アーカイブ: 2009年5月 7日

2009/05/07 18:06

景気の底は見えた、ミソくそ相場が終わった時に買うべき銘柄は

~ 景気の流れでセクターを考え、個別に業績拡大が期待できるものをピックアップする。 ~

今のマーケットコンセンサス。

景気の底は見えた、程度の差こそあれここからは回復する、今年後半にはプラス成長。

なぜそうなるかと言えば、マクロのデータが良くなってきているから。出てくるデータはどれもこれも、底打ちと解釈できるものばかり。中国を筆頭にアメリカでもそうだし、日本もそう。欧州は遅れている感じはあるけどね。

株価は半年先を織り込むわけで、回復するというコンセンサスである以上、株価は上がるわけですな。

株価はずいぶん上がった。まだ上がっている。

この状況で二通りの投資家に分かれる。一つは、乗り遅れたと焦って買っていく投資家、もう一つは、景気の底が見えたと言っても株価は上がりすぎだと様子見する投資家。

冷静に考えたい。

大型の景気敏感株はおよそ何でもかんでも上がっている。何でもかんでも上がるというのは、全部が売り叩かれて暴落するのと同じで、100%間違っている。ミソくそ一緒は常に間違いだと思うんです。これは何も株に限った事じゃない。ミソくそ一緒は失敗の元。

ミソくそ相場がどこまで行くのか、知らない。往々にしてミソくそ相場は行き過ぎる。行き過ぎているからミソくそなのに、それ以上に行き過ぎる。

仮にこの上げ相場が本当だとすれば、世界の景気はV字に回復するんでしょうね。

アメリカの消費者がジャンジャン浪費し、不動産価格は盛り返し、車は飛ぶように売れ、金融機関がガッポガッポ儲かる。中国は10%成長に戻って、新興国は資源で潤い、中東にオアシスがいくつもできる。日本もその恩恵を受けて幸せになる。そこまで行かなくても、そういう世界が来るという期待感がマーケットに蔓延する状況になる。

そうじゃなければ今の相場はどう考えてもやり過ぎじゃないですか?ワガママ一杯ユメ一杯で、変な期待感と乗り遅れた感が相場を押し上げている。

だからここは焦らない。慌てない。

ミソくそ相場がいずれ終わる。終わると株価はざっくり下がる。そこからですな、大切なのは。

銘柄の選別がされて、良いものは上がる、ダメなものは下がる、そうじゃないものは行ったり来たり。ミソはミソの相場がやってくる。今はミソがどれなのかよーく考えて、ミソくそ相場の終わりに備えておけばいいと思う。

つまり、景気の底は見えて、株価は回復を織り込む。それは間違っていない。今のミソくそ上げは間違っているけれど、上がるべき銘柄も十分ある。ミソくそ終わったときに、上がる銘柄を拾う。

景気後退の終わりの局面、景気回復がチラホラしている局面なのだから、景気敏感株に比重を置きたい。一口に景気敏感株と言ってしまえば元も子もないのは確か。

・電子部品、化学素材

生産が上がれば即需要が上がるという類の電子部品・材料・素材。優良大型株に限定したいと思う。景気の足取りが相当しっかりしないと、中小の収益性が低い企業は絶対に苦しい。このセクターは日本に銘柄が沢山ある。

需要先で言えば、ハイテク・ITでしょうね。それとエネルギー関連向け。自動車とか大型設備とか、そういう需要先は後回し。

・中国

月並みですけど、やっぱり内需。日本の中国関連株ではラチが開かないので、当然香港株になりますな。

・資源、コモディティー

金、食品コモディティーは外せない。少なくとも見続ける必要はありましょう。

天然ガスの価格の下げ具合ってチェックしてますか?惚れ惚れする下げ方で、これだけマーケットがラリーしている中にあって、異色の下げを演じている。天然ガス株になると、下げの具合は横這い程度に改善するけれど、それでも異色の上がらない株と言えるかと。ここは要チェックですな。

日本のマーケットには銘柄はないので、アメリカ市場でプレイすることになる。

・エネルギー

太陽光発電とリチウムイオン電池。原油価格が低いとイマイチつまらないというのはあるかも知れない。でもね、世の流れは止まらない。折に触れ話題になる。

太陽光発電のパネルやセルではシャープが大手ですけど、シャープを太陽光発電銘柄として買うのはつまらない。どうしてもアメリカ市場になりましょう。アメリカに上場している中国企業も沢山ある。

太陽光発電の製造装置とか部材とか、そういうのは日本にある。リチウムイオン電池も日本でOKかと。

・食料品、日用品、医薬品、医療品

大型ディフェンシブ銘柄でまだまだ安いのは沢山ある。過去にないまで利回りが高くなっていて、財務が良く、世界的な優良企業。これは景気云々で一気に上げたりはしないわけですけど、今買わずしていつ買うのかということ。

日本にも魅力的なのはあるけど、アメリカ銘柄に比べれば全然つまらない。S&P500に含まれる大型ディフェンシブ銘柄でピックアップすべきでしょうね。

・ハイテク

英語で言えばTechnology。テクノロジー・セクターは幅広いので一口に言うのは無理がありましょう。しかし、不景気からの脱出はハイテクが来ないと始まらないのはいつものこと。今回も同じでしょうねえ。

ハイテクの中で、業績見通しが良いもの、ガイダンスが引き上げられるもの、コンセンサスを上回るものを選ぶ。小型株は無視。汎用品ではなくて、優れた技術を持っていてフォーカスのあるビジネスで、名の知れた企業。

そこら辺からいくつかピックアップしたらいいんじゃないですか?

