アーカイブ: 2009年6月
ハンバーガーはファストフードではない、まともに作れば猛烈にうまい
~ 日本にはファストフードのハンバーガーしか無いので違いが分からない人が多い。 ~
ハンバーガーはジャンクフードだと思っている人が多いけど、それは間違っていますね。
本来、ハンバーガーはとてもうまい物だし、それなりに手の込んだ物なんです。そういう物を、マクドナルドがするように、激安で大量生産し、超高カロリー栄養偏り過ぎフードにしてしまうから、ジャンクフードって呼ばれるんです。日本語的にはファストフードの方がしっくりきますか。
マクドナルドのハンバーガーをファストフード(ジャンクフード)と言うのであれば、吉野家の牛丼だってファストフードです。でも、ちゃんとした丼物屋で食べる牛丼をファストフードとかジャンクフードとか呼ぶ人はいないでしょ。
同じように、ハンバーガーはちゃんと作れば猛烈にうまいわけで、とてもじゃないけどファストフードなんて呼べない。
問題は、日本人はマクドナルドしか食べたことが無いという事。良くてモスバーガーでしょ。でもマクドナルドとモスでは結局はどんぐりの背比べ。モスのバーガーがめちゃくちゃうまいなんて喜んでいたら大間違い。
ハンバーガーの肉は牛肉。牛肉をこねて整えて焼く。牛肉なんだから、良い素材を使えばうまいに決まっている。パンだって同じ。トマトやレタス、玉ねぎなどの野菜でも新鮮でうまいのは沢山ある。
良い素材でしっかり作れば、ハンバーガーがまずいはずがない。暇な時に良い素材を買ってきてハンバーガー作って食べてくださいよ。ハンパなくうまいですよ。
下の日経記事によると、ようやく日本でもまともなハンバーガーが出てきたようですね。良かったねえ。
2009/06/30, 日本経済新聞 朝刊
1000円バーガー若者パクリ、外食に続々、手軽なごちそうに。
1個1000円前後する高価格ハンバーガーがじわりと広がっている。従来は個人経営の店が中心だったが、大手外食チェーンも手掛け始めた。ファストフードでハンバーガーに慣れ親しんだ若者が、手軽なごちそうとして食べているようだ。
JR東日本フードビジネス(東京・北)は24日、「ザ・ビートダイナー」をJR有楽町駅(東京・千代田)の近くに出店した。24種類のハンバーガーがありベーコン、卵、アボカドなどを挟んだザ・ビートバーガー(1400円、フレンチフライ付き)が人気だ。
同社によれば「ナイフとフォークを使って時間をかけて食べる人が多い」。手っ取り早く食事を済ませるファストフードとは異なる。
イタリア料理店などを運営する際コーポレーション(東京・目黒)は5月下旬、東京・渋谷に「デモデバーガー」を開いた。重量150グラムと200グラムのパティを使っており4段重ねのタワーバーガーが2980円、それ以外が790~1080円。若者を中心にリピーターが多いという。
ロック音楽がテーマのレストラン「ハードロックカフェ」は7月、240グラムのパティを使ったハンバーガーを10種類から12種類に増やす。ブルーチーズやマッシュルームを挟み1480~2180円。東京店(東京・港)など8店で販売する。
高価格ハンバーガー店は、ほかにもモスフードサービスの「モスバーガークラシック 神楽坂店」(東京・新宿)、フレッシュネスの「ワンズダイナー」(東京・渋谷)などがある。
しかしこの記事ではハンバーガーを手軽なごちそうと読んでいる。手軽は余分ですな。
で、ハンバーガーの話はまだ続くんだけど、日本人はマクドナルドのハンバーガーしか食べたことがないので、はっきり言ってハンバーガーの味の判断がつかない人が多い。
例えばですよ、日本人に米好きは多い。米好きは、1キロ300円の米と1キロ500円の米の違いが分かる。それほどの米好きじゃなくても、生まれてから毎日米を食べていれば、米の味の違いが分かるようになる。
でもね、米をそれほど食べない国の人に、300円と500円の米を食べさせて、その違いが分かると思いますか?米だけじゃない、うどんでもいいし、みそ汁でもいい。そういう物を普通の西洋人に食べさせて、日本人ほど味の違いが分かると思いますか?
