カテゴリー: ゲームプラン・投資戦略

2009/10/05 07:07

アダルトコンテンツがモバイルインターネットのトラフィック激増の一因

~ データトラフィックの激増は通信機器・技術で解決するしかない、通信制限は一時しのぎ。 ~

ソフトバンクが通信速度を制限するというプレスリリースを出した。

通信品質確保対策の導入について

iPhoneでパケットし放題を使って際限なくデータをやりとりする人が増え過ぎたって事ですか。iPhoneだけではなくて、他機種の携帯やスマートフォンも当然あるけど、iPhoneという一言で片づけてしまう。

ドコモやauは既に制限を加えているらしい。

携帯やスマートフォンを使ってのネットコンテンツダウンロードは爆発的に増えているのは周知の事実。世界で3Gが最初に発展したのが日本。無制限のデータプランが導入されれば、トラフィックの増加は止まらない。これについてはモバイルインターネットということで何度も書いている。

でも通信制限をされるほど一体何をダウンロードしているのかと言えば、ご想像通り、アダルトコンテンツが大きい。携帯端末の画面が大きくなればアダルトコンテンツを見るのに不自由はありますまい。

Porn Downloads Strain Japan Phone Network, Prompt DoCoMo Curbs

アダルトコンテンツ大手のSoft On Demandの売上高は150億円もあり、最大手の北都(ウェブサイトが無い。。。今時、って思うけど、無くても十分やっていけるってことですな。)に至っては売上高が300億円もある。そのうちどれだけがモバイル・インターネット経由かは分からないものの、Juniperによればモバイル・インターネットのアダルトコンテンツの伸びは音楽コンテンツどころではないという。

SODや北都が上場していれば、最強の人気銘柄になることは確実。残念ながら上場していないし、今後も上場するはずはない。パチンコ屋と同じで上場できない。儲かって仕方ないだろうしキャッシュフローは超ジャブジャブだろうし、上場するインセンティブもないだろうけどね。

目を向けるべきなのは、増えすぎるデータ量をどうやって捌くかという点。ネットワーク機器はアップグレードされる必要があるし、優れた技術がどんどん導入されていくしかない。パケットに上限を設けたり、通信速度を規制したり、そんなのは一時しのぎでしかないのは誰でも分かっている。

モバイル・インターネット銘柄として列挙した企業が恩恵を被る。

ゲームプラン・投資戦略
スマートフォン モバイル・インターネット 携帯電話



2009/10/05 07:07

LEDエピウエハーが足りない、製造はMOCVD、面白い相場テーマ

~ 長期に需要が伸びる中で不足している物は儲かる物、それを作る会社の株も儲かる。 ~

LEDが長期テーマとして面白い事は間違いない。折に触れ相場テーマになってきたし、これから何度も相場を作っては壊すこともあるはず。個人的には、今日までLEDという切り口で投資したことはなくて、とりわけ力を入れて調べたこともない。遅いって言えば遅いですね。

DIGITIMESの記事ですけど、この話が本当だとすれば面白い。2012年までというのは話半分で聞いたとしても、そういう話をするのだから、足下でLEDウエハーが足りていないのは間違いないと思うんです。LEDチップを作るEpistarのCEOが言うのだから確実です。

Yvonne Yu, DIGITIMES [Wednesday 30 September 2009]

Global shortage of epitaxial LED wafers will not ease until 2012, says Epistar chairman

The existing global supply shortage of epitaxial wafers used to make LED chips for backlight modules (BLUs) will not relax until 2012, according to chairman of Taiwan-based LED chipmaker Epistar, Lee Biing-Jye, whose estimation is based on the current demand growth trend and makers’ expansion plans.

With an estimated global demand for 25 billion LED chips for notebooks alone in 2010, makers would need to add 140 sets of MOCVD (metal oxide chemical vapor deposition) machines and run at full utilization to meet the demand, Lee said, adding that expansions in 2010 are expected to be below 100 sets.

If a set of machine cannot be installed before April or May 2010, then it may have no contribution to shipments in the year, he said. Lee explained that a newly installed machine may need 3-6 months before production can start, and LED chipmakers may need another 4-6 months to receive client validation for the products made from the new machine.

Although orders for more than 200 sets of MOCVD machines have been placed with equipment suppliers currently, only about 100 of them will be ready for production in 2010, which is still 40 sets less than the demand requires, he said.

Lee added that expansion of global LED chipmakers is lagging demand growth in the market. And his estimation of the capacity shortage in 2010 has not taken into consideration of possible strong growth for the LED lighting market.

ここからの話は、少しだけ調べた情報を真偽確かめずに書いた物になる。これから自分で調べていくためのベースになる。正しい事もあれば、間違っている事もある。とりあえずここに書いておいて、時間をかけて少しずつ調べていくためのとっかかり。

だから、ここに書かれていることを信じてはいけません。嘘だらけですからね。

LEDを作るウエハは半導体や太陽電池を作る物とは違う。エピウエハーとかLEDウエハーとか呼ばれる。LEDウエハーを作っているのは、豊田合成や日亜化学、昭和電工、大同特殊鋼、ローム。もちろん、信越化学やSUMCOも。Epistarは大手。友達光電、Chi-Meiも。

豊田合成はEpistarにLEDチップの生産を委託している。豊田合成はなぜか生産設備を拡充して自前で増産する気がない。Epistarはフル生産。

ウエハーを作る方法もちょっと違って、MOCVD(有機金属化学気相蒸着法)と呼ばれる製法で作る。化合物半導体。MOCVD装置を作っているのは、ドイツのAIXTRON(AIXG)、アメリカのVEECO(VECO)、日本のアルバック、大陽日酸。日本でAIXTRONを扱っているのは丸文。

Chi-MeiはMOCVD装置を46台設置。第二工場では100台。友達光電も増強中。豊田合成や日亜化学からLED特許を取得する必要あり。

2007年のLEDチップのシェアは日亜がトップで24%。ドイツのOSRAM Opto Semiconductors、オランダのRoyal Philips Electronicsが、それぞれ10.5%、6.5%で2位、3位。2008年も同じ感じ。2009年は大きく動いているらしい。

Seoul Semiconductor、シチズン電子、豊田合成、台湾Everlight Electronics、台湾Kingbright Electronic、アメリカCREEが大手。

チップの収益性は高くないけど、総需要の伸びで儲かる。MOCVD装置が儲かる。

・豊田合成 ノートPC向けLED素子でシェア60%
・第一精工 LED搭載PC用コネクターでシェア80%
・ディスコ LEDチップ向け切断装置

2009年の市場規模は8500億円で、これは2008年比で+28%と伸び率は高い。

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ゲームプラン・投資戦略
AIXG LED MOCVD VECO エピウエハー

2009/09/09 22:10

Barrick Gold(ABX)、銀売りの金買い、全力投球で金ロング体制へ

~ 金価格が1000ドル超えたところでABXのこの動き、金のファンダメンタルを再考すべし。 ~

Barrick Gold(ABX)が銀を売って金を買う。つまり、金に超強気転換。金価格が1000ドルを超えたこの時点での超強気転換には考えさせられる。

Silver Wheaton(SLW)に$625Mで銀鉱を売るというプレスリリース。

Barrick Announces Silver Sale Agreement

シルバーウィートンという会社は全然知らないけど、カナダの銀採掘会社のようです。売上規模は250億円ぐらいですか。売却金額の$625Mは3年にわたって支払われる。まあ、それはいいんですけど、忘れてはいけないのは、銀価格は今とても強いこと。

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2008年の高値を抜き、もしかすれば1981年の高値にさえ届きそうな勢いがある。それなのにバリック・ゴールドは銀山を手放す。

銀は天井だと思っているということか、と最初思った。でもどうやらそうではないような雰囲気なのです。

Barrick Announces Plan to Eliminate Gold Hedges

バリックは銀を売ると同時に金を買うと言う。具体的には3Bの公募増資をして、その金でゴールドヘッジを外す。銀山の売却代金もヘッジ外しに使われるのでしょう。これで今後の金価格上昇を100%享受できる体制になる。全力で金ロング。Barrickとしては、金は上がるしかないと考えているわけです。

  • an increasingly positive outlook on the gold price. The Company expects global monetary and fiscal reflation will be necessary for years to come, resulting in an increased risk of higher inflation and a future negative impact on the value of global currencies; and

  • continuing robust gold supply/demand fundamentals.

バリックは短期投機のモーモー筋ではない。長期的な展望に立っている。それが全力金ロングとなると、1000ドルを超えた金をどうしようかと今一度考える必要が出てくるんじゃないですか。金のファンダメンタルを再考ですね。

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ABX

2009/08/31 11:11

アップル型のゲームソフト開発でモバイル・インターネットを征する

~ モバイル・インターネットでは自社開発へのこだわりより開発プラットフォーム提供で利益折半。 ~

ゲームソフトには任天堂型とアップル型がある。任天堂型は今までの主流で、決められた人だけがゲームを開発し、ある程度の質を満たした作品だけが販売される。こういう任天堂型のゲーム開発とは違い、アップル型のゲーム開発は誰でもする事ができ、自由度が高く、質の幅は広い。

iPhoneでダウンロードできるゲームソフトを開発するには、少しのお金を払って登録しさえすればいい。個人でもいいんです。自分で作ったゲームが売れれば、(比率は忘れたけれど)アップルと利益を分け合う。既に、がっぽりと儲けた個人ゲーム開発者も沢山出ている。

この状況だと、アップル型のゲームソフトの質はピンキリになる。そりゃそうですよねえ。それに大作は出づらい。莫大な開発費用をかけて作られるRPGみたいなものは作られにくいから。

逆に言えば、新発想でシンプルで低価格で面白いゲームソフトが作られる可能性は高い。スマートフォンでするゲームは短時間で繰り返しできて分かりやすい方がいいに決まってる。ヒットしているiPhoneゲームはそういう類の物で、ひとたび人気になれば噂は一気に広まってダウンロード数は急上昇する。

アップルはゲーム開発のプラットフォームと、ゲームプレイの端末であるiPhoneと、ゲームを売るネット上の店を用意すればいい。あとは好き勝手にゲームを開発してもらう。

これは新しい流れでもなんでもなくて、PCではWindowsというプラットフォームがあって 誰でも好きにソフト開発できる。個人でもシェアウェアという形で参加できる。

モバイル・インターネットのゲームでは特にアップル型のソフト開発が重要になると思う。それはモバイル・インターネットの使い方を考えると分かりやすい。先にも書いたように、シンプルで低価格で短時間ででき、次々と消費できるゲームソフトがモバイル・インターネットにはぴったりのはず。

だからこそ、DeNAもゲーム開発プラットフォームを開放する方向に動いたわけです。

「モバゲータウン」、ゲームのオープン化について

携帯ゲーム開発のAPIをオープンにし、プラットフォームを提供することで利益を得ていく方向。多分、アップルの成功を見て、自社だけでゲーム開発していくことの限界を感じたのではないですか?

同様に、ミクシィもソフト開発のプラットフォームをオープンにする。

ソーシャルアプリケーション「mixiアプリ」提供開始

ミクシィのSNSはPCベースのような気もするけれど、モバイル・インターネットに比重が移っていくだろうし、そうでなくても自社開発だけでは限界が見えるでしょ。

これからのモバイル・インターネットの流れの中で、ネットベースのプラットフォーム上手に提供した会社が勝ち残るのではないかと。その急先鋒はアップル。他にもいろいろある。儲かる株もいろいろあるんじゃないですか。

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appl アップル ゲーム ディー・エヌ・エー ミクシィ モバイル・インターネット

2009/08/28 09:09

アマゾンKindleの電子書籍、スマートフォンの一機能になる

~ スマートフォンがモバイル・インターネットのプラットフォームとして全てを取り込んでいく。 ~

アメリカではAmazonのKindleが売れている。

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ご覧の通りのコンパクトさで持ち運びには便利。持ち運びと言っても、屋外への持ち運びだけではなくて、自宅で読むときだって多分Kindleの方が本より便利なのではなかろうか。寝転がって本を読んだりする場合、柔らかい紙の本より堅いプラスチックの本の方が持ちやすいし読みやすいよね。

キンドルが売れているのであれば当然ながら電子書籍も売れている。

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IPOしたばかりのネット関連企業の売上高推移みたいな伸び。

アメリカの場合、書籍の再販制度が無く、書籍価格は売る人が勝手に決められる。キンドル版は紙版より安いので、それも人気の1つであることは間違いない。

ソニーがアマゾンKindleに追いつこうと、似たような電子本リーダー端末の販売に力を入れている。

で、この流れを考えると、いずれ電子本はスマートフォンに取り込まれると思うんです。KDDIだったかな、本が読めますよって言う携帯電話(スマートフォン?)のCMやってるでしょ。あれね。

現段階ではiPhoneには電子書籍のダウンロードサービスはない(と思う)けれど、App Storeのメニューにそのうち加わる。

スマートフォンは日本でも売れ行きはぐんぐん伸びている。

2009/08/28, 日本経済新聞 朝刊

スマートフォン、シェア1割突破、7月台数、民間調べ、「手軽なネット端末」人気に。

 国内携帯電話販売で、パソコンに近い性能を持つ高機能端末「スマートフォン」が伸びてきた。調査会社BCN(東京・文京)によれば、7月は台数シェアで初めて1割を突破。一般の携帯機種の販売不振が続く中、手軽に使えるインターネット端末として、デジタル家電製品の今後のけん引役となる可能性もある。

 BCNがまとめた全国の家電量販2300店の販売実績によると7月のシェアは12%で、過去最高だった6月の9%を更新した。6月にソフトバンクが売り出した米アップル製携帯「iPhone(アイフォーン)3GS」や、7月発売の「グーグル携帯」と呼ばれるNTTドコモ向け端末が貢献したとみられる。

 スマートフォンは一般の携帯に比べ画面が大きく、動作も速いためホームページが見やすく、パソコン向け文書を管理できる利点がある。販売台数は今春以降は前年の2~3倍の水準で推移。今年7月は、アイフォーンの国内初代機種発売に沸いた昨年7月と比べても1割近く多かった。

 一方、一般の携帯を含む全体の台数は、昨年来、前年同月比2~3割減のペースが続いている。

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アマゾン スマートフォン モバイル・インターネット 携帯電話 電子書籍

2009/08/22 08:08

モバイル・インターネットが新時代の長期成長テーマになるのか

~ 増え続けるデータを捌く通信機器関連が一番恩恵を被る、コンテンツは廃り流行り。 ~

Jim Cramerが長期成長テーマとして押しているのがモバイル・インターネット関連。つまり、携帯がスマートフォンに進化し、ノートPCがネットブックに進化し、これまでPCがメインで発展してきたインターネットがモバイルにグングン広がっていくというストーリー。

Cramer’s Mobile Internet Index

携帯文化が早くに開花した日本では、既に携帯インターネットが十分すぎるぐらい発展している。携帯電話でPC並のインターネット環境は持てるし、コンテンツは豊富でワンセグだってある。お財布ケータイやデジカメなどの機能は当たり前。

そういう環境にいる日本人からすると、今さらモバイル・インターネットと言われても、とっくに長期成長テーマのような気がすると思うんです。実際、たくさんの携帯関連銘柄が相場になったし、今だって相場を作っている。特に、携帯コンテンツ銘柄は高成長で高株価なものが多い。

ただ、長期成長テーマとしては日本のモバイル・インターネット銘柄はイマイチ弱い気がする。携帯コンテンツは流行りものなので、いつユーザーが頭打ちになってもおかしくない。あるコンテンツが廃れれば別のコンテンツが流行るだけ。

一方、ジム・クレイマーがモバイル・インターネット銘柄として挙げているのは、コンテンツではなくてスマートフォンやその部品、通信機器などの企業。これらは、廃り流行りというものではなく、モバイル・インターネットという世の中の流れが続く限り恩恵を被ることになるのではなかろうか。

ジム・クレイマーのモバイル・インターネット銘柄のうち、とりわけ気になるのは、Starent Networks, Corp. (STAR)、Cisco Systems, Inc. (CSCO)、CIENA Corp. (CIEN)、ADC Telecommunications Inc. (ADCT)、Tellabs Inc. (TLAB)の5銘柄。これらは全部通信機器関連の会社。

なぜこれらが気になるかと言えば、モバイル・インターネットでやりとりされるデータ量は、うなぎ登りに増加すると思うから。PCインターネット環境でもそうだけれど、とにかくインターネット上を流れるデータ量は増え続けている。いろいろな統計データを見ると、最低でも年率+50%で増加している。

そりゃそうだよねえ、かつて文字だけだったインターネットは、イラストになり、画像になり、高画質画像になり、動画になり、高画質動画になった。いくら圧縮技術を使ってもデータ量は劇的に増え続けるしかない。