・個別銘柄

個別に成長力のある小型株で割安なものはどんな相場でも興味があるし、実際なにかしら持っている。セクターや景気に関係なく、グイグイ成長している企業はある。小型株になるのでよく調べて自分なりのシナリオで投資することになりましょう。

高配当で低現金修正PBRの銘柄も面白い。

小さなセクターで例えば、介護関連とか調剤薬局とか食品スーパーとか、それぞれ強気の理由がある。この辺は小型株で個別銘柄でもあり、日本の中でのセクター投資でもある。

ゲームプラン・投資戦略
エネルギー コモディティー ハイテク 中国 介護 化学素材 太陽光発電 資源 電子部品



2009/05/07 18:06

2009/5/7の相場メモ:忘れちゃいけないアレやコレ

~ 韓国マーケットの戻りは凄まじい、液晶パネルや半導体のハイテク関連が引っ張っている。 ~

韓国のハイテク

・1~3月期、サムスン電子、LG電子が黒字化
・サムスンは2月から工場フル生産、LGは年初より液晶プラスチック材料をフル生産
・中国への輸出=液晶パネル、ウォン安
・韓国の1~3月期のGDP+0.1%、マーケットは半年ぶりの高値

下水の処理

・中東での下水利用プラント建設増加
・東レ、三菱レイヨン=処理膜の生産能力倍増
・日立プラントテク=処理装置増産
・膜分離活性汚泥法(MBR)=世界のMBR市場、年率20%増

投資環境

・今後は過去20年のような高収益レベル、高リターンは望めない
・成長力は低く、収益性が低く、低リターンの方向に向かう

・前提の変化?=高成長銘柄が少なく人気に、資金はコモディティーへ?
・何かの変化?

中国の銀行貸出し

・貸出しは急増してはいる
・本来の目的に使われていない
・単純に銀行口座に入れて金利を稼いでいる←金利コストが非常に低い
・株式マーケットに入れられている
・銀行は数字を作るために貸し出している
・ローンタームはショートからロングへシフトしてきている
・ショートタームは運転資金、ロングタームは投資=良い傾向

相場メモ・備忘録
コモディティー サムスン電子 下水処理 中国 投資環境 東レ 液晶パネル 韓国

2009/05/07 17:05

システムプロ、納得の下方修正、疑わしいのは疑うべき相場でした

~ 早くも受注回復の強気コメントがあり、株価は既に十分下げた、ここからはウォッチしたい。 ~

システムプロの減額修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

やっぱりね。そりゃそうでしょう、下方修正ないわけがない。っていうか、ホントにシステムプロが計画通りの数字を出すなら恐ろしく優れた技術というか、他社にはできない開発ができるのだろうと思ったわけです。

その辺の気まずさは以前のエントリーを参照。

つくづく思うのは、どうもおかしい、しっくりこない、違うんじゃないか、そういう感覚は大切にすべきだと言うこと。特に今のような相場ではね。

そういう諸々の引っかかりが最後まで杞憂で終わることも確かにある。杞憂で終わると、株価は通常大きく上がる。そういう方向に賭けるも悪くない。でもそうするのは相場が良い時に限定したい。

それでもシステムプロは結構強気。

当第3四半期にかけても夏モデルの受注が見込みよりも減少する見通しではありますが、2009年冬モデルの開発計画が当社のクライアントである移動体通信キャリアや移動体通信メーカーにおいて徐々に動き始めており、当第4四半期には受注が回復する見込みとなっております。

今後の見通しといたしましては、大手ポータルサイトの開発等で培った技術・ノウハウを活用し、販路を拡大するため、期初から営業力の強化を推進してまいりましたが、その効果が徐々に出始め、当第3四半期途中からは受注の回復を見込んでおります。

当第3四半期途中から、急速に業績が回復する見込みではあります

早くも受注回復宣言ですな。

株価は既に十分下がっている。ここから売りはないわけで、あるとすればウォッチか買い。ま、買いもほぼないけどねえ。

ハイテク・IT・テクノロジー
システムプロ システム開発 携帯電話

2009/05/07 17:05

コメ兵、サプライズな上方修正、収益改善の余地はまだまだ残っているのか

~ 不景気では高額商品が売れないのは誰でも分かる、だからコメ兵の修正は意外。 ~

コメ兵の上方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

これは意外な増額でした。時計やバッグなんかの高額商品が多いコメ兵は、不景気で厳しいのは間違いない。こういうビジネスは、売れなくなるととたんに利益が下がるのはよく分かりましょう。実際、コメ兵の今期業績はガクンと落ち込む。増額後でも大きく減収減益なのは変わりない。

増額の理由。

売上高総利益率の低下を防ぐため、買取価格の調整及び新品仕入の抑制等を行いました。また、売上高総利益率が低位となった商品につきましては、価格低下を最小限に抑えられるよう、決算セール、オンラインショッピング等を活用して早期に処分するよう努めました。経費面につきましては、広告宣伝媒体を費用対効果が高いものに絞り込むことによって広告宣伝費を抑制すること及び出来る限り時間外勤務を抑制することによって人件費を削減すること等により、経費コントロールの徹底を図りました。

