2008/11/13 19:07

不動産マーケットの崩壊以上にJ-REITの崩壊が激しい

こうして整理された具体的な数字で示されると、改めて不動産マーケットの崩壊が分かりますな。

今年に入り、REITの物件取得は100件に届いていない。通年でもせいぜい100件ぐらいで終わりますな。グラフで見れば100件がどれだけ少ない数字か分かる。2006年や2007年に大量取得された物件の中には、含み損が出ているものも多いんじゃないか。

200811132.jpg 時価総額でも縮み具合がよく分かりますねえ。2007年5月には6.5兆円の時価総額を誇ったREITが、11月11日の時点ではたったの2.5兆円。いやはや、おそろしい。この逆回転はいつ止まるのだろうか。とまったら反騰は大きいか?

朝日新聞 2008年11月12日3時1分

リート、上半期の物件取得7割減 不動産不況を反映

200811121.jpg  東京証券取引所などに上場する不動産投資信託(Jリート)が、今年度上半期(4~9月)に取得した賃貸マンションやオフィスビルなどの不動産物件が83件と、前年同期の3分の1に激減した。01年に上場を始めて以来、規模を急拡大してきた市場が、世界的な金融危機の影響で資金の流入が止まり、停滞色が強まっている。国土交通省などは市場を再活性化させるため、規則の見直しを始めた。

(中略)

 国交省のまとめによると、Jリートが取得した物件は05~07年度は平均500件前後の高水準で推移していた。昨年までは世界的な金余りを背景に、物件を取得する原資となる資金がJリート市場に流入。それを裏付けるように価格も上昇し、リートの取引価額を示すリート指数は07年5月、約2600とピークをつけ、1年前の1.5倍に達した。時価総額も6.5兆円まで膨らんだ。

 ところが、11日のリート指数は822.93で、時価総額は2.5兆円まで落ち込んだ。サブプライムローン問題が表面化した昨夏以降、海外からの資金流入が細り、国内の金融機関も不動産にかかわる融資先への審査を厳しくしたからだ。運転資金に悩むJリートもある。10月にJリートとして初めて破綻(はたん)した「ニューシティ・レジデンス」も資金繰りで行き詰まった。

 景気の低迷で、不動産物件の取得を断念したり、上場を取りやめたりするJリートも増えている。マンション分譲大手の大京も5日、Jリートへの参入を取りやめた。国交省や金融庁は、Jリートの経営体質の強化に向けて、今秋から見直しに着手した。利益を内部に留保したり、再編をしやすくしたりする規則を設けることを検討している。(座小田英史)

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