カテゴリー: 医薬品・医療品・調剤薬局

2009/09/01 22:10

アインファーマシーズ、文句無しの第1四半期、通期上方修正を期待

~ 新型インフルエンザ関連かもしれないが、そんなことより調剤薬局というテーマが重要。 ~

アインファーマシーズの第1四半期決算。

平成22年4月期 第1四半期決算短信

売上+6%、営業利益+42%、経常利益+40%。第2四半期と通期の計画数字には変更無しで、通期は売上+10%、経利+16%、EPS+19%が会社予想。素直に考えれば第2四半期も通期もいずれ上方修正されるはず。

不謹慎は話ではあるけれど、今から冬にかけて新型インフルエンザが流行するので、それ関係の薬処方は劇的に伸びるのかもしれない。

新型インフルエンザに直接的に効くのはタミフルとリレンザだけみたいですが、解熱剤、痛み止め、咳止め、みたいなものも同時に処方されるのだろうか?そもそも、感染者が調剤薬局に行くのは良くないという事で、医者で直説渡されて終わりって事もあるのかもね?

結局、新型インフルエンザの業績インパクトの見当が全くつかない。この辺、知っている人いませんか?場合によっては隠れた新型インフルエンザ関連銘柄だったりするかも知れない。まあ、調剤薬局の流れは、そんな一過性のイベントをグダグダ考える必要のないものではある。

出店は4で総数は379へ増加。ジェネリック薬専門卸が順調に伸びている様子。

ジェネリック医薬品専門卸である株式会社ホールセールスターズ(当社子会社)は、ジェネリック医薬品の普及拡大により、前期比2倍を超える出荷実績となっております。

ジェネリック薬の卸なんて、わざわざアインファーマシーズが新たに参入するまでもないと思うかも知れない。既に医薬品卸はメディセオ・パルタックというトップ企業がいて2兆5千億も売り上げている。メディセオ・パルタックがジェネリックを一気に取り扱って、強烈プッシュの営業をすればジェネリックはもっと普及するはず。

現実にはそうならない。なぜなら、そうされたら困る人がいるから。

薬屋と医者と政治家と、薬でガッポガッポ儲けている人がいる。ジェネリックなんて邪魔って言う人が多いわけですよ。

ジェネリック薬は新薬メーカーにとっては頭の痛い問題。仮に医薬卸がジェネリックを扱わなければ普及しない。そうなれば新薬メーカーにとっては好都合。

医薬卸だって利幅の大きい新薬を売った方が儲かる。

医者だって新薬を使えば新薬メーカーにチヤホヤしてもらえる。

政治家だって製薬メーカーや医師会と持ちつ持たれつで、皆さん潤う。

じゃあ、日本の一般市民と後発薬メーカーしか儲からないジェネリックなんて、誰が積極的に卸したりしますか?

そういうワケで、アインファーマシーズはしがらみや権益や古い文化のないジェネリック専門の新しい医薬卸を作り、積極的にジェネリック薬を売っていくことができる。

脱線気味だけど、、、、物販事業は相変わらずの営業赤字。7&Iとの合弁会社の設立があって、これから時間をかけて店舗展開してくるのでしょう。

予想していた新株発行増資を難なくこなした。増資で株価が全然下げないのだから、これを強いと呼ばず何を強いと呼びますか。この増資で26%まで下がった自己資本比率も多少は改善する。

株価は順調に上げている。今日は嫌な感じの上ヒゲな感じなんですかね、これ?上昇スピードが速すぎるのでいずれにせよ調整はあるんじゃないですか。もっと評価されてしかるべきかと思う。

