カテゴリー: 電気機器・精密機器
テクノアルファ、ワイヤボンダー5台で急騰、KLICへの影響が気になる
~ 小粒企業のハイブリッド車関連で値動きは軽い、仕入先のKLICへのインパクトも気になる。 ~
テクノアルファが日産からワイヤボンダー5台を受注。
ワイヤボンダー5台が一体どれぐらいの受注金額なのか、皆目見当がつかない。会社としては受注金額は非公表だそうです。そうは言っても、わざわざプレスリリースするのだから、わずかな受注金額と考えるよりは、業績インパクトのある金額と考えるのが妥当だと思う。
株価は10%以上の急騰。
テクノアルファのワイヤボンダーはトヨタでも使われていて、トヨタシェアは100%。プリウスのパワー半導体を作るのにテクノアルファのワイヤボンダーが使われる。ハイブリッド車のプリウスが売れに売れているのはご存じの通り。
消耗品が儲かる。本体はアメリカのOrthodyne製。テクノアルファは日本の販売代理店ですな。
Orthodyneは何年か前にKulicke & Soffa Industries(KLIC)買われた。KLICの第2四半期決算を見たけど、トヨタに納めてるとか、ハイブリッド向けが好調だとか、そういう説明などはない。KLICにとってワイヤボンダーの売上比率は全然高くないので、業績インパクトも小さく、説明する必要もないのかも知れない。
電気機器・精密機器
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ミライアルの上方修正、シリコンウエハー需要は2月が底
~ シリコンウエハ出荷容器は足下堅調、今後は慎重に見ているが期待はできそう。 ~
ミライアルが上方修正を発表。
通期の上方修正額は、中間までの分を単純に上乗せしただけ。とりあえず不透明というのが会社側の主張。
シリコンウエハーの需要は今のところ2月が底で上向いている。
300mm需要 2008年夏 300万枚 → 2009年初 130万枚 → 現在 260万枚
価格については厳しいものの、最近では信越化学が値上げ要請を決めた。受け入れられるかどうかは別だし、シリコンウエハー価格はミライアルの業績には関係ない。しかし、値上げを言えるような状況に回復しつつあるということが重要かと。
300mm単価 2008年夏 2万円 → 現在 1万~1万5千円
第2四半期連結累計期間につきましては、当社グループの主力製品である300mmシリコンウエハ出荷容器「FOSB」の在庫調整に一服感が見られ、緩やかに受注が回復しました。しかしながら、プラスチック成形事業のうちの工程内容器関連製品及び成形機事業は、想定以上に需要が冷え込み、依然として厳しい状態が続いております。
このような厳しい経営環境の中ですが、売上高は300mmシリコンウエハ出荷容器「FOSB」の受注回復等により、4,330百万円と当初計画を上回る見込みであります。営業利益、経常利益、四半期純利益は、売上高が当初計画から上回る見込みであることに加え、期初から取り組んでまいりました、設備投資の圧縮、生産工場の集約、大幅なコスト削減・経費削減の結果、当初計画を上回る見込みであるため、連結・個別ともに業績予想を修正いたします。
旭硝子、東京エレクトロン、日東電工、底打ちを確認して上方修正
~ 半導体、液晶関連企業の業績は底を打った、ここからどこまで回復するかは別問題。 ~
半導体、液晶、新エネルギー、電子部品などの関連企業の第1四半期決算や上方修正をまとめて。
旭硝子が上方修正。
第2四半期連結累計期間及び通期の業績予想の修正に関するお知らせ
予想されていたとおりの上方修正でサプライズはない。
電子・ディスプレイ事業のうち、フラットパネルディスプレイ用ガラス基板の出荷が期初の想定よりも急速に回復していることに加えて、営業外損益として為替差益が発生したため、平成21年12月期第2四半期連結累計期間について、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに平成21年5月11日に公表した業績予想を上回る見通しです。
