アーカイブ: 2009年5月

2009/05/08 22:10

2009/5/8の相場メモ:忘れちゃいけないアレやコレ

~ 景気の下落スパイラルを断ち切るようなニュースばかり、でもV時回復はない。 ~

アメリカ住宅

・2月のケース・シラー指数 前年比では大きく下落、先月比では下げ止まり感
・ピークからは30%以上の価格下落

アメリカ商業不動産

・空室率アップ、更新率ダウン、特に産業不動産
・キャップレート9%台+賃料下落=価格は急落
・商業不動産の底打ちは住宅よりずっと後

塩ビ

・5月から20%の値下げ(ナフサ価格下落)
・プラスチック製品の原価改善

アメリカ消費

・4月の消費者信頼感指数39.2、3月から12ポイントの上昇
・予想値は29.5
・11月以来の高い数字

アメリカGDP

・2009年1Q -6.1%
・PCEは+2.2%(2008年4Qは-4.3%) 個人消費が戻る?
・NRFIは-38% 回復はずっと先
・輸出と在庫は足を引っ張る。底入れには良い傾向。
・GDPへの貢献が変わってきている。個人消費の方向へ。最悪期は脱した。

鉱工業生産指数

200905011.gif・3月は70.6(先月比+1.6)=6ヶ月ぶりの上昇
・輸出の持ち直し、在庫調整
・1~3月期は-22%
・4~6月期は前期比プラスを期待できる
・4月が+4.3%、5月が+6.1%の見込み ← 株価にはここが重要

アメリカ個人消費

・3月は先月比-0.2%(1月と2月はプラス)

ブラジル政策金利

・11.25% → 10.25%

中国PMI

・4月は53.5(3月は52.4)
・産出指数、新規注文、輸出注文、全部3月より改善
・フリーフォールは終わった

韓国

・4月の輸出は前年比19%減、予想より良い数字(3月は-22%)
・先月比ベースでは2月から輸出は急回復 → 液晶、半導体が中国へ

相場メモ・備忘録
アメリカ 不動産 中国 住宅 鉱工業生産指数 韓国

2009/05/08 22:10

ユニ・チャーム ペットケア、堅調なペット市場で今期も増収増益は堅い

~ ペット産業は景気に関わらず伸び続けている分野、子供と同列なペット、今後も変わらない。 ~

ユニ・チャーム ペットケアの決算発表。

平成21年3月期 決算短信(非連結)

今期の売上は+2%、利益が+6%を計画。EPSは134円で配当が36円。もちろん増配の予定。前期の利益+30%という伸び率からすれば、成長性はぐっと低くなる。

ユニチャームペットの傾向としては、業績予想は常に控え目。前期にしても、当初は利益は7%成長で計画していた。それが中間期、第3四半期と上方修正され、最後はさらに上で着地。そういう感じで、今年ももう少し上へ行く可能性は十分ありましょう。

くどいけど、ペット産業は不景気でも伸びている唯一の明るい業界ですよ。景気が良くなってもそれは変わらない。

当ペットケア業界におきましては、社会の少子・高齢化が進行していく中、ペットに対する関心は益々増大し、ペットケア市場への期待は非常に大きなものとなってきております。

当ペットケア業界におきましては、社会現象としての少子・高齢化および晩婚化傾向が、人々にやすらぎと潤いを求めることを促し、ペットをコミュニケーションの相手としてより親密な存在へと変化させていくことで、ペット飼育を求める世帯は増加していくことが考えられます。

仰るとおりです。

200905068.gif加えて、ペットフードは値上げしやすいと思うんです。子供にかけるお金はそれほど絞り込まれません。とりわけ、子供が食べるものを削るなんて親はいませんよね。そりゃあ、外食は減るかも知れませんけど、子供が家で食べるものを減らしたり、塾に行くのをやめさせたり、部活動をやめさせたり、そんなコトしませんよ。

子供とペットが同じになっていく世の中で、ペットにかけるお金をいとわない人はどんどん増える。一番安いという理由だけでペットフードを買う人は減っているし、服を着せ、しつけ教室へ通い、ドッグカフェで犬とお茶する。ま、そこまで行く人は少数派だとしても、最低限ペットフードをケチったりする人は少ない。品質も気にする。

