カテゴリー: 倒産・上場廃止

2008/11/03 12:12

エタノール専業の最大手、ベラサンが倒産

~ 原料高騰と信用収縮による資金繰りで最大手が倒産するとはねえ。 ~

新エネルギーの一つがエタノール。エタノール専業ではアメリカ最大のベラサンが倒産。思わずうなる。

2008/11/03, 日本経済新聞 朝刊

米エタノール大手、破産法申請。

 【シカゴ=毛利靖子】米エタノール生産大手、ベラサン・エナジーは米連邦破産法一一条(日本の民事再生法に相当)の適用をデラウェア州の破産裁判所に申請した。原料のトウモロコシ高騰で事業採算が悪化していたうえ、金融危機の影響による信用収縮で資金繰りに行き詰まった。

倒産・上場廃止
アメリカ エタノール エネルギー トウモロコシ ベラサン・エナジー

2008/10/15 22:10

エステの会社?富士バイオメディックスが倒産

~ 一体どこへお金を流しているのか、セントレック銘柄だから仕方ないか。 ~

富士バイオメディックスが倒産。負債総額218億円。

民事再生手続開始申立に関するお知らせ

CRO会社がいつの間にやらエステの会社になって、最後は倒産でした。本業が変わるのは余り好ましくない兆候。

平成20年9月末日に入金を予定していた多額の未収入金の回収ができず、同月の資金は急遽他社からの支援により乗り切りましたが、その後、この未収入金の存在自体に疑義が生じたため、平成20年10月末日の資金を調達する目処が立たず

未収入金の最大は広瀬伸次。ワキガとか多汗症に関する本も出している医師なんだけど、医師免許停止を食らった事があるらしい。免停になった医者なんて、どう考えてもダメですな。

次が医療法人瑞穂会。どんなのか分からない。

多分、このうちのどちらかからの回収が出来なかったものと推察。

そもそも名証セントレック上場と言うことで投資不適格ですな。主幹事は東洋。監査法人は大光。大光が監査するのは富士バイオとメデカジャパン。メデカジャパンなユニマット系。

大株主は医薬品卸の大手、東邦薬品。変なものつかまされちゃったね。メデカジャパンが第二位株主。

倒産・上場廃止
セントレック 富士バイオメディックス

2008/10/10 18:06

ニューシティ・レジデンス投資法人が倒産。REIT初。

~ ついに不動産マーケットの激震はREITまで到達しました。 ~

ニューシティ・レジデンス投資法人が倒産しました。負債総額は1120億。REITでは初の倒産。いよいよここまで来ました。

本投資法人の民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ

一応、帳簿上は総資産が2000億円ある。じゃあ、倒産したので資産を清算すれは負債は全部返して投資家にも900億円返ってくる事になりますが、誰もそんなこと信じてはいませんね。果たしていくらで売れるのか?半額としても1000億で負債をほぼカバー。

スポンサーはCBリチャードエリス。知らない人が多いかもしれないけど、アメリカの不動産最大手。ちょっと日本の大手不動産とはビジネスの比重の置き方が違うので、不動産最大手、という言葉は誤解を招くかもしれないけど、まあ、意味は分かってもらえましょう。

ちなみに、アメリカではCBリチャードエリス関連としても全くニュースになっていない。CBリチャードエリスが直でスポンサーではなくて、子会社か孫会社か、SPCか何なのか、よく分からんけど、それ系であることは間違いないんだから、少しぐらいニュースになってもいいんじゃない?

全世界で不動産を扱うCBリチャードエリスがこんなミスをするというか、見通しを大きく間違うというか、今の不動産マーケットの酷さが分かるというもの。

ここからは、REITが倒産するとどうなるのか、そういう過程が分かる良い機会ですな。

現在のREITの高配当利回り銘柄1位~5位。やっぱりニューレジデンスはトップ。ってことは、これは危ないリストといってもいいだろう。

  • 順位 コード  銘柄          配当利回り
  • 1  8965  ニューシティ・レジデンス投資法人  28.31%
  • 2  8962  日本レジデンシャル投資法人  20.87%
  • 3  3229  日本コマーシャル投資法人  20.83%
  • 4  8963  東京グロースリート投資法人  19.60%
  • 5  8980  エルシーピー投資法人  19.30%

パシフィック系2つが2位、3位というのが不気味ですなあ。

倒産・上場廃止
REIT ニューシティレジデンス 不動産

2008/10/08 23:11

官公需要とマンション不況で新井組が倒産

~ 受注残と資金繰り難、そして霞ヶ関とNIS。 ~

新井組が倒産。負債総額450億円。

民事再生手続開始申立てに関するお知らせ

官公庁からの仕事が減り、マンションの仕事も減った。折からの不動産業者の倒産連続で、マンデベから受け取った手形が割引できず、資金繰りに窮し、倒産となった。

大株主はNIS。37%の所有なので子会社ではないけど、事実上は子会社のようなもの。助ける力もないのかということで、株は売られましょう。って、もう売れないほど売り込まれていますけど。。。。いずれにせよ、NIS系は要注意ですな。