また、当社を取り巻く経済環境は依然として不透明でありますが、フラットパネルディスプレイ用ガラス基板の需要は第3四半期においても堅調に推移することが見込まれるため、平成21年12月期についても、営業利益、経常利益及び当期純利益が、平成21年2月6日に公表した業績予想を上回る見通しです。
東京エレクトロンの上方修正。
業績予想の修正および拠点効率化に伴う特別損失の発生に関するお知らせ
今後の経済環境は、欧米は金融危機と実体経済悪化により不況の長期化が懸念されておりますが、アジアは中国を中心に一部持ち直しの動きが見られております。半導体関連市場につきましては、昨年からの世界的な半導体不況により、半導体メーカーの設備投資は依然として低調に推移している状況でありますが、半導体価格の回復、設備稼働率の上昇など底入れの兆しは見えてきております。このような状況のもと、当第2四半期連結累計期間において半導体製造装置部門の売上高が前回予想よりも増加する見込みとなりました。また、利益面では当社グループの経営体質の強化を目的として拠点効率化を実施することに伴い、特別損失が発生することとなりました。
受注は底を打った。
日東電工の上方修正。
通期の増額はないものの、いずれ増額されるのは確実。
接合材料は、HDD(ハード・ディスク・ドライブ)や携帯電話向けなど一部の業界向けには、在庫調整が終了し増産に転じました。しかし、自動車や家電OA業界向けなどには回復は弱く、全体としては低調でした。表面保護材料は、金属加工業界向けに顧客生産調整の影響を受けたものの、FPD(フラット・パネル・ディスプレイ)業界向け光学用保護フィルムや光学用透明粘着シートが薄型テレビや多機能携帯電話(スマートフォン)の生産回復を受け、順調に拡大しました。このため全体としては、好調でした。シーリング材料は、HDDやFPDなどエレクトロニクス業界向けに堅調でしたが、自動車業界向けは大幅な生産台数調整のため低調でした。施工材料は、国内住宅市場の冷え込みが継続しており、防水テープや養生用テープなどが低迷しました。
液晶表示関連材料は、顧客であるパネルメーカーの在庫調整が前年度第4四半期中頃に終了したことに加え、日本を含めた世界各国の景気刺激策による薄型テレビ、パソコン、携帯電話などのパネル需要急回復の好影響を受けました。
月次売上げを見れば、減少率は確実に改善している。6月の液晶関連に至っては、ほぼ前年同月と同じで、先月比ではプラス。
こんな感じで、半導体や液晶関連企業の業績はとりあえずの底打ちを見せた。これを確認して投資するのは当然ながら遅すぎる。株価は2歩も3歩も先を行っている。
在庫調整の反動、中国の政策需要、この2つを超えて、どこまえ需要が回復するか。これからはそれが問題になりましょう。
ディスコ、四半期業績は前四半期比で急回復、2Qの黒字も見えそう
~ 前年同月比の大幅マイナスだけを見ていても業績回復は分からない。 ~
ディスコの第1四半期速報値。
平成22 年3月期 第1 四半期 連結売上高・個別業績の速報値に関するお知らせ
前年同期比では相変わらずの大幅マイナス。でも、前四半期からは大きく回復。この売上高ではまだ赤字圏内だろうけれど、順調に行けば2Qには黒字になるまで売上げが回復しそう。
日本電気硝子、液晶用ガラスをフル生産でも足りないほど
~ パネルメーカーの受注は上向きでパネル価格は上昇中、部材メーカーの生産は急回復。 ~
日本電気硝子の第1四半期決算。
前年同月比ではマイナスの数字ばかりが並んでいるわけですけど、大切なのはそこではない。前四半期比ではプラス。
このような状況下、当社グループの経営環境は、液晶用ガラスの需要が得意先業界の急速な稼動上昇に伴い急回復したほか、その他の事業分野においても一部には底打ちの動きが見られましたが、全体としてはなお厳しい局面が続きました。
これですな。液晶用ガラスは急回復を通り越して、不足している。今時足りていないものはそうそう見つからない。日本電気硝子がこんな状況なんだから、旭硝子の液晶用ガラスだってもちろん絶好調であることは100%疑いがない。