買取価格は相当下げているんでしょうな。買取り価格なんてあってないようなものというか、言い値みたいなものでしょ。BtoBの仕入よりは仕入価格の柔軟性は高いはずですな。

で、何だかんだと経費面の絞り込みが大きそう。経費コントロールでまだまだできることがあるってことですか。

詳細は決算発表を待たないと分かりませんけどね、ちょっと意外な上方修正でした。

専門小売銘柄
コメ兵 リサイクルショップ 中古品

2009/05/07 17:05

日本農産工業、原材料価格げらくで飼料事業の収益性は大きく改善

~ ペット関連事業の業績は見事な右肩上がり、ペット産業は不景気でも元気なセクターです。 ~

日本農産工業の決算発表。

平成21年3月期 決算短信

200905061.gif今期はちょっと減収で大幅増益。原材料である穀物価格がざっくり下がった今期、増益は皆さんの予想通り。飼料事業は結局そういうことであって、何も面白みはない。

気になるのはライフテック事業ですな。ライフテックという名前ですけど、具体的にはペットフード。馬用飼料、実験動物用飼料、バイオ関連商品などもこの事業に含まれて、具体的な内訳は不明なものの、ほぼペットフードと考えてよいでしょう。

今時こんな綺麗な右肩上がりはなかなか見つからない。

ペットの数は子供の数より多い。ペット産業だけが不景気の中で唯一しっかりと成長している分野ですな。景気が良くなってもそれは変わりますまい。

食品・飲料・日用品
とうもろこし ペット ペットフード 大豆 日本農産工業 農作物 飼料

2009/05/07 17:05

アドバンテスト、景気の底が見えても、半導体検査装置の受注はない

~ 製造業各社が設備投資を始める段階まで景気が回復するのは全然見えない将来の話。 ~

アドバンテストの決算発表。

平成21年3月期 決算短信

200905044.gif今期の予想数字は出していない。そりゃ出せないよね、こんな経済状況では。外すと嫌だから出さない、って事じゃなくて、本当に先が見通せなくて出しようがないって事ですよ。

この受注の数字を見ると、まさに開いた口がふさがらない。

もちろん、重要なのはこれからの事。先を考えてもダメですな。設備投資に関わる部分の回復は、部品や素材より遅い。部品や素材では在庫調整が進んだし、景気が底打ちすれば稼働率もそれなりに復活する。しかし新しく設備投資するまでそう簡単には事は運ばない。

ハイテク・IT・テクノロジー
DRAM アドバンテスト 半導体 半導体検査装置

2009/05/07 17:05

ダイドードリンコ、コーヒーが売れない、利益を捻出しても苦しい

~ 自販機設置の抑制で効率改善、原価は改善、販管費は抑制、それでもカバーできない? ~

ダイドードリンコの4月月次数字。

平成22年1月期  4月度販売状況 のお知らせ

コーヒーは89.1%、全体では95.5%。今期ここまで、コーヒーが89%、全体が93.8%。

新製品「復刻堂ウルトラサイダー」の販売が引き続き好調に推移しており、炭酸飲料が大幅な伸びとなっております。

200905043.gifということで、炭酸飲料は143.2%と好調。

先月だったか、ダイドードリンコの株主優待で缶飲料が大量に届いた。その中にこの復刻堂ウルトラサイダーが入っていた。缶デザインはなかなか良いんじゃないですか?インパクトというか、懐かしさというか、もの珍しさというか。ウルトラマンとかって、いつまで経ってもそれなりに人気ありますよね。

味の方は、まあ普通のサイダーなわけです。ウルトラマンが飛ぶときにシュワッ!って言うけど、それがサイダーのシュワッ!にぴったりなのは面白いですな。

それにしてもコーヒーが売れない。それでも株価は何とか値を保っている。

採算重視の自販機設置戦略で売れなくても利益は増加するって株価は言いたいのですか?原材料価格の下落や販促費の抑制で利益率が大きく改善するって考えですか?それは確かに間違ってないでしょうな。

でも、それでは補えないぐらいの売上減少だと思う。

2009/03/09, 日経産業新聞

ダイドー、自販機台数抑制、新設減らし不採算機撤去、効率重視に転換。

 ダイドードリンコは自社ブランドの自動販売機の設置抑制に乗り出した。二〇〇九年一月期に十数年ぶりに台数を減らしたのに続き、今期も横ばいにとどめる。販売低迷と設置競争の激化で不採算機が増えているため。同社は販路を自販機にほぼ特化し業界三位の台数に伸ばしたが、利益が〇一年の上場来の低水準に落ち込んだことを受け効率重視に転換する。

 抑制の対象はダイドーの飲料だけを扱う自社ブランドの自販機。〇九年一月期末の自販機台数は二十八万九千台と前年同期から約三千台減った。前年割れは歩道へのはみ出しを是正するため各社の撤去が相次いだ一九九五年前後を除くと、実質初めてとみられる。  一〇年一月期についても、賃料や商品補充の人件費などのコストに見合う売り上げが難しい場合は新設を見送る。一方、不採算の自販機は撤去する。今期末の台数は前期比横ばいにとどまる見通しだ。