200909015.gif

医薬品・医療品・調剤薬局
アインファーマシーズ 新型インフルエンザ 調剤薬局



2009/08/18 17:05

OTC薬(大衆薬)のPB商品が登場、シェアを伸ばす可能性は十分

~ 食品や日用品で市民権を得たPBはOTC薬へ勢力を広げる、消費者に受け入れられるか? ~

食品や日用品ではずいぶんプライベートブランド商品が増えた。ジャスコやイトーヨーカドーへ行けば、メジャーな商品にはほとんどPB商品がある。ラーメンから始まって、牛乳、豆腐、納豆、洗剤、トイレットペーパー、コピー用紙、テープ。もはや常日頃使うものであればPBは必ずある。

過去、PB商品は不景気になると現れ、景気が良くなると消えていったよね。それは、PB商品は安かろう悪かろうで、不景気という貧乏時代の単なる一時しのぎ商品だったからだと思うんです。

でも、今は状況が変わった。PB商品の品質は確実に上がったし、PB商品で十分満足している人は多いと思うんです。個人的にも、全部のPB商品に満足できるわけではないですけれど、値段との兼ね合いで十分満足できる商品は多い。

そうなると、今回の不景気が去っても、PB商品は生き残る。完全に市民権を得たと言えましょう。

で、そういうPB商品の中で、いつ出てくるかと思っていた物がようやく登場するようです。

2009/08/07, 日本経済新聞 朝刊

PB医薬品、来年度投入、アインと開発のドラッグ店、1号店、千葉で開店。

 セブン&アイ・ホールディングスは6日、グループのドラッグ店、アインファーマシーズと共同開発したドラッグストアの1号店を千葉県のイトーヨーカ堂の店内に開いた。2010年度には大手メーカーより3割以上安い風邪薬などのプライベートブランド(PB=自主企画)も導入する。

 店舗名は「セブン 美のガーデン」で、ヨーカ堂船橋店(千葉県船橋市)に開いた。売り場面積は約930平方メートルで、薬剤師と登録販売者を置く。初年度の売上高目標は10億円。

 ヨーカ堂とアインファーマシーズなどが共同出資で設立したセブンヘルスケア(東京・千代田)が運営する。09年度中にヨーカ堂四つ木店(東京・葛飾)と立場店(横浜市)を改装し、美のガーデンを入れる計画だ。

 同日、記者会見したセブンヘルスケアの水島利英社長はPB医薬品について「高品質を維持しながら価格をメーカー品より3割以上安くする」と語り、まず販売数量の多い風邪薬などから導入する方針を明らかにした。

OTC薬ですね。OTC薬のPB商品。

例えば、風邪薬。パブロンとかストナとか、風邪薬は沢山ある。風邪を引いて医者に行かなければ、そのようなCMでやっていて名の知れた風邪薬を薬局で買うことになる。

風邪薬ってバカみたいに高いよね。風邪薬に限らず、薬は高い。薬は儲かる商品なわけであって、そういう物にはPB商品が現れるのは自然な流れ。

薬という商品の性格上、なんとなくPBには抵抗があるかも知れない。まあ、製薬会社に言わせれば、「安全、信頼、ああだこうだで、PB薬が消費者には受け入れられませんよ。ガハハハ。」なんて事のなりそう。

アメリカでは風邪薬とか胃薬とか、およそ普通に使う薬にはPB商品がある。

セーフウェイなどのスーパーに行けばセーフウェイブランドのPB薬があり、ウォルグリーンなどのドラッグストアに行けばウォルグリーンブランドのPB薬がある。PBの風邪薬は、ナショナルブランドの風邪薬のすぐ隣に陳列されていて、価格差は一目瞭然。しかも、パッケージが非常に似ている。(これはどうかと思うけどね。。。)

そういう状況に一歩近づくのが、上の日経記事の内容。

アメリカのような状況になるには長い月日がかかるのは間違いない。でも、その方向に向かっているのは止められない。

処方薬の後発薬品率はたったの18%(2008年の数字)。政府目標は2012年までに30%。OTC薬のPB商品もそんな数字は期待できるのではないかと思う。

医薬品・医療品・調剤薬局
OTC薬 PB 処方薬 医薬品 後発薬

2009/08/08 11:11

ツクイ、増収減益ではあるものの計画を上回って推移、分割を発表

~ 通期の上方修正も十分期待できる、積極展開による経費先行の減益はOK。 ~

ツクイの第1四半期決算。

平成22年3月期 第1四半期決算短信(非連結)

