カテゴリー: 著名投資家の考えと行動

2009/10/01 14:02

バフェットへ携帯電話で連絡すると悲劇が起こるのでFAXを使おう

~ バフェットの景況感=住宅不動産の最悪期は過ぎ、景気は今より悪くはならない。 ~

リーマンから1年、Warren Buffettのインタビュー。

リーマンが潰れる直前、バフェットは相談を受けたそうです。何やらいろいろ言われたけれど、よく理解できなかったので、詳細をFAXしてくれるよう頼んだといいます。でも、FAXは来なかった。そして、リーマンは潰れた。

でもこれには後日談があって、実際にはバフェットの携帯の留守電にメッセージが入っていたらしい。でもバフェットは留守電の聞き方も分からないので、メッセージがあるのを知ったのさえずっと後になってからだったと。

リーマンだけじゃなくて、AIGからも相談を受けた。いろいろ検討した結果、とてもじゃないけど何もできないと断った。

まあ、舞台袖ではエキサイティングなストーリーが繰り広げられているわけですな。

ポイントをまとめておく。

・住宅不動産の最悪期は過ぎた
・1年前よりはずっと良い状況
・今よりずっと悪くなる可能性は低い
・底這い継続
・物流量をウォッチ
・KraftのCadburyプライスは上限

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Warren Buffett ウォーレン・バフェット



2009/07/12 10:10

ウォーレン・バフェットの3つの投資アドバイス@ABCインタビュー

~ 常識を持って考える、その後で株式投資の指標やら何やらを考える。 ~

Warren BuffettがABCのインタビューで投資の3アドバイス。

1. If it seems too good to be true, it probably is.
2. Always look at how much the other guy is making when he is trying to sell you something.
3. Stay away from leverage. Nobody ever goes broke that doesn’t owe money.

まずは常識的に考えろ、という事かと。

誰かのアドバイス通りに株を買えば儲かるのであれば、世の中に貧乏人はいない。何かを飲むだけで痩せられるのであれば、世の中に肥満はいない。

そういう常識。

その後で、しばしばバフェットと結びつけられて語られる、長期投資とか、トールゲート型企業とか、ROEとか、企業の本質的価値とか、そういう事を考える。

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Warren Buffett ウォーレン・バフェット

2009/05/08 22:10

バークシャーの株主総会、バフェットはWells Fargoにとことん強気

~ 長期的な金融機関の善し悪しを判断するにはバフェットの言葉だけで120%事足りる。 ~

今年もBerkshierのAnnual Meetingが開催されました。今年の参加株主は3万5千人で過去最高。3万5千人ですよ、なんともまあ・・。一度行ってみたいとは思うけどね。

とりあえずBuffettの考えを適当にまとめておく。

住宅不動産環境にはいくらかの底打ちが見られる。低価格から中価格帯のみで。

小売り環境、生産活動、サービスセクターで急速な戻りなんか期待できるはずない。アメリカ人の貯蓄率はグングン上がっていて、これからも上がる。

Wells Fargoはストレステストの結果がどうあれ繁栄する。投資家は銀行を理解していない。WellsのFunding Costは他行よりずっと低い。

バークシャーの2009年1Q利益は11%減益。

US BancorpとWells Fargoを買収してもいい。実際はできないけど。

現段階では自社株買いはしない。株価が本質的価値をかなり下回れば選択肢の一つ。

新聞はだめ。どんな値段でも買わない。

安い社債を数ヶ月前に買った。バークシャーでも個人の口座でも。

一番印象に残ったのは、やっぱりWells Fargoをとことん良い銀行だと言い切っているところですな。バフェットには絶対の自信があるらしい。バフェット曰く、Wellsを知り尽くしている、と。

だから、数ヶ月前だかにWellsの株価が10ドル以下になったとき、たまたまどこかの大学で講演していて、生徒に言った。今全財産を突っ込むならWellsだと。

バフェットがそこまで言う事に対して反対なんてできませんよ。長期ではWellsは100%買いですな。とりわけ、アメリカの金融セクターで長期的に何か持っておくべきだと考えている人はWellsを持つべきだと思いますね。長期で金融セクターって考えている人、結構多いんじゃないですか?