分かりますまい。でもそれは味音痴って事じゃない。
同じ物を繰り返し食べることで、その微妙な違いが分かるようになるわけ。だから、ハンバーガーを時々マクドナルドで食べているだけの日本人には、残念ながらハンバーガーの味が分からない。
別にハンバーガーじゃなくてもいい。例えばタイのグリーンカレー。日本のカレーとは大違い。日本のカレーにはトコトンうるさい人でも、グリーン・カレーの違いが分かる人は少ない。それは単にグリーン・カレーの経験が無いからですね。
どんどん話が飛躍して長くなったけど、言いたいことは、ハンバーガーはうまいって事。ハンバーガー自体はファストフードでもジャンクフードでもない。日本には、ファストフードとして売っているハンバーガーしか無いだけ。
ようやく本物のハンバーガーが市民権を得てきたようなので、本物のハンバーガーがそこら辺で普通に食べられる日が来れば良いなあと思う。
不動産企業の底は見えた感じ、ずっと先を見ながらチャンスを窺う
~ 不動産銘柄の業績がグングン回復し値を飛ばすって事じゃない、先を見ていくのが投資って事。 ~
エムケーキャピタルマネージメントの第3四半期決算。
#どうでもいいけど、上場企業のドメインが.bizだと安っぽくないですか?そう感じるのは自分だけ?
業績数字は悪い。
でも不動産屋の業績はもう底の底を打ったってことじゃないですか、最近の株価の動きを見ると。
MKキャピタルの決算短信で目を引くのは、財務状況について事細かに説明している事かと。言いたいポイントは、うちは財務的には絶対に大丈夫ですよ、ですな。MKキャピの自己資本比率は50%を超えているし、BSを見れば財務的な苦しさなんて全然見られないのは一目瞭然。
それでも会社がくどいぐらいに説明しているのは、投資家の疑心暗鬼があまりに強いから。
1ヶ月ほど前に、フジ住宅の決算説明動画を見たのですけれど、そこで常務(だったかな)さんが面白い話をしていた。
フジ住宅は前期に銀行借入を何十億だかして、現金残高を増やした。この金は、実は会社にとって全然必要な金じゃない。1円も借り入れを増やす必要なんてなかった。でも、投資家が、資金調達は大丈夫なのか、資金繰りは安全なのか、ってうるさい。加えて、アホらしいことに、銀行も投資家を安心させるためには資金調達ができるって事を見せる必要があるので借り入れを増やせと言う。だから、いらない金を借りた。
フジ住宅は前期に買掛債権残高をぐっと減らした。これは、仕入先のたくさんの小さな会社が資金繰りで苦しんでいて、なるべく支払いを早くしてあげたため。もちろん、そうするのだから、仕入値的には勉強してもらって、フジ住宅の利益になった。フジ住宅には資金繰りの心配が無いからできること。
これを見たアナリストが、買掛債務を減らせば資金繰りが悪くなるので良くないと言った。常務さんはアナリストにもっと勉強してこいと言ってやったと。
一般論として、売掛債権を減らして買掛債務を増やす、つまり、受け取りは早く支払は遅く、するのが良い。BSとCFにそういう傾向が出ていれば財務分析的には良いと判断する。でも今回のフジ住宅の場合はそうじゃない。
まとめるとこんな感じです。記憶で書いているので間違いや誇張があると思う。でもポイントはあっているはず。
MKキャピタルやフジ住宅に限らず、不動産屋は財務状況や資金繰りについて必要以上に気を遣わざるを得ない。実際、それが多くの不動産屋の首を絞めたのだからね。
そういう状態も峠を越したのかなと。
ここからは不動産屋というだけで投資不適格で無視するのはダメじゃないですか?ずいぶん不動産屋の株価は上がって、今さら何をって感じがするかもしれないけれど、今から積極的に買って行くってことじゃない。
まだまだ株価は紆余曲折する。業績がガンガンに良くなり、株価がグイグイ上がるのはずーっとずーっと先の話。先を見るのが儲かる投資。
アメリカの住宅ATMやサブプライムなどの問題が遠い昔のことのよう
