首都圏のマンション動向、人口動態
日本綜合地所の中間決算資料より抜粋。
首都圏マンション市場の動向。8万戸以上の大量供給が1999年から2005年まで続いた。6万戸以上でれば1994年から2007年までの13年間。それが今年2008年は49000戸まで落ち込む見込み。2009年に回復するかどうか、しないんじゃないですか。そんな気配は全くありませんねえ。在庫は12000戸を超えて、1991年以来最高の数字を記録するのではなかろうか。
マンション供給は絞り込まれているが、首都圏への人口流入は増える一方。10万人以上の人口が増えているわけで、仮に平均世帯人員を2人としても5万戸の住宅需要が生まれているわけですよ。決して小さい数字ではありませんな。中部はトヨタに引っ張られて微増を続けてきたけれど、今年、来年は厳しいことは間違いない。派遣社員、期間従業員、関連企業とすそ野は莫大に広いのだから。近畿は相変わらずダメ。大阪頑張れよ。
多分上の図グラフとは首都圏の定義が違うんでしょうな。東京+3県では2007年の人口増加数は235000人。1世帯3人で7万戸の需要。首都圏で1世帯3人は保守的な見方じゃないですか。一番多いのは独身者の転入だと思うので、1世帯2人と見積もれば新規需要戸数は10万戸を超える。
1人世帯と2人世帯が全体の60%。この割合は2000年に比べて増加している。これが首都圏の世帯構成でしょうな。1人世帯や2人世帯ではマンションを購入する確率も高いわけで、人口流入が続く限りマンション需要は減らないと言えましょう。
マンション需要というのは必ずしも新築マンションではないのがポイントかと。中古でもいいわけですよ。日本人の中古住宅嫌いは激しいものがあるけど、そういう風潮も徐々に変わっていくんじゃないですか。車がお洒落やステータスシンボルから単なる移動手段に少しずつ変わっていくのと同じ感じですかねえ。
そもそも中古マンションのストックは膨大で、それらを何とか有効活用していく必要がありましょう。土地は有限だしね。
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