アーカイブ: 2009年7月16日
2009/7/16の相場メモ:忘れちゃいけないアレやコレ
~ 中国のイケイケどんどんとアメリカのじんわり回復、底は打った。 ~
アメリカ消費者
・貯蓄率6.9% 過去15年で最高
・個人消費 2008年3Q、4Qの急落、2009年1Qのリバウンド、2Qフラット
・PCEと住宅消費が通常は不景気脱出を先導 今は両方弱い
・ミシガン指数 5月70.8 VS 4月68.7
・自動車販売(年換算) 5月9.9M VS 4月9.3M
金
・外貨準備に占める金の割合
・中国1.6%、米76%、伊65%、独・仏60%
電池
・三洋 ハイブリッド車用ニッケイル水素電池 月産100万個→350万個
・250万個の計画を引き上げ 今年中
・ホンダのインサイト、フォード それ以外は今後
原油
・中国の備蓄計画 5年後に現在の2.6倍の2億6千万バレル
・備蓄基地の増設
金融機関
・金融機関が雇用を開始、高給を出している
・いつか来た道@1929
鉱工業生産指数
・5月は+5.9%(MoM) 3ヶ月連続上昇(4月は+5.9%、予想は+7.3%)
・単月では過去2番目に高い数字
・予想 6月+3.1% 7月+0.9%(これでも絶対額はピークの75%)
・回復スピードは減少へ、在庫調整の反動終わり
・出荷指数 +4.5%(MoM) 3ヶ月連続UP
・在庫指数 -0.6%(MoM) 5ヶ月連続UP
小売業販売額
・5月は-2.8%(YoY) 9ヶ月連続下落
中国
・1~5月の新規融資の20%は株式マーケットへ($170B=Y1.16T)
・1~5月の新規融資 Y5.84T、今年のターゲット=Y5T、2008年トータル=Y4.9T
・中国の名目GDP=Y30T(年) → 1~5月ではY12.5T
・1~5月の融資は年GDPの30%、1~5月GDPの47%
・日本で言えば、5月で23兆円の新規融資 デカイ
PB
・イオン、7&I 100円の第3のビール(サントリー)
・将来的にはビールも
液晶テレビ
・販売回復 日・韓・台メーカーはフル生産
・AUO(3位) 前倒しで設備稼働→中国向け
・サムスン(1位) 新ライン稼働、月産倍増
・パナソニック 生産能力+20%、プラズマフル生産
・数量OK、価格は厳しい
アメリカ住宅
・4月のケース・シラー
・20都市140.1(3月は141.36) -0.9%(MoM)、-10.2%(YoY)
・10都市 -1.0%(MoM)、-18.1%(YoY)、-33.1%(ピーク比)
・プライムモーゲッジの滞納数サブプライムより多い(%ではない、数)
・(プライムの数はサブプライムよりずっと多い)
・差し押さえの数は減っている、手続き中の数は急増中
農作物作付け
・コーン 1946年以降で2番目の大きい面積、+1.0%(YoY)、予想上回る
・小麦 -5%(YoY)、面積は予想上回る
・大豆 +2%(YoY)、過去最高の作付け面積、しかし予想以下
中国
・6月のPMI 53.2、5月は53.1 4ヶ月連続上昇
電池
・日立 ハイブリッド車用リチウムイオン電池 年産倍増の70万台 by2015
・GMなどへ供給
スーパー
・イオン ディスカウントスーパー本格展開 7&Iに対抗
短観
・業況判断指数(DI) 大企業で2年半ぶりの改善、水準は48と低い
相場メモ・備忘録
アメリカ 中国 原油 農作物 金 鉱工業生産指数 電池
IFRS(国際財務報告基準)が採用されると利益の質は大きく変わる
~ 企業の利益の算出方法が根本的に変更になりそうな会計制度の変更に注意。 ~
会計基準の変更はいつでも起きている。従来までの方法との相違の大きさには大小がありますが、とにかく毎年毎年なにがしかの会計基準が変更されている。
今注目されているのはIFRS(国際財務報告基準)。
もともとEUの会計基準だったわけですが、アメリカが採用する方向になって、国際会計基準への道をまっしぐらという感じです。日本も当然ながら折り合いをつけていく方向。
IFRSはどういうものかというと、
今までの日本の会計基準では損益計算書が重視され、特に一定期間の企業の活動結果である経常利益や純利益が重視されてきた。しかし、IFRSでは貸借対照表を重視しており、金融資産および負債の各項目について原則として公正価値評価を行い、フローである純利益に加算して包括利益を算出する。つまり、資産と負債の差は利益の一部として認識され、事業の推移だけでなく企業そのものの価値変動も損益に織り込まれる。貸借対照表は、その時点で会社が将来にわたってキャッシュ・イン・フローを生み出す力があるかどうかを表現するものとして捉えられる。
これはアクセンチュアの「IFRS(国際財務報告基準)対応に向けて~潮流に乗り遅れるな」より抜粋。図も同じレポートの中から。
具体的な会計手順の変更まで理解しなくとも、これだけの説明でインパクトの大きさは分かるというもの。企業の利益と言うものの質が、これまでとは根本的に違ってくると言える。
アクセンチュアのレポートは、企業の会計対応の観点から書かれているので、イマイチ投資家視点で考えるのには役立たない。しかしそのうちに、投資家視点のIFRSについてあちこちで話題になるんじゃないですか。
ドラッグストアセクターには弱気、それでも安すぎる銘柄がゴロゴロ
~ 改正薬事法や合従連衡など、ドラッグストア業界には向かい風ばかりで株は安い。 ~
基本的に、ドラッグストアセクターにはベアです。ベアと言うよりは、ネガティブが多いので無視というのが正確ですか。
薬事法改正で大衆薬が(ほぼ)どこでも売ることができるようになった。薬で儲けて他商品を安く売るビジネスモデルは苦しいわけです。
加えて、ドラッグストアは中小企業が好き勝手に店舗を出しているので、これから合従連衡が進まざるを得ない。大手には有利でも、中小には不利。でも、2つの企業が1つになるのは日本の企業文化だとなかなか進まない。だから苦しい。
そういう考えだから、ドラッグストアセクターは時々まとめてチャートを眺め、出てきた決算短信をさらっと読み流す程度なんです。業績が良くて株が安くても、チャートが良さそうでも興味がわかない。
しかしながら安い株が多いね、ホントに。薬王堂とかクスリのアオキ。他にも小型のドラッグストア株。あまりに安すぎませんか?
