アーカイブ: 2009年4月21