モバイル・インターネットで増え続けるデータ量を捌くのが上に挙げた会社の通信機器になる。

通信機器以外の銘柄も一応列挙しておく。(とりあえず分類してはいるものの、詳細調べていないので分類が間違っている可能性あり。)

Google Inc. (GOOG)、Apple Inc. (AAPL)、Research In Motion Ltd. (RIMM)、Palm, Inc. (PALM)。この辺は誰でも知ってますな。ズバリ、スマートフォン。

スマートフォンに使われる部品では、Broadcom Corp. (BRCM)、RF Micro Devices Inc. (RFMD)、Skyworks Solutions Inc. (SWKS)、ON Semiconductor Corp. (ONNN)、Cypress Semiconductor Corporation (CY)、Tessera Technologies Inc. (TSRA)、SanDisk Corp. (SNDK)、NetLogic Microsystems Inc. (NETL)、Xilinx Inc. (XLNX)。

QUALCOMM Inc. (QCOM)は部品も作っているけど、CDMAなどの通信技術が大きい。クアルコムの技術を使わずして、携帯電話もスマートフォンも作れないし、モバイル・インターネットもあり得ない。

最後にアンテナなどの通信設備。Tekelec (TKLC)、CommScope Inc. (CTV)。

クレイマーの考えでは、このモバイル・インターネットという長期成長テーマは、ウィンドウズ95の登場やインターネットの登場に匹敵する程の力を持っている。そうなればまさに新時代の投資テーマとなるよねえ。

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ADCT CIEN CSCO STAR TLAB スマートフォン モバイル・インターネット 通信機器

2009/08/04 21:09

民主党が政権を獲る、製造業派遣と介護というズバリを忘れない

~ 製造業派遣と介護、民主党が勝たなくてもこの2つのテーマにはじっくり取り組む流れがある。 ~

個人的な好き嫌いは関係なく、今度の総選挙では民主党が政権を獲ると思う。日本人は何も民主党に期待しているわけではないと思うんです。まして自民党より民主党が優れているを考えているわけでもない。

変化を好まないこの島国の人達も、とにかく何だか分からないけど何かを変えないといけないなあ、と感じていて、自民党には辞めてもらおうと思っている。結果として民主党が選ばれる。

そんな流れなのではなかろうか。

で、民主党が政権を獲ることがマーケットに与えるインパクトを皆さん考えるわけです。ストレートに考える人もいるし、そんなに巡り巡って考えるの?って驚くほど手の込んだ考え方をする人もいる。

後者はアナリストやエコノミストや政治好きの人に任せる。前者のズバリセクターは、ズバリであるがために以外と無視してしまうこともあるよね。覚えておいて損はない。

ズバリ「悪影響」を受けるのは製造業派遣で間違いない。

民主党のマニフェストから。

39.製造現場への派遣を原則禁止するなど、派遣労働者の雇用の安定を図る

【政策目的】

○雇用にかかわる行き過ぎた規制緩和を適正化し、労働者の生活の安定を図る。
○日本の労働力の質を高め、技術や技能の継承を容易にすることで、将来の国力を維持する。

【具体策】

○原則として製造現場への派遣を禁止する(新たな専門職制度を設ける)。
○専門業務以外の派遣労働者は常用雇用として、派遣労働者の雇用の安定を図る。
○2ヵ月以下の雇用契約については、労働者派遣を禁止する。「日雇い派遣」「スポット派遣」も原則禁止とする。
○派遣労働者と派遣先労働者の均等待遇原則を確立する。
○期間制限を超えて派遣労働者を受け入れている場合などに、派遣労働者が派遣先に直接雇用を通告できる「直接雇用みなし制度」を創設する。

民主党うんぬんに関わらず、製造業派遣はグレーなビジネスであって、今のままの状態が続いていくことは考えづらい。兎にも角にも向かい風の強いセクターと言えましょう。

製造業派遣企業

・ラディア
・UTホールディングス
・フルキャスト
・アウトソーシング
・ワールドインテック
・日本マニュファクチ
・トラスト・テック
・エスプール

ズバリ「好影響」を受けるのは介護で間違いない。

25.介護労働者の賃金を月額4 万円引き上げる

【政策目的】

○全国どこでも、介護の必要な高齢者に良質な介護サービスを提供する。
○療養病床、グループホーム等の確保により、介護サービスの量の不足を軽減する。

【具体策】

○認定事業者に対する介護報酬を加算し、介護労働者の賃金を月額4万円引き上げる。
○当面、療養病床削減計画を凍結し、必要な病床数を確保する。

これもまた、民主党政権でなくてもどうにかしないといけないセクターであって、追い風が吹いていることは疑いようもない。実際、自民党のマニフェストでも介護についてはプラスの言葉ばかりが並んでいる。

介護銘柄

・ニチイ学館
・メッセージ
・ツクイ
・シダー
・やまねメディカル
・ジャパンケアサービ
・セントケアHLD
・ロングライフHLD
・メデカジャパン
・ケア21
・メディカル・ケア・サービス
・光ハイツ・ヴェラス
・ラディアHLD
・ケアサービス

とりあえず全部列挙はしましたが、メデカジャパン以降は基本的に投資不適格なので無視して大丈夫。

後は、高速無料で運輸業があれやこれや、新エネルギー関連で太陽光発電がどうたらこうたら、リフォーム促進で住宅産業が、などなど、いろいろありましょう。こういう拡大解釈されたテーマはどちらかといえば、テーマのためのテーマで、短期筋が飛びつくだけのもの。その辺の話はこれから沢山出てくるだろうし、そういう飛びつきやすいテーマは少なくとも1回は相場になる。相場の大小、長短はいろいろあってもね。

基本的には、現実性のないお昼のワイドニュースのようなテーマは完全に無視する。本当に底で静かに大きく流れているテーマがあれば、それにはじっくり取り組んでいこう。

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介護 政治 製造業派遣

2009/07/27 17:05

インフレはいずれ来る、気長に待ちながら準備する必要がある

~ 失業率の低下とCPIの上昇、この2つが出てきたらインフレに強気になる準備、考えておく。 ~

ウォーレン・バフェットが子供達にファイナンスと投資について教えるアニメが制作される。Secret Millionaire’s Clubというプログラム。バフェット自身が声優を務めている。ちなみに、ギャラはなしらしい。

アニメとは関係ないけれど、インタビューの中でインフレについて話している。特に新しい考えでもないし、今さらごちゃごちゃ言う話でもない。でもね、インフレはやがて来るっていう大前提だけは忘れないようにしておきたいと思うんです。ジム・ロジャースも言うように、輪転機を高速でグルグル回し続けてお金を刷れば、インフレは来る。

it isn’t because it’s going to happen next week or next month or ten months from now. But ten years from now the dollar will buy a lot less than it buys now. That will be the consequence of what we’re doing now. That doesn’t mean what we’re doing now is wrong at all. We’re doing the right things, but what we’re doing have consequences. And some of the medicines we’re delivering, it will be very hard to deliver a total offset to.

the Fed needs to be doing what it’s doing now. It will have, it will have after-effects, and we’ll be facing those, and they’ll be addressed at that time. But I don’t think you can do what we’re doing now, and are going to be doing, without having real inflationary possibilities down the road. But that doesn’t mean I think he’s doing the wrong thing.

アメリカのインフレは気長な話だ。将来起こるインフレを今考えて、なにがしかの投資行動を起こし、半年後や1年後に儲かるなんて話じゃない。中国の政府補助で液晶テレビが売れているから友達光電や部材メーカーを買う、というような、目先に儲かる話ではないって事。

しかし、いずれ大きなテーマになりましょう。その時にどうするか。考えておいて損はありますまい。

果たしてインフレがテーマになるキッカケはあるのかないのか?ビル・グロスは、失業率の低下が始まったときが一つのキッカケというような事を以前言っていた。キッカケというか、失業率の低下が始まらないうちはインフレも来ないという趣旨だった。

失業率の低下が始まり、CPIが上昇方向に舵を切れば、いよいよインフレが話題になってくるって事ですか?

ジュリアン・ロバートソンも5年以内のインフレに賭けているのも参照。

インフレがダイレクトに効いてくる投資対象としてすぐに思い浮かぶのは、コモディティーと利回りETF(TBT)ですか。いずれインフレプレイがいろいろと出てくると思う。気長にね。

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Bill Gross Jim Rogers Julian Robertson Warren Buffett アメリカ インフレ

2009/07/25 23:11

景気敏感株は追わない、ディフェンシブと成長株、新エネルギー

~ 世界景気はV字回復しない、その前提で日本株の投資戦略を練る、景気敏感株は味付け。 ~

先の3つのエントリーは景気敏感株に関するもの。半導体や液晶パネル関連は、急激に落ち込んだ景気の影響をもろに受け、業績はかつてないほど急落した。それがここに来て一気に戻し始めているという話。株価はとっくに底を付け、どの株も数倍ぐらいにはなっている。

そういう株がこれからも上げ続けるだろう、という考えで業績についてメモしているわけではない。基本的には、こういう株をここからじっくりと腰を据えて持ち続けるなんて自分にはできない。もしそういう気持ちがあるのなら、それは、中国だけじゃなく、アメリカもヨーロッパも日本も、世界全体で景気が元に戻ると信じている人じゃないですか?つまり、世界景気のV字回復を前提にしているってこと。

相場は今起こっていることでは動かない。これから起こることで動く。そして何より、人々の期待と絶望、欲望と恐怖で動く。

だから、こういう景気敏感株はもっと上がるかもしれない。その可能性は十分ある。だってね、7~9月期は4~6月期より業績が良いわけだし、景気の底は打ったわけだし、先々良くなっていくという期待が渦巻いているわけだから。もしかしてV字回復なの?って感じ。

でも自分はV字の景気回復は信じていない。だからこれ以上にこういう株を買って行くことはできない。

しかしながら株価には勢いがある。相場と自分が合わなければ無視しておけば良いのですけれど、それはちょっとモッタイナイ気持ちもある。となれば、こういう景気敏感株は相場つきを眺めながらのスイングトレード的に売買になる。

ある程度の中期で持ち続ける銘柄は、やはり景気に左右されないディフェンシブな銘柄になる。ただしガチガチのディフェンシブはつまらないし、何より儲からない。損しなくても儲からないのでは意味がない。

ディフェンシブな性格を持ちながらも、成長していくことが確実な企業。これが今のところちょこまか売買せず持ち続ける銘柄になる。調剤薬局や後発医薬品などの医療関連、老人ホームや通所介護、デイケアサービスなどの介護関連、犬や猫のペット関連などが当てはまる。

このようなセクターの株は確かにここ数ヶ月の景気敏感株に比べたら、屁のつっぱりにもならないパフォーマンスだった。でもそれは問題じゃあない。そんな事を分かり切っていたこと。

それから、主に小型株で個別に成長力のある銘柄は外せない。ネット関連企業やIT関連企業に多いですけど、業績がグイグイと伸びている会社は沢山ある。それらはビジネスモデルを見て、業績を見て、流行り具合を見て、将来性を考えて、個別に買っていける。

できることなら、例え株価が上がっても、中長期的な視点での成長を信じて持ち続けていきたいとは思う。でも、今はまだそういう相場じゃない。成長が十分評価されたり、噴き上がったりすれば利益確定する。

最後に、新エネルギー関連株。日本の企業で新エネルギー関連といえば、太陽光発電と電池関連になる。新エネルギー関連といっても、純粋に新エネルギーだけをプレイできる銘柄はなく、どうしても景気敏感株の側面を併せ持つ。その辺りは難しい。

じわり成長するディフェンシブ株を持ちながら、小型の成長株で爆発力を補い、悩みながら新エネルギー株に投資し、相場次第で景気敏感株のスイングトレードで味付けする。

日本株の投資戦略はこんな感じで今までと大きくは変わっていない。(アメリカ株と中国株はまた違っている。)

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ディフェンシブ 投資戦略 新エネルギー 日本株 景気敏感株 相場観

2009/07/16 18:06

ドラッグストアセクターには弱気、それでも安すぎる銘柄がゴロゴロ

~ 改正薬事法や合従連衡など、ドラッグストア業界には向かい風ばかりで株は安い。 ~

基本的に、ドラッグストアセクターにはベアです。ベアと言うよりは、ネガティブが多いので無視というのが正確ですか。

薬事法改正で大衆薬が(ほぼ)どこでも売ることができるようになった。薬で儲けて他商品を安く売るビジネスモデルは苦しいわけです。

加えて、ドラッグストアは中小企業が好き勝手に店舗を出しているので、これから合従連衡が進まざるを得ない。大手には有利でも、中小には不利。でも、2つの企業が1つになるのは日本の企業文化だとなかなか進まない。だから苦しい。

そういう考えだから、ドラッグストアセクターは時々まとめてチャートを眺め、出てきた決算短信をさらっと読み流す程度なんです。業績が良くて株が安くても、チャートが良さそうでも興味がわかない。

しかしながら安い株が多いね、ホントに。薬王堂とかクスリのアオキ。他にも小型のドラッグストア株。あまりに安すぎませんか?

小型のドラッグストアに激安銘柄が多いのは、先に書いたように、規模が小さければ小さいほど向かい風が強いと思われているからでしょう。実際その通りに風は強いと思う。

ひょっとすると、ふとしたきっかけで、あれ?これっていくら何でも安すぎなんじゃない?という投資家の心変わりがあるかもしれない。そうなればぐーんと株価は伸びる。

個人的にはやっぱり無視だけどね。

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クスリのアオキ ドラッグストア 医薬品 改正薬事法 薬王堂

2009/07/07 08:08

エヌ・ピー・シー、セクシーな太陽光発電テーマの本命銘柄

~ テーマやセクターは業績に先行して考えられるし、株価においても先行する。 ~

エヌ・ピー・シーの第3四半期決算。

平成21年8月期 第3四半期決算短信

太陽光発電関連銘柄のど真ん中本命です。

数字が良いのは分かっていたこと。先月末には上方修正を発表している。今時貴重な上方修正ですな。

当社グループの主力事業である太陽電池製造装置事業におきましても、前連結会計年度と比較して引き合い数が若干弱含むなどの影響が出ております。しかしながら、技術力や実績のある太陽電池メーカーでは依然、事業が堅調に推移していることから、景気後退による太陽電池の最終需要の落ち込みは一時的なものと予測されます。さらに、各国における新エネルギーの電気の利用を促進する制度等を追い風に、太陽電池市場の普及は地域的な広がりをみせてきております。これらのことにより、地域的に時間差を伴うものの、製造装置市場は早ければ今秋あたりから徐々に回復基調になるものと予想しております。

受注の状況(太陽電池製造装置のみ)を確認すると、受注高は前年同期比で-27%、受注残高は-24%。確かに引き合いが弱含んでいる。

普通は受注が減っているような状況は嫌われる。でも、こと太陽光発電関連については、将来性ばかりに注目が集まるし、それで株価が決まる。

つまり、NPCの言うように、今秋ぐらいから再び引き合いが活発になる。そして、太陽光発電マーケットは成長軌道に戻り、受注がグングン回復し、業績が伸びる。そういう流れをマーケットは期待し、株価に反映させているわけです。

太陽光発電関連銘柄はテーマが業績に先行し、株価も業績よりテーマで動く。これは忘れちゃいけない。

太陽光発電というテーマは、新エネルギーというセクターの一部。新エネルギーというセクターに関しても、セクターが業績に先行し、株価も業績よりセクターで動く。

その中で、より優秀で将来性があり、業績が追いついてくる銘柄の株価が、テーマ・セクター銘柄の中でも飛び抜けて株価が上がる。

そういう銘柄と、どこかにポツンと取り残された、セクシーなテーマやグラマーなセクターに属していない好業績銘柄と、同じように投資していたのではダメじゃないですか?