監査法人は霞ヶ関。なるほどね。

代表取締役社長 酒井松喜

倒産・上場廃止
NIS マンション マンデベ 新井組 霞ヶ関

2008/10/02 23:11

エルクリエイト、倒産

~ 上場後、たったの1年で倒産。不動産マーケットは引き続き厳しい。 ~

エルクリエイトが倒産。負債総額は60億。

破産手続開始申立ての決議に関するお知らせ

当然上場廃止です。

上場廃止等の決定に関するお知らせ

すでに先日の有報提出遅延で危ない状況であることははっきりしていましたね。はっきりと、「資金の調達が図られておらず、今後の資金繰りが未だ不透明な状況」と書いてあるわけですから。予想通りというか、予定通りというか。

200810201.jpg

上場してたった一年での倒産。上場後、株価は下げっぱなしで、リバウンドする場面もほとんどなかった。公開価格20万で買って、当日25万で売った人以外、この株で儲けた人はほとんどいないでしょうな。デイトレでちょこちょと儲けた人もいるだろうけど。ヒドイものです。

代表取締役社長 岡田勇二(筆頭株主)、専務 五十嵐正樹(第二位株主)

倒産・上場廃止
エルクリエイト 倒産

2008/10/01 00:12

武井工業所、カウボーイ、上場廃止

~ 上場廃止が本日は2件。さようなら。 ~

上場廃止が2つ。武井工業所は時価総額が小さすぎて上場廃止基準に抵触。カウボーイは問題だらけで退場。

武井 上場廃止等の決定に関するお知らせ

武井は一応、フェニックス銘柄として今後も取引は可能。悪さしての強制退場ではないので、まあ今回は残念だったということで。

カウボーイ 上場廃止等の決定に関するお知らせ

一方のカウボーイの強制退場は遅すぎですなあ。

倒産・上場廃止
カウボーイ 上場廃止 武井工業所

2008/09/29 18:06

ランドコム、倒産

~ 倒産しそうな不動産屋の急先鋒ランドコムがやっぱり逝ってしまった。 ~

ランドコムが倒産しました。負債総額は309億円。

民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ

不動産屋はどこもかしこも倒産してしまいそうだけど、その中でも特に倒産しそうだったランドコムなので、今日の倒産であれっ!と驚いている人はおりますまい。

膨れあがった在庫を何とか現金化しようにも、値下がり&買い手のファイナンスの難しさで思うように処分は進まず、資金繰りがどうにもならなくなりました。今まで倒産した不動産会社と全く同じ理由ですな。まあ、それ以外にはない。

とりあえず、今までのランドコムを取り巻く状況を簡単にまとめておきます。

2008年5月末、第1回社債が償還できなかった。それはたったの1億円の社債。そこまでお金がないって事。と同時に、第2回社債の制限に抵触し、償還しないといけなくなった。けど、償還できるわけもなく、第2回社債も償還不能。これもたったの1.2億。合計してもたったの2.2億。

そんな状況で、第1四半期末時点の短期借入金+1年内長期借入金は200億円もあった。自己資本比率は8.4%で、不動産企業に対する融資の厳しさを考えると、トテモじゃないけど200億円の借り換えできそうになかった。

青木社長が大株主だけど、株は担保になっていた。何の担保かははっきりしないけど、借入金の担保と思われる。EDINETで大株主の異動状況を見ると、その担保がじゃんじゃん売られているのが分かります。

8月末までで、総株数の23%が売られた。その時点で、社長の持ち株比率は48%から25%まで下がる。この担保処分売りが始まったのが6月で、そこから株価は急落している。

中間発表は8月29日だったが、決算発表は延期となる。下方修正も発表し、その時点で債務超過は確実となった。これが決定打と言えましょう。「倒産しそうな不動産屋」ではかなり上位に入っていた。

そんなわけで、ランドコムは本日逝ってしまわれました。

倒産・上場廃止
ランドコム 不動産 倒産

2008/09/26 17:05

プロデュースが倒産

~ 粉飾決算で強制捜査を受け、1週間で倒産。 ~

プロデュースが倒産です。負債総額は74億円。

当社の民事再生手続開始の申立に関するお知らせ

つい先日、粉飾決済で強制捜査を受けたばかり。1週間で倒産ですな。これはヒドイ。社長はどこだ?

倒産・上場廃止
プロデュース 粉飾

2008/09/26 17:05

シーズクリエイトが倒産

~ 堅実経営を感じさせたにも関わらず倒産は残念な気がする。 ~

シーズクリエイトが倒産です。負債総額110億円。

民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ

マーケットが悪くなるまでのシーズクリエイトは、完成在庫ゼロが売りで、堅実経営のイメージが強かった。ここまでたくさん倒産した不動産屋の中では一番残念というか、意外というか、そういう感を持った。

株価的にはシーズは万年割安株で、他の不動産屋が値を飛ばす中でもゆっくりとしか上がらなかった。そういう意味でも派手さがなく堅実で、爆発的な側面は全然持っていなかった。

流動化事業に乗り出したのも遅いほうだったと記憶している。正確には遅すぎたのだろうけどね。遅すぎたから仕入れは高値になって、売るに売れず、資金繰りの悪化につながった。

なんとなく残念な感じがするのは私だけ?

