カテゴリー: ゲームプラン・投資戦略

2009/10/05 07:07

アダルトコンテンツがモバイルインターネットのトラフィック激増の一因

~ データトラフィックの激増は通信機器・技術で解決するしかない、通信制限は一時しのぎ。 ~

ソフトバンクが通信速度を制限するというプレスリリースを出した。

通信品質確保対策の導入について

iPhoneでパケットし放題を使って際限なくデータをやりとりする人が増え過ぎたって事ですか。iPhoneだけではなくて、他機種の携帯やスマートフォンも当然あるけど、iPhoneという一言で片づけてしまう。

ドコモやauは既に制限を加えているらしい。

携帯やスマートフォンを使ってのネットコンテンツダウンロードは爆発的に増えているのは周知の事実。世界で3Gが最初に発展したのが日本。無制限のデータプランが導入されれば、トラフィックの増加は止まらない。これについてはモバイルインターネットということで何度も書いている。

でも通信制限をされるほど一体何をダウンロードしているのかと言えば、ご想像通り、アダルトコンテンツが大きい。携帯端末の画面が大きくなればアダルトコンテンツを見るのに不自由はありますまい。

Porn Downloads Strain Japan Phone Network, Prompt DoCoMo Curbs

アダルトコンテンツ大手のSoft On Demandの売上高は150億円もあり、最大手の北都(ウェブサイトが無い。。。今時、って思うけど、無くても十分やっていけるってことですな。)に至っては売上高が300億円もある。そのうちどれだけがモバイル・インターネット経由かは分からないものの、Juniperによればモバイル・インターネットのアダルトコンテンツの伸びは音楽コンテンツどころではないという。

SODや北都が上場していれば、最強の人気銘柄になることは確実。残念ながら上場していないし、今後も上場するはずはない。パチンコ屋と同じで上場できない。儲かって仕方ないだろうしキャッシュフローは超ジャブジャブだろうし、上場するインセンティブもないだろうけどね。

目を向けるべきなのは、増えすぎるデータ量をどうやって捌くかという点。ネットワーク機器はアップグレードされる必要があるし、優れた技術がどんどん導入されていくしかない。パケットに上限を設けたり、通信速度を規制したり、そんなのは一時しのぎでしかないのは誰でも分かっている。

モバイル・インターネット銘柄として列挙した企業が恩恵を被る。

ゲームプラン・投資戦略
スマートフォン モバイル・インターネット 携帯電話



2009/10/05 07:07

LEDエピウエハーが足りない、製造はMOCVD、面白い相場テーマ

~ 長期に需要が伸びる中で不足している物は儲かる物、それを作る会社の株も儲かる。 ~

LEDが長期テーマとして面白い事は間違いない。折に触れ相場テーマになってきたし、これから何度も相場を作っては壊すこともあるはず。個人的には、今日までLEDという切り口で投資したことはなくて、とりわけ力を入れて調べたこともない。遅いって言えば遅いですね。

DIGITIMESの記事ですけど、この話が本当だとすれば面白い。2012年までというのは話半分で聞いたとしても、そういう話をするのだから、足下でLEDウエハーが足りていないのは間違いないと思うんです。LEDチップを作るEpistarのCEOが言うのだから確実です。

Yvonne Yu, DIGITIMES [Wednesday 30 September 2009]

Global shortage of epitaxial LED wafers will not ease until 2012, says Epistar chairman

The existing global supply shortage of epitaxial wafers used to make LED chips for backlight modules (BLUs) will not relax until 2012, according to chairman of Taiwan-based LED chipmaker Epistar, Lee Biing-Jye, whose estimation is based on the current demand growth trend and makers’ expansion plans.

With an estimated global demand for 25 billion LED chips for notebooks alone in 2010, makers would need to add 140 sets of MOCVD (metal oxide chemical vapor deposition) machines and run at full utilization to meet the demand, Lee said, adding that expansions in 2010 are expected to be below 100 sets.

If a set of machine cannot be installed before April or May 2010, then it may have no contribution to shipments in the year, he said. Lee explained that a newly installed machine may need 3-6 months before production can start, and LED chipmakers may need another 4-6 months to receive client validation for the products made from the new machine.

Although orders for more than 200 sets of MOCVD machines have been placed with equipment suppliers currently, only about 100 of them will be ready for production in 2010, which is still 40 sets less than the demand requires, he said.

Lee added that expansion of global LED chipmakers is lagging demand growth in the market. And his estimation of the capacity shortage in 2010 has not taken into consideration of possible strong growth for the LED lighting market.

ここからの話は、少しだけ調べた情報を真偽確かめずに書いた物になる。これから自分で調べていくためのベースになる。正しい事もあれば、間違っている事もある。とりあえずここに書いておいて、時間をかけて少しずつ調べていくためのとっかかり。

だから、ここに書かれていることを信じてはいけません。嘘だらけですからね。

LEDを作るウエハは半導体や太陽電池を作る物とは違う。エピウエハーとかLEDウエハーとか呼ばれる。LEDウエハーを作っているのは、豊田合成や日亜化学、昭和電工、大同特殊鋼、ローム。もちろん、信越化学やSUMCOも。Epistarは大手。友達光電、Chi-Meiも。

豊田合成はEpistarにLEDチップの生産を委託している。豊田合成はなぜか生産設備を拡充して自前で増産する気がない。Epistarはフル生産。

ウエハーを作る方法もちょっと違って、MOCVD(有機金属化学気相蒸着法)と呼ばれる製法で作る。化合物半導体。MOCVD装置を作っているのは、ドイツのAIXTRON(AIXG)、アメリカのVEECO(VECO)、日本のアルバック、大陽日酸。日本でAIXTRONを扱っているのは丸文。