当然ですけど、ストレステストの結果がどうの、チャートがああだ、マーケットがなんちゃら、もしCitiが復活すればボロ儲け、そういう事を言う人には関係ない話。その辺、混同しない。

ちなみに、バフェットが持っている金融株は、Wells Fargo, Goldma Sachs、US Bancorp。正確にはこの他に、Bank of America、M&T Bank、SunTrustを持っている。けど、バフェットははっきりと、前者3つ以外は知らないと言っている。つまり、自分が買ったんじゃないって事ですな。バークシャーで株を買うのはバフェットだけじゃないからね。

とりあえず自分もアメリカの金融株はバフェットに逆らうことなくずっと持ってますよ。なぜなら、自分でどれだけ調べて考えたとしても、CとBACのどちらが良いかなんて分からない。分かるという個人投資家がいれば嘘つきだとさえ思う。

同様に、WFCとJPMと長期的にどっちを持つべきか、GSとMSとどっちが今後有望なのか、そんなこと考えたって分からない。事実、いままでアメリカの銀行の10Kなんてまともに見たこともないし、Yahoo FinanceでBSやPLさえ見たこともない。

じゃあどうするか。分かっている人を知っていればいい。分かっている人の言葉だけで120%事足りる。そういう事で暴落時に金融株を買えたわけですな。それでいいじゃないですか。

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Berkshier Hathaway GS USB Warren Buffett WFC バフェット バークシャー

2009/04/16 11:11

日本の赤ちゃん銘柄(西松屋?)を買っているJim Rogers

~ 農業コモディティーを筆頭に、原油や金に強気なのは従来通り、日本株を買っているのは意外。 ~

ジム・ロジャース(Jim Rogers)のスタンス。

これだけ金を刷りまくったら必ずインフレになるのは歴史の証明するとおり。インフレは今年でもなければ来年でもないだろうけど、いずれ猛烈なインフレは来る。

・短期でも長期でも農業コモディティーが良い。

・株式マーケットにはこれから2、3年でもっと底がある。

・今秋か来年、通貨問題が起こる。

・ファンダメンタルが向上しているのはコモディティーだけ。

・現在のラリーをショートしていない。こういうラリーって言うのはいつまで続くか分からないし、こういうラリーはいつも考えるより強くて長いから。

・トレジャリーが最後のバブルだ。将来ショートする。

・原油と金を今年末までで考えると原油の方がいい。IMFが金を売るのは需給を悪化させる。IMFは最大の金保有者。

・日本株で赤ちゃん銘柄を持っている。低い出生率に対して政府が手を打ち、もっと子供が産まれる。

ってことで、Jim Rogersの考えは全然変わっていない。Rogersはちょくちょくいろんなところに登場するので、話を聞く機会は多い。で、いつ聞いても同じ事の繰り返し。Rogersは経済ファンダメンタルズを考えた長期投資家なので当たり前ですな。

面白いのは、そういう長期投資家を前に、インタビューワーやアナウンサーがとんちんかんな質問をするので話がかみ合わない事。そりゃあね、アナウンサーは今、目先、何が上がって何が儲かるか、知りたい。だからそういう答えが返ってくるような質問を繰り返す。会話がかみ合うわけがない。

だからRogersの態度はいつもうんざりって感じなんでしょうな。話し方も投げやりになる。

200904154.gifま、そんなことはどーでもいいけど、今日、わざわざ何も変わらないRogersの考えを書いたのは、最後のところのため。彼は、日本の赤ちゃん銘柄を買っている。

具体的な会社名は出ませんでしたけど、日本の赤ちゃん銘柄でRogersが投資すると言えば限られてくるんじゃないですか?ズバリ、西松屋と推察。だからどうって事はないけど。

しかし、日本の出生率が上がるとは思えません。株は確かに安い。企業としても優良ですな。Rogersは別としてもウォッチして損はありますまい。

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Jim Rogers コモディティ 原油 西松やチェーン

2009/03/06 11:11

Bill Gross、Jim Rogers、Christopher Woodの考え。

~ 金価格の予想はともかく、至極真っ当な意見に思える著名人の言葉。 ~

PIMCOのBill Gross。

Genral Electric(GE)のトリプルAはダブルAぐらいで市場評価されている。株価が下げているのはGEの流動性の問題というよりテクニカルな理由。つまり、トリプルAから格下げされれば売らざるを得ない機関が沢山ある。