ゲームプラン・投資戦略
エヌ・ピー・シー セクター テーマ 太陽光発電 太陽電池 新エネルギー

2009/05/07 18:06

景気の底は見えた、ミソくそ相場が終わった時に買うべき銘柄は

~ 景気の流れでセクターを考え、個別に業績拡大が期待できるものをピックアップする。 ~

今のマーケットコンセンサス。

景気の底は見えた、程度の差こそあれここからは回復する、今年後半にはプラス成長。

なぜそうなるかと言えば、マクロのデータが良くなってきているから。出てくるデータはどれもこれも、底打ちと解釈できるものばかり。中国を筆頭にアメリカでもそうだし、日本もそう。欧州は遅れている感じはあるけどね。

株価は半年先を織り込むわけで、回復するというコンセンサスである以上、株価は上がるわけですな。

株価はずいぶん上がった。まだ上がっている。

この状況で二通りの投資家に分かれる。一つは、乗り遅れたと焦って買っていく投資家、もう一つは、景気の底が見えたと言っても株価は上がりすぎだと様子見する投資家。

冷静に考えたい。

大型の景気敏感株はおよそ何でもかんでも上がっている。何でもかんでも上がるというのは、全部が売り叩かれて暴落するのと同じで、100%間違っている。ミソくそ一緒は常に間違いだと思うんです。これは何も株に限った事じゃない。ミソくそ一緒は失敗の元。

ミソくそ相場がどこまで行くのか、知らない。往々にしてミソくそ相場は行き過ぎる。行き過ぎているからミソくそなのに、それ以上に行き過ぎる。

仮にこの上げ相場が本当だとすれば、世界の景気はV字に回復するんでしょうね。

アメリカの消費者がジャンジャン浪費し、不動産価格は盛り返し、車は飛ぶように売れ、金融機関がガッポガッポ儲かる。中国は10%成長に戻って、新興国は資源で潤い、中東にオアシスがいくつもできる。日本もその恩恵を受けて幸せになる。そこまで行かなくても、そういう世界が来るという期待感がマーケットに蔓延する状況になる。

そうじゃなければ今の相場はどう考えてもやり過ぎじゃないですか?ワガママ一杯ユメ一杯で、変な期待感と乗り遅れた感が相場を押し上げている。

だからここは焦らない。慌てない。

ミソくそ相場がいずれ終わる。終わると株価はざっくり下がる。そこからですな、大切なのは。

銘柄の選別がされて、良いものは上がる、ダメなものは下がる、そうじゃないものは行ったり来たり。ミソはミソの相場がやってくる。今はミソがどれなのかよーく考えて、ミソくそ相場の終わりに備えておけばいいと思う。

つまり、景気の底は見えて、株価は回復を織り込む。それは間違っていない。今のミソくそ上げは間違っているけれど、上がるべき銘柄も十分ある。ミソくそ終わったときに、上がる銘柄を拾う。

景気後退の終わりの局面、景気回復がチラホラしている局面なのだから、景気敏感株に比重を置きたい。一口に景気敏感株と言ってしまえば元も子もないのは確か。

・電子部品、化学素材

生産が上がれば即需要が上がるという類の電子部品・材料・素材。優良大型株に限定したいと思う。景気の足取りが相当しっかりしないと、中小の収益性が低い企業は絶対に苦しい。このセクターは日本に銘柄が沢山ある。

需要先で言えば、ハイテク・ITでしょうね。それとエネルギー関連向け。自動車とか大型設備とか、そういう需要先は後回し。

・中国

月並みですけど、やっぱり内需。日本の中国関連株ではラチが開かないので、当然香港株になりますな。

・資源、コモディティー

金、食品コモディティーは外せない。少なくとも見続ける必要はありましょう。

天然ガスの価格の下げ具合ってチェックしてますか?惚れ惚れする下げ方で、これだけマーケットがラリーしている中にあって、異色の下げを演じている。天然ガス株になると、下げの具合は横這い程度に改善するけれど、それでも異色の上がらない株と言えるかと。ここは要チェックですな。

日本のマーケットには銘柄はないので、アメリカ市場でプレイすることになる。

・エネルギー

太陽光発電とリチウムイオン電池。原油価格が低いとイマイチつまらないというのはあるかも知れない。でもね、世の流れは止まらない。折に触れ話題になる。

太陽光発電のパネルやセルではシャープが大手ですけど、シャープを太陽光発電銘柄として買うのはつまらない。どうしてもアメリカ市場になりましょう。アメリカに上場している中国企業も沢山ある。

太陽光発電の製造装置とか部材とか、そういうのは日本にある。リチウムイオン電池も日本でOKかと。

・食料品、日用品、医薬品、医療品

大型ディフェンシブ銘柄でまだまだ安いのは沢山ある。過去にないまで利回りが高くなっていて、財務が良く、世界的な優良企業。これは景気云々で一気に上げたりはしないわけですけど、今買わずしていつ買うのかということ。

日本にも魅力的なのはあるけど、アメリカ銘柄に比べれば全然つまらない。S&P500に含まれる大型ディフェンシブ銘柄でピックアップすべきでしょうね。

・ハイテク

英語で言えばTechnology。テクノロジー・セクターは幅広いので一口に言うのは無理がありましょう。しかし、不景気からの脱出はハイテクが来ないと始まらないのはいつものこと。今回も同じでしょうねえ。

ハイテクの中で、業績見通しが良いもの、ガイダンスが引き上げられるもの、コンセンサスを上回るものを選ぶ。小型株は無視。汎用品ではなくて、優れた技術を持っていてフォーカスのあるビジネスで、名の知れた企業。

そこら辺からいくつかピックアップしたらいいんじゃないですか?

・個別銘柄

個別に成長力のある小型株で割安なものはどんな相場でも興味があるし、実際なにかしら持っている。セクターや景気に関係なく、グイグイ成長している企業はある。小型株になるのでよく調べて自分なりのシナリオで投資することになりましょう。

高配当で低現金修正PBRの銘柄も面白い。

小さなセクターで例えば、介護関連とか調剤薬局とか食品スーパーとか、それぞれ強気の理由がある。この辺は小型株で個別銘柄でもあり、日本の中でのセクター投資でもある。

ゲームプラン・投資戦略
エネルギー コモディティー ハイテク 中国 介護 化学素材 太陽光発電 資源 電子部品

2009/04/21 19:07

個別銘柄ウォッチ(2009/4/21)

~ 物語コーポやコシダカ、ぐるなびなど個別に強いものがある、ディフェンシブは相変わらず。 ~

200904214.gif物語コーポレーションは3月月次数字を発表。まだ成長はしているものの、先々がだんだん不安になってくる内容。株価は確かに安いわけですけど、欲張らないのが今の相場では重要ですな。

コシダカの株価が強い。中間期数字の上方修正があって勢いが増したわけですけど、今のところ通期は修正無し。マーケットは有りと読んでいるってことですか。いずれにせよ、株価自体は高くない。それにしても急騰すれば急落するのがお決まり。少し利食いするのも悪くないんじゃないですか?

ぐるなびも堅調。欲張らない。

東洋経済オンラインの情報によると、ベルクの3月の既存店売上は-1.4%。会社計画は通年で-0.5%ということで、計画には届いていない。今期出店は4店舗を計画。建築コストは15%ほど低そう。資源安で物流費も削減できる。

ゲームプラン・投資戦略
ぐるなび コシダカ ベルク 物語コーポレーション

2009/04/21 19:07

セクター別(業種別)チャートで流れを把握するのは大切

~ セクターローテーションの考えで投資資金の動きと株価の波を捉えたい。 ~

三機工業の上方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

200904211.gif建築業は全然見ていないセクターですけど、実は好業績銘柄が多い。建設と言っても、オフィスビル建築とか住宅建設、道路なんかのインフラ構築、そういうのは良くない。調子いいのは、電力なんかの半公共設備投資関連、資源や素材なんかのプラントエンジニアリング関連、省エネ・グリーン関連。

プレスリリースで良い業績だなと思って株価を見ると、ずいぶん上がっている銘柄ばかり。

そういう動きを見逃さないためには、セクター別のチャートとか業種チャートを眺めて、ある程度の株価動向を掴むことが必要。1週間に一度眺めればいいんです。個人的には、そうしようと思いつつ、しないことが多いですね。

セクターローテーションという考えですな。景気がどのフェーズにあるのか、社会がどのような流れにあるのか、マーケットのうねりはどうなのか、そういう大きな枠の中で、資金はセクターごとに乗り移っていく。

儲けの芽はいっぱいある。

ゲームプラン・投資戦略
エンジニアリング プラント 三機工業 建設 電力

2009/04/14 11:11

個別銘柄ウォッチ(2009/4/14)

~ 高配当・低PBRと言えども、不景気で需要が確実に業績悪化するソフト企業は失敗。 ~

200904141.gifコシダカが第2四半期を上方修正。通期は修正無しで、とりあえず今の段階では上方修正は期待しないでおく。株は急騰しましたが、続かないでしょうな。そういう株じゃない。

日本プロセスが下方修正を発表。現金修正PBRが0.6倍と超割安なのは相変わらず、財務も安全・安心なわけですが、下方修正で減配を心配した方が良いかも知れませんな。

200904142.gif伊藤園の3月月次が出ました。引き続き数字は非常に悪い。

ビーエスピーはとくにニュースもありませんけど、株価は下がりっぱなし。景気が良くないと儲からないのは分かっていたわけですが、高配当・低PBRが魅力的だった。日本プロセスも同じだけど、減配の心配をする必要がありそうですな。

日本プロセスやビーエスピーのソフト・アプリ関連をチョイスしたのは大失敗だったと思う。

チェルトが決算発表。順調な業績。利回り6%は文句無し。

200904143.gif日本エス・エイチ・エルの商売は本当にこの不景気で儲かるのだろうか?以前もこの疑問については書いた。会社の言い分としては、不景気になると応募者が増えると同時に、企業はより採用を慎重にするためにしっかりと応募者をふるいにかける。そこで日本SHLのサービスが使われるという。

つまり、不況に強い。しかし、今回の不景気はそいういレベルの話を超えているように思うんです。

けれど敢えてウォッチ銘柄なのは、業績数字が強く、かつ7%を超える配当利回りがあるからですな。1Qの数字は良かった。2Qに期待するわけですけどね、その期待が、本当に不況に強いの?っていう疑問と喧嘩する。

200904144.gif今の相場を考えると、そんな疑問を持ってまで投資する意味はないという結論にした方がいいのでは無かろうか。

金価格は調整している。金鉱株は金価格ほどは調整していない。目先、株式相場が強ければ強いほど金価格は弱いでしょうねえ。

介護関連は以外と盛り上がらない。それでもまだ上値を伺う展開じゃないですか?

ゲームプラン・投資戦略
コシダカ チェルト ビーエスピー 日本エス・エイチ・エル 日本プロセス

2009/04/06 14:02

個別銘柄ウォッチ(2009/4/6)

~ 相場が変わったと思うときこそ一呼吸おいて、冷静に考えてみる、遅いことはないのだから。 ~

200904066.gifそろそろ動くんじゃないかという予想通り、物語コーポレーションが動いた。上か下かで結果は上。ジグザグしながらも上なんじゃないかと。

ユニ・チャーム ペットケアはおいて行かれる。全体マーケットが調子良くなり、景気敏感株がグングン値を上げれば、今まで堅調だった株は当然低迷するわけです。そうじゃなくても、何度も書いているようにユニチャームペットの評価はパンパンに高い。

スルガは悪い予感が的中。持つ意味は無いし、最低でも前期決算を確認し、今期の数字が出てくるまではダメですな。

なんだか買いそびれて急かされるような気持ちになる人も多いマーケットです。目先、勢いが続いてしばらく上昇することだってあるんじゃないですか。でもね、それ飛び乗れっていうのがうまく行くとは到底思えない。

今は、次に崩れたときが果たしてホントに買いなのか、よーく考える局面。そして、買いと決まったのであれば、何を買うべきなのかを決める。銘柄を入れ替えること決めたのであれば、ディフェンシブ銘柄をどこで外すか考える。

そうじゃなければ、今までと何も変わらない。

ゲームプラン・投資戦略
スルガ ユニ・チャーム ペットケア 物語コーポレーション

2009/03/30 13:01

個別銘柄ウォッチ(2009/3/30)

~ ディフェンシブをベースに、資源とハイテクの景気敏感株セクターにフォーカスする。 ~

200903301.gifトリドールが大きく反発。売ったり買ったりで忙しいけれど、とりあえずは利益確定モードへ。一本調子では上がらないから心配しないでも買い場は何度もやってくる。成長株のバイアンドホールドが儲かる相場じゃないってことを忘れない。

物語コーポレーションが動き出しそうで動かない。

ユニ・チャーム ペットケアの戻りは鈍い。全体マーケットがこれだけ反発してもユニチャームペットが上がらないのは仕方ないと思うんです。そもそもにして業績堅調な割高株であって、景気敏感株が反発する局面ではどうしてもおいて行かれる。逆に言えば、そういう反発局面で儲けようなんて理由で持つ株じゃないって事ですな。

200903302.gifスルガの今期業績がどうなるのか、気になる。原材料価格の下落で利益率はそれなりに回復すると考えたからこそ高配当・低PBR銘柄で魅力があった。四季報を見ると、今期の利益はそれほど回復しない。四季報の業績予想なんか当てにならないとはいうものの、意外と取材なんかで早耳情報な事もありますから。

仮に四季報のような数字になるのであれば、減配の心配をする事になりましょう。財務的には50円配当の継続になんの問題もないし、キャッシュフローだって豊富。出そうと思えば平気で50円は出せるのは間違いない。

出せる出せないじゃなくて、もし四季報の数字なれば出すような気がしない。裏付けはない。減配になれば持つ意味は無いんじゃないですか?

200903303.gifダイドードリンコが3月月次数字を発表。弱いの一言。株価は反応しないけれど、どちらかというとダメな方で考えた方が良いんじゃないですか?

なぜか突然強烈に叩き売られたアインファーマシーズ。期待通り、出来高が膨らんだところがとりあえず底になった。東証2部へ上場することが決まって、JQの上場も維持。いずれJQでは上場廃止を申請し、1部昇格を狙うんじゃないですか?

東証2部上場で新株発行が無かったのは良いですけれど、いずれの増資はありましょう。1部上場のタイミング?考えても仕方ありますまい。

200903304.gif全体相場はずいぶん反発した。きっかけはアメリカの瀕死金融機関の1月2月は儲かっているという発言。ここから始まったわけだけれど、何もそれが理由でこれだけ上げているのではないと思うんです。

売られすぎたところへ、だんだん良いんじゃないか?っていう話やデータがチラホラ出てきて、タイミングが良かった。結局、期待感だけ。もっと言えば、良くなって欲しいという願望ですか。

景気は悪い、良さそうな話やデータがほんの少し、売られ過ぎと期待感でラリー。

底打ち安全宣言は出せるわけもないですな。

同時に、景気なんて所詮は期待感や思いこみ。つまり、多くの人の気持ちが萎えれば不景気なり、ワクワク感が高まれば景気が良くなる。そういう事も忘れられないし、不景気からの回復なんて、難しいことを言わずにそういう人間の気持ちで始まるとも言える。

相場も同じ。

高配当なディフェンシブ株をしっかり持ち、景気敏感株を上がれば売り、下がれば買いのスタンスで売買。敏感株のセクターとしては、資源とハイテクの大型株にフォーカス。割安成長株や個別材料株は全体相場よりも個別の業績や材料だけで。トレーディングはアメリカの金融関連株。

ゲームプラン・投資戦略
アインファーマシーズ スルガ ダイドードリンコ トリドール ユニ・チャーム ペットケア

2009/03/26 12:12

今日より明日の方が良い毎日が来ることを誰もが待っている

~ 少しずつ良いニュースが出ているのは間違いない、「もしかして感」だけは持っておく。 ~

日本電気硝子が上方修正

業績予想の修正並びに四半期業績の見通しに関するお知らせ

上方修正したとは言っても、前期比では大きく減収減益には変わりない。説明内容からも厳しさはヒシヒシ伝わって来ますな。

市場の動向などを踏まえた資産の整理・縮小の実施その他の要因により、第4四半期については連結ベースで、営業外損益(純額)が70億円程度の損失に、また特別損益(純額)が200億円程度の損失になる見込です。

4Q赤字です。そして、来期の1Qの計画も発表されているけれど、それもまた酷い。

第1四半期の業績としては、前年同期比較で、売上高は-50%~-40%程度を、また営業利益は -110%~-80%程度を予想しております。

営業利益はヘタすると赤字になるって事ですな。

絶対的な数字は醜悪なのは間違いない。でも、上方修正したという事実はとても気になる。予想していたより良かった、考えていたより良くなりそうだ、想像していた最悪よりはましになりそうだ。そういうのが底打ちの前には必ず来る。

底打ちは、絶対的な数字が良いときじゃない。絶対的な数字がボロボロでも、悪化が止まったときですな。つまり、明日は今日より悪い、っていう毎日が、明日は今日より良いっていう日々に変わるとき。

日本電気硝子の上方修正だけで判断出来ないのは当たり前。ただ、徐々にではあるけれど、良いニュースが増えてきたのは間違いない。

Taiwan Semiconductor Manufacturing Co. Ltd. (TSM)がガイダンスを引き上げたのは既に書いた。オラクルもコンセンサスを上回る数字を出した。アメリカの2月の中古住宅の数字は良かった。ローン申請は急上昇。石油や銅は高い。中国では2月に過去最高の車が売れた。アメリカの2月耐久消費財受注は予想外に良かった。

今までは間違いなく、明日はもっと悪い毎日だった。それが終わったとは言わないけれど、もしかすると終わるのかもね、っていう考えを持っておいて損はありますまい。今日より明日は良い日になるっていう毎日が来るかもしれない、という期待を持つ必要はあるんじゃないですか?