Chi-MeiはMOCVD装置を46台設置。第二工場では100台。友達光電も増強中。豊田合成や日亜化学からLED特許を取得する必要あり。

2007年のLEDチップのシェアは日亜がトップで24%。ドイツのOSRAM Opto Semiconductors、オランダのRoyal Philips Electronicsが、それぞれ10.5%、6.5%で2位、3位。2008年も同じ感じ。2009年は大きく動いているらしい。

Seoul Semiconductor、シチズン電子、豊田合成、台湾Everlight Electronics、台湾Kingbright Electronic、アメリカCREEが大手。

チップの収益性は高くないけど、総需要の伸びで儲かる。MOCVD装置が儲かる。

・豊田合成 ノートPC向けLED素子でシェア60%
・第一精工 LED搭載PC用コネクターでシェア80%
・ディスコ LEDチップ向け切断装置

2009年の市場規模は8500億円で、これは2008年比で+28%と伸び率は高い。

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ゲームプラン・投資戦略
AIXG LED MOCVD VECO エピウエハー

2009/09/09 22:10

Barrick Gold(ABX)、銀売りの金買い、全力投球で金ロング体制へ

~ 金価格が1000ドル超えたところでABXのこの動き、金のファンダメンタルを再考すべし。 ~

Barrick Gold(ABX)が銀を売って金を買う。つまり、金に超強気転換。金価格が1000ドルを超えたこの時点での超強気転換には考えさせられる。

Silver Wheaton(SLW)に$625Mで銀鉱を売るというプレスリリース。

Barrick Announces Silver Sale Agreement

シルバーウィートンという会社は全然知らないけど、カナダの銀採掘会社のようです。売上規模は250億円ぐらいですか。売却金額の$625Mは3年にわたって支払われる。まあ、それはいいんですけど、忘れてはいけないのは、銀価格は今とても強いこと。

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2008年の高値を抜き、もしかすれば1981年の高値にさえ届きそうな勢いがある。それなのにバリック・ゴールドは銀山を手放す。

銀は天井だと思っているということか、と最初思った。でもどうやらそうではないような雰囲気なのです。

Barrick Announces Plan to Eliminate Gold Hedges

バリックは銀を売ると同時に金を買うと言う。具体的には3Bの公募増資をして、その金でゴールドヘッジを外す。銀山の売却代金もヘッジ外しに使われるのでしょう。これで今後の金価格上昇を100%享受できる体制になる。全力で金ロング。Barrickとしては、金は上がるしかないと考えているわけです。

  • an increasingly positive outlook on the gold price. The Company expects global monetary and fiscal reflation will be necessary for years to come, resulting in an increased risk of higher inflation and a future negative impact on the value of global currencies; and

  • continuing robust gold supply/demand fundamentals.

バリックは短期投機のモーモー筋ではない。長期的な展望に立っている。それが全力金ロングとなると、1000ドルを超えた金をどうしようかと今一度考える必要が出てくるんじゃないですか。金のファンダメンタルを再考ですね。

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ABX

2009/08/31 11:11

アップル型のゲームソフト開発でモバイル・インターネットを征する

~ モバイル・インターネットでは自社開発へのこだわりより開発プラットフォーム提供で利益折半。 ~

ゲームソフトには任天堂型とアップル型がある。任天堂型は今までの主流で、決められた人だけがゲームを開発し、ある程度の質を満たした作品だけが販売される。こういう任天堂型のゲーム開発とは違い、アップル型のゲーム開発は誰でもする事ができ、自由度が高く、質の幅は広い。

iPhoneでダウンロードできるゲームソフトを開発するには、少しのお金を払って登録しさえすればいい。個人でもいいんです。自分で作ったゲームが売れれば、(比率は忘れたけれど)アップルと利益を分け合う。既に、がっぽりと儲けた個人ゲーム開発者も沢山出ている。

この状況だと、アップル型のゲームソフトの質はピンキリになる。そりゃそうですよねえ。それに大作は出づらい。莫大な開発費用をかけて作られるRPGみたいなものは作られにくいから。

逆に言えば、新発想でシンプルで低価格で面白いゲームソフトが作られる可能性は高い。スマートフォンでするゲームは短時間で繰り返しできて分かりやすい方がいいに決まってる。ヒットしているiPhoneゲームはそういう類の物で、ひとたび人気になれば噂は一気に広まってダウンロード数は急上昇する。

アップルはゲーム開発のプラットフォームと、ゲームプレイの端末であるiPhoneと、ゲームを売るネット上の店を用意すればいい。あとは好き勝手にゲームを開発してもらう。

これは新しい流れでもなんでもなくて、PCではWindowsというプラットフォームがあって 誰でも好きにソフト開発できる。個人でもシェアウェアという形で参加できる。

モバイル・インターネットのゲームでは特にアップル型のソフト開発が重要になると思う。それはモバイル・インターネットの使い方を考えると分かりやすい。先にも書いたように、シンプルで低価格で短時間ででき、次々と消費できるゲームソフトがモバイル・インターネットにはぴったりのはず。

だからこそ、DeNAもゲーム開発プラットフォームを開放する方向に動いたわけです。

「モバゲータウン」、ゲームのオープン化について

携帯ゲーム開発のAPIをオープンにし、プラットフォームを提供することで利益を得ていく方向。多分、アップルの成功を見て、自社だけでゲーム開発していくことの限界を感じたのではないですか?

