カテゴリー: ビジネスサービス

2009/08/31 11:11

GMOペイメントゲートウェイ、順調な第3四半期、継続課金もOK。

~ ネット通販を初めとする非対面販売は不景気でも好調、公共分野継続課金の開拓も進む。 ~

GMOペイメントゲートウェイの第3四半期決算。

平成21年9月期 第3四半期決算短信

売上+16%、経常利益+27%。通期計画は変更無しで、売上+15%、経利+19%、EPS+13%の5800円。預り金は+37%と順調に増加している。

決済処理件数、稼働店舗数共に順調に増加。不景気巣ごもり消費の恩恵もあるかと。消費が落ち込んでいるのは事実でも、ネット通販を初めとする非対面販売は好調。楽天の業績を見ればよく分かる。

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Qごとの業績。OK。

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継続課金分野は割合的にはまだまだ小さい。潜在市場規模、特に公共分野、は巨大なわけで、割合が小さくても伸びは重要かと。

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中国での事業展開を始めたらしい。

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不勉強にしてよく分からない。それでも中国のECマーケットは爆発的に伸びていて、そこで何かしようとしてるってことは分かる。いいんじゃないですか。

第3四半期の決済説明会ビデオ。見ておくべし。

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EC GMOペイメントゲートウェイ クレジットカード 決済サービス



2009/08/19 20:08

メイテックの7月稼働率は65.2%、計画に全然届いていない

~ 稼働率は下げ続けて計画数字にはほど遠い、企業の研究開発投資はまだ復活しない。 ~

メイテックの7月の数字。

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稼働率は65.2%。今期初4月から下げ続けている。今期の計画では、上半期の稼働率は72%。下半期の稼働率計画が82.1%、通期で77.1%。計画には全然足りていない。

電機メーカーや自動車メーカーの研究開発投資の回復はまだだ。

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メイテック 常用型派遣 技術者派遣

2009/07/03 12:12

メイテック、技術系人材派遣の最大手、同業に頭一つ以上抜けている

~ 業界平均3000円を遥かに超える5000円という高単価がメイテックの全てを物語る。 ~

メイテックは技術系人材派遣の最大手。

2009年3月期の業績

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売上げ800億円のうち、派遣事業が744億円で売上げに占める割合は93%。そのうち、自動車、電気・電子機器、産業用機械、半導体、情報通信の5業種で73%。

残りはエンジニアリングソリューションの32億円(4%)とグローバル事業、キャリアサポート。後ろの2つは無視して良い。エンジニアリングソリューション事業は、3次元CAD、プリント基板及び解析関連技術等の技術支援。

前期比でそれほど大きな減収減益になっていないのは、派遣契約が切れるのは3月末だから。これは、今2010年3月期の数字を見れば分かりやすい。

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2010年3月期は4月から契約更新がされず、大きく減収で大赤字。業績予想数字には雇用調整助成金は含んでいない。会社曰く、「本業だけの数字が本当の数字だから。」

今期業績の前提条件

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稼働率は下半期に82%まで回復。稼働率80%で黒字になる。この数字が高いのかどうか、下の方に稼働率の推移を載せる。

1996年からの業績推移

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世界中が好景気に浮かれて業績を伸ばしていた2003年から、メイテックはそれほどは業績を伸ばしていない。景気が良いと企業は自社で採用する。そうするとメイテックは採用難になり、仕事はあれど、人がいないような状況だった。

好景気では人がいなくて業績が伸びず、不景気では契約が無くなって業績が伸びず。これをどうするのか、社長の言い分としては、今回の不景気で技術者が就職すべき企業をはっきり認識するはずだ、と。

セグメント別の売上高

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自動車、電気・電子機器、半導体の関連が多い。日本が日本である産業ですな。

トップ10の顧客

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日本を代表する企業ばかり。売上げ依存度が高い顧客はないし、顧客ベースはとても広い。良いです。

月間新規受注件数

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250件が好調の目安数字。足下は100件という悲惨な数字。

稼働率の推移

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95%が好調の目安。2009年4月は71%で過去にない低さ。

稼働時間

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一人当たりの稼働時間が9.2時間を超えると忙しい状況。残業などが十分あるって事ですな。

技術社員の数

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派遣単価の推移

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業界平均の派遣単価が3300円のところ、メイテック全社で5000円。フィールダーズが3600円。

月次の稼働率が発表されているので確認する必要あり。直近5月の稼働率は68.8%。4月の69.8%からさらに悪化。通常であれば、4月の稼働率が一番低くて、徐々に上がっていく。新卒社員が派遣されるから。

自己資本比率は66%。借入金はゼロで、現金をたっぷり持っている。キャッシュフローは非常に良い。

2009年3月期の原価率は93%、経常利益率は11.6%。

株主還元は積極的で、配当がしっかりしているし、自社株買い・償却も進めている。

外国人持株比率が高い。

技術系人材派遣の会社の中ではダントツに内容が良い。

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メイテック 人材派遣 技術系人材派遣 研究開発

2009/07/03 11:11

技術系の人材派遣は日本企業の研究開発には欠かせない

~ 常用型の技術系人材派遣は、事務などの登録型派遣や製造現場派遣とは別に考える。 ~

個人的には終身雇用制度には反対だし、企業はもっと柔軟に従業員を解雇できた方が良いと思う。その方が雇用は安定するし、人材も育つし、企業の競争力は上がる。もちろん、最初はものすごく痛みを伴うだろうけどね。

全く正反対の考えの人は多い。特に政治家や企業経営者には反対の考えの人が多い。

でもね、実際には、政治家や経営者の中には表向きそう言っているだけの人が沢山いるんじゃないですか?そう言わないと世論の袋叩きにあうからね。

現実問題として、日本の雇用が欧米型になることはないのでしょうね。そういう文化、と、文化という言葉で簡単に片づけてしまうのは気が引けますけど、それが簡単だし的を射ていて良いでしょ。

だから派遣が増えるのは仕方ない。フリーターも増える。非正規雇用ってやつですな。

これから派遣にはいろいろ規制がかかりそうだし、少なくとも追い風は全く吹いていない。特に製造業派遣は禁止されてもおかしくない。事務などの派遣を含めて登録型派遣はそういう状況。

でも、常用型派遣はちょっと違う。専門の技術や技能を持った技術系人材派遣。これはなくならない。最大手のメイテック。2位集団がアルプス技研とVSN。後は小粒で日本テクシード、アルトナー、ヒップ、ジェイテック。ちょっと対象範囲が違ってWDB。

メイテックは最大手だけあって同業他社に比べて全てが頭一つ以上優れている。

ファンドマネージャーの山本潤氏がメイテックのレポートを書かれているので読んでみるべし。最近山本さんが個別企業について書くことはほとんど無くなってしまった。久しぶりに個別企業レポートを読んで、ボトムアップアプローチ型の個別企業調査の面白さを再認識したわけです。

研究開発は、その性格を考えると、山本さんの言うとおり、企業の業績回復よりずっと先に動き出すのでしょう。7~9月にメイテックの稼働率が急速に持ち直す可能性があるという指摘もうなずけるし、希望的観測だと切り捨てるわけには行きますまい。

で、メイテックなんだけど、株は安い。

せっかくの機会なので、これまで余り投資対象として気にしたことがなかった技術系人材派遣会社の概要をいくつかのエントリーで調査メモしておく。

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VSN アルプス技研 メイテック 技術系派遣 派遣

2009/05/20 11:11

GMOペイメントゲートウェイ、業績は順調、株はもっと評価したい

~ クレジットカード利用が始めてマイナスになっても、非対面分野での利用は伸びている。 ~

200905192.gifGMOペイメントゲートウェイの第2四半期決算。

平成21年9月期 第2四半期決算短信

売上+16%、経常利益+29%、純利益+26%。順調ですね。通期の計画は変更無しで、売上+15%、経常利益+19%、純利益+13%。上方修正があっても不思議はない。

