アーカイブ: 2009年5月

2009/05/31 22:10

イオンの反省とPBの流れ、68円ラーメンと日清食品のカップヌードル

~ PBの流れは止まらない、68円のPBラーメンがあるのに日清食品ヌードルを食べるのか。 ~

イオンの反省で値下げを宣言したイオンですけど、安くなったと思いますか?個人的には確かに安くなったと思う。全体的に安くなった商品が多いし、何よりPB商品が強烈に安い。

大黒天物産のラ・ムーが激安商品を売っているのと同じレベルです。

例えば、1Lのオレンジジュースやアップルジュースが98円、カップラーメンが68円、200組5箱の詰替用ティッシュが198円。ジュースやラーメンは値段を考えれば十分すぎる味で、コストパフォーマンスはかなり高いんじゃないですか?

美味しさだけを考えたらダメですよ。そんな値段で美味しさに文句を付けるのは間違っていると言うもの。大切なのはコストパフォーマンス。

大黒天物産のような格安スーパーは他にも沢山あるわけで、そういう店では既にこんな値段で売られているのかも知れない。そういう店を利用している人達にとっては、イオンの価格がようやく追いついただけでしょうね。

でも思うんですけど、格安スーパーとイオン系や7&I系のスーパーを使う層は違う。だから、イオンで価格がこれだけ下がったのは結構重要なのではなかろうか。

日清食品の130円のカップヌードルを買っていた人達が、イオンの68円のカップラーメンでいいじゃんってなるし、250円のオレンジジュースが98円のものに取って代わられる。

つまり、68円のカップラーメンを食べて、日清食品はこりゃダメだなあ、って思った。

格安PB商品の流れは止まらない。安い方へ安い方へ行く。個人的には高くてもうまいものを食べるけど、自分の好みと世の中の流れと企業業績と株価と儲けは別。

業績回復するという考えやスティールの売り完了などで上を見ていた日清食品ですが、とりあえずはイオンのラーメンで考えを変えたいと思う。もっと魅力的な食品株がアメリカにあるしね。

食品・飲料・日用品
PB イオン 日清食品ホールディングス 総合スーパー 食料品



2009/05/31 22:10

2009/5/31の相場メモ:忘れちゃいけないアレやコレ

~ 中国の動きにはチグハグなところもある、クレジットカードが米の次の問題、インドが動く。 ~

アメリカ在庫

・在庫変化率は過去無いほどのマイナス
・それでも売上げ在庫率は高い数字で横這い
・もっと在庫調整が必要、でもピークアウトした感がある

アメリカ住宅

・4月の差し押さえは前年比+32%で過去最高レベル
・CAやNVなどの超暴落地域では落ち着き気味

アメリカ小売り

・4月の数字は予想より悪かった
・1月、2月がプラスで、3月、4月がマイナス

中国

・4月の鉄鉱石輸入は過去最高 → 国内鉄鉱石業者は苦しい
・港には在庫が積み上がっている
・船で忙しいのは鉄鉱石船だけ
・国内鉄鋼需要は鉄鉱石輸入ほど強くない
・政府指示で鉄鋼減産 ← 30%の余剰

アメリカの消費者クレジット

・4月のクレジットカードデフォルト=過去最高
・Citi March=9.66% April=10.25%
・Wells March=9.68% April=10.03%
・JPM March=7.13% April=8.07%
・Dsicover March=7.39% April=8.26%

インド

・下院選で与党が大勝 → マーケットには大プラス
・株価上げすぎでマーケット停止、ルピー急騰
・インフラ整備、外資導入

機械受注

・1~3月期 -9.9% = 4四半期連続のマイナス
・3月単月では+21.8% ← 自動車、電機、在庫調整
・10~12月期は過去最悪の-15.1%
・4~6月期の見込み -5%
・減少率は改善

相場メモ・備忘録
アメリカ インド クレジットカード 不動産 中国 在庫 機械受注 鉄鋼

2009/05/31 22:10

SUMCO、半導体用も太陽電池用もウエハーは回復の気配がない

~ 中国の太陽電池企業の業績は弱い、例外的に強いのはFirst Solar、SUMCOは厳しい ~

SUMCOの第1四半期決算。

平成22年1月期 第1四半期決算短信

売り上げは凄まじい落ち込みですが、計画通りであれば株価にとっては問題なし。もちろん利益なんて出るはずなし。

半導体並びにシリコンウェーハ市場は、年明けから需要回復の兆しが見え始めたものの、昨秋からの需要急落の影響を受け、依然として厳しい状況にあります。また、太陽電池用シリコンウェーハについても、需要は停滞いたしました。

太陽電池用シリコンウェーハの需要も厳しい。世間では太陽電池の将来性がニュースになるわけですけど、足下の需要は決して強くない。今まで強烈な需要があった欧州、特にドイツとスペイン、がメタメタ。日本で家庭で設置する太陽電池への補助が出て需要が伸びるとか、中国でクリーンエネルギーとして採用されるとか、その程度では今のところ欧州の落ち込みを全然カバーできていない。

200905313.gif太陽電池関連では、中国企業のSTP、LDK、YGEを見ていますが、どれもこれも業績は良くない。STPはそれなりではありますが。唯一業績面で意外な好調さを見せているのはアメリカのFirst Solar(FSLR)のみ。FSLRは薄膜型に特化したセル・モジュールメーカー。

基本、太陽電池関連企業の業績は良くない。見通しもそれほど明るくない。でも、株価は好調。ここに書いた銘柄はどれもこれも株価は上げている。業績がわるいというニュースが出て、一旦は下げてもすぐに回復して上げていく。

ちょっと見づらいチャートですけど、STPをYGEは3が月で200%以上の上昇。FSLRとLDKはざっくり2倍ですか。

株価の先見性と見るか、原油価格上昇の連れ高と見るか、ミソくそ相場のくそと見るか、悩ましいですな。

結局、この辺りの銘柄の見通しが良くなってこないことには、SUMCOの見通しも上がってこない。太陽電池向けより半導体向けの方が大きいので、もちろん半導体関連を見ておく必要はありましょう。それは日本銘柄で十分確認できますが、太陽電池関連は日本の企業では確認できないと思う。シャープや京セラでは用不足かと。

ハイテク・IT・テクノロジー
FSLR LDK STP SUMCO YGE アメリカ シリコンウエハー 中国 半導体 太陽光発電

2009/05/31 22:10

ライトオン、西松屋チェーン、ジーンズメイトの5月月次数字

~ ジーンズメイトの月次が好調で株価も正直に反応、月次が悪くても株価は無反応 ~

ライトオン西松屋チェーンジーンズメイトの5月月次数字。5月は前年5月に比べて休日が1日多かった。

ライトオン

月次売上高前年比情報に関するお知らせ

全店94.2%、既存店88.3%。回復する様子は全然ないですね。

西松屋チェーン

平成22年2月期前年比速報(5月度)

全店98.1%、既存店90.4%。ますます数字は悪くなっている。

ジーンズメイト

2010年2月期 前年比速報

全店99.1%、既存店100.2%。前期からの数字を含めて、一番良い数字が出てきた。既存店100%以上は超久しぶり。

株価は月次数字の通りの動きになっている感がありますな。ライトオン、西松屋は横這い、ジーンズメイトは上昇。良い数字がでれば上に反応するのはいいとして、それなりに悪い数字でも、それでガクンと株価が下がることは無くなった感がありましょう。

アパレル・ファッション銘柄
アパレル ジーンズメイト ファッション ライトオン 小売り 月次 西松屋チェーン

2009/05/31 22:10

アプレシオ、半期報告書遅延で管理ポスト、倒産や上場廃止に注意

~ セントレック銘柄やHS銘柄は無条件に対象外にしてOK、リスクが高すぎる。 ~

アプレシオが半期報告書を提出でず管理ポストへ。

平成21 年9月期第2四半期報告書の提出遅延及び当社株式の監理ポスト割当ての見込みに関するお知らせ

平成21 年5月15 日付「平成21 年9月期第2四半期報告書の提出遅延に関するお知らせ」でお知らせいたしましたとおり、今後1 年間の安定的な資金繰りの確保に関する疑義が生じておりますが、かかる疑義を解消させる事業計画の策定に時間を要しており、現在までに監査未了の状況のため、平成21 年9月期第2四半期報告書の提出遅延が見込まれるものであります。

監査しているのは優成。優成にもOKもらえないんですね。。。主幹事はHS。セントレック上場。これ以上何がありましょう。

債務超過で大赤字。株価は急速に上場廃止や倒産を織り込むかのように急落しています。そうなったとしても驚きませんな。

クサイ会社・エグイ企業
HS証券 アプレシオ セントレック 上場廃止 倒産 債務超過 優成 監査法人

2009/05/31 22:10

総和地所、有価証券報告書の提出遅延、倒産や上場廃止も覚悟

~ 有報提出が遅れる企業が倒産や上場廃止になる確率はとても高い、監査法人も注意。 ~

総和地所が有価証券報告書を提出できない。

有価証券報告書の提出遅延に関するお知らせ

有報の提出が遅れることは良くないこと。有報の提出が遅れる企業は倒産したり上場廃止になったりする確率が非常に高いのは歴史が示すとおりですな。

総和地所がいつ倒産しても上場廃止になっても驚かない。まさか驚く人はいないでしょうし、業績回復・株価回復を信じて株を買っている人もおりますまい。みなさん、何かの拍子に爆上げするかもしれないなあ、なんていう淡い期待を持った投機ですな。

監査法人はウィングパートナーズ。主幹事が三菱U。債務超過。時価総額は1億円も無い。上場廃止基準は3億円なので、もちろん抵触している。

クサイ会社・エグイ企業
ウィングパートナーズ マンション マンデベ 上場廃止 不動産 倒産 債務超過 総和地所

2009/05/31 21:09

イチヤ、低株価で上場廃止へ、倒産しなかっただけマシ?

~ ようやく上場廃止へ、KDAの監査と東海東京の主幹事、うっとりする株価の動き。 ~

200905312.gifイチヤが上場廃止に。

上場廃止等の決定に関するお知らせ

イチヤがどんな会社か今さら説明不要でしょう。ちょっと調べればクサイ話がたっぷり出てきますな。ジャスダックとしても上場廃止に出来て嬉しいんじゃないですか?

上場廃止の理由は、

株券上場廃止基準第2条第1項第3号(上場時価総額)に該当するため。

200905311.gifその内容は、月間平均と月末の時価総額が、上場株式数に二を乗じた金額以上になる必要がある、ということ。「1円基準」ですね。具体的には、発行済株式数が12億株だから時価総額は24億必要ということ。この基準でジャスダックを上場廃止になるのはイチヤが初めて。

しかしこのチャート、スゴイですね。もう1年以上もこんな値動きが続いているわけで、そうそうみられるものではないでしょう。

監査法人はKDA。主幹事は東海東京。十分ですな。

倒産・上場廃止
KDA イチヤ 上場廃止 東海東京 監査法人

2009/05/30 11:11

ジョイント・コーポレーション倒産、負債総額1680億で会社更正手続

~ オリックスの支援で生き延びるかと思われたが、敢えなく倒産、不動産銘柄は売られる。 ~

ジョイント・コーポレーションが倒産。

会社更生手続開始申立てに関するお知らせ

負債総額1680億円で会社更生手続開始となりましたな。

上場企業の倒産は今年17社目。負債規模ではパシフィックホールディングスに次いで4番目の大きさ。

2008年11月にオリックスの支援を受けた。業績はご覧の通りボロボロだけれど、さすがにオリックスという後ろ盾で倒産は無いんじゃないかと思ったわけです。セゾンのバックアップがあるアトリウムが大丈夫なように。

200905294.gif世の中そんなに甘くない。オリックスは自分も苦しくてヒーヒー言っている中で、ジョイントの支援なんて無理なのでしょう。支援を決めたときには多分いけると思っていたんじゃないですか?そのうち酷いクレジットクランチも収束し、不景気も回復し、不動産マーケットも落ち着き、最後には良い買物をしたと思えると。

楽観でしたな。

株価は213円と低いものの、3月に底を打ってからは他の不動産銘柄と同じように上げ基調。マーケットは倒産を織り込んではいなかったと言えましょう。倒産直前のインサイダーらしき取引も全然見られませんな。

ここのところ不動産銘柄はずいぶん値を飛ばしましたけど、ジョイントの倒産が多少なりとも水を差すかもしれない。特に倒産してもおかしくない銘柄やクサイ銘柄は叩き売られるでしょうな。

当社は、資金調達のための信用力の補完及び財務基盤の再構築を目的として、オリックス株式会社を中核とする企業グループから総額約100億円の資本参加を受けるとともに、当社グループにおいても経営の合理化を進めて参りました。しかし、主力事業である不動産流動化事業の平成21年3月期売上高が、前期より78%減少するなど、当社グループの売上高及び各利益ともに大幅に減少することとなり、結果として、財務状況及び資金繰りが急速に悪化することとなりました。

下記は帝国データバンクより。

 (株)ジョイント・コーポレーションは、1973年(昭和48年)3月に(株)大として設立され、97年4月に旧・(株)ジョイント・コーポレーション(昭和61年9月設立)と合併し、現商号となった。90年代半ばから販売を拡大し、98年に株式を店頭公開。99年に東証2部へ、2001年には東証1部へ上場を果たした。マンション分譲と不動産流動化事業を手がけ、分譲事業については首都圏を中心にブランド名「アデニウム」シリーズを展開、流動化事業では賃貸マンション、商業施設、オフィスなどを手がけるほか、グループとして不動産の企画・開発のほか、中古物件のバリューアップ、ファンドや投資家への売却も行っていた。2000年以降は、米投資ファンドと不動産投資信託向けの賃貸マンション供給で合意するほか、外資系証券会社と不動産投資ファンドを設立することで合意するなど業容を拡大、2001年には(株)エルカクエイ(2000年2月会社更生法、現(株)ジョイント・レジデンシャル不動産)の株式を取得して子会社し、2003年3月期の年売上高は約617億4200万円を計上していた。その後もマンションブームに乗りマンション供給が高水準で推移、近年は都心部での土地仕入れは厳しさを増していたものの千葉、埼玉での事業展開を増やし、2008年3月期の年売上高は約997億900万円にまで達していた。

