アーカイブ: 2009年8月31日
2009/8/31の相場メモ:忘れちゃいけないアレやコレ
~ 中国、インドでの自動車販売好調、アメリカの新築住宅は底打ち、日本のGDPプラス転換。 ~
中国の融資
・下半期は-70%ぐらいになりそう by 中国建設銀行社長
・セクターによっては成長が早すぎる
・住宅価格は上がっている、販売は急増しすぎ
中国の自動車販売
・7月 1090万台(年率) +63.6%(YoY)
・乗用車 83万2千台 +70.5%(YoY)
インド自動車販売
・7月 14万7千台 +29%(YoY)
・スズキ +28% 「本格的な回復基調」
・タタ +25% VS 4~6月 -3% ナノが1割
・銀行貸し渋り緩和、販売急回復
・商用車 3万7千台 +10% VS 4~6月 -13%
機械受注
・6月 +9.7%(MoM) VS 予想+2.6%
・-29.7%(YoY) VS 5月 -38.3% 12ヶ月連続減
・4~6月 -4.9%(QoQ) VS 1~3月 -9.9%
中国の新規融資
・7月 Y356B VS 6月 1.53T
中国(7月)
・CPI -1.8%、PPI -8.2%、デフレ基調続く
・urban fixed investment +32.9%(1~7月)
・鉱工業生産 +10.8%(YoY) VS 6月 +10.7%
・小売売上高 +15.2%(YoY) VS 1~6月 +15%
・発電量 +4.8%(YoY) VS 6月 +3.8%
・輸出 -23%(YoY) VS 6月 -21.4%、+10.4%(MoM)
・輸入 -14.9%(YoY)、+8.7%(MoM)
・MoMベースでは3月よりずっとプラス
・鉄道建設 1~7月 Y247B +136%(YoY)、2009年計画=Y600B
・これから3年は毎年最低Y700B($102B)を計画
アメリカ鉱工業生産
・7月 96、+0.5%P(VS 6月)、9ヶ月ぶりのプラス
・鉱工業生産指数はだましが少なく景気を当てる傾向にある
・設備稼働率 68.5% +0.4%P(VS 6月)、1972年~08年平均は80.9%
砂糖
・国内価格10年ぶりの高値
・粗糖 28年ぶりの高値 1ポンド22セント ← インド(世界2位)の不作
GDP
・2Q +0.9%、年率+3.7%
・寄与度 外需=+1.6%、内需=+0.7%
・内需 個人消費+0.8%、公共投資+8.1%、設備投資-4.3%、住宅投資-9.5%
アメリカ住宅
・7月 着工件数 58万1千、年率49万
・1月に底打ち
受発電電力量
・7月 -10.6%(YoY) 12ヶ月連続減
・2月に-15.8%と過去最高記録、その後1桁まで回復、7月で再度2桁
相場メモ・備忘録
GDP アメリカ 中国 住宅 機械受注 砂糖 自動車 鉱工業生産
GMOペイメントゲートウェイ、順調な第3四半期、継続課金もOK。
~ ネット通販を初めとする非対面販売は不景気でも好調、公共分野継続課金の開拓も進む。 ~
GMOペイメントゲートウェイの第3四半期決算。
売上+16%、経常利益+27%。通期計画は変更無しで、売上+15%、経利+19%、EPS+13%の5800円。預り金は+37%と順調に増加している。
決済処理件数、稼働店舗数共に順調に増加。不景気巣ごもり消費の恩恵もあるかと。消費が落ち込んでいるのは事実でも、ネット通販を初めとする非対面販売は好調。楽天の業績を見ればよく分かる。
Qごとの業績。OK。
継続課金分野は割合的にはまだまだ小さい。潜在市場規模、特に公共分野、は巨大なわけで、割合が小さくても伸びは重要かと。
中国での事業展開を始めたらしい。
不勉強にしてよく分からない。それでも中国のECマーケットは爆発的に伸びていて、そこで何かしようとしてるってことは分かる。いいんじゃないですか。
第3四半期の決済説明会ビデオ。見ておくべし。
ペーパーボーイ、サービス契約は順調増加、20%成長は低評価。
~ 20%以上で成長しているストック型ビジネス、契約増加も順調で不安もないのに安値放置。 ~
paperboy&co.の第2四半期決算。
売上+26%、経常利益+37%。予想以上に良い数字。通期計画は変更無しで、売上+17%、経利+24%、EPS+21%。第2四半期は上方修正されたので、通期の増額も期待できる。そのうち出ると思ってます。
前受金は+12%で総資産の36%。このため自己資本比率は39%と低くなっていて、キャッシュフローじゃぶじゃぶ企業にしてはどうなの?と感じる。実質的には自己資本比率は60%で文句無し。
平成21 年12 月期第2 四半期末 主要サービス契約件数についてのお知らせ
サービス契約の状況。
低料金のムームードメインが好調。ペーパーボーイのターゲットとするユーザーにとっては、ドメインで重要なのは低料金だけ。ロリポップも同じだけれど、最近はマルチドメイン対応かつ低料金が増えてきているので、そこの対応をどうるのか、気になる。チカッパでマルチドメイン対応ではあるものの、追加料金は痛い。
期末契約数の推移。安定的に増加。OK。
株価は2400円。EPS予想は226円でPERは10.6倍。上方修正でEPSが260円まで行けばPER9.2倍。配当利回りは4.2%。20%以上で成長しているストック型ビジネスを考えればまだ安い。
伊藤園、自販機販売比率の低さが幸い、果実飲料は美味しくない?