~ 昔のように感じるのはなぜかと考えると、その理由がイマイチはっきりしない、なぜ? ~
うまいこと歌ってますね。これを見て、なんだか住宅ATM(ホームエクイティーローンなどのこと)やサブプライムの問題が遠い過去の話のような気がした。ああ、そんな事もあったなあ、という感じ。
既に過去の話になったという事なのか、自分が鈍感になっただけなのか、もう忘れて先だけを見ていきたいだけなのか。なんなんでしょうねえ。
アガスタ、NISの公開買付で上場廃止、持っている人おめでとう
~ ベンチャーリンク系で、主幹事は三菱U、監査は三優、疑うには十分の組み合わせ。 ~
アガスタが公開買付で上場廃止。
NISグループが1株24500円で買い付け。100%取得し上場廃止となるわけです。今日の終値が11450円。買い取りプレミアムは100%以上。持っている人おめでとさん。
まあしかし、アガスタも酷い会社でしたな。上場直後から下方修正やらなんやら、悪い話ばかり。上場時に60万をつけた株価は下がりっぱなしで現在11000円。この株で儲けた人はいないんじゃないですか?
アガスタの江戸みさ社長はベンチャーリンク出身。ベンチャーリンク出身だけあって言うことはデカイ。とにかくベンチャーリンク系は言うことはでかく、やることはエゲツなく、業績はボロボロ、周りは怪しい人ばかり。
サンマルクの片山社長も実はベンチャーリンク出身ですけど、知っている限りでは唯一まともなベンチャーリンク関連ですね。もっとも、関連があったのはずっと昔の話で、いまさらそんな話をされたら嫌でしょうけれど。
サンマルクの名誉のために書いておくと、個人的にはサンマルクは外食企業で優良さナンバーワンだと思う。買ったら10年は売れないけど、どれか外食銘柄を選ばないといけないと迫られれば、迷い無くサンマルクを買いますね。
閑話休題。
アガスタの主幹事は三菱U、監査は三優。とりあえず疑ってかかるべき組み合わせかと。
2009/6/29の相場メモ:忘れちゃいけないアレやコレ
~ 天然ガス、とりわけUNG、が気になって仕方ない、日本の不動産(REIT)の流れは? ~
エネルギー
・石炭火力発電、三菱重工がCO2を60%~90%カットする技術
・オーストラリアに商業運転施設建設、2000億円規模
通貨
・BRCがIMF債の購入を決定
オフィス空室率
・16ヶ月連続上昇、特にSクラス
・都心5区 6.96%、先月比+0.17、前年比+3.67
中国
・5月の新規融資 Y665B VS 昨年Y319B
・鉱工業生産 +8.9%、予想は7.7%、4月は+7.3%、昨年は+16%
・電力は-2.7%、4月は-3.5%
・小売り +15.2%(家具+33%、宝石+29%)
・1~5月の新規融資 Y5.84T、年間目標はY5T
・今年の大卒数 6.1M、45%が仕事を得た
・5月のクレジットカードデフォルト 過去最高数字
・BOA 12.5%(10.47%)、AMEX 10.4%(9.9%)
・Capital One 9.41%(8.56%)、Discover 8.91%(8.26%)
・JPM Chase 8.36%(8.07%) カッコ内は4月の数字
アメリカのホテル
・稼働率は前年比-10%
・RevPARは前年比-20%
アメリカのヘルスケア
・オバマ
・改革と5000万人の無保険対策に10年で$1T
・病院への支払カット $200B
・Medicare、Medicade $313B
・増税&現在のヘルスケア歳出削減 $635B
アメリカ鉱工業生産
・5月 -13.4%(前年比)、-1.1%(先月比)、4月は-0.7%
・稼働率 68.3%、低下継続=設備投資はされない
アメリカ住宅
・5月の着工は4月の過去最低数時からリバウンド
インフレ
・歴史に学べば高いインフレがいずれ来る
天然ガス
・Contango
・ロールオーバーでUNGの先物ポジションは急減、スワップへ移動
・UNGはCritical Pointへ到達?