 しかし、用地取得に伴う有利子負債が膨らんでいたうえ、2007年後半からはサブプライムローン問題による資金の停滞、資材価格上昇によるマンション価格の高騰、不動産販売市況の悪化など事業環境は厳しさを増し、2008年9月にはオリックスグループから100億円の出資と200億円の融資枠の設定契約も受ける一方、リストラに取り組んでいたが、2009年3月期の年売上高は約704億9400万円にまで低下し約552億5100万円の欠損を計上、今回の措置となった。

2009/05/30, 日本経済新聞 朝刊

オリックス傘下、ジョイントが更生法、負債1600億円、不動産流動化が不振。

 オリックス傘下で経営再建中のジョイント・コーポレーションは二十九日、東京地裁に会社更生法の適用を申請したと発表した。負債総額は同時に申請した子会社のジョイント・レジデンシャル不動産と合計で千六百八十億円。開発物件をファンドに売却する不動産流動化事業が急速に悪化。資金繰りに行き詰まり、オリックス主導による再建を断念した。

 東証は同日、ジョイント・コーポレーション株を六月三十日で上場廃止にすると発表した。

 会見した東海林義信社長は、会社更生法の適用を申請した理由として主力事業である不動産流動化事業の不振が大きな要因と説明。さらにマンションなどの完成物件の支払いが「六月から八月にかけて五百億円程度あり、見込んでいた金融機関からの融資が受けられなくなった」と話した。今後は事業を継続しながら、支援企業を探すなどの再建策を決める。

 ジョイント・コーポレーションは不動産流動化事業の赤字転落などで二〇〇九年三月期の連結決算は営業損益が四百八十億円、最終損益も六百四十五億円の赤字に転落した。〇八年九―十一月にかけてオリックスから計百億円の資本参加を受け経営再建を進めてきた。

 発行済み株式の三九%を保有するオリックスはジョイント・コーポレーションと関係会社に対する百七億円の投資に対して損失処理の可能性があると発表。「会社更生法申請によって、これまでと立場は変わるが、何らかの形で支援はしていきたい」(社長室)としている。

倒産・上場廃止
オリックス ジョイント・コーポレーション ファンド マンション 不動産 倒産 流動化

2009/05/30 11:11

2009/5/30の相場メモ:忘れちゃいけないアレやコレ

~ 中国の指標は引き続き改善、イールドと電子部品大手と総合化学は見ておいて損はない。 ~

原油

・リグの数が減少中
・世界全体でも減っているし、アメリカの落ち込みは大きい
・原油価格自体のファンダメンタルズにはプラス

天然ガス

・需要は弱い
・天然ガスETF(UNG)の出来高がうなぎ登り
・USOから移ってきている?

中国

・4月の新規融資額は1~3月に比べ急落
・4月の輸出は前年比-22.6%、先月比-17.1%。予想以上の悪化
・輸出不振 → 政府は内需拡大策へ
・住宅在庫指数はずいぶん下げた
・4月の小売り売上高、予想以上の数字、特に車
・電力のマイナスは変わらず

アメリカ

・貿易赤字は縮小
・これ以上の縮小は望めない。赤字のほとんどが中国と原油だから。
・貿易額の急落は終わった感がある
・財政赤字は過去最高、トレジャリーはどんどん発行される
・イールド、ドルには要注意

電子部品大手7社

・TDK、アルプス電、ローム、村田、日東電工、京セラ、日本電産

総合化学5社

・三菱ケミカル、旭化成、三井化学、住友化学、東ソー
・2009年3月期、旭化学以外赤字。旭化学は住宅が支えた、化学は赤字
・石油化学品の低迷、減損、株損
・三菱ケミは塩ビ樹脂撤退
・2010年3月期、赤字は三菱ケミ、三井化学

相場メモ・備忘録
UNG USO イールド トレジャリー 中国 原油 天然ガス 総合化学 電子部品

2009/05/30 11:11

ユニバースの今期は食品スーパーとしては十分な成長、月次もOK

~ 収益性、成長性、配当、月次、どれもこれも驚きはないが食品スーパーとしては十分。 ~

ユニバースの決算発表。

平成21年4月期 決算短信

200905293.gif今期計画は、中間が増収減益、通期では増収増益。増収増益とは言っても食品スーパーですからね、その幅は数パーセント。配当は変わらずの30円を計画。配当利回りは2.6%。株主優待で総合利回りは3.2%以上にアップする。

自己資本比率は61%、今期経常利益率は3.5%。一店舗当たりの売り上げはトップ級、東北で相変わらず一番強い。

今期の出店は3を計画。既存店の計画は100.3%。

特に何もないですな。一つだけ気になるのは、前期4Q業績がイマイチで既存店が100%を割っていること。客数も同様。この傾向が続くとダメ。

5月の月字数も発表されている。

売上高 前年比(月次)

全店が105.7%、既存店が100.9%。とりあえずは順調な数字と言えましょう。

専門小売銘柄
ディフェンシブ ユニバース 食品スーパー

2009/05/30 10:10

ダイドードリンコ、5月のコーヒー売り上げは回復、1Q業績も回復

~ 飲料受託製造に力を入れるのであれば、自販機コーヒー販売のうまさがなくなる。 ~

ダイドードリンコの5月月次数字。

コーヒーは95.9%、全体で97.5%。今1月期ここまでコーヒーが90.8%、全体が95%。3月と4月が80%台だったことを考えれば、ずいぶん回復した感がありますな。

平成22年1月期 第1四半期決算短信

1Qも発表された。営業・経常赤字だった前期から黒字転換。純利益は赤字のままではある。

200905292.gif好調なのは飲料受託製造部門。前期比で138.2%の売り上げ。具体的には、CMでやっている何かちょっとお洒落な感じの資生堂のドリンク剤(だったと思う)。受託製造に力を入れるつもりかどうか不明ですけど、それは間違った方向じゃないですか?

飲料受託製造は既に専業がいる。ジャパンフーズやゴールドパック。こういう会社のビジネスモデルや業績を見れば明らかなように、とにかく安定しない。そりゃそうですよ、自社では売れるかどうか一切コントロールする余地がないものを、頼まれれば作り、頼まれなければ作らないわけですからね。

自販機でコーヒーを売るという、安定したビジネスモデルで高収益なのがダイドードリンコの売り。それが高評価を受けている理由じゃないですか?だったら、そういう方向で頑張って欲しいと思う。

今期は減収減益の計画。増益になりそうは気配はありますな。株価はそれなりで、月次と2Q以降の業績を見ないことには魅力はない。

食品・飲料・日用品
コーヒー ジャパンフーズ ダイドードリンコ 自動販売機 飲料 飲料受託製造

2009/05/30 10:10

日清食品の自社株買いとスティールパートナーズの売り圧力

~ スティールの売りは日清食品が自分で吸収して売り圧力は無くなる、業績は良さそう。 ~

日清食品ホールディングスの自社株買い。

自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ

400万株を上限に取得する予定。金額的には118億円ということで、1株2950円以下ですな。400万株は発行済株数の3.36%。中小型株だと1桁後半ぐらいの数字の事がよくありますが、さすがに日清食品ぐらいではそこまでの数字は出てこない。

しかしながら、すでに先週も自己株買いを実施している。

自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得結果及び自己株式取得終了に関するお知らせ

200905291.gifこの時に312万株を取得したので、これと合わせれば5%を超える。この時の取得価格は2655円。現在株価は3000円。

で、気になるのは、この時の312万株という大量の株をToSTNeTで買ったということ。誰か売る人がいないとね。普通に考えてスティールパートナーズが売ったのではないかと考えられますな。実際、大量保有状況の開示を見ると、スティールが売っているのが分かる。

5月26日のファイリングで、7.4%あった保有比率は4.1%まで低下している。具体的な売りとしては、5月21日、つまり日清食品の取得日、に310万株を売っている。単価はもちろん2655円。

5月21日までにもスティールはどんどん日清食品を売っている。

スティールの売り圧力については考えたとおりの動きになったと言えましょう。4%まで持株比率が下がった今、とりあえずの売り圧力の大きさは心配事から無くなったわけです。

今回の日清食品の自社株買いがスティールの残り持株数と同じなわけで、日清食品はスティールの分は吸収しますから、安心してうちの株を買ってくださいね、って言っているんじゃないですか?

今期の業績予想数字は決して強くない。でも、個人的には業績はもっと上に行くのではと思うんです。株価は決して安くないけどね。それに、ディフェンシブな食品関連株というセクターで考えれば、アメリカにもっともっと魅力的なのが沢山あるわけだしね。

食品・飲料・日用品
スティールパートナーズ ディフェンシブ 日清食品ホールディングス 自社株買い 食料品

2009/05/30 10:10

パーク24の第2四半期決算、稼働率は上がらないが、株価は上がる

~ 下半期の計画は上方修正なしだが、株価は下半期も大丈夫だと言っている。 ~

パーク24の第2四半期決算発表。

平成21年10月期 第2四半期決算短信

増収減益は計画通りではあるものの、中間、通期とも上方修正された。でも、中間の上方修正分の方と通期の上方修正分はほぼ等しい。ってことはですよ、下半期はイマイチだめってことですな。ダメというか、今のところは慎重に見ておきますという会社側の保守的な姿勢じゃないですか?

開発は順調に進んで総台数も増加。不動産マーケットがこんなんだから、とりあえず駐車場という地主も多いのかも知れません。

稼働率は上がっていないものの、下がってもいない。つまりダラ下がりの最悪期は終わった。業績は一気に改善しないけれど、最悪期の落ち込みも終わるということで、株価にとってははそれだけで十分ですな。

株価は下期も順調だと言っている。

消費者サービス
パーク24 不動産 自動車 駐車場

2009/05/20 17:05

2009/5/20の相場メモ:忘れちゃいけないアレやコレ

~ トレジャリーイールドを忘れちゃいけない、最低でも横目で動きはチェックしたい。 ~

NAS電池

・日本ガイシが唯一のメーカー(小牧工場2倍へ)
・仏電力大手EDFから300億受注(過去最大)
・NAS+太陽光発電、+風力発電

オフィス空室率

・1年以上の上昇、賃料下落

中国自動車販売

・4月は前年同月比+25%の115万台、2ヶ月連続過去最高
(アメリカの4月は82万台)
・1600CC以下が+57%
・1~4月累計は+9.4%の383万台
・1600CC以下は200万台(全体の50%以上)
・中国メーカーへの恩恵

原油

・アメリカの在庫は上昇止まらない、ストレージキャパ一杯
・「スポット」な資源の順番 電気、天然ガス、原油、農作物、貴金属

クレジットカード

・2月の取扱高は前年同月比+0.5%
・3月は14年ぶりのマイナスの可能性
・リーマン以降二桁成長止まる

コンテナ

・中国の主要港、減少率改善 ← 中国内需
・韓国(アメリカへの製品輸出拠点)底打ち気配なし
・シンガポール(アジア製電子機器を欧米へ)底打ち見られず
・2008年のコンテナ取扱いランキング、上位10のうち8がアジア
1.シンガポール、2.上海 3.香港

イールド

・TEDスプレッド、1年ぶりの小ささ=リーマン前の水準
・トレジャリーイールドは上昇 → モーゲージレートは5%超え
・FEDが買取り増額? → TBT?

相場メモ・備忘録
NAS電池 イールド クレジットカード コンテナ 不動産 中国 原油 自動車

2009/05/20 17:05

アーバンコーポレイション、やっぱりBNPパリバが悪さしたらしい

~ 房園社長がグルじゃなければ、これは悔しい想いで一杯のはず、世の中エゲツないなあ。 ~

アーバンコーポレイションのその後。BNPパリバがちょんぼして儲けていたという話。帽園社長が知っていたかどうか、分からないけれど、知らなかったとすれば悔しいさで一杯でしょうな。

朝日新聞 2009年5月8日3時3分

パリバ証券、虚偽報告の疑い 契約枠超えアーバン株取引

 仏金融大手BNPパリバ証券の東京支店が昨年、不動産会社アーバンコーポレイションの増資を巡って行政処分を受けた際に、金融庁に事実と違う報告をした疑いがあることが分かった。増資関与と同時に、自社の利益目的で契約枠を超えたアーバン株取引をしていたことを、告げていなかった模様だ。

 証券取引等監視委員会は、パリバ関係者からの情報提供や立ち入り検査により、この疑いを把握。事実ならば、処分の軽重を決める上での基本的な前提が変わるため、金融庁に再度の処分を勧告することも視野に入れている。

 パリバは昨年6月、アーバンから転換社債300億円を引き受けた。同時に、その社債をパリバが株式に転換して市場で売って得た金額をアーバンに渡す「スワップ契約」を締結。株価が下がればアーバンの調達額は減る仕組みだが、この契約はパリバの要請で公表されなかった。アーバンは91億円しか調達できず、8月に民事再生法適用を申請。パリバは手数料やアーバン株売却で約12億円の収益を得た。

 当時のアーバン株売却について、パリバは「スワップ契約に基づく機械的な取引」と金融庁に報告していた。ところが今回、この報告が事実と異なる疑いが出てきた。関係者によると、実際には、契約で定めた量を超えてアーバン株を売っていたという。取引部門の社員が利益をねらい、契約に基づく売却に合わせて取引していたと見られている。

 意図的な虚偽報告だったかどうかは現時点では不明とされるが、隠す目的がないとしても、会社が取引実態を把握できていないことになるため、監視委は管理態勢について詳しく調べる方針だ。

 金融庁は昨年11月、パリバが投資家の重要な判断材料になる契約を公表しないよう働きかけたことを問題視し、業務改善を命令。ただ、報告を前提に、アーバン株売却には問題がなかったとしていた。

 一方、パリバの外部検討委員会は、未公表の契約の存在を知りながらアーバン株を売っていたことについて「インサイダー取引に該当する可能性は否定できない」と指摘。パリバ側は、契約上の「機械的な取引」なので問題はないと主張していたが、自社の利益目的での契約外の売買があったとすれば、こうした主張の根拠も揺らぎかねない。

 パリバは昨年の業務改善命令を受けて、再発防止策を含む改善計画を1月に金融庁に提出したが、現時点まで計画内容を公表していない。今回の問題が発覚したため、改善計画が確定できない状況とみられる。

 BNPパリバ東京支店は「証券取引等監視委員会による検査期間中で、個別取引に関する質問には答えられない。社内処分は、本社による監査結果などを踏まえて、決定される」としている。(富田祥広、井上裕一)

マーケットの歴史
BNPパリバ アーバンコーポレイション ファンド 不動産 倒産 流動化

2009/05/20 17:05

ダヴィンチ、軍艦ビルを売らなくても資金繰りには問題なし?