200905125.gifオンライン課金分野の稼働店舗数は順調に増加。9月末から+7.8%。

継続課金分野はいろんな公的機関を獲得している発表がありました。

預り金が9月末の32億から37億へ+16%。数字は月末数字なので、いつもの数字はもっと大きいはずで、あまり参考にはならないとも言えるが、一応は目安としてチェックすべき。預り金の増加は課金サービス利用の拡大の証。理由無くここが減るようだと困ります。

200905191.gifところで、国内のクレジットカードの取扱高が2月は前年同月比で+0.5%。3月はマイナスになった様子。もしマイナスになれば14年ぶりのマイナスになるという。

消費者は苦しいので買物をしない。買物をしないながらも、買物には今まで以上にクレジットカードを使う傾向は変わらない。だから、日本の消費がふるわなくてもずっとクレジット利用額は増えてきた。

それがいよいよマイナス圏に突入する可能性が出てきた。それほど消費不振は厳しい。

200905193.gifそなるとGMOPGもダメなんじゃないか?って考えそうですけど、そうは思いません。消費は店舗からネットへ、現金からカードへと流れている。その両方の流れをGMOPGは捉える。

消費不振の酷さで、現金からカードへの流れだけではカード利用額が増えなくなった。でも店舗からネットへの部分を加えれば、クレジット利用額はまだ増えるんじゃないですか?つまり、対面のクレジットカード利用は減っても、非対面は伸びている。

この辺の話は社長も決算説明会で強調して説明している。もちろん説明会資料もチェック。

もっと評価されても良い業績だしビジネスモデルだと思う。

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GMOペイメントゲートウェイ インターネット クレジットカード 決済サービス

2009/05/20 11:11

ぐるなび、メインビジネスの伸びが落ちる、ここからどうするのか?

~ ぐるなびの次に来る新規サイトには目新しさはないし、既に大手サイトが存在する。 ~

200905122.gifぐるなびの決算発表。

平成21年3月期 決算短信

今期の計画は売上+17%、利益+14%でEPSは1万円。中間配当を開始、年間1700円配は前期と変わらず。

前期については説明資料が分かりやすい。説明会動画もある。

2009年3月期 決算説明会資料

加盟店舗数は順調に増加。伸びの強さは弱まっている。その割に業績が良いのは単価が上昇しているからですな。それにしても順調な単価増で感心しますねえ。いろんな施策を繰り出して、それがうまく機能しているって事でしょう。顧客に受け入れられている。そうじゃなければこんな風に単価アップできない。

200905123.gifぐるなびのページビューもご覧の通り文句なし。グラフは1996年スタート。これだけのユーザーを集められる力が単価アップにもつながるって事ですな。

これからはぐるなびプラスアルファで展開していくわけですけど、ぐるなび食市場とかぐるなびデリバリー、ぐるなびトラベル、ぐるなびWeddingなどいろいろ頑張っている。こういう風に、何か一分野で成功すると同じノウハウを使って似たような他分野に拡大するのは当たり前。

当たり前なのでいいんだけど、企業はそれがあたかもものすごい将来性があるかのように語る。そんなに将来は明るくないのは普通に考えれば分かる。

食市場って、楽天市場から食べ物だけを取り出しただけ、トラベル関連のサイトはものすごい数ある、デリバリーも専業でやってる上場企業がある、Weddingも専門家がいる。特に、トラベルはネット企業に関わらず、なぜかどんどん進出する。ネットと旅行の親和性は高くて、儲けやすいんでしょうな。

200905124.gifいずれにせよ、そういう新しい分野に出ていくのは悪くないけれど、そこにぐるなびと同じだけの将来性があるはずはない。

結局、ぐるなびはぐるなびだけで評価しないとね。

ある程度のストック型のビジネスで、これからも顧客拡大と単価アップは続きそうではある。ぐるなびを使っている飲食店は今さらやめられないし、新しく何か使おうと思えば、ぐるなびを候補にあげざるをえない。

会社の業績予想の通り、今期は伸びると考えておいてとりあえずはOKかと。

しかし、一番ぐるなびが美味しい時期は終わったと思う。伸び率がグンと上がることはこれから期待できない。それは単に顧客ベースが拡大したから。

伸び率が下がれば株価評価も下がる。

そう考えると、今の株は今のマーケットでは十二分に評価されているんじゃないですか?

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ぐるなび インターネット 飲食店

2009/05/08 21:09

日本SHL、業績の伸びは低くてもキャッシュリッチで高配当

~ 不景気に強いと言っても、今は普通の不況じゃない、高配当利回りとの兼ね合いで判断する。 ~

日本エス・エイチ・エルの第2四半期決算。

平成21年9月期 第2四半期決算短信(非連結)

心配したとおりの通期下方修正ですな。

世界的に景気が低迷している経済環境を要因とした顧客の雇用意欲の減退によるものと考えられ、また、当面の間、この経済環境は継続するものと認識しております。このため、翌年度の新規学卒者採用案件が主となる第4四半期会計期間においては、顧客が大口契約に対して、より慎重になり、契約締結に時間を要する傾向が継続するものと予想されます。

もともと日本エス・エイチ・エルの言い分としては、不況に強いビジネスだと言うこと。しかし、それ以上に今の不況は厳しいのは想像に難くない。およそディフェンシブと呼ばれる銘柄が叩き売られていることからも、厳しい不況が抗不景気会社の業績も直撃しているのははっきりしている。

結果、今回の下方修正。

配当は従来通り6800円の予想。無理はないと言えましょう。株価10万円で配当利回りは6.8%と非常に高い。これは文句なしに魅力的ですな。よほどのことがない限りは減配はないはず。利回り6.8%を取り続けるのも悪くない。

バリュエーションはもともと高くないわけで、下方修正があっても安いのは確か。となれば、高配当低評価で悪くはない。

しかし成長はなくなった。

金はたっぷり持っている。

この辺のバランスが人それぞれの考えどころでしょうね。

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人事 日本エス・エイチ・エル 適性検査 雇用

2009/05/07 17:05

インフォマート、1Qは順調だが利用企業数の減少は止まらない、大丈夫か

~ 小型ストック型それなり成長株が高利回りまで売られた反動で株価は上げたがやっぱり売り。 ~

インフォマートの第1四半期決算。

平成21年12月期 第1四半期決算短信(非連結)

売上が+15%、営業利益が+26%、経常利益が+25%、純利益が+27%、EPSが+32%。中間予想に対する進捗率は、売上が48%、経利が60%、純利が60%。悪くない、というか、良い数字ですな。

中間業績は上方修正があってもおかしくないわけだけど、そうはならなそう。

利益面につきましては、上記の「株式会社インフォマートインターナショナル(Infomart International Ltd.)」が、平成21年5月より当社の連結子会社となる予定ですが、当業績予想に、その設立等に係るコストを海外展開の準備費用として織り込むことから

200905042.gifこの費用が結構あるんでしょうな。

ASP商談システム(前EMPシステム)の利用企業数は減少を続けている。これはよろしくないですな。ASP受発注システムとASP企画書システムの利用企業数は順調に増加。増加率は鈍っているのは確かだが。

商談システムはやっぱり不景気の影響があるのでしょう。受発注システムは景気が悪かろうがビジネスをしていく上で利用企業は継続利用する。一方、商談システムは、どちらかと言えば、新規取引や他で代替可能な取引なわけで、景気削減しようと思えば利用中止も選択肢と言うことかと。

とりあえず1Qの数字が良かったと言うことで、株価はずいぶん跳ねましたな。業績が良くてストック型ビジネスの要素が強くて、配当額6000円の配当利回り4.6%。そりゃ跳ねても不思議はない。

ただ、どうしても先々が不安。海外展開しようと思うこと自体が気に入らないし、利用企業数の減少も嫌だし、不景気も重たいし。こんな相場付きだから、ぐぐぐぐっと上がる可能性も十分ありましょう。そうなった時にどうするか、上がる前に考えておくべきですな。個人的には欲張らず売りで対処すべきと思う。

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ASP SaaS インフォマート クラウド システム開発 ストック型ビジネス

2009/02/17 14:02

利益成長しないインフォマート、高配当利回りになったけど

~ 小型成長株を買うのに配当は関係ない、それでも6.5%の利回りは気になる。 ~

インフォマートの決算説明会資料。

2008年12月期 第4四半期及び通期決算説明資料

およそ全ページにわったって好調さを感じる内容なのは間違いない。唯一投資家をがっかりさせるのが24ページにある今期の計画数字じゃないですか?