同様に、ミクシィもソフト開発のプラットフォームをオープンにする。

ソーシャルアプリケーション「mixiアプリ」提供開始

ミクシィのSNSはPCベースのような気もするけれど、モバイル・インターネットに比重が移っていくだろうし、そうでなくても自社開発だけでは限界が見えるでしょ。

これからのモバイル・インターネットの流れの中で、ネットベースのプラットフォーム上手に提供した会社が勝ち残るのではないかと。その急先鋒はアップル。他にもいろいろある。儲かる株もいろいろあるんじゃないですか。

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appl アップル ゲーム ディー・エヌ・エー ミクシィ モバイル・インターネット

2009/08/28 09:09

アマゾンKindleの電子書籍、スマートフォンの一機能になる

~ スマートフォンがモバイル・インターネットのプラットフォームとして全てを取り込んでいく。 ~

アメリカではAmazonのKindleが売れている。

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ご覧の通りのコンパクトさで持ち運びには便利。持ち運びと言っても、屋外への持ち運びだけではなくて、自宅で読むときだって多分Kindleの方が本より便利なのではなかろうか。寝転がって本を読んだりする場合、柔らかい紙の本より堅いプラスチックの本の方が持ちやすいし読みやすいよね。

キンドルが売れているのであれば当然ながら電子書籍も売れている。

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IPOしたばかりのネット関連企業の売上高推移みたいな伸び。

アメリカの場合、書籍の再販制度が無く、書籍価格は売る人が勝手に決められる。キンドル版は紙版より安いので、それも人気の1つであることは間違いない。

ソニーがアマゾンKindleに追いつこうと、似たような電子本リーダー端末の販売に力を入れている。

で、この流れを考えると、いずれ電子本はスマートフォンに取り込まれると思うんです。KDDIだったかな、本が読めますよって言う携帯電話(スマートフォン?)のCMやってるでしょ。あれね。

現段階ではiPhoneには電子書籍のダウンロードサービスはない(と思う)けれど、App Storeのメニューにそのうち加わる。

スマートフォンは日本でも売れ行きはぐんぐん伸びている。

2009/08/28, 日本経済新聞 朝刊

スマートフォン、シェア1割突破、7月台数、民間調べ、「手軽なネット端末」人気に。

 国内携帯電話販売で、パソコンに近い性能を持つ高機能端末「スマートフォン」が伸びてきた。調査会社BCN(東京・文京)によれば、7月は台数シェアで初めて1割を突破。一般の携帯機種の販売不振が続く中、手軽に使えるインターネット端末として、デジタル家電製品の今後のけん引役となる可能性もある。

 BCNがまとめた全国の家電量販2300店の販売実績によると7月のシェアは12%で、過去最高だった6月の9%を更新した。6月にソフトバンクが売り出した米アップル製携帯「iPhone(アイフォーン)3GS」や、7月発売の「グーグル携帯」と呼ばれるNTTドコモ向け端末が貢献したとみられる。

 スマートフォンは一般の携帯に比べ画面が大きく、動作も速いためホームページが見やすく、パソコン向け文書を管理できる利点がある。販売台数は今春以降は前年の2~3倍の水準で推移。今年7月は、アイフォーンの国内初代機種発売に沸いた昨年7月と比べても1割近く多かった。

 一方、一般の携帯を含む全体の台数は、昨年来、前年同月比2~3割減のペースが続いている。

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アマゾン スマートフォン モバイル・インターネット 携帯電話 電子書籍

2009/08/22 08:08

モバイル・インターネットが新時代の長期成長テーマになるのか

~ 増え続けるデータを捌く通信機器関連が一番恩恵を被る、コンテンツは廃り流行り。 ~

Jim Cramerが長期成長テーマとして押しているのがモバイル・インターネット関連。つまり、携帯がスマートフォンに進化し、ノートPCがネットブックに進化し、これまでPCがメインで発展してきたインターネットがモバイルにグングン広がっていくというストーリー。

Cramer’s Mobile Internet Index

携帯文化が早くに開花した日本では、既に携帯インターネットが十分すぎるぐらい発展している。携帯電話でPC並のインターネット環境は持てるし、コンテンツは豊富でワンセグだってある。お財布ケータイやデジカメなどの機能は当たり前。

そういう環境にいる日本人からすると、今さらモバイル・インターネットと言われても、とっくに長期成長テーマのような気がすると思うんです。実際、たくさんの携帯関連銘柄が相場になったし、今だって相場を作っている。特に、携帯コンテンツ銘柄は高成長で高株価なものが多い。

ただ、長期成長テーマとしては日本のモバイル・インターネット銘柄はイマイチ弱い気がする。携帯コンテンツは流行りものなので、いつユーザーが頭打ちになってもおかしくない。あるコンテンツが廃れれば別のコンテンツが流行るだけ。

一方、ジム・クレイマーがモバイル・インターネット銘柄として挙げているのは、コンテンツではなくてスマートフォンやその部品、通信機器などの企業。これらは、廃り流行りというものではなく、モバイル・インターネットという世の中の流れが続く限り恩恵を被ることになるのではなかろうか。

ジム・クレイマーのモバイル・インターネット銘柄のうち、とりわけ気になるのは、Starent Networks, Corp. (STAR)、Cisco Systems, Inc. (CSCO)、CIENA Corp. (CIEN)、ADC Telecommunications Inc. (ADCT)、Tellabs Inc. (TLAB)の5銘柄。これらは全部通信機器関連の会社。

なぜこれらが気になるかと言えば、モバイル・インターネットでやりとりされるデータ量は、うなぎ登りに増加すると思うから。PCインターネット環境でもそうだけれど、とにかくインターネット上を流れるデータ量は増え続けている。いろいろな統計データを見ると、最低でも年率+50%で増加している。

そりゃそうだよねえ、かつて文字だけだったインターネットは、イラストになり、画像になり、高画質画像になり、動画になり、高画質動画になった。いくら圧縮技術を使ってもデータ量は劇的に増え続けるしかない。