~ 流動化ビジネスは息絶えたのか、少なくとも今年や来年に復活することはない。 ~

ダヴィンチ・ホールディングスの第1四半期決算。

平成21年12月期 第1四半期決算短信

軍艦ビルを売らないと資金繰りがどうだとか言う噂があったけれど、どうなったんですか?単なるデマという可能性もありましょう。

ダヴィンチの主張では資金繰りは大丈夫そう。BNPパリバが250億を耳揃えて返せって言わない限り資金繰りには問題ないって事ですな。となれば、軍艦ビルは売らなくてもいいって事ですか?

BNPPIJ社からの借入金250億円の返済期限の延長を前提とした場合、当第1四半期会計期間末現在より1年間に販売用不動産等の売却収入がないと想定した場合においても営業活動に支障をきたすことのない必要十分な資金を確保しております。また当第1四半期連結会計期間末現在の1年内返済予定の長期借入金のうち4,666百万円には財務制限条項が付されておりますが、当第1四半期連結会計期間末現在においての抵触はありません。

それにしても、ダヴィンチあたりの流動化企業がそれなりの状態になって欲しいですな。やっぱり最低でもそうじゃなければ、他の流動化銘柄だってダメだろうと思うんです。それとも、もう流動化っていうビジネスは息絶えたのでしょうか。

確かに、レバレッジをガンガン効かせたカネがジャブジャブあって、それが流動化の元になっていたわけです。レバレッジがなくなった今、流動化ビジネスが成り立たなくなったとも言える。

もちろん不動産価格の高低や景気の善し悪しも関係してくる。

全部ひっくるめて考えても、あれだけの相場を作った流動化銘柄が、今年や来年に復活してもう一度相場を作ることはないでしょうな。10年後、みなさんが流動化なんて忘れた頃に、バブルが再びやってくる感じでしょうか。

気長に行きましょう。

不動産・マンデベ・流動化
ダヴィンチ・ホールディングス ファンド 不動産 流動化

2009/05/20 11:11

GMOペイメントゲートウェイ、業績は順調、株はもっと評価したい

~ クレジットカード利用が始めてマイナスになっても、非対面分野での利用は伸びている。 ~

200905192.gifGMOペイメントゲートウェイの第2四半期決算。

平成21年9月期 第2四半期決算短信

売上+16%、経常利益+29%、純利益+26%。順調ですね。通期の計画は変更無しで、売上+15%、経常利益+19%、純利益+13%。上方修正があっても不思議はない。

200905125.gifオンライン課金分野の稼働店舗数は順調に増加。9月末から+7.8%。

継続課金分野はいろんな公的機関を獲得している発表がありました。

預り金が9月末の32億から37億へ+16%。数字は月末数字なので、いつもの数字はもっと大きいはずで、あまり参考にはならないとも言えるが、一応は目安としてチェックすべき。預り金の増加は課金サービス利用の拡大の証。理由無くここが減るようだと困ります。

200905191.gifところで、国内のクレジットカードの取扱高が2月は前年同月比で+0.5%。3月はマイナスになった様子。もしマイナスになれば14年ぶりのマイナスになるという。

消費者は苦しいので買物をしない。買物をしないながらも、買物には今まで以上にクレジットカードを使う傾向は変わらない。だから、日本の消費がふるわなくてもずっとクレジット利用額は増えてきた。

それがいよいよマイナス圏に突入する可能性が出てきた。それほど消費不振は厳しい。

200905193.gifそなるとGMOPGもダメなんじゃないか?って考えそうですけど、そうは思いません。消費は店舗からネットへ、現金からカードへと流れている。その両方の流れをGMOPGは捉える。

消費不振の酷さで、現金からカードへの流れだけではカード利用額が増えなくなった。でも店舗からネットへの部分を加えれば、クレジット利用額はまだ増えるんじゃないですか?つまり、対面のクレジットカード利用は減っても、非対面は伸びている。

この辺の話は社長も決算説明会で強調して説明している。もちろん説明会資料もチェック。

もっと評価されても良い業績だしビジネスモデルだと思う。

ビジネスサービス
GMOペイメントゲートウェイ インターネット クレジットカード 決済サービス

2009/05/20 11:11

フィンテックグローバル、それらしい事を言っても、お先は真っ暗

~ 投資銀行とは名ばかり、結局不動産マーケットが良くならないとフィンテックの業績もダメ。 ~

フィンテック グローバルの第2四半期決算。

平成21年9月期 第2四半期決算短信

下方修正もあって酷い数字ですな。下方修正は貸倒引当金や貸倒損失などで92億円。あと繰延税金資産の取り崩しで8億円。その他なんやらかんやらで、結局220億円の利益減額。売上が20億しかないのにね。

それでも資金繰りは大丈夫そうだとは言っている。

一方で、当社グループの金融機関借入については、連結しているSPC向けのノンリコースローンを除くと、第2四半期末で2,105百万円まで減少し、今後は約定弁済への対応を残すのみとなっており、金融機関との関係に問題は生じておりません。

嘘じゃないよね?

ヘタすると通期で債務超過になっても不思議はありませんな。

で、今さら何を?って思うのが売れ残りマンションの買取り販売事業じゃないですか?

短期的な収益獲得源として、マンションの完成在庫の仕入・販売事業を開始しております。

もともと何をやろうと息巻いていた会社かを思い出すと、ため息しか出ませんな。ブティック型の投資銀行なんてかっこよい言葉を使うけど、それらしい仕事は何一つしていないような気がする。もっとも、しようとしていたとは思うのだけれど、全く実を結ばなかったということですな。

玉井社長の決算説明動画もあるので見ておきましょう。何とも情けない内容ですけどね。

っていうか、言ってることが意味不明です。「それらしい単語を無くても良い多くの形容詞・副詞で修飾しながら接続詞を使って微妙につなぎ合わせた文章を口から発している。」←この通りの説明の仕方なんですよ、玉井社長。この文章ってそれらしく聞こえるけど、意味無いでしょ。そういうこと。

それでもこういう動画を載せる気概は立派です。

不動産・マンデベ・流動化
フィンテック グローバル 不動産 投資銀行

2009/05/20 11:11

ぐるなび、メインビジネスの伸びが落ちる、ここからどうするのか?

~ ぐるなびの次に来る新規サイトには目新しさはないし、既に大手サイトが存在する。 ~

200905122.gifぐるなびの決算発表。

平成21年3月期 決算短信

今期の計画は売上+17%、利益+14%でEPSは1万円。中間配当を開始、年間1700円配は前期と変わらず。

前期については説明資料が分かりやすい。説明会動画もある。

2009年3月期 決算説明会資料

加盟店舗数は順調に増加。伸びの強さは弱まっている。その割に業績が良いのは単価が上昇しているからですな。それにしても順調な単価増で感心しますねえ。いろんな施策を繰り出して、それがうまく機能しているって事でしょう。顧客に受け入れられている。そうじゃなければこんな風に単価アップできない。

200905123.gifぐるなびのページビューもご覧の通り文句なし。グラフは1996年スタート。これだけのユーザーを集められる力が単価アップにもつながるって事ですな。

これからはぐるなびプラスアルファで展開していくわけですけど、ぐるなび食市場とかぐるなびデリバリー、ぐるなびトラベル、ぐるなびWeddingなどいろいろ頑張っている。こういう風に、何か一分野で成功すると同じノウハウを使って似たような他分野に拡大するのは当たり前。

当たり前なのでいいんだけど、企業はそれがあたかもものすごい将来性があるかのように語る。そんなに将来は明るくないのは普通に考えれば分かる。

食市場って、楽天市場から食べ物だけを取り出しただけ、トラベル関連のサイトはものすごい数ある、デリバリーも専業でやってる上場企業がある、Weddingも専門家がいる。特に、トラベルはネット企業に関わらず、なぜかどんどん進出する。ネットと旅行の親和性は高くて、儲けやすいんでしょうな。

200905124.gifいずれにせよ、そういう新しい分野に出ていくのは悪くないけれど、そこにぐるなびと同じだけの将来性があるはずはない。

結局、ぐるなびはぐるなびだけで評価しないとね。

ある程度のストック型のビジネスで、これからも顧客拡大と単価アップは続きそうではある。ぐるなびを使っている飲食店は今さらやめられないし、新しく何か使おうと思えば、ぐるなびを候補にあげざるをえない。

会社の業績予想の通り、今期は伸びると考えておいてとりあえずはOKかと。

しかし、一番ぐるなびが美味しい時期は終わったと思う。伸び率がグンと上がることはこれから期待できない。それは単に顧客ベースが拡大したから。

伸び率が下がれば株価評価も下がる。

そう考えると、今の株は今のマーケットでは十二分に評価されているんじゃないですか?

ビジネスサービス
ぐるなび インターネット 飲食店

2009/05/20 11:11

ライフステージが倒産、負債総額113億円で民事再生手続

~ 監査法人がアクティブ、怪しさたっぷりだったわけで、倒産には不思議さは全くない。 ~

ライフステージが倒産。負債総額113億円で民事再生手続を開始。

当社の民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ

200905121.gifもともとマンション販売代理をしていたわけで、そのビジネスをしている限り113億円も負債を背負って倒産することはありませんな。マンション販売代理は在庫を持たないビジネスだからね。

マンション販売代理は多くの新興マンデベが過去やっていた。実績も資金もない出来たての不動産屋は販売代理で実績を積んで、ようやく信用を得て、金を貸してもらえるようになる。そうするとマンデベに成長する。

ライフステージも不動産マーケットがイケイケになって開発案件を手がけるようになった。タイミング悪く不動産マーケットは崩壊し、倒産となりました。

っていう風に、考えても確かに間違いではない。しかし、それ以前に既にクサイ臭いがプンプンしていたわけで、みなさん、君子危うきに近寄らずを守っていたことでしょうな。

監査法人はアクティブ。

倒産・上場廃止
アクティブ マンション マンデベ ライフステージ 不動産 倒産 監査法人

2009/05/11 23:11

2009/5/11の相場メモ:忘れちゃいけないアレやコレ

~ アメリカの統計数字やニュースは先行きが良さそうなものばかり。 ~

デジタル家電

・日本国内、2月、3月の薄型テレビ販売数は前年同月比+30%以上
・パナソニック 2月末からフル生産(1月は10%減産)、現在増産
・シャープ 亀山第二フル生産(以前は50%減産)
・シャープ在庫 日2.1ヶ月、米3.3ヶ月(2008/7)→日0.7、米0.8(2009/2)
・シャープ 堺市新工場前倒し=原価低減

アメリカ雇用

・新規失業者、4週平均、予想より良い数字
・新規失業者のピークと不況の終わりはほぼ同時、が新規失業者は減らない

アメリカ消費者クレジット

・3月は過去18年で最大の落ち込み -5.2%
・クレジットカードが-6.8%(2月-12.8%)、自動車ローン-4.2%(+1.2%)
・貯蓄率は上昇 4.2%(4%以上は10年以上ぶり)

アメリカ小売り

・3月に続き4月も予想より良い数字
・3分の2の小売業者が予想値以上

アメリカ在庫

・ここまで在庫調整はゆるやか、これから激しくなる
・GDPへはマイナス、が在庫調整の最後がGDP悪化の最後

ストレステスト

・銀行が資本不足
・資本調達
・どこも楽勝で調達

相場メモ・備忘録
GDP アメリカ 失業者 小売り 液晶テレビ 金融機関

2009/05/11 23:11

バルス、4月の月次数字はさらに悪化、減額修正があっても納得

~ フランフランが売れない、下方修正を織り込むように株価は既に下落している。 ~

バルスの4月月次。

平成22年1月期月次売上概況(4月度)

全店が94.6%、既存店が83.4%。月次数字の悪化が止まらない。

株価も同様に下げっぱなし。下げ止まった感があるものの、これから下方修正が出てくるのはほぼ間違いないわけで、更なる下落も十分あり得る。今の会社計画は10%の増益を計画しているけれど、月次を見る限りそれは無理というもの。数十パーセントの減益は余裕じゃないですか?

