注記に関するお知らせ

そして、東証1部から2部へ降格。

当社普通株式の東京証券取引所における市場第一部銘柄から市場第二部銘柄への指定替えの見込みに関するお知らせ

すでにボロ株なわけであって、こんな事はどうでもいいですな。全く関係ない。

監査法人のトーマツからは監査意見不表明を食らう。これも当たり前。

平成20 年11 月期計算書類に対する監査意見不表明に関するお知らせ

倒産は秒読みでいいんじゃないですか?仮に倒産しなくても、株を買うならそういう覚悟でって事です。いまさら言う事じゃないけどね。

それにしても酷い。エゲツない。

不動産・マンデベ・流動化
パシフィックホールディングス ファンド 不動産 流動化



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