・USOでは同じような状況が来て、原油先物が上昇開始
REIT
・ダヴィンチが傘下REITを大和へ売却、大和はREITへ出資
・REITの流れに注意
飼料
・7~9月期 値上げ 4~6月比で5~6%
炭素繊維
・東レ(世界最大手)、帝人、東邦ナテックス 増産計画見直し
・用途 60%が産業向け(橋脚補強や圧力容器)、20%が航空機、20%がレジャー
・将来的に自動車や大型設備(発電)
製薬会社には向かい風ばかり吹き、ディフェンシブ銘柄とは呼べない
~ 特許切れとオバマの医療制度改革が製薬会社の利益を圧縮する心配がある。 ~
2010年から大型新薬の特許が続々切れるという事実は、もう何年も前から分かっていたことです。これは日本の医薬品メーカーに限らず、世界の医薬品メーカーでも同じ傾向。結果として、2014年までに現在世界での売上げトップ10の医薬品全部がジェネリック化するわけです。
アメリカではジェネリック率は高いので、特許が切れると一斉にジェネリックに移行し、売上げは激減する。
新薬の特許が切れるなら、それまでに別の新薬を開発すればいい。けれど、新薬開発はそう簡単ではない。既にできることは全てやった感があるのだろうし、昔のようにポンポン新しい薬ができてはこない。
こういう事実は既に株価に十分織り込まれている。だから世界の医薬品メーカーの株はいまいちパッとしない。
アメリカ市場に上場している時価総額トップ10の製薬会社、後ろの数字は最初が売上高(Billion $)、次が予想配当利回り。
Johnson & Johnson (JNJ) 63 3.5%
Pfizer Inc. (PFE) 47 4.3%
Novartis AG (NVS) 43 4.1%
GlaxoSmithKline plc (GSK) 42 4.5%
Sanofi-Aventis (SNY) 41 4.3%
Abbott Laboratories (ABT) 29 3.4%
AstraZeneca plc (AZN) 32 6.7%
Wyeth (WYE) 23 2.7%
Merck & Co. Inc. (MRK) 23 5.9%
Bristol-Myers Squibb Co. (BMY) 21 6.0%
ついでに武田薬品 15 4.8%
武田の4.8%でも製薬会社の利回りとしては魅力的だ、なんて感じるかもしれませんけど、世界を見渡せばもっと高利回りの製薬銘柄がある。AZNやBMYなんて6%以上ですよ。
今考えないといけないのは、オバマ大統領が何とかしようと奮闘しているアメリカの医療制度改革じゃないですか?健康保険の問題、診療報酬の問題、薬価の問題。いろいろあってとてもじゃないけど把握しきれない。全部分からなくても、ポイントははっきりしている。
5000万人の無保険者を何とかし、医療費を切りつめる。
その為にどんな事がされるにせよ、それは製薬会社にとって多分相当苦しい事に違いない。何も製薬会社だけじゃない。苦しさは大多数の医療関係に関係するところに波及するはず。
この流れだけは忘れられないと思うんです。
JNJやPFEなんかディフェンシブ銘柄の代表選手だから長期投資でああだこうだ、なんて考えはもう通用しないんじゃないですか?