 かわりに「白ベンダー」と呼ばれる複数メーカーの飲料を扱う自販機の設置や運営受託を増やす。自社ブランドの自販機に比べてダイドーの飲料の売上高は小さいが、品ぞろえが豊富で設置先と交渉を進めやすい。既存の配送網を使って手数料収入を得られるため、ほかの飲料メーカーからも受託する。

 自販機の設置競争は厳しく、従来より高い賃料を払わなければ好立地を確保しづらくなった。一方で一台当たりの売り上げは低迷。昨年はたばこ自販機の成人識別カード「タスポ」の導入にともない、隣にある飲料自販機の缶コーヒーが低迷。オフィスや工場の自販機も操業休止や時短の影響で振るわないという。

 原材料価格の高騰が追い打ちをかけた結果、ダイドーの〇九年一月期の連結純利益は前の期比六二%減の十億円と〇一年の上場以来の低水準に落ち込んだ。ダイドーの自販機はコカ・コーラグループ、サントリーに次いで三番目に多い。飲料の売り上げの約八割を自販機に依存している。

食品・飲料・日用品
コーヒー ダイドードリンコ ディフェンシブ 自動販売機 飲料

2009/05/07 17:05

インフォマート、1Qは順調だが利用企業数の減少は止まらない、大丈夫か

~ 小型ストック型それなり成長株が高利回りまで売られた反動で株価は上げたがやっぱり売り。 ~

インフォマートの第1四半期決算。

平成21年12月期 第1四半期決算短信(非連結)

売上が+15%、営業利益が+26%、経常利益が+25%、純利益が+27%、EPSが+32%。中間予想に対する進捗率は、売上が48%、経利が60%、純利が60%。悪くない、というか、良い数字ですな。

中間業績は上方修正があってもおかしくないわけだけど、そうはならなそう。

利益面につきましては、上記の「株式会社インフォマートインターナショナル(Infomart International Ltd.)」が、平成21年5月より当社の連結子会社となる予定ですが、当業績予想に、その設立等に係るコストを海外展開の準備費用として織り込むことから

200905042.gifこの費用が結構あるんでしょうな。

ASP商談システム(前EMPシステム)の利用企業数は減少を続けている。これはよろしくないですな。ASP受発注システムとASP企画書システムの利用企業数は順調に増加。増加率は鈍っているのは確かだが。

商談システムはやっぱり不景気の影響があるのでしょう。受発注システムは景気が悪かろうがビジネスをしていく上で利用企業は継続利用する。一方、商談システムは、どちらかと言えば、新規取引や他で代替可能な取引なわけで、景気削減しようと思えば利用中止も選択肢と言うことかと。

とりあえず1Qの数字が良かったと言うことで、株価はずいぶん跳ねましたな。業績が良くてストック型ビジネスの要素が強くて、配当額6000円の配当利回り4.6%。そりゃ跳ねても不思議はない。

ただ、どうしても先々が不安。海外展開しようと思うこと自体が気に入らないし、利用企業数の減少も嫌だし、不景気も重たいし。こんな相場付きだから、ぐぐぐぐっと上がる可能性も十分ありましょう。そうなった時にどうするか、上がる前に考えておくべきですな。個人的には欲張らず売りで対処すべきと思う。

ビジネスサービス
ASP SaaS インフォマート クラウド システム開発 ストック型ビジネス

2009/05/07 17:05

京セラ、下半期回復の計画は他社と同じ、株価は上を向いている

~ 景気が底打ちすれば、ハイテク・ITやデジタル家電向けの電子部品は伸びる。 ~

京セラの決算発表。

平成21年3月期 決算短信〔米国会計基準〕

今期の業績予想は前期比で横這いで赤字にはならない予定。Quickコンセンサスでは営業利益が赤字、純利益ももっと下だったので、会社の予想数字は強いと言えましょう。

中間予想はないけど、多分、赤字の計画でしょうな。前期の下半期と同じ感じで赤字。で、下半期で盛り返して、通期では横這いの数字まで持っていく。

つまり、業績の底は、前期の下半期と今期の上半期。そういう計画。

こういう計画を立てている製造業は多い。とくに、部品や素材の会社ですな。製造設備などの設備投資に関わる部分は全然そうはなってないですよ。

マーケットのコンセンサスも、今あたりがちょうど底。

間違ってはいないのだろうけれど、その先の回復を考えると、株価の動きと現実がチグハグしている気がしてならない。

電気機器・精密機器
コンデンサー 京セラ 大手優良企業 景気敏感 電子部品

2009/05/07 17:05

センチュリー21、業績は伸びないが潰れない会社で配当利回り6.5%は魅力

~ 不動産関連でも不良在庫を抱えるわけじゃない、フィービジネスで財務は優良。 ~

センチュリー21・ジャパンの決算発表。

平成21年3月期 決算短信(非連結)

前期に続いて今期も減収減益を計画。売上げで4%、利益で10%のマイナス。

200905041.gif不動産マーケットにはおよそ良いニュースがないわけで、センチュリー21の業績だって良いはずもない。それでもフィービジネスの強さを発揮しているので、マンデベや流動化企業、パワービルダーみたいに大赤字になったりはしない。何と言っても在庫がゼロ。

前期の加盟店数は減少した。店を畳んだ加盟店も多かったのではなかろうか。それでも成約件数は増加した。しかしながら、一件辺りの成約額は下落。不動産価格の下落を如実に物語っていると言えましょう。