ゲームプラン・投資戦略
TSM オラクル 日本電気硝子

2009/03/23 22:10

個別銘柄ウォッチ(2009/3/23)

~ 全体マーケットが強いとディフェンシブは弱い、もう一度相場が悪くなったときにどうなるか。 ~

200903231.gifプロシップの株価は全く動かない。3月が期末なので今週権利落ちを迎えるわけで、6.3%の配当利回り分はがっくりと下落するんじゃないですか?配当以上に株価が下落することはよくあるので、そういうのが心配な人は権利落ち前にいったん売って、権利落ち後に買い戻すのも一考かと。

他にも3月末銘柄はありますな。高配当・低PBR銘柄はその名の通り高配当利回りなので、権利落ちで5%以上株価が下落しても驚きませんな。

コマツと三菱UFJの上昇が一番大きい。全体相場の反発局面では当然そういう結果になる。逆に、ディフェンシブや内需、小型株は動かない。だからといって、慌てて景気敏感株に飛び乗っていたのでは、いくら資金があってもあっという間に大損して終わりですな。

飛び乗った頃が天井、やっぱりダメだって投げたところが底、繰り返しては資金を減らす。

介護関連と金は基本的に横這い。さすがに全体マーケットが堅調になると無視されますな。もう一度相場が苦しくなったときにどうなるか、要注目です。

アインファーマシーズの暴落がとても気に入らないですけれど、何なんでしょうね。とりあえず出来高が膨らんで一気に下げたので、底打ちしたと考えたいところ。特にニュースなどは見あたりません。

もう一つの調剤薬局、日本調剤の株価はびくともしない。

ゲームプラン・投資戦略
アインファーマシーズ コマツ プロシップ 日本調剤

2009/03/16 11:11

個別銘柄ウォッチ(2009/3/16)

~ 小型に加えて中・大型も、銘柄絞り込み、景気敏感株を見る、少しずつ変えていく。 ~

200903162.gifトリドールがずいぶん下げた。ただまだ買いたい水準までは下がっていない。たとえここで反発して上へ行ってしまうとしても、それはそれでいいと思うんです。今の相場は、そういう事を心配するんじゃなくて、下を心配するときだから。

新しい四季報では来期は上方修正されている。40%以上の増益、EPS27,500円を出していますな。当たらずとも遠からず、じゃないですか?

来期も積極出店は続くので、ファイナンスは覚悟しておいて損はないでしょう。

200903163.gif物語コーポレーションは2月月次を発表http://www.monogatari.co.jp/ir/pdf/getsuji/getsuji0902.pdf。全店は順調、既存店はスローダウンしている雰囲気があるような無いような。株価は全然動かない。動いたときは上か下か、いずれにしても大きいような気がする。

ユニ・チャーム ペットケアが見事な下落。買ってもいいんじゃないですか?売るのも忘れずに。日興シティとGSは引き続き買い推奨ですな。

介護関連銘柄ではツクイだけがなぜか下落を継続。ツクイは上げも一番大きいので下げも大きいって事ですか。

200903164.gif全体相場がとりあえず先週で下落をいったん止めた。昨年10月の底から先週のバブル後最安値を更新したマーケットで、高配当・低PBR銘柄は非常に強かった。伊藤園優先株はダメですけどね。昨年10月の暴落から、先週までの厳しい相場は至極当然なわけで、そういう中でいかに踏ん張るかという視点で選んだ高配当・低PBR銘柄は今までのところ正解だったと言えましょう。

ただ、同様の思惑でディフェンシブ株を選んでいたわけですけど、予想外に苦戦ですな。いわゆるコテコテのディフェンシブ株ではなく、少しひねってディフェンシブと考えた銘柄だったのが相場にマッチしなかった。

200903165.gifとはいうものの、普通にディフェンシブと呼ばれる銘柄だってボロボロだったわけで、そういう比較では良かったのかも知れない。

高配当・低PBRにしてもディフェンシブにしても、小粒な企業が多かった。単に小型株に魅力的なものが多かったというのもあるし、外国人投資家の需給を考えた場合でも小粒の方が良かった。

先週の下落で、中型・大型のディフェンシブ株も安くなった。そうなれば、徐々に大型ディフェンシブにシフトしてもいいんじゃないですか?

銘柄を減らして厳選するのも必要かと。

割安成長株は今まで通り、個別に企業を考えるだけ。

セクターローテーションでは、景気敏感株を見ていく形に持っていきたい。これまで景気敏感株は無視してきた。業績も悪いって事だけ確認してまともにチェックはしていない。チャートを見て底打ちしたっぽい銘柄を気にすることもなかったわけです。

そういう態度を改めても良いと思うんです。もう少しよく見ていくってことですな。

なぜなら、嘘か本当か皆目見当は付かないものの、ちらほらと底を確認できそうなニュースとか雰囲気とか出てきたような感じるからですね。そういう感じが本当かなんてどうでもいい。そういう感じが出てきたときから見始めないと、本当にそうなったときには分からないものだし、慌てて高値で飛び乗るなんていうのはよくある話じゃないですか?

ゲームプラン・投資戦略
ツクイ ディフェンシブ トリドール ユニ・チャーム ペットケア 介護 物語コーポレーション

2009/03/13 18:06

マーケットの潮目は変わったのか、いや、まだディフェンシブだ

~ 時々来る反発局面で景気敏感株が底打ったかなんて考えは甘い、まだそうはならないはず。 ~

一つ前のエントリーでミライアルのボロボロな業績、受注、受注残高を確認した。なにも、これはミライアルに限った話じゃない。

電気、精密、自動車、機械、およそ日本が日本であるためのセクターの業績はボロボロ。株価もボロボロ。来期も酷いのは分かっている。

こんなことは既知の事実。じゃあ素直に株価も下げ続けるので気にする必要もないのでしょうか。わかりませんな。

そういう株は既に叩き売られている。悪い決算発表やニュースを見ても、もう売られないのではないか。もうどれだけ悪いニュースが出ても株は下げないよ、っていう水準まで売られているのではなかろうか?それともまだまだ織り込み足りないのか。

株価はだんだん悪いニュースに反応しなくなってきているように感じるわけです。この、悪いニュースに反応しない、というのは、マーケットの底を見届ける際の、それなりに大切な要素だと思うんです。

ここのところのマーケットでは、比較では業績の良い内需ディフェンシブ銘柄がとても弱い。それなりの決算を出しても株価は下に反応する。一方で、外需輸出景気敏感株は、悪いニュースや決算数字であっても株価は下に反応しないことが多い。

全体として、内需系は株価が下げ、外需系は値を保つ。

こんな感じで、底まで行ったのかも知れない、強いセクターにも変化があるような気もする、というような、「いよいよ感」を感じる人も多いと思う。単なるベアマーケットでの一時的な流れなのか、それとも潮目が変わる時期にさしかかって来たのか、投資家は判断しないとダメですな。

個人的には、まだまだ潮目は変わっていないと思う。

確かに、景気敏感株が力強く上げる局面があるかも知れない。底値から言えば、50%ぐらいは平気で騰がることもありましょう。2倍になったっておかしくない。でも、それはあくまで短期的な反発。

うまく取れればおめでとさん。

そういう態度であって、自分ではそんな反発を取れないと思うわけです。なぜなら、上がっては下げ、下げては上げ、ジグザグしながら横這いが続くと考えていて、それをうまく波乗りする事なんて自分にはできないから。

ここはやっぱりバカみたいに売られたディフェンシブ銘柄じゃないですか?例えば、花王やキリン。東京電力を筆頭とする電力株。などなど。

業績云々ではなく、売らざるをえないから売られている。他にもう売るものが無いから売られている。

状況はアメリカのマーケットでも同じ。ディフェンシブな国際優良銘柄がバカみたいな配当利回りまで売られている。

そういう株だって当然もっと下げることもある。しかし、歴史的に考えて、どうやってもそれなりの配当利回りにまで株価は回復するんじゃないですか?

株価の回復が遅れて、結局、全体的に景気が良くなってから他セクターの銘柄と同時に回復するなんて事があるかも知れない。そうなれば当然ですけど、景気敏感株に比べて回復のスピードは遅い。

もしそんな状況になれば、ディフェンシブ銘柄を担保に禁断の信用取り引きしてもいいと思うわけです。なぜなら、そこまで行けば、ディフェンシブ銘柄はもう下げないから。

でも、そんな状況にはならないと考えている。

つまり、まともなディフェンシブ株は戻る。下げては上げて、下げては上げて、結局一番早くにそれなりの水準に戻る。同時期に、景気敏感株が大きく上げることもありましょう。しかし結局、上げては下げ、の下げで景気敏感株は大きく下げる。

終わってみれば、ディフェンシブ株は上に位置し、景気敏感株は横這いで下に位置している。そんなイメージ。

ところで、花王やキリンを具体的に出したけど、それらに比べるとアメリカマーケットの銘柄の方が断然魅力的。だから日本株では個別の中小型の安い株を狙ったりすることが多くなる。ディフェンシブはアメリカに魅力的なのがいっぱいあるからね。

ゲームプラン・投資戦略
アメリカ株 キリン ディフェンシブ 景気敏感 花王

2009/03/09 10:10

個別銘柄ウォッチ(2009/3/9)

~ 中流の食料品関連株はとりあえず外すものの、上流、下流の食品は引き続き有望セクター。 ~

200903091.gifユニ・チャーム ペットケアが下落スピードを増してきた。それでもまだまだ安くないので我慢を続けながら買い場を探りたい。

タビオは2月月次を発表。いつものことですけど、適時開示サービスを使わないので見落としますな。全店が-14.5%、既存店が-19.7%。突然の急減速。

やっぱり、というか、ついにというか、こういう数字が出てきた。醜悪な数字は継続するんじゃないですか?遅すぎの感は十分にありますが、個別銘柄ウォッチから削除。

200903092.gif決算発表後のダイドードリンコ。一旦は売られたものの、その後の株価は堅調。みなさん迷っている感じじゃないですか?

日清製粉の四季報先取りが出ている。それによると、2010年3月期は減収減益。小麦粉価格の引き下げが決まったので減収は当然。

食用油の需要が弱い。価格も弱い。日清オイリオにとって良いニュースであるはずはない。

200903093.gifとりあえずは小麦やコーン、大豆などのコモディティー価格は継続してウォッチするとして、関連する個別銘柄はウォッチからは外す。相変わらず無視できないのは変わりないし。

食料品の川上が弱くなれば川下が強くなるのは自然な流れで、小麦粉価格の下落、食用油価格の下落は日清食品にはプラス。もう一つ株価の下げが足りない感じでなかなか買いづらい。

200903094.gif伊藤園が第3四半期決算を発表。特に驚きもない内容ですけど、株価は下げました。下に突き抜けたわけでもないで予想通りの決算と言うことでしょう。考えるべきは来期。今のところ考えは変わらない。

チェルトは配当利回り6.3%まで株価が下落。下げすぎですな。

200903095.gifアインファーマシーズが第3四半期決算を発表。上方修正が期待できるんじゃないですか?

介護関連は調整十分な感じ。

金価格は強い。急いで買う必要はないので、下げれば買い、上げれば売る。どちらにしても、数回にわけて行動できるような資金配分が必要かと。

ゲームプラン・投資戦略
タビオ 介護 日清オイリオグループ 日清製粉グループ本社 日清食品ホールディングス

2009/03/05 09:09

資源をプレイするならダイレクトなアメリカ市場銘柄、商社はいまいち

~ 資源価格に素直に反応するし、株価上昇の糊代も大きいアメリカ株の方が醍醐味がある。 ~

日本で資源をプレイするとすれば総合商社になる。そもそも日本には資源が無いわけで、どうしても総合商社ぐらいしか選択肢が無いわけです。

個人的には、ダイレクトに資源ではないし、商社という商売がイマイチピンと来ないので、どうせ資源に投資するならズバリそのもののアメリカ市場に上場している銘柄を買いますよ。

200903051.gifそういう理由もあって、それぞれの総合商社が得意とする資源など調べたこともなかった。その辺りが今日の日経に載っていたのでメモしておく。

なるほどね、三菱商事は石炭、三井物産は鉄鉱石、そんな風に得意分野があるわけです。伊藤忠とか丸紅とか出ていませんけど、資源ではそんなに存在感が大きくないのかも知れない。食品コモディティーとかエンジニアリング関連とか、そういう方向なのかもね。

いずれにしても、先に書いたように、どうせ投資するならズバリを好みます。つまり、図に載っている海外企業ですな。他にもどうであればFreeport-McMoRan Copper & Gold Inc. (FCX)とかSouthern Copper Corp. (PCU)がある。

ズバリ銘柄の方が素直だし糊代も大きい。

ゲームプラン・投資戦略
アメリカ株 三井物産 三菱商事 資源総合商社

2009/03/02 13:01

個別銘柄ウォッチ(2009/3/2)

~ 介護関連と金がセクターとして妙味がありそう、権利落ちで急落している銘柄がちらほら。 ~

200903024.gifユニ・チャーム ペットケアは徐々に買いモードへ。ようやく下がってきたものの、それでも割安感は全然ない。ペット関連は不景気でも唯一不景気を感じないセクターだし、人間の食べる食品よりペットフードの方がディフェンシブという側面もある。ペットフード以外のペット関連グッズにしても同じ。

繰り返しになりますけど、いかんせん割安さが無い。この辺の折り合いをどうつけるかですな。

伊藤園は今週4日が第3四半期決算。

200903025.gifチェルトが権利落ち後バカみたいに売られ続けている。イオングループの業績が悪いので、チェルトの業績も連れて悪くなると言う先読みがあるのだろうか。

ダイドードリンコは決算を発表。今期の業績計画は、売上、利益共に微減。売上はともかく、利益は回復するという流れで考えていたわけで、さてどうすべきか。

200903026.gifもともとダイドードリンコは保守的な業績予想をする会社ではある。原料価格の上昇リスクを挙げているが、どうも納得しがたい。積極的に買っていくことは出来ないものの、とりあえずは様子見にしたい。

200903027.gif小麦粉の政府売り渡し価格の値下げが決まった。平均で14.8%の値下げになる。製粉各社の場合、仕入値の下落はほぼそのまま製品価格の下落につながり、利益には基本的に影響はない。商品価格の下落による需要増の期待はある。

一方、小麦粉を使う食品メーカーは商品を値下げするか価格据置するかで利益に大きく影響する。日清食品は値下げしない方向。つまり増益期待ですな。加えて、食用油の価格も下げ基調なのは既に書いたとおりで、これも増益期待につながる。

ちなみに、山崎パンは値下げ、菓子メーカーは価格据置の方向。

200903028.gifセクターとしては介護・デイサービス・有料老人ホームが短期的に面白い。具体的には、ツクイ、やまねメディカル、ケア21、セントケア、メッセージ、ロングライフ。介護報酬アップがカタリスト。

金セクターも目先押し目を買っていく局面。

アインファーマシーズはなぜか急落している。特に理由は見あたらない。ネットでの医薬品販売規制なんて関係ないし。大口の売りが出ているのかも。何かあるのだろうか。

ユニバースは第3四半期決算を発表。順調な業績推移で文句無し。上方修正があってもおかしくない。

ベルクが急落中。一部昇格と権利落ちで下がる理由はあっても上がる理由はない。ディフェンシブではあるものの、食品ががっくりとマイナスになるほど不景気度合いは深刻という懸念もありそうではある。

ゲームプラン・投資戦略
ダイドードリンコ チェルト ユニ・チャーム ペットケア 介護 小麦 日清食品ホールディングス

2009/03/02 13:01

金がかつての原油のようなブル相場になっている可能性は十分

~ 金ETFが金をがぶ飲み、金に資金が向かっている、金マーケットは小さい、トレーディング対象。 ~

金が上げている。アナリストからは2000ドルとか3000ドルという声も聞こえてくる。

目先半年や1年ぐらいのスパンで儲けることを考えるのであれば、金価格の上昇をファンダメンタルで説明しようとするのはナンセンスですな。ファンダメンタルは100%無視してもいいと思うんです。

アメリカがお金を刷りまくっているからいずれ大きなインフレになる。だから金は買いだ。足下、世界はデフレ傾向なんだから金価格が上がるのはおかしい。金本位制が崩壊してからああだこうだ。

そういう感じで、経済の本質と金の性質を結びつけるような、まことしやかなお話がファンダメンタルですな。

長期的にはそうなると言われれば、それは確かにそうなのです。けれど、繰り返しになるけど、半年から1年ぐらいで金の上昇で儲けたいのであれば、そんなファンダなお話は必要ない。

とりあえず、金は上だと思う。相場がそう動いていると思うから。

個人に限らず投資家はGLDなどのETFを使って金の上昇を取っている。ETFが保有する金の量はグングン伸び続けていて、このまま行けば一体どうなるんだろうかと思うような感じです。その流れは止まらない。

所詮考え方は単純なわけですよ。あの会社は危ない、資金が回らない、景気は悪い、誰も信用ならない、じゃあ実物安全資産の金買おうって。そんな流れがあるだけで十分。

金マーケットなんて小さい。ちょっと資金が入ってくればその方向にグングン動く。これは金に限った話じゃなくて、原油でも嫌と言うほど思い知らされたでしょ。

一番の心配事は、金ETFが大きくなりすぎていることじゃないですか?