ただし、バフェットはJNJを買い戻したし、GSKやSNYも持っている。バフェットの反対に賭ける事はしたくない。じゃあどうするか?意見が合わないので、手出し無用でいいのではないかと。
昭和シェルとアルバックの組み合わせ、どちらも太陽光発電の本命
~ 昭和シェルの太陽光発電ビジネスが成功するかどうか、新エネルギー投資としては面白い。 ~
太陽光発電のニュースをメモ。
昭和シェルは油の会社ですが、太陽光発電に相当力を入れている。いずれ1000億円の経常利益のうち、500億円を太陽光発電で稼ぐ計画。そうなればまさに新エネルギー銘柄と言えましょう。そうなれば、というより、そこに向かっていく過程が新エネルギー銘柄ですな。そうなってからでは遅い。
昭和シェルの太陽光発電プロジェクトをバックアップするのはアルバック。アルバックは先日のニュースで薄膜型の製造装置を売り出すという。
2009/06/24, 日本経済新聞 朝刊
昭和シェル、サウジ国営と太陽光発電、まずサウジで、新興国へ展開。
昭和シェル石油はサウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコと共同で太陽光発電事業に参入する。昭和シェルの太陽電池を使い、まず2010年にサウジに小規模分散型の発電所を建設、家庭や公共施設に電力を販売する。12年をめどに合弁会社を設立し、中東のほか東南アジアなどの新興国でも事業を展開する。地球温暖化防止への対応で石油やガソリン需要の減少が見込まれる中、日本とサウジの石油大手が手を組み太陽光発電を新たな収益源に育成する。
(中略)
太陽電池は昭和シェルが宮崎県の工場で生産する金属化合物型の製品を使う。シリコンを使わないため生産コストが安い。販売量が増えれば、発電事業の採算も取りやすくなるとみられる。
サウジでの事業が軌道に乗った段階で合弁会社を設立する方針。資本金や出資比率は今後詰めるが、中東のほか東南アジアやアフリカ、中南米などで発電事業を検討。サウジで太陽電池の新工場建設も視野に入れる。
昭和シェルはガソリンなど石油製品の国内需要の急減に対応するため、太陽電池事業を新たな収益の柱に育てる方針。宮崎県の日立製作所のプラズマパネル工場を買収して太陽電池向けに転用する交渉を進めるなど、現在8万キロワットの生産能力を11年をめどに100万キロワットに拡大する計画だ。
世界最大の国営石油会社アラムコは04年に昭和シェルに資本参加し、現在の出資比率は約15%と英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルに続く第2位。昭和シェルはアラムコの資金力や世界中に持つ販売網を活用し、太陽電池の拡販が期待できるほか、新エネルギー事業の拡大を一気に進められる。
昭和シェルの太陽光発電ビジネスがどれほどのものになるのか、分からない。会社としては本腰を入れているのは間違いない。うまく行けば太陽光発電の本命にもなるし、株も上がって儲かると思うんです。
太陽光発電はたくさんの企業が続々参入してきているわけで、何も昭和シェルだけが成功すれば本命になる会社ではない。そこら辺も忘れないようにしないとね。
西松屋チェーン、6月月次数字は良くないし、説明も良ない
~ 慎重な言葉だけ並べているのは保守的なのではなく現実を直視した結果か。 ~
西松屋チェーンの6月月次数字。
全店が101.7%、既存店が93.8%。今2月期ここまででは全店102.1%、既存店94.6%。
数字にはちっとも良いところはない。会社の説明にもちっとも良いところはない。暗い言葉ばかりが並んでいますな。
当月は関東以北のゾーンにおいて最高気温が前年度より低く、想定外の苦戦が続きました。あわせて競争状況も激化し、競争他社の低価格商品の打ち出しや、夏物のバーゲン時期の前倒しがあったため、衣料部門におきましては、初夏、夏物のアウトウェア・実用衣料ともに低迷いたしました。
雑貨部門におきましても、育児消耗雑貨の紙おむつ・粉ミルク・衛生用品・ベビーフードがやや低迷いたしました。大型育児用品のベビーカー・チャイルドシート・ベッドにおいては、金額、売れ数ともに大きく低迷いたしました。