モバイル・インターネットで増え続けるデータ量を捌くのが上に挙げた会社の通信機器になる。

通信機器以外の銘柄も一応列挙しておく。(とりあえず分類してはいるものの、詳細調べていないので分類が間違っている可能性あり。)

Google Inc. (GOOG)、Apple Inc. (AAPL)、Research In Motion Ltd. (RIMM)、Palm, Inc. (PALM)。この辺は誰でも知ってますな。ズバリ、スマートフォン。

スマートフォンに使われる部品では、Broadcom Corp. (BRCM)、RF Micro Devices Inc. (RFMD)、Skyworks Solutions Inc. (SWKS)、ON Semiconductor Corp. (ONNN)、Cypress Semiconductor Corporation (CY)、Tessera Technologies Inc. (TSRA)、SanDisk Corp. (SNDK)、NetLogic Microsystems Inc. (NETL)、Xilinx Inc. (XLNX)。

QUALCOMM Inc. (QCOM)は部品も作っているけど、CDMAなどの通信技術が大きい。クアルコムの技術を使わずして、携帯電話もスマートフォンも作れないし、モバイル・インターネットもあり得ない。

最後にアンテナなどの通信設備。Tekelec (TKLC)、CommScope Inc. (CTV)。

クレイマーの考えでは、このモバイル・インターネットという長期成長テーマは、ウィンドウズ95の登場やインターネットの登場に匹敵する程の力を持っている。そうなればまさに新時代の投資テーマとなるよねえ。

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ADCT CIEN CSCO STAR TLAB スマートフォン モバイル・インターネット 通信機器

2009/08/04 21:09

民主党が政権を獲る、製造業派遣と介護というズバリを忘れない

~ 製造業派遣と介護、民主党が勝たなくてもこの2つのテーマにはじっくり取り組む流れがある。 ~

個人的な好き嫌いは関係なく、今度の総選挙では民主党が政権を獲ると思う。日本人は何も民主党に期待しているわけではないと思うんです。まして自民党より民主党が優れているを考えているわけでもない。

変化を好まないこの島国の人達も、とにかく何だか分からないけど何かを変えないといけないなあ、と感じていて、自民党には辞めてもらおうと思っている。結果として民主党が選ばれる。

そんな流れなのではなかろうか。

で、民主党が政権を獲ることがマーケットに与えるインパクトを皆さん考えるわけです。ストレートに考える人もいるし、そんなに巡り巡って考えるの?って驚くほど手の込んだ考え方をする人もいる。

後者はアナリストやエコノミストや政治好きの人に任せる。前者のズバリセクターは、ズバリであるがために以外と無視してしまうこともあるよね。覚えておいて損はない。

ズバリ「悪影響」を受けるのは製造業派遣で間違いない。

民主党のマニフェストから。

39.製造現場への派遣を原則禁止するなど、派遣労働者の雇用の安定を図る

【政策目的】

○雇用にかかわる行き過ぎた規制緩和を適正化し、労働者の生活の安定を図る。
○日本の労働力の質を高め、技術や技能の継承を容易にすることで、将来の国力を維持する。

【具体策】

○原則として製造現場への派遣を禁止する(新たな専門職制度を設ける)。
○専門業務以外の派遣労働者は常用雇用として、派遣労働者の雇用の安定を図る。
○2ヵ月以下の雇用契約については、労働者派遣を禁止する。「日雇い派遣」「スポット派遣」も原則禁止とする。
○派遣労働者と派遣先労働者の均等待遇原則を確立する。
○期間制限を超えて派遣労働者を受け入れている場合などに、派遣労働者が派遣先に直接雇用を通告できる「直接雇用みなし制度」を創設する。

民主党うんぬんに関わらず、製造業派遣はグレーなビジネスであって、今のままの状態が続いていくことは考えづらい。兎にも角にも向かい風の強いセクターと言えましょう。

製造業派遣企業

・ラディア
・UTホールディングス
・フルキャスト
・アウトソーシング
・ワールドインテック
・日本マニュファクチ
・トラスト・テック
・エスプール

ズバリ「好影響」を受けるのは介護で間違いない。

25.介護労働者の賃金を月額4 万円引き上げる

【政策目的】

○全国どこでも、介護の必要な高齢者に良質な介護サービスを提供する。
○療養病床、グループホーム等の確保により、介護サービスの量の不足を軽減する。

【具体策】

○認定事業者に対する介護報酬を加算し、介護労働者の賃金を月額4万円引き上げる。
○当面、療養病床削減計画を凍結し、必要な病床数を確保する。

これもまた、民主党政権でなくてもどうにかしないといけないセクターであって、追い風が吹いていることは疑いようもない。実際、自民党のマニフェストでも介護についてはプラスの言葉ばかりが並んでいる。

介護銘柄

・ニチイ学館
・メッセージ
・ツクイ
・シダー
・やまねメディカル
・ジャパンケアサービ
・セントケアHLD
・ロングライフHLD
・メデカジャパン
・ケア21
・メディカル・ケア・サービス
・光ハイツ・ヴェラス
・ラディアHLD
・ケアサービス

とりあえず全部列挙はしましたが、メデカジャパン以降は基本的に投資不適格なので無視して大丈夫。

後は、高速無料で運輸業があれやこれや、新エネルギー関連で太陽光発電がどうたらこうたら、リフォーム促進で住宅産業が、などなど、いろいろありましょう。こういう拡大解釈されたテーマはどちらかといえば、テーマのためのテーマで、短期筋が飛びつくだけのもの。その辺の話はこれから沢山出てくるだろうし、そういう飛びつきやすいテーマは少なくとも1回は相場になる。相場の大小、長短はいろいろあってもね。