専門小売銘柄
バルス フランフラン 雑貨

2009/05/11 23:11

ユニクロ、4月月次は強い、一人勝ちのレベルを超えてダントツ

~ 990円のデニムとか発熱するヒートテックとか、消費者には買いたいと思う物はある。 ~

ファーストリテイリングの4月月次。

平成21年8月期 国内ユニクロ事業 売上推移速報

全店が127%、既存店が119.2%。客数は大きく増加、客単価も100%超え。いやはや、強い。

今期ここまで全店が117.6%、既存店が113.1%。下期に入ってさらに伸びている。(8月決算。)

低価格業態のジーユーも好調らしい。990円でデニムを売られたんじゃあ、他社はやってられませんな。

しかしまあ、ここまで来ると一人勝ちという言葉では足りませんな。株価は十分にその強さを反映していると言えましょう。

アパレル・ファッション銘柄
アパレル ジーユー ファッション ファーストリテイリング ユニクロ

2009/05/11 23:11

トリドール、上方修正で前期の業績は倍増、今期50%成長期待

~ 小麦粉価格の引き下げで原価改善、積極出店で増収、利益の伸びはどこまでいくか。 ~

トリドールの上方修正。

平成21 年3 月期 通期業績予想の修正及び期末配当予想の修正(増配)に関するお知らせ

相変わらずうどんが売れてます。売上が5%、利益が20%の上方修正。

平成21 年3 月期の業績につきましては、前事業年度に引き続いて積極的な出店を行った結果、計画を16 店舗上回る96 店舗(丸亀製麺94 店舗、丸醤屋1 店舗、長田本庄軒1 店舗)の新規出店を行ったこと、主力業態である丸亀製麺の既存店及び新規店舗の売上高が計画を上回って推移したことに加え、前回業績予想修正時に想定していた外部環境の変化による食材の値上り及びパートタイマーの時間給の上昇などのリスク要因を回避できたことにより売上原価及び販管費が計画を下回って推移した結果、平成21 年3 月期業績予想を上回る見込みであるため上記のとおり業績予想を修正いたします。

確かに出店ペースは非常に速い。まだまだ出店余地はあります。

小麦粉の価格が引き下げられるのは原価改善につながる。

増額で前期の成長は前々期比倍増。EPSは2万円を超える。株価は40万でPERはざっくり20倍。今期の伸びがどれぐらいか気になるところ。決算発表は13日。50%成長のEPS3万円なら買いたいね。

外食・レストラン・居酒屋
うどん トリドール レストラン 外食 居酒屋

2009/05/10 23:11

住宅在庫を減らす究極の方法は廃棄処分、ついにここまで来た

~ 食品でも衣料品でも何でも在庫適正化のための廃棄はよくある、住宅ではないと思うなかれ。 ~

アメリカの住宅が売れないくて在庫が積み上がるばかりと言うときに、究極の解決方法は在庫処分だという、笑えない話がありました。スーパーだってメーカーだって、どこだって在庫処分はする。廃棄も日常茶飯事。じゃあ、住宅も廃棄すればいいじゃんって。

でもね、住宅はそうはいかない、っていうのが普通の考え。

カリフォルニアでは遂にその笑えない話が現実になった。

銀行に差し押さえられた住宅が文字通り廃棄処分ですよ。ブルドーザーでぶっ潰している。今のところ数的にはたいしたものではないらしいけれど、それにしてもね、住宅の廃棄処分ですよ。しゃれにならない。

まさか生鮮食品じゃあるまいし、全米規模で住宅廃棄処分が広がったりはしないはず。でも実際にそういう行動が取られたというのには考えさせられるものがありますな。

壊している動画があったんですけど、アドレス失念。CNNだったかCNBCだったか。探してみて下さいな。

ちょっとニュース
アメリカ カリフォルニア 不動産 住宅

2009/05/10 23:11

2009/5/10の相場メモ:忘れちゃいけないアレやコレ

~ トレジャリーが下げているのは不気味、景気回復の序章かそれともドル逃避の序章か。 ~

ビル・グロウス

・底は打った。これからの数Qでプラス成長が見られるだろう。

アメリカ指数

・ISMインデックス、ミシガン大消費者信頼感指数 強い数字
・ミシガン大指数は過去2年で最大の上昇幅
・製造業の回復は鈍い

原油、天然ガス

・世界的に開発が中断、延期 → 資源高

韓国

・4月の貿易黒字が過去最高の6000億円(2ヶ月連続更新)
・輸出絶対額は前年同月比-19%、輸入は-35%
・経済活動は弱い

セブンアイ

・底は12~2月期

食用油

・J-オイル、日清オイリオ 5月中旬から10%値上げ

太陽光発電

・First Solarが強い数字、株は30%アップ

アメリカ住宅

・中古住宅販売数はもっと落ちる、差し押さえ物件が減るに従い

イールド

・FEDの買い入れにも関わらずトレジャリー・イールドは上昇傾向

中国

・政府は新エネルギーへの刺激策を数カ月以内に出すだろう
・フォーカスは太陽光発電、バイオマス、水力、風力

相場メモ・備忘録
Bill Gross ISMインデックス ミシガン大消費者信頼感指数 原油 太陽光発電 韓国

2009/05/10 23:11

マックスバリュ東海、既存店売上の減少が止まらない、消費者は鈍い

~ 消費者の財布の紐は超かたい、絞るばかりじゃなく株主優待を使って賢く買物するべきかと。 ~

200905082.gifマックスバリュ東海の4月月次。

2010年2月期  4月度月次売上高前年比速報

全店が111.3%、既存店が94.2%。既存店の下落が止まりませんな。

客数の落ち込みはそれほどでもないけど、客単価、一品単価、買上点数が大きく下落。消費者は食べなければならないので食品スーパーにはいつも通り行く。でも、より安いものを選び、品数を減らす。財布の紐はかたい。

配当は39円で配当利回りが3.8%、優待が100株5000円で優待利回り4.9%、両方合わせて総合利回り8.6%。イオン系スーパーを利用する人であれば文句無しの水準ですな。そういう人は、10%を超えることがあれば迷わず買い。

専門小売銘柄
イオン マックスバリュ東海 株主優待 食品スーパー 高利回り

2009/05/10 23:11

ユナイテッドアローズ、4月の既存店売上は93.9%、客足はOK?

~ 客数が100%を超え客足が戻っている雰囲気がある、株価急騰はそういうことなのか? ~

200905081.gifユナイテッドアローズの4月月次。

平成21年4月度(平成22年3月決算期)月次売上概況(速報)についてのお知らせ

全店が101.1%、既存店が93.9%。既存店は相変わらず100%に届かない。それでも既存店の客数が100.1%と久しぶりの100%超え。客単価は下がっても、お客さんは戻ってきているのかも。

決算発表は12日。

株価は妙な急騰。しこっている人は売りでいいんじゃないですか?

アパレル・ファッション銘柄
アパレル ファッション ユナイテッドアローズ

2009/05/10 23:11

日立化成、今期上半期で底を打ち、下半期は横這い以上を目指す

~ 半導体と自動車が持ち直せばOK、そうじゃなくても在庫調整が終わればOKのマクロ銘柄。 ~

日立化成工業の決算発表。

平成21年3月期 決算短信

200905071.gif今期も引き続き減収減益の計画。でも流れとしては、今期の上半期が底で、下半期は回復というシナリオ。どこも同じですな。

日立化成の主要製品はご覧の通り。このひとつひとつがどういうモノなのか、そんなことは知らない。だいたいは分かりますけど、詳しくは知らないし、知る必要もない。専門のアナリストでもない限り、知っている人は少ないんじゃないですか?

知っているのは、基本的に日立化成の主要製品は半導体と自動車に使われるって事。そいういものに使われる材料や部品、素材であって、製造設備や機械ではないって事。

だから、半導体業界や自動車業界の生産が持ち直しさえすればすぐに日立化成の業績は回復する。持ち直さなくても、在庫調整が終われば横這いにはなれる。

となれば気にすべきなのはただ一つ。景気がどうなるか、それだけ。

日本には景気がどうなるか、というマクロ的な要因だけで売買できる株は多い。その中で一番最初に動くもの、次に動くもの、最後に動くもの、がある。それぞれの中で、大きく動くもの、日経平均並に動くもの、あまり動かないもの、がある。

そういう癖というか習性を掴みさえすれば、日本の景気敏感大型株はオッケーですな。

もちろんですが、景気がどうなるか、という判断が最も難しいわけですけどね。

化学銘柄
プリント配線板 リチウムイオン電池 半導体材料 日立化成 素材 自動車部品

2009/05/10 23:11

ポイントの4月月次数字はアパレル小売りとしては悪くはない

~ 一人勝ちのユニクロのような数字は出せないが、継続ウォッチに値する全店売上高。 ~

ポイントの4月月次数字。

国内月次売上高前年比に関するお知らせ

全店は113.5%、既存店は97%。今期ここまで全店が111.2%、既存店が94.5%。決して強い数字ではないけれど、アパレル小売りとしてはそれなりに良い部類ですな。

継続ウォッチ。

アパレル・ファッション銘柄
アパレル カジュアル衣料 ファッション ポイント

2009/05/10 23:11

スルガ、今期通期では利益回復するのに配当は減ったまま

~ 業績悪化で株主優待の廃止と減配したのだから、業績回復の今期は増配するべき。 ~

スルガの決算発表。

平成21年3月期 決算短信

今期は売上+10%、営業利益+66%、経常利益+36%、純利益+42%、EPS+40%と、大きく増収増益を計画。中間期は増収減益だけどね。

四国工場が稼動初期のため費用先行となること等により利益状況は厳しい状況

ということで、後ろ向きの費用ではないのは良いですな。

利益が大きく増えるのは

規模の拡大と取引先の集約による原価の低減、本部機能の集約による管理コストの低減及び支店営業所の統合による営業コストの低減等のコストの削減を図ってまいります。

200905069.gifとありますけど、原材料価格の下落が大きいのではないか?原油価格はざっくり下がり、ここからはその下がった価格で作っていける。

財務は相変わらず超優良。

それなのに、配当は10円下がった40円のまま。そりゃないよね。前期に業績が悪くて株主優待も廃止したわけだし、業績が回復するなら増配当然ですな。計画通りの業績が達成できると分かった時点で増配するものと信じていますよ。

50円の配当と考えると配当利回りは5.3%。

いかんせんスルガのIRは貧弱。決まりで定められた最低限の情報しか出さない感じですな。

とりあえず、前回の下方修正、減配、優待廃止のトリプルパンチでノックアウトを食らったスルガですけど、ようやく思い描いていた感じのストーリーが見えそうな雰囲気ではある。優待は戻らないが・・・。

それでもまだまだ利益水準は期待より遥かに低い。

化学銘柄
100円ショップ スルガ プラスチック製品 原油 株主優待

2009/05/08 22:10

バークシャーの株主総会、バフェットはWells Fargoにとことん強気

~ 長期的な金融機関の善し悪しを判断するにはバフェットの言葉だけで120%事足りる。 ~

今年もBerkshierのAnnual Meetingが開催されました。今年の参加株主は3万5千人で過去最高。3万5千人ですよ、なんともまあ・・。一度行ってみたいとは思うけどね。

とりあえずBuffettの考えを適当にまとめておく。

住宅不動産環境にはいくらかの底打ちが見られる。低価格から中価格帯のみで。

小売り環境、生産活動、サービスセクターで急速な戻りなんか期待できるはずない。アメリカ人の貯蓄率はグングン上がっていて、これからも上がる。

Wells Fargoはストレステストの結果がどうあれ繁栄する。投資家は銀行を理解していない。WellsのFunding Costは他行よりずっと低い。

バークシャーの2009年1Q利益は11%減益。

US BancorpとWells Fargoを買収してもいい。実際はできないけど。

現段階では自社株買いはしない。株価が本質的価値をかなり下回れば選択肢の一つ。

新聞はだめ。どんな値段でも買わない。

安い社債を数ヶ月前に買った。バークシャーでも個人の口座でも。

一番印象に残ったのは、やっぱりWells Fargoをとことん良い銀行だと言い切っているところですな。バフェットには絶対の自信があるらしい。バフェット曰く、Wellsを知り尽くしている、と。

だから、数ヶ月前だかにWellsの株価が10ドル以下になったとき、たまたまどこかの大学で講演していて、生徒に言った。今全財産を突っ込むならWellsだと。

バフェットがそこまで言う事に対して反対なんてできませんよ。長期ではWellsは100%買いですな。とりわけ、アメリカの金融セクターで長期的に何か持っておくべきだと考えている人はWellsを持つべきだと思いますね。長期で金融セクターって考えている人、結構多いんじゃないですか?