売上げが+11%、営業利益は-27%、経常利益は-35%、純利益が-44%。中間期では減益幅が小さくなり、通期では売上げ+19%、営業利益+16%、経常利益+5%、純利益+2%、EPSが118円の計画。

中間の数字は上方修正されてこの数字。

新規開設のデイサービスセンターの売上高が当初計画を約30%上回り好調に推移しております。加えて、引き続き全社的に経費節減に努めたことや、当初計画していた経費の発生の一部が下期にずれ込むことなどから、営業利益、経常利益、当期純利益ともに当初の予想を大幅に上回る見込みです。

なお、通期の業績予想につきましては、先行きの経済状況が依然として不透明であり、今後の動向を慎重に見極める必要があることから、従来どおりといたします。

通期は増額なしですが、期待できますな。積極的な事業所の新規開設で費用がかさんだため減益となってはいるものの、計画を上回る状況。

9月末に2分割を実施。まともな分割は、業績に自信がある時にするもの。クサイ会社の阿呆な分割は単にクサイ人達が悪さするため。

200908061.gif

医薬品・医療品・調剤薬局
ツクイ 介護 分割

2009/08/04 22:10

介護、福祉、医療、永遠のテーマの中でも介護関連は魅力がある

~ 儲けとは親和性の低い介護ビジネスも、世の中の強い流れで投資対象としては面白い。 ~

今後、介護保険を使う人が増えることはあっても減ることはない。

財源や人材の問題を考えると、一体これからどうなってしまうのだろうと、真剣に不安になる。誰かが負担しないといけないわけで、その誰かとは自分も含まれるし、これを読んでるあなたも含まれる。少子化対策待ったなしですね。

できることと言えば、自分が年老いたとき、余裕綽々で生きていけるようになっておくこと。

2009/07/31, 日本経済新聞 朝刊

介護保険、利用451万人、昨年度3%増で最多、要介護度は悪化傾向に。

 厚生労働省は30日、2008年度の介護給付費実態調査をまとめた。1年間に一度でも介護保険サービスを利用した人は451万6400人となり、前年度に比べ3・3%増えた。高齢者の増加を背景に、この調査を開始した01年度以降では最多となった。

 このうち通所介護(デイサービス)の利用者は3・3%増の125万5700人。短期入所(ショートステイ)や福祉用具貸与サービスを利用する人も増えた。特別養護老人ホームなど施設サービスの利用者は0・5%増の108万5700人だった。

 介護が必要な程度を示す「要介護度」(7段階)は悪化傾向にある。介護保険サービスを1年間利用し続けたケースでは、3番目に低い要介護度からそれ以上の要介護度に上がった人が25・7%に達した。

 今年3月に介護保険サービスを利用し、4月に保険審査した分をみると、1人当たりの費用は全国平均で月額15万1200円となり、前年同月より1100円増えた。介護予防サービスを除いた「介護サービス」は18万1200円と2100円増加した。

 都道府県別では高知県が20万5400円と最も高く、沖縄県、石川県がこれに続いた。最も低いのは岩手県の16万7700円だった。

介護福祉関連はその性格からして儲からないビジネスだと言われることもある。確かにボロ儲けは絶対にできないので間違いではない。

それでも世の中の流れは誰に求められない。

介護に限らず医療や福祉などはいつの世でも永遠のテーマ。介護セクターはここ5年ぐらいで台頭してきたビジネスなので、投資的には一番面白い。

それにしても、介護従事者の給料はもっと上げるべきですな。。。

医薬品・医療品・調剤薬局
介護

2009/06/29 21:09

製薬会社には向かい風ばかり吹き、ディフェンシブ銘柄とは呼べない

~ 特許切れとオバマの医療制度改革が製薬会社の利益を圧縮する心配がある。 ~

2010年から大型新薬の特許が続々切れるという事実は、もう何年も前から分かっていたことです。これは日本の医薬品メーカーに限らず、世界の医薬品メーカーでも同じ傾向。結果として、2014年までに現在世界での売上げトップ10の医薬品全部がジェネリック化するわけです。

