2009/05/07 18:06

景気の底は見えた、ミソくそ相場が終わった時に買うべき銘柄は

今のマーケットコンセンサス。

景気の底は見えた、程度の差こそあれここからは回復する、今年後半にはプラス成長。

なぜそうなるかと言えば、マクロのデータが良くなってきているから。出てくるデータはどれもこれも、底打ちと解釈できるものばかり。中国を筆頭にアメリカでもそうだし、日本もそう。欧州は遅れている感じはあるけどね。

株価は半年先を織り込むわけで、回復するというコンセンサスである以上、株価は上がるわけですな。

株価はずいぶん上がった。まだ上がっている。

この状況で二通りの投資家に分かれる。一つは、乗り遅れたと焦って買っていく投資家、もう一つは、景気の底が見えたと言っても株価は上がりすぎだと様子見する投資家。

冷静に考えたい。

大型の景気敏感株はおよそ何でもかんでも上がっている。何でもかんでも上がるというのは、全部が売り叩かれて暴落するのと同じで、100%間違っている。ミソくそ一緒は常に間違いだと思うんです。これは何も株に限った事じゃない。ミソくそ一緒は失敗の元。

ミソくそ相場がどこまで行くのか、知らない。往々にしてミソくそ相場は行き過ぎる。行き過ぎているからミソくそなのに、それ以上に行き過ぎる。

仮にこの上げ相場が本当だとすれば、世界の景気はV字に回復するんでしょうね。

アメリカの消費者がジャンジャン浪費し、不動産価格は盛り返し、車は飛ぶように売れ、金融機関がガッポガッポ儲かる。中国は10%成長に戻って、新興国は資源で潤い、中東にオアシスがいくつもできる。日本もその恩恵を受けて幸せになる。そこまで行かなくても、そういう世界が来るという期待感がマーケットに蔓延する状況になる。

そうじゃなければ今の相場はどう考えてもやり過ぎじゃないですか?ワガママ一杯ユメ一杯で、変な期待感と乗り遅れた感が相場を押し上げている。

だからここは焦らない。慌てない。

ミソくそ相場がいずれ終わる。終わると株価はざっくり下がる。そこからですな、大切なのは。

銘柄の選別がされて、良いものは上がる、ダメなものは下がる、そうじゃないものは行ったり来たり。ミソはミソの相場がやってくる。今はミソがどれなのかよーく考えて、ミソくそ相場の終わりに備えておけばいいと思う。

つまり、景気の底は見えて、株価は回復を織り込む。それは間違っていない。今のミソくそ上げは間違っているけれど、上がるべき銘柄も十分ある。ミソくそ終わったときに、上がる銘柄を拾う。

景気後退の終わりの局面、景気回復がチラホラしている局面なのだから、景気敏感株に比重を置きたい。一口に景気敏感株と言ってしまえば元も子もないのは確か。

・電子部品、化学素材

生産が上がれば即需要が上がるという類の電子部品・材料・素材。優良大型株に限定したいと思う。景気の足取りが相当しっかりしないと、中小の収益性が低い企業は絶対に苦しい。このセクターは日本に銘柄が沢山ある。

需要先で言えば、ハイテク・ITでしょうね。それとエネルギー関連向け。自動車とか大型設備とか、そういう需要先は後回し。

・中国

月並みですけど、やっぱり内需。日本の中国関連株ではラチが開かないので、当然香港株になりますな。

・資源、コモディティー

金、食品コモディティーは外せない。少なくとも見続ける必要はありましょう。

天然ガスの価格の下げ具合ってチェックしてますか?惚れ惚れする下げ方で、これだけマーケットがラリーしている中にあって、異色の下げを演じている。天然ガス株になると、下げの具合は横這い程度に改善するけれど、それでも異色の上がらない株と言えるかと。ここは要チェックですな。

日本のマーケットには銘柄はないので、アメリカ市場でプレイすることになる。

・エネルギー

太陽光発電とリチウムイオン電池。原油価格が低いとイマイチつまらないというのはあるかも知れない。でもね、世の流れは止まらない。折に触れ話題になる。

太陽光発電のパネルやセルではシャープが大手ですけど、シャープを太陽光発電銘柄として買うのはつまらない。どうしてもアメリカ市場になりましょう。アメリカに上場している中国企業も沢山ある。

太陽光発電の製造装置とか部材とか、そういうのは日本にある。リチウムイオン電池も日本でOKかと。

・食料品、日用品、医薬品、医療品

大型ディフェンシブ銘柄でまだまだ安いのは沢山ある。過去にないまで利回りが高くなっていて、財務が良く、世界的な優良企業。これは景気云々で一気に上げたりはしないわけですけど、今買わずしていつ買うのかということ。

日本にも魅力的なのはあるけど、アメリカ銘柄に比べれば全然つまらない。S&P500に含まれる大型ディフェンシブ銘柄でピックアップすべきでしょうね。

・ハイテク

英語で言えばTechnology。テクノロジー・セクターは幅広いので一口に言うのは無理がありましょう。しかし、不景気からの脱出はハイテクが来ないと始まらないのはいつものこと。今回も同じでしょうねえ。

ハイテクの中で、業績見通しが良いもの、ガイダンスが引き上げられるもの、コンセンサスを上回るものを選ぶ。小型株は無視。汎用品ではなくて、優れた技術を持っていてフォーカスのあるビジネスで、名の知れた企業。

そこら辺からいくつかピックアップしたらいいんじゃないですか?

・個別銘柄

個別に成長力のある小型株で割安なものはどんな相場でも興味があるし、実際なにかしら持っている。セクターや景気に関係なく、グイグイ成長している企業はある。小型株になるのでよく調べて自分なりのシナリオで投資することになりましょう。

高配当で低現金修正PBRの銘柄も面白い。

小さなセクターで例えば、介護関連とか調剤薬局とか食品スーパーとか、それぞれ強気の理由がある。この辺は小型株で個別銘柄でもあり、日本の中でのセクター投資でもある。

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