アーカイブ: 2009年6月16日
ブイ・テクノロジー、ボラが高くテクノロジー株の投機に最適
~ FPD検査関連装置のファブレスメーカー、小型株の業績と株価の高ボラが欲しいのならこれ。 ~
ブイ・テクノロジーの決算。
今期の経常利益は+87%と大きく回復する計画。株価それより大きく回復していて、既に底値からは6倍になっていますな。6倍とは凄まじい。
液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどのフラットパネルディスプレイの検査関連装置の設計、開発、販売がブイテクのビジネス。設計、開発、販売ということで、製造はない。製造は外部委託のファブレスメーカーですな。
プラズマは息絶え絶えなので、FPDと言えばLCDでOKかと。
当然ながらお客さんはFPDメーカー。パネルメーカーやカラーフィルターメーカー。具体的には大日本印刷、LG、サムスン、友達光電、凸版印刷、シャープなど。
検査関連装置っていうのは、ブイテクによると4つに分類され、それぞれに装置が必要となる。
ブイ・テクノロジーのWebサイトより転載。
FPDの検査関連工程には主に次に4つがあり、各工程で関連装置が必要となります。
1. 配線上の回路パターン欠陥やごみを検出する 検査装置
2. 基板上の回路パターンの位置・線幅を正確に測定し検査する 測定装置
3. 検査装置からの欠陥情報を元に欠陥観察・分析・分類する 観察装置
4. 検査装置、観察装置からの欠陥情報を元に欠陥を修正する 修正装置これらの検査関連工程は、パネル製造のいろいろなプロセスで必要となり、ブイ・テクノロジーでは、ほぼすべての検査関連工程に対応する装置をラインナップし、さらに個々の装置からの情報をネットワークで結び、各工程にフィードバックします。これによりお客様はリアルタイムに製造ラインのモニタリングをすることができ、歩留りの向上や品質管理がライン立ち上げから短期間で可能となります。
これが当社の提唱するトータルソリューションで、FPD検査関連装置メーカーの中で、すべての種類の装置をフルラインナップする当社だからこそ提供できるサービスです。
LCDが世界でどれだけ売れるかだけがポイント。つまり、ブイテクの業績や見通しを見るよりは、上に書いたようなパネルメーカーの業績がどれだけ好調か、見通しはどうか、生産はどうか、稼働率はどうか、底打ちしたのかなどを見るのが正しいとのではないかと。
ブイテクのような液晶関連企業、半導体関連企業が今考えることは一つで、これから有望な太陽電池業界への参入ですな。技術が応用しやすい。今のところ、ブイテクは製品を出してはいなくて、開発段階。いずれなにがしかの形で参入することになるんじゃないですか?成功するかどうかは別として。
将来のクリーンエネルギーの中心として期待される太陽電池市場に対して当社が開発したレーザー発振機Rigelを搭載した太陽電池製造のためのレーザー加工機事業への進出することを重要な戦略として位置づけております。
今期の受注見通しについてはネガティブな見方をしている。当然でしょう。
検査関連装置事業では、市況の本格回復は当期後半(売上への寄与は22年3月期)となる見込みであり、現受注残高に上積みされる額はあまり多くを期待できる状況には無く
ブイテクの売掛債権は巨大ですな。前期売上高が142億円で、売掛債権残高は108億円。キャッシュフローは悪い。前々期の売掛金回収率はたったの53.5%。滞留期間は424日もある。
でもこれは押し込みで売っているとか、貸し倒れが出ているとか、そういう問題があるという事ではない。製品の性質上、どうしてもセルフファイナンスの時期が長くなる。大手企業がお客さんでとりあえず踏み倒される心配はない。
で、ブイテクをどうプレイするのか?テクノロジー株のスペキュレーションでしょうな。大手のパネルメーカーの様子をうかがいながら、底を打ったほうに賭けたい時は思い切ってブイテクを買う。ボラはデカイので儲かるときはメチャクチャ儲かる。
テクノロジー株のスペキュレーションならブイテクで決まりでしょ。
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