その辺は重要かと。

キャッシュフローはジャブジャブで金は貯まる一方。たいした設備投資もいらないからね。

株価はそれなりに押した。それでも評価は非常に高くて割安さは全然ない。

食品・飲料・日用品
ペット ペットフード ユニ・チャーム ペットケア

2009/05/08 21:09

日東電工、底は見えた、大手優良部品・素材メーカーの狙い目

~ 在庫調整の終了と生産の回復が直に効いてくる大手優良企業の景気敏感株。 ~

200905067.gif日東電工の決算発表。

平成21年3月期 決算短信

今期、上半期で底を打ちを確認し、下半期は回復するというシナリオですな。底の底は前期の下半期で終了したと。とりあえず、今のところの景気コンセンサスはそうなっている。部品や素材はそのコンセンサスと同じ流れで業績計画を出してきている。

それが正しければ、買うべきなのは日東電工のような優良銘柄で、在庫調整が終われば後は上向くだけという大手企業ですな。

株価はずいぶん高くなっている。

化学銘柄
半導体 日東電工 液晶 電子材料 電子部品

2009/05/08 21:09

日本調剤、今期は大きく増収増益の計画、株価はストップ高連発

~ 調剤薬局は順調、後発薬製造は相変わらず赤字、薬剤師派遣は堅調、全体として強気。 ~

日本調剤の決算発表。

平成21年3月期 決算短信

前期の業績は、売上+7%、営業利益が-21%、経常利益が-30%。純利は特別要因があるので無視。

調剤薬局は新規出店が24店舗、閉店が4で期末合計が264店舗。売上高が+6%、営業利益は-6%。営業利益がマイナス成長というのが納得いかないわけですよ。この辺の詳しい説明を聞きたい。いずれ決算説明資料が出るだろうし、説明会動画もアップされるはず。そこでの説明を期待します。

医薬品製造事業は売上+136%と大幅アップだけど、相変わらず営業損失。前期の段階でジェネリック製造は黒字を目指していた。残念ながら黒字転換ならず。日本調剤はこれでずいぶん儲けるつもりらしいけど、個人的には好きじゃない。

設備産業へ投資するのは体力勝負になるわけで、既に大手がいるし、何も今から頑張る必要なんかないと思うんです。自分で作って自分で売るって、聞こえでは効率よさそうだけど、世の中そうなっていないのは明らかですな。

200905065.gif派遣事業は売上が+34%、営業利益が+47%。薬剤師の派遣は悪くない分野。薬剤師に限らず、医療分野、介護分野の派遣は、派遣の中で唯一好調。社会の流れですな。

株主資本比率は19%まで低下。営業キャッシュフローを遥かに超える出店を続けていれば仕方ない。資本増強はいずれ課題になりましょう。新株発行は覚悟しておいて損はない。今の株価ではないだろうけど、上がってきたところは要注意。

今期の計画は、売上+7%、営業利益+29%、経常利益+29%。純利益は特別要因があるので考えない。いずれにせよ、落ち込んだ利益が回復するという想定。多分、ジェネリック製造事業の黒字を見込んでいるんじゃないですか?説明資料ではっきりすると思う。

200905066.gifずっと横這いだった株価は決算発表でストップ高。今期の計画数字を見ての反応ですけど、実はこれと全く同じ動きだったのが昨年。昨年の決算発表時も良い数字が出て、株価はずいぶん上がりましたな。で、下方修正で、株価はご覧の通り低迷を続けた。

今期はどうでしょうね。

日本調剤グループ第2期中期経営計画の策定について」によると、中期経営計画の数字は十分に強い。

EPSで言えば、2012年3月期は325円ってことですな。配当額は97円。無理矢理に今の株価1500円に当てはめると、PERは4.6倍、配当利回りは6.7%。言うまでもないけど、こんな計算で割安だから買いなんて言うのはナンセンスですな。でもとりあえず計算したくなるのが人情ってもの。