つまり、中間業績は増収減益、通期業績は増収増益ながら増益率は10%に届かない。

その理由は26ページから書かれている海外進出の費用がかさむというもの。これは前回書いたとおり、小型成長企業が海外に出るときは停滞する、という嬉しくない理屈になる。

株は売られた。ずいぶん売られた。

そして配当利回りは6.5%になった。成長株を持つ事を配当利回りで支えるなんてバカげた話ではある。それでも6.5%という数字は無視できないことありませんか?減配の心配はないし。

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インフォマート 成長株 配当 高利回り

2009/02/17 13:01

MonotaRoは前近代的な訪問工具商のマーケットに切り込む

~ テクノロジーで近代化されていない市場は必ず変わる、変える人・企業が出てくる。 ~

MonotaRoの決算説明会資料を確認。

平成20年12月期 決算説明会資料

200902171.gifMonotaRoについてみんなが一番注目しているのはここ。競合相手が訪問工具商や金物屋であって、市場規模が10兆円あり、MonotaRoの売上高はたったの140億だと言うこと。

訪問工具商というのは、中小の町工場を回って、必要な物ありませんかって聞いて商売をしている。まあ、実際には今時足で回って御用聞きはしないけど、程度の差こそあれ、そういうレベルの商売ですな。サザエさんに出てくるミカワヤですよ。

つまり、アマゾンが出てくる前の本屋さんみたいなもの。売れ筋商品だけを揃え、価格競争はなく(本は今でも価格競争はないけどね)、競合相手もいない。

そういう状況では、山積みされている本をみんなが読む。何か難しいことを勉強したくて、それに関する本を探しても、関連書籍が数冊しか置いてなければそれらから選ぶしかない。そうじゃなければ、図書館へ行って調べたり、隣町の大きな本屋さんまで出かけたり、2週間も時間のかかる注文をしてみたり。

結局、本屋にある本をかって終わる。

そういう時代があったよね。

町の中小工場も同じだというのがMonotaRoの主張。

町工場は訪問工具商の扱っているメジャーな商品を買わざるを得ない。言い値で買わざるを得ない。例え世の中には安くて同品質で同機能の物があっても。

書籍に関しては、アマゾンで状況は変わった。キーワードで検索して本を探し、一網打尽。(日本では再販制度のため低価格にはならないけど)

書籍だけじゃない、インターネットで世の中全てがそうなった。

町工場の訪問工具商の市場がまだ残っている数少ない昔ながらの前時代的マーケット。そこへMonotaRoはやってきた。

この辺の説明は、以前の説明会動画で説明されている。

で、市場規模が5~10兆円とあるけど、これが正確なのかどうか、知らない。アメリカにはMonotaRoと同業でW.W. Grainger, Inc. (GWW)グレインジャーという会社がある。MonotaRoの筆頭株主でもある。

Graingerの売上は$6.9B、時価総額が$5.5B。S&P500に入る大企業ですな。

例えGraingerの10分1までMonotaRoが成長するとしても、売上は700億円ってことになる。MonotaRoの瀬戸社長の考えでは2000億~3000億は行けるだろうと。

ここに投資家は期待しているワケですよ。

200902172.gif売上高と顧客数の推移を見ると文句無しの成長企業であることが分かるし、700億円という数字も現実味を帯びてきませんか?2000億円っていうのは別として。

さすがに今期の業績は減益になる計画。不景気は町工場を直撃するわけで、新規顧客の獲得が進んでも既存顧客からの注文減をオフセットできない。

200902173.gifそれに、前期は倒産した自動車部品会社を買って、その在庫が高利益率で売れたので予想外に利益が上がったという特殊事情もある。

決算で株は叩き売られている。しかしながら、成長株としては目を離したくないと思うんです。いずれ買い戻すべき時が必ず来るんじゃないですか?

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MonotaRo インターネット 工具 工場消耗品

2009/02/15 08:08

バンクテック・ジャパン、業績が伸びないのは環境を考えれば当然

~ メイン顧客業界のビジネス環境が厳しければ、そこに物を売る商売が厳しいのは当たり前。 ~

バンクテック・ジャパンの決算。

平成20年12月期 決算短信(非連結)

今期の業績計画は、売上+1%、営業利益-1%、経常利益+1%、純利益+11%、EPS+11%。ゼロ成長の横這いと言えましょう。

金融や保険などのメイン顧客業界が厳しい状況なので注意が必要と考えてきたわけだけど、その通りの会社計画になりました。

200902141.gif受注残の数字こそ148%と高いものの、横這いの数字を出してきているのは、経営者は日々悪化する顧客の態度を目の当たりにしているからじゃないですか?

バンクテックに目を付けたのは間違いだったなあと思う。

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バンクテック・ジャパン 保険 金融機関

2009/02/13 12:12

インフォマート、値上げにも関わらず期待した程利益が伸びない

~ 小粒なIT関連企業が国内頭打ちで海外進出する時、株価も頭打ちすることが多い。 ~

インフォマートの決算。

平成20年12月期 決算短信(非連結)

200902135.gif前期の数字。売上+13%、営業利益+6%、経常利益+6%、EPS-3%。今期の計画数字。売上+19%、経利+9%、EPS+12%。

以外と利益が伸びない。システム使用料の値上げもあり利益の伸びを期待していただけに残念ですな。

海外展開を始めるために子会社を設立して、その為の費用等を見込む。それもあって中間期では増収減益計画。下半期で取り返して、上のような通期予想数字。

200902134.gifFoods Info Martの利用企業数の推移。伸びてはいるものの、伸び率は鈍化。こういう企業の場合、いちばん美味しい時期は利用企業数が二次曲線の状態の時なのは知ってのとおり。

国内市場が一杯になってくると海外に出たくなる。そしてそれはほとんどの場合うまく行かない。特に小型の成長企業がそういう事をすると難しい。大企業がだんだん海外に出ていくのとは違いますな。

海外展開がうまく行くこともあるけど、投資的にはうまく行ったことを確認してからでも全然遅くない。うまく行くまでに国内がダメになって株価は下げ、国内が横這いで落ち着いたぐらいに海外がうまく行き始め、株価も連れて上がってくる。

利益は予想通り伸びない。国内が一杯で海外進出。

インフォマートは厳しい。

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インフォマート

2009/02/08 15:03

ぐるなび、3Qは順調、不景気でも外食企業はぐるなびを使い続ける

~ 飲食店がぐるなびをやめるのは覚悟がいるし、やめるにしても最後になるのが大手の強さ。 ~

ぐるなびの第3四半期決算。

平成21年3月期 第3四半期決算短信

順調。売上高+28%、経常利益+31%、純利益+36%。3Q単独では売上+28%、経利+29%、純利+16%。通期計画は変更無しの売上+25%、経利+38%、純利+40%、EPS+39%。

加盟店は順調に増加、販促正会員数の増加もOK。

一番気になるのは不景気で外食は避けられるので、それがぐるなびに影響するかどうかと言う点ですね。

以前の考えをそのまま踏襲したい。つまり、外食企業各社厳しいからこそぐるなびを使わざるを得ないとうい状況ですな。

業績が苦しいからと言って集客努力・経費を切りつめようものなら、それこそ負のスパイラル的に来店客が減ってしまうのでは無かろうか。

一度ぐるなびを使い、ぐるなびクーポンを発行したとしよう。あれって結構使うような気がするけど、幹事さん使いませんか?最低でもぐるなびクーポンが使われている分はぐるなびの集客力の証明。

ぐるなびをやめると言うことは、そのクーポンで来ていたお客さんが来なくなるという事に他ならない。それは飲食店にとってどれだけ恐怖でしょうかねえ?イヤーな汗が出る感じじゃないですか?

