2009/10/01 14:02

オートウェーブ、倒産の可能性を明言して162%の新株発行増資

オートウェーブが第三者割当で新株発行増資。

第三者割当による新株式及び新株予約権の発行に関するお知らせ

新株の発行価額は100円。直近の終値が560円ですからね、強烈なディスカウントですな。有利発行という言葉では足りない程の激安叩き売り価格。新株予約権も同じようなもの。発行株数は750万株で発行済株式数の135%。新株予約権が行使されると150万株増加で108%。合わせれば162%。うひょ。

ここまで既存株主を犠牲にしてまで資金調達をしなければいけないのは、ずばり倒産しそうだから。

会社側の説明は明確で好感が持てますけど、そんなところに好感が持てても屁のつっぱりにもなりますまい。せっかくなので長いけど引用。

不採算店舗の閉鎖等の効果は、平成21 年3 月期では未だ十分に発現せず経常利益の黒字化には至っておらず、平成19 年3月期から3 期連続で経常損失、当期純損失を計上し、営業活動によるキャッシュ・フローもマイナスとなりました。また、上記「債権者間協定書」に含まれる「経営改善計画」における粗利額が、計画比大幅な未達となり、平成21 年3 月期下期の経常損失が402 百万円になり、計画から大幅な乖離が生じているため、「債権者協定書」に定められた「協定からの離脱」に抵触し、協定金融機関が離脱する可能性があり、金融機関から新たな資金支援が得られるか不透明な状況となりました。

当該状況により、平成21 年3 月期決算短信における「継続企業の前提に関する注記」に は「現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます」と表記することになりました。このため、取引先様より当社事業の継続性に対する不安が寄せられ、取引先から商品代金の支払日の前倒しや、保証金の差し入れを求められるなど、取引条件の変更を求められています。こうしたことからキャッシュ・フローの悪化を招くとともに、仕入数量の減少を余儀なくされたことで、仕入割戻が減少し、仕入単価が上昇するなど、粗利額の改善が遅れ、売上達成と経費改善は進んでいるものの、結果として計画通り経常利益が生み出せず、資金繰りが圧迫されております。

このような状況のもと、当社は本年10 月に資金ショートを起こす見込となり、会社存続の危機に陥っております。そのため、会社存続のために必要な事業資金を確保することが急務なものと判断し、第三者割当の方法により、新株式の発行を行うことにいたしました。本件第三者割当増資による新株式発行により調達した資金については、下記①から③の通り資金ショートへの対処および、平成22 年3 月期下期の経営基盤を安定させるため、緊急性の高い使途に充当する予定であります。

当社は、今回の第三者割当増資による新株発行が不調に終わると、本年10 月に資金ショートを起こし、倒産する可能性があります。

ズバリ、「倒産する可能性があります。」とは潔いではないですか。そういう状況だから100円での新株発行で資金調達する。

こんな状況は今突然明らかになったわけでもなく、既に分かっていたことではある。それでも株価は560円もしているのが恐ろしい。

カー用品ではイエローハットやG-7、アイエーなどが次々と良い決算を出してきている。それを見た個人投資家は連想でオートウェーブもいけるんじゃないか?と考えたのかもしれない。

ま、倒産は覚悟。上場廃止も覚悟。短期得意な人は高ボラの値幅を取るんでしょう。

クサイ会社・エグイ企業
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