アーカイブ: 2009年6月18日

2009/06/18 21:09

2009/6/18の相場メモ:忘れちゃいけないアレやコレ

~ 風力発電が中国で伸びる、FEDレートが今年上がるという意見まで出始めた。 ~

風力発電

・2008年のキャパシティーランキング
・USA(21)、Germany(20)、Spain(14)、China(10)、India(8)
・かっこ内は世界トータルキャパに占める割合
・MWでは、順に、25,170、23,903、16,754、12,210、9,645
・中国は2010年までに30,000MWを見込む、投資額はY100B
・2020年までに中国の10%を風力で、現在は2%

イールド

・2年と10年のイールド差が過去最高へ、足下は下落
・通常、急なイールドカーブはそれなりの成長中に起こる

アメリカ失業者

・新規失業者はピークを打ったようだ

中国

・5月の電力 -3.54%、4月は-3.55%
・ちぐはぐ続く

キャノン

・デジカメの新工場 7月着工、2010年4月稼働
・需要OKと判断

イオン

・中国出店計画の下方修正 2010年末100店を2012年末へ
・ミニストップは5年で200店出店は変わらず
・ウォルマート、カルフールも出店下方修正

アメリカ消費者クレジット

・年率で-7.4%、過去2番目の大きなマイナス
・不動産ローンは含まず

新興国

・不景気でも新興国には膨大な数の新しい消費者がいる
・食料、日用品 → 耐久消費財 → サービス

FEDレート

・利上げを予想する人が出てきた
・イールドカーブの前側が上昇しそう

合成樹脂

・7月に10%~17%値上げ ← 原油高
・東ソー 塩ビ(水道管) +17%
・三菱化学 ポリエチレン(食品包装フィルム、レジ袋) +10~15%
・三菱化学 ポリプロピレン(衣装ケース) +10%~15%
・三井化学 同三菱化学
・東洋スチレン ポリスチレン(食品トレー) +17%

インド

・5月の自動車販売 前年同月比-0.8%、14万台
・大手はスズキを除きマイナス、小型OK、中大型ダメ
・スズキは+10.4%の7万台、シェア50%超

相場メモ・備忘録
インド イールド デジカメ 中国 合成樹脂 政策金利 風力発電



2009/06/18 20:08

石炭火力発電はCO2の排出が多く、依存率は高い

~ どういう方法かでクリーンコールになっていく、その技術や代替発電の可能性は大きそう。 ~

石炭火力発電について。

2009/06/12, 日本経済新聞 朝刊

▽…石炭は豊富な埋蔵量や比較的生産コストが安いなどの利点があり、世界の発電量のうち4割を石炭火力が占める。米国は発電量ベースで5割、中国は7~8割を石炭に依存する。日本では発電量の3割弱が石炭で、ほぼ原子力と同じ比率。依存度は石油の1割強を上回る。

▽…石炭の最大の難点は二酸化炭素(CO2)の排出が多いこと。米国や中国はCO2がほとんど出ない原子力発電所の新設を急ぐが、現実的には石炭抜きでエネルギー消費を賄うことは不可能。このため、CO2の排出が少ない石炭ガス化複合発電(IGCC)や、CO2回収・貯留(CCS)など、次世代技術の開発が各国で活発化している。

アメリカでは石炭火力発電の比率が高い。オバマ政権のグリーンニューディールで石炭火力発電には向かい風が吹いている。

三菱重工はオーストラリアでクリーンコール型の発電をすることが決まった。CO2を地中に埋める方法で、80%ぐらいはCO2をカットできるらしい。もちろん高コストだけどね。

どういう方法で世界が対応していくのか分からないけど、石炭火力発電のCO2問題は解決されるように努力されるのは間違いない。

ところで、天然ガス発電は石炭よりずっと「クリーン」だと言われている。アメリカには天然ガスは豊富にある。天然ガス発電に比重を移していこうとか、そういう議論と全然聞かないが、なぜでしょうね?ただ自分が聞かないだけ?

新エネルギー・環境
エネルギー 石炭 石炭火力発電 電力

2009/06/18 20:08

香港ドルの米ドルペッグが崩壊するのに賭けるなら、時は近そう

~ 米ドル安香港ドル高に動くのであれば、目先スワップを失ってもリターンに軍配。 ~

香港ドルの米ドルペッグ制が放棄されるのか、なんとなく不穏な感じがする。

例えば、FXオンラインではUSD/HKDの証拠金が引き上げられた。

香港ドル(HKD)関連通貨ペアの必要証拠金率引き上げについて

変更の背景にはこう書いてある。

香港ドルは米ドルペッグ制をとっていますが、直近USD/HKDレートは目標値のほぼ下限で推移しています。仮に、香港通貨当局がペッグ制を放棄した場合は、USD/HKDは急激に下落する(香港ドル高)になることが想定されます。そうなった場合、現状のポジション状況ではお客様に予想外の損失が発生するリスク、また弊社でも市場混乱によりカバーができないリスクが高まることから、証拠金率の引き上げを行う運びとなりました。また、今後の状況によっては、さらに証拠金率を引き上げる可能性もあることを、併せてご了承ください。