全部の飲食店がクーポンを出しているわけではないので、そういう目に見える集客効果がない場合でも、広告宣伝費をカットするのはマイナーな部分からであることは間違いないでしょう。

200902081.gifぐるなび以外でも宣伝広告しているのであれば、まずはそちらのぐるなびより規模が小さく集客効果が小さいだろうところからお払い箱になる。大手になればなるほど最後まで残るので、ぐるなびは一番最後にカットされるのではないですか?

株価は堅調ではありますな。しかし全然安くはない。

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ぐるなび インターネット ポータルサイト 外食 宣伝広告

2009/02/07 15:03

GMOペイメントゲートウェイ、業績数字とビジネス成長、両方OK

~ 業績数字だけではなくビジネスファンダメンタルも文句無し、割安成長株の代表選手。 ~

GMOペイメントゲートウェイの第1四半期決算。

平成21年9月期 第1四半期決算短信

売上高+15%、営業利益+42%、経常利益+39%、純利益+34%。今この出だしは文句無しの数字です。中間計画は、売上+14%、経利+20%、純利+13%。通期計画は売上+15%、経利+19%、純利+13%、EPS+16%。

上方修正があっても全然不思議はありませんな。

今年のクレジットカード取り扱い高については、クレディセゾンの社長の言葉の通り、多少の不安感があるものの、GMOPGのオンライン課金分野の成長は相変わらず。

200902076.gif仮にクレディセゾンの社長が言う通りの状況になったとしても、そのマイナス幅は僅かだろうから、稼働店舗数の増加で十分カバーできると思うんですね。クレジットカード取扱高の減少で店舗当たりの売上高が落ちたとしても、そこはネット企業の強さ、利益率が圧迫されるわけでもない。

継続課金分野では2月から兵庫県尼崎市の水道料金でクレジットカード払いの採用が決定。順調に公共分野で継続課金サービス先を増やしているのはいいですな。この分野は不景気は一切関係なくどこまでも安定的にサービスフィーが取れるわけ。

BSの負債にある預かり金は当然会社の金ではない。オンライン課金サービスの提供先で消費者が買物をしたときの金を一時的に預かっているもの。つまり、これが増えているって事はオンライン課金サービスが増えているってことですな。

この預かり金があるために株主資本比率は見かけ42%と低くなっている。実際には90%以上の株主資本比率。キャッシュフローはジャブジャブでまさにチャリンチャリンと空から金が降ってくる状態と言えましょう。

200902077.gif株価はずいぶん戻した。それでも全然高くはないし、配当利回りも2%もある。2%という数字自体は小さいけど、こういう小型成長株で2%という数字は意外に高い。しかしながら、配当を云々言って買う株ではありませんな。

とりあえず週明けは好決算を好感してそれなりに高く始まるんじゃないですか?

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GMOペイメントゲートウェイ クレジットカード ストック型収益 決済サービス

2009/02/02 11:11

日本エス・エイチ・エル、1Qは重要ではない、高利回りは変わらず

~ 採用活動がある2Qに業績が偏る季節性がある、それよりEPS増加と増配と高利回りがポイント。 ~

日本エス・エイチ・エルの第3四半期決算。

平成21年9月期 第1四半期決算短信(非連結)

業績数字はどうでもいい。この会社の場合、2Qに業績が大きく偏る季節性がある。顧客企業の採用活動が2月から4月に集中しているので当然ですな。そういうわけで、第1四半期の業績数字をどうこういっても仕方ありますまい。

とりあえずは増配が発表され、つまりそれはEPSの増加を意味していて、配当利回り7%以上ってところが問題。

ビジネスサービス
日本エス・エイチ・エル 配当 高利回り

2009/01/31 08:08

KG情報、P/L業績はダメでもB/S業績は現金価値割れ、高配当も

~ 黒字でキャッシュフローはジャブジャブ、それなのに現金修正PBR1倍割れで利回り4.4%。 ~

KG情報の決算発表。

平成 20年 12月期 決算短信

前期業績は悪かった。今期も業績は悪い計画。

しかし問題はそんな事じゃない。この会社の時価総額は現金価値割れをしているところに注目したいですな。

BPSは713円、現金修正BPSは230円。株価が230円でPBRは0.32倍、現金修正PBRは1倍ちょうど。業績が悪化しているとはいってもちゃんと黒字を出し続けているわけで、BPSは増加している。それなのに現金修正PBRが1倍っていうのはバカげてますな。

自己資本比率は75%、キャッシュフローは黒字でジャブジャブ。前期も今期も配当は10円の予定で、財務の優良さからは業績が悪くても減配になる心配はない。

配当利回りは4.4%。5%以上であれば文句無しじゃないですか?今の相場は5%ぐらいある銘柄は腐るほどあるのでもっと無いと嫌って考えもあるかもね。

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KG情報 PBR 無料誌 配当 高利回り

2009/01/24 17:05

日本エス・エイチ・エル、増配は自己株償却でEPS増加のため

~ 配当性向50%で増配し利回りは7.6%、自己資本比率80%超で業績は安定的、文句ありますか。 ~

日本エス・エイチ・エルが増配を発表。

平成21年9月期 配当予想の修正に関するお知らせ

6300円計画だった配当を500円増配の6800円に。前期は6300円。前期比+8%で、こんな世の中で景気の良い話じゃないですか。

日本SHLの配当方針は、配当性向50%を基準としている。実際、過去の配当性向はほぼ50%ですね。ってことはですよ、今9月期のEPSは13,600円になる。これまでのEPS予想は12,800円なので、実質的には上方修正?ってわけでもない。

自己株式の消却に関するお知らせ

自己株の消却がEPSを押し上げただけ。消却分を考えると、EPSはこれまでの予想と変らない。2500株、発行済株式の7.3%の消却はデカイですな。

それでもいいじゃないですか。自己株消却でEPSが向上して増配される。儲かっている会社が株式相場低迷時に取るべき理想的な行動ですよ。

株価9万円で配当利回りは7.6%。最近の相場は自己株取得や消却で株価が跳ねる事があるので、日本SHLもぴょこんといくかもね。

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日本エス・エイチ・エル 自己株取得 配当 高利回り

2009/01/22 23:11

ゴメス・コンサルティング、業績はどうでもいいがPBRが安すぎる

~ 激しく現金価値割れしている激安さ、これでまともに配当があれば買うのは間違いない。 ~

ゴメス・コンサルティングの第3四半期決算。

平成21年3月期 第3四半期決算短信(非連結)