何かちょっと改善してきているとか、そういう言葉を期待する。
ネクステックが上場廃止へ、倒産してもおかしくないですけどね
~ 債務超過で監理銘柄に指定されていた、上場廃止は当然、監査法人は三優。 ~
ネクステックが上場廃止。
6月20日に整理銘柄、7月20日で上場廃止。
当社は、平成20年3月期決算において有価証券上場規程第603条第1項第3号(マザーズの上場廃止基準)に定める債務超過の状態となったため、平成21年3月31日(火)まで、債務超過基準に係る猶予期間に入っておりました。
更に、平成21年4月1日付にて、平成21年3月期決算において再び債務超過となる見込みであることを公表し、東京証券取引所より、有価証券上場規程施行規則第605条第1項第7号(有価証券上場規程第603条第1項第3号に該当する状態にある旨の発表等を行った場合であって、同規程に該当するかどうかを確認できないとき)に該当するため、当社株式は監理銘柄に指定されておりました。
まあ、順当な上場廃止でしょ。監査法人は三優。
2009/6/23の相場メモ:忘れちゃいけないアレやコレ
~ 中国の内需はとりあえず良い数字が並ぶ、太陽電池関連は忘れずに、含み資産銘柄? ~
株主優待
・直近実施企業は1043社、2008年9月末比で21社減
・1992年以来初の減少
中国
・5月の自動車販売台数 過去最高数 +50%超
・1~5月では+30%
・1~5月のGDP成長率 内陸高い、沿岸低い
・5月の輸出 -26.4%(最悪数字)、輸入 -25.2%
・1~5月の輸出 -21.8%、輸入 -28%
・輸入数字悪化は輸出数字悪化へ
・1~5月の固定資産投資 +32.9%
・1~4月の+30.5%から加速
・1~4月のセメント生産 +10.2%
景気動向指数
・4月の一致指数 85.8(前月比+1)、11ヶ月ぶりの上昇
ハイブリッド車
・モーターコア=伝動モーターの機関部品
・生産は2社 三井ハイテック(→トヨタ)、黒田精工(→ホンダ)
・三井ハイテック 月産2万5千を+30%へ
・黒田精工 売上げ8億円を15億円へ(2012年3月期)
会計制度
・2010年3月期より賃貸不動産の時価会計(時価を開示)
・含み資産 不動産、倉庫、運輸
・NTT都市開発、東宝、サッポロ、TBS、ヒューリック、立飛企業
太陽電池
・薄膜型の製膜工程 アプライドマテリアルズ、アルバック
・薄膜型のモジュール組み込み NPC、日清紡メカトロニクス
・カバーガラス(表面保護) 旭硝子、日本板硝子
・バックシート リンテック(の子会社米マディコ)
・ガスバリアフィルム 三菱樹脂
鉄鋼
・各社減産緩和 10ヶ月ぶり底入れ
・JFE 6月の稼働率 55%→60%
・神戸製鋼 60%→9月に70%
・新日鐵 50%→65% 社長「4月が底だった」
食用油
・パーム油 6月も上昇(3ヶ月連続) 先月比+11%
・3月比では+22%
原油
・IEAは10ヶ月ぶりに需要見通しを引き上げ
豚インフル
・パンデミック認定、香港風邪以来41年ぶり
太陽電池
・EMSの動き
・SunPower→Jabli Circuit 北米市場向けパネル生産
・Flextronics 独Oerlikonから薄膜ソーラー設備の生産受託
・Flextronics 米Enphaseからインバーター受託
・Foxconn 進出の噂
アメリカ小売り
・5月は先月比+0.5%、ガソリンが大きい(前年比-10.8%)
アメリカ雇用
・4週平均失業保険申請数が減少、ピークは8週間前
・継続受給者は増加
いずれ来る新エネルギー相場に備えてニュースはフォローする
~ ニュースで飛びつき飛び降りるわけじゃない、本物の相場が来る時をイメージする。 ~
アルバックが世界最高性能の薄膜太陽電池製造システムを販売、というニュース。
新エネルギー関連のニュースは株価を動かす。とにかく投資家の注目度が高いわけです。ニュースが出ては飛びつき、ニュースが出ては飛び降りる。
そういう事ではなく、いずれ新エネルギー関連が本当の意味で相場になる時が必ず来る。その時のために関連ニュースはフォローしておいて損はない。