アメリカではジェネリック率は高いので、特許が切れると一斉にジェネリックに移行し、売上げは激減する。

新薬の特許が切れるなら、それまでに別の新薬を開発すればいい。けれど、新薬開発はそう簡単ではない。既にできることは全てやった感があるのだろうし、昔のようにポンポン新しい薬ができてはこない。

こういう事実は既に株価に十分織り込まれている。だから世界の医薬品メーカーの株はいまいちパッとしない。

アメリカ市場に上場している時価総額トップ10の製薬会社、後ろの数字は最初が売上高(Billion $)、次が予想配当利回り。

Johnson & Johnson (JNJ) 63 3.5%
Pfizer Inc. (PFE) 47 4.3%
Novartis AG (NVS) 43 4.1%
GlaxoSmithKline plc (GSK) 42 4.5%
Sanofi-Aventis (SNY) 41 4.3%
Abbott Laboratories (ABT) 29 3.4%
AstraZeneca plc (AZN) 32 6.7%
Wyeth (WYE) 23 2.7%
Merck & Co. Inc. (MRK) 23 5.9%
Bristol-Myers Squibb Co. (BMY) 21 6.0%
ついでに武田薬品 15 4.8%

武田の4.8%でも製薬会社の利回りとしては魅力的だ、なんて感じるかもしれませんけど、世界を見渡せばもっと高利回りの製薬銘柄がある。AZNやBMYなんて6%以上ですよ。

今考えないといけないのは、オバマ大統領が何とかしようと奮闘しているアメリカの医療制度改革じゃないですか?健康保険の問題、診療報酬の問題、薬価の問題。いろいろあってとてもじゃないけど把握しきれない。全部分からなくても、ポイントははっきりしている。

5000万人の無保険者を何とかし、医療費を切りつめる。

その為にどんな事がされるにせよ、それは製薬会社にとって多分相当苦しい事に違いない。何も製薬会社だけじゃない。苦しさは大多数の医療関係に関係するところに波及するはず。

この流れだけは忘れられないと思うんです。

JNJやPFEなんかディフェンシブ銘柄の代表選手だから長期投資でああだこうだ、なんて考えはもう通用しないんじゃないですか?

ただし、バフェットはJNJを買い戻したし、GSKやSNYも持っている。バフェットの反対に賭ける事はしたくない。じゃあどうするか?意見が合わないので、手出し無用でいいのではないかと。

医薬品・医療品・調剤薬局
ABT AZN BMY GSK JNJ MRK NVS PFE SNY WYE

2009/06/04 20:08

アインファーマシーズ、今期も業績は順調、割安だし長期的に有望

~ 調剤薬局の市場は一昔前的に細分化されている、効率化、規模拡大の余地は大きい。 ~

アインファーマシーズの決算発表。

平成21年4月期 決算短信

200906044.gif前期の業績は、売上げ+9%、営業利益が+19%、経常利益+17%、純利益+32%。文句無しの数字でした。

前期はセブン&アイ・ホールディングスと業務・資本提携をして来るべき競争時代に備えたわけです。

6月1日から改正薬事法が施行され、どこの店でも基本的な薬が売れるようになった。どこの店でもというのは言い過ぎだけど、現実的にはそれに近い。実際、6月1日からはスーパーやホームセンターでいわゆる大衆医薬品の販売が始まった。しかも、ずいぶん値下げしてね。