業績はどうでもいい。ビジネスも流行りものなのでどうでもいい。どうでもいいけど、現金価値以下に売られているのは非常に気になりますな。

BPSは98,000円、現金修正BPSが85,000円。株価35,000円なので、PBRは0.36倍、現金修正PBRが0.41倍。あまりにも安すぎる。

200901221.gifしかし、今期は業績が悪いので無配。なんでそういう事するかねえ?これで配当2000円ぐらい出せば配当利回り5.7%。買いますよ。

2000円の配当をしたところで配当総額は3000万円に届かない。財務的にもへっちゃらですな。

SBI系というのが大きなマイナス要素ではある。

それにしても上場直後の最高値が115万円ですか。アホな事があったものですなあ。

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PBR ゴメス・コンサルティング 配当

2009/01/07 00:12

トシン・グループ、ビジネスセクターは最悪でも低PBRは安い

~ 住宅関連資材の卸売りは今最悪なビジネス、現金修正PBR1倍で利回4.5%は魅力的。 ~

トシン・グループの中間決算。

平成21年5月期 第2四半期決算短信

ビジネス的には住宅電設資財の卸売業で、今一番避けたいような仕事ですな。避けたいような、というより、避けるべきです。

中間期までの業績数字は減収減益ではあるものの、それなりに持ちこたえている。でもこれからもっと悪くなり、利益半減ぐらいにはなるんじゃないですか?仮にならなくても、そういう前提で投資するしかないセクターです。

で、気になるのはPBR的な安さ。

BPSは2510円、現金修正BPSは1100円。自己資本比率76%。株価が1100円で、PBRは0.45倍、現金修正PBRは1倍ちょうど。配当は今のところ50円。業績次第で減配されるのかどうか?自己資本は厚くキャッシュフローも豊富なので減配しない事を期待して、配当利回りは4.5%。

そういう観点からはかなりの安さですな。

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PBR トシン・グループ 配当

2008/12/30 22:10

アスクル、月次は実質的に微増、不景気の状況では安心感がある

~ 今期減益でも外需・輸出型企業に比べれば業績安心感はディフェンシブ並に強い。 ~

アスクルの12月月次。

平成21年5月期12月度 月次業績のお知らせ(個別)

12月の数字は前期比でマイナスになっている。曜日の関係があるので、実質的には微増。今期ここまでも同様に微増。

アスクルの場合は親切に曜日について説明されているけど、月次数字の発表で曜日の並びなんかに言及してくれる企業は少ない。これは意外と注意が必要ですな。月30日なわけで、そのうちの1日は3.3%にもなるわけですからね。

だから、月次数字というのは月ごとの単なる数字比較で終わらせるのではなくて、趨勢として捉えることが必要なわけですな。

話がそれた。

アスクルの業績は微増。今期計画は微増収、利益はそれなりに減になっている。原材料費の高騰で利益は圧迫されるし、景気悪化で需要も弱いので当然と言えましょう。

それでも業績には安心感がある。安心感というのは外需・輸出型のメーカーとかに比べれば断然安心感があるってことですな。業績が悪くてもね。

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アスクル オフィス用品 文房具

2008/12/27 06:06

アルバイトタイムス、無料求人紙DOMOは全く儲からない

~ 無料求人誌のビジネスモデルは時代遅れで、会社の資産は失われていく一方。 ~

アルバイトタイムスの第3四半期決算。

平成21年2月期 第3四半期財務・業績の概況

相変わらずのボロボロ業績ですな。アルバイトタイムスの顧客のメインは人材派遣・請負会社などであるわけで、派遣切りが連日トップニュースになり求人が減っている今、業績が良いわけがない。

しかし、アルバイトタイムスの業績は2005年2月期と2006年2月期をピークに信じられないほど悪化しているので、不景気云々以前に、アルバイトタイムス固有の問題があるのはご存じの通り。

業績やビジネスモデルが頂けないのは別として、どうしても目にとまるのは高財務と資産的な割安さじゃないですか?

これだけ業績が悪化しても自己資本比率は83%で借金はない。ビジネスモデル的に大きな設備投資を必要とするわけでもないので当然と言えば当然だけどね。PLの数字とBSの数字の悪さと良さの対比が面白い。

BPSは180円、現金修正BPSが97円。株価76円でPBRは0.4倍、現金修正PBRが0.8倍。業績が超悪いので配当がないのは残念。

大赤字で営業キャッシュフローはマイナス。通期でも営業CFはマイナスになりますな、多分。

DOMOのビジネスモデルが復活することはあるのだろうか?猛烈に景気が回復し、人手不足がどうしようもなければそれなりに復活するのかも知れない。そうでなければ、復活しない方に賭けるのが賢いのでは無かろうか。

新しい収益ドライバーでも作り出さない限り、資産は徐々に失われていくって事ですな。

結局、現時点での資産価値的な株価は非常に魅力的ではある物の、その資産価値は結構なスピードで失われていく可能性が高い。配当もないので、とてもじゃないけど買えないってことになりますな。

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PBR アルバイトタイムス 人材派遣 求人 請負

2008/12/20 13:01

チェルト、ディフェンシブで高配当、低PER、評価低すぎないですか

~ 財務は良好で業績も安定しているのに、利回り5.7%のPER5.4倍まで売られている。 ~

チェルトの第3四半期決算。

2009 年2月期 第3四半期財務・業績の概況(非連結)

順調に業績拡大。イオングループが拡大していけば業績も拡大していくという分かりやすさ。景気が減速すれば業績も減速するわけだが、半導体や資源や車みたいな業績急落、いきなり赤字ということにはならない。逆も真なりで、絶頂赤字からロケットV字回復で株価数十倍にはなり得ませんな。

今のような経済状況、相場つきではディフェンシブとしてありがたい投資先じゃないですか?

配当利回りが5.7%。赤字の心配はなくてキャッシュフローは安定的に十分ある。借金はゼロ。PERは5.4倍。いくら成長株じゃないといっても評価は低すぎですな。

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2008/12/18 14:02

バンクテックの11月の状況、説明会、確認しましょう

~ 来期の業績がどうなるか、20%の増益はクリアできるのであれば割安じゃないですか? ~

バンクテック・ジャパンの11月月次。

月次売上高・受注等の状況(2008/12/17更新)

バンクテックの場合、月ごとのブレが非常に大きいので月次数字を単月で見ても役に立たない。趨勢をぱっと見るのが賢明ですな。

売上は11月までで122億と通期計画131億まであと少し。今期に関しては下方修正の心配なんかは無用です。今月が期末なので、関心は来期ですね。

今のところ受注残は前期比+22%なのだが、これは月ごとの受注状況や売上状況でかなりぶれることをお忘れなく。期初からの数字を見れば、勢いとしてはだいたい20%増ぐらいで考えるのが妥当でしょう。来期の売上についても20%増ぐらいを期待してもOKですな。

利益に関しても、来期は多少の貯金もあって、20%増は期待してますよ。貯金というのは、今期にある2~3億の本社移転費用ですな。経常利益が13億の会社にあって、2~3億の移転費用は経常利益の15%~20%に相当するわけですよ。それは来期丸々利益計上される。そう考えれば最低でも20%の利益増は期待しても良いと思うでしょう?