格下げは確実な情勢で強制的な処分売りが出ている。

Jim Rogers。

AIGや銀行はなるようにすべき。つまり潰れるなら潰せ。

農家がこれから最高の職業。食料貯蓄は50年で最低レベル。農家は肥料を買うためのローンが組めないような状況。自分はブラジルとカナダに農地を買って農業を始めた。

いずれインフレになる。紙幣を刷りまくってインフレにならなかったことは歴史上無い。

日本円をロング。スイスフランは手仕舞いした。

CLSAのChristopher Wood。

金価格は2010年までに$3500まで上昇する。

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AIG Bill Gross Christopher Wood GE Jim Rogers コモディティー 農業

2009/03/02 13:01

バフェットのバークシャーの2008年は過去2度目のマイナス成長

~ Buffett2008年最大の失敗はスッ高値で買ったCOP、デリバティブは投資家の一番の懸念。 ~

今年もWarren Buffettの株主への手紙が発表されました。世界中で一番読まれる株主への事業説明でしょうな。

Warren Buffett’s Letters to Berkshire Shareholders

バフェットがバークシャーの価値を計るのはBPS。1965年からBPSが減少したのはこれまで2001年のITバブル崩壊時のみ。-6.2%のBPS成長。

そして2008年は-9.6%と過去最大のマイナス成長を記録。さすがに厳しい相場でしたな。

The period was devastating as well for corporate and municipal bonds, real estate and commodities.

言うまでもなく、長期的には相場は回復するのがバフェットの変わらぬ考え。

America’s best days lie ahead.

目先の経済は当然厳しいですよ。相場がどうなるかなんて分かりようもない。

We’re certain, for example, that the economy will be in shambles throughout 2009 - and, for that matter, probably well beyond - but that conclusion does not tell us whether the stock market will rise or fall.

200903022.gif2008年末時点で$500M以上の持株。リストにMoody’sとBurlington Northern Santa Feが入っていないのはリスト下の説明の通り。

2008年最大の失敗はConocoPhillips (COP)をスッ高値で買ってしまったこと。COPを買ったタイミングは間違いでも、$40みたいな原油価格は激安だと考えている。

Without urging from Charlie or anyone else, I bought a large amount of ConocoPhillips stock when oil and gas prices were near their peak. I in no way anticipated the dramatic fall in energy prices that occurred in the last half of the year. I still believe the odds are good that oil sells far higher in the future than the current $40-$50 price. But so far I have been dead wrong. Even if prices should rise, moreover, the terrible timing of my purchase has cost Berkshire several billion dollars.

16ページから長々とデリバティブについて説明がある。これはやっぱり株主が一番気にしていることだからでしょうな。今の金融危機はデリバティブなどのレバレッジから始まったわけだし、かつてデリバティブは殺人マシーンだみたいなことを言っていたバフェットがなぜデリバティブを売買するのか気になりましょう。

200903023.gif結局バフェットが言いたいことは、ほぼ確実に負けないデリバティブですよ、って事じゃないですか?そうじゃなければ取り引きしませんと。どこかの金融機関と違って、バークシャーが売買する全てのデリバティブの詳細をバフェット自身が100%把握してますよ、という点も重要かと。

足下の相場つきに右往左往しても仕方ない。これが分かっていても相場が苦しいときはどうしても近視眼的になるし絶望的になる。長期投資って言っている投資家でもね。

そういう投資家はもちろんのこと、デイトレーダー以外はみんな読んでおいて損はないですね。

ちなみに、バークシャーの株価はBerkshire Hathaway Inc. (BRK-A)を買うなら今でしょうな。

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Berkshire BRK-A COP Warren Buffett バフェット バークシャー

2009/02/18 11:11

バークシャーハサウェイ、2008年4Qの株式売買状況、新規はNLC

~ バフェットの新規買い銘柄はNalco Holding Co. (NLC)、小粒な企業でとりあえず跳ねる。 ~

Warren BuffettのBerkshire Hathaway。2008年末時点での持株報告書(っていうのが正式な名前じゃないだろうけど、意味は分かるでしょ)がSECにファイルされました。