それはさておき、今まで通りの理由で、調剤薬局には強気です。

医薬品・医療品・調剤薬局
ジェネリック 医薬品 後発薬 日本調剤 薬剤師 調剤薬局

2009/05/08 21:09

MonotaRo、第1四半期は計画通り停滞、中長期では変わらず有望

~ 足下、不景気で工場は動かないので業績停滞、それでも工場版Amazonの将来性は疑いない。 ~

200905064.gifMonotaRoの第1四半期決算。

平成21年12月期 第1四半期決算短信(非連結)

増収減益。会社計画通りの数字ですね。中間期、通期でも増収減益で、今のところその線で推移中と言えましょう。

とりわけで書くこともないけど、新規顧客の獲得は順調に進んでいて、既存顧客からの注文は減少。経済状況を考えれば、至極当たり前の結果。

モノタロウは長期で期待している銘柄であることは何度も書いているけど、それは今も変わらない。いずれ株価はグイグイ上げるときが来る。そういうビジネスモデルだと思っている。モノタロウの取れる市場規模は大きいですよ。

Amazonの工場版。期待してますよ。

専門小売銘柄
MonotaRo インターネット通販 カタログ販売 工場消耗品 工場間接品 自動車部品

2009/05/08 21:09

J-オイルミルズ、在庫のだぶつきと価格下落で減産、下方修正を発表

~ 大豆や菜種の原材料価格が下がったのは間違いない、その恩恵を享受できていない。 ~

200905063.gifJ-オイルミルズの下方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

予想通りの減額。食用油は在庫がだぶついて価格が下がり、メーカーは減産をしていた。大豆や菜種などの原材料価格は下がったとは言うものの、安い原材料を使えるのはこれから。

そうなれば儲からないのは当たり前。在庫増、価格減、稼働率減。こういう流れの中で利益が出ないのは何も家電メーカーや部品メーカーや自動車屋だけじゃない。食品メーカーも同じですな。

知ったがしまい。株価には十分折り込み済みですな。

国内景気の落ち込みから、重要顧客である外食産業向けを始めとし、油脂販売数量が当初予想を大きく下回り適正な生産のための調整を図ったにも拘わらず、製品在庫が高水準で推移し、海外相場高騰時に調達した原料コストの影響を長期間受けることとなりました。このことに加え、油脂製品価格が予想を上回る下落を見せ、収益は大きく落ち込みました。

J-オイルミルズは大豆や菜種のヘッジに失敗し、なかなか安い原材料が使えないということが大きなマイナスとしてある。この辺りは非常に難しいですな。

食品・飲料・日用品
J-オイルミルズ コモディティー 大豆 穀物 菜種 食料品 食用油

2009/05/08 21:09

日本SHL、業績の伸びは低くてもキャッシュリッチで高配当

~ 不景気に強いと言っても、今は普通の不況じゃない、高配当利回りとの兼ね合いで判断する。 ~

日本エス・エイチ・エルの第2四半期決算。

平成21年9月期 第2四半期決算短信(非連結)

心配したとおりの通期下方修正ですな。

世界的に景気が低迷している経済環境を要因とした顧客の雇用意欲の減退によるものと考えられ、また、当面の間、この経済環境は継続するものと認識しております。このため、翌年度の新規学卒者採用案件が主となる第4四半期会計期間においては、顧客が大口契約に対して、より慎重になり、契約締結に時間を要する傾向が継続するものと予想されます。

もともと日本エス・エイチ・エルの言い分としては、不況に強いビジネスだと言うこと。しかし、それ以上に今の不況は厳しいのは想像に難くない。およそディフェンシブと呼ばれる銘柄が叩き売られていることからも、厳しい不況が抗不景気会社の業績も直撃しているのははっきりしている。

結果、今回の下方修正。

配当は従来通り6800円の予想。無理はないと言えましょう。株価10万円で配当利回りは6.8%と非常に高い。これは文句なしに魅力的ですな。よほどのことがない限りは減配はないはず。利回り6.8%を取り続けるのも悪くない。