12月6日に開催された説明会の動画資料があるので暇があればどうぞ。

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バンクテック・ジャパン

2008/11/18 14:02

GMOペイメントゲートウェイ、ストック型で利益の質は高い

~ 稼働点の増加はそのまま利益の増加、継続収入は一度取ってしまえば安泰。 ~

GMOペイメントゲートウェイの決算発表。

平成20年9月期 決算短信

200811184.jpg 14%増収で17%増益。前々期の成長率からはスローダウンしたものの順調と言えましょう。今期の計画は、15%の増収で19%の経常増益。これもまた悪くないですな。

四半期ごとの業績推移もきれいな右肩上がり。

決算説明資料には情報が詰まっている。

GMOPGを使うような中小のネット販売業者は、決済を提供する会社が沢山ある中からどうしてGMOPGを選ぶのか、考えてみたことがありますかねえ。決済サービス会社は沢山あって、どこも似たようなサービス内容だし、費用だってそう違うわけでもない。

結局、慣れている、勧められている、デフォルトである、そういう事で選ばれてるのではないかと思うね。

GMOPGはもちろんGMOインターネットグループなわけだが、GMOにはレンタルサーバーの子会社が山ほどある。ドメイン取得サービスもあればブログサービスもある。結局、そういうサービスを使ったときに、さて決済サービスはどうしようかとなる。その時、同じグループ会社ですよ、連携が楽ですよ、基本的にデフォルトみたいなものですよ、という感じでGMOPGが出てくるわけ。

そういう流れで、決済サービスだけを提供している会社よりは、ぜんぶひっくるめて提供している会社の方が選ばれやすいはずじゃないですか。特に、知識の低い小さなネットショップではね。大手は知識のある専門の人がいますから。

稼働店舗数の推移。

6,837店(2004年)→16,530(05)→21,245(06)→13,136(07)→19,237(08)

200811183.jpg 2007年にガクンと減っているのは大口顧客だった楽天が自社での決済サービスに切り替えたため。この時はさすがに一時的なダメージが大きかったが、今となれば逆に顧客ベースがものすごく分散される結果となり、業績の安定性が増した。

ストック型のフィービジネスなので、稼働店が増えれば増えるだけ収益は伸び、業績は安定する。安心感のあるビジネスモデルですな。

200811185.jpg 特に公共料金の支払いなどの継続的に発生する支払の処理手数料が順調に増えている。これは強い。お役所自治体は一度決めてしまえばなかなか変更なんかしない。不況は100%関係ない。

お役所以外でも保険や通信、CATV、NHK受信料、新聞・雑誌など、景気に左右されず継続的にカード支払がされるものは沢山ある。こういう支払の処理件数もグングン伸びている。

200811182.jpg 不景気で消費は停滞するのは明らかだけど、ネットショッピングは順調に伸びるんじゃないか。最近、楽天の三木谷社長は、ネットショッピングは不況に強いと宣言しましたな。アメリカでもそう言う風に言われ今まではその通りでした。しかし今回の不景気ではさすがにアメリカのアマゾンに代表されるネット通販企業も苦しいでいますけどねえ。とにかくネットで買物する方向に世の中はある。

200811181.jpg カード支払の比率も増える。不景気で買物全体は減るだろうけど、カードでの支払は増えるはず。とにかくカード支払う方向に世の中はある。

自己資本比率が44%と、フィービジネスのネット企業としては低い。これはカード会社から顧客へ流れるお金を一時的に預かっているためですな。実質的な自己資本比率は89%と極めて高い。

営業キャッシュフローは税引前純利益より多くて利益の質は高い。キャッシュフローはじゃぶじゃぶで金はドンドン貯まる。配当性向は35%だが、もっと上げてくれないか。

200811186.jpg 株価は見事な右肩下がりでようやくバリュエーションもこなれてきた。PERなんて今の相場では無視されるが、それでもPERは13倍。ストック型収益の企業が20%で成長しているのであれば安いですな。配当利回り2.7%も悪くない。ネット企業なのでさすがにPBRは高めだが。

相場が戻るときは他の銘柄より早く強く戻るんじゃないですか。

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GMO GMPペイメントゲートウェイ クレジットカード 有望 決済サービス

2008/11/17 23:11

丸誠、現金修正PBRが1倍割れ、利回りは5.5%超

~ ある意味ストック型の銘柄が現金修正PBRで1倍割れ、利回り5.5%は安い ~

丸誠の中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

ビルメンテナンスは不況になってもなくなりませんな。ビルの空室率が2%から5%になっても7%になっても、同じようにビルの管理・メンテは必要なわけで、不況・好況に関わらず同じだけ仕事がある。結果、不況でも好況でも業績はそれほど変わらない。

業績を伸ばすには管理する不動産物件を増やすしかない。一度増えたら減りづらい。ビルメンテの会社ってそんなに頻繁に変えるものじゃないし。ストック型と言えますな。

そういうビルメンテの会社だから丸誠の業績は微動だにしていない。

ま、そういう銘柄では成長性を買うなんてことはできないし、PERで割安とか言われてもあまり意味がないですな。

株価は330円。BPSが830円。現金修正BPSが360円。PBRは0.4倍、現金修正PBRは0.92倍。配当利回りは5.5%。借金ゼロで自己資本比率は70%。

ここから下げても心配いらないですな。

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PBR ビル メンテナンス 丸誠 有望 高利回り

2008/11/13 20:08

ベネフィット・ワン、強いストック型、利回り5%が目安

~ 福利厚生の代行はストック型収益としては魅力的、あとは配当利回りを待つ。 ~

ベネフィット・ワンの中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

売上の伸び以上に利益は伸びていますな。通期の計画でもその傾向は変わらず。ずいぶんビジネスは順調のようだが、実際そうなんでしょうね。

企業は福利厚生を自分のところでやったのでは手間暇と金がかかってしかたないし、その割に充実した内容をそろえられない。ベネフィットワンにはスケールメリットがあるので、任せた方が低コストで内容充実すること間違い無しですなあ。

説明会資料を見れば総会員数が順調に伸びているのが分かります。

第2四半期決算説明会

会員数の増加がベネフィットワンにとっては最重要なわけ。なぜかって、企業からは一人あたりいくらって月会費を取っている。会員がいる限り、毎月毎月お金が入ってくる、まさにストック型ビジネスですな。しかも、かなり強いストック型。

企業は一度福利厚生を決めれば返るのだって面倒。福利厚生を受ける従業員だって、内容がコロコロ変われば分かりにくくて困る。そう言うわけで、一同獲得した企業が簡単にベネフィットワンのサービスを止めるとは思えませんな。

そもそも、ベネフィットワンも自ら言っているように、ベネフィットワンのサービスと同業他社のサービスはそんなに変わらない。新規参入しても同じ内容になる。

同業他社が、当社グループのサービスメニューを模倣することは比較的容易であり、福利厚生メニューのラインナップにおいて差別化することは比較的困難な状況にあります。

それじゃあベネフィットワンをやめて他社に乗り換えるインセンティブは少ない。

そういうことで、強いストック型と言えましょう。

200811122.jpg 一番気になるのは、前期末の決算発表資料にある、業界動向のページ。これで見ると、マーケット規模の既に半分は終わっていることになりますな。ベネフィットワンのシェアは50%なので、このマーケット規模では伸びしろは倍しかないってことになる。

当然ながら、業務範囲を広げて対象となる市場を広げるわけだけど、メインのパイが小さいのは気になる。

200811123.jpg 株価は上場来安値付近をうろちょろしている。高成長でいままでの株価評価は高かった。ようやく安くなってきたかなと言う感がないでもない。強いストック型なので、利回りが万が一にも5%なんかになれば強気になれますな。そうじゃなければ下がるのをじっくり待つのがよろしいんじゃないかと。

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ストック型 ベネフィット・ワン 福利厚生 配当利回り

2008/11/11 21:09

バリューコマース、株価は現金価値以下まで売られている

~ 現金修正PBR我まで売られるのは赤字と言っても明らかに行き過ぎじゃないですか。 ~

バリューコマースの第3四半期決算。

平成20 年12 月期 第3 四半期財務・業績の概況

アフィリエイトサービスプロバイダーはどこも業績は頭打ち。稼ぎ頭だった消費者金融系やクレジットカード系のお客さんがいなくなったことも大きいですな。

それはいいが、バリューコマースで気になるのは売られすぎじゃないかと言うこと。

BPSは19200円、現金修正BPSは10700円。株価は9500円なので、PBRは0.5倍、現金修正PBRは0.9倍。

赤字ではあるものの、キャッシュフローは豊富で黒字。借金はなく財務は極めて強い。

個人的にはPBRそのものを投資判断に使うことはまずないけど、現金修正PBRはさすがに底値の見極めには使えると思っているわけですね。

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PBR アフィリエイト バリューコマース

2008/11/08 22:10

日本エス・エイチ・エル、業績は堅調、安定ビジネス、高配当

~ 問題が全然見つからない企業が売られすぎたら買うしかない。 ~

日本エス・エイチ・エルの決算発表。

平成20年9月期 決算短信

業績は堅調。気になるのはそんな事じゃない。配当ですな。前期、前々期、今期と年間配当額は6300円。株価は8万円なので、配当利回りは実に7.8%。連結配当性向は50%を基本としている。