これはドラッグストアにとっては厄介な問題。今まで医薬品を高利益率で売って、その儲けで他の商品を安く売ってきたわけです。そういうビジネスモデルが成り立たなくなる。ドラッグストアの株価を見てくださいよ。どれもこれもパッとしない。強気にはなれない。

アインファーマシーズはドラッグストアでもないしスーパーでもない。調剤薬局だから改正薬事法は関係ない。それでも7&Iと一緒にやっていくのは、これからは調剤薬局が単独で店舗を出すのではなくて、スーパー内に組み込まれたり、ドラッグストアと合体したり、ホームセンター内にできたりする方向にあるからだと思うんです。

街をあるけば調剤薬局にあたる。個人開業医の隣には必ず調剤薬局がある。こんな一昔前のビジネスはなかなかない。その昔、街のあちこちに小さなスーパーがあり、八百屋があり、魚屋があり、肉屋があったのと同じなわけですよ。

調剤薬局がイトーヨーカドーと一緒になる。食品を買いにいったときに処方箋を渡して、買物して、買物が終わったら受け取りに行けばいい。アメリカでは全部この形ですね。いずれ日本もそうなる。遠くない将来ね。

今期は売上げ+10%、営業利益+14%、経常利益が+16%、純利益が+32%の計画。EPSは220円。文句無しの数字と言えましょう。

PERは7.7倍で割高感は全然ない。というか安過ぎじゃないですか?

配当は5円増の35円を計画。配当利回りは2.1%。まあ、これはどうでもいい。

アインファーマシーズのドラッグストア事業は化粧品の売上比率が75%と高い。改正薬事法の影響はとても小さいと考えてよいかと。

今期は調剤薬局50店舗+都市型のドラッグストア10店舗の出店を計画。前期末は調剤薬局が375店舗、ドラッグストアが46店舗の合計421店舗。店舗増は調剤薬局が+13%、ドラッグストアが+22%。

調剤薬局の市場規模は5兆円。最大手のアインファーマシーズの売上げは1000億円。伸びしろは大きい。

医薬品・医療品・調剤薬局
アインファーマシーズ セブン&アイ・ホールディングス ドラッグストア 調剤薬局

2009/05/08 21:09

日本調剤、今期は大きく増収増益の計画、株価はストップ高連発

~ 調剤薬局は順調、後発薬製造は相変わらず赤字、薬剤師派遣は堅調、全体として強気。 ~

日本調剤の決算発表。

平成21年3月期 決算短信

前期の業績は、売上+7%、営業利益が-21%、経常利益が-30%。純利は特別要因があるので無視。

調剤薬局は新規出店が24店舗、閉店が4で期末合計が264店舗。売上高が+6%、営業利益は-6%。営業利益がマイナス成長というのが納得いかないわけですよ。この辺の詳しい説明を聞きたい。いずれ決算説明資料が出るだろうし、説明会動画もアップされるはず。そこでの説明を期待します。

医薬品製造事業は売上+136%と大幅アップだけど、相変わらず営業損失。前期の段階でジェネリック製造は黒字を目指していた。残念ながら黒字転換ならず。日本調剤はこれでずいぶん儲けるつもりらしいけど、個人的には好きじゃない。

設備産業へ投資するのは体力勝負になるわけで、既に大手がいるし、何も今から頑張る必要なんかないと思うんです。自分で作って自分で売るって、聞こえでは効率よさそうだけど、世の中そうなっていないのは明らかですな。

200905065.gif派遣事業は売上が+34%、営業利益が+47%。薬剤師の派遣は悪くない分野。薬剤師に限らず、医療分野、介護分野の派遣は、派遣の中で唯一好調。社会の流れですな。

株主資本比率は19%まで低下。営業キャッシュフローを遥かに超える出店を続けていれば仕方ない。資本増強はいずれ課題になりましょう。新株発行は覚悟しておいて損はない。今の株価ではないだろうけど、上がってきたところは要注意。