~ 不景気で製造業や建設業で人員が減り、自動販売機は使われない、伊藤園は影響少。 ~
伊藤園の7月月次数字。
7月は-4.7%で良くない。果実飲料が-27.9%と酷すぎする数字。伊藤園の株主優待商品の中にいろいろと果実飲料が入っていたけれど、うーん、個人的にはどれも好きな味じゃない。みなさん同じ事を思っているから売れないんですかねえ?
コカ・コーラ各社は伊藤園よりずっと状況は悪い。同じ飲料会社でもずいぶん差が出ているのは商品の問題等より売り方の問題で、具体的には、自販機販売の比重の大きさ。コカ・コーラは自販機網が日本一で、自販機で儲けている。ダイドードリンコも同じ。
景気が悪いと自販機はダメ。特に製造業や建設業などの肉体労働がふるわないと自販機もふるわない。そういう人達が休憩時間にプハーっとやるのが自販機で売られる缶ジュース。自販機は120円とか150円とかの定価販売で猛烈に儲かるわけで、それがダメなら利益は激減する。
伊藤園の自販機販売はコカ・コーラに比べれはずっと比率が小さい。だから利益も悪くない。
株価はずいぶん回復した。優先株が普通株に比べて出遅れていて、スプレッドがずいぶん広がっている。優先株がキャッチアップすることに期待している今日この頃。
アップル型のゲームソフト開発でモバイル・インターネットを征する
~ モバイル・インターネットでは自社開発へのこだわりより開発プラットフォーム提供で利益折半。 ~
ゲームソフトには任天堂型とアップル型がある。任天堂型は今までの主流で、決められた人だけがゲームを開発し、ある程度の質を満たした作品だけが販売される。こういう任天堂型のゲーム開発とは違い、アップル型のゲーム開発は誰でもする事ができ、自由度が高く、質の幅は広い。
iPhoneでダウンロードできるゲームソフトを開発するには、少しのお金を払って登録しさえすればいい。個人でもいいんです。自分で作ったゲームが売れれば、(比率は忘れたけれど)アップルと利益を分け合う。既に、がっぽりと儲けた個人ゲーム開発者も沢山出ている。
この状況だと、アップル型のゲームソフトの質はピンキリになる。そりゃそうですよねえ。それに大作は出づらい。莫大な開発費用をかけて作られるRPGみたいなものは作られにくいから。
逆に言えば、新発想でシンプルで低価格で面白いゲームソフトが作られる可能性は高い。スマートフォンでするゲームは短時間で繰り返しできて分かりやすい方がいいに決まってる。ヒットしているiPhoneゲームはそういう類の物で、ひとたび人気になれば噂は一気に広まってダウンロード数は急上昇する。
アップルはゲーム開発のプラットフォームと、ゲームプレイの端末であるiPhoneと、ゲームを売るネット上の店を用意すればいい。あとは好き勝手にゲームを開発してもらう。
これは新しい流れでもなんでもなくて、PCではWindowsというプラットフォームがあって 誰でも好きにソフト開発できる。個人でもシェアウェアという形で参加できる。
モバイル・インターネットのゲームでは特にアップル型のソフト開発が重要になると思う。それはモバイル・インターネットの使い方を考えると分かりやすい。先にも書いたように、シンプルで低価格で短時間ででき、次々と消費できるゲームソフトがモバイル・インターネットにはぴったりのはず。
だからこそ、DeNAもゲーム開発プラットフォームを開放する方向に動いたわけです。
携帯ゲーム開発のAPIをオープンにし、プラットフォームを提供することで利益を得ていく方向。多分、アップルの成功を見て、自社だけでゲーム開発していくことの限界を感じたのではないですか?
同様に、ミクシィもソフト開発のプラットフォームをオープンにする。
ミクシィのSNSはPCベースのような気もするけれど、モバイル・インターネットに比重が移っていくだろうし、そうでなくても自社開発だけでは限界が見えるでしょ。
これからのモバイル・インターネットの流れの中で、ネットベースのプラットフォーム上手に提供した会社が勝ち残るのではないかと。その急先鋒はアップル。他にもいろいろある。儲かる株もいろいろあるんじゃないですか。
ミライアルの上方修正、シリコンウエハー需要は2月が底
~ シリコンウエハ出荷容器は足下堅調、今後は慎重に見ているが期待はできそう。 ~
ミライアルが上方修正を発表。
通期の上方修正額は、中間までの分を単純に上乗せしただけ。とりあえず不透明というのが会社側の主張。
シリコンウエハーの需要は今のところ2月が底で上向いている。
300mm需要 2008年夏 300万枚 → 2009年初 130万枚 → 現在 260万枚
価格については厳しいものの、最近では信越化学が値上げ要請を決めた。受け入れられるかどうかは別だし、シリコンウエハー価格はミライアルの業績には関係ない。しかし、値上げを言えるような状況に回復しつつあるということが重要かと。
300mm単価 2008年夏 2万円 → 現在 1万~1万5千円
第2四半期連結累計期間につきましては、当社グループの主力製品である300mmシリコンウエハ出荷容器「FOSB」の在庫調整に一服感が見られ、緩やかに受注が回復しました。しかしながら、プラスチック成形事業のうちの工程内容器関連製品及び成形機事業は、想定以上に需要が冷え込み、依然として厳しい状態が続いております。
このような厳しい経営環境の中ですが、売上高は300mmシリコンウエハ出荷容器「FOSB」の受注回復等により、4,330百万円と当初計画を上回る見込みであります。営業利益、経常利益、四半期純利益は、売上高が当初計画から上回る見込みであることに加え、期初から取り組んでまいりました、設備投資の圧縮、生産工場の集約、大幅なコスト削減・経費削減の結果、当初計画を上回る見込みであるため、連結・個別ともに業績予想を修正いたします。