とりえあずはBSを確認する必要がありましょう。自己資本比率は84%。現金同等物が資産の80%。借金はゼロ。過去一度も貸し倒れが発生したことがない。安全度100%。

CFをチェック。営業キャッシュフローは税引前純利益にほぼ等しい。設備投資はないに等しい。財務CFは配当金の支払だけ。健全度100%。

PLを確認。売上原価は15%。経常利益率が50%。純利益率が25%。無駄な特損、特益はない。収益度100%。

なんですか?これ。

ビジネスの安定感を考える。入社時などに行われる、所謂、適性検査を開発している。これを使わなくなるか?ならないでしょうな。大企業は何百人という人を面接し、合否を出し、配属のため振り分ける。一つの目安として適性検査を使わざるを得ない。一人一人をマニュアルで対応するなんてできっこない。

入社時だけじゃなくて、入社後の配置転換なんかでも同じ。

景気によって需要が増えたり減ったりはするだろうけど、いきなり売上が半分になることはないと言えましょう。過去10年の業績推移を見ても分かりますな。

全然問題ないじゃん。

じゃあ、日本SHLはクサイ会社なの?いや、そんな兆候は全然見あたらない。

ってことはですよ、マーケットは間違っていませんかねえ。基本、今の株価は、業績が半分になって、配当も半分になるのを前提にしている。それはないと思うね。

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日本エス・エイチ・エル 有望 高利回り

2008/11/03 23:11

セコム、不動産と有価証券で下方修正

~ 不動産や有価証券投資などやめて、セキュリティ一本でやりませんか。 ~

セコムの下方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

減額の理由は1000億ほど持っている販売用不動産。基本、売れない。売れないために減損もする。あとは2500億も持っている投資有価証券の減損。これだけマーケットが下がれば持ち株も下がるわけで、減損も77億と大きい。77億は営業理系の10%以上。

しかし、なぜ不動産屋をやって株を沢山持つのだろうかね。そんなことはやめて、セキュリティ一本でやってくれれば、ほんと、魅力的だと思う。防災事業、保険事業はそれなりに相乗効果もあるからまあいい。メディカル事業についてもある意味セキュリティだし、今あるインフラが使えるし、まあいい。

それでも評価は高いので株価もそれなりなんだろうけど。利回り5%を越えるような暴落があれば買いたい。ないだろうねえ。

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2008/10/31 23:11

インフォマートのストック型ビジネスは順調

~ 利用企業数は順調に増加+利用料値上げで期待できる。 ~

インフォマートの第3四半期決算。

平成20年12月期 第3四半期財務・業績の概況(非連結)

成長率こそ低いものの順調な業績といえましょう。

200810311.jpg

Foods Info Martの利用企業数は18063社(前期末比+1030社、+6%)。伸び率は鈍ってきてはいる。EMP事業では純減となった。ASPは順調に新規獲得できている。ここからは利用企業数の大幅アップは見込めないから、どれだけ単価が上げられるかにかかるんじゃないか。

そこで10月からASP受発注システムの利用料金を上げた。具体的には、買い手企業は13000円から18000円へ、売り手企業は25000円から28000円へ(従量制の場合は月間取引の1%から1.1%へ)。率にすると、買い手で+38%、売り手で+12%。相当な値上げですな。

単純計算してみる。買い手企業は538社だから、499社×5000円×12ヶ月=3000万円。売り手企業(全部が定額制を採用しているとする)が約13084社×3000円×12ヶ月=4億7100万円。合計5億円。今期売上予想の18%。これは大きい。

値上げをすると解約する企業が出るのは当然のことで、値上げによる増収と解約による減収のどちらの勢力が強いかで最終的な売上増減が決まるわけです。

解約するのは基本的にはあまりFoods Info Martでビジネスを活発に行わず、解約してもいい企業なわけで、そういう稼働の低い企業を減らすのはある意味、Foods Info Martの質を高めるためには良いことではないかと思うのだが。

いずれにしても、受発注システムを変更するのは面倒なので、解約するのもためらわれるはず。売上増に貢献すると思いますね。しかも、増加分はまるまる利益なわけで、これが出来上がっているシステムを売る強みといえましょう。

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インフォマート 有望

2008/10/28 01:01

バンクテック、書類をアナログからデジタルへ変換

~ こんなに好業績で見通しも明るいのに株は安い。要調査。 ~

バンクテック・ジャパンってなんの会社ですか?いままで見たこともなかったが、ブッちぎりの好決算を出しているじゃないですか。

平成20年12月期 第3四半期財務・業績の概況(非連結)

アナログ書類を画像処理してデジタル書類にする事業ですね。こんな流れはもうずっと続いているとなにげに考えていたが、そのためのハードやソフト、システム、ワークフロー、コンサルティングなどを行っている。時流に乗っていると言えましょう。

確認や審査、情報管理、そういうことはJ-SOX法なんかもあってどんどん厳しくなるわけだし、効率化の観点からも書類のデジタルかは進みますな。

そういうビジネスモデルを別にしても、業績の伸びは凄まじいですねえ。MBOした2002年から数年は売上、利益が伸びていないが、これはMBO後の体制を整える部分であったり、アメリカ・バンテック社との契約に関わる費用消却が大きかったのがある。

受注残は豊富。月次で売上、受注、受注残を公表しているので業績の見通しがはっきりしているのが良いですね。

月次売上高・受注等の状況(2008/10/16更新)

名前はバンクテックで、もともとは銀行なんかの金融機関を主な顧客と指定のだろ受けど、現在のポートフォリオは金融関係が多いにせよ、他業種の顧客を持っている。このぐらいの規模の調子が良い会社は、売上の大部分が数社向けだったりする危うさがあるけど、バンクテックはそういう部分が無い。

業績が伸びるのと同時に財務が改善している。営業キャッシュフローが贅沢で、借金の返済が進み、長期前払費用(アメリカ・バンクテックとの契約に関するもの)の償却が進んでいるのがその原因。伸び盛りの企業は、売上と利益は伸びるけど、売掛金と在庫、借金も伸びて、営業キャッシュフローがマイナスというケースが多い。その点、バンクテックは優秀ですな。

株価をチェックしてみる。

あれ?安いな。

3Qですでに通期予想を超えているのに上方修正されなかったから?いや、そもそもにして株価水準が低すぎないか。10月に入ってからの急落を除いて、9月の株価水準でも考えても安すぎないか。いやいや、6月の高値だって全然買われているうちに入らない。

なんだか久しぶりに安い成長株を見た気がした。

もう少しいろいろと調べてみる必要がありますな。

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J-SOX バンテック・ジャパン 有望

2008/10/22 21:09

ぐるなびはグルメサイトのデファクトスタンダード

~ 居酒屋チェーンはぐるなびを使わざるを得ない状況になりつつあるよう泣きがする。 ~

ぐるなびの上方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

グルメサイトのデファクトスタンダードになった感がありますな。(デファクトスタンダードって最近は使わなくなった。)特に、チェーン展開する居酒屋とかにとっては必要不可欠な営業ツールでしょう。

居酒屋はどこも厳しい。既存店は良くて微減、ほとんどの場合それなりにマイナス成長。新店をドンドン出して売上を伸ばすしかない。どこのお店も考えることとする事は同じ。みんなが広告を出しているぐるなびに自分だけ出さないわけにはいきますまい。