今期の計画は、売上+7%、営業利益+29%、経常利益+29%。純利益は特別要因があるので考えない。いずれにせよ、落ち込んだ利益が回復するという想定。多分、ジェネリック製造事業の黒字を見込んでいるんじゃないですか?説明資料ではっきりすると思う。

200905066.gifずっと横這いだった株価は決算発表でストップ高。今期の計画数字を見ての反応ですけど、実はこれと全く同じ動きだったのが昨年。昨年の決算発表時も良い数字が出て、株価はずいぶん上がりましたな。で、下方修正で、株価はご覧の通り低迷を続けた。

今期はどうでしょうね。

日本調剤グループ第2期中期経営計画の策定について」によると、中期経営計画の数字は十分に強い。

EPSで言えば、2012年3月期は325円ってことですな。配当額は97円。無理矢理に今の株価1500円に当てはめると、PERは4.6倍、配当利回りは6.7%。言うまでもないけど、こんな計算で割安だから買いなんて言うのはナンセンスですな。でもとりあえず計算したくなるのが人情ってもの。

それはさておき、今まで通りの理由で、調剤薬局には強気です。

医薬品・医療品・調剤薬局
ジェネリック 医薬品 後発薬 日本調剤 薬剤師 調剤薬局

2009/05/07 17:05

クスリのアオキ、4月月次で調剤薬局の動向を確認、順調と言える

~ 調剤薬局部門は好調、大手2社は日本調剤とアインファーマシーズ。 ~

クスリのアオキ、4月の月次数字。

平成21 年4 月度 月次営業速報に関するお知らせ

ドラッグストアとしてのクスリのアオキはどーでもいい。チェックするのは調剤薬局部門ですな。

全店が116.6%、既存店が116%。引き続き好調を維持。調剤薬局は大丈夫。日本調剤とアインファーマシーズですね。

医薬品・医療品・調剤薬局
クスリのアオキ ドラッグストア 調剤薬局

2009/04/12 22:10

メディカル一光、調剤薬局部門は引き続き順調、それ以外がダメ

~ 調剤薬局を考えるのならメディカル一光ではなく大手2社を候補にしたい、規模の経済は重要。 ~

メディカル一光の決算発表。

平成21年2月期 決算短信

前期業績は、調剤薬局部門は順調に増収増益。その他の部門、医薬品卸とか介護とか不動産とか、が足を引っ張った。今期は微増収微増益を計画。部門別では前期と同じような感じなのではないかと。

とりあえず、調剤薬局は順調という事が分かりますな。アインファーマシーズと日本調剤。

医薬品・医療品・調剤薬局
アインファーマシーズ メディカル一光 介護 日本調剤 調剤薬局

2009/03/29 12:12

クスリのアオキ、調剤薬局部門は順調、興味があるのはそれだけ

~ 2000億の売上げがない中小ドラッグストアに興味はない、調剤薬局の確認をするだけ。 ~

クスリのアオキの3月月次。

平成21 年3 月度 月次営業速報に関するお知らせ

くどいけど、ドラッグストアとしては興味は全くない。ドラッグストア業界の競争はこれから猛烈になるわけで、売上げ規模で言えば最低2000億ない企業の株はとてもじゃないけど買えない。

合併とか買収とか、今後はどんどん起こる業界でしょ。それを見越して、収益性が高くて財務がよい中小のドラッグストアを買っておくなんて事は難しい。日本の中小型株のドラッグストアはオーナー企業が多いので、どうしても経済合理性よりオーナーの感情と気持ちがM&Aを決めるからですな。