当然ですけど、ストレステストの結果がどうの、チャートがああだ、マーケットがなんちゃら、もしCitiが復活すればボロ儲け、そういう事を言う人には関係ない話。その辺、混同しない。

ちなみに、バフェットが持っている金融株は、Wells Fargo, Goldma Sachs、US Bancorp。正確にはこの他に、Bank of America、M&T Bank、SunTrustを持っている。けど、バフェットははっきりと、前者3つ以外は知らないと言っている。つまり、自分が買ったんじゃないって事ですな。バークシャーで株を買うのはバフェットだけじゃないからね。

とりあえず自分もアメリカの金融株はバフェットに逆らうことなくずっと持ってますよ。なぜなら、自分でどれだけ調べて考えたとしても、CとBACのどちらが良いかなんて分からない。分かるという個人投資家がいれば嘘つきだとさえ思う。

同様に、WFCとJPMと長期的にどっちを持つべきか、GSとMSとどっちが今後有望なのか、そんなこと考えたって分からない。事実、いままでアメリカの銀行の10Kなんてまともに見たこともないし、Yahoo FinanceでBSやPLさえ見たこともない。

じゃあどうするか。分かっている人を知っていればいい。分かっている人の言葉だけで120%事足りる。そういう事で暴落時に金融株を買えたわけですな。それでいいじゃないですか。

著名投資家の考えと行動
Berkshier Hathaway GS USB Warren Buffett WFC バフェット バークシャー

2009/05/08 22:10

2009/5/8の相場メモ:忘れちゃいけないアレやコレ

~ 景気の下落スパイラルを断ち切るようなニュースばかり、でもV時回復はない。 ~

アメリカ住宅

・2月のケース・シラー指数 前年比では大きく下落、先月比では下げ止まり感
・ピークからは30%以上の価格下落

アメリカ商業不動産

・空室率アップ、更新率ダウン、特に産業不動産
・キャップレート9%台+賃料下落=価格は急落
・商業不動産の底打ちは住宅よりずっと後

塩ビ

・5月から20%の値下げ(ナフサ価格下落)
・プラスチック製品の原価改善

アメリカ消費

・4月の消費者信頼感指数39.2、3月から12ポイントの上昇
・予想値は29.5
・11月以来の高い数字

アメリカGDP

・2009年1Q -6.1%
・PCEは+2.2%(2008年4Qは-4.3%) 個人消費が戻る?
・NRFIは-38% 回復はずっと先
・輸出と在庫は足を引っ張る。底入れには良い傾向。
・GDPへの貢献が変わってきている。個人消費の方向へ。最悪期は脱した。

鉱工業生産指数

200905011.gif・3月は70.6(先月比+1.6)=6ヶ月ぶりの上昇
・輸出の持ち直し、在庫調整
・1~3月期は-22%
・4~6月期は前期比プラスを期待できる
・4月が+4.3%、5月が+6.1%の見込み ← 株価にはここが重要

アメリカ個人消費

・3月は先月比-0.2%(1月と2月はプラス)

ブラジル政策金利

・11.25% → 10.25%

中国PMI

・4月は53.5(3月は52.4)
・産出指数、新規注文、輸出注文、全部3月より改善
・フリーフォールは終わった

韓国

・4月の輸出は前年比19%減、予想より良い数字(3月は-22%)
・先月比ベースでは2月から輸出は急回復 → 液晶、半導体が中国へ

相場メモ・備忘録
アメリカ 不動産 中国 住宅 鉱工業生産指数 韓国

2009/05/08 22:10

ユニ・チャーム ペットケア、堅調なペット市場で今期も増収増益は堅い

~ ペット産業は景気に関わらず伸び続けている分野、子供と同列なペット、今後も変わらない。 ~

ユニ・チャーム ペットケアの決算発表。

平成21年3月期 決算短信(非連結)

今期の売上は+2%、利益が+6%を計画。EPSは134円で配当が36円。もちろん増配の予定。前期の利益+30%という伸び率からすれば、成長性はぐっと低くなる。

ユニチャームペットの傾向としては、業績予想は常に控え目。前期にしても、当初は利益は7%成長で計画していた。それが中間期、第3四半期と上方修正され、最後はさらに上で着地。そういう感じで、今年ももう少し上へ行く可能性は十分ありましょう。

くどいけど、ペット産業は不景気でも伸びている唯一の明るい業界ですよ。景気が良くなってもそれは変わらない。

当ペットケア業界におきましては、社会の少子・高齢化が進行していく中、ペットに対する関心は益々増大し、ペットケア市場への期待は非常に大きなものとなってきております。

当ペットケア業界におきましては、社会現象としての少子・高齢化および晩婚化傾向が、人々にやすらぎと潤いを求めることを促し、ペットをコミュニケーションの相手としてより親密な存在へと変化させていくことで、ペット飼育を求める世帯は増加していくことが考えられます。

仰るとおりです。

200905068.gif加えて、ペットフードは値上げしやすいと思うんです。子供にかけるお金はそれほど絞り込まれません。とりわけ、子供が食べるものを削るなんて親はいませんよね。そりゃあ、外食は減るかも知れませんけど、子供が家で食べるものを減らしたり、塾に行くのをやめさせたり、部活動をやめさせたり、そんなコトしませんよ。

子供とペットが同じになっていく世の中で、ペットにかけるお金をいとわない人はどんどん増える。一番安いという理由だけでペットフードを買う人は減っているし、服を着せ、しつけ教室へ通い、ドッグカフェで犬とお茶する。ま、そこまで行く人は少数派だとしても、最低限ペットフードをケチったりする人は少ない。品質も気にする。

その辺は重要かと。

キャッシュフローはジャブジャブで金は貯まる一方。たいした設備投資もいらないからね。

株価はそれなりに押した。それでも評価は非常に高くて割安さは全然ない。

食品・飲料・日用品
ペット ペットフード ユニ・チャーム ペットケア

2009/05/08 21:09

日東電工、底は見えた、大手優良部品・素材メーカーの狙い目

~ 在庫調整の終了と生産の回復が直に効いてくる大手優良企業の景気敏感株。 ~

200905067.gif日東電工の決算発表。

平成21年3月期 決算短信

今期、上半期で底を打ちを確認し、下半期は回復するというシナリオですな。底の底は前期の下半期で終了したと。とりあえず、今のところの景気コンセンサスはそうなっている。部品や素材はそのコンセンサスと同じ流れで業績計画を出してきている。

それが正しければ、買うべきなのは日東電工のような優良銘柄で、在庫調整が終われば後は上向くだけという大手企業ですな。

株価はずいぶん高くなっている。

化学銘柄
半導体 日東電工 液晶 電子材料 電子部品

2009/05/08 21:09

日本調剤、今期は大きく増収増益の計画、株価はストップ高連発

~ 調剤薬局は順調、後発薬製造は相変わらず赤字、薬剤師派遣は堅調、全体として強気。 ~

日本調剤の決算発表。

平成21年3月期 決算短信

前期の業績は、売上+7%、営業利益が-21%、経常利益が-30%。純利は特別要因があるので無視。

調剤薬局は新規出店が24店舗、閉店が4で期末合計が264店舗。売上高が+6%、営業利益は-6%。営業利益がマイナス成長というのが納得いかないわけですよ。この辺の詳しい説明を聞きたい。いずれ決算説明資料が出るだろうし、説明会動画もアップされるはず。そこでの説明を期待します。

医薬品製造事業は売上+136%と大幅アップだけど、相変わらず営業損失。前期の段階でジェネリック製造は黒字を目指していた。残念ながら黒字転換ならず。日本調剤はこれでずいぶん儲けるつもりらしいけど、個人的には好きじゃない。

設備産業へ投資するのは体力勝負になるわけで、既に大手がいるし、何も今から頑張る必要なんかないと思うんです。自分で作って自分で売るって、聞こえでは効率よさそうだけど、世の中そうなっていないのは明らかですな。

200905065.gif派遣事業は売上が+34%、営業利益が+47%。薬剤師の派遣は悪くない分野。薬剤師に限らず、医療分野、介護分野の派遣は、派遣の中で唯一好調。社会の流れですな。

株主資本比率は19%まで低下。営業キャッシュフローを遥かに超える出店を続けていれば仕方ない。資本増強はいずれ課題になりましょう。新株発行は覚悟しておいて損はない。今の株価ではないだろうけど、上がってきたところは要注意。

今期の計画は、売上+7%、営業利益+29%、経常利益+29%。純利益は特別要因があるので考えない。いずれにせよ、落ち込んだ利益が回復するという想定。多分、ジェネリック製造事業の黒字を見込んでいるんじゃないですか?説明資料ではっきりすると思う。

200905066.gifずっと横這いだった株価は決算発表でストップ高。今期の計画数字を見ての反応ですけど、実はこれと全く同じ動きだったのが昨年。昨年の決算発表時も良い数字が出て、株価はずいぶん上がりましたな。で、下方修正で、株価はご覧の通り低迷を続けた。

今期はどうでしょうね。

日本調剤グループ第2期中期経営計画の策定について」によると、中期経営計画の数字は十分に強い。

EPSで言えば、2012年3月期は325円ってことですな。配当額は97円。無理矢理に今の株価1500円に当てはめると、PERは4.6倍、配当利回りは6.7%。言うまでもないけど、こんな計算で割安だから買いなんて言うのはナンセンスですな。でもとりあえず計算したくなるのが人情ってもの。

それはさておき、今まで通りの理由で、調剤薬局には強気です。

医薬品・医療品・調剤薬局
ジェネリック 医薬品 後発薬 日本調剤 薬剤師 調剤薬局

2009/05/08 21:09

MonotaRo、第1四半期は計画通り停滞、中長期では変わらず有望

~ 足下、不景気で工場は動かないので業績停滞、それでも工場版Amazonの将来性は疑いない。 ~

200905064.gifMonotaRoの第1四半期決算。

平成21年12月期 第1四半期決算短信(非連結)

増収減益。会社計画通りの数字ですね。中間期、通期でも増収減益で、今のところその線で推移中と言えましょう。

とりわけで書くこともないけど、新規顧客の獲得は順調に進んでいて、既存顧客からの注文は減少。経済状況を考えれば、至極当たり前の結果。

モノタロウは長期で期待している銘柄であることは何度も書いているけど、それは今も変わらない。いずれ株価はグイグイ上げるときが来る。そういうビジネスモデルだと思っている。モノタロウの取れる市場規模は大きいですよ。

Amazonの工場版。期待してますよ。

専門小売銘柄
MonotaRo インターネット通販 カタログ販売 工場消耗品 工場間接品 自動車部品

2009/05/08 21:09

J-オイルミルズ、在庫のだぶつきと価格下落で減産、下方修正を発表

~ 大豆や菜種の原材料価格が下がったのは間違いない、その恩恵を享受できていない。 ~

200905063.gifJ-オイルミルズの下方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

予想通りの減額。食用油は在庫がだぶついて価格が下がり、メーカーは減産をしていた。大豆や菜種などの原材料価格は下がったとは言うものの、安い原材料を使えるのはこれから。

そうなれば儲からないのは当たり前。在庫増、価格減、稼働率減。こういう流れの中で利益が出ないのは何も家電メーカーや部品メーカーや自動車屋だけじゃない。食品メーカーも同じですな。

知ったがしまい。株価には十分折り込み済みですな。

国内景気の落ち込みから、重要顧客である外食産業向けを始めとし、油脂販売数量が当初予想を大きく下回り適正な生産のための調整を図ったにも拘わらず、製品在庫が高水準で推移し、海外相場高騰時に調達した原料コストの影響を長期間受けることとなりました。このことに加え、油脂製品価格が予想を上回る下落を見せ、収益は大きく落ち込みました。

J-オイルミルズは大豆や菜種のヘッジに失敗し、なかなか安い原材料が使えないということが大きなマイナスとしてある。この辺りは非常に難しいですな。

食品・飲料・日用品
J-オイルミルズ コモディティー 大豆 穀物 菜種 食料品 食用油

2009/05/08 21:09

日本SHL、業績の伸びは低くてもキャッシュリッチで高配当

~ 不景気に強いと言っても、今は普通の不況じゃない、高配当利回りとの兼ね合いで判断する。 ~

日本エス・エイチ・エルの第2四半期決算。

平成21年9月期 第2四半期決算短信(非連結)

心配したとおりの通期下方修正ですな。

世界的に景気が低迷している経済環境を要因とした顧客の雇用意欲の減退によるものと考えられ、また、当面の間、この経済環境は継続するものと認識しております。このため、翌年度の新規学卒者採用案件が主となる第4四半期会計期間においては、顧客が大口契約に対して、より慎重になり、契約締結に時間を要する傾向が継続するものと予想されます。

もともと日本エス・エイチ・エルの言い分としては、不況に強いビジネスだと言うこと。しかし、それ以上に今の不況は厳しいのは想像に難くない。およそディフェンシブと呼ばれる銘柄が叩き売られていることからも、厳しい不況が抗不景気会社の業績も直撃しているのははっきりしている。

結果、今回の下方修正。

配当は従来通り6800円の予想。無理はないと言えましょう。株価10万円で配当利回りは6.8%と非常に高い。これは文句なしに魅力的ですな。よほどのことがない限りは減配はないはず。利回り6.8%を取り続けるのも悪くない。

バリュエーションはもともと高くないわけで、下方修正があっても安いのは確か。となれば、高配当低評価で悪くはない。

しかし成長はなくなった。

金はたっぷり持っている。

この辺のバランスが人それぞれの考えどころでしょうね。

ビジネスサービス
人事 日本エス・エイチ・エル 適性検査 雇用

2009/05/08 21:09

大阪チタニウム、業積は悪いが、株価のボラは高くて面白い

~ 業績の回復は全然期待できない、それでも株価の動きだけで買うこともできる銘柄。 ~

大阪チタニウムテクノロジーズの決算発表。

平成21年3月期 決算短信(非連結)

200905062.gif今期業績も前期に引き続き大きく下落。しかし、底は今期の前半で、後半は回復というシナリオ。これから先、半年後、1年後がどうなるかで株価が決まる。

後半回復とは言うものの、回復の程度は小さいですな。大きいはずがない。チタンの需要先は航空機、電力・化学プラント、船舶、鉄鋼。そういうところからの需要がぐいぐい回復してくるわけはない。多結晶シリコンは数量こそ横這いは期待できても価格は下落する。

業績面では強気になんて到底なれないわけですけど、株価は非常に面白い。何と言ってもボラが高い。

2000円まで下げた株はあっという間に倍の4000円。倍になったかと思えば一気に30%の下落で3000円へ。今後も上へ下へと忙しそうじゃないですか?

