2009/01/20 22:10

アセット・マネジャーズ、社債の条件を改悪、こんな事ができるの?

アセット・マネジャーズ・ホールディングスが転換社債型新株予約権の条件を変更したいらしい。

2011 年3 月18 日満期円貨建転換社債型新株予約権付社債に関する社債権者集会の開催、臨時株主総会の開催及び臨時株主総会招集のための基準日設定に関するお知らせ

題名の長いプレスリリースですな。そんなことはどうでもいいが、内容はエグイ。

① 本社債に関する事項
・ 社債権者の選択による繰上償還における償還額の減額(本社債額面金額の50%とする。)
・ 満期償還日の延長(1 年間延長し2012 年3 月17 日とする。)
・ 満期償還額の減額(本社債額面金額の90%とする。)
・ 140%コールオプション条項による繰上償還の廃止
* なお、利率(ゼロクーポン)に変更はありません。

つまり、転換社債を持っている人は、

・満期が1年延長され
・満期まで持っても90%で償還され
・繰り上げ償還する場合は50%しか返ってこない
・今まで通り利息はなし

こんな条件の改悪を納得して受け入れられる投資家っているんですか?このエゲツない条件と引き換えに多少は得るものも準備。

② 本新株予約権に関する事項
・ 本新株予約権の行使に際して払込をなすべき1株あたりの額(以下「転換価額」といいます。)の変更(2009 年1 月16 日終値である8,170 円へと下方修正をする)。
・ 行使期間の延長(1年間延長し2012 年3 月7 日まで行使できるものとする。)<

つまり、

・株式への転換価額を8170円に引き下げ(るので、転換すれば今までより沢山株がもらえますよ) ・権利行使期間を1年間延長(するので、今は株価が低いけど、1年延長したので上がるかも知れないでしょ、上がって転換して売れば儲かるでしょ。)

この条件変更が受け入れられない場合、今年の3月18日には償還しなければならず、130億円耳をそろえて支払うことになる。何とかなりそうな金額ではあるものの、相当苦しい事には間違いないですな。

なので、アセットマネジャーズとしては償還という状況はなんとしてでも避けたい。例え株式の希薄化が猛烈に起こることになってもね。

本改訂により増加する潜在株式は1,533,853 株であり、これは発行済株式総数の202.45%に相当することから、株式転換が行なわれた場合、当社にとって大きな希薄化が生じるものと認識しております。

恐ろしいですな。

債権者集会はスイスのチューリヒで開催されるということで、債権者の多くは欧米の投資家という事でしょう。納得してくれるんですかね?

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