倒産・上場廃止
シーズクリエイト 不動産

2008/09/25 17:05

ジェネシステクノロジーが倒産

~ 必要とされない技術では生き残ることができない。 ~

ジェネシステクノロジーが倒産。負債総額は110億。

当社の民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ

ビジネスが右肩下がりで、とうとう力つきたんですね。希望退職やら事業の集中やら、万策尽きた感があります。半導体の市況が悪いと言うことなんだけど、多分、ジェネシスの提供する技術がどんどん必要とされなくなっているのだと思うね。どれだけ市況が悪いと言っても、テストが必要であれば半導体を作っている限りテストの需要はあるはず。

ビジネスには安泰はないんですね。新しいものを生み出していかないといずれは終わってしまう。横這いなんて企業にはなくて、成長か衰退か、二つに一つ。厳しいです。

倒産・上場廃止
倒産

2008/09/24 22:10

リプラスが倒産です

~ どんどん潰れる不動産企業。一体いつまで続くのか? ~

リプラスが倒産しましたね。負債総額は325億円。

破産手続開始決定のお知らせ

資金繰り。リプラスに限らず不動産会社の倒産はこの一言に尽きる。金融システムがおかしくなってしまった昨今、一番影響を受けているのが不動産屋さん。もちろん、プチ不動産バブルという理由もありましょう。

リプラスがスポンサーを務めるリプラス・レジデンシャル投資法人は、存続自体には影響がない。が、組み込まれている不動産の大部分が、リプラスの家賃保証サービス「レントゴー保証」を受けているため、これがなくなる。家賃滞納などがあったときに穴が開くことになる。下記、リプラス・レジデンシャルのプレスリリース。

スポンサー企業の破産手続開始の申立てに関するお知らせ

リプラスの大株主であるアトリウムはとばっちりを受ける。まあ、株主責任だから仕方がない。

投資有価証券の評価損に関するお知らせ

倒産・上場廃止
リプラス 不動産 倒産

2008/09/20 23:11

松本引越センターが民事再生法の適用を申請し倒産

~ ゾウさんも業界全体への逆風と信用失墜には勝てなかった。 ~

キリンさんがすきです。でも、ゾウさんのほうがもーっとすきです。

松本引越センターが倒産です。負債総額は50億とまあまあの規模。倒産に「まあまあの規模」とは失礼ですが。

引越し屋さんはどこも苦しい。そもそも景気が悪くなれば引越しは減るし、そうじゃなくても若年人口の減少で引越しは減っている。そしてこの原油高が燃料費の高騰につながって利益を圧迫している。

さらには引越しはシーズンものなので、季節ごとの需要変動がものすごく大きい。忙しい時期はアルバイトとか短期派遣を使って人員調整するのだが、昨今はアルバイトの採用も大変だし、グッドウィルが酷いことになっているとおり、短期派遣もとても使いづらくなっている。

そういう業界全体としての厳しさがある。

ゾウさん特有の問題としては、昨年秋に自殺してしまった前社長の件がある。会長だった人が、自分個人の手形の保証に勝手に子会社を使った問題があって、会長の息子=前社長がその後自殺したというような流れだったと記憶している。

ニュースによれば、その件以降、銀行からの融資も細り、取引先からの信用も失って顧客離れにつながったと言うことらしい。

倒産・上場廃止
倒産 引越し

2008/09/19 23:11

Human21、やっぱり倒産。

~ つい先日危ないと書いたHuman21がやっぱりというか、倒産。 ~

つい先日、Human21が逝ってしまいそうだ、というエントリーを書いたが、本日現実のものとなってしまいました。倒産です。

当社民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ

負債総額は460億とかなり大きい。Human21にお金を貸していた金融機関とか、売掛金を持っている建築屋さんとか、特損処理しないといけない。もう慣れっこだろうけれど。。。

ちなみに、長期借入金の上位(前年度末)は、商工組合中央金庫、ダイヤモンドアセットファイナンス、関西アーバン銀行、千葉銀行、オリックス。ダイヤモンドなんちゃらって何だろうね?

プレスリリースに最もらしい倒産理由が書いてあるけれど、結局これまでに倒産した不動産屋と同じ。不動産市況が良かったのでガンガン仕入れていたら、サブプライム問題やらなんやらで急激に資金が集まらなくなって、首が回らなくなりそうなので損してでも資産を処分しようとしたけれど、他社も状況は同じで買ってくれず、最後にはこれ以上融資も受けられず、資金ショートして倒産しました、ってこと。

こう書いてしまうと単純で理屈どおりに聞こえるが、紆余曲折ってものは人間の人生と同じだけあるんです、実際には。

平成21年4月期第1四半期報告書遅延及び会計監査人の異動に関するお知らせ

というプレスリリースも出ているけど、いまさらもう関係ないです。

倒産・上場廃止
Human21 不動産 倒産

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