市況株
チタン プラント 大阪チタニウムテクノロジーズ 航空機 鉄鋼

2009/05/07 18:06

景気の底は見えた、ミソくそ相場が終わった時に買うべき銘柄は

~ 景気の流れでセクターを考え、個別に業績拡大が期待できるものをピックアップする。 ~

今のマーケットコンセンサス。

景気の底は見えた、程度の差こそあれここからは回復する、今年後半にはプラス成長。

なぜそうなるかと言えば、マクロのデータが良くなってきているから。出てくるデータはどれもこれも、底打ちと解釈できるものばかり。中国を筆頭にアメリカでもそうだし、日本もそう。欧州は遅れている感じはあるけどね。

株価は半年先を織り込むわけで、回復するというコンセンサスである以上、株価は上がるわけですな。

株価はずいぶん上がった。まだ上がっている。

この状況で二通りの投資家に分かれる。一つは、乗り遅れたと焦って買っていく投資家、もう一つは、景気の底が見えたと言っても株価は上がりすぎだと様子見する投資家。

冷静に考えたい。

大型の景気敏感株はおよそ何でもかんでも上がっている。何でもかんでも上がるというのは、全部が売り叩かれて暴落するのと同じで、100%間違っている。ミソくそ一緒は常に間違いだと思うんです。これは何も株に限った事じゃない。ミソくそ一緒は失敗の元。

ミソくそ相場がどこまで行くのか、知らない。往々にしてミソくそ相場は行き過ぎる。行き過ぎているからミソくそなのに、それ以上に行き過ぎる。

仮にこの上げ相場が本当だとすれば、世界の景気はV字に回復するんでしょうね。

アメリカの消費者がジャンジャン浪費し、不動産価格は盛り返し、車は飛ぶように売れ、金融機関がガッポガッポ儲かる。中国は10%成長に戻って、新興国は資源で潤い、中東にオアシスがいくつもできる。日本もその恩恵を受けて幸せになる。そこまで行かなくても、そういう世界が来るという期待感がマーケットに蔓延する状況になる。

そうじゃなければ今の相場はどう考えてもやり過ぎじゃないですか?ワガママ一杯ユメ一杯で、変な期待感と乗り遅れた感が相場を押し上げている。

だからここは焦らない。慌てない。

ミソくそ相場がいずれ終わる。終わると株価はざっくり下がる。そこからですな、大切なのは。

銘柄の選別がされて、良いものは上がる、ダメなものは下がる、そうじゃないものは行ったり来たり。ミソはミソの相場がやってくる。今はミソがどれなのかよーく考えて、ミソくそ相場の終わりに備えておけばいいと思う。

つまり、景気の底は見えて、株価は回復を織り込む。それは間違っていない。今のミソくそ上げは間違っているけれど、上がるべき銘柄も十分ある。ミソくそ終わったときに、上がる銘柄を拾う。

景気後退の終わりの局面、景気回復がチラホラしている局面なのだから、景気敏感株に比重を置きたい。一口に景気敏感株と言ってしまえば元も子もないのは確か。

・電子部品、化学素材

生産が上がれば即需要が上がるという類の電子部品・材料・素材。優良大型株に限定したいと思う。景気の足取りが相当しっかりしないと、中小の収益性が低い企業は絶対に苦しい。このセクターは日本に銘柄が沢山ある。

需要先で言えば、ハイテク・ITでしょうね。それとエネルギー関連向け。自動車とか大型設備とか、そういう需要先は後回し。

・中国

月並みですけど、やっぱり内需。日本の中国関連株ではラチが開かないので、当然香港株になりますな。

・資源、コモディティー

金、食品コモディティーは外せない。少なくとも見続ける必要はありましょう。

天然ガスの価格の下げ具合ってチェックしてますか?惚れ惚れする下げ方で、これだけマーケットがラリーしている中にあって、異色の下げを演じている。天然ガス株になると、下げの具合は横這い程度に改善するけれど、それでも異色の上がらない株と言えるかと。ここは要チェックですな。

日本のマーケットには銘柄はないので、アメリカ市場でプレイすることになる。

・エネルギー

太陽光発電とリチウムイオン電池。原油価格が低いとイマイチつまらないというのはあるかも知れない。でもね、世の流れは止まらない。折に触れ話題になる。

太陽光発電のパネルやセルではシャープが大手ですけど、シャープを太陽光発電銘柄として買うのはつまらない。どうしてもアメリカ市場になりましょう。アメリカに上場している中国企業も沢山ある。

太陽光発電の製造装置とか部材とか、そういうのは日本にある。リチウムイオン電池も日本でOKかと。

・食料品、日用品、医薬品、医療品

大型ディフェンシブ銘柄でまだまだ安いのは沢山ある。過去にないまで利回りが高くなっていて、財務が良く、世界的な優良企業。これは景気云々で一気に上げたりはしないわけですけど、今買わずしていつ買うのかということ。

日本にも魅力的なのはあるけど、アメリカ銘柄に比べれば全然つまらない。S&P500に含まれる大型ディフェンシブ銘柄でピックアップすべきでしょうね。

・ハイテク

英語で言えばTechnology。テクノロジー・セクターは幅広いので一口に言うのは無理がありましょう。しかし、不景気からの脱出はハイテクが来ないと始まらないのはいつものこと。今回も同じでしょうねえ。

ハイテクの中で、業績見通しが良いもの、ガイダンスが引き上げられるもの、コンセンサスを上回るものを選ぶ。小型株は無視。汎用品ではなくて、優れた技術を持っていてフォーカスのあるビジネスで、名の知れた企業。

そこら辺からいくつかピックアップしたらいいんじゃないですか?

・個別銘柄

個別に成長力のある小型株で割安なものはどんな相場でも興味があるし、実際なにかしら持っている。セクターや景気に関係なく、グイグイ成長している企業はある。小型株になるのでよく調べて自分なりのシナリオで投資することになりましょう。

高配当で低現金修正PBRの銘柄も面白い。

小さなセクターで例えば、介護関連とか調剤薬局とか食品スーパーとか、それぞれ強気の理由がある。この辺は小型株で個別銘柄でもあり、日本の中でのセクター投資でもある。

ゲームプラン・投資戦略
エネルギー コモディティー ハイテク 中国 介護 化学素材 太陽光発電 資源 電子部品

2009/05/07 18:06

2009/5/7の相場メモ:忘れちゃいけないアレやコレ

~ 韓国マーケットの戻りは凄まじい、液晶パネルや半導体のハイテク関連が引っ張っている。 ~

韓国のハイテク

・1~3月期、サムスン電子、LG電子が黒字化
・サムスンは2月から工場フル生産、LGは年初より液晶プラスチック材料をフル生産
・中国への輸出=液晶パネル、ウォン安
・韓国の1~3月期のGDP+0.1%、マーケットは半年ぶりの高値

下水の処理

・中東での下水利用プラント建設増加
・東レ、三菱レイヨン=処理膜の生産能力倍増
・日立プラントテク=処理装置増産
・膜分離活性汚泥法(MBR)=世界のMBR市場、年率20%増

投資環境

・今後は過去20年のような高収益レベル、高リターンは望めない
・成長力は低く、収益性が低く、低リターンの方向に向かう

・前提の変化?=高成長銘柄が少なく人気に、資金はコモディティーへ?
・何かの変化?

中国の銀行貸出し

・貸出しは急増してはいる
・本来の目的に使われていない
・単純に銀行口座に入れて金利を稼いでいる←金利コストが非常に低い
・株式マーケットに入れられている
・銀行は数字を作るために貸し出している
・ローンタームはショートからロングへシフトしてきている
・ショートタームは運転資金、ロングタームは投資=良い傾向

相場メモ・備忘録
コモディティー サムスン電子 下水処理 中国 投資環境 東レ 液晶パネル 韓国

2009/05/07 17:05

システムプロ、納得の下方修正、疑わしいのは疑うべき相場でした

~ 早くも受注回復の強気コメントがあり、株価は既に十分下げた、ここからはウォッチしたい。 ~

システムプロの減額修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

やっぱりね。そりゃそうでしょう、下方修正ないわけがない。っていうか、ホントにシステムプロが計画通りの数字を出すなら恐ろしく優れた技術というか、他社にはできない開発ができるのだろうと思ったわけです。

その辺の気まずさは以前のエントリーを参照。

つくづく思うのは、どうもおかしい、しっくりこない、違うんじゃないか、そういう感覚は大切にすべきだと言うこと。特に今のような相場ではね。

そういう諸々の引っかかりが最後まで杞憂で終わることも確かにある。杞憂で終わると、株価は通常大きく上がる。そういう方向に賭けるも悪くない。でもそうするのは相場が良い時に限定したい。

それでもシステムプロは結構強気。

当第3四半期にかけても夏モデルの受注が見込みよりも減少する見通しではありますが、2009年冬モデルの開発計画が当社のクライアントである移動体通信キャリアや移動体通信メーカーにおいて徐々に動き始めており、当第4四半期には受注が回復する見込みとなっております。

今後の見通しといたしましては、大手ポータルサイトの開発等で培った技術・ノウハウを活用し、販路を拡大するため、期初から営業力の強化を推進してまいりましたが、その効果が徐々に出始め、当第3四半期途中からは受注の回復を見込んでおります。

当第3四半期途中から、急速に業績が回復する見込みではあります

早くも受注回復宣言ですな。

株価は既に十分下がっている。ここから売りはないわけで、あるとすればウォッチか買い。ま、買いもほぼないけどねえ。

ハイテク・IT・テクノロジー
システムプロ システム開発 携帯電話

2009/05/07 17:05

コメ兵、サプライズな上方修正、収益改善の余地はまだまだ残っているのか

~ 不景気では高額商品が売れないのは誰でも分かる、だからコメ兵の修正は意外。 ~

コメ兵の上方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

これは意外な増額でした。時計やバッグなんかの高額商品が多いコメ兵は、不景気で厳しいのは間違いない。こういうビジネスは、売れなくなるととたんに利益が下がるのはよく分かりましょう。実際、コメ兵の今期業績はガクンと落ち込む。増額後でも大きく減収減益なのは変わりない。

増額の理由。

売上高総利益率の低下を防ぐため、買取価格の調整及び新品仕入の抑制等を行いました。また、売上高総利益率が低位となった商品につきましては、価格低下を最小限に抑えられるよう、決算セール、オンラインショッピング等を活用して早期に処分するよう努めました。経費面につきましては、広告宣伝媒体を費用対効果が高いものに絞り込むことによって広告宣伝費を抑制すること及び出来る限り時間外勤務を抑制することによって人件費を削減すること等により、経費コントロールの徹底を図りました。

買取価格は相当下げているんでしょうな。買取り価格なんてあってないようなものというか、言い値みたいなものでしょ。BtoBの仕入よりは仕入価格の柔軟性は高いはずですな。

で、何だかんだと経費面の絞り込みが大きそう。経費コントロールでまだまだできることがあるってことですか。

詳細は決算発表を待たないと分かりませんけどね、ちょっと意外な上方修正でした。

専門小売銘柄
コメ兵 リサイクルショップ 中古品

2009/05/07 17:05

日本農産工業、原材料価格げらくで飼料事業の収益性は大きく改善

~ ペット関連事業の業績は見事な右肩上がり、ペット産業は不景気でも元気なセクターです。 ~

日本農産工業の決算発表。

平成21年3月期 決算短信

200905061.gif今期はちょっと減収で大幅増益。原材料である穀物価格がざっくり下がった今期、増益は皆さんの予想通り。飼料事業は結局そういうことであって、何も面白みはない。

気になるのはライフテック事業ですな。ライフテックという名前ですけど、具体的にはペットフード。馬用飼料、実験動物用飼料、バイオ関連商品などもこの事業に含まれて、具体的な内訳は不明なものの、ほぼペットフードと考えてよいでしょう。

今時こんな綺麗な右肩上がりはなかなか見つからない。

ペットの数は子供の数より多い。ペット産業だけが不景気の中で唯一しっかりと成長している分野ですな。景気が良くなってもそれは変わりますまい。

食品・飲料・日用品
とうもろこし ペット ペットフード 大豆 日本農産工業 農作物 飼料

2009/05/07 17:05

アドバンテスト、景気の底が見えても、半導体検査装置の受注はない

~ 製造業各社が設備投資を始める段階まで景気が回復するのは全然見えない将来の話。 ~

アドバンテストの決算発表。

平成21年3月期 決算短信

200905044.gif今期の予想数字は出していない。そりゃ出せないよね、こんな経済状況では。外すと嫌だから出さない、って事じゃなくて、本当に先が見通せなくて出しようがないって事ですよ。

この受注の数字を見ると、まさに開いた口がふさがらない。

もちろん、重要なのはこれからの事。先を考えてもダメですな。設備投資に関わる部分の回復は、部品や素材より遅い。部品や素材では在庫調整が進んだし、景気が底打ちすれば稼働率もそれなりに復活する。しかし新しく設備投資するまでそう簡単には事は運ばない。

ハイテク・IT・テクノロジー
DRAM アドバンテスト 半導体 半導体検査装置

2009/05/07 17:05

ダイドードリンコ、コーヒーが売れない、利益を捻出しても苦しい

~ 自販機設置の抑制で効率改善、原価は改善、販管費は抑制、それでもカバーできない? ~

ダイドードリンコの4月月次数字。

平成22年1月期  4月度販売状況 のお知らせ

コーヒーは89.1%、全体では95.5%。今期ここまで、コーヒーが89%、全体が93.8%。

新製品「復刻堂ウルトラサイダー」の販売が引き続き好調に推移しており、炭酸飲料が大幅な伸びとなっております。

200905043.gifということで、炭酸飲料は143.2%と好調。

先月だったか、ダイドードリンコの株主優待で缶飲料が大量に届いた。その中にこの復刻堂ウルトラサイダーが入っていた。缶デザインはなかなか良いんじゃないですか?インパクトというか、懐かしさというか、もの珍しさというか。ウルトラマンとかって、いつまで経ってもそれなりに人気ありますよね。

味の方は、まあ普通のサイダーなわけです。ウルトラマンが飛ぶときにシュワッ!って言うけど、それがサイダーのシュワッ!にぴったりなのは面白いですな。

それにしてもコーヒーが売れない。それでも株価は何とか値を保っている。

採算重視の自販機設置戦略で売れなくても利益は増加するって株価は言いたいのですか?原材料価格の下落や販促費の抑制で利益率が大きく改善するって考えですか?それは確かに間違ってないでしょうな。