バリュエーションはもともと高くないわけで、下方修正があっても安いのは確か。となれば、高配当低評価で悪くはない。

しかし成長はなくなった。

金はたっぷり持っている。

この辺のバランスが人それぞれの考えどころでしょうね。

ビジネスサービス
人事 日本エス・エイチ・エル 適性検査 雇用

2009/05/08 21:09

大阪チタニウム、業積は悪いが、株価のボラは高くて面白い

~ 業績の回復は全然期待できない、それでも株価の動きだけで買うこともできる銘柄。 ~

大阪チタニウムテクノロジーズの決算発表。

平成21年3月期 決算短信(非連結)

200905062.gif今期業績も前期に引き続き大きく下落。しかし、底は今期の前半で、後半は回復というシナリオ。これから先、半年後、1年後がどうなるかで株価が決まる。

後半回復とは言うものの、回復の程度は小さいですな。大きいはずがない。チタンの需要先は航空機、電力・化学プラント、船舶、鉄鋼。そういうところからの需要がぐいぐい回復してくるわけはない。多結晶シリコンは数量こそ横這いは期待できても価格は下落する。

業績面では強気になんて到底なれないわけですけど、株価は非常に面白い。何と言ってもボラが高い。

2000円まで下げた株はあっという間に倍の4000円。倍になったかと思えば一気に30%の下落で3000円へ。今後も上へ下へと忙しそうじゃないですか?

市況株
チタン プラント 大阪チタニウムテクノロジーズ 航空機 鉄鋼

2009/05/07 18:06

景気の底は見えた、ミソくそ相場が終わった時に買うべき銘柄は

~ 景気の流れでセクターを考え、個別に業績拡大が期待できるものをピックアップする。 ~

今のマーケットコンセンサス。

景気の底は見えた、程度の差こそあれここからは回復する、今年後半にはプラス成長。

なぜそうなるかと言えば、マクロのデータが良くなってきているから。出てくるデータはどれもこれも、底打ちと解釈できるものばかり。中国を筆頭にアメリカでもそうだし、日本もそう。欧州は遅れている感じはあるけどね。

株価は半年先を織り込むわけで、回復するというコンセンサスである以上、株価は上がるわけですな。

株価はずいぶん上がった。まだ上がっている。

この状況で二通りの投資家に分かれる。一つは、乗り遅れたと焦って買っていく投資家、もう一つは、景気の底が見えたと言っても株価は上がりすぎだと様子見する投資家。

冷静に考えたい。

大型の景気敏感株はおよそ何でもかんでも上がっている。何でもかんでも上がるというのは、全部が売り叩かれて暴落するのと同じで、100%間違っている。ミソくそ一緒は常に間違いだと思うんです。これは何も株に限った事じゃない。ミソくそ一緒は失敗の元。

ミソくそ相場がどこまで行くのか、知らない。往々にしてミソくそ相場は行き過ぎる。行き過ぎているからミソくそなのに、それ以上に行き過ぎる。

仮にこの上げ相場が本当だとすれば、世界の景気はV字に回復するんでしょうね。

アメリカの消費者がジャンジャン浪費し、不動産価格は盛り返し、車は飛ぶように売れ、金融機関がガッポガッポ儲かる。中国は10%成長に戻って、新興国は資源で潤い、中東にオアシスがいくつもできる。日本もその恩恵を受けて幸せになる。そこまで行かなくても、そういう世界が来るという期待感がマーケットに蔓延する状況になる。

そうじゃなければ今の相場はどう考えてもやり過ぎじゃないですか?ワガママ一杯ユメ一杯で、変な期待感と乗り遅れた感が相場を押し上げている。

だからここは焦らない。慌てない。

ミソくそ相場がいずれ終わる。終わると株価はざっくり下がる。そこからですな、大切なのは。

銘柄の選別がされて、良いものは上がる、ダメなものは下がる、そうじゃないものは行ったり来たり。ミソはミソの相場がやってくる。今はミソがどれなのかよーく考えて、ミソくそ相場の終わりに備えておけばいいと思う。

つまり、景気の底は見えて、株価は回復を織り込む。それは間違っていない。今のミソくそ上げは間違っているけれど、上がるべき銘柄も十分ある。ミソくそ終わったときに、上がる銘柄を拾う。