200906181.gifUSD/HKDはもう半年以上もレンジ下限の1米ドル7.75香港ドルに張り付いたまま。そしてドル元レートが6.85付近で張り付いたまま。

米ドルペッグが放棄されれば、当然香港ドル高に動く。ドル元レートと同じぐらいまで行くんでしょうか。

仮にその方向に賭けるとすれば、USD/HKDをFXでショートすることになる。FXオンラインでスワップを確認すると、1万通貨で-3HKD。1年だとざっと-1100HKD。

もしペッグ制が崩れると6.85まで期待できる。1万通では9000HKDの為替差益ですな。

1年以内にペッグ制が崩れ、6.85までHKDが買われるとすれば、スワップを払い続けても文句なしに儲かる。

ペッグ制が崩れなければスワップ分は損。多分、為替差損は考えなくていいんじゃないですか?だって米ドル高香港ドル安方向に動く可能性は小さいから。まさか上限に向かわないでしょ。

マイナススワップが大きくなるリスクは確かにある。でもそれも大きくはないと思うんです。それがペッグ制ってものだから。

そう考えると、リスク・リターンはリターン側に大きく傾いているのではなかろうか?

一番の問題は、USD/JPYの動き。これはどうしようもない。

FX・為替
FX 中国元 為替 米ドル 香港ドル

2009/06/18 20:08

ダヴィンチがDAオフィスREITを売却、栄枯盛衰は繰り返す

~ 川上、川中、川下戦略を放棄、数年前のように不動産転売で儲けられる時代は当分来ない。 ~

ダヴィンチ・ホールディングスが傘下REITのDAオフィス投資法人を売却。買うのは大和証券グループ。

子会社の異動を伴う株式の譲渡及び特別利益の発生に関するお知らせ

DAオフィス投資法人からのリリース。

大和証券グループとの取り組みに関するお知らせ

正確には、DAオフィス投資法人の資産管理会ダヴィンチ・セレクトを売却するわけですけど、そういうテクニカルな意味よりは、実質的に傘下REITを売り払うってことですな。

DAオフィスREITは積極的に借金返済を進めてきたので、負債比率はREITとしては異様に低い。多分、全REITの中で一番低いんじゃないか。一番じゃないにしても、トップ集団でしょう。ダヴィンチの信用が無くて借り入れできないとも考えられるし、こういう不動産マーケットで戦略的に借金を少なくしてきたとも考えられる。両方あると思う。

レバレッジをかけて不動産投資をすることで利回りを高めるのがREITの魅力なのにね。

ま、そんなことはどうでもいい。ダヴィンチがREITを手放したら、私募ファンドなどの物件はどう処分するのでしょうか?けど、REITを持っていても不動産マーケットがボロボロでDAオフィスREITに物件押し込みはできなかったわけです。今REITが無くなっても状況は変わらないはず。

そうは言っても、従来からダヴィンチが描いていた、川上、川中、川下という流れの川下が無くなってしまうわけでしょ。どうするんですか?何か新しい戦略があるんですか?

現在、上場REIT 市場ではこのような資産運用会社を巡る再編が急速に進んでおりますが、これを機にREIT 市場が適正水準に戻り、REIT インデックスが不動産マーケットに適正な売買価格水準(CAP)を提供することにより、現在完全に低迷している不動産取引が正常に戻ることを期待しています。また、同時に、当社グループのコア事業である不動産私募ファンド事業の出口戦略も確実になっていくことと確信しております。

つまり、不動産マーケットがまともになれば、また私募ファンドの物件を転売して儲けるという出口戦略が復活すると言うことでしょう。川下REITに押し込まなくてもいいわけですな。

考えてみると、バブル崩壊後ずっとダメだった不動産マーケットにようやく芽が出てきたところで儲けたのが新興不動産ファンド。新興不動産ファンドはバブルの後遺症は全くないので身は軽かった。プチ不動産バブルが来た。そして儲かった。

儲けた筆頭がダヴィンチでしたな。

でも、今はバブル崩壊を食らった不動産屋と全く同じになってしまった。プチ不動産バブルの前であれば、ダヴィンチが積極的に買っていく立場だった。それが今では逆で、こんな不動産マーケットが低迷している時期に売らなければならない。

ということはですよ、バブル崩壊後=プチ不動産バブル前に新興不動産ファンドが芽を出していたように、プチ不動産バブル崩壊後=今の不動産マーケット低迷時に新しい不動産屋が芽を出しているに違いない。

プチ不動産バブルの後遺症が無くて身の軽い人達。広い意味での不動産マーケットから新しい市場を作って儲けていく人達。どこにいるんでしょうね?

こういう栄枯盛衰はいつの世も繰り返す。そこに投資のチャンスはある。

不動産・マンデベ・流動化
REIT ダヴィンチ・アドバイザーズ ファンド 不動産 大和証券グループ 流動化

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