いずれにせよ、月次で見たいのは調剤薬局部門がどうなっているか。3月も相変わらずの順調さで、全店が113.2%、既存店が112.8%。

調剤薬局はアインファーマシーズと日本調剤。

医薬品・医療品・調剤薬局
アインファーマシーズ クスリのアオキ ドラッグストア 日本調剤 調剤薬局

2009/03/11 10:10

総合メディカル、下方修正は調剤薬局より他部門の影響が大きい

~ 調剤薬局は成長株ではない、あかまで不景気相場でのディフェンシブ、これを忘れない。 ~

総合メディカルの下方修正。

連結業績予想の修正に関するお知らせ

部門別ではコンサルティングやリースの減額幅が大きくて、調剤薬局部門の減額幅は小さい。そう言う意味で、純粋に調剤薬局セクターのマイナスをイメージするのはちょっと違うと思うんです。

薬局関連事業は景気の急速な悪化などを背景に昨年12月以降で患者さんの受診抑制がみられることに加え、インフルエンザの流行が小規模のまま例年より早期に終息局面に入ったことなどから、患者数が減少し処方せん枚数が計画より下回る見通しとなったためです。

インフルエンザのような季節性も当然ありましょう。

日経の記事によれば、調剤薬局の新規出店数が予定から半減という。既存店売上はマイナス。この辺の話は注意が必要かと。

2009/03/11, 日本経済新聞 朝刊

総合メデカル一転23%減益、今期純利益、景気減速で利用者減。

 調剤薬局が主力の総合メディカルは十日、二〇〇九年三月期の連結純利益が前期比二三%減の十三億円になりそうだと発表した。従来予想を四億円下回り、増益見通しから一転、減益予想になる。景気減速で調剤薬局の新規出店数が予定から半減。利用者数も減る。医師の転職や開業を支援するコンサルティング事業も需要が縮小する。

 売上高は従来予想を四十億円下回り、三%増の六百六十三億円になる見込み。資金調達が難航し医師の新規開業や設備投資が減り、医療機器リース事業が振るわない。

 調剤薬局は薬価改定による価格下落や利用者減で既存店売上高が前期比マイナスになる見通し。ただ、十店舗を新規出店し増収は確保する。

 営業利益は二〇%減の二十四億円。医師不足を背景に医療機関が勤務医を引き留める傾向にあり、好採算の医師の転職支援コンサルティング事業が前期並みの水準にとどまる。

調剤薬局を成長株として考えているわけではないことは忘れない。あくまでディフェンシブ銘柄。加えて、セクター全体として少しずつは成長ができる。寡占化がこれから進むので大手には有利。

売上半減、利益大赤字の企業が沢山ある中で、業績の安定性からディフェンシブなわけです。

そういう視点での投資になりましょう。

医薬品・医療品・調剤薬局
ディフェンシブ 総合メディカル 調剤薬局

2009/03/06 11:11

アインファーマシーズ、3Q決算は順調、上方修正は十分期待できる

~ ディフェンシブな調剤薬局としては文句無しの業績、増額が期待できるし、株価は安い。 ~

アインファーマシーズの第3四半期決算。

平成21年4月期 第3四半期決算短信

文句無しのディフェンシブ銘柄決算。通期業績数字に変更は無いですけど、このままだと4Q単独では前期比3%増収、15%経常減益になってしまう。それはちょっと考えづらいので、いずれ上方修正されるのは確実でしょうね。

仮に4Qの利益が横這いでも2億以上、今の通期計画経常利益に対して5%程度は上乗せされる。5%~10%の間で利益上方修正でいいんじゃないですか?