基本的には、現実性のないお昼のワイドニュースのようなテーマは完全に無視する。本当に底で静かに大きく流れているテーマがあれば、それにはじっくり取り組んでいこう。

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介護 政治 製造業派遣

2009/07/27 17:05

インフレはいずれ来る、気長に待ちながら準備する必要がある

~ 失業率の低下とCPIの上昇、この2つが出てきたらインフレに強気になる準備、考えておく。 ~

ウォーレン・バフェットが子供達にファイナンスと投資について教えるアニメが制作される。Secret Millionaire’s Clubというプログラム。バフェット自身が声優を務めている。ちなみに、ギャラはなしらしい。

アニメとは関係ないけれど、インタビューの中でインフレについて話している。特に新しい考えでもないし、今さらごちゃごちゃ言う話でもない。でもね、インフレはやがて来るっていう大前提だけは忘れないようにしておきたいと思うんです。ジム・ロジャースも言うように、輪転機を高速でグルグル回し続けてお金を刷れば、インフレは来る。

it isn’t because it’s going to happen next week or next month or ten months from now. But ten years from now the dollar will buy a lot less than it buys now. That will be the consequence of what we’re doing now. That doesn’t mean what we’re doing now is wrong at all. We’re doing the right things, but what we’re doing have consequences. And some of the medicines we’re delivering, it will be very hard to deliver a total offset to.

the Fed needs to be doing what it’s doing now. It will have, it will have after-effects, and we’ll be facing those, and they’ll be addressed at that time. But I don’t think you can do what we’re doing now, and are going to be doing, without having real inflationary possibilities down the road. But that doesn’t mean I think he’s doing the wrong thing.

アメリカのインフレは気長な話だ。将来起こるインフレを今考えて、なにがしかの投資行動を起こし、半年後や1年後に儲かるなんて話じゃない。中国の政府補助で液晶テレビが売れているから友達光電や部材メーカーを買う、というような、目先に儲かる話ではないって事。

しかし、いずれ大きなテーマになりましょう。その時にどうするか。考えておいて損はありますまい。

果たしてインフレがテーマになるキッカケはあるのかないのか?ビル・グロスは、失業率の低下が始まったときが一つのキッカケというような事を以前言っていた。キッカケというか、失業率の低下が始まらないうちはインフレも来ないという趣旨だった。

失業率の低下が始まり、CPIが上昇方向に舵を切れば、いよいよインフレが話題になってくるって事ですか?

ジュリアン・ロバートソンも5年以内のインフレに賭けているのも参照。

インフレがダイレクトに効いてくる投資対象としてすぐに思い浮かぶのは、コモディティーと利回りETF(TBT)ですか。いずれインフレプレイがいろいろと出てくると思う。気長にね。

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Bill Gross Jim Rogers Julian Robertson Warren Buffett アメリカ インフレ

2009/07/25 23:11

景気敏感株は追わない、ディフェンシブと成長株、新エネルギー

~ 世界景気はV字回復しない、その前提で日本株の投資戦略を練る、景気敏感株は味付け。 ~

先の3つのエントリーは景気敏感株に関するもの。半導体や液晶パネル関連は、急激に落ち込んだ景気の影響をもろに受け、業績はかつてないほど急落した。それがここに来て一気に戻し始めているという話。株価はとっくに底を付け、どの株も数倍ぐらいにはなっている。

そういう株がこれからも上げ続けるだろう、という考えで業績についてメモしているわけではない。基本的には、こういう株をここからじっくりと腰を据えて持ち続けるなんて自分にはできない。もしそういう気持ちがあるのなら、それは、中国だけじゃなく、アメリカもヨーロッパも日本も、世界全体で景気が元に戻ると信じている人じゃないですか?つまり、世界景気のV字回復を前提にしているってこと。

相場は今起こっていることでは動かない。これから起こることで動く。そして何より、人々の期待と絶望、欲望と恐怖で動く。

だから、こういう景気敏感株はもっと上がるかもしれない。その可能性は十分ある。だってね、7~9月期は4~6月期より業績が良いわけだし、景気の底は打ったわけだし、先々良くなっていくという期待が渦巻いているわけだから。もしかしてV字回復なの?って感じ。

でも自分はV字の景気回復は信じていない。だからこれ以上にこういう株を買って行くことはできない。

しかしながら株価には勢いがある。相場と自分が合わなければ無視しておけば良いのですけれど、それはちょっとモッタイナイ気持ちもある。となれば、こういう景気敏感株は相場つきを眺めながらのスイングトレード的に売買になる。

ある程度の中期で持ち続ける銘柄は、やはり景気に左右されないディフェンシブな銘柄になる。ただしガチガチのディフェンシブはつまらないし、何より儲からない。損しなくても儲からないのでは意味がない。

ディフェンシブな性格を持ちながらも、成長していくことが確実な企業。これが今のところちょこまか売買せず持ち続ける銘柄になる。調剤薬局や後発医薬品などの医療関連、老人ホームや通所介護、デイケアサービスなどの介護関連、犬や猫のペット関連などが当てはまる。

このようなセクターの株は確かにここ数ヶ月の景気敏感株に比べたら、屁のつっぱりにもならないパフォーマンスだった。でもそれは問題じゃあない。そんな事を分かり切っていたこと。

それから、主に小型株で個別に成長力のある銘柄は外せない。ネット関連企業やIT関連企業に多いですけど、業績がグイグイと伸びている会社は沢山ある。それらはビジネスモデルを見て、業績を見て、流行り具合を見て、将来性を考えて、個別に買っていける。

できることなら、例え株価が上がっても、中長期的な視点での成長を信じて持ち続けていきたいとは思う。でも、今はまだそういう相場じゃない。成長が十分評価されたり、噴き上がったりすれば利益確定する。

