2009/01/12 22:10

ユニクロの第1四半期決算、これから相当厳しくなるという暗示が沢山

ファーストリテイリングの第1四半期決算。

平成21年8月期 第1四半期決算短信

200901126.gif絶好調ですな。売上は+18%、営業利益は驚きの+46%、経常利益はびっくりの+31%、純利益は+44%。前期の1Qが特別に弱くて減益だったということもない。

当然、中間予想と通期予想は上方修正されていますね。中間の計画は売上+10%、経利+12%、EPS+22%。通期計画は売上+7%、経利+11%、EPS+15%。

これらの数字だけ見ると文句無しの強さですな。

気になるのは皆さん同じだと思うけど、上半期、下半期で考えた場合、下半期は従来予想から下方修正になっているってことじゃないですか?

具体的な数字では、元々の下半期計画と業績修正後の下半期計画を比較すると、売上は2.5%、経常利益は5.4%の減額になる。

つまり、これだけ絶好調なユニクロでさえ、下半期(3月~8月)の景気は当初見込んでいたより相当厳しくて、業績ももともとの計画ほど伸びないと考えているわけです。

ついでに言えば12月~2月の2Qの売上伸び率の計画値は3%。1Qが18%も伸びているのにこの弱い数字。もっと言えば、12月月次の数字は全店売上+14%、既存店+10%なのに、12月~2月の伸びが3%なわけ。

さらに、今期2Qの経常利益は前期比でマイナスの計画。(まあ、為替差損があるのが痛いが、為替差損や差益は本来収益性に関係なし。)

1月と2月はドスンと減速すると言っている。

投資家の感じ方としては、ユニクロがダメで他のアパレル小売りが良いことがあろうか、いや無かろう、だと思うんです。

そうでなければ、ファーストリテイリングはものすごーく控え目な予想を出しているわけですよ。控え目すぎておかしいぐらい控え目。

そうであれば投資家の感じ方としては、12月月次も好調なのに中間・通期はあまりに控え目でしょ、上方修正するな、ですよねえ。

さて、株価はどう動きますか。ダメだと感じ方なら下落、控え目という感じ方なら上昇。個人的には、下落に一票。

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