2009/06/30 19:07

不動産企業の底は見えた感じ、ずっと先を見ながらチャンスを窺う

エムケーキャピタルマネージメントの第3四半期決算。

平成21年8月期 第3四半期決算短信

#どうでもいいけど、上場企業のドメインが.bizだと安っぽくないですか?そう感じるのは自分だけ?

業績数字は悪い。

でも不動産屋の業績はもう底の底を打ったってことじゃないですか、最近の株価の動きを見ると。

MKキャピタルの決算短信で目を引くのは、財務状況について事細かに説明している事かと。言いたいポイントは、うちは財務的には絶対に大丈夫ですよ、ですな。MKキャピの自己資本比率は50%を超えているし、BSを見れば財務的な苦しさなんて全然見られないのは一目瞭然。

それでも会社がくどいぐらいに説明しているのは、投資家の疑心暗鬼があまりに強いから。

1ヶ月ほど前に、フジ住宅の決算説明動画を見たのですけれど、そこで常務(だったかな)さんが面白い話をしていた。

フジ住宅は前期に銀行借入を何十億だかして、現金残高を増やした。この金は、実は会社にとって全然必要な金じゃない。1円も借り入れを増やす必要なんてなかった。でも、投資家が、資金調達は大丈夫なのか、資金繰りは安全なのか、ってうるさい。加えて、アホらしいことに、銀行も投資家を安心させるためには資金調達ができるって事を見せる必要があるので借り入れを増やせと言う。だから、いらない金を借りた。

フジ住宅は前期に買掛債権残高をぐっと減らした。これは、仕入先のたくさんの小さな会社が資金繰りで苦しんでいて、なるべく支払いを早くしてあげたため。もちろん、そうするのだから、仕入値的には勉強してもらって、フジ住宅の利益になった。フジ住宅には資金繰りの心配が無いからできること。

これを見たアナリストが、買掛債務を減らせば資金繰りが悪くなるので良くないと言った。常務さんはアナリストにもっと勉強してこいと言ってやったと。

一般論として、売掛債権を減らして買掛債務を増やす、つまり、受け取りは早く支払は遅く、するのが良い。BSとCFにそういう傾向が出ていれば財務分析的には良いと判断する。でも今回のフジ住宅の場合はそうじゃない。

まとめるとこんな感じです。記憶で書いているので間違いや誇張があると思う。でもポイントはあっているはず。

MKキャピタルやフジ住宅に限らず、不動産屋は財務状況や資金繰りについて必要以上に気を遣わざるを得ない。実際、それが多くの不動産屋の首を絞めたのだからね。

そういう状態も峠を越したのかなと。

ここからは不動産屋というだけで投資不適格で無視するのはダメじゃないですか?ずいぶん不動産屋の株価は上がって、今さら何をって感じがするかもしれないけれど、今から積極的に買って行くってことじゃない。

まだまだ株価は紆余曲折する。業績がガンガンに良くなり、株価がグイグイ上がるのはずーっとずーっと先の話。先を見るのが儲かる投資。

不動産マーケット
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