最後に、新エネルギー関連株。日本の企業で新エネルギー関連といえば、太陽光発電と電池関連になる。新エネルギー関連といっても、純粋に新エネルギーだけをプレイできる銘柄はなく、どうしても景気敏感株の側面を併せ持つ。その辺りは難しい。

じわり成長するディフェンシブ株を持ちながら、小型の成長株で爆発力を補い、悩みながら新エネルギー株に投資し、相場次第で景気敏感株のスイングトレードで味付けする。

日本株の投資戦略はこんな感じで今までと大きくは変わっていない。(アメリカ株と中国株はまた違っている。)

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ディフェンシブ 投資戦略 新エネルギー 日本株 景気敏感株 相場観

2009/07/16 18:06

ドラッグストアセクターには弱気、それでも安すぎる銘柄がゴロゴロ

~ 改正薬事法や合従連衡など、ドラッグストア業界には向かい風ばかりで株は安い。 ~

基本的に、ドラッグストアセクターにはベアです。ベアと言うよりは、ネガティブが多いので無視というのが正確ですか。

薬事法改正で大衆薬が(ほぼ)どこでも売ることができるようになった。薬で儲けて他商品を安く売るビジネスモデルは苦しいわけです。

加えて、ドラッグストアは中小企業が好き勝手に店舗を出しているので、これから合従連衡が進まざるを得ない。大手には有利でも、中小には不利。でも、2つの企業が1つになるのは日本の企業文化だとなかなか進まない。だから苦しい。

そういう考えだから、ドラッグストアセクターは時々まとめてチャートを眺め、出てきた決算短信をさらっと読み流す程度なんです。業績が良くて株が安くても、チャートが良さそうでも興味がわかない。

しかしながら安い株が多いね、ホントに。薬王堂とかクスリのアオキ。他にも小型のドラッグストア株。あまりに安すぎませんか?

小型のドラッグストアに激安銘柄が多いのは、先に書いたように、規模が小さければ小さいほど向かい風が強いと思われているからでしょう。実際その通りに風は強いと思う。

ひょっとすると、ふとしたきっかけで、あれ?これっていくら何でも安すぎなんじゃない?という投資家の心変わりがあるかもしれない。そうなればぐーんと株価は伸びる。

個人的にはやっぱり無視だけどね。

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クスリのアオキ ドラッグストア 医薬品 改正薬事法 薬王堂

2009/07/07 08:08

エヌ・ピー・シー、セクシーな太陽光発電テーマの本命銘柄

~ テーマやセクターは業績に先行して考えられるし、株価においても先行する。 ~

エヌ・ピー・シーの第3四半期決算。

平成21年8月期 第3四半期決算短信

太陽光発電関連銘柄のど真ん中本命です。

数字が良いのは分かっていたこと。先月末には上方修正を発表している。今時貴重な上方修正ですな。

当社グループの主力事業である太陽電池製造装置事業におきましても、前連結会計年度と比較して引き合い数が若干弱含むなどの影響が出ております。しかしながら、技術力や実績のある太陽電池メーカーでは依然、事業が堅調に推移していることから、景気後退による太陽電池の最終需要の落ち込みは一時的なものと予測されます。さらに、各国における新エネルギーの電気の利用を促進する制度等を追い風に、太陽電池市場の普及は地域的な広がりをみせてきております。これらのことにより、地域的に時間差を伴うものの、製造装置市場は早ければ今秋あたりから徐々に回復基調になるものと予想しております。

受注の状況(太陽電池製造装置のみ)を確認すると、受注高は前年同期比で-27%、受注残高は-24%。確かに引き合いが弱含んでいる。

普通は受注が減っているような状況は嫌われる。でも、こと太陽光発電関連については、将来性ばかりに注目が集まるし、それで株価が決まる。

つまり、NPCの言うように、今秋ぐらいから再び引き合いが活発になる。そして、太陽光発電マーケットは成長軌道に戻り、受注がグングン回復し、業績が伸びる。そういう流れをマーケットは期待し、株価に反映させているわけです。

太陽光発電関連銘柄はテーマが業績に先行し、株価も業績よりテーマで動く。これは忘れちゃいけない。

太陽光発電というテーマは、新エネルギーというセクターの一部。新エネルギーというセクターに関しても、セクターが業績に先行し、株価も業績よりセクターで動く。

その中で、より優秀で将来性があり、業績が追いついてくる銘柄の株価が、テーマ・セクター銘柄の中でも飛び抜けて株価が上がる。

そういう銘柄と、どこかにポツンと取り残された、セクシーなテーマやグラマーなセクターに属していない好業績銘柄と、同じように投資していたのではダメじゃないですか?

ゲームプラン・投資戦略
エヌ・ピー・シー セクター テーマ 太陽光発電 太陽電池 新エネルギー

2009/05/07 18:06

景気の底は見えた、ミソくそ相場が終わった時に買うべき銘柄は

~ 景気の流れでセクターを考え、個別に業績拡大が期待できるものをピックアップする。 ~

今のマーケットコンセンサス。

景気の底は見えた、程度の差こそあれここからは回復する、今年後半にはプラス成長。

なぜそうなるかと言えば、マクロのデータが良くなってきているから。出てくるデータはどれもこれも、底打ちと解釈できるものばかり。中国を筆頭にアメリカでもそうだし、日本もそう。欧州は遅れている感じはあるけどね。