でも、それでは補えないぐらいの売上減少だと思う。

2009/03/09, 日経産業新聞

ダイドー、自販機台数抑制、新設減らし不採算機撤去、効率重視に転換。

 ダイドードリンコは自社ブランドの自動販売機の設置抑制に乗り出した。二〇〇九年一月期に十数年ぶりに台数を減らしたのに続き、今期も横ばいにとどめる。販売低迷と設置競争の激化で不採算機が増えているため。同社は販路を自販機にほぼ特化し業界三位の台数に伸ばしたが、利益が〇一年の上場来の低水準に落ち込んだことを受け効率重視に転換する。

 抑制の対象はダイドーの飲料だけを扱う自社ブランドの自販機。〇九年一月期末の自販機台数は二十八万九千台と前年同期から約三千台減った。前年割れは歩道へのはみ出しを是正するため各社の撤去が相次いだ一九九五年前後を除くと、実質初めてとみられる。  一〇年一月期についても、賃料や商品補充の人件費などのコストに見合う売り上げが難しい場合は新設を見送る。一方、不採算の自販機は撤去する。今期末の台数は前期比横ばいにとどまる見通しだ。

 かわりに「白ベンダー」と呼ばれる複数メーカーの飲料を扱う自販機の設置や運営受託を増やす。自社ブランドの自販機に比べてダイドーの飲料の売上高は小さいが、品ぞろえが豊富で設置先と交渉を進めやすい。既存の配送網を使って手数料収入を得られるため、ほかの飲料メーカーからも受託する。

 自販機の設置競争は厳しく、従来より高い賃料を払わなければ好立地を確保しづらくなった。一方で一台当たりの売り上げは低迷。昨年はたばこ自販機の成人識別カード「タスポ」の導入にともない、隣にある飲料自販機の缶コーヒーが低迷。オフィスや工場の自販機も操業休止や時短の影響で振るわないという。

 原材料価格の高騰が追い打ちをかけた結果、ダイドーの〇九年一月期の連結純利益は前の期比六二%減の十億円と〇一年の上場以来の低水準に落ち込んだ。ダイドーの自販機はコカ・コーラグループ、サントリーに次いで三番目に多い。飲料の売り上げの約八割を自販機に依存している。

食品・飲料・日用品
コーヒー ダイドードリンコ ディフェンシブ 自動販売機 飲料

2009/05/07 17:05

インフォマート、1Qは順調だが利用企業数の減少は止まらない、大丈夫か

~ 小型ストック型それなり成長株が高利回りまで売られた反動で株価は上げたがやっぱり売り。 ~

インフォマートの第1四半期決算。

平成21年12月期 第1四半期決算短信(非連結)

売上が+15%、営業利益が+26%、経常利益が+25%、純利益が+27%、EPSが+32%。中間予想に対する進捗率は、売上が48%、経利が60%、純利が60%。悪くない、というか、良い数字ですな。

中間業績は上方修正があってもおかしくないわけだけど、そうはならなそう。

利益面につきましては、上記の「株式会社インフォマートインターナショナル(Infomart International Ltd.)」が、平成21年5月より当社の連結子会社となる予定ですが、当業績予想に、その設立等に係るコストを海外展開の準備費用として織り込むことから

200905042.gifこの費用が結構あるんでしょうな。

ASP商談システム(前EMPシステム)の利用企業数は減少を続けている。これはよろしくないですな。ASP受発注システムとASP企画書システムの利用企業数は順調に増加。増加率は鈍っているのは確かだが。

商談システムはやっぱり不景気の影響があるのでしょう。受発注システムは景気が悪かろうがビジネスをしていく上で利用企業は継続利用する。一方、商談システムは、どちらかと言えば、新規取引や他で代替可能な取引なわけで、景気削減しようと思えば利用中止も選択肢と言うことかと。

とりあえず1Qの数字が良かったと言うことで、株価はずいぶん跳ねましたな。業績が良くてストック型ビジネスの要素が強くて、配当額6000円の配当利回り4.6%。そりゃ跳ねても不思議はない。

ただ、どうしても先々が不安。海外展開しようと思うこと自体が気に入らないし、利用企業数の減少も嫌だし、不景気も重たいし。こんな相場付きだから、ぐぐぐぐっと上がる可能性も十分ありましょう。そうなった時にどうするか、上がる前に考えておくべきですな。個人的には欲張らず売りで対処すべきと思う。

ビジネスサービス
ASP SaaS インフォマート クラウド システム開発 ストック型ビジネス

2009/05/07 17:05

京セラ、下半期回復の計画は他社と同じ、株価は上を向いている

~ 景気が底打ちすれば、ハイテク・ITやデジタル家電向けの電子部品は伸びる。 ~

京セラの決算発表。

平成21年3月期 決算短信〔米国会計基準〕

今期の業績予想は前期比で横這いで赤字にはならない予定。Quickコンセンサスでは営業利益が赤字、純利益ももっと下だったので、会社の予想数字は強いと言えましょう。

中間予想はないけど、多分、赤字の計画でしょうな。前期の下半期と同じ感じで赤字。で、下半期で盛り返して、通期では横這いの数字まで持っていく。

つまり、業績の底は、前期の下半期と今期の上半期。そういう計画。

こういう計画を立てている製造業は多い。とくに、部品や素材の会社ですな。製造設備などの設備投資に関わる部分は全然そうはなってないですよ。

マーケットのコンセンサスも、今あたりがちょうど底。

間違ってはいないのだろうけれど、その先の回復を考えると、株価の動きと現実がチグハグしている気がしてならない。

電気機器・精密機器
コンデンサー 京セラ 大手優良企業 景気敏感 電子部品

2009/05/07 17:05

センチュリー21、業績は伸びないが潰れない会社で配当利回り6.5%は魅力

~ 不動産関連でも不良在庫を抱えるわけじゃない、フィービジネスで財務は優良。 ~

センチュリー21・ジャパンの決算発表。

平成21年3月期 決算短信(非連結)

前期に続いて今期も減収減益を計画。売上げで4%、利益で10%のマイナス。

200905041.gif不動産マーケットにはおよそ良いニュースがないわけで、センチュリー21の業績だって良いはずもない。それでもフィービジネスの強さを発揮しているので、マンデベや流動化企業、パワービルダーみたいに大赤字になったりはしない。何と言っても在庫がゼロ。

前期の加盟店数は減少した。店を畳んだ加盟店も多かったのではなかろうか。それでも成約件数は増加した。しかしながら、一件辺りの成約額は下落。不動産価格の下落を如実に物語っていると言えましょう。

流動化企業が抱えているような高額物件の価格下落は強烈なので、それに比べればセンチュリー21の加盟店がメインで仲介している物件の価格下落は優しい。

この傾向は今期も変わらない。

配当は変わらずの1500円を計画。配当利回りは6.5%と高いですな。配当性向は70%と高くなるけど、財務は強力なわけで、業績が予想を大きく下回らない限り配当はでるんじゃないですか?ま、大きく下回ったとしても配当を出すのは全然難しくない。出さないだろうけどね。自己資本比率は80%。

前期は自己株取得に結構なお金を使った。四季報データでは自己が第二位株主。消却するとかM&Aに使うとか、何とかして欲しい。

ダラ下がりの株価。配当利回りを取る投資家はいないのだろうか。

消費者サービス
センチュリー21・ジャパン 不動産 仲介 配当 高利回り

2009/05/07 17:05

日本電産、今期は下期回復のシナリオ、本当なら株価は上

~ 景気の底打ちが見えたらなら、大手優良企業のシクリカル銘柄がまずは動く。 ~

日本電産の決算発表。

平成21 年3月期 決算短信(米国会計基準)

今期は前半がボロボロ、後半で挽回の計画。つまり、景気の底は、前期後半と今期前半。日本電産の考えだけじゃなく、およそ世間のコンセンサスはそうなっている。実際そうなると思う。

いずれにせよ、前期の四半期ごとで見ても日本電産は赤字になっていない。優良企業が優良なのを証明したと言えましょう。特に、どの製造業も急降下で業績が悪化した4Qでさえも、黒字を確保している。

従来なら連結全体の売上高が好調時の30~35%程度減れば赤字化するところを、連結全体では売上高が好調時の50%程度まで減少した当期第4四半期(以下当期Q4という)においても、営業黒字を確保することが出来ました。

200905038.gif製造業ではまさに恐るべしな強さと言えましょう。

こういう大手優良企業を考える場合、決算短信を隅々まで読み回し、PLやBS、CFをいじくってみても意味がない。時間の無駄ですな。

PLもBSもCFも、問題ないという前提でOKなわけです。そういうところに何かおかしな事が起きればニュースになるし、どこかのアナリストのレポートに載る。そいういうのは、普通にしていれば耳に入ってくる。

こういう株にとっては、景気がどうなっていくのか、そこが重要。

経済の悪化が半年先に終わるという時、真っ先に買われていくのはこういう大手優良企業のシクリカル株。景気敏感株。実際、既に日本電産株は買われている。

日本電産の今期の見込み。

1.コンシューマ用部品関係は既に在庫調整済み分の需要が回復しつつあり、当面落ち込み前の70%前後までは回復する可能性があると判断しています。

2.一方で設備投資関係の機器装置そのもの及び設備関連部品はまだ当面の間低迷し、回復は遅れる可能性が強いと判断しています。

まさにその通りだと思う。

電気機器・精密機器
モーター 大手優良企業 日本電産 景気敏感

2009/05/07 17:05

クスリのアオキ、4月月次で調剤薬局の動向を確認、順調と言える

~ 調剤薬局部門は好調、大手2社は日本調剤とアインファーマシーズ。 ~

クスリのアオキ、4月の月次数字。

平成21 年4 月度 月次営業速報に関するお知らせ

ドラッグストアとしてのクスリのアオキはどーでもいい。チェックするのは調剤薬局部門ですな。

全店が116.6%、既存店が116%。引き続き好調を維持。調剤薬局は大丈夫。日本調剤とアインファーマシーズですね。

医薬品・医療品・調剤薬局
クスリのアオキ ドラッグストア 調剤薬局

2009/05/07 17:05

新神戸電機、業績は良くないけれど電池関連企業でウォッチは必要

~ 長期テーマとしては外せない新エネルギー・電池関連、とりわけリチウムイオンは本命。 ~

新神戸電機/の決算発表。

平成21年3月期 決算短信

前期業績は良くなかった。今期はもっと悪くなる。でも株価は下がらない。

自動車関連銘柄にはあまり興味がないのだけど、敢えて自動車関連で外せないのは電池ですな。電池は自動車関連でもあるが、自動車に限った関連ではなくて、関連はとても広い。新エネルギーというくくりで、太陽光発電にも関連するし、燃料電池にも関連する。

とにかく、無視することはできないセクターですな。

電池の中でも筆頭はリチウムイオン電池になるんですか?新神戸電機がどれぐらいのリチウムイオン電池関連度をもっているのか、不勉強にして知らない。「連想」という事では折に触れて話題になり株価も跳ねるわけだけど、現実問題の関連度はまた別の話。

その辺り、よく調べないとね。

200905037.gif新神戸電機の現状の製品ラインナップからすると、決してリチウム関連度は高くないのだろう。ご覧の通り、主要な製品にリチウムという文字はあるものの、具体的は製品や話はあまり見えてこない。どちらかというと、実験的、将来的な話が多い。

ま、これは何も新神戸電機に限った話ではなく、多くのリチウムイオン電池関連銘柄で同じかもね。

とりあえず、新神戸電機のリチウム関連ニュースをメモ。日経の記事を転載させてもらうので、日経の宣伝。日経は読んだ方がいい。購読はこちらから。

2009/01/06, 日経産業新聞

 山梨県小淵沢と長野県小諸をつなぐJR小海線を世界初の「ハイブリッドトレイン」が駆け抜ける。ディーゼルエンジンが電気を起こし、リチウムイオン電池に蓄電してモーターで走る仕組みで、燃費を従来の車両に比べ二割改善できるという。システム納入元は電気自動車への電池の採用実績を持つ日立製作所グループの新神戸電機だ。

 自動車向けリチウムイオン電池は現在、同じグループ内の日立ビークルエナジー(茨城県ひたちなか市)が手掛け、新神戸は産業用途の市場開拓を担う。産業用途では同社の主力製品である鉛電池を売り込んできたが、今後の成長株はリチウムイオン電池。産業電池部の安達和弘部長は「自動車向けで安全性やコストが磨かれる」と期待する。ハイブリッドトレインはその先行事例だ。

2009/01/16, 日経産業新聞

リチウムイオン電池、日立、グループで分業生産――新神戸電機で産業機器向け。

 日立製作所グループで低炭素社会に向けた電源として期待を集めるリチウムイオン電池事業の分業が動き出す。新神戸電機が産業機器用について自社生産を始める。これまで別の日立グループ企業が生産していた分を引き受け、開発から生産まで一手に手掛ける。エコカーやハイブリッド建設機械など機械の電動化が進むのをにらみ、用途に応じてグループ内で分業生産し、競争力向上につなげる。

 新神戸が二〇〇九年三月期中に滋賀県彦根市と、埼玉県深谷市の生産拠点に独自の試作ラインを設ける。さらに一〇年三月期には両拠点で本格量産に踏み切る。生産規模は未定だが、製品ごとに仕様を作りかえるため、少量多品種となる見通し。生産ライン導入のための設備投資額は一億円前後を見込む。

 これまで新神戸は産業機器向けでは営業活動や開発・設計を手掛けてきた。生産は日立ビークルエナジー(茨城県ひたちなか市)が担い、生産と開発が分離していた。

 ビークルエナジーが米ゼネラル・モーターズ(GM)などのハイブリッド車向けで同電池を受注し、生産能力が逼迫(ひっぱく)していることから、産業向けの大部分を新神戸に移す。二社が用途を分けて集中生産する体制に切り替えることで経営効率を高める。