部門別では調剤薬局はOK、ドラッグストアが相変わらずの赤字、不動産事業も赤字。ドラッグストアは力を入れていく方向なのは変わらず。

200903061.gif資本を受け入れ業務提携したセブン&アイ・ホールディングスとの協業も順調な様子。その資本増強で株主資本比率は+5%の25%。それでも低い数字。株価が上がれば増資も覚悟しておくべき。

配当25円は大丈夫でしょう。利回りは1.5%と魅力はゼロ。

何か知らないけど株は叩き売られていたので、この決算で上へ戻して欲しいですな。株価は全然高くない。

医薬品・医療品・調剤薬局
アインファーマシーズ ディフェンシブ ドラッグストア 調剤薬局

2009/02/27 17:05

クスリのアオキ、2月月次で確認するのは調剤薬局の動向

~ 調剤薬局部門は問題ない数字、アインファーマシーズと日本調剤の数字予想に役立つ。 ~

クスリのアオキ、2月月次数字。

平成21 年2 月度 月次営業速報に関するお知らせ

ドラッグストアーとしての投資は全く考えられない。ドラッグストアとしては最低でも売上規模で2000億円。これぐらいはないとやっていけない。クスリのアオキの売上は500億円しかない。この規模のドラッグストアは売っても売っても利益が出ない。

注目は調剤薬局部門の数字。ここを確認したいだけ。

全店が117%、既存店が116.7%。文句無しですね。

調剤薬局は相変わらずアインファーマシーズと日本調剤。

医薬品・医療品・調剤薬局
クスリのアオキ ドラッグストア 調剤薬局

2009/02/08 16:04

クリエートメディック、医療器具のディフェンシブで高配当は安心

~ 過去10年の業績でディフェンシブさがよく分かる、4%以上の配当を出す医療銘柄は魅力的。 ~

クリエートメディックの決算。

平成20年12月期決算短信

200902083.gif医療器具はディフェンシブ。医療器具であれば何でもかんでも需要があってディフェンシブだとは限らない。クリエートメディックの過去10年の業績数字を見れば、クリエートメディックがどうなのか分かると言えましょう。

メイン製品のシリコン製カテーテルがどういうものか大まかに理解するだけで十分だと思う。どのこうのあまり考える必要はないと思うし、考えても仕方ない。

こういう株が配当利回りで4.3%あるなら、不景気相場でのディフェンシブ銘柄としては魅力十分なはず。屁の突っ張りでPERを考えれば10倍以下。

安心を買うのであればクリエートメディックですね。

医薬品・医療品・調剤薬局
クリエートメディック ディフェンシブ 医療器具 配当 高利回り

2009/02/02 10:10

日本調剤、調剤薬局はディフェンシブでOK、後発薬製造は赤字

~ 今期に収益トントン計画の後発薬製造事業が相変わらずの赤字垂れ流し、手は引かない。 ~

日本調剤の第3四半期決算。

平成21年3月期 第3四半期決算短信

調剤薬局事業はディフェンシブで増収増益。利益の伸びは少しだけれど、ディフェンシブ銘柄に他に何を求めましょう。

相変わらずの問題は後発薬の製造販売事業ですな。四半期ごとに2億円の赤字を垂れ流している。計画では今期にこの事業が利益トントンまで良くなるって事でしたね。なりませんな。

しかし日本調剤としてはこのセグメントには力を入れている。中間期の説明会を見れば分かる。

医薬品・医療品・調剤薬局
ディフェンシブ 医薬品 後発薬 日本調剤 調剤薬局

2009/01/10 23:11

マニー、ディフェンシブな医療品で安心、できれば増配をお願い

~ 不景気でも医療品は変らず使われ続ける、当たり前の基本を忘れずにディフェンシブ候補。 ~

マニーの第1四半期決算。

平成21年8月期 第1四半期決算短信

200901091.gif医療品はやっぱり安心ですな。こういう景気も基本的には関係ない。関係あるのは競合とか事故とか開発とか。

それにしても配当を上げませんか?自己資本比率90%以上、借金は当然ゼロ。配当成功50%ぐらいは出して欲しいですな。そうなれば配当利回りが3.5%まで高まって、断然投資意欲がわいてくる。

そうじゃなくても、こんな景気の中でディフェンシブとして安いところを拾っておくのも悪くはないけどね。

医薬品・医療品・調剤薬局
ディフェンシブ マニー 医療品

 1  |  2  | All pages

patch