2009/02/27 18:06

ダイドードリンコ、今期の業績は横這い、原価率が悪化する計画

ダイドードリンコの決算発表。

平成21年1月期 決算短信

今期の計画数字は、売上-2%、営業利益-5%、経常利益-5%、純利益+28%、EPS+28%。こうなる理由は決算説明会資料にある。

決算説明補足資料

200902271.gif営業利益の見通しを確認すると、広告宣伝費と販売促進費は合わせてプラスに作用する。これはいい。予想通り。

しかし、売上総利益はマイナスに作用する。具体的なパーセンテージで言えば、前2009年1月期の原価率は46.5%だったものが、今2010年1月期には47.5%へ1%悪化する計画ですな。

これは納得いかん。

いままでの考えとしては、販売数量、原価率、販管費が横這い、下、下。それで利益が買い古くすると言うシナリオを描いてきた。それより前には、今週にも缶飲料の値上げするという話があったわけだけれど、それは残念ながら無くなった。

ダイドードリンコの説明は決算短信にある。

清涼飲料業界におきましても、このような景気後退局面では「パイの大きな拡大」を期待することが難しく、「量から質」への傾斜が強まる一方で、従来より一層激しい企業間競争が展開され、実勢販売価格が低下するリスクも十分想定できる状況にあると思われます。

 加えて種々の原材料や資材の原価上昇リスクは依然内包していると見るのが適当であり、企業収益にとって楽観視できる材料は極めて少ないと思われます。

販売価格の低下。あるかもね。原材料や資財の原価上昇リスク。とりあえずは無いね。ダイドードリンコとしては控え目に、慎重に考えているのではなかろうか。もともと控え目な会社だからね。

200902272.gifそういう事を考えて、蓋を開けてみて利益率がどうなるのか、確認したい気持ちはとても強いと思うんです。同時に、こういう業績計画数字しか出てこないネガティブさにも十分注意が必要なんじゃないですか?

株価の動きは利益回復を期待してきたような感じがする。そうなるとこの決算発表はイヤーな方向に取られるかも知れない。それともほぼ横這いの業績に安心感があるって考えで、引き続き堅調かも知れない。そりゃあ、製造業に比べたら業績の良さは間違いないわけですよ。

個人的にははっきりした判断をしがたい状況で、週末にでも考えて結論を出したいですな。

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