先日、原油ETFのUSOについてCFTCが調査を始めた。

CFTC probes big oil ETF on February roll

USOが大きくなりすぎて、原油価格をトレースすると言うよりも原油価格を動かすような性格になってきている側面がある。原油の先物を乗り換えることでUSOは成り立っていて、その乗り換え時に何やら問題がありそうな雰囲気。詳細な技術的側面は、まあ、どうでも良い。

GLDは実物の金を保有している。これはUSOとは大きな違いではある。

それにしても、GLDなどの金ETFの金需要が全需要に占める割合がとても大きくなってきている。USOでETFが問題視されたり、実際に何か犯罪臭い事実が出たり、そういう事が起こるとGLDにとばっちりは来てもおかしくない。

もっと言えば、ウルトラとかプロという名前の付く、レバレッジの効いたETFもやり玉に挙がっているわけで、そこにもETFの火種がある。

この辺りの話で、金価格も突然「アれっ!」ってなる可能性を秘めていることは覚えておきたい。

金が上がるとなれば、投資するのはETFか金関連株。日本マーケットでは金連動のETFになりましょう。残念ながら金関連株はありませんな。

200903021.gifアメリカマーケットであればこの辺り。

Gold Fields Ltd. (GFI)、Barrick Gold Corporation (ABX)、Newmont Mining Corp. (NEM)、Agnico-Eagle Mines Ltd. (AEM)、AngloGold Ashanti Ltd. (AU)、Eldorado Gold Corp. (EGO)。

チャートは分かりづらいけど、-5%あたりにあるのがGLD。+10%がEGO。残りは何とか判別できるかと。

スタンスとしてはいつでも撤退できるトレーディングを絶対に忘れずに、それでも3ヶ月、半年、1年ぐらいは行けそうだという前提。ポジションを膨らませすぎない。原油の暴騰と暴落を忘れない。

ゲームプラン・投資戦略
ABX AEM AU EGO ETF GFI GLD NEM USO

2009/02/23 22:10

個別銘柄ウォッチ(2009/2/22)

~ 介護セクターが強気、介護報酬のアップの材料がある、まだ上値は期待できる。 ~

200902221.gif

200902222.gifトリドールがようやくそれなりに下げた。もっともっと下げないと買いたいとは思わないので、その時が来るのをじっくり待つのみですな。こんな相場で強気に買っていくのはバカげている。上がれば売り、でっかく下げたら買い。慎重に。

GMOペイメントゲートウェイの1Q決算資料が出ている。特に目新しい情報はなし。

ぐるなびの株価がずいぶん下がった。特にニュースもない。

200902223.gifチェルトがガクッと下がったのは配当落ちのため。

ダイドードリンコが上方修正。下方修正があっても全然驚きはしないような状況なので、上方修正は意外なニュースでした。ま、どっちにしても、2009年1月期は終わったわけで、問題は2010年1月期。

200902224.gifベルクは東証一部へ鞍替えがすることになった。東証一部へ鞍替えすると決まると株価が上がるのはTOPIX買いという特殊要因を狙う人がいるから。このTOPIX買いで儲かった時代がありましたなあ。

ペーパーボーイは知らない間に決算説明会資料が出ていた。目新しい情報は何もない。それより目を引いたのは、資料のデザイン。デザインというか、使っているフォントですね。決算資料と言えばお堅いものというのが既成概念なわけだけれど、ペパボの資料は若者風ですな。いいんじゃないですか。

セクターローテーションでは介護セクターが要注意。ずいぶん上げた銘柄が多いけれど、まだ上値が十分にありそう。そのうちまとめたい。

ゲームプラン・投資戦略
GMOペイメントゲートウェイ ダイドードリンコ チェルト トリドール ペーパーボーイ 介護

2009/02/20 14:02

バルチックドライ指数が中国株指標になり、相場底打ちになるのか

~ BDIの底打ち感、中国の底打ちのニュースや統計がちらほら、どう考えるかで株が決まる。 ~

200902202.gifBaltic Dry Index(バルチックドライ指数)は下げ止まったように見える。3ヶ月ほど底ねりで、底値からは2倍になった。

BDIは数ある景気指数の中の一つに過ぎないわけだけど、景気を占うには十分だと思うんです。

通常BDIに連動するのは船株。特にスポット契約でバルク船を動かしている企業ですな。商船三井とか考える人は多いかも知れませんけど、ズバリ銘柄ではない。BDIズバリ銘柄は日本市場にはないのでアメリカを見ることになりましょう。

ズバリはDryShips, Inc. (DRYS)。同様にEagle Bulk Shipping, Inc. (EGLE)、Excel Maritime Carriers, Ltd. (EXM)、Genco Shipping & Trading Ltd. (GNK)。

しかし、こういう銘柄のチャートを見ると、全然BDIに連れて上がっていない。

200902203.gifずっとBDIとDRYSは同じように動いてきていた。上昇率に差こそあれ、動きは基本同じ。それが今年に入ったぐらいからそうではなくなった。BDIが上昇を取ろうとしてDRYSなんかを買った人は地団駄踏んでるでしょう。

なぜBDIが上がっているのにDRYSが上がらないのか?不思議じゃないですか?

これまでBDIは世界景気指数だった。世界景気は悪い。でもBDIは上がっている。

単純に考えて、今のBDIは世界景気を表わしていない。世界景気を表わすBDIだった頃は、BDIが上がればDRYSも上がった。BDIが世界景気指数でなくなった今、BDIが上がってもDRYSは上がらない。

そんな風に考えることもできるんじゃないですか?

じゃあBDIは何なのか?

200902204.gif中国景気指数になったのではなかろうか。

そういう事になったとすれば、中国株では何を買えばいいのか。景気とマーケットの底をどう考えるかによる。

景気の底打ちが見えてマーケットが強気になるという考えと、景気の底は見えないので今のマーケットは単なるリバウンドでしかない、という考えに分かれる。

もし前者の考えであれば、資源・素材関連株を買うべきだと思うんです。

中国景気が底打ちし、ブルマーケットを前提としているのに小売り株とか食品株、医薬品株とか、そう言うものを買うのは理屈に合わない。

もしそういう株を買うというのであれば、後者の考えであるべきですな。

中国株指数、BDIに限らず、他にも中国が底打ちしそうだというニュースや統計数字がちらほら出てきている。

どう判断するか。そこが難しいし、投資家の腕の見せ所でもある。

個人的にはまだ積極的には買っては行けない。どうしても中国株の中ではディフェンシブ、内需系に比重を置くことになりましょう。そういう株を持ちながら、タイミングを見ながら底打ち方面へ少しずつ意識を変えていこうかと思う。

そう考える中で、やっぱりダメだとなるかも知れないし、行けるから切り替えよう、ってシフトチェンジするときが来るかも知れない。ま、今のところはどっちつかずの難しいところですね。

ゲームプラン・投資戦略
BDI DRYS EGLE EXM GNK バルチックドライ指数 中国株 素材 船株 資源

2009/02/16 14:02

個別銘柄ウォッチ(2009/2/16)

~ 割安成長株の業績が思うように伸びない、今の経済状況では良い銘柄を探すのは難しい。 ~

200902164.gif

200902161.gifGMPペイメントゲートウェイは決算発表後に下げ続けている。業績的にはそんな理由はないと思うが、好業績を知ったがしまいというのは相場の常。慌てるべからず。

バンクテック・ジャパンは決算発表。利益が伸びない。顧客業界が厳しいのでどうにもならない。ここで終わりにしたい。

200902162.gif物語コーポレーションは中間決算発表。順調に業績拡大。残念ながら通期上方修正はなし。1月月次を見てもOK。

コシダカは中間配当を開始する。年間配当額は変更無しだけど、やっぱり期末一度の配当より中間配当と2回の方がいいですな。株価インパクトも少ないし。

200902163.gifぐるなびもGMOPGと同じく、決算発表後に売られた。確かに業績の伸びは小さいけれど、悪くはないと思うね。これも慌てない。

インフォマートは本決算を発表。今期、利益が伸びない。海外進出は業績頭打ちの証拠のように思える。

プロシップが第3四半期決算を発表。受注の状況は非常に悪い。ここで持ちこたえられるか。敢えてこんな株を持つ必要がないのは間違いない。個人的には見届けたい。

ファーストリテイリングとニトリは外す。この2つを外すことで、外需輸出景気敏感型企業に比べて相対的に業績堅調な内需小売り株の一角、というセクターが完全になくなる。ここを全くゼロにしてしまうのはどうかとも思うが、一旦はゼロにしてゆっくり考えながらやっていく。

トレーディング銘柄のUUFCDは、結果がどうであれ、今週で必ず手仕舞い。コールオプションは期限の1ヶ月前までに手仕舞いという基本を守りたい。

paperboy&co.ペパボをディフェンシブ銘柄に新規採用。ストック型ビジネスかつ5.5%の高配当。

ゲームプラン・投資戦略
GMOペイメントゲートウェイ ぐるなび プロシップ ペーパーボーイ 物語コーポレーション

2009/02/09 10:10

個別銘柄ウォッチ(2009/2/9)

~ ディフェンシブを整理、役目を終えた配当株を整理、成長株の業績は良い、セクター定まらず。 ~

200902091.gif

200902092.gifGMOペイメントゲートウェイは第1四半期決算を発表。業績数字についてもビジネスファンダ面でも追い風と言えましょう。株価も順調に上げてきている。

バンクテックは今週13日に決算発表ですけど、どうも不安感が強い。利益押し上げの要因はあるものの、それ以上にビジネス環境が厳しいのではないか?結局のところ、この不景気での企業のコストカット、設備投資先送りにどこまで抵抗力があるのかという点に尽きる。マーケット的には今期の増収増益を期待しているのでしょう。減収減益予想であれば大きく売られ、そこそこ増収増益では下落、予想以上の増収増益で上昇ぐらいですか?それじゃあ魅力がない。

200902093.gifユニ・チャーム ペットケアのレーティング。ゴールドマンサックスは据え置きの買い、日興シティは据え置きの買で目標株価は4000円。強気レーティングは好きじゃない。

ぐるなびが第3四半期決算を発表。可もなく不可もなく、順当な決算内容ですな。

インフォマートは今週12日が決算発表。

タビオは1月月次が発表されています。適時開示サービスを使っての発表はなぜかしないので忘れやすいですな。既存店は12月に引き続きのマイナス。客単価が11%も上がってのマイナスなので、数量減は大きいんじゃないですか?

200902094.gif伊藤園の1月月次の数字は悪くない。高配当を取りながら来期業績回復で気長に。

丸誠の第3四半期決算発表は今週でしょう。現金修正PBRで1.2倍、配当利回りで4.3%まで戻したのでとりあえず決算前に終わりにしたい。今期も横這いで行くのだろうけれど、とりあえず高利回り・低PBRとしての役割は終えた。

200902095.gifビーエスピーは第3四半期決算を発表。安い。

日清オイリオの第3四半期決算。予想通りの数字で驚きはなし。食用油の在庫が増加しているのは需要が弱いから。原材料価格の下落で製品値下げ圧力も強まる。綱引き状態。

ファーストリテイリングの1月月次。アパレル小売り各社は羨望のまなざしを注いでいるに違いない。

三菱東京UFJファイナンシャルは第3四半期決算が発表された。数字はどうでもよいですな。そういう事が問題なのではなくて、アメリカの金融機関がどう救済されるのか、それと連動するだけ。金融をどうにかするのはオバマの使命であって、三菱UFJは日本のオバマ銘柄。

オオゼキは十分な水準。下がれば買い戻しは確実。とりあえずは他にもっと魅力的な銘柄があるのでそちらへ。

見落としていたがユニバースの1月月次。順調。ユニバースの月次は適時情報開示されない。ついうっかりしますな。

神戸物産は急騰。もう終わりですな。食品スーパーというディフェンシブ株がこういう動きをしたら売り切る。神戸物産の場合、売られすぎていたこともあり戻り幅は十分。指標的にも十分なところまで来たわけで、ここからは他にもっと魅力的な銘柄へ乗り換えたいですね。

マクドナルドを外す。徐々にディフェンシブ銘柄を少なくしていく一環。一番ディフェンシブ性が低いマクドナルドを最初に。

マックスバリュ東海を外す。マックスバリュ東海、ベルク、ユニバース、どれもでいいのだけど、3つは多いので2つにするだけ。マックスバリュ東海は何も悪くない。

ディフェンシブ銘柄としてKinder Morgan Energy Partners LP (KMP)を採用。

トレーディング銘柄としてUltra Financials ProShares (UYG)のオプションを採用。UYG Mar 2009 4.0000 call (UUFCD.X)。3月限の$4コール買い。理由は簡単で、オバマ政権の景気刺激策と金融機関救済策が内容はどうあれ決まる。金融機関をなんとかするのは嫌でもオバマの使命であって、発表でアク抜けするかも知れない。そうじゃなくても猛烈に売り叩かれたアメリカの金融機関株はいつドカンと反発してもおかしくない。ProSharesでレバレッジがかかったものにさらにオプションでレバレッジをかけて狙う。

ゲームプラン・投資戦略
GMOペイメントゲートウェイ UYG ぐるなび インフォマート バンクテック ユニバース 神戸物産

2009/02/02 23:11

個別銘柄ウォッチ(2009/2/2)

~ ダイドードリンコと日清食品の食品関連株はこれから業績が回復してくる局面。 ~

200902025.gif

ウォッチ銘柄のニュース・材料

ダイドードリンコの1月月次数字。相変わらず酷い数字。
物語コーポレーションが中間期を上方修正。通期は修正無し。
東急コミュニティーの第3四半期決算。通期計画の達成は難しそう。
プロシップが下方修正を発表。予想以上に悪い数字。
トリドールが第3四半期決算を発表。ブッちぎりの好決算。
日本調剤の第3四半期。後発薬製造事業が赤字。
スルガの第3四半期決算。原油安が意外と効いていない。
ユニ・チャーム ペットケアの第3四半期決算。文句無しの好決算。
日本エス・エイチ・エルの第1四半期決算。あまり意味のない数字。
日清製粉は第3四半期決算を発表。数字は悪くない。
日清食品ホールディングスの第3四半期決算。数字は悪い。
ファーストリテイリングがリンク・セオリーを子会社化。世界征服へ向けて頑張れ。

コメント

200902026.gifトリドールの株価上場はどうにも止まりませんな。第3四半期の数字はブッちぎりの良い数字だし、月次の数字も大丈夫。ここまで来ると業績云々より、買うから上がる、上がるから買うの領域じゃないですか?

物語コーポレーションは中間のみの上方修正で通期は据え置き。いずれ通期も上方修正されるでしょうね。四季報速報では通期上方修正されていますな。まあ、四季報の予想数字ほど当てにならないものはない。

200902027.gif予想通りの好決算を出したユニ・チャームペットケア。ディフェンシブでありながら成長力もあるという、優れた銘柄ですな。しかしながら、いかんせん株価は高い。好決算でぴょこんと上へ跳ねたし、なかなか買い場を与えてくれない。

200902028.gifプロシップが予想以上の大きな下方修正を発表。株価はあまり反応していない。もう十分株価は下落していること、6%を超えるジューシーな配当があること、もともと高利益率で財務が強い優秀な企業であること、そこら辺が下支えかと。

ダイドードリンコの1月月次数字は相変わらず醜悪ですな。当然ながら2009年1月期の業績は悪い。これは終わった期なので、問題は今期。業績は底打ちから回復へ向かう局面になるはず。っていうか、そう思うから個別銘柄ウォッチに入っている。

200902029.gifコマツの株価は下方修正・決算後冴えない。しかしながら、中国の景気刺激策が動き出しているというニュースもある。公共事業は全土でそうとう盛り上がってきているようですな。コマツの社長によれば、受注の底は1-3月期を見ている。

日清食品はいまいちな第3四半期ながら株価は無反応。悪い業績数字は十分に織り込まれていると言えましょう。ここからは利益回復に目を向ける局面なんじゃないですか?

