日清食品の自社株買いとスティールパートナーズの売り圧力
日清食品ホールディングスの自社株買い。
400万株を上限に取得する予定。金額的には118億円ということで、1株2950円以下ですな。400万株は発行済株数の3.36%。中小型株だと1桁後半ぐらいの数字の事がよくありますが、さすがに日清食品ぐらいではそこまでの数字は出てこない。
しかしながら、すでに先週も自己株買いを実施している。
自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得結果及び自己株式取得終了に関するお知らせ
この時に312万株を取得したので、これと合わせれば5%を超える。この時の取得価格は2655円。現在株価は3000円。
で、気になるのは、この時の312万株という大量の株をToSTNeTで買ったということ。誰か売る人がいないとね。普通に考えてスティールパートナーズが売ったのではないかと考えられますな。実際、大量保有状況の開示を見ると、スティールが売っているのが分かる。
5月26日のファイリングで、7.4%あった保有比率は4.1%まで低下している。具体的な売りとしては、5月21日、つまり日清食品の取得日、に310万株を売っている。単価はもちろん2655円。
5月21日までにもスティールはどんどん日清食品を売っている。
スティールの売り圧力については考えたとおりの動きになったと言えましょう。4%まで持株比率が下がった今、とりあえずの売り圧力の大きさは心配事から無くなったわけです。
今回の日清食品の自社株買いがスティールの残り持株数と同じなわけで、日清食品はスティールの分は吸収しますから、安心してうちの株を買ってくださいね、って言っているんじゃないですか?
今期の業績予想数字は決して強くない。でも、個人的には業績はもっと上に行くのではと思うんです。株価は決して安くないけどね。それに、ディフェンシブな食品関連株というセクターで考えれば、アメリカにもっともっと魅力的なのが沢山あるわけだしね。
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