とりあえずメモ。
2009/06/23, 日本経済新聞 朝刊
薄膜太陽電池、「世界最高性能」を一貫製造、アルバック、量産システム販売。
アルバックは太陽光を電気に変える変換効率で世界最高性能の薄膜型太陽電池を量産できる一貫製造システムを開発した。2層の薄膜シリコンを重ね合わせる高効率型の太陽電池を量産する装置。7月から販売を始め、中国や台湾、韓国、インドを中心に太陽電池メーカーを開拓する。2010年6月期に09年6月期実績に比べ約3倍の受注1000億円を目指す。
開発したのは、ガラス基板上に2層の薄膜シリコンを重ね合わせた「タンデム型」と呼ぶ太陽電池を一貫製造するシステム。この太陽電池の一貫製造システムは世界初。鍵を回せばすぐに生産が始まる「フルターンキー」型だ。製造装置最大手の米アプライドマテリアルズはこの量産機開発で出遅れている。
量産するタンデム型太陽電池では、変換効率9%、発電最大出力130ワットを保証する。同社の従来のアモルファスシリコン単層の一貫製造システムだと変換効率が6%台後半、発電最大出力が100ワットだった。太陽電池市場で主力のシリコン結晶型は発電効率が十数%と高いが、製造費用が高い。タンデム型は、原材料のシリコンの使用量が結晶型に比べ約半分で、ワット当たり単価も約半分で済む。太陽電池のガラス基板は第5・5世代と呼ぶ1100×1400ミリメートル。3分に1枚ずつ太陽電池パネルを製造する。
ライトオンとジーンズメイトの6月月次数字、どちらも良くない
~ 全店は100%割れだし、既存店は当然回復しない、ユニクロの一人勝ちが鮮明。 ~
ライトオンの6月月次数字。
全店が91.4%、既存店が86.6%。今8月期ここまで全店が98.4%、既存店が93.4%。数字は全然よくない。ちっとも改善しませんな。
ジーンズメイトの6月月次数字。
全店が92.7%、既存店は94.9%。今2月期ここまで全店が92.6%、既存店が92.3%。ライトオンと同様、ダメダメな数字。
ユニクロとは比べものにならない。
不景気からの脱出過程と株式相場の動き、相場は常に先を行く
~ 景気の底打ちが分かるのは後からだし、その時にはブルマーケットは既に3合目。 ~
Moneyに掲載された景気循環と景気指標と株式相場の動き。
%で表示されている数字が、底値からの上昇率。
個人消費や住宅投資が前々回復しない状況から株式相場はブルマーケットに入っていく。個人消費のセンチメントが回復すると不景気が終わる。終わるというのはオフィシャルに。この頃にはブルマーケットが始まって4ヶ月経っている。
ブルマーケット7ヶ月で企業業績の悪化が止まる。そしてマーケットは調整。
既にオフィシャルには不景気は終わっている。けど、終わっているというのは、実際には後になって終わっていたと分かること。そうなるのは不景気が終わってから5ヶ月後。ブルマーケットが始まってからでは既に9ヶ月経っている。
ブルマーケット開始から12ヶ月後、高値の3分の1は戻している。
今さらながら、マーケットは先々を織り込む。分かり切ったこと。忘れちゃいけないこと。
さて、今はどこにいるんでしょうねえ?よーく考えよう。
外国人の売りを個人が買った2008年、4人に1人が株を持つ計算
~ 個人投資家の保有率20%はもっと高くなって欲しい、「貯蓄から投資へ」の掛け声はどこへ? ~
投資主体別の株式保有比率。個人の保有比率が20%を超え、外国人のそれが大きく下落したのが2008年度。日本経済新聞より拝借。
90年度から一貫して保有比率を高めてきた外国人。100年に一度の不景気で、外国人は一目散に逃げ出したのがよく分かりますな。
一方、個人の保有比率はだいたい20%で安定。ちなみに、アメリカの個人保有比率は50%を超える。401Kなどで投信をがっぽり持っているからね。
銀行と事業法人が持ち合い株を処分し、外国人が吸収してきたわけです。できれば吸収するのが個人投資家であれば理想的だったのではないかと。
投資信託は5.1%。
で、個人投資家の総数は4200万人。3人に1人は株を持っていることになる。自分の周りを見渡してみても、この数字は高いと感じますね。そんなこと無いですか?