スルガも同様に、数字が良くない決算ながら株価は逆行高。悪い数字は織り込まれているし、原油価格の下落がプラスに作用してくるのはこれからですな。

東急コミュニティーの通期業績達成は難しそうな雰囲気。高配当が下支え要因なわけだから、とりあえずは問題はない。配当利回りが4%を下回るまで上昇したら素直に売り始めたいですな。

ビーエスピーは第3四半期決算を5日に発表する。厳しい数字になるんじゃないですか?念のため、ここでいったん外しておいて、決算を見てから買い戻すなりするというのも決して悪い事じゃないですよ。

ゲームプラン・投資戦略
ダイドードリンコ プロシップ ユニ・チャーム ペットケア 小松製作所 物語コーポレーション

2009/01/25 17:05

個別銘柄ウォッチ(2009/1/25)

~ 相対的な業績の堅調さから買われたアパレル小売りを外し、日清食品を新規採用。 ~

200901255.gif

ウォッチ銘柄のニュース・材料

ユニバースが立会外分売。買いですな。
日本エス・エイチ・エルが自社株消却と増配発表。株は跳ねるか?
コマツが下方修正。問題はそんなことじゃない。

コメント

200901251.gifGMOペイメントゲートウェイがずいぶん上げました。20%成長は期待できるし、何よりストック型収益は不景気の中で安心感が強い。株価が10万近くなったので配当利回りはずいぶん下がってしまったが、ついこの前までは3%もあった。借金はないし、クレジット決済の市場は伸びるし、OKでしょう。

株価はこれだけ一気に上げるとさすがに押すんじゃないですか?

200901252.gifユニ・チャーム ペットケアを徐々に買いモードへシフト。ペット産業は消費分野で伸び続けている数少ない貴重な存在。今は子供の数よりペットの数が多いわけで、子供以上のペットをかわいがる人は多い。安定性かつ成長性。いいねえ。

インフォマートがずいぶん売られている。配当利回りを気にするような銘柄ではないのに、4.5%まで利回りが高まれば気にもなりますな。さすがに決算発表を見てからじゃないと恐いっていうことでしょう。確かにそれには一理ある。個人的には、大丈夫と判断。

200901253.gif日清製粉は子会社NBCの下方修正もあって下げ続けている。こんなに急激に下げなければいけない理由があるんでしょうかね?日本製粉や鳥越製粉と比べても下げがきつすぎる、日清オイリオとかJ-オイルミルズなんかとも基本的には同じ動きになるが、それらに比べてもきつすぎる。

ユニクロの第1四半期決算で、通期予想は控え目なのか、それともこれから減速で伸び悩みなのか、迷ったところ。足下、業績はかなり好調というニュースが出ていますな。アナリストは皆さんファーストリテイリングの計画が控え目すぎる、という考えらしい。そうなんでしょうな、きっと。

200901254.gifとりあえず様子見ではあるものの買っていきたい思いは常にある。

遅すぎの感もあるものの、アパレル系小売りはユニクロを残して引退していただきましょう。外需・輸出型企業の業績を考えたとき、相対的な業績堅調さで全体的に調子が良かったのがアパレル小売り。ここからは絶対的な業績に焦点が移りましょう。

ラーメンの日清食品ホールディングスを新たにセクターローテーションに採用。小麦を始めとする農産物コモディティーの価格は十分下げたわけで、いずれ日清食品の原材料費は下がる。当然最終製品ラーメンの価格も下がる。値下げは需要を喚起する。日本人はラーメン狂。

ゲームプラン・投資戦略
GMOペイメントゲートウェイ インフォマート ユニ・チャーム ペットケア 日清食品ホールディングス

2009/01/24 18:06

コマツの業績は良くない、それでも世界の景気刺激策を取るんだ

~ 不景気対策がうまく行ったとき恩恵を受けるのはコマツ、ダメでも持っておくのがポートフォリオ。 ~

小松製作所の下方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

下方修正は予想の範囲内ですな。下方修正しないわけがない。心配だった減配はとりあえずないのは良かった。

連結配当性向を20%以上とし、連結配当性向が40%を超えないかぎり、減配はしない方針です。

今回の減額でEPSは110円。配当性向40%なら44円。ちょうどこれまでの計画配当額と一緒。さらに下方修正があればアウトですな。

業績が悪いのは重々承知の上でコマツを個別銘柄ウォッチにしている理由は簡単。中国とアメリカの景気刺激策で一番手っ取り早く恩恵を受けるのがコマツだからですね。

中国にしてもアメリカにしても、インフラ投資を一気に加速させて雇用創出と景気下支えを計画しているのはご存じの通り。コマツは中国では建設機械No.1だし、アメリカでもキャタピラーについてNo.2。

つまり、コマツは世界的景気刺激策の指標銘柄って感じなわけですよ。

もっともっとずばりを狙うのであれば、中国の建設会社株やアメリカのキャタピラー株を買うほうがいい。そういう外国株でなくて日本株で選択すればコマツですな。

インフラ投資の不景気激策が全然効かなくて、コマツの株も下がりっぱなしってことも十分ありましょう。アメリカが自国愛でキャタピラーだけから建機を買ったり、中国は地場の安かろう悪かろうの建機で我慢して、コマツには全然仕事が回ってこないなんてあり得ない話があったりするかも知れない。

景気刺激策なんてニュースが出たときに既に株価に折り込み済みだって事もある。

だからってコマツを外して内需のディフェンシブ銘柄でガチガチに固めていいんですか?

仮に世界の景気刺激策がうまく行った場合、コマツを持ってなければ世界的な景気刺激策の最初の一歩を知らん顔してやり過ごすって事ですよ。それは嫌。

コアは内需のディフェンシブ系、低現金修正PBRの高配当銘柄で固めて、景気刺激策がうまく行った場合の恩恵銘柄コマツを持っておく。例えコマツがぽしゃってもそれはそれでいい。

それがポートフォリオってものじゃないですかねえ。

ゲームプラン・投資戦略
アメリカ インフラ 不景気対策 中国 小松製作所 建設機械

2009/01/24 18:06

GDPが2年連続で過去最低の下落率になるという日銀の予想

~ 景気は悪いし悪くなる、その中で自分の投資スタンスを決め、状況の変化を見極めるしかない。 ~

日本銀行が実質国内総生産(GDP)の成長率見通しを下方修正。08年度はマイナス1.8%、09年度はマイナス2.0%という数字になった。もともと08年度、09年度共にプラス予想だったわけで、大きく後退ですな。

200901231.gifその通りになれば、GDP成長率の統計のある1956年以降で最低の数字が2年連続する。過去最低は1998年のマイナス1.5%。図は朝日新聞より借用。

そういうわけで、当然ながら株式相場には強気になれるはずもないですな。

しかしながら、注意しなければならないのは、そういう状況の中でいずれ株式相場は底を打つことじゃないですか?まだまだ経済状況は暗くて、企業業績は悪い、けれど、どうもそれもあと半年ぐらいだって言うときが底になる。

その底をピンポイントで見極めるのは無理なわけ。何か思い切れば当たることもあるが、それはたまたま当たったに過ぎない。なんちゃら評論家とかほにゃらら投資家が底を当てることがあっても、それも偶然。100人のそういう人達が予測すれば1人ぐらいは当たって、ほら当たったって事になる。

そういう中で自分なりの考えで投資するしかないわけですな。

自分としては、まだスタンスは変らない。

景気はまだ悪くなる。業績も悪くなる。底はまだ来ない。引き続き、ディフェンシブ、高配当、柔らかい物、小さい物、安い物、を中心にするしかない。味付けはこんな不景気でも大きく業績成長し、なおかつ安い株。そしてセクターローテーションで回ってくる銘柄。

そうこうしながら様子をうかがい、時が来たと判断すれば少しずつ銘柄を入れ替えていくわけです。

ゲームプラン・投資戦略
GDP 投資スタンス

2009/01/24 18:06

食品スーパーを不景気相場のディフェンシブとして持つのは悪くない

~ 外需輸出型の企業みたいにいきなり50%減益とか大赤字とか、そういうのが無いだけでOK。 ~

食品スーパーをディフェンシブ銘柄として持っているわけだが、それは業績が悪くならないと考えているわけでは決してない。業績マイナス成長になってもちっとも驚かないし、それで株価が下がっても不思議はない。

200901232.gif図はスーパーの既存店ベースの売上推移。朝日新聞より拝借。

スーパーの中でも食品スーパーに的を絞っているのはこのグラフの通りですな。総合スーパーは衣料品とか消耗品とか、食品以外の部分が嫌だから。そんなのに期待するならユニクロのファーストリテイリングとか大手のホームセンターを素直に買うべきですよ。

食品だってグラフの通りマイナスになる。

2008年度がプラスになっているのは単純に食品値上げがずいぶんされたからじゃないですか?今でこそ落ち着いたものの、小麦や大豆、とうもろこしなんかの農作物コモディティーの上昇は凄まじかったでしょ。だから数量ベースではマイナスの可能性も高い。

しかしポイントは、工業製品や素材、資源、固い物、大きい物と違って、いきなり前期比マイナス50%とか80%とかならないって事。せいぜいマイナス10%なわけです。これだけ不景気なんだから、そういう猛烈なマイナス分野と比べて超安定・安心・ディフェンシブです。

売上はそういう状況でも利益はどうなの?って当然思う。利益は苦しいでしょうな。値下げ競争は激しい。消費者は10円、20円にうるさい。日本のおばちゃんは厳しいんですよ。

とはいうものの、これも同じで、トヨタやソニーのようにいきなり莫大な赤字に転落する事はない。ない、というか、転落する食品スーパーもありましょう。競争に敗れればそんなの当たり前。

大切なのは、全部の食品スーパーがそうはならない事。

トヨタがダメなら日産もホンダもスズキもGMもFORDも、車屋さんは全部ダメの大赤字。デンソーもアイシンも、部品メーカーは全部ダメの大赤字。同業でこっちの企業はダメであっちの企業は良いなんてあり得ない。全部ダメ。

食品スーパー全部ダメにはなりませんな。ならば良いところを拾えばいいわけですよ。

食品スパーをディフェンシブとして持っているのはそういう考えがある。何もこんな考えは斬新でも奇抜でもない。みんな同じ事を考えている。だから値持ちが良い。それでいいじゃないですか。

この相場でそれ以上何を望む?

ゲームプラン・投資戦略
ディフェンシブ 食品スーパー

2009/01/19 13:01

個別銘柄ウォッチ(2009/1/19)

~ 急騰の次には急落が来る、特に今のような相場では慌てなくても必ず下がってくる。 ~

200901193.gif

ウォッチ銘柄のニュース・材料

ユニクロが第1四半期決算を発表。強弱入り乱れ。
オオゼキの第3四半期決算。食品スーパーとは思えない数字。
コシダカは第1四半期決算を発表。純利がマイナスはなぜ。
ミネルヴァ・ホールディングスは12月月次。驚きの強さ。
物語コーポレーションの12月月次。順調。

コメント

200901194.gifくどいようだけどトリドールが止まらない。持ってる人は降り時を探るしかないですな。持っていない人は指をくわえてみるだけ。買うチャンスはこれからいくらでもある。下げてきますからね。

GMOペイメントゲートウェイはずいぶん戻しました。ここから景気が悪くなっていく中でまだまだ見直されていくだろうし、最低でも株価の底堅さは確実だろうと思うわけです。株価が下げるということになったとしても、業績は間違いないわけで、それ以上何ができましょうか。

バンクテックはもう一度考え直したい。

200901195.gifユニ・チャーム ペットケアはようやく下げたところで少しずつポジションを増やしていけるようBuyにしたわけだけど、下げが甘いですな。甘いというか、株価が強いって事。業績の確実さがあるのはやっぱり強い。もっと下げないと積極的には買っていきたくない。

丸誠が自社株買いを発表してぴょこんと跳ねた。発行済の2%にも満たないが、こういう出来高の少ない株であればそれなりにインパクトがある。とりあえず、飛び跳ねた分はすぐに頂きたいですな。配当利回りも4%を下回りそうですし。

200901196.gifハニーズ、ファーストリテイリング、ユナイテッドアローズ、ライトオンはとりあえずは様子見。業績的な可能性があるのはファーストリテイリングだけになってしまったのではないかと思う。これまで外需輸出景気銘柄との相対比較で順調だったアパレル小売りだけれど、繰り返しになりますが、終わりでもいいんじゃないですか?

神戸物産の急騰は続いていますが、そろそろポジション縮小ですね。底値から2倍、配当利回りは2%割れ寸前、PERで11倍を越え、PBRは1倍までほんの少し。まさに徐々に利益確定していく局面。

200901197.gifマクドナルドは十分押した。まだまだ積極的にはなれないけれど、買い場を探っていきたいですな。

マックスバリュ東海は買い場ではあるものの、2月末が決算期末。株主優待と配当が大きいので、期末越えで間違いなく株は下げる。それに向けて下げ基調でもある。その辺りは注意。

トレーディング銘柄にはビックカメラを再採用。過年度修正の額が決まって、またしばらくは激しい値動きが期待されますな。ヘタすれば上場廃止。個人的には無いと思っている。

ゲームプラン・投資戦略
GMOペイメントゲートウェイ トリドール マクドナルド ユニ・チャーム ペットケア

2009/01/19 13:01

内需業績安定ディフェンシブと低現金修正PBR高配当銘柄を中心に

~ セクターローテーションでアパレル小売りや上流食品銘柄からどこへ移るか、芽を探す時。 ~

徐々に第3四半期決算が出てきたけれど、醜悪なものが多い。前期比で利益半減という従来の計画が、いきなり大赤字に修正されるケースも沢山ですな。特にそういう激しい減額修正は、外需・輸出・固い物・多きい物・高い物に関連する企業。つまり、いわゆる日本が日本であるための基幹産業みたいな会社ですよ。

そういう企業が大赤字に転落し、生産設備を閉め、派遣切りでヒーヒー言っている。そういう状況はまだまだ続くし、来期はもっと酷いか、良くて今期と同じ。

そして昨年末から業績悪化の津波は徐々に内需・輸入・柔らかい物・小さい物・安い物に関連する企業に影響し始めた。

こちらも同様にこれからもっとしんどくなる。

結局、相対的な業績の良さで買われてきた小売り銘柄の一角も崩れ始めた。だから、ここからは内需系の中でもより業績が安定した企業にもっとシフトすべきじゃないかと。

内需業績安定なディフェンシブ、現金価値割れしていて業績がそこそこで高配当な銘柄、その辺りですな。

どうしたってこういう銘柄で固めるしかなくなるんじゃないですか?

そういうところをコアにしながら、セクターローテーションで回ってくる銘柄を拾い、順繰り回す。成長力があるけれどセクターも外れているしヘタすると大損するような銘柄で味付け。暇にならないようにほんの少しだけトレーディング銘柄で遊ぶ。

ポイントになるのはセクターローテーション銘柄だと考えている。それは資金の循環的なちっちゃなローテーションもあれば、景気の流れを先取りする形で次のセクターへのローテーションも含まれる。

これまでアパレル小売りの一角、上流食品ある意味ソフトコモディティ銘柄がそれだったわけ。

この辺は終わりに近い。終わったかも知れない。特にアパレル系。

それに代わるセクターは必ず出てくるし、そういう芽を探すのが投資の醍醐味でもある。実際、すでに芽はどこかでゆっくりと育っているんですよ。

無い知恵を絞り出して資金をその芽が出ているフィールドへ肥料として蒔いていくのです。

ゲームプラン・投資戦略
PBR セクターローテーション ディフェンシブ 高利回り

2009/01/12 15:03

個別銘柄ウォッチ(2009/1/12)

~ 相対的な業績の強さで買われてきた内需小売り系、これからは業績の見極めが大切。 ~

200901121.gif

ウォッチ銘柄のニュース・材料

タビオが12月月次を発表。既存店はマイナスへ。
日本プロセスは中間決算発表。現金価値以下で推移。
マクドナルドの12月月次数字。相変わらずの順調さ。
ハニーズの12月月次。ボロボロ。
ユニクロが12月月次を発表。強烈に強い。
ユナイテッドアローズの12月数字。弱い。

コメント

200901122.gifトリドールの上昇が止まらない。ここからはもう上がるから買う買うから上がるの領域で、上手に乗れる人は持ち続けてさらに儲けることができましょう。そうじゃなければ確定でいいんじゃないですか?いずれ下げきて再び買い場が来ますな、確実に。

残念ながらサンマルクを外す。外食の優良企業で3%配当は魅力的であるものの、割安かつ成長力のある企業という店ではどうしても見劣りする。この不景気もそれなりの業績で乗り切っていくとは思うが、それだけでは不十分だし、今はそんな事に賭ける場合じゃない。

200901123.gifユニ・チャーム ペットケアがようやく下げた。先週はこれまで堅調だった内需・小売り銘柄が下げて、外需・資源関連がずいぶん戻したわけだが、その中でユニチャームペットも売られた。それでもまだ割安さは無いのが苦しい。そろりそろりと買っていきたいですな。

タビオの月次は強くない。それに、それ以外のアパレル関連小売りの月次も12月からは急落の様相ですな。厳しいか。注意が必要じゃないですか?

