アーカイブ: 2009年6月14日
2009/6/14の相場メモ:忘れちゃいけないアレやコレ
~ 日本でもアメリカでも不動産が底を打ったようだ(米商業不動産除く)、新興国は頑張っている。 ~
アメリカ不動産
・4月の新築販売 先月比横這い、前年比激減
・年率換算 先月比微増、前年比-34%
・在庫 10.1ヶ月 1月の12.4ヶ月が過去最高数字
・新築販売は底打ち、在庫はピークを打った、回復は弱い
日本不動産(企業投資物件)
・ファイナンスが緩和 3、4月の厳しさが5月に入って様変わり
・1年ぶりに1000億円の取引が成立
・価格が上がっている実感、5月から良い物件が出てこない
・1~3月がボトムか?
・空室率は上昇中、特にSクラス
コンテナ運賃
・アジア発欧州行き 4~6月は1~3月比+10%~15%
アメリカモーゲージ
・サブプライムローンのリファイナンスは峠を越えた
・オルトAのリセットはピークの2013年に向けて急増する
・ピークでは月に$10B、累計$270B
・リセットはレート、リキャストは支払い
鉱工業生産指数
・4月は3月比+5.2%、予想より良い、2ヶ月連続上昇
・5月予想+8.8%、6月予想+2.7%
・生産はリーマン前比-15%
インドGDP
・1~3月期 +5.8%、2008年4Qは+5.8%、1Qは+8.6%
・個人消費(GDPの51%) +2.6% 2008年4Qは+2.2%
・2008年度(2009年3月期)は+6.7%
不動産マーケット
・三菱地所の木村社長
・2009年3月期が業績の底、マンションが売れ出した、
・値下げにより損失計上は今のところ無い
コモディティー
・原油、金、農産物、BDI、およそ全てが高値
相場メモ・備忘録
BDI GDP アメリカ インド コモディティー コンテナ 不動産 住宅 原油 海運 金
春日電機、予想通りの倒産、元東証2部上場、社長は告訴されている
~ 上場廃止でも倒産でも何でもいい、社長が告訴されても驚かないしどうでもいい。 ~
春日電機が倒産しましたな。元東証2部上場の春日電機ですよ。一応今のところ負債総額は26億で会社更生法の適用を申請です。
春日電機は今年の1月に上場廃止になったのは皆さんご存じの通り。春日電機については何度も倒産や上場廃止の可能性が高いことを書いたわけです。
倒産が先が上場廃止が先かで、上場廃止が先だった。でも結局は倒産ですな。やっぱりねえ。。。
上場廃止後、前社長の篠原猛は特別背任容疑で告訴されていますな。返済見込みもないのに2億円以上を勝手にどこかの会社に貸し付けたということで。まあ、何の驚きもないですけどね。
ミライアル、景気の回復には敏感反応、これからの下げでどうするか
~ 300ミリウエハーが売れさえすれば儲かる、景気が底打ちでウエハーは本当に売れるのか? ~
ミライアルの第1四半期決算。
強烈減収の赤字。第2四半期も通期も強烈減収は変わらずなものの、通期ではかろうじて黒字を確保する予定。これは前期決算発表の時の数字から変更無し。
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ミライアルの事業内容
1.プラスチック成形事業及び周辺事業
半導体関連製品、その他製品及び関連製品の製造販売。
具体的にはシリコンウエハー容器。シリコンウエハーは精密部品なので、運ぶときに細心の注意を払って、とても綺麗な状態を維持しないといけない。そこでミライアルの容器が使われる。主流の300ミリでは世界シェア60%。業績の点からはこれがミライアルのほぼ全てと言える。
フルイドシステム。ミライアルのホームージより抜粋。
フルイドシステムとは腐食性の強い薬液を、純度を保ち安全かつ確実に移送するトータルシステムで、当社の製品は、半導体関連、化学業界、ラボラトリーなどで使用されております。代表的な製品には、フッ素樹脂の継手・バルブ・弁・ポンプなどのプラント配管製品や工業薬品用フィルター部品、医用理化学製品などがあります。なお、フッ素樹脂以外の高機能プラスチックの製品も手掛けております。
2.成形機事業及び周辺事業
成形機、金型及び関連製品の製造販売。射出成形機や金型など。
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結局、半導体が景気良くならないとミライアルの景気も良くならない。シリコンウエハー容器はシリコンウエハーメーカーやデバイスメーカーに売られる。SUMCOや信越半導体ですな。この2社で売上げの40%ほどを占める。
景気が回復すれば真っ先に業績が良くなる。
景気が底打ちしたというのがマーケットの見方なので、株価は既に急上昇した。底値からは2倍以上ですな。2倍以上になっても高値からはずーっと下。
イメージしている流れとしては、早かれ遅かれ全体マーケットはとりあえずの天井を打つ。これだけ景気敏感株が値を飛ばせば、調整なり行き過ぎなりミニバブルなり、なんだか知らないけど株高である。まあ、夏までにはとりあえずの天井で、一旦は下げる。
そこからですな、ミライアルみたいな株をもう一度考えるのは。
もう2倍になったんだから今は売る。そして下げた来たときにもう一度経済状況や業績動向や下げ具合を考えて買うか見送るか。でもね、下げたときに、さてどうしようか、では遅い。今から下げた時にどうするか、何がどうなれば何をするのか、決めておかないとね。
マーケットは常に先々。
第1四半期の説明資料も要確認。
物語コーポレーション、既存店売上が悪い、株価は高くはない
~ 積極的な出店が業績を引っ張る、出店には金がかかる、株価が上がれば増資が来る。 ~
物語コーポレーションの5月月次数字。
平成 21 年6月期 5月度 月次売上高前期比(速報値)及び店舗数のお知らせ
5月は全店で120.3%、既存店は中華部門が100.4%、お好み焼き部門が90.0%。積極出店で店舗数は25%以上増えているので、全店で120%でも驚きはない。むしろ、力を入れている中華部門とお好み焼き部門の既存店の落ち込みが厳しいと言えましょう。
6月が期末なので、今期の業績が良いのは分かっている。投資家の注目は来期どういう数字になるのか?会社がどういう業績予想数字を出してくるのか?
まあ、積極出店は相変わらずするんでしょうから、売上げは20%増ぐらいでは出てきそうではある。しかしながら、既存店がこれだけ厳しい数字になってくると、利益が果たしてどこまでついてくるのか。今のところあまりいい気はしませんな。
出店にはカネがかかる。物語コーポレーションの自己資本比率は低い。株価はずいぶん上げた。ここらで一発増資をしたいところじゃないですか?
でも、株価が上げたとはいえ、PERでは未だ8.8倍。決して行き過ぎまで買われているわけじゃない。その評価の低さというのが増資の心配なのかと。業績成長と高収益性と、増資の心配と小型株であることと、不景気と外食というビジネスと。まあいろいろとトレードオフはありましょう。
ところで、増資というのは発表されるととりあえず株は売られる。希薄化でEPSが下がるわけで、理論的には正しい反応ではある。でも、大切なのは集めた金をどう使ってどう利益につなげるかというところ。だから、増資発表で連続ストップ安なんて時には、株価次第で素晴らしい買いの機会になったりするものです。