小型のドラッグストアに激安銘柄が多いのは、先に書いたように、規模が小さければ小さいほど向かい風が強いと思われているからでしょう。実際その通りに風は強いと思う。
ひょっとすると、ふとしたきっかけで、あれ?これっていくら何でも安すぎなんじゃない?という投資家の心変わりがあるかもしれない。そうなればぐーんと株価は伸びる。
個人的にはやっぱり無視だけどね。
中国、インド、ブラジル、ロシアのマクロ経済がまとめられたレポート
~ 新光総合研究所のレポートに新興国のマクロ状況がグラフ入りで詳しい。 ~
新興国(BRIC)のマクロ経済状況。分かりやすくまとまっている。
新興国経済概観(09/07) 内需主導で底堅いインド、底打ち感示すブラジル、不透明感残るロシア
一言で無理矢理まとめれば、底打ちから回復している状況、と言えましょう。
物語コーポレーション、6月月次でははっきりとモメンタム悪化
~ 株価は全然高くないものの、モメンタム的には一番美味しい時期は終わった。 ~
物語コーポレーションの6月月次数字。
平成 21 年6月期 6月度 月次売上高前期比(速報値)及び店舗数のお知らせ
既存店は100%割れ。全店では114.6%。モメンタムは完全に下降線。
株価に割高感はなくむしろ割安感さえある。今期も新規出店で20%ぐらいの売上増を計画しているはず。それでもモメンタムを失うと株価は苦しい。既に物語コーポレーションの株価パフォーマンスで一番美味しいところは終わったはず。
総和地所、倒産しそうな不動産屋ナンバーワン、監査は大丈夫か
~ 業務停止になった監査法人ウィングパートナーズが辞任、さて次はどこに頼みますか? ~
総和地所の第1四半期。
プロパストと並んで倒産しそうな不動産屋の最右翼。それにしても倒産しませんな。いつ倒産してもおかしくないのはこれまで通り。
監査法人はウィングパートナーズ。ウィングパートナーズは業務停止を食らったので、監査が受けられないというリリースが出ている。
苦しいねえ。ウィングパートナーズに辞められたら、一体どこに頼めばいいのか。A&Aパートナーズとか創研合同とか、その辺りですか?
プロパスト、倒産しそうな不動産屋の最右翼、持ちこたえている
~ いつ逝ってしまっても納得な状況は続く、短期売買のオモチャで今日はストップ高。 ~
プロパストの決算発表。
不動産屋の中で倒産予備軍最右翼とも言えるプロパストですけど、まだ倒産しませんな。しかしながら、いつ逝ってしまっても当然なのは変わらない。
とりあえず、相場全体が強いためか、それとも倒産しないからか、今期予想が黒字だからか、本日の株価は高い。ストップ高。
まさか業績回復で株価が上がるとは誰も思っていない。短期売買でもてあそぶオモチャですよ。監査法人は明誠。
違った意見は間違った意見ではない、他力本願で上手に説明
~ 自分が上手に表現できないことを誰かがしてくれると、スッキリするし、ほっとする。 ~
うぅーん、言いたいことをとても上手に書いてくれている。
2ページ以降は登録しないと読めない。登録は無料なので適当なメルアドで登録して読んでみて欲しい。
自分自身も小田嶋さんと全く同じタイプなので、書かれている事、言いたい事がよく分かる。でも、自分ではとてもじゃないけどこんなに上手く文章で表現できない。文章じゃなくて言葉でも同じだけれど。だから、このコラムを読んでスッキリした気分になれた。
でも思うんです。多分、小田嶋さんや私と同じタイプでない人がこれを読んでも、???な部分が多くて理解できないのではないかと。それは小田嶋さんが書いている。
ひとつのあり得べき異論として、尊重することをしない。
違った意見は間違っている、そういう風に考える人が多いわけです。違った意見は違っている、そういう風に考えられないということ。
世の中ほぼ全てのことに絶対は無い。「ムカつく奴は殴って殺していい」、そんな考えに対しては、「その意見は間違っている」、と誰もが言える。「あ、そう、私はそうは思わないけど、あなたの意見は私と違っているのね。」と済ますわけには行かない。
こういう違った意見が間違っているケースは非常に少ない。99%の事は意見の違いでしかない。
だから、「ああ、違う意見なのね。」でいいじゃないか。
