食品スーパーを不景気相場のディフェンシブとして持つのは悪くない
食品スーパーをディフェンシブ銘柄として持っているわけだが、それは業績が悪くならないと考えているわけでは決してない。業績マイナス成長になってもちっとも驚かないし、それで株価が下がっても不思議はない。
スーパーの中でも食品スーパーに的を絞っているのはこのグラフの通りですな。総合スーパーは衣料品とか消耗品とか、食品以外の部分が嫌だから。そんなのに期待するならユニクロのファーストリテイリングとか大手のホームセンターを素直に買うべきですよ。
食品だってグラフの通りマイナスになる。
2008年度がプラスになっているのは単純に食品値上げがずいぶんされたからじゃないですか?今でこそ落ち着いたものの、小麦や大豆、とうもろこしなんかの農作物コモディティーの上昇は凄まじかったでしょ。だから数量ベースではマイナスの可能性も高い。
しかしポイントは、工業製品や素材、資源、固い物、大きい物と違って、いきなり前期比マイナス50%とか80%とかならないって事。せいぜいマイナス10%なわけです。これだけ不景気なんだから、そういう猛烈なマイナス分野と比べて超安定・安心・ディフェンシブです。
売上はそういう状況でも利益はどうなの?って当然思う。利益は苦しいでしょうな。値下げ競争は激しい。消費者は10円、20円にうるさい。日本のおばちゃんは厳しいんですよ。
とはいうものの、これも同じで、トヨタやソニーのようにいきなり莫大な赤字に転落する事はない。ない、というか、転落する食品スーパーもありましょう。競争に敗れればそんなの当たり前。
大切なのは、全部の食品スーパーがそうはならない事。
トヨタがダメなら日産もホンダもスズキもGMもFORDも、車屋さんは全部ダメの大赤字。デンソーもアイシンも、部品メーカーは全部ダメの大赤字。同業でこっちの企業はダメであっちの企業は良いなんてあり得ない。全部ダメ。
食品スーパー全部ダメにはなりませんな。ならば良いところを拾えばいいわけですよ。
食品スパーをディフェンシブとして持っているのはそういう考えがある。何もこんな考えは斬新でも奇抜でもない。みんな同じ事を考えている。だから値持ちが良い。それでいいじゃないですか。
この相場でそれ以上何を望む?
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