ぐるなび、メインビジネスの伸びが落ちる、ここからどうするのか?
ぐるなびの決算発表。
今期の計画は売上+17%、利益+14%でEPSは1万円。中間配当を開始、年間1700円配は前期と変わらず。
前期については説明資料が分かりやすい。説明会動画もある。
加盟店舗数は順調に増加。伸びの強さは弱まっている。その割に業績が良いのは単価が上昇しているからですな。それにしても順調な単価増で感心しますねえ。いろんな施策を繰り出して、それがうまく機能しているって事でしょう。顧客に受け入れられている。そうじゃなければこんな風に単価アップできない。
ぐるなびのページビューもご覧の通り文句なし。グラフは1996年スタート。これだけのユーザーを集められる力が単価アップにもつながるって事ですな。
これからはぐるなびプラスアルファで展開していくわけですけど、ぐるなび食市場とかぐるなびデリバリー、ぐるなびトラベル、ぐるなびWeddingなどいろいろ頑張っている。こういう風に、何か一分野で成功すると同じノウハウを使って似たような他分野に拡大するのは当たり前。
当たり前なのでいいんだけど、企業はそれがあたかもものすごい将来性があるかのように語る。そんなに将来は明るくないのは普通に考えれば分かる。
食市場って、楽天市場から食べ物だけを取り出しただけ、トラベル関連のサイトはものすごい数ある、デリバリーも専業でやってる上場企業がある、Weddingも専門家がいる。特に、トラベルはネット企業に関わらず、なぜかどんどん進出する。ネットと旅行の親和性は高くて、儲けやすいんでしょうな。
いずれにせよ、そういう新しい分野に出ていくのは悪くないけれど、そこにぐるなびと同じだけの将来性があるはずはない。
結局、ぐるなびはぐるなびだけで評価しないとね。
ある程度のストック型のビジネスで、これからも顧客拡大と単価アップは続きそうではある。ぐるなびを使っている飲食店は今さらやめられないし、新しく何か使おうと思えば、ぐるなびを候補にあげざるをえない。
会社の業績予想の通り、今期は伸びると考えておいてとりあえずはOKかと。
しかし、一番ぐるなびが美味しい時期は終わったと思う。伸び率がグンと上がることはこれから期待できない。それは単に顧客ベースが拡大したから。
伸び率が下がれば株価評価も下がる。
そう考えると、今の株は今のマーケットでは十二分に評価されているんじゃないですか?
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