200901124.gifハニーズやユナイテッドアローズ、ライトオンなどのアパレル小売りは12月から急激に月次数字が悪化している。1月の数字を確認してみるべきだけど、とりあえずは売っておくべきかと。相対的に業績の悪化度合いが低かった内需小売り系企業も、ここからは相当二極化で業績・株価が分かれていきますな。

ニトリはずいぶん売られた。様子をうかがいつつ買うチャンスを狙う。

日本プロセスは業績数字こそ悪かったけれど、計画通りの数字で、今ここでびっくりするのはバカな話ですな。相変わらず現金価値以下の評価と脂の乗った配当利回りでいいんですよ。

200901125.gif丸誠が利回4%割れまで買われた。再び6%近くまで株価下落してきたところでそろりそろりとポジションを取ればいいわけですな。

神戸物産の株価は急騰に近い形で上がりました。まだまだディフェンシブ銘柄で割安ではあるものの、ユニバースやベルク、マックスバリュ東海の魅力が高い。買っていくならそちらですよ。

ベルクをディフェンシブ銘柄として新規採用。食品スーパーではユニバースと並んで安いんじゃないですか?

同様にマックスバリュ東海をディフェンシブに採用。株主優待を入れれば利回は6%と高い。

トレーディング銘柄のアークは削除。サッシの偽装でストップ安のトクヤマを新規採用。

ゲームプラン・投資戦略
サンマルク タビオ トリドール ベルク マックスバリュ東海 ユニ・チャーム ペットケア 日本プロセス

2009/01/07 00:12

2008年末からの景気悪化スピードは内需企業の業績を直撃する

~ 相対的に業績が良く株価もOKだった内需系小売企業はこれから厳しい局面を迎える。 ~

何度も何度も繰り返しているけど、悪い景気は2008年の11月頃から悪化スピードを猛烈に加速させている。ここまで外需輸出型企業に比べて業績の悪化具合がましだった内需系企業の業績が悪化することは間違いないですな。

本日発表されたケーヨーの第3四半期決算発表を見てみる。第3四半期までは増収増益で、普通これを見たら通期でも増収増益を予想するわけですよ。しかし、この決算発表と同時にケーヨーは通期業績の下方修正を出している。

平成21年2月期 第3四半期財務・業績の概況

通期業績予想の修正に関するお知らせ

第3四半期の数字からは考えられないような下方修正ですよねえ。ケーヨー曰く、

米国の金融危機をきっかけとした経済情勢の悪化による景気後退が次第に深刻さを増し、消費者の購買意欲も急速に減速してまいりました。こうした中、12 月商戦は非常に苦戦し、最終四半期も消費マインドの冷え込みが一層厳しさを増すことが予想されることから、当初、想定した年間売上高ならびに利益を達成することが難しい状況となりました。

12月は全然売れなかったわけ。「非常に苦戦」という表現の裏にあるのは、開いた口がふさがらない程の売れなさと考えてよかろう。

さらに、昨日発表されたハニーズの12月月次を確認してみる。

月次データ

12月の数字はガクンと下がっていますな。この落ち込みは異常と言えるぐらいじゃないですか?

もう一つ、今日発表されたユナイテッドアローズの12月月次。

平成20年12月度(平成21年3月決算期)月次売上概況(速報)についてのお知らせ

これにしても「あれっ、なにかおかしいんじゃない?」って感じるような落ち込み。

12月下旬に既に発表されたライトオンの数字もおかしい。

ライトオンの11月月次、先月までとは違って弱い数字、株価は?

これからこういう、だめじゃん、っていうのはどんどん出てくる。外需輸出型企業だけではなくて、これまで踏ん張ってきていた内需に、ですよ。内需系の株価は比較優位の業績で堅調だっただけに、大きく下げる場面に何度も出会うんじゃないんですか?

数少ない勝ち組の業績拡大企業を絞り込む、内需の中でもさらにディフェンシブへ移動、突発性高配当銘柄でしのぐ、そういう某かの対応の必要がありましょう。

ゲームプラン・投資戦略
ケーヨー ディフェンシブ ハニーズ ユナイテッドアローズ ライトオン 高利回り

2009/01/06 23:11

アパレル関連小売セクターはそろそろ終わりです、ユニクロ以外は

~ 相対的に業績が良く株価も強かったアパレル小売り、これから業績は悪い方向へ。 ~

ユニクロの柳井社長が最近言っている通り、アパレル小売はこれからもっともっとしんどくなる。不景気風はますます強まるわけで、衣料品が飛ぶように売れるわけがない。

2009/01/06, 日本経済新聞 朝刊

柳井社長は現在の消費について「欧米はめちゃくちゃ厳しい。日本もそうなるのに他の小売業はまだ本当に厳しいと思っていない」と述べた。

ここまでアパレル関連小売には強い銘柄が多かった。ファーストリテイリングの好業績が牽引となり、ポイント、ユナイテッドアローズ、ハニーズ、しまむら、ライトオンなどが下げ相場の中で頑張ってきた。

強いというと右肩あがりの株価をイメージするかも知れない。強烈な下げ相場ではそれだけではなくて、値を保っているだけでも強いって事。

その理由は簡単で、外需・輸出・大きい物・固い物・贅沢品などに関連する企業業績がまさに奈落の底へたたき落とされている中で、アパレル小売関連企業の業績は悪くなかったから。ユニクロのように業績絶好調ではなくても、少なくとも相対的には業績が良かったということですな。

資金は安全なところへ逃避する。何もこれは日本の株式市場に上場しているちっぽけな企業間であっちへこっちへと逃避しているだけではなくて、もっとでっかく世界的に資金が安全なところへ逃避してきたのは今さら言うまでもない。

そういうわけで、アパレル関連小売には強い株が多かった。これからはそうは行かない。

そういう企業の業績もぐぐぐぐっと悪化するからね。悪化しない企業の株価だけは当然ながら強さを保ちましょう。今のところユニクロしか見あたらない。タビオも良さそうではある。

セクターローテーション的にアパレル関連小売を投資セクターの一つとしてきたわけだけど、そろそろ終わりに近づいたと言えましょう。

ゲームプラン・投資戦略
アパレル セクターローテーション ファッション ファーストリテイリング ポイント 小売り

2009/01/05 06:06

個別銘柄ウォッチ(2009/1/5)

~ 年末年始にじっくり考えた結果、MonotaRoとミネルヴァは180度方針転換する。 ~

200901045.gif

ウォッチ銘柄のニュース・材料

無し

コメント

200901041.gif年末年始を通してじっくり考えた。基本的には景気は悪くなる。製造・輸出・外需系の企業の悪化が著しいのは変わらないけれど、内需企業の業績ももっともっと悪くなるはずだ。その流れの中でウォッチ銘柄の位置づけも変わったものがいくつかある。

MonotaRoは外す。10、11月からの猛烈な実体経済の悪化をさすがに乗り切れないのかも知れない。前回のMonotaRoに関するエントリーとは180度考えが違うけれど、考え方は日々変わるもの。コロコロ変わってはダメだが、じっくり考えて変えるのは良い事ですな。MonotaRoに関してはそのうちエントリーを立てます。

200901042.gifMonotaRoは何となく思い入れのある銘柄です。将来性や古いものを壊していくビジネスモデル、社長の心意気や個人的にこの株でずいぶん儲けたことなどがその理由。相場に個別銘柄への思い入れは不要ですな。不要というか害にさえなる。

サンマルクは非常に迷っている。外食企業の中ではトップの優良企業だし、業績は安定的に伸びている。今期は減益しそうだけどね。サンマルクの3%配当は魅力的。しかしながら、これからの景気を考えると、さてどうなんだろう?迷うような銘柄は素直の外すのが正しいのだが。

200901043.gifミネルヴァを外す。景気の悪化は内需にもっともっと影響してくる。必需品でない小売は外しておくのが賢い。ここまでの業績は良いのだが、いつ悪化するかもしれないという事で、リスクは回避しておいた方が良い。

インフォマートはそろりそろりと買っていきたい。

三菱UFJのポジションを取るタイミングを探る。金融は今回のマーケット暴落で一番最初にやられたセクター。最初にやられたら最初に復活するわけではないけど、金融の厳冬は過ぎ去ったと思うんですね。これに関してはまたエントリーを立てたい。

200901044.gif丸誠は利回が低下してきたので4%に向けてポジション縮小を継続。

ビックカメラはとりあえずは思惑通りの動き。ストップ安の連続がなかったので戻り方もゆるいし、何と言っても値幅が取れないのがつまらないですな。とりあえず利益は出たのでトレーディング銘柄終了。

リサに限らず不動産銘柄は難しい。これもトレーディング銘柄終了。

ビックカメラとリサを外したのでトレーディング銘柄がなくなった。それではつまらないのでなんとなく動きそうと言う意味もない理由でアークを採用。

ゲームプラン・投資戦略
MonotaRo インフォーマート サンマルクホールディングス ミネルヴァ・ホールディングス

2009/01/05 06:06

2009年に相場が底を確認するための3つの条件

~ 相場には切り替えスイッチはない、悪化が止まり、悪ニュースに無反応になり、総悲観が必要。 ~

2009年になりました。株式市場だけじゃなくて、他にもいろいろと良い年になればいいなあと思いますね。

人の場合は新年を迎えて気持ちを新たに頑張ろうって、目標を立てたり思いを強くしたりで、スイッチを切り替えたり出来る。それが新年のありがたいところですよね。

屁理屈を言えば、そんなスイッチの切り替えは何も新年にやらなくても良い。思い立った日を新たなスタートとして頑張った方がいいに決まってる。新年が来るまでの時間がもったいないでしょ。

実際には、人間は感情の生き物なので、新年とか何かのきっかけがあった方がスイッチの切り替えがしやすい。だから、屁理屈を言わず、新年からスタートでいいじゃないか。

相場は残念ながらそんなスイッチを持っていない。

新年になったから相場つきがガラッと変わって今年はブル相場だなんてあり得ないわけですよ。もちろん、相場は人間が作るもので、その人間には感情があるから、新年からがんばろうで所謂ご祝儀相場みたいなのがあるかも知れない。しかしそんなものはすぐに終わって相場は向かう方へ向かう。

2009年を通して考えれば、2008年より酷いことはないと思っている。どこかで相場の底を確認できるんじゃないですか?ジグザグしながら苦しい相場が続き、終わってみれば全体的には上がっていたという展開。

相場が底打つにはいくつか条件がある。

まずは、経済環境が悪くなるのが終わること。終わるだけでいいのであって、良くなる必要はない。悪いままで横這いを続けてもOKってことです。悪化が止まるのが大切。

企業業績、アメリカの不動産、失業率、GDP成長率、信用収縮、車の売れ行き、まーいろいろあります。そういうものはまだまだ高スピードで悪化しているわけで、スローダウンから横這いがはっきりと見えてこない。

スピード悪化が止まって悪いながらも横這いになることをマーケットは待っている。

それから悪いニュースに反応しなくなること。

株価は悪いニュースが出るとドカンと下げる。それを消化しかけたところに再び悪いニュースが出てもう一段下げる。終わったかと思えば追い打ちの悪ニュースで暴落。本当に嫌になっったところでもう一度繰り返す。信じられないがもう一回。

そういう事ってあるでしょう?でしょうというか、2008年がまさにそういう年でしたな。

しかしいずれ株価が悪いニュースに反応しなくなる。ああまた最悪なニュースだなと思って株価下落を覚悟するわけだが、意外に株価は無反応だったり、ヘタすると上げたりする。

マーケットの底を確認するにはそんな状況になることが必要ですね。

最後に総悲観。全員が全員もうダメって言うことです。

実際には100%全員が弱気になることはあり得ない。当たり前。そういう事じゃなくて、趨勢として総悲観って事。

これは総楽観を考えると分かりやすいと思う。

個人投資家みんなが儲かったと言って自分の投資成績をブログで公開したり本を出版したりする。およそ投資とは関係ない雑誌までが投資を特集する。景気の悪いニュースが聞こえてこない。株価の評価に新基準が出てくる。(PERが高くなったのでナンチャラ指数で評価すると安いとか。)アナリストの株価予想はどれも強気、隣のおっちゃんまで株は上がると強気になる。

そういう事ですな。その逆が総悲観。

現状を考えてみると、悪化は止まっていない、悪いニュースにはだんだん反応しなくなってきている、総悲観に近づいている。

ということで、全体としては、じっくりゆっくり3つの条件が整う方向に進んでいる。

そういう状況を考えて2009年はジグザグしながら苦しい相場で最終的には上がっていたなあ、というようなマーケットを思い描いている。

ゲームプラン・投資戦略
相場観

2008/12/29 09:09

個別銘柄ウォッチ(2008/12/28)

~ 年末年始で動きは鈍く、取り立ててウォッチ銘柄に変化はないが、それでも少しずついろいろと。 ~

200812295.gifウォッチ銘柄のニュース・材料

ライトオンが11月月次を発表。数字は弱い。
タビオが第3四半期決算。予想通り業績好調。
ダイドードリンコの12月月次数字。月次の数字は悪い。
日本プロセスが上方修正。インパクト無し。

コメント

200812291.gifトリドールの株価が急騰。とりあえずは利益確定すべきですね。業績が良くて、バカみたいな高評価でもないのでじっと持ち続けたいと思うかも知れない。中期的にはそれでも報われるに違いないけれど、今の相場ではそういう戦略より急騰すれば利益確定の方が良いと思うのです。ブルマーケットとは違って、こんな相場では必ずエントリーポイントはやってくるから。

タビオが急騰。既に分かっていたことなのに、第3四半期決算の好調さを確認しての飛びつき買いが集まった感がありますな。とりあえずはホールドしていけばいいんじゃないですか?まだまだ低評価に放置されていると思いますね。

プロシップもかなり上げた。

ミネルヴァはストップ高を連続させたので利益確定は簡単でしたな。まだまだ安いので買っていける。

200812292.gifぐるなびはそろそろ買いに転向してもいいんじゃないかと。

12月末決算で権利落ちした物語コーポレーション。権利落ちで当然株価も下げたわけだけれど、意外と下げが弱いような気がしませんか?買い場を探っていきたい。

丸誠は配当利回り4.5%に低下するまで株価は上昇。現金修正PBRは1倍を越えてきましたな。大きな業績成長の見込めない高配当・低PBR銘柄は、その状況が無くなれば素直に売りであって、そろそろそういう状況に近づきつつある。

日清オイリオや日清製粉などの食品原材料メーカーはセクターローテーション銘柄の役割を終えたのかも知れない。小麦や大豆、とうもろこしなどのコモディティ急騰から急落へ激しくマーケットは動き終わった。ここからはもう一度知恵を巡らし年末年始にでも考えをまとめたい。

200812293.gif三菱東京UFJの株価は下げそうで下げない。まだ様子見で行きたいとは思うものの、今買っておかないとと言うような焦りもある。そういう気が急いているときはたいてい損するときなのでぐっと我慢している。

ライトオンの株価はいまいちな11月月次数字を受けて急落。そうじゃなくても利益確定水準でしたが。ここからはどうでしょうねえ。難しいですな。

日本調剤は中間決算説明会の動画あり。またエントリーを立てたいと思う。アインファーマシーズとはずいぶん株価の勢いに差があるが、今期業績が悪い日本調剤は仕方ないですな。

マクドナルドは決算末をまたいで下落。最低でも配当と優待分は下げて当然なわけですよ。クオーターパウンダーの発売時にサクラで行列を作るという、まあなんともグレーな事なんかをしているのはどうなんですか?

