2008/11/15 15:03

ダヴィンチが苦しいのであればどこのファンドが楽であろうか

ダヴィンチ・ホールディングスの下方修正と第3四半期決算。

通期業績予想の修正に関するお知らせ

巨大な下方修正で通期は赤字予想に転落。不動産は売ることもできないし買うこともできないと、はっきり書かれていますなあ。こういうはっきりしたところはダヴィンチらしい。

ファンドにおいて約231,900 百万円の収益不動産売却を当事業年度において計画していましたが、この計画を達成できないことが確実となり、予定していた不動産売却収入が見込めないこととなりました。さらに不動産の新規取得も計画を大幅に下回ることが明らかになり、予定していた賃料収入などが見込めないこととなりました。

不動産に加えてダヴィンチは不動産関連企業への投資も行ってきたわけですが、そちらも減損を計上。さすがにこれだけ株価が下がれば減損にもなりますな。

昨今の大幅な株価の下落により、有価証券の評価損を8,903 百万円見込んでおります。

それにしても赤字はちょっと酷いんじゃないですか。もともとダヴィンチの言い分としては、仮に不動産売買のインセンティブ・フィーとか成功報酬の部分がなかったとしても、マネジメント・フィーで毎期10億は安定収入があり十分やっていける、って感じじゃなかったですか?

それが今回の下方修正では営業利益段階で赤字ですよねえ。短信には「業容拡大のための増員等により」という言葉がありますから、人件費がずいぶん増えたんでしょうな。うまく行っていないのに増員しないでよね。少数精鋭を基本としているわけだし。

こうなると、さすがのダヴィンチもファンドへの出資金が集まっていないと推察。名前は忘れたけど、巨大なファンドが進行中でしたな。きっと規模は大幅に縮小されるか、募集完了がずっと先になるのではなかろうか。

物件売却ができないという状況では、償還期限を迎えるファンドの物件についても困った状況になりましょう。

ダヴィンチが苦しければ、苦しくない不動産ファンド屋さんは無いと思いますな。

いやはや、不動産流動化は本当の本当に苦しい。

不動産・マンデベ・流動化
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