Form 13F

この報告書で分かるのはあくまで4Q末時点での持株であって、4Q中の持株増減は分からない。

増減で目を引くのは、Johnson & Johnson (JNJ)の持株を半分まで減らしたことですな。その他の銘柄で持株が減少したのは、ConocoPhillips (COP)、CarMax Inc. (KMX)、Procter & Gamble Co. (PG)、US Bancorp (USB)。どれも減少率は少し。

逆に買い増ししたのは、Eaton Corporation (ETN)、Ingersoll-Rand Co. Ltd. (IR)。

新規買いがNalco Holding Co. (NLC)

新規買いのNLC以外は特に驚きはない。しかしこのNLC。売上高はたったの$4.2B。時価総額がたったの$1.5B。たったの、というのはバフェットのような投資家にとって。

明日のマーケットではNLCは暴騰でしょうな。世の中バフェットウォッチャーは多い。その人達が時価総額$1.5Bの会社に群らがると、10%ぐらいは平気で騰がる。

全く聞いたこともない会社。

ビジネスの要約。

Nalco Holding Company provides water treatment and process improvement products and services to industrial and institutional customers worldwide.

これを読んだだけではどういう会社なのか分からん。暇があったら会社のホームページをで確認してみる。

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Berkshire Hathaway COP ETN IR JNJ KMX NLC PG USB Warren Buffett

2009/02/04 19:07

Julian Robertson、5年以内の長期債下落にプットオプションで賭ける

~ Robertsonのように債券で大きく儲けるにはレバレッジがいる、似たポジションをETFで取れる。 ~

Tiger Management(タイガーマネジメント)のJulian Robertson(ジュリアン・ロバートソン)のインタビューがCNBCで行われた。(Tiger Fundタイガーファンドは2000年にクローズされている。)Robertsonを知らない人は調べてもらうとして、なかなかやり手のヘッジファンドマネージャーなわけです。

・インタビュー1 How to Fix the Banking Mess
・インタビュー2 Hedge Fund Legend’s Stock Picks
・インタビュー3 Meeting of the Titans

で、彼の考えはこうだ。

マーケットについてはベア。問題は解決されていないし、まだまだ解決もされない。Good BankとBad Bankにわける計画を進めるべきだ。政府の関与はそれ以上必要ない。

株で魅力的な物は少ない。自分の金を貸し付けないクレジットカード会社のバリュエーションはそれなりに安い。VisaとMastercard。それ以外では、PERの高い成長株に興味がある。

と、ここまではまあ、良くありがちな意見というか、特にこれと言って意外性もないですな。でも、最後に至極当たり前だけれど、なかなか取らないポジションについて話があった。これがRobertsonの一番でかいポジションらしい。

200902024.gifLong Term Treasuries(長期債)のプットを買っている。なぜなら5年以内に債権利回りは上昇するから。

で、面白いのは、この説明の時に登場したのがBill Gross(ビル・グロウス)。アナウンサーも言っているが、RobertsonとGrossが一緒になるというのは違和感があるというか、不思議ですな。片や株式投資の大御所、片や債券投資の大御所。

で、意見を求められたGrossは、良いアイデアだ、と。個人投資家がRobertsonのポジションを取るのは難しいが、Tipsを買うことで同じような投資になると説明。

確かにそうですな。しかしながら、Tipsでは全然レバレッジが効かない。そうなると絶対リターンは知れている。当然Robertsonはプットを買っているわけで、しかもかなり高レバレッジは間違いない。

Gross的には、いずれ長期債利回りは6%や7%まで上がる、と。

で、今度はこのGrossの6%、7%という数字に対して、それぐらいの数字を考えているのかとアナウンサーがRobertsonに聞いた。

で、その答え。

保守的な数字だ。

なんとまあ。保守的だと。

具体的にどれぐらいの数字を考えているかは言わなかったが、10%とか12%とか考えているんですかね?それとも15%とか?10%だとしても、プットオプションでレバレッジを効かせれば文句無しのリターンが得られますな。

