2009/03/26 12:12

マイナス3%でも食品としては売れ行きがかなり悪いと言える

イズミヤの下方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

ずいぶんと大きな減額ですな。もともと第3四半期決算の内容から考えて通期計画の達成は出来ないことは間違いなかった。それにしても、今回の減額は予想以上に大きい。

昨年9月の米国発の金融危機が実体経済に波及し、雇用情勢の悪化へと発展したことから消費者の節約志向が益々加速し、衣料品や家電、ホームファニシングなどの中・低頻度品から買い控え傾向が表れ、前回公表時に想定していた数値と大きく乖離いたしました。また、内食化傾向で好調に推移しておりました食料品や日用品も1月後半から失速し、既存店ベースで昨年を割り込み当初の想定を下回りました。

総合スーパーと食品スーパーでは、総合スーパーの方が厳しいのは間違いない。衣料品とか家電品とか、全然売れないからですな。イズミヤに限らず、イオンにしても7&Iにしても、非常に苦しい。7&Iはコンビニがあるのでまだましだけどね。

200903241.gifそういう事は既に分かり切っていたことで、だからこそ、食品スーパーを個別銘柄ウォッチにしてきたわけです。

しかしながら、食品の売れ行きが非常に悪いという事も書かれている。「食料品や日用品も1月後半から失速し」と。食品だって売れなくなるのは間違いない。ただ、その売れなくなる程度が問題なわけで、程度は家電製品や衣料品に比べて軽い。

2009/03/24, 日本経済新聞 朝刊

スーパー2月売上高、18年ぶり1兆円割れ、既存店、5.4%減。

 日本チェーンストア協会が二十三日発表した二月の全国スーパー売上高は、既存店ベースで前年同月比五・四%減った。前年割れは三カ月連続。新店を含む全店ベースの売上高は、九千五百二十六億円と単月では十八年ぶりに一兆円を割り込んだ。前年のうるう年の影響で営業日が一日少なかったうえ、衣料品や住居関連品の落ち込みも響いた。堅調だった食料品も五カ月ぶりに前年を下回った。

 衣料品は一五・五%減と三十八カ月連続のマイナス。住居関連品も七・六%減と十二カ月連続の前年割れで不振に歯止めがかからない。暖冬傾向でコートなどの冬物衣料、住居関連では電気ストーブなど暖房器具の動きが鈍かった。総合スーパー大手が衣料品などの販促セールを実施したが、月を通しての販売押し上げ効果は薄かった。

 食料品は三%減。家庭での調理機会を増やす「内食」回帰を追い風に好調を維持していたが、節約志向の波は食材にも及んできた。「消費者による購入が特売品やプライベートブランド品へ集中」(チェーン協)するなど、単価の安い商品に需要がシフトしている。

 チェーン協では「営業日が一日少なかったことで三ポイント程度下押しされた」とみているものの、単月で販売額が一兆円を割ったのは一九九一年二月以来。三月の見通しも「引き続き厳しい」という。

程度が軽いと言っても、マイナス3%は食品にとって大きい。この記事で2月が悪いと言っているし、イズミヤのリリースでは1月後半から悪くなったと言っている。辻褄はあっていますな。

アメリカでは過去なかった程に食料品の売上げが落ち込んでいる。不景気はそこまで深刻と言うことだと思うんです。

日本も今のところは3%のマイナスですけれど、5%とか10%なんていう恐ろしい数字が出てきたりするのだろうか。そうなれば食品スーパー株もディフェンシブなんて言っていられない。

食品・飲料・日用品
イオン イズミヤ ディフェンシブ 総合スーパー 食品スーパー 食料品



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