流動化企業が抱えているような高額物件の価格下落は強烈なので、それに比べればセンチュリー21の加盟店がメインで仲介している物件の価格下落は優しい。

この傾向は今期も変わらない。

配当は変わらずの1500円を計画。配当利回りは6.5%と高いですな。配当性向は70%と高くなるけど、財務は強力なわけで、業績が予想を大きく下回らない限り配当はでるんじゃないですか?ま、大きく下回ったとしても配当を出すのは全然難しくない。出さないだろうけどね。自己資本比率は80%。

前期は自己株取得に結構なお金を使った。四季報データでは自己が第二位株主。消却するとかM&Aに使うとか、何とかして欲しい。

ダラ下がりの株価。配当利回りを取る投資家はいないのだろうか。

消費者サービス
センチュリー21・ジャパン 不動産 仲介 配当 高利回り

2009/05/07 17:05

日本電産、今期は下期回復のシナリオ、本当なら株価は上

~ 景気の底打ちが見えたらなら、大手優良企業のシクリカル銘柄がまずは動く。 ~

日本電産の決算発表。

平成21 年3月期 決算短信(米国会計基準)

今期は前半がボロボロ、後半で挽回の計画。つまり、景気の底は、前期後半と今期前半。日本電産の考えだけじゃなく、およそ世間のコンセンサスはそうなっている。実際そうなると思う。

いずれにせよ、前期の四半期ごとで見ても日本電産は赤字になっていない。優良企業が優良なのを証明したと言えましょう。特に、どの製造業も急降下で業績が悪化した4Qでさえも、黒字を確保している。

従来なら連結全体の売上高が好調時の30~35%程度減れば赤字化するところを、連結全体では売上高が好調時の50%程度まで減少した当期第4四半期(以下当期Q4という)においても、営業黒字を確保することが出来ました。

200905038.gif製造業ではまさに恐るべしな強さと言えましょう。

こういう大手優良企業を考える場合、決算短信を隅々まで読み回し、PLやBS、CFをいじくってみても意味がない。時間の無駄ですな。

PLもBSもCFも、問題ないという前提でOKなわけです。そういうところに何かおかしな事が起きればニュースになるし、どこかのアナリストのレポートに載る。そいういうのは、普通にしていれば耳に入ってくる。

こういう株にとっては、景気がどうなっていくのか、そこが重要。

経済の悪化が半年先に終わるという時、真っ先に買われていくのはこういう大手優良企業のシクリカル株。景気敏感株。実際、既に日本電産株は買われている。

日本電産の今期の見込み。

1.コンシューマ用部品関係は既に在庫調整済み分の需要が回復しつつあり、当面落ち込み前の70%前後までは回復する可能性があると判断しています。

2.一方で設備投資関係の機器装置そのもの及び設備関連部品はまだ当面の間低迷し、回復は遅れる可能性が強いと判断しています。

まさにその通りだと思う。

電気機器・精密機器
モーター 大手優良企業 日本電産 景気敏感

2009/05/07 17:05

クスリのアオキ、4月月次で調剤薬局の動向を確認、順調と言える

~ 調剤薬局部門は好調、大手2社は日本調剤とアインファーマシーズ。 ~

クスリのアオキ、4月の月次数字。

平成21 年4 月度 月次営業速報に関するお知らせ

ドラッグストアとしてのクスリのアオキはどーでもいい。チェックするのは調剤薬局部門ですな。

全店が116.6%、既存店が116%。引き続き好調を維持。調剤薬局は大丈夫。日本調剤とアインファーマシーズですね。

医薬品・医療品・調剤薬局
クスリのアオキ ドラッグストア 調剤薬局

2009/05/07 17:05

新神戸電機、業績は良くないけれど電池関連企業でウォッチは必要

~ 長期テーマとしては外せない新エネルギー・電池関連、とりわけリチウムイオンは本命。 ~

新神戸電機/の決算発表。

平成21年3月期 決算短信

前期業績は良くなかった。今期はもっと悪くなる。でも株価は下がらない。

自動車関連銘柄にはあまり興味がないのだけど、敢えて自動車関連で外せないのは電池ですな。電池は自動車関連でもあるが、自動車に限った関連ではなくて、関連はとても広い。新エネルギーというくくりで、太陽光発電にも関連するし、燃料電池にも関連する。

とにかく、無視することはできないセクターですな。

電池の中でも筆頭はリチウムイオン電池になるんですか?新神戸電機がどれぐらいのリチウムイオン電池関連度をもっているのか、不勉強にして知らない。「連想」という事では折に触れて話題になり株価も跳ねるわけだけど、現実問題の関連度はまた別の話。

その辺り、よく調べないとね。

200905037.gif新神戸電機の現状の製品ラインナップからすると、決してリチウム関連度は高くないのだろう。ご覧の通り、主要な製品にリチウムという文字はあるものの、具体的は製品や話はあまり見えてこない。どちらかというと、実験的、将来的な話が多い。

ま、これは何も新神戸電機に限った話ではなく、多くのリチウムイオン電池関連銘柄で同じかもね。

とりあえず、新神戸電機のリチウム関連ニュースをメモ。日経の記事を転載させてもらうので、日経の宣伝。日経は読んだ方がいい。購読はこちらから。

2009/01/06, 日経産業新聞

 山梨県小淵沢と長野県小諸をつなぐJR小海線を世界初の「ハイブリッドトレイン」が駆け抜ける。ディーゼルエンジンが電気を起こし、リチウムイオン電池に蓄電してモーターで走る仕組みで、燃費を従来の車両に比べ二割改善できるという。システム納入元は電気自動車への電池の採用実績を持つ日立製作所グループの新神戸電機だ。

