2009/04/06 13:01

外為どっとコムの注文データを見ると、個人は儲かっていなさそう

外為どっとコムが顧客の注文データの公表を始めた。

2009/04/05, 日本経済新聞 朝刊

為替の注文状況を公表

 各国の金利や経常収支、さらには国際政治。為替相場を動かす要因は様々だが、短期的な流れをみるうえでは、市場参加者の注文状況も参考になることが多い。外国為替証拠金取引(FX)業者大手の外為どっとコムが二〇〇九年二月、そのデータの公表を始めた。

 公表しているのは、同社で取引している顧客の注文状況の集計結果。円・ドル、円・ユーロなど六通りの通貨の組み合わせを対象として、毎日十五分おきに更新。同社に口座を開けば見られる。

 これを利用すると、例えば円買い・ドル売りの指し値注文(円がその水準に下がったら買う意向をあらかじめ伝える注文)がどの程度の相場水準で膨らんでいるのかが分かる。当面の円相場の下限を判断するうえで一応のヒントになる。

 データはあくまで同社の顧客のもので、世界の為替市場全体のごく一部。とはいえ、日本の個人投資家によるFXは影響力を急速に拡大。海外の注目も集めている。その大手業者に集まる注文の状況だけに、相場見通しを立てやすくする手立てになるかもしれない。

200904063.gif外為どっとコムは、FX取引ではそれなりに大手なので、個人投資家の動向を知るにはもってこいじゃないですか?で、その動向がこのグラフなわけ。

10月からのドル円のポジション。10月からずっとネットでドルロングで、一度たりともエンロングにはなっていない。ご存じの通り、ドル円相場は年末年始にかけて80円台に突入しましたな。そういう状況でも、基本的に個人投資家の姿勢は変わらずドル買い。

円安になり始めた2月中旬からようやくドル買いを解消しているのが分かる。やれやれ、ある程度戻って良かった、損が少なくなったのでポジション解消しようって、そんな雰囲気だと推察。

200904064.gifで、3月下旬からドル円相場が戻り高値を更新しそうになってくると、さらにドルロングポジションを手仕舞い。

一言で言えば、じっと我慢する逆張り+やれやれ売り、ですか。

(外為どっとコムのデータは「注文」で、「ポジション」ではない。けど、基本的には同じ事という考えて、注文をあたかもポジションのように取り扱っていますよ。)

200904065.gifこういう個人投資家の姿勢を、IMM投機勘定と比較すると面白い。IMMの動きは基本的に為替相場の動きに一致している。

これだけのことからまともな結論なんて出てこないけど、まあ、感覚としてはほとんどの個人投資家はFXで儲けていないんじゃないですか?

ところで、足下のドル円相場は100円を超えてきましたな。輸出立国の日本には好都合なわけで、輸出製造業の株価にはプラスなのは間違いない。株式マーケットの堅調さと相まって、株価の強い企業が多いのも間違いない。

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