2008/12/25 13:01

来春の缶飲料の値上げはサントリーの撤回で微妙な情勢

以前、来年春頃に缶飲料が値上げされるという情報がありましたな。しかし、この不景気のさなか、缶飲料の需要も下がり気味で、どうやら値上げは無くなりそうな気配です。一缶の値上げは10円の予定だったので、これは大きいですよ。

サントリーは値上げ撤回を決めた。業界2位の飲料メーカーが値上げしないのであれば、下位メーカーは当然値上げできないし、業界トップのコカ・コーラにしても値上げという賭けには出られますまい。

値上げは消費者には受け入れられないという判断ですな。

缶飲料の原料は、砂糖と容器(アルミなど)。それに香料や段ボールなどの包装。基本的にはそういった原材料価格は一時の暴騰からはずいぶん下げている。原油に至ってはアホらしいほど下落していますな。しかしながら、全体としてはまだ高めと言えましょう。

原料価格が下がった分の利益率向上は期待できる。しかしながら、値上げがなければ利益も伸びが大きくない。伸びても知れている。

自動販売機での売価はずっと100円だった缶飲料。1992年に10円値上げされて110円となった。もともと1989年の消費税導入時に値上げしようとしたができず、ずいぶん遅れての値上げとなった。

1998年、再度の10円値上げが実施される。前年に消費税率のアップがあったための値上げ。10円は消費税分以上なわけだが、原料価格の上昇やいろいろあります。

で、今回11年ぶりの値上げのチャンスが来たわけだが、どうやらダメになりそうです。

缶飲料関連ではダイドードリンコに注目してきました。ここのところ株価は順調ではあるものの、値上げができないとなると非常に嫌ですね。基本、値上げを見越して注目してきたわけで、その大前提が無くなってしまった今、よーく考えないといけない。

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