2008年世界の自動車メーカーの生産台数ランキング
~ 2009年は各社数字を大きく落とす、新エネルギー対応で今後は決まる。 ~
世界の自動車メーカーの生産台数ランキング。2008年。朝日新聞から拝借。
GMは836万台で2位ですけれど、倒産して規模を縮小し、500万~550万台ぐらいに落ち着きそう。
2009年はどのメーカーも販売台数をぐっと落とすのは分かっている事実。
ところでプリウスは発売1ヶ月で18万台の受注ですか。インサイトが確か2万台行かなかったと思う。18万台という数字自体が驚きの数字ではあるし、インサイトとは比較にならないほど売れている問いのも驚きでしょ。
レビューなんかを読むと、インサイトはよりスポーティーって事らしい。プリウスの方が万人向きなんでしょうかねえ。
やっぱり気になるのはスズキ。
これからの自動車メーカーを決めるのは、新エネルギー対応と新興国対応。その2つでしょう。
ジャパン・デジタル・コンテンツ(JDC)信託が金融庁から行政処分
~ 臭いニュースは沢山出ていたわけで、敢えて手出しは無用だし、驚きには値しない。 ~
ジャパン・デジタル・コンテンツ信託株式会社に対する行政処分について
行政処分の内容は、新規業務の3ヶ月間の停止と顧客財産の返還。顧客財産を返還しろってことはですよ、もう全部やめなさいってことですな。どんな悪いコトすればそんな処分を受けるのか?これ以上無いエゲツないことをしてきたわけです。
まあ、JDCからはクサイニュースがずっと出ていたのでびっくりするには値しない。
軽く過去1年間を振り返ってみる。
2008年9月には従業員がベトナム未公開ファンドから8800蔓延を横領するという事件が起きた。
11月。第2四半期決算が発表できない。第2四半期報告書は当然提出できない。会計監査人と意見調整中という理由はつまり、怪しいことがあって監査法人がOK出してくれないってこと。
2009年2月。第3四半期報告書が提出できない。前回に続いてですな。会計監査人がOKくれないので、首にして新しい監査人を雇う。クサイ会社によくあるパターンです。
2月。「不適切な取引」が判明する。長年にわたって循環取引をしてきたと。循環取引なんかは、監査人がまともであれば分かることが多いんじゃないですか?監査人とグルになって循環取り引きすることはよくある。
4月。上の取引で有報を訂正しなければならない。訂正した有報を期限までに提出できない。
6月。社長を首にする。とりあえず格好だけでも誰かが責任取らないとね。
6月。課徴金納付命令。
6月。会計監査人をまた新しくする。
6月。業務停止と返金の行政処分を食らう。
全くもって自然でスムーズな流れですな。
君子危うきに近寄らず。
2009/06/19, 日本経済新聞 朝刊
ジャパン・デジタル・コンテンツ(JDC)信託。
ジャパン・デジタル・コンテンツ(JDC)信託 映画などの制作費を調達するため、信託の枠組みを使って映画やゲームの販売収入を得る権利(受益権)を投資家に販売するのが事業の柱。2006年のヒット映画「フラガール」は、JDC信託が投資家から資金を募ったファンドが制作費を投資した。
00年に東証マザーズに上場。05年には信託免許取得第1号となるなど新興信託会社の中心的な存在だったが、09年3月期まで5期連続で最終赤字になるなど業績は厳しい。3月時点の従業員数は29人。