 自動車向けリチウムイオン電池は現在、同じグループ内の日立ビークルエナジー(茨城県ひたちなか市)が手掛け、新神戸は産業用途の市場開拓を担う。産業用途では同社の主力製品である鉛電池を売り込んできたが、今後の成長株はリチウムイオン電池。産業電池部の安達和弘部長は「自動車向けで安全性やコストが磨かれる」と期待する。ハイブリッドトレインはその先行事例だ。

2009/01/16, 日経産業新聞

リチウムイオン電池、日立、グループで分業生産――新神戸電機で産業機器向け。

 日立製作所グループで低炭素社会に向けた電源として期待を集めるリチウムイオン電池事業の分業が動き出す。新神戸電機が産業機器用について自社生産を始める。これまで別の日立グループ企業が生産していた分を引き受け、開発から生産まで一手に手掛ける。エコカーやハイブリッド建設機械など機械の電動化が進むのをにらみ、用途に応じてグループ内で分業生産し、競争力向上につなげる。

 新神戸が二〇〇九年三月期中に滋賀県彦根市と、埼玉県深谷市の生産拠点に独自の試作ラインを設ける。さらに一〇年三月期には両拠点で本格量産に踏み切る。生産規模は未定だが、製品ごとに仕様を作りかえるため、少量多品種となる見通し。生産ライン導入のための設備投資額は一億円前後を見込む。

 これまで新神戸は産業機器向けでは営業活動や開発・設計を手掛けてきた。生産は日立ビークルエナジー(茨城県ひたちなか市)が担い、生産と開発が分離していた。

 ビークルエナジーが米ゼネラル・モーターズ(GM)などのハイブリッド車向けで同電池を受注し、生産能力が逼迫(ひっぱく)していることから、産業向けの大部分を新神戸に移す。二社が用途を分けて集中生産する体制に切り替えることで経営効率を高める。

 新神戸が担当する産業分野は、フォークリフトや建設機械、鉄道車両などへの採用が見込める。リチウムイオン電池は現行の鉛電池やニッケル水素電池に比べ、二―三倍の小型軽量化が可能で、搭載機器の性能向上につながる。新神戸が納入実績を持つハイブリッドトレインは電池とディーゼルエンジンを組み合わせることで燃費性能を二割高めたという。

 日立グループは二〇一〇年度に自動車関連事業の売上高を一兆円まで高める目標を掲げていたが、足元では新車販売不振で、従来型の自動車部品は苦戦が続く。その中でリチウムイオン電池はエコカーと産業機器の双方の環境対応を進める中核技術として成長が期待されている。グループで分業を進め、次世代の収益の柱として育成する。

2009/03/05, 日経産業新聞

 新神戸電機とNTTファシリティーズは四日、共同でデータセンター用大容量リチウムイオン電池を開発したと発表した。電極の構造や難燃添加剤を変えることで安全性や寿命を改善した。従来の鉛蓄電池と比べ体積や重量は約六割減らせ、施設のスペースを有効活用できる。二〇一〇年からまず、NTTグループのデータセンター向けに供給する。

 容量は二百アンペア時クラスで体積は約四リットル、重量は約十キログラム。データセンターなどでバックアップ用として使う充電池は常に満充電状態にあるため、充放電を繰り返す電気機器向けよりも一層燃えにくくすることが重要な課題となっていた。

 正極に安全性の高いマンガン系の素材を使用した。リンや窒素などからなる物質を難燃添加剤として採用し、燃焼の原因となる電解液の劣化を抑えた。正極の構造も変えて、マンガンが電解液に溶け出しにくくした。これにより従来三年程度だった寿命を十年に延ばした。

 製造は新神戸電機が担当する。価格は鉛蓄電池の四―五倍になると見込んでいる。

2009/04/04, 日本経済新聞

リチウムイオン電池、新神戸電機が増産、15年までに、生産能力15倍に。

 日立製作所グループの新神戸電機は、産業機器向けのリチウムイオン電池の生産体制を強化する。滋賀県と埼玉県の拠点で生産ラインを増設し、二〇一五年までに生産能力を現行の十五倍まで大幅に引き上げる。小型軽量なリチウムイオン電池は自動車向けなどを中心に採用が広がると同時に、データセンターの非常電源やフォークリフトなど産業機器向けにも需要が波及するとみられている。市場拡大に先行して設備を増強する。

 四十億円程度を投じ、滋賀県彦根市と埼玉県深谷市に電池用部材と電池の組み立てラインを増設。一定の蓄電容量換算で月産能力を三万個と現行の十五倍に引き上げ、本格量産に踏み切る。量産効果によって、製造コストを現在の半分程度まで引き下げる計画だ。

 機器の小型軽量化を図るため、産業用途でも従来の鉛電池からリチウムイオン電池への移行が今後進む見通し。新神戸は自動車用バッテリーの大手で、今後新世代の電池の開発や設計部門の人員も順次増強する計画。太陽光や風力など自然エネルギーによる発電設備向けにも拡販を狙う。産業機器向けのリチウムイオン電池市場では、一五年までに三割のシェアを獲得することを目指している。