株価は半年先を織り込むわけで、回復するというコンセンサスである以上、株価は上がるわけですな。

株価はずいぶん上がった。まだ上がっている。

この状況で二通りの投資家に分かれる。一つは、乗り遅れたと焦って買っていく投資家、もう一つは、景気の底が見えたと言っても株価は上がりすぎだと様子見する投資家。

冷静に考えたい。

大型の景気敏感株はおよそ何でもかんでも上がっている。何でもかんでも上がるというのは、全部が売り叩かれて暴落するのと同じで、100%間違っている。ミソくそ一緒は常に間違いだと思うんです。これは何も株に限った事じゃない。ミソくそ一緒は失敗の元。

ミソくそ相場がどこまで行くのか、知らない。往々にしてミソくそ相場は行き過ぎる。行き過ぎているからミソくそなのに、それ以上に行き過ぎる。

仮にこの上げ相場が本当だとすれば、世界の景気はV字に回復するんでしょうね。

アメリカの消費者がジャンジャン浪費し、不動産価格は盛り返し、車は飛ぶように売れ、金融機関がガッポガッポ儲かる。中国は10%成長に戻って、新興国は資源で潤い、中東にオアシスがいくつもできる。日本もその恩恵を受けて幸せになる。そこまで行かなくても、そういう世界が来るという期待感がマーケットに蔓延する状況になる。

そうじゃなければ今の相場はどう考えてもやり過ぎじゃないですか?ワガママ一杯ユメ一杯で、変な期待感と乗り遅れた感が相場を押し上げている。

だからここは焦らない。慌てない。

ミソくそ相場がいずれ終わる。終わると株価はざっくり下がる。そこからですな、大切なのは。

銘柄の選別がされて、良いものは上がる、ダメなものは下がる、そうじゃないものは行ったり来たり。ミソはミソの相場がやってくる。今はミソがどれなのかよーく考えて、ミソくそ相場の終わりに備えておけばいいと思う。

つまり、景気の底は見えて、株価は回復を織り込む。それは間違っていない。今のミソくそ上げは間違っているけれど、上がるべき銘柄も十分ある。ミソくそ終わったときに、上がる銘柄を拾う。

景気後退の終わりの局面、景気回復がチラホラしている局面なのだから、景気敏感株に比重を置きたい。一口に景気敏感株と言ってしまえば元も子もないのは確か。

・電子部品、化学素材

生産が上がれば即需要が上がるという類の電子部品・材料・素材。優良大型株に限定したいと思う。景気の足取りが相当しっかりしないと、中小の収益性が低い企業は絶対に苦しい。このセクターは日本に銘柄が沢山ある。

需要先で言えば、ハイテク・ITでしょうね。それとエネルギー関連向け。自動車とか大型設備とか、そういう需要先は後回し。

・中国

月並みですけど、やっぱり内需。日本の中国関連株ではラチが開かないので、当然香港株になりますな。

・資源、コモディティー

金、食品コモディティーは外せない。少なくとも見続ける必要はありましょう。

天然ガスの価格の下げ具合ってチェックしてますか?惚れ惚れする下げ方で、これだけマーケットがラリーしている中にあって、異色の下げを演じている。天然ガス株になると、下げの具合は横這い程度に改善するけれど、それでも異色の上がらない株と言えるかと。ここは要チェックですな。

日本のマーケットには銘柄はないので、アメリカ市場でプレイすることになる。

・エネルギー

太陽光発電とリチウムイオン電池。原油価格が低いとイマイチつまらないというのはあるかも知れない。でもね、世の流れは止まらない。折に触れ話題になる。

太陽光発電のパネルやセルではシャープが大手ですけど、シャープを太陽光発電銘柄として買うのはつまらない。どうしてもアメリカ市場になりましょう。アメリカに上場している中国企業も沢山ある。

太陽光発電の製造装置とか部材とか、そういうのは日本にある。リチウムイオン電池も日本でOKかと。

・食料品、日用品、医薬品、医療品

大型ディフェンシブ銘柄でまだまだ安いのは沢山ある。過去にないまで利回りが高くなっていて、財務が良く、世界的な優良企業。これは景気云々で一気に上げたりはしないわけですけど、今買わずしていつ買うのかということ。

日本にも魅力的なのはあるけど、アメリカ銘柄に比べれば全然つまらない。S&P500に含まれる大型ディフェンシブ銘柄でピックアップすべきでしょうね。

・ハイテク

英語で言えばTechnology。テクノロジー・セクターは幅広いので一口に言うのは無理がありましょう。しかし、不景気からの脱出はハイテクが来ないと始まらないのはいつものこと。今回も同じでしょうねえ。

ハイテクの中で、業績見通しが良いもの、ガイダンスが引き上げられるもの、コンセンサスを上回るものを選ぶ。小型株は無視。汎用品ではなくて、優れた技術を持っていてフォーカスのあるビジネスで、名の知れた企業。

そこら辺からいくつかピックアップしたらいいんじゃないですか?

・個別銘柄

個別に成長力のある小型株で割安なものはどんな相場でも興味があるし、実際なにかしら持っている。セクターや景気に関係なく、グイグイ成長している企業はある。小型株になるのでよく調べて自分なりのシナリオで投資することになりましょう。

高配当で低現金修正PBRの銘柄も面白い。

小さなセクターで例えば、介護関連とか調剤薬局とか食品スーパーとか、それぞれ強気の理由がある。この辺は小型株で個別銘柄でもあり、日本の中でのセクター投資でもある。

ゲームプラン・投資戦略
エネルギー コモディティー ハイテク 中国 介護 化学素材 太陽光発電 資源 電子部品

2009/04/21 19:07

個別銘柄ウォッチ(2009/4/21)

~ 物語コーポやコシダカ、ぐるなびなど個別に強いものがある、ディフェンシブは相変わらず。 ~

200904214.gif物語コーポレーションは3月月次数字を発表。まだ成長はしているものの、先々がだんだん不安になってくる内容。株価は確かに安いわけですけど、欲張らないのが今の相場では重要ですな。

コシダカの株価が強い。中間期数字の上方修正があって勢いが増したわけですけど、今のところ通期は修正無し。マーケットは有りと読んでいるってことですか。いずれにせよ、株価自体は高くない。それにしても急騰すれば急落するのがお決まり。少し利食いするのも悪くないんじゃないですか?