景気後退の終わりの局面、景気回復がチラホラしている局面なのだから、景気敏感株に比重を置きたい。一口に景気敏感株と言ってしまえば元も子もないのは確か。

・電子部品、化学素材

生産が上がれば即需要が上がるという類の電子部品・材料・素材。優良大型株に限定したいと思う。景気の足取りが相当しっかりしないと、中小の収益性が低い企業は絶対に苦しい。このセクターは日本に銘柄が沢山ある。

需要先で言えば、ハイテク・ITでしょうね。それとエネルギー関連向け。自動車とか大型設備とか、そういう需要先は後回し。

・中国

月並みですけど、やっぱり内需。日本の中国関連株ではラチが開かないので、当然香港株になりますな。

・資源、コモディティー

金、食品コモディティーは外せない。少なくとも見続ける必要はありましょう。

天然ガスの価格の下げ具合ってチェックしてますか?惚れ惚れする下げ方で、これだけマーケットがラリーしている中にあって、異色の下げを演じている。天然ガス株になると、下げの具合は横這い程度に改善するけれど、それでも異色の上がらない株と言えるかと。ここは要チェックですな。

日本のマーケットには銘柄はないので、アメリカ市場でプレイすることになる。

・エネルギー

太陽光発電とリチウムイオン電池。原油価格が低いとイマイチつまらないというのはあるかも知れない。でもね、世の流れは止まらない。折に触れ話題になる。

太陽光発電のパネルやセルではシャープが大手ですけど、シャープを太陽光発電銘柄として買うのはつまらない。どうしてもアメリカ市場になりましょう。アメリカに上場している中国企業も沢山ある。

太陽光発電の製造装置とか部材とか、そういうのは日本にある。リチウムイオン電池も日本でOKかと。

・食料品、日用品、医薬品、医療品

大型ディフェンシブ銘柄でまだまだ安いのは沢山ある。過去にないまで利回りが高くなっていて、財務が良く、世界的な優良企業。これは景気云々で一気に上げたりはしないわけですけど、今買わずしていつ買うのかということ。

日本にも魅力的なのはあるけど、アメリカ銘柄に比べれば全然つまらない。S&P500に含まれる大型ディフェンシブ銘柄でピックアップすべきでしょうね。

・ハイテク

英語で言えばTechnology。テクノロジー・セクターは幅広いので一口に言うのは無理がありましょう。しかし、不景気からの脱出はハイテクが来ないと始まらないのはいつものこと。今回も同じでしょうねえ。

ハイテクの中で、業績見通しが良いもの、ガイダンスが引き上げられるもの、コンセンサスを上回るものを選ぶ。小型株は無視。汎用品ではなくて、優れた技術を持っていてフォーカスのあるビジネスで、名の知れた企業。

そこら辺からいくつかピックアップしたらいいんじゃないですか?

・個別銘柄

個別に成長力のある小型株で割安なものはどんな相場でも興味があるし、実際なにかしら持っている。セクターや景気に関係なく、グイグイ成長している企業はある。小型株になるのでよく調べて自分なりのシナリオで投資することになりましょう。

高配当で低現金修正PBRの銘柄も面白い。

小さなセクターで例えば、介護関連とか調剤薬局とか食品スーパーとか、それぞれ強気の理由がある。この辺は小型株で個別銘柄でもあり、日本の中でのセクター投資でもある。

ゲームプラン・投資戦略
エネルギー コモディティー ハイテク 中国 介護 化学素材 太陽光発電 資源 電子部品

2009/05/07 18:06

2009/5/7の相場メモ:忘れちゃいけないアレやコレ

~ 韓国マーケットの戻りは凄まじい、液晶パネルや半導体のハイテク関連が引っ張っている。 ~

韓国のハイテク

・1~3月期、サムスン電子、LG電子が黒字化
・サムスンは2月から工場フル生産、LGは年初より液晶プラスチック材料をフル生産
・中国への輸出=液晶パネル、ウォン安
・韓国の1~3月期のGDP+0.1%、マーケットは半年ぶりの高値

下水の処理

・中東での下水利用プラント建設増加
・東レ、三菱レイヨン=処理膜の生産能力倍増
・日立プラントテク=処理装置増産
・膜分離活性汚泥法(MBR)=世界のMBR市場、年率20%増

投資環境

・今後は過去20年のような高収益レベル、高リターンは望めない
・成長力は低く、収益性が低く、低リターンの方向に向かう

・前提の変化?=高成長銘柄が少なく人気に、資金はコモディティーへ?
・何かの変化?