2009/04/16, 日経産業新聞

 産業車両中堅のTCMは二〇一一年をめどに蓄電式フォークリフトの比率を五割に引き上げる。〇九年度からは新神戸電機と共同で蓄電容量が大きく小型化に向いたリチウムイオン電池の開発にも着手する。フォークリフト市場では現在、有害物質を排出しない蓄電式へのシフトが進んでいる。TCMは競争力の高い蓄電池の実用化を急ぎ、先行各社を追撃する。

 共同開発するのは次世代フォークリフトに搭載する予定のリチウムイオン電池。現在主流の鉛蓄電池に比べて同じ重量で二倍以上の蓄電容量があるため、小型化もしやすいのが特徴という。小型軽量化やフォークリフトを最適稼働させるための蓄電・放電技術を開発して、数年以内の実用化を目指す。

 TCMは現在も蓄電式リフトに搭載する鉛電池の約七割を同じ日立製作所グループの新神戸電機などから調達している。新神戸電機では今回の共同開発と並行してリフト向けを含む産業機械用リチウムイオン電池の生産能力を増強。二〇一五年までに現在の十五倍にまで拡大し、量産効果によるコスト低減を進める計画だ。

 TCMがフォークリフトを生産する滋賀工場(滋賀県近江八幡市)の〇八年度の生産台数は約一万八千台。このうちガソリンなどで駆動するエンジン式が六割を占めており、蓄電式は四割にとどまっている。

 一方、国内フォークリフト市場では〇八年に蓄電式の出荷台数がエンジン式を初めて上回ったほか、二〇一一年からは粒子状物質(PM)を十分の一以下に抑えることなどを定めた第四次排ガス規制も始まる。このため、TCMではリチウムイオン電池をバッテリーとして搭載した機種の投入などで蓄電式へのシフトを急ぐことにした。

 次世代の蓄電式リフトを巡ってはコマツが鉛電池とキャパシタ(蓄電装置)を併用したハイブリッド型を〇七年に発売するなど開発競争が激化している。

2009/04/18, 日本経済新聞 朝刊

 日立製作所は十七日、グループ会社を含むリチウムイオン電池事業の強化策を発表した。今月新設した横断組織を司令塔に社内やグループ各社に分散する開発・生産体制の連携を強化。主力と見込む自動車向けの売上高を二〇一五年度に一千億円に引き上げるほか、電力や情報通信など日立が軸足を置く社会インフラ分野への応用も目指す。

 今月一日付でグループからの出向を含む二十人体制で「電池事業統括推進本部」を発足。自動車向けは日立ビークルエナジー(茨城県ひたちなか市)、携帯電話などの民生用途向けは日立マクセル、建設機械や鉄道などの産業機械向けは新神戸電機に集約、製造設備や材料を手掛ける企業を含め、グループ内の技術や生産設備の有効活用を図る。

 リチウムイオン電池の世界市場は現在は約一兆円だが、日立グループは民生用の三百億円規模にとどまる。民生用は電動バイクなど新規用途への拡販で一一年度に六百五十億円、産業用は一五年度に百三十億円まで増やす計画だ。

2009/04/20, 日経産業新聞

 日立製作所は十七日、二〇一五年度に電気自動車向けのリチウムイオン電池事業を一千億円に拡大させるという計画を発表した。デジタル家電など民生用は一一年度に六百五十億円に引き上げる。今月新設したグループ横断組織を司令塔に、グループ各社に分散する開発・生産体制を有機的に連携させ、製品競争力の強化や用途開発提案を加速。電力や情報通信など日立が今後軸足を置く社会インフラ分野での応用も目指す。

 一日付で社内に新設した「電池事業統括推進本部」がグループ各社のリチウムイオン電池事業を統括する。各社の担当者を集め、二十人体制で発足させた。

 同本部の役割はグループの技術や生産設備の有効活用。自動車向けの日立ビークルエナジー(茨城県ひたちなか市、川本秀隆社長)、携帯電話などの民生用途向けの日立マクセル、建設機械や鉄道などの産業機械向けの新神戸電機を中核とし、製造設備の日立プラントテクノロジー、材料の日立化成工業や日立金属などと連携を深める。

 例えば日立マクセルが六十億円を投じて今年三月に稼働させた最新工場では、日立ビークルエナジーのハイブリッド自動車用電極など電池部材を受託生産するなど、開発や設備投資の重複を避け、効率的に事業展開を目指す。

 日立グループ内での用途開拓も進める。電力や交通など社会インフラ関連や白物家電などの分野で採用を促したり、共同開発を提案したりする。

 リチウムイオン電池の世界市場は現在は約一兆円。パナソニック・三洋電機連合が約四割のシェアを握るが、マクセルの民生向けにほぼ限られる日立グループは、〇七年度実績で三百億円規模にとどまっている。民生用は電動バイクなど新規用途への拡販で一一年度に六百五十億円に拡大する。米ゼネラル・モーターズ(GM)が一〇年に投入する次世代車向けに十万台超を供給する自動車向けは一五年度に千億円、鉄道や建設機械など産業用は一五年度に百三十億円まで増やす計画だ。

