2008/11/17 23:11
建築基準法改正の影響はもうなくなった
新設住宅着工戸数、建築着工統計(建築物の着工床面積)の推移グラフ。この資料はタケエイの中間決算説明資料より拝借。もともとの出所は図にもあるように国土交通省。建築基準法改正があったのは昨年の6月で、グラフががっくりと下がっているところですな。
このグラフから考えると、建築基準法改正の影響は無くなったと言えましょう。2年前の水準まで回復していないのは、単に不動産マーケットが弱いからであって、建築基準法が理由とは思えません。もしどこか建築基準法の改正を未だに業績悪化の理由にしている不動産屋があれば、それはこじつけの言い訳と考えてよいですな。
建築基準法の改正は確かにヒドイものだった。改正の内容というより、準備不足での改正のせいでグラフの通り住宅着工は激減した。その時の論調はずいぶん偏ったものばかりで、住宅着工は将来にわたってずっと激減したまま推移するようなものでしたな。
いつの世も、何かを改正すると批判が出る。抵抗がある。文句を言われる。改正に合わせる方は面倒だからね。どんなに改正内容がアホらしいものでも、改正されれば仕方ない、それに合わせて何とかするしかないんですよ。そして実際、なんとかしてしまうのが人間なんですよ。
政治でも経済でも同じ。そんなことしたら酷いことになる、っていつも文句を言う。実際酷いことになる。でも、そのうち1年もすれば丸く収まって元通り。なんとかしちゃうんですね。そういうものです。
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