 新神戸が担当する産業分野は、フォークリフトや建設機械、鉄道車両などへの採用が見込める。リチウムイオン電池は現行の鉛電池やニッケル水素電池に比べ、二―三倍の小型軽量化が可能で、搭載機器の性能向上につながる。新神戸が納入実績を持つハイブリッドトレインは電池とディーゼルエンジンを組み合わせることで燃費性能を二割高めたという。

 日立グループは二〇一〇年度に自動車関連事業の売上高を一兆円まで高める目標を掲げていたが、足元では新車販売不振で、従来型の自動車部品は苦戦が続く。その中でリチウムイオン電池はエコカーと産業機器の双方の環境対応を進める中核技術として成長が期待されている。グループで分業を進め、次世代の収益の柱として育成する。

2009/03/05, 日経産業新聞

 新神戸電機とNTTファシリティーズは四日、共同でデータセンター用大容量リチウムイオン電池を開発したと発表した。電極の構造や難燃添加剤を変えることで安全性や寿命を改善した。従来の鉛蓄電池と比べ体積や重量は約六割減らせ、施設のスペースを有効活用できる。二〇一〇年からまず、NTTグループのデータセンター向けに供給する。

 容量は二百アンペア時クラスで体積は約四リットル、重量は約十キログラム。データセンターなどでバックアップ用として使う充電池は常に満充電状態にあるため、充放電を繰り返す電気機器向けよりも一層燃えにくくすることが重要な課題となっていた。

 正極に安全性の高いマンガン系の素材を使用した。リンや窒素などからなる物質を難燃添加剤として採用し、燃焼の原因となる電解液の劣化を抑えた。正極の構造も変えて、マンガンが電解液に溶け出しにくくした。これにより従来三年程度だった寿命を十年に延ばした。

 製造は新神戸電機が担当する。価格は鉛蓄電池の四―五倍になると見込んでいる。

2009/04/04, 日本経済新聞

リチウムイオン電池、新神戸電機が増産、15年までに、生産能力15倍に。

 日立製作所グループの新神戸電機は、産業機器向けのリチウムイオン電池の生産体制を強化する。滋賀県と埼玉県の拠点で生産ラインを増設し、二〇一五年までに生産能力を現行の十五倍まで大幅に引き上げる。小型軽量なリチウムイオン電池は自動車向けなどを中心に採用が広がると同時に、データセンターの非常電源やフォークリフトなど産業機器向けにも需要が波及するとみられている。市場拡大に先行して設備を増強する。

 四十億円程度を投じ、滋賀県彦根市と埼玉県深谷市に電池用部材と電池の組み立てラインを増設。一定の蓄電容量換算で月産能力を三万個と現行の十五倍に引き上げ、本格量産に踏み切る。量産効果によって、製造コストを現在の半分程度まで引き下げる計画だ。

 機器の小型軽量化を図るため、産業用途でも従来の鉛電池からリチウムイオン電池への移行が今後進む見通し。新神戸は自動車用バッテリーの大手で、今後新世代の電池の開発や設計部門の人員も順次増強する計画。太陽光や風力など自然エネルギーによる発電設備向けにも拡販を狙う。産業機器向けのリチウムイオン電池市場では、一五年までに三割のシェアを獲得することを目指している。

2009/04/16, 日経産業新聞

 産業車両中堅のTCMは二〇一一年をめどに蓄電式フォークリフトの比率を五割に引き上げる。〇九年度からは新神戸電機と共同で蓄電容量が大きく小型化に向いたリチウムイオン電池の開発にも着手する。フォークリフト市場では現在、有害物質を排出しない蓄電式へのシフトが進んでいる。TCMは競争力の高い蓄電池の実用化を急ぎ、先行各社を追撃する。

 共同開発するのは次世代フォークリフトに搭載する予定のリチウムイオン電池。現在主流の鉛蓄電池に比べて同じ重量で二倍以上の蓄電容量があるため、小型化もしやすいのが特徴という。小型軽量化やフォークリフトを最適稼働させるための蓄電・放電技術を開発して、数年以内の実用化を目指す。

 TCMは現在も蓄電式リフトに搭載する鉛電池の約七割を同じ日立製作所グループの新神戸電機などから調達している。新神戸電機では今回の共同開発と並行してリフト向けを含む産業機械用リチウムイオン電池の生産能力を増強。二〇一五年までに現在の十五倍にまで拡大し、量産効果によるコスト低減を進める計画だ。

 TCMがフォークリフトを生産する滋賀工場(滋賀県近江八幡市)の〇八年度の生産台数は約一万八千台。このうちガソリンなどで駆動するエンジン式が六割を占めており、蓄電式は四割にとどまっている。

 一方、国内フォークリフト市場では〇八年に蓄電式の出荷台数がエンジン式を初めて上回ったほか、二〇一一年からは粒子状物質(PM)を十分の一以下に抑えることなどを定めた第四次排ガス規制も始まる。このため、TCMではリチウムイオン電池をバッテリーとして搭載した機種の投入などで蓄電式へのシフトを急ぐことにした。

 次世代の蓄電式リフトを巡ってはコマツが鉛電池とキャパシタ(蓄電装置)を併用したハイブリッド型を〇七年に発売するなど開発競争が激化している。

2009/04/18, 日本経済新聞 朝刊

 日立製作所は十七日、グループ会社を含むリチウムイオン電池事業の強化策を発表した。今月新設した横断組織を司令塔に社内やグループ各社に分散する開発・生産体制の連携を強化。主力と見込む自動車向けの売上高を二〇一五年度に一千億円に引き上げるほか、電力や情報通信など日立が軸足を置く社会インフラ分野への応用も目指す。

 今月一日付でグループからの出向を含む二十人体制で「電池事業統括推進本部」を発足。自動車向けは日立ビークルエナジー(茨城県ひたちなか市)、携帯電話などの民生用途向けは日立マクセル、建設機械や鉄道などの産業機械向けは新神戸電機に集約、製造設備や材料を手掛ける企業を含め、グループ内の技術や生産設備の有効活用を図る。

 リチウムイオン電池の世界市場は現在は約一兆円だが、日立グループは民生用の三百億円規模にとどまる。民生用は電動バイクなど新規用途への拡販で一一年度に六百五十億円、産業用は一五年度に百三十億円まで増やす計画だ。

2009/04/20, 日経産業新聞

 日立製作所は十七日、二〇一五年度に電気自動車向けのリチウムイオン電池事業を一千億円に拡大させるという計画を発表した。デジタル家電など民生用は一一年度に六百五十億円に引き上げる。今月新設したグループ横断組織を司令塔に、グループ各社に分散する開発・生産体制を有機的に連携させ、製品競争力の強化や用途開発提案を加速。電力や情報通信など日立が今後軸足を置く社会インフラ分野での応用も目指す。

 一日付で社内に新設した「電池事業統括推進本部」がグループ各社のリチウムイオン電池事業を統括する。各社の担当者を集め、二十人体制で発足させた。

 同本部の役割はグループの技術や生産設備の有効活用。自動車向けの日立ビークルエナジー(茨城県ひたちなか市、川本秀隆社長)、携帯電話などの民生用途向けの日立マクセル、建設機械や鉄道などの産業機械向けの新神戸電機を中核とし、製造設備の日立プラントテクノロジー、材料の日立化成工業や日立金属などと連携を深める。

 例えば日立マクセルが六十億円を投じて今年三月に稼働させた最新工場では、日立ビークルエナジーのハイブリッド自動車用電極など電池部材を受託生産するなど、開発や設備投資の重複を避け、効率的に事業展開を目指す。

 日立グループ内での用途開拓も進める。電力や交通など社会インフラ関連や白物家電などの分野で採用を促したり、共同開発を提案したりする。

 リチウムイオン電池の世界市場は現在は約一兆円。パナソニック・三洋電機連合が約四割のシェアを握るが、マクセルの民生向けにほぼ限られる日立グループは、〇七年度実績で三百億円規模にとどまっている。民生用は電動バイクなど新規用途への拡販で一一年度に六百五十億円に拡大する。米ゼネラル・モーターズ(GM)が一〇年に投入する次世代車向けに十万台超を供給する自動車向けは一五年度に千億円、鉄道や建設機械など産業用は一五年度に百三十億円まで増やす計画だ。

新エネルギー・環境
エネルギー リチウムイオン電池 新神戸電機 電池

2009/05/07 16:04

ニフティ、ストック型でキャッシュリッチで高配当、株価はそれなり

~ ニフティはそれなりに評価されている、同業の朝日ネットの評価は低すぎる。 ~

200905035.gifニフティの決算発表。

平成21年3月期 決算短信

ISP事業はストック型ビジネスの典型。景気の善し悪しは関係ないし、キャッシュフローも安定的で豊富。業績の安定性と同じで、株価のボラティリティーも通常は低いわけです。

ニフティの場合はIPOが2006年末という、まだマーケットがそれなりの時期だったし、IPOが人気の時期だったのでバカみたいな評価がついてしまった。だから、その後は下落の一途でストック型ビジネスとは思えないボラティリティーでした。ま、業績も結構ぶれたと言うこともありましょう。

200905036.gifいずれにせよ、こういうストック型ビジネスがアホみたいに叩き売られたところは確実に買いですな。ただし、ニフティが叩き売られているとは思っていない。どちらかと言えば、評価されすぎじゃないですか?

このニフティと同業で朝日ネットがある。これは売られすぎ。こんな現金をたんまり持ったストック型ビジネスが配当利回り5%まで売られるのは行きすぎですな。

売上げ規模がニフティの10分の1しかないので、その規模の差はどうしても評価の差となる。それは認めましょう。でもね、それを差し引いても朝日ネットは可哀想。そのうち見直されるときが来る。

消費者サービス
ISP ストック型ビジネス ニフティ 朝日ネット 配当 高利回り

2009/05/07 16:04

花王、長期的には買うべき水準、でもアメリカ株と比べると魅力なし

~ 花王という優良企業を長期で買うには良い水準、世界を見ればPGがあり軍配が上がる。 ~

花王の決算発表。

平成21年3月期 決算短信

今期計画は中間期がちょっと減収大きく減益、通期で少し減収利益横這いを計画。基本的には花王の業績計画は大きくぶれないので信じて良いかと。前期は予想外に業績が大きくぶれましたけどね。

200905034.gif花王を買う人はまさかグングン株価が戻していくことを期待してないよね。花王が優良企業なのは分かっている。いずれ業績が回復し、過去の最高利益額を超える数字を出し、やがて株価は上昇し、その間に配当はしっかりもらって、長期的には儲かる。そういう考えで買っているはずですな。

逆に言えば、そういう投資姿勢じゃないのに花王を買うなんてバカげてると思うんです。

株価は10年前の水準まで落ち込んでいる。配当利回りは3%まで高くなった。長期投資家はここで買わずしていつ買うんですか?

ただね、アメリカにはProcter & Gamble Co. (PG)があるわけ。配当利回りは3.6%で増配を続けている。

配当だけじゃないく、いろんな面で花王とPGの比較になればどうしてもPGになりましょう。そういうわけで、花王みたいな優良銘柄が安くなって高利回りになったとしても、なかなか買う機会というのは少ない。

食品・飲料・日用品
PG ディフェンシブ 化粧品 日用品 花王 長期投資

2009/05/07 16:04

西松屋チェーン、4月月次はそれなり、数字を見ながら機をうかがう

~ ジム・ロジャースが日本株で唯一買っているらしい西松屋、月次はそれなり、ゆっくりと。 ~

200905032.gif西松屋チェーンの4月月次数字。

平成22年2月期前年比速報(4月度)

全店が107.4%、既存店が100.3%。今期3月からの累計では全店が104.4%、既存店は97.3%。3月の既存店は93.3%だったので、その数字からは大きく回復。

西松屋はジム・ロジャースが買っているみたいなのは既に書いたとおり。

200905033.gif西松屋の既存店売上は過去5年間下がりっぱなし。どこかで下げ止まるんでしょうけど、それが果たして今期なのか。100年に一度の不況で果たしてそんな力があるのだろうか?今期の既存店会社計画数字が分からないので、97.3%が順調なのかどうかも分からない。

全店104.4%は、中間計画が+5.3%なので悪くはない。

株価は下げ止まったとは言えないですけど、PERは9.3倍まで低下しているわけで、今期の数字が計画通りに行くのであれば安いんじゃないですか?アパレル関連の業績はユニクロ以外は全滅な状況で、西松屋を信じる理由が何もないのは間違いないですな。

月次を眺めつつゆっくりと。

アパレル・ファッション銘柄
Jim Rogers アパレル ベビー用品 子供服 西松屋チェーン

2009/05/07 16:04

中央コーポレーションが倒産、負債総額340億で民事再生手続。

~ 監査はウィングパートナーズ、大株主はゼクス、倒産してもちっとも不思議はない。 ~

中央コーポレーションが倒産。

民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ

200905031.gifなんの不思議も驚きもありますまい。

筆頭株主はゼクスなわけで、ゼクスにしても倒産は十分あり得ましょう。

ゼクスの監査法人はウィングパートナーズ。大株主にはドリームインキュベーター。セイクレストとなんだか知りませんがグチャグチャやってますな。セイクレストの監査は明誠。セイクレストも潰れる寸前。

ってことで、類は友を呼ぶ。怪しさは怪しさにつながり、臭い香りは続くよどこまでも。クサイ物には蓋をして、手出しは無用、あっちむいてほい。

短期トレードで儲けることができる人だけおもちゃにすれば良い。

倒産・上場廃止
ウィングパートナーズ ゼクス 不動産 中央コーポレーション 倒産 民事再生手続

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