ぐるなびも堅調。欲張らない。

東洋経済オンラインの情報によると、ベルクの3月の既存店売上は-1.4%。会社計画は通年で-0.5%ということで、計画には届いていない。今期出店は4店舗を計画。建築コストは15%ほど低そう。資源安で物流費も削減できる。

ゲームプラン・投資戦略
ぐるなび コシダカ ベルク 物語コーポレーション

2009/04/21 19:07

セクター別(業種別)チャートで流れを把握するのは大切

~ セクターローテーションの考えで投資資金の動きと株価の波を捉えたい。 ~

三機工業の上方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

200904211.gif建築業は全然見ていないセクターですけど、実は好業績銘柄が多い。建設と言っても、オフィスビル建築とか住宅建設、道路なんかのインフラ構築、そういうのは良くない。調子いいのは、電力なんかの半公共設備投資関連、資源や素材なんかのプラントエンジニアリング関連、省エネ・グリーン関連。

プレスリリースで良い業績だなと思って株価を見ると、ずいぶん上がっている銘柄ばかり。

そういう動きを見逃さないためには、セクター別のチャートとか業種チャートを眺めて、ある程度の株価動向を掴むことが必要。1週間に一度眺めればいいんです。個人的には、そうしようと思いつつ、しないことが多いですね。

セクターローテーションという考えですな。景気がどのフェーズにあるのか、社会がどのような流れにあるのか、マーケットのうねりはどうなのか、そういう大きな枠の中で、資金はセクターごとに乗り移っていく。

儲けの芽はいっぱいある。

ゲームプラン・投資戦略
エンジニアリング プラント 三機工業 建設 電力

2009/04/14 11:11

個別銘柄ウォッチ(2009/4/14)

~ 高配当・低PBRと言えども、不景気で需要が確実に業績悪化するソフト企業は失敗。 ~

200904141.gifコシダカが第2四半期を上方修正。通期は修正無しで、とりあえず今の段階では上方修正は期待しないでおく。株は急騰しましたが、続かないでしょうな。そういう株じゃない。

日本プロセスが下方修正を発表。現金修正PBRが0.6倍と超割安なのは相変わらず、財務も安全・安心なわけですが、下方修正で減配を心配した方が良いかも知れませんな。

200904142.gif伊藤園の3月月次が出ました。引き続き数字は非常に悪い。

ビーエスピーはとくにニュースもありませんけど、株価は下がりっぱなし。景気が良くないと儲からないのは分かっていたわけですが、高配当・低PBRが魅力的だった。日本プロセスも同じだけど、減配の心配をする必要がありそうですな。

日本プロセスやビーエスピーのソフト・アプリ関連をチョイスしたのは大失敗だったと思う。

チェルトが決算発表。順調な業績。利回り6%は文句無し。

200904143.gif日本エス・エイチ・エルの商売は本当にこの不景気で儲かるのだろうか?以前もこの疑問については書いた。会社の言い分としては、不景気になると応募者が増えると同時に、企業はより採用を慎重にするためにしっかりと応募者をふるいにかける。そこで日本SHLのサービスが使われるという。

つまり、不況に強い。しかし、今回の不景気はそいういレベルの話を超えているように思うんです。

けれど敢えてウォッチ銘柄なのは、業績数字が強く、かつ7%を超える配当利回りがあるからですな。1Qの数字は良かった。2Qに期待するわけですけどね、その期待が、本当に不況に強いの?っていう疑問と喧嘩する。

200904144.gif今の相場を考えると、そんな疑問を持ってまで投資する意味はないという結論にした方がいいのでは無かろうか。

金価格は調整している。金鉱株は金価格ほどは調整していない。目先、株式相場が強ければ強いほど金価格は弱いでしょうねえ。

介護関連は以外と盛り上がらない。それでもまだ上値を伺う展開じゃないですか?

ゲームプラン・投資戦略
コシダカ チェルト ビーエスピー 日本エス・エイチ・エル 日本プロセス

2009/04/06 14:02

個別銘柄ウォッチ(2009/4/6)

~ 相場が変わったと思うときこそ一呼吸おいて、冷静に考えてみる、遅いことはないのだから。 ~

200904066.gifそろそろ動くんじゃないかという予想通り、物語コーポレーションが動いた。上か下かで結果は上。ジグザグしながらも上なんじゃないかと。

ユニ・チャーム ペットケアはおいて行かれる。全体マーケットが調子良くなり、景気敏感株がグングン値を上げれば、今まで堅調だった株は当然低迷するわけです。そうじゃなくても、何度も書いているようにユニチャームペットの評価はパンパンに高い。

スルガは悪い予感が的中。持つ意味は無いし、最低でも前期決算を確認し、今期の数字が出てくるまではダメですな。

なんだか買いそびれて急かされるような気持ちになる人も多いマーケットです。目先、勢いが続いてしばらく上昇することだってあるんじゃないですか。でもね、それ飛び乗れっていうのがうまく行くとは到底思えない。

今は、次に崩れたときが果たしてホントに買いなのか、よーく考える局面。そして、買いと決まったのであれば、何を買うべきなのかを決める。銘柄を入れ替えること決めたのであれば、ディフェンシブ銘柄をどこで外すか考える。

そうじゃなければ、今までと何も変わらない。

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スルガ ユニ・チャーム ペットケア 物語コーポレーション

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