200812294.gifサイゼリヤは為替デリバティブの問題も落ち着いき、ボラティリティも低くなったのでトレーディング銘柄から削除。ここからはセクターローテーション銘柄候補として見ていきながら、場合によっては個別銘柄ウォッチに新規登場することもありましょう。

ハウス食品は商品回収の株価への影響はゼロ。株価は逆に上げた。これが本来の形でしょうな。ボラがないのでトレーディング銘柄から削除は当然です。

新規のトレーディング銘柄採用はもちろんビックカメラ。過年度決算修正で課徴金納付になりそうな気配で、とりあえずはストップ安で下げていますな。業績インパクトはそれほどではないと判断。どうなることやら。

ゲームプラン・投資戦略
タビオ トリドール ビックカメラ ミネルヴァ・ホールディングス 丸誠

2008/12/27 09:09

ビックカメラ、過年度決算を修正だが、インパクトは小さく、買い

~ BS、PLへの影響はそれほど大きく無く上場廃止もなさそう、ストップ安連続は投資家の恐怖だけだ。 ~

ビックカメラが過年度決算を訂正。

過年度決算の訂正について

不動産屋じゃないけど不動産がらみで問題が発覚。2002年に流動化した所有不動産の会計処理が不適切だったというもの。いつもの通りプレスリリースでは何も分からないので、日経新聞を確認。

2008/12/26, 日本経済新聞 朝刊

ビックカメラ、過去の決算訂正、SPCへの不動産売却「白紙」、会計処理を見直し。

 ビックカメラは二十五日、二〇〇二年八月期―〇八年八月期決算を訂正することを決めたと発表した。〇二年八月に実施した不動産流動化で池袋本店などの不動産を貸借対照表から外していたが、この会計処理を取り消して貸借対照表の資産に計上する。同社は現在、証券取引等監視委員会から調査を受けている。

 ビックカメラは本店ビルなどを二百九十億円でSPC(特別目的会社)へ売り二十億円の利益を計上。SPCへの出資は不動産時価の五%弱で、会計ルールでは出資比率が五%を超えなければ売却と認められる。

 SPCには豊島企画(東京・渋谷)も二五%を出資。同社はビックカメラから出資を受けていないが、新井隆二会長名義の株を担保に資金を借り入れるなど、親密な関係にあった。

 決算訂正で、ビックカメラは実質支配していた豊島企画を子会社とする。SPCへの出資比率は五%を超え売却は認められない。「最近のSPCに関する会計処理厳格化の流れを再検討し、保守的に見直すことにした」(同社)という。

 証券取引等監視委員会は二十五日、ビックカメラが不適切な会計処理を行い、その決算に基づき公募増資をしたことが金融商品取引法に違反すると判断し、同社と同社会長に課徴金納付命令を出すよう金融庁に勧告する方向で検討に入った。

このニュースでとりあえず翌日の株価はストップ安比例配分。ずいぶん売り物が残っているので週明けもストップ安しそうな気配ですな。

で、これは儲けのチャンスではないのか?こういう博打的な儲けはお遊びの範囲であって決して投資の中心ではないわけだけど、今回はちょっとお遊びしてみるのが良いのではないか?

まず、どれだけの業績インパクトがあるのかを考えなければなりますまい。会計のプロでは無いので、過去のPL、BSをどう修正するのか、分かりようもないが、それでも分かる範囲で考え結論を出す必要がある。間違いを覚悟で考えるわけですよ。

不動産売却高の290億は2002年の売上から引かれる。2002年の売上は1920億なので、売上の15%と大きい。その前年2001年の売上が1440億なので、2001年から2002年の売上伸び率33%が13%に低下する。

売却益の20億円は2002年のPLではどうやら経常利益に計上されている雰囲気。42億の経常利益が22億に下方修正される。利益半減ですな。こりゃひどい。2001年の経常利益は14億なので、それでも大幅増益には違いないが。

BSには売却不動産270億が固定資産として計上され、借入金が290億増える。当時の総資産額が990億、純資産額が87億、自己資本比率が9%。それが修正によって、総資産額1260億、純資産額87億、自己資本比率7%となる。

これ以降の年度に関しては、払ってきた賃貸料が支払利息に振り替えられるのだろうか。子会社化される豊島企画の業績が追加される。BSは不動産の分だけ肥大化して、前期のBSでは自己資本比率は26%から24%ぐらいに低下。

この不動産がどれぐらいの収益を上げているのかによるが、仮に収益ボロボロ赤字店舗なんかであれば減損の必要があるかもしれない。そうなれば純利はその分減る。

これぐらいは最低でも修正されるのだろう。他にもいろいろありましょう。全体として、それほどPL、BSにインパクトは無いんじゃないですか?増資が必要になったり、銀行からの借入ができなくなったり、そういうBSにはならない。PLにしても、大赤字に転落したり2003年以外の数字が大きく修正されることは無さそうですな。(減損除く)

証券取引等監視委員会は二十五日、ビックカメラが不適切な会計処理を行い、その決算に基づき公募増資をしたことが金融商品取引法に違反すると判断し、同社と同社会長に課徴金納付命令を出すよう金融庁に勧告する方向で検討に入った。

ということで、ヘタすると上場廃止基準に抵触したりしないか?東証の上場廃止基準はこうなっている。

有価証券報告書等に「虚偽記載」を行った場合で、その影響が重大であると当取引所が認めたとき

虚偽記載であり、重大であるから課徴金納付命令の勧告が出されようとしている。となれば、一応は上場廃止基準に該当する。該当すれば即上場廃止ではないので、東証がどう判断するかによる。まさか、これだけで上場廃止は無いだろうと個人的には考える。

監査法人はあずさ、主幹事は日興。株式の60%以上を創業者が保有。怪しい大株主はいない。有価証券報告書を見ても怪しさはない。

ずばり、買いですな。もちろん、短期トレーディングで。遊びの範囲の少ない資金で。

ちなみに、短期トレーディング銘柄というのは自分なりの基準がある。ボラティリティがあること。業績が良いこと、もしくは業績は悪くても良くなるんじゃないかと期待させるニュースが出たこと。割安であること。何か悪いニュースが出たりして売られていること。その売りの理由が単なる投資家のびっくりであること。ヘタこいて含み損になってもしばらくすれば株価回復する可能性が高いこと。ボロ株・仕手株ではないこと。そんなとこかな。

ゲームプラン・投資戦略
ビックカメラ 不動産 流動化 短期売買 虚偽記載

2008/12/25 13:01

来春の缶飲料の値上げはサントリーの撤回で微妙な情勢

~ 缶飲料の値上げがなければ利益の圧迫された飲料メーカーの業績回復がつまらないものになる。 ~

以前、来年春頃に缶飲料が値上げされるという情報がありましたな。しかし、この不景気のさなか、缶飲料の需要も下がり気味で、どうやら値上げは無くなりそうな気配です。一缶の値上げは10円の予定だったので、これは大きいですよ。

サントリーは値上げ撤回を決めた。業界2位の飲料メーカーが値上げしないのであれば、下位メーカーは当然値上げできないし、業界トップのコカ・コーラにしても値上げという賭けには出られますまい。

値上げは消費者には受け入れられないという判断ですな。

缶飲料の原料は、砂糖と容器(アルミなど)。それに香料や段ボールなどの包装。基本的にはそういった原材料価格は一時の暴騰からはずいぶん下げている。原油に至ってはアホらしいほど下落していますな。しかしながら、全体としてはまだ高めと言えましょう。

原料価格が下がった分の利益率向上は期待できる。しかしながら、値上げがなければ利益も伸びが大きくない。伸びても知れている。

自動販売機での売価はずっと100円だった缶飲料。1992年に10円値上げされて110円となった。もともと1989年の消費税導入時に値上げしようとしたができず、ずいぶん遅れての値上げとなった。

1998年、再度の10円値上げが実施される。前年に消費税率のアップがあったための値上げ。10円は消費税分以上なわけだが、原料価格の上昇やいろいろあります。

で、今回11年ぶりの値上げのチャンスが来たわけだが、どうやらダメになりそうです。

缶飲料関連ではダイドードリンコに注目してきました。ここのところ株価は順調ではあるものの、値上げができないとなると非常に嫌ですね。基本、値上げを見越して注目してきたわけで、その大前提が無くなってしまった今、よーく考えないといけない。

ゲームプラン・投資戦略
コカ・コーラ ダイドードリンコ 飲料

2008/12/22 17:05

11月から急激な景気悪化、外需企業のどん底はまだ先

~ 景気どん底のずっと前に株価は底を打つが、まだその段階にない。ディフェンシブ継続で。 ~

景気が悪いのは分かっています。特に気をつけないといけないのは、11月辺りからの落ち込みが猛烈なスピードだと言うことじゃないですか?

下の日経記事によれば、社長100人で

「急速に悪化している」と答えた経営者は前回調査(十月上旬)の一〇・八%から八六・八%に増えた。

わけです。この数字のジャンプは大きすぎますな。国内主要企業の100人なのだから景況感はよく分かっている人達ですよ。

先日のエントリーで日本電産の状況信越化学の状況を書いたが、まさに11月からの景気急減速を口にしていますね。

輸出は円高と世界的な需要減でますます鈍くなり失業者は増える。景気の悪化はまだまだ止まりませんな。

世界経済の悪化で、自動車、船、資源、電機、商社、その他もろもろ輸出・外需に頼る企業の株価は厳しい状況が続きます。チャートを眺めてみても、そいうい関連の企業で上がっている株を探すのは難しいんじゃないですか?

もちろんそれら企業の株価は景気が底を打つ前に上昇を始める。景気どん底の半年から1年ぐらい前に株価はどん底ですよ。それが株価は景気を先取りするって言うことですな。

まだもう少し待つべきだと思いますね。

ディフェンシブ、内需の中でも不景気に相対的に強い株、高配当・低PBR銘柄。まだこの辺りを中心に攻めるべきですね。

2008/12/22, 日本経済新聞 朝刊

景気「急速に悪化」86%、設備や人員「余剰」4割(社長100人アンケート)

 日本経済新聞社が二十一日まとめた「社長百人アンケート」によると、国内景気が「悪化している」との回答が九九・三%に達した。中でも「急速に悪化している」と答えた経営者は前回調査(十月上旬)の一〇・八%から八六・八%に増えた。設備や人員の余剰感が高まっており、年明けから設備の統廃合や雇用調整が一段と強まる可能性がある。一方で二〇一〇年春の新卒採用は四割以上が〇九年春と「変わらない」と答え、厳しい経営環境の中でも人材を確保する姿勢を示した。

(中略)

 国内景気の現状認識として「悪化に転じた」「緩やかながら悪化している」「急速に悪化している」のいずれかを選んだ経営者は九九・三%で、前回調査の九三・五%からさらに増えた。「拡大している」は前回に続きゼロだった。

ゲームプラン・投資戦略
ディフェンシブ マクロ経済 不景気 内需 高配当

2008/12/22 16:04

個別銘柄ウォッチ(2008/12/21)

~ くらコーポレーションが退場、チェルトと神戸物産を新規で追加。 ~

200812226.jpg

ウォッチ銘柄の材料

200812221.jpgMonotaRoが配当を開始。配当利回りは2%。
ミネルヴァが第1四半期と自社株買いを発表。9%の自己株で大きい。
くらコーポレーションが決算発表。業績回復は鈍い。
・ユニバースの東証一部指定が決定。
バンクテック・ジャパンの11月月次が発表された。

コメント

200812222.jpgMonotaRoが5000円の初配を決めて、翌日には株価はそれなりに上昇。その後はダラダラとしているので、買い増しするにはちょうど良いぐらい。権利落ちを待った方が心休まるかもね。

トリドールが直近高値を超えてきました。業績的にはまだまだ強気で大丈夫。出来高が急増しているのでとりあえずは利益確定、ポジション縮小もあり。岡三証券は強気レーティング。

200812223.jpgミネルヴァが第1四半期と自社株買いで急騰。それでも割安さは強い。

チェルトを新規に高配当・低PBR銘柄に追加。現金修正PBRは4.3と全然安くないけど、配当利回りは5.6%と文句無し。ディフェンシブ系で業績安定度は高く、キャッシュフローは豊富なので減配の心配もない。

200812224.jpgハウス食品がレトルト食品の回収をすることになったが、もし急落することがあればトレーディング銘柄として採用。株価が無反応なら手を出さず。

ユニバースの東証一部上場が決まって株価はストップ高の急騰。まだまだ安いけど、急騰の後には急落が来るのが世の常。

200812225.gifくらコーポレーションがいまいちな決算にも関わらず、株価はずいぶん上げた。株価に関わらずくらに魅力が無くなったので退場。

神戸物産をディフェンシブ銘柄に新規追加。配当利回り3%を越えてきた辺りで買い始めたい。

ミネルヴァ・ホールディングスはまだまだ安いのは間違いないが、これだけストップ高を連発した状況では利益を確定したい。買い戻すチャンスはいくらでもある。

物語コーポレーションの押し目が全くなくて非常に悩ましい。

ゲームプラン・投資戦略
MonotaRo チェルト トリドール ミネルヴァ・ホールディングス 神戸物産

2008/12/20 11:11

ハウス食品のレトルト商品、麻布十番の回収とトレーディング

~ 企業に起こるちょっとした事件に投資家が過剰反応するとき、そこに儲けのチャンスがある。 ~

200812191.jpgハウス食品が商品を回収。

レトルト商品「麻布十番<ビーフカレー><ビーフハヤシ>」商品回収に関するお詫びとお知らせ

最近ではサイゼリヤのピザにメラミンが混入していて返金されたり、日清食品のカップラーメンから農薬が出たりして問題になった。こういう時、株価は思いも寄らない下落を演じることがありますな。そして、その下落は思いがけない棚からぼた餅だったりする。

200812192.jpgサイゼリヤの場合、メラミン混入が発表されたのが10月21日。翌日からストップ安で、10月23日に底をつけ、そこから大きく上昇。

日清食品ホールディングスのケースでは殺虫剤混入が明らかになったのが10月23日。24日から暴落して28日に大底。その後はぐいぐいと値を戻す。

200812193.jpgこれらの問題が起きた10月は、マーケット全体に激震が走っていた時期だったので、ちょっとの悪ニュースでも投資家は過敏に反応し、株価が暴落したって要素はありましょう。10月に比べればましになったものの、今の相場だってぐちゃぐちゃです。

ハウス食品が叩き売られる可能性があるってことです。そして、もしそんなことがあれば買いって事です。

例え買ったとしても長居は無用ですよ。暴落前の水準に戻るちょっと手間ぐらいで大人しくさよならする。そういうプランで、プランを100%確実に守る事が大事ですな。

ゲームプラン・投資戦略
サイゼリヤ ハウス食品 日清食品ホールディングス

2008/12/15 12:12

個別銘柄ウォッチ(2008/12/14)

~ 不動産関連銘柄が大きく動いたので、リサ・パートナーズをトレーディング銘柄に。 ~

今週から個別銘柄ウォッチをしていこう。こうしてまとめることは自分の投資行動を考えるのに非常に役に立ちますな。自分の頭の中では常々考えられていることではあるけど、活字としてまとめてブログにアップするとより一層くっきりしてくるってわけ。

200812141.jpg

先週のウォッチ銘柄材料

物語コーポレーションが11月の月次を発表。相変わらずの順調さ。
サイゼリヤが為替デリバティブを損切りして特別損失額が決まった。株価のボラティリティは予想通り高まった。
ミネルヴァの11月月次。相変わらず売上は20%で成長。
三菱UFJの公募価格が決まった。今のところ公募価格を大きく上回る株価推移。
アインファーマシーズは中間決算を発表。調剤薬局はディフェンシブに伸びている。

コメント

トリドールの公募増資が終わって10日に売買開始されました。予想通りの値動きで、10日には公募価格付近まで下落。その後勢いよく上昇し、行ったり来たりしながらも上昇基調を持続。まだ安い。

ストック型ビジネスで高配当の安心感がある東急コミュニティが動き出した。

ファーストリテイリング、ニトリ、ライトオンなどの小売の好業績株が高値をとった。とりあえずは半分は利益確定していいんじゃないですか?下がるのを待って買い戻してもいいし、売った分はユナイテッドアローズやハニーズなんかに乗り換えるのもよろしいかと。

三菱UFJファイナンシャルは16日に新株が出てくる。公募価格までは下がらない感じだけれど、良いエントリーポイントになる予感。

政府の不動産会社支援策が刺激となって不動産株が騒がしい。どうせならということで、悪い中でも業績安心感のあるリサ・パートナーズをトレーディング銘柄に選定。サイゼリヤはデリバティブ損失の確定でストップ高&ボラ急上昇。もうしばらくは使えそう。

中国の経済支援がそれなりに効いてくるはず。それをプレイしたいならばやはりコマツを見ていくのがいいんじゃないですか?

ゲームプラン・投資戦略
コマツ トリドール リサ・パートナーズ 三菱UFJファイナンシャル 個別銘柄ウォッチ

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