それに一度広告を出したら止められない。ぐるなびでプリントアウトできる割引クーポンを使うお客さんも多いはずで、広告を止めたらそのお客さんがいなくなってしまうのではないかという恐怖感は強いはず。

ぐるなびを見れば分かるけど、一番目に付くのは居酒屋。特に大人数系。宴会の幹事はぐるなびを使ってお店を探すことも多いんじゃないだろうか。大人数のお客ほどありがたい商売はない。となればやっぱりぐるなびは外せない。

景気が悪くなればなるほど、人の入りが悪くなれば悪くなるほど、集客に費用をかける必要があるのが居酒屋チェーン。

まあだいたいそんな流れでしょうか。

増配するのも好感が持てますな。

平成21年3月期配当予想の修正に関するお知らせ

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ぐるなび 有望

2008/10/12 15:03

ダイセキ環境ソリューションがずいぶん安くなった

~ マーケットに引くずられて安くなったけど、環境関連は期待できる。 ~

ダイセキ環境ソリューションの中間決算発表。

平成 21 年 2 月期 中間決算短信(非連結)

200810124.jpg

この株は今までずっと高い高いと思ってきていたが、今日見たらなんだえらい安くなってるじゃないですか。11万円ですか、ついこの前50万円につっかけたと思っていたんだけどね。11万はちょっと安すぎやしませんか?

業績数字の方は順調。環境意識はどんどん高まるし、今までのように杜撰な方法で産業廃棄物するのもできなくなるし、環境関連の法律も厳しくなり、まさにダイセキ環境には追い風が吹いていると言えましょう。ダイセキ環境のメインは土壌汚染調査・処理だけど、これにしても状況は全く同じですな。

景気が悪くなるとお金に余裕がなくなるので、環境汚染とか目に見えにくい、ややもするとちょんぼしやすい部分でごまかす企業が出てくる可能性はある。食品偽装が最近流行っているけど、それにしてもお金がないから、もっと儲けたいからということ。偽装してもばれにくい。環境に関しても同じことが言える。

マンションが売れないのも一つのマイナスかと。マンションって建てるときに土壌調査とかするでしょ。結構大きな需要先何じゃないかと。

借入金が前期末の36億(総資産の42%)から16億(総資産の22%)まで20億の激減。その分キャッシュが23億減った。無駄なキャッシュを持っていても仕方ないので借金を返済するのは良いことですね。設備投資も一段落ということでしょう。

今のマーケット激震が落ち着けば復活すると期待できる銘柄ですな。

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ダイセキ環境ソリューション 環境

2008/10/10 20:08

アルバイトタイムス、相変わらずの悪決算

~ ビジネスモデルも業績も悪いけど、お金だけはたくさん持っている。 ~

アルバイトタイムスの業績悪化はどうにも止まらない。一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、そんな面影は全くなくなってしまいましたなあ。フリーペーパーって言うビジネスモデルはダメだと言うことでしょう。

平成21年2月期 中間決算短信

売上は順調に減少。止まる気配はなし。営業利益段階で赤字。

この会社の決算短信は情報量が多い。いろいろデータが載せてあるし、グラフなどを使って見やすくしている。業績が好調の時はそういう事をして、業績が悪くなるとやめてしまう会社があるけど、アルバイトタイムスは良い時も悪いときも、ずっと積極的に情報開示している。その点は二重丸をあげたいですね。

求人広告件数は全国的に右肩下がり。前年比でマイナスが続いている。それ以上にアルバイトタイムスの売上は減少しているので、DOMOの集客力が弱くて媒体に魅力ないという証明かと。

売上減少に伴って人件費も減らしているが全然追いついていない。しかし、営業が全てといえる会社で人員を削減していくのは、まさに負のスパイラルといえましょう。

地域別の売上を見ると、どこもほぼ同じように減少。DOMOネットは全く商売になっていない。今のご時世、ネットが弱いって致命的じゃないですか。DOMOネットはDOMOと一体型のサービスで、単独での売上は見込んでいない、って話ですが、なんとも納得できません。

顧客としては、人材サービス会社からの仕事が減っている。そりゃそうですな。人材サービス会社の業績が悪化の一途をたどっていることからも明白です。

この会社の唯一素晴らしいのは、これだけ赤字を出してもまだまだ財務が強いって事です。この中間期はいよいよ営業キャッシュフローもマイナスになったけどね、それでも資産の半分は現金。同等物も含めれば70%近くがキャッシュなわけです。

借入金はゼロ。負債は資産のわずか20%。

倒産しないんだから、90円って株価は安いんじゃないですか。どうすればいいのやら分かりませんが、キャッシュを使って手を打てる可能性があることは良いことです。

ビジネスサービス
アルバイトタイムス

2008/10/09 00:12

チェルトの中間決算。安いですな。

~ これだけの配当利回りでも株価は叩き売られる相場って。。。 ~

うんざりするほど激安ですな。チェルトの中間決算。

2009年2月期 中間決算短信(非連結)

それほど成長率は高くないし、アスクル+ダイオーズを2で割ったビジネスを、親会社のイオン系列会社に提供しているという、あまり面白くない会社ではある。でも、業績は安定しているし、今期も順調で、予想配当の69円は確実だろうね。

だけど、株は売り込まれて、配当利回りは6.4%。

業績が悪くて減配がありそうな会社の配当利回りじゃないですよ。不動産屋の配当利回りではないんですよ。

しかし、チェルトに限らず、そんな株はゴロゴロしている。一体どうなってるんですかね、今の相場は。

ビジネスサービス
チェルト 高利回り

2008/09/26 22:10

ウェザーニューズ、上方修正&第1四半期

~ 気象サービスという可能性のありそうな市場でのトップ企業。 ~

ウェザーニューズが上方修正と第1四半期決算を発表。

業績予想の修正に関するお知らせせ

今の相場では貴重な上方修正で、業績は好調ですね。中間期のみの上方修正で、通期は据え置きです。要因としては、上半期に計上されるはずだった費用が下半期に移ったため、通期では変更なしというものです。売上の修正がないので、あながち控え目に言っているということもなさげ。

平成21年5月期 第1四半期決算短信

ウェザーニューズによると気象市場の大きさは世界で6000億。意外に小さい。その市場で、ウェザーニューズはトップの売上高を誇るようなのだが、それでも売上は110億しかない。6000億は超巨大と言えないけど、トップが110億であればまだまだ伸びしろは相当大きい言えましょう。

気象情報というのはストック型のビジネスで、ウェザーニューズではトールゲート売上と呼んでいる。これはウォーレン・バフェットの言葉をぱくったのでしょう。いずれにせよ、気象情報をもらおうと思えば、ウェザーニューズを使わざるを得ず、いったん使えば使い続けることになるという、そういう事が言いたいわけです。

本当にウェザーニューズを使わざるを得ないのか?有力な競合はないのか?ちょっとよく分からない。

ウェザーニューズが説明する限りでは、売上のほとんどがストック型で、安定感は高そうである。

地域別に見ると、日本が75%以上で、残りは北米、欧州、アジア・豪州。日本の気象市場が他国に比べて大きいのかどうか、分からないけど、そんなことはないのではないか。そうであれば、日本以外での成長の可能性は高いかもしれない。ただ、第1四半期を見る限りでは売上は全然伸びていない。

意外と設備が必要なビジネスのようで、予想外に借金が多い。分析や情報配信などにシステムが必要になるのだろう。しかしながら、キャッシュフローはじゃぶじゃぶで、利益の質は高いと言える。だから財務は改善方向で丸。

会社計画は強気で、法人向け市場では前年比+10%、個人向けでは前年比+20%の成長を目標としている。そういいつつも、第1四半期の個人向けはマイナス成長。

面白そうですね。

ビジネスサービス
ウェザーニューズ 上方修正

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