友達光電を筆頭として、液晶パネルメーカーの出荷は既に底を打ち、グングン回復している。液晶用ガラスに限らず、部材メーカーもそれに合わせて受注が急回復している状況。一番の問題はこの状況がいつまで続くのか?という事。これをどう考えるかで投資家の態度が決まるわけですよ。
日本電気硝子の用途別の概況。
・ディスプレイ用ガラス:液晶用ガラスの販売が需要の急回復により好転する一方、ブラウン管用ガラスの販売が落ち込みました。
・電子部品用ガラス:光通信関連やイメージセンサー用ガラスを中心に販売が回復に転じました。
・ガラスファイバ:主力の自動車部品向け用途の販売は、需要面で底打ちの動きが見えてきたものの、低い水準に止まりました。
・建築・耐熱・照明薬事用その他:国内外の住宅・建築需要低迷の影響を受け、販売が振るいませんでした。
急回復しているのは液晶用ガラスのみ。その他は低水準ではあるものの、下げ止まりしていることは間違いなさそう。
今後の見通し。
液晶用基板ガラスは、第2四半期(平成21年7月1日~9月30日)も引き続き旺盛な需要が予想されます。当社といたしましては、供給能力の一層の引上げを図るとともに、生産性の改善やコスト低減を推進することにより、収益性の向上に全力を上げてまいります。一方、その他の事業分野においても、ガラスファイバや電子部品用ガラスが回復基調に転じており、タイムリーな稼動の引上げなどにより需要動向に適確に対応してまいります。
とりあえず液晶用ガラスは引き続き好調な見込み。足下が強くなければこのような言葉は出てこないだろうから、2Qに入っても需要は強いはず。
2009/07/25, 日本経済新聞 朝刊
4~6月、日電硝、経常益80億円。
日本電気硝子が24日に発表した2009年4~6月期の連結決算は、経常利益が前年同期比76%減の80億円だった。四半期ベースで過去最高益だった前年同期と比べると大幅減益となったが、主力の液晶用基板ガラスでは顧客のパネルメーカーの工場稼働率の改善により販売が回復。光通信関連や自動車部品向けガラス繊維も中国などでの需要増で底を打った。
売上高は40%減の626億円。純利益は96%減の8億3200万円。ブラウン管用ガラスの生産子会社を解散するなど特別損失が約40億円発生した。
株価は順調。
日本電産、HDD用モーターが急回復、上方修正はもう一度ありそう
~ 小型モーター(HDD用)は底を打った、2Qにはさらに業績が改善する可能性は高い。 ~
日本電産が第1四半期決算を発表。
同時に上方修正を出した。
売り上げはこれまで通りの計画数字に変わりなし。第2四半期の利益が今までの計画値+30%の上方修正で、通期では2Qまでの修正幅をそのまま上乗せ。結果、通期の利益は従来計画比で+10%。
修正の理由。
当期第1四半期は日本電産グループの総力を上げた取組みを展開中のWPR(ダブル・プロフィット・レシオ=利益率倍増)プロジェクトの改善活動成果が本格的に上がり始め、収益性の改善が大きく進展致しました。当期第1四半期は期初予想に対し売上高は4つのキーワード、省エネ、エコ、軽薄短小、ハーフプライスを掲げたスリー新活動による積極的な新分野の開拓により、ほぼ予想に沿った進行を示す一方、利益面はWPR効果により予想を大幅に上回り、更に一段と高いWPRの目標利益も上回り達成を致しました。これらを踏まえて、第2四半期連結累計期間および通期業績予想の修正を致します。
平たく言えば、利益改善が進んだと。
1Qの数字は前年同月比では大きなマイナスではあるものの、前四半期比ではかなりの増益となっている。特に、小型モーター(主にHDD用モーター)の業績改善が著しい。ここはまさに最近のいろんなニュースと合致する部分。
売上高の進捗率は、2Q計画の49%、通期計画の22%。経常利益の進捗率は、2Q計画の48%、通期計画の18%。
下半期にぐっと業績が改善する予想は、これまでと変わらない。