インフレはいずれ来る。これだかアメリカが輪転機をグルグル回しお金を刷り続ければ、いずれインフレは来る。Robertsonは5年以内と読んでいる。それを取るために長期債のPutを仕込んでいると単純に考えても間違いはなかろう。

いろんな深い考えがあって、よーくよーく考えての投資戦略なワケだから、非常に気になる投資戦略ですな。

ところで、Grossは個人投資家が同じポジションを取るのは難しいと言ったが、今は便利な時代になった。結構近いポジションが取れるんですな、これが。

200902046.gifUltraShort Lehman 20+ Trsy ProShares (TBT)というのがある。今流行りのレバレッジの効いたETFですな。長期債に連動して、長期債が下がればTBTの値段は2倍上がる設計になっている。

このTBTにはオプションがある。これなら2倍のレバレッジが効いた指数ETFにさらにレバレッジをかけられるわけですよ。ただし、残念ながら5年のプットなんて無くて、最長でも7ヶ月。

7ヶ月でRobertsonの言う状況になるとは思えないので、残念ながらオプションは無理ですな。ただ少なくとも2倍のレバレッジは効かせられる。

もうちょっと考えると、最近少しずつ話題になってきたCFDが使えるかも知れない。調べてないので分からないけれど、CFDでTBTが取り引きできれば無期限(だよね?)でレバレッジを猛烈に高めて投資できるはず。

それならJulian Robertsonと同じポジションが取れるんじゃないですか?

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Bill Gross Julian Robertson Treasuries アメリカ 債券

2009/02/04 18:06

【バフェット・ウォッチ】売り建てプットオプションの行使でBNI買い増し

~ 長期投資家がプットオプションを売る場合の考えの基本は、株は買ってもいいほど安い。 ~

ウォーレン・バフェットのBurlington Northern Santa Fe(BNI)(バーリントン・ノーザン・サンタ・フェ)の持株比率が22.4%まで上昇。1月30日に75ドルで230万株、合計$174Mで取得。

これは市場で買ったわけじゃなくて、売っていたプットオプションが権利行使されたもの。

プットを売る理由は分かりますよねえ。

BNIの株価は十分低い。しかし株を買い増しするにしても、もう十分持っているのでいらないなあ。じゃあとりあえずプットを売ってプレミアムを稼いでおこう。もし行使価格まで下がっても、それはそれで株を買い増せばいいじゃん、安いんだからね。

バフェット的にもそういう感じなんじゃないかと思いますがいかが?

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BNI Burlington Northern Santa Fe Warren Buffett バフェット・ウォッチ

2009/02/04 18:06

【バフェット・ウォッチ】ハーレーの利回り10%の社債を$300M購入

~ アメリカンバイクといえばハーレー、Harley-Davidsonのブランド力に投資するBuffett。 ~

Warren Buffett(ウォーレン・バフェット)のBerkshire Hathaway Inc. (BRK-A)(バークシャーハサウェイ)がHarley-Davidson, Inc. (HOG)(ハーレーデイビットソン)に投資。投資と言っても株じゃない。社債ですな。

ハーレーは$600Mの社債を発行することになり、そのうちの半分をバフェットが買う。満期は2014年で、利回りは15%。

15%は高いですな。さすがバフェット。ゴールドマンサックスの時は10%で、それでも十分高利回りですけど、今回はさらに高利回り。

ハーレーの二輪は高い。不景気になって金回りが悪く、金融危機でローンが下りない今、ハーレーは自分のところで消費者にローンを用意しなければならない。そうでもしないと高級バイクを誰が買いましょう。

$600Mはそういうローンに使われる。

バフェット的には、ハーレーのブランドは永遠に不滅だって事でしょうな。

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Harley-Davidson HOG Warren Buffett ハーレー バフェット・ウォッチ

2009/01/27 08:08

ビル・グロウスのインフレ指標は失業率と設備稼働率、当たり前

~ インフレの前には株の上昇があって、儲けだすと当たり前のことを忘れる、そうならないように。 ~

これだけアメリカがお金を刷り続ければ必ずインフレになる。目先デフレになってもちっともおかしくない経済状況だけれど、いずれ膨れあがった金はインフレを招く。

この考えは皆さん同じでしょうな。いずれ、ってのがポイントで、いつかは誰にも分からない。でもみんないつなのか知りたい。

インフレに合わせてゴールド買ったりしたいし、それなりの株を持ったりしたいし、もしくは完全撤退だって考えている人だって多いんじゃないですか?