新エネルギー・環境
エネルギー リチウムイオン電池 新神戸電機 電池

2009/05/07 16:04

ニフティ、ストック型でキャッシュリッチで高配当、株価はそれなり

~ ニフティはそれなりに評価されている、同業の朝日ネットの評価は低すぎる。 ~

200905035.gifニフティの決算発表。

平成21年3月期 決算短信

ISP事業はストック型ビジネスの典型。景気の善し悪しは関係ないし、キャッシュフローも安定的で豊富。業績の安定性と同じで、株価のボラティリティーも通常は低いわけです。

ニフティの場合はIPOが2006年末という、まだマーケットがそれなりの時期だったし、IPOが人気の時期だったのでバカみたいな評価がついてしまった。だから、その後は下落の一途でストック型ビジネスとは思えないボラティリティーでした。ま、業績も結構ぶれたと言うこともありましょう。

200905036.gifいずれにせよ、こういうストック型ビジネスがアホみたいに叩き売られたところは確実に買いですな。ただし、ニフティが叩き売られているとは思っていない。どちらかと言えば、評価されすぎじゃないですか?

このニフティと同業で朝日ネットがある。これは売られすぎ。こんな現金をたんまり持ったストック型ビジネスが配当利回り5%まで売られるのは行きすぎですな。

売上げ規模がニフティの10分の1しかないので、その規模の差はどうしても評価の差となる。それは認めましょう。でもね、それを差し引いても朝日ネットは可哀想。そのうち見直されるときが来る。

消費者サービス
ISP ストック型ビジネス ニフティ 朝日ネット 配当 高利回り

2009/05/07 16:04

花王、長期的には買うべき水準、でもアメリカ株と比べると魅力なし

~ 花王という優良企業を長期で買うには良い水準、世界を見ればPGがあり軍配が上がる。 ~

花王の決算発表。

平成21年3月期 決算短信

今期計画は中間期がちょっと減収大きく減益、通期で少し減収利益横這いを計画。基本的には花王の業績計画は大きくぶれないので信じて良いかと。前期は予想外に業績が大きくぶれましたけどね。

200905034.gif花王を買う人はまさかグングン株価が戻していくことを期待してないよね。花王が優良企業なのは分かっている。いずれ業績が回復し、過去の最高利益額を超える数字を出し、やがて株価は上昇し、その間に配当はしっかりもらって、長期的には儲かる。そういう考えで買っているはずですな。

逆に言えば、そういう投資姿勢じゃないのに花王を買うなんてバカげてると思うんです。

株価は10年前の水準まで落ち込んでいる。配当利回りは3%まで高くなった。長期投資家はここで買わずしていつ買うんですか?

ただね、アメリカにはProcter & Gamble Co. (PG)があるわけ。配当利回りは3.6%で増配を続けている。

配当だけじゃないく、いろんな面で花王とPGの比較になればどうしてもPGになりましょう。そういうわけで、花王みたいな優良銘柄が安くなって高利回りになったとしても、なかなか買う機会というのは少ない。

食品・飲料・日用品
PG ディフェンシブ 化粧品 日用品 花王 長期投資

2009/05/07 16:04

西松屋チェーン、4月月次はそれなり、数字を見ながら機をうかがう

~ ジム・ロジャースが日本株で唯一買っているらしい西松屋、月次はそれなり、ゆっくりと。 ~

200905032.gif西松屋チェーンの4月月次数字。

平成22年2月期前年比速報(4月度)

全店が107.4%、既存店が100.3%。今期3月からの累計では全店が104.4%、既存店は97.3%。3月の既存店は93.3%だったので、その数字からは大きく回復。

西松屋はジム・ロジャースが買っているみたいなのは既に書いたとおり。

200905033.gif西松屋の既存店売上は過去5年間下がりっぱなし。どこかで下げ止まるんでしょうけど、それが果たして今期なのか。100年に一度の不況で果たしてそんな力があるのだろうか?今期の既存店会社計画数字が分からないので、97.3%が順調なのかどうかも分からない。

全店104.4%は、中間計画が+5.3%なので悪くはない。

株価は下げ止まったとは言えないですけど、PERは9.3倍まで低下しているわけで、今期の数字が計画通りに行くのであれば安いんじゃないですか?アパレル関連の業績はユニクロ以外は全滅な状況で、西松屋を信じる理由が何もないのは間違いないですな。

月次を眺めつつゆっくりと。

アパレル・ファッション銘柄
Jim Rogers アパレル ベビー用品 子供服 西松屋チェーン

2009/05/07 16:04

中央コーポレーションが倒産、負債総額340億で民事再生手続。

~ 監査はウィングパートナーズ、大株主はゼクス、倒産してもちっとも不思議はない。 ~

中央コーポレーションが倒産。

民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ

200905031.gifなんの不思議も驚きもありますまい。

筆頭株主はゼクスなわけで、ゼクスにしても倒産は十分あり得ましょう。

ゼクスの監査法人はウィングパートナーズ。大株主にはドリームインキュベーター。セイクレストとなんだか知りませんがグチャグチャやってますな。セイクレストの監査は明誠。セイクレストも潰れる寸前。

ってことで、類は友を呼ぶ。怪しさは怪しさにつながり、臭い香りは続くよどこまでも。クサイ物には蓋をして、手出しは無用、あっちむいてほい。

短期トレードで儲けることができる人だけおもちゃにすれば良い。

倒産・上場廃止
ウィングパートナーズ ゼクス 不動産 中央コーポレーション 倒産 民事再生手続

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