電子部品業界の受注は上向いているわけであって、7~9月期は4~6月期より業績が改善するはず。少なくともコンセンサスではそう見られているはず。となれば、進捗率から考えて、中間期はもっと上に着地するのではなかろうか。多分そうなる。
株価は極めて順調。
2009/07/25, 日本経済新聞 朝刊
純利益、日本電産、今期6%増、上方修正、4~6月は61%減。
日本電産が24日発表した2009年4~6月期の連結決算(米国会計基準)は純利益が前年同期比61%減の58億円だった。ハードディスク駆動装置(HDD)などに使う主力の精密小型モーターは低価格パソコン向けなどの需要が回復、1~3月期と比べて利益が改善した。4~6月期の業績回復を受け、10年3月期の純利益は前期比6%増の300億円と期初予想を30億円上方修正した。(関連記事を投資・財務面に)
4~6月期の売上高は前年同期比29%減の1236億円、営業利益は45%減の101億円。1~3月期と比べると営業利益は10倍となった。営業利益率は8・2%と、景気後退による需要減で落ち込んだ業績が、改善してきた。
回復が目立つのがHDD用モーター。出荷台数は1億台と前年同期比で6%増え、1~3月期比では28%増だった。中国では「ネットブック」と呼ばれる低価格パソコンの販売が3倍になるなど好調。HDD関連は各社が在庫と生産を絞っていたこともあり「今は在庫より供給が心配」(永守重信社長)という。
価格下落と円高の影響を受けたものの、内製比率の上昇や工程見直しなどで生産性が向上した。精密小型モーターの営業利益率は14・7%と過去最高となり、収益改善をけん引した。カメラ用部品などモバイル機器向けの需要が大きく回復した。一方で自動車や家電向け中型モーターなどは苦戦が続いた。
10年3月期の営業利益予想は前期比3%減の500億円と、期初より50億円上方修正した。永守社長は「無駄な作業を減らすなど業務の効率化を進めて、営業利益率を前期比2倍にしたい」と語った。
下の図は決算説明資料から。
ブイ・テクノロジー、ボラが高くテクノロジー株の投機に最適
~ FPD検査関連装置のファブレスメーカー、小型株の業績と株価の高ボラが欲しいのならこれ。 ~
ブイ・テクノロジーの決算。
今期の経常利益は+87%と大きく回復する計画。株価それより大きく回復していて、既に底値からは6倍になっていますな。6倍とは凄まじい。
液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどのフラットパネルディスプレイの検査関連装置の設計、開発、販売がブイテクのビジネス。設計、開発、販売ということで、製造はない。製造は外部委託のファブレスメーカーですな。
プラズマは息絶え絶えなので、FPDと言えばLCDでOKかと。
当然ながらお客さんはFPDメーカー。パネルメーカーやカラーフィルターメーカー。具体的には大日本印刷、LG、サムスン、友達光電、凸版印刷、シャープなど。
検査関連装置っていうのは、ブイテクによると4つに分類され、それぞれに装置が必要となる。
ブイ・テクノロジーのWebサイトより転載。
FPDの検査関連工程には主に次に4つがあり、各工程で関連装置が必要となります。
1. 配線上の回路パターン欠陥やごみを検出する 検査装置
2. 基板上の回路パターンの位置・線幅を正確に測定し検査する 測定装置
3. 検査装置からの欠陥情報を元に欠陥観察・分析・分類する 観察装置
4. 検査装置、観察装置からの欠陥情報を元に欠陥を修正する 修正装置これらの検査関連工程は、パネル製造のいろいろなプロセスで必要となり、ブイ・テクノロジーでは、ほぼすべての検査関連工程に対応する装置をラインナップし、さらに個々の装置からの情報をネットワークで結び、各工程にフィードバックします。これによりお客様はリアルタイムに製造ラインのモニタリングをすることができ、歩留りの向上や品質管理がライン立ち上げから短期間で可能となります。
これが当社の提唱するトータルソリューションで、FPD検査関連装置メーカーの中で、すべての種類の装置をフルラインナップする当社だからこそ提供できるサービスです。
LCDが世界でどれだけ売れるかだけがポイント。つまり、ブイテクの業績や見通しを見るよりは、上に書いたようなパネルメーカーの業績がどれだけ好調か、見通しはどうか、生産はどうか、稼働率はどうか、底打ちしたのかなどを見るのが正しいとのではないかと。
ブイテクのような液晶関連企業、半導体関連企業が今考えることは一つで、これから有望な太陽電池業界への参入ですな。技術が応用しやすい。今のところ、ブイテクは製品を出してはいなくて、開発段階。いずれなにがしかの形で参入することになるんじゃないですか?成功するかどうかは別として。
将来のクリーンエネルギーの中心として期待される太陽電池市場に対して当社が開発したレーザー発振機Rigelを搭載した太陽電池製造のためのレーザー加工機事業への進出することを重要な戦略として位置づけております。
今期の受注見通しについてはネガティブな見方をしている。当然でしょう。
検査関連装置事業では、市況の本格回復は当期後半(売上への寄与は22年3月期)となる見込みであり、現受注残高に上積みされる額はあまり多くを期待できる状況には無く
ブイテクの売掛債権は巨大ですな。前期売上高が142億円で、売掛債権残高は108億円。キャッシュフローは悪い。前々期の売掛金回収率はたったの53.5%。滞留期間は424日もある。
でもこれは押し込みで売っているとか、貸し倒れが出ているとか、そういう問題があるという事ではない。製品の性質上、どうしてもセルフファイナンスの時期が長くなる。大手企業がお客さんでとりあえず踏み倒される心配はない。
で、ブイテクをどうプレイするのか?テクノロジー株のスペキュレーションでしょうな。大手のパネルメーカーの様子をうかがいながら、底を打ったほうに賭けたい時は思い切ってブイテクを買う。ボラはデカイので儲かるときはメチャクチャ儲かる。
テクノロジー株のスペキュレーションならブイテクで決まりでしょ。
ミライアル、景気の回復には敏感反応、これからの下げでどうするか
~ 300ミリウエハーが売れさえすれば儲かる、景気が底打ちでウエハーは本当に売れるのか? ~
ミライアルの第1四半期決算。
強烈減収の赤字。第2四半期も通期も強烈減収は変わらずなものの、通期ではかろうじて黒字を確保する予定。これは前期決算発表の時の数字から変更無し。
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ミライアルの事業内容
1.プラスチック成形事業及び周辺事業
半導体関連製品、その他製品及び関連製品の製造販売。
具体的にはシリコンウエハー容器。シリコンウエハーは精密部品なので、運ぶときに細心の注意を払って、とても綺麗な状態を維持しないといけない。そこでミライアルの容器が使われる。主流の300ミリでは世界シェア60%。業績の点からはこれがミライアルのほぼ全てと言える。
フルイドシステム。ミライアルのホームージより抜粋。
フルイドシステムとは腐食性の強い薬液を、純度を保ち安全かつ確実に移送するトータルシステムで、当社の製品は、半導体関連、化学業界、ラボラトリーなどで使用されております。代表的な製品には、フッ素樹脂の継手・バルブ・弁・ポンプなどのプラント配管製品や工業薬品用フィルター部品、医用理化学製品などがあります。なお、フッ素樹脂以外の高機能プラスチックの製品も手掛けております。
2.成形機事業及び周辺事業
成形機、金型及び関連製品の製造販売。射出成形機や金型など。
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結局、半導体が景気良くならないとミライアルの景気も良くならない。シリコンウエハー容器はシリコンウエハーメーカーやデバイスメーカーに売られる。SUMCOや信越半導体ですな。この2社で売上げの40%ほどを占める。
景気が回復すれば真っ先に業績が良くなる。
景気が底打ちしたというのがマーケットの見方なので、株価は既に急上昇した。底値からは2倍以上ですな。2倍以上になっても高値からはずーっと下。
イメージしている流れとしては、早かれ遅かれ全体マーケットはとりあえずの天井を打つ。これだけ景気敏感株が値を飛ばせば、調整なり行き過ぎなりミニバブルなり、なんだか知らないけど株高である。まあ、夏までにはとりあえずの天井で、一旦は下げる。
そこからですな、ミライアルみたいな株をもう一度考えるのは。
もう2倍になったんだから今は売る。そして下げた来たときにもう一度経済状況や業績動向や下げ具合を考えて買うか見送るか。でもね、下げたときに、さてどうしようか、では遅い。今から下げた時にどうするか、何がどうなれば何をするのか、決めておかないとね。
マーケットは常に先々。
第1四半期の説明資料も要確認。
東京精密、景気が業績を激変させ、景気の先行きだけで株価決定
~ 半導体の各製造工程で使われる装置を売るのは、まさに景気そのものを作って売る商売。 ~
東京精密の決算発表。
決算説明会資料が分かりやすい。
東京精密が作っている物。各マシン、装置の説明文は東京精密のホームページより拝借。
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(1)半導体製造装置関連事業
ウェーハプロービングマシンとは、ウェーハ上に形成された全てのチップの電気的特性を試験する装置です。このウェーハテストにより、チップの良品、不良品の選別を行います。
・ウェーハダイシングマシン
ウェーハダイシングマシンとは、多数のICが形成されたウェーハを1個1個のチップに分離する装置です。当社では、レーザーを活用した完全ドライプロセスのウェーハダイシングマシンも市場投入しています。
ポリッシュ・グラインダとは、ACCRETECH独自の発想から生まれた、各種ICカード、システム・イン・パッケージ(SiP)や三次元実装技術に要求されるウェーハの薄片化とダメージ除去を1台の装置で実現する装置です。
・ウェーハ外観検査装置
・CMP装置
CMPとは、IC製造工程におけるウェーハ表面の平坦化技術の一種で、化学研磨剤、研磨パッドを使用し、化学作用と機械的研磨の複合作用で、ウェーハ表面の凹凸を削って平坦化する装置です。
・真円度・円柱形状測定機
輪郭形状測定機、円筒形状の真円度、同心度、円筒度などを測定する
・表面粗さ・輪郭形状測定機
表面の微細な凹凸を測定する
・三次元座標測定機
・電気マイクロメータ
・マシンコントロールゲージ
加工中あるいは加工前後に測定したデータをもとに加工機を制御する装置で、加工不良防止や加工精度と生産性向上のために不可欠なシステム
・各種自動測定・選別・組立機
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兎にも角にも、景気の波をもろに受ける物を作っている。そのため、業績の変動は猛烈に激しい。売上げが倍になったかと思えば半減する。めちゃくちゃ儲かっているかと思えば、突然赤字に陥る。
つまり、個別の企業としてああだこうだ言っても仕方がない。景気動向が全てで、景気の動きを先取りする形で株価は上下する。
半導体事業、計測事業、どちらも今期下半期からはプラス成長になる計画。プラス成長になって当たり前と言えるまで業績は落ち込んだ。
受注も受注残も同じで、今期下半期からはプラス転換する予想。半導体事業では前期4Qは受注がマイナスになるという酷い状況。マイナスって事は、キャンセルがジャンじゃ出たって事ですな。
下半期からプラス成長でも絶対水準はとても低い。でも、最悪期は脱した。ここからは弱いながらも回復していく。つまり、株は上がる。もう上がった。
京セラ、下半期回復の計画は他社と同じ、株価は上を向いている
~ 景気が底打ちすれば、ハイテク・ITやデジタル家電向けの電子部品は伸びる。 ~
京セラの決算発表。
今期の業績予想は前期比で横這いで赤字にはならない予定。Quickコンセンサスでは営業利益が赤字、純利益ももっと下だったので、会社の予想数字は強いと言えましょう。
中間予想はないけど、多分、赤字の計画でしょうな。前期の下半期と同じ感じで赤字。で、下半期で盛り返して、通期では横這いの数字まで持っていく。
つまり、業績の底は、前期の下半期と今期の上半期。そういう計画。
こういう計画を立てている製造業は多い。とくに、部品や素材の会社ですな。製造設備などの設備投資に関わる部分は全然そうはなってないですよ。
マーケットのコンセンサスも、今あたりがちょうど底。
間違ってはいないのだろうけれど、その先の回復を考えると、株価の動きと現実がチグハグしている気がしてならない。
日本電産、今期は下期回復のシナリオ、本当なら株価は上
~ 景気の底打ちが見えたらなら、大手優良企業のシクリカル銘柄がまずは動く。 ~
日本電産の決算発表。
今期は前半がボロボロ、後半で挽回の計画。つまり、景気の底は、前期後半と今期前半。日本電産の考えだけじゃなく、およそ世間のコンセンサスはそうなっている。実際そうなると思う。
いずれにせよ、前期の四半期ごとで見ても日本電産は赤字になっていない。優良企業が優良なのを証明したと言えましょう。特に、どの製造業も急降下で業績が悪化した4Qでさえも、黒字を確保している。
従来なら連結全体の売上高が好調時の30~35%程度減れば赤字化するところを、連結全体では売上高が好調時の50%程度まで減少した当期第4四半期(以下当期Q4という)においても、営業黒字を確保することが出来ました。
こういう大手優良企業を考える場合、決算短信を隅々まで読み回し、PLやBS、CFをいじくってみても意味がない。時間の無駄ですな。
PLもBSもCFも、問題ないという前提でOKなわけです。そういうところに何かおかしな事が起きればニュースになるし、どこかのアナリストのレポートに載る。そいういうのは、普通にしていれば耳に入ってくる。
こういう株にとっては、景気がどうなっていくのか、そこが重要。
経済の悪化が半年先に終わるという時、真っ先に買われていくのはこういう大手優良企業のシクリカル株。景気敏感株。実際、既に日本電産株は買われている。
日本電産の今期の見込み。
1.コンシューマ用部品関係は既に在庫調整済み分の需要が回復しつつあり、当面落ち込み前の70%前後までは回復する可能性があると判断しています。
2.一方で設備投資関係の機器装置そのもの及び設備関連部品はまだ当面の間低迷し、回復は遅れる可能性が強いと判断しています。
まさにその通りだと思う。
ユニオンツール、プリント基板の生産が戻らなければドリルも使われない
~ 会社の底打ちニュアンスを鵜呑みにできない、株価の先見性より慎重さが大切な局面。 ~
ユニオンツールの第1四半期決算。
業績はいうまでもなく超悪い。
プリント配線板用超硬ドリル(PCBドリル)の売れ行きは、景気が回復すればすぐに回復する。プリント基板はあらゆるものに使われるわけで、モノが売れれば消耗品のドリルも使われる。
ユニオンツールは世界シェアトップの4割。国内は6割。ドリル製造設備を自社開発、世界展開している唯一のメーカー、財務は鉄壁、収益性は製造業にあり得ないほど高い。
それでも今期は赤字だし、先行きは暗い。
プリント配線基盤の国内生産高の動向がポイントかと。2009年1月の数字は生産額で前年比46%と悪化は止まっていないので、ユニオンツールのドリルも売れるはずもありませんな。グラフは国内生産のみ。
会社の言葉はこんな感じ。
昨年11月から始まった需要の急減が12月にもみられ、当第1四半期連結会計期間は厳しいスタートとなりました。その後2ヶ月間においては、更なる大きな需要の落ち込みはなかったものの、低水準で横這う状況となっており、出荷数量が低迷することとなりました。
営業環境は依然厳しい状況にありますが、その悪化のペースは次第に緩やかになってきており、一部に回復の兆しが見られないわけではありません。しかし、今後も戻り基調が続くかどうか計りかねており、難しい運営を余儀なくされております。
回復を臭わす表現ですけどね、グラフを見るとユニオンツールの言葉を鵜呑みにではできますまい。
一方で、株価はあたかも底打ちを見通すかのような上昇ですな。株価には間違いなく先見性はある。先見性と思ったものが実は単なるベアマーケットラリーだって事はもっとよくある。
オプトエレクトロニクス、スマートフォン組み込みバーコードリーダー
~ 上方修正は期待できる、長めでは市場規模は大きい、小型株なので爆発力はある。 ~
オプトエレクトロニクスの第1四半期決算。
電気機器セクターには珍しい前期比増収増益。スマートフォンに組み込むバーコードリーダーが特に欧州で好調。
1Qの数字は会社計画を大きく上回ったわけで、それから中間期計画数字を考えると、上方修正があっても全然不思議ではない。会社としては保守的にと言う姿勢ですな。
第1四半期においては当初計画を大幅に上回りましたが、通年見通しとしては、為替等の動向が不透明であるため、当初計画どおりに据え置いております。
棚卸資産が増加しているのも先行き業績拡大の可能性を感じさせますね。1Qの数字や会社の文言からすれば、単に売れて無くて在庫が積み上がっているのでは無いのだろうから。
為替差損が大きい。海外売上げ比率が70%以上と高いので為替はもろに効く。ついでに、借入金が大きいので利払いもデカイ。
ながーーーい目で見れば、バーコード関連の市場は巨大ではありましょう。新興国だってこれからだし、新しい技術も出てくる。でもそんなながーーーい目で見られるような投資はあまりしませんな。
小型株なので爆発力があるのは確か。
ミライアルの受注と受注残の数字、分かっていたけど、酷い数字
~ 半導体関連がダメなのは分かり切っている、それでも酷すぎる数字に唖然とする。 ~
ミライアルの決算発表。
今期も大きく減収減益の計画。とりあえず黒字は確保する計画ではあるものの、赤字も視野に入ってくるんじゃないですか?
半導体関連業界の設備稼働率は地に落ち、回復する見込みは無い。世界全体の景気が回復しなければどうにもならない。ミライアルに仕事があるわけない。
受注高と受注残高を見れば、いかに酷い状況か分かるというもの。ま、こんな事は今さらいうまでもなく分かり切っていることではありますけどね。
それにしても酷い数字ですな。
アドバンテストの四半期業と受注状況の推移、景気を占うには十分
~ 日本は電機と車の国、程度の差こそあれ半導体が元になる、アドバンテストは指標になる。 ~
アドバンテストの第3四半期決算説明資料より抜粋した四半期ごとの業績推移。
見事な急落ぶりがはっきり分かりますな。これが底打ちしない限りは景気も底打ちしない。
景気と一口に言っても実際にはいろんな景気がある。少なくとも、アドバンテストを見ることで半導体関連の景気は一目瞭然。そして多かれ少なかれ、それが日本全体の景気の流れを作るってこと。日本はそういうものの上に成り立っている国だから仕方ない。
経済指標って言うのは沢山あって見切れない。アドバンテストの業績よりもっと端的に景気を表す指標はありますけど、何を指標にしたとしても景気の底をピッタリ当てて、株式マーケットの底をピンポイントで言い当てることは出来ないわけですよ。
流れを理解するにはアドバンテストでも十分ですな。流れ、うねり、方向、半年先、そういうものを意識しましょうよ。
ソニー、絶頂下方修正で営業赤字に転落、いやーな気分になる
~ 輸出系・グローバル経済系の企業は軒並み大赤字に転落、そういう銘柄を買うのはまだまだ先 ~
ソニーの下方修正。
ずっと前からニュースになっていたことであって、驚きは全然ありません。だけど、いざこうやって正式なプレスリリースとしてソニーから発表されると、何かこう、いやーな気分にさせられますな。
前回の業績予想発表があったのが2008年10月23日。9兆円の売上と2000億円の営業利益を見込んでいた。それがたったの3ヶ月で、売上を1兆3000億、営業利益を4600億も減額。営業利益は2600億円の大赤字。
あまりに酷いけれど、なにもこれはソニーだけじゃない。トヨタだって同じ。その他、大赤字に転落している企業ばっかりですよ。
何度でも繰り返し言いましょう。
外需・輸出・固い物・大きい物・高い物、全部ダメ。
ちょっと相場付が良くなってそういう銘柄が上がりだしたりすると、あっ底を打ったんじゃないか、って買いに行くのはダメって事です。