中国の銀行貸出し

・貸出しは急増してはいる
・本来の目的に使われていない
・単純に銀行口座に入れて金利を稼いでいる←金利コストが非常に低い
・株式マーケットに入れられている
・銀行は数字を作るために貸し出している
・ローンタームはショートからロングへシフトしてきている
・ショートタームは運転資金、ロングタームは投資=良い傾向

相場メモ・備忘録
コモディティー サムスン電子 下水処理 中国 投資環境 東レ 液晶パネル 韓国

2009/05/07 17:05

システムプロ、納得の下方修正、疑わしいのは疑うべき相場でした

~ 早くも受注回復の強気コメントがあり、株価は既に十分下げた、ここからはウォッチしたい。 ~

システムプロの減額修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

やっぱりね。そりゃそうでしょう、下方修正ないわけがない。っていうか、ホントにシステムプロが計画通りの数字を出すなら恐ろしく優れた技術というか、他社にはできない開発ができるのだろうと思ったわけです。

その辺の気まずさは以前のエントリーを参照。

つくづく思うのは、どうもおかしい、しっくりこない、違うんじゃないか、そういう感覚は大切にすべきだと言うこと。特に今のような相場ではね。

そういう諸々の引っかかりが最後まで杞憂で終わることも確かにある。杞憂で終わると、株価は通常大きく上がる。そういう方向に賭けるも悪くない。でもそうするのは相場が良い時に限定したい。

それでもシステムプロは結構強気。

当第3四半期にかけても夏モデルの受注が見込みよりも減少する見通しではありますが、2009年冬モデルの開発計画が当社のクライアントである移動体通信キャリアや移動体通信メーカーにおいて徐々に動き始めており、当第4四半期には受注が回復する見込みとなっております。

今後の見通しといたしましては、大手ポータルサイトの開発等で培った技術・ノウハウを活用し、販路を拡大するため、期初から営業力の強化を推進してまいりましたが、その効果が徐々に出始め、当第3四半期途中からは受注の回復を見込んでおります。

当第3四半期途中から、急速に業績が回復する見込みではあります

早くも受注回復宣言ですな。

株価は既に十分下がっている。ここから売りはないわけで、あるとすればウォッチか買い。ま、買いもほぼないけどねえ。

ハイテク・IT・テクノロジー
システムプロ システム開発 携帯電話

2009/05/07 17:05

コメ兵、サプライズな上方修正、収益改善の余地はまだまだ残っているのか

~ 不景気では高額商品が売れないのは誰でも分かる、だからコメ兵の修正は意外。 ~

コメ兵の上方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

これは意外な増額でした。時計やバッグなんかの高額商品が多いコメ兵は、不景気で厳しいのは間違いない。こういうビジネスは、売れなくなるととたんに利益が下がるのはよく分かりましょう。実際、コメ兵の今期業績はガクンと落ち込む。増額後でも大きく減収減益なのは変わりない。

増額の理由。

売上高総利益率の低下を防ぐため、買取価格の調整及び新品仕入の抑制等を行いました。また、売上高総利益率が低位となった商品につきましては、価格低下を最小限に抑えられるよう、決算セール、オンラインショッピング等を活用して早期に処分するよう努めました。経費面につきましては、広告宣伝媒体を費用対効果が高いものに絞り込むことによって広告宣伝費を抑制すること及び出来る限り時間外勤務を抑制することによって人件費を削減すること等により、経費コントロールの徹底を図りました。

買取価格は相当下げているんでしょうな。買取り価格なんてあってないようなものというか、言い値みたいなものでしょ。BtoBの仕入よりは仕入価格の柔軟性は高いはずですな。

で、何だかんだと経費面の絞り込みが大きそう。経費コントロールでまだまだできることがあるってことですか。

詳細は決算発表を待たないと分かりませんけどね、ちょっと意外な上方修正でした。

専門小売銘柄
コメ兵 リサイクルショップ 中古品

2009/05/07 17:05

日本農産工業、原材料価格げらくで飼料事業の収益性は大きく改善

~ ペット関連事業の業績は見事な右肩上がり、ペット産業は不景気でも元気なセクターです。 ~

日本農産工業の決算発表。

平成21年3月期 決算短信

200905061.gif今期はちょっと減収で大幅増益。原材料である穀物価格がざっくり下がった今期、増益は皆さんの予想通り。飼料事業は結局そういうことであって、何も面白みはない。

気になるのはライフテック事業ですな。ライフテックという名前ですけど、具体的にはペットフード。馬用飼料、実験動物用飼料、バイオ関連商品などもこの事業に含まれて、具体的な内訳は不明なものの、ほぼペットフードと考えてよいでしょう。

今時こんな綺麗な右肩上がりはなかなか見つからない。

ペットの数は子供の数より多い。ペット産業だけが不景気の中で唯一しっかりと成長している分野ですな。景気が良くなってもそれは変わりますまい。

食品・飲料・日用品
とうもろこし ペット ペットフード 大豆 日本農産工業 農作物 飼料

2009/05/07 17:05

アドバンテスト、景気の底が見えても、半導体検査装置の受注はない

~ 製造業各社が設備投資を始める段階まで景気が回復するのは全然見えない将来の話。 ~

アドバンテストの決算発表。

平成21年3月期 決算短信

200905044.gif今期の予想数字は出していない。そりゃ出せないよね、こんな経済状況では。外すと嫌だから出さない、って事じゃなくて、本当に先が見通せなくて出しようがないって事ですよ。

この受注の数字を見ると、まさに開いた口がふさがらない。

もちろん、重要なのはこれからの事。先を考えてもダメですな。設備投資に関わる部分の回復は、部品や素材より遅い。部品や素材では在庫調整が進んだし、景気が底打ちすれば稼働率もそれなりに復活する。しかし新しく設備投資するまでそう簡単には事は運ばない。

ハイテク・IT・テクノロジー
DRAM アドバンテスト 半導体 半導体検査装置

2009/05/07 17:05

ダイドードリンコ、コーヒーが売れない、利益を捻出しても苦しい

~ 自販機設置の抑制で効率改善、原価は改善、販管費は抑制、それでもカバーできない? ~

ダイドードリンコの4月月次数字。

平成22年1月期  4月度販売状況 のお知らせ

コーヒーは89.1%、全体では95.5%。今期ここまで、コーヒーが89%、全体が93.8%。

新製品「復刻堂ウルトラサイダー」の販売が引き続き好調に推移しており、炭酸飲料が大幅な伸びとなっております。

200905043.gifということで、炭酸飲料は143.2%と好調。

先月だったか、ダイドードリンコの株主優待で缶飲料が大量に届いた。その中にこの復刻堂ウルトラサイダーが入っていた。缶デザインはなかなか良いんじゃないですか?インパクトというか、懐かしさというか、もの珍しさというか。ウルトラマンとかって、いつまで経ってもそれなりに人気ありますよね。

味の方は、まあ普通のサイダーなわけです。ウルトラマンが飛ぶときにシュワッ!って言うけど、それがサイダーのシュワッ!にぴったりなのは面白いですな。

それにしてもコーヒーが売れない。それでも株価は何とか値を保っている。

採算重視の自販機設置戦略で売れなくても利益は増加するって株価は言いたいのですか?原材料価格の下落や販促費の抑制で利益率が大きく改善するって考えですか?それは確かに間違ってないでしょうな。

でも、それでは補えないぐらいの売上減少だと思う。

2009/03/09, 日経産業新聞

ダイドー、自販機台数抑制、新設減らし不採算機撤去、効率重視に転換。

 ダイドードリンコは自社ブランドの自動販売機の設置抑制に乗り出した。二〇〇九年一月期に十数年ぶりに台数を減らしたのに続き、今期も横ばいにとどめる。販売低迷と設置競争の激化で不採算機が増えているため。同社は販路を自販機にほぼ特化し業界三位の台数に伸ばしたが、利益が〇一年の上場来の低水準に落ち込んだことを受け効率重視に転換する。

 抑制の対象はダイドーの飲料だけを扱う自社ブランドの自販機。〇九年一月期末の自販機台数は二十八万九千台と前年同期から約三千台減った。前年割れは歩道へのはみ出しを是正するため各社の撤去が相次いだ一九九五年前後を除くと、実質初めてとみられる。  一〇年一月期についても、賃料や商品補充の人件費などのコストに見合う売り上げが難しい場合は新設を見送る。一方、不採算の自販機は撤去する。今期末の台数は前期比横ばいにとどまる見通しだ。

 かわりに「白ベンダー」と呼ばれる複数メーカーの飲料を扱う自販機の設置や運営受託を増やす。自社ブランドの自販機に比べてダイドーの飲料の売上高は小さいが、品ぞろえが豊富で設置先と交渉を進めやすい。既存の配送網を使って手数料収入を得られるため、ほかの飲料メーカーからも受託する。

 自販機の設置競争は厳しく、従来より高い賃料を払わなければ好立地を確保しづらくなった。一方で一台当たりの売り上げは低迷。昨年はたばこ自販機の成人識別カード「タスポ」の導入にともない、隣にある飲料自販機の缶コーヒーが低迷。オフィスや工場の自販機も操業休止や時短の影響で振るわないという。

 原材料価格の高騰が追い打ちをかけた結果、ダイドーの〇九年一月期の連結純利益は前の期比六二%減の十億円と〇一年の上場以来の低水準に落ち込んだ。ダイドーの自販機はコカ・コーラグループ、サントリーに次いで三番目に多い。飲料の売り上げの約八割を自販機に依存している。

食品・飲料・日用品
コーヒー ダイドードリンコ ディフェンシブ 自動販売機 飲料

2009/05/07 17:05

インフォマート、1Qは順調だが利用企業数の減少は止まらない、大丈夫か

~ 小型ストック型それなり成長株が高利回りまで売られた反動で株価は上げたがやっぱり売り。 ~

インフォマートの第1四半期決算。

平成21年12月期 第1四半期決算短信(非連結)

売上が+15%、営業利益が+26%、経常利益が+25%、純利益が+27%、EPSが+32%。中間予想に対する進捗率は、売上が48%、経利が60%、純利が60%。悪くない、というか、良い数字ですな。

中間業績は上方修正があってもおかしくないわけだけど、そうはならなそう。

利益面につきましては、上記の「株式会社インフォマートインターナショナル(Infomart International Ltd.)」が、平成21年5月より当社の連結子会社となる予定ですが、当業績予想に、その設立等に係るコストを海外展開の準備費用として織り込むことから

200905042.gifこの費用が結構あるんでしょうな。

ASP商談システム(前EMPシステム)の利用企業数は減少を続けている。これはよろしくないですな。ASP受発注システムとASP企画書システムの利用企業数は順調に増加。増加率は鈍っているのは確かだが。

商談システムはやっぱり不景気の影響があるのでしょう。受発注システムは景気が悪かろうがビジネスをしていく上で利用企業は継続利用する。一方、商談システムは、どちらかと言えば、新規取引や他で代替可能な取引なわけで、景気削減しようと思えば利用中止も選択肢と言うことかと。

とりあえず1Qの数字が良かったと言うことで、株価はずいぶん跳ねましたな。業績が良くてストック型ビジネスの要素が強くて、配当額6000円の配当利回り4.6%。そりゃ跳ねても不思議はない。

ただ、どうしても先々が不安。海外展開しようと思うこと自体が気に入らないし、利用企業数の減少も嫌だし、不景気も重たいし。こんな相場付きだから、ぐぐぐぐっと上がる可能性も十分ありましょう。そうなった時にどうするか、上がる前に考えておくべきですな。個人的には欲張らず売りで対処すべきと思う。

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