ビル・グロウスのインフレについての考え。ビル・グロウスは債券ファンドマネージャーで、言うことはいつも的を射ている。(どうでもいいけど、「的を得る」っていうのはいわゆる「正しい国語」的には間違いですよ。)彼の言うことをよーく聞いておいて損はないのは経験上間違いなし。

インフレはやがて来る。その指標となるものというか、注意してみておくべき事を上げるとすれば2つ。

失業率と設備稼働率。

ということで、失業率と設備稼働率という言葉だけ出てきただけで、それがどうなればどうって話は無かった。

まあ普通に考えて、失業率が下がり始め、設備稼働率が上がり始めれば、いよいよインフレが来ることに備え始めて損はない、ってことじゃないですか?

至極当たり前。

その当たり前を忘れがちになるし、実際すっかり忘れる。

だってさ、失業率が下がり始めて設備稼働率が上がり始めれば、それ景気は底を打ったって一斉に飛びついて株は上げるじゃない。そうなれば株の儲けに浮かれてしまってインフレなんて忘れるってのが人間の性。

敢えてここの記して忘れないようにしたいですな。

著名投資家の考えと行動
インフレ ビル・グロウス 債券 失業率 設備稼働率

2009/01/24 17:05

【バフェット・ウォッチ】2009年最初の投資はBNIの買い増し

~ アメリカの鉄道輸送はなくならないし、寡占化も十分進んでいて、最大手のBNIが長期投資向き。 ~

2009年のバフェット最初の投資。Burlington Northern Santa Fe(BNI)を買い増し。

もともとバークシャーは2007年の夏に80ドル近辺でBNIを買った。2008年1月に少し安いぐらいの価格帯で買い増しし、2008年末にはオプションの行使などでさらに持株数が増加。その時点で20%以上を所有する筆頭株主。

今回は60ドル前半でさらに買い増し。所有割合は22%近くになった。

現在BNIの株価は65ドル、バフェットの所有株数は7450万株なので、所有株の時価総額は48億ドル。

話はそれるが、48億ドルと書くと直感的に金額の大きさを把握しにくい。人それぞれだとは思うが、個人的には$4.8 Billionと書いた方が全然分かりやすい。100万ドルと$1Mでは後者の方がものすごい親近感というか把握しやすさがないですか?

200901233.gifバフェットが鉄道株に投資するのはよく分かる。アメリカの鉄道が運ぶのは当然人ではなくて荷。材料、素材、原料、最終製品、荷物など。

そういう物の輸送がなくなりますか?なくらない。どんだけインターネットが発展してもなくならない。アメリカはデカイので内陸に物を届けるにはトラックか鉄道になる。鉄道会社は十分寡占化されている。

アメリカ鉄道銘柄ではBNIが時価総額トップ。

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BNI ウォーレン・バフェット バフェット・ウォッチ

2009/01/24 17:05

ウォーレン・バフェットのアドバイスを長期投資に役立てるべき

~ 少なくとも長期投資でBuffettの反対に賭けることはバカげてる、教えられることも多い。 ~

世界一の金持ちWarren Buffett。投資家として尊敬している人も多い。確かに立派というか素晴らしい投資家ですな。

個人的には投資スタイルが違うのでBuffettの投資をそのままマネして儲けようとは思わない。でもね、長期投資を考える上では、少なくともバフェットの反対に賭けるような事は愚だと思う。

バフェットの買った株が半年後に上がっているか下がっているかって事じゃないですよ。20年30年でどうなっているか、その企業が長期的に成長していくのか、数十年後の退職に備えた長期ポートフォリオとしてどうなのか、そういう事ですよ。

そういうわけで、ずっと彼の挙動を意識してきてはいる。せっかくなので、今年2009年からはBuffett Watch(バフェット・ウォッチ)としてウォーレン・バフェットの様子を記録していく。

ちなみに、基本的にウォーレン・バフェットの動向はCNBCのWarren Buffett Watchにもれなくアップデートされている。これを要約するような形になりましょう。

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