2008/11/09 23:11

スルガ、原油価格が下がって利益回復するはず、高配当に高優待

スルガの中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

200811087.jpg 売上は増えても利益が出ていないですな。原油価格の高騰で原材料価格が利益を圧迫しているのがその原因。ご存じの通り、原油価格は140ドル超えの高値から60ドルまで下落した。いずれこの恩恵はスルガに及ぶと考えるのが自然でしょうね。

ここまで、原材料価格が上がったからといって製品価格にそれを転嫁できなかったわけだが、スルガのビジネス的には仕方ない部分多い。売上の半分以上は100円ショップ向け。100円ショップは100円で売らなきゃいけないんだから、仕入値を上げるわけには行きますまい。100円ショップはもともと超薄利なわけで、仕入値アップなんてあり得ない。

逆にスルガはもともと超高利益なわけで、原材料価格の上昇は自分のところで吸収する力があるのだから、吸収しないわけにはいかない。

スルガの経常利益率の推移。

17%(2003年)→15%(04)→14%(05)→14%(06)→12%(07)→8%(08)→6%(09予想)

この経常利益の減り具合と、原油価格の上昇具合を比較すると、まさに逆相関にあるというか、利益は原料である原油価格に大きく関係があることが分かる。原油が下がった今、スルガの利益率も回復するんじゃないんですか。

100円ショップへの商品は値上げできないので、100円ショップ向けの売上比率は年々減少していますな。実際、短信には儲からない100円ショップ向けの販売や止めたとあります。そういう姿勢は好きですねえ。儲からないけど売上確保で売るってのは嫌いです。

100円ショップ向け売上割合の推移

67%(2001年)→79%(02)→82%(03)→61%(04)→50%(05)→50%(06)→48%(07)→47%(08)→45%(09中間)

100円ショップ向けの売上のうちだいたい50%は100円ショップ最大手の大創産業向け。

それ以外の、ホームセンターとかスーパーとか、雑貨屋とか、いろんなところで売られているプラスチック用品の売上を強化しているってこと。そういう商品は100円である必要はないので、比較的値上げもしやすく、仕入値=スルガの売値も上がりやすいんでしょうな。

200811088.jpg 財務は強烈に強いくて、利益は下がってもキャッシュフローはじゃぶじゃぶで金はたまる一方。配当は維持されると考えていいですね。配当利回りは5%を越え、優待利回りも5%を越えているので合計利回りは10%越えの高配当。優待は誰でもつかえるVISAギフト券。

PERは12倍。PBR0.4。現金同等物修正PBR1.1倍。

化学銘柄
100円ショップ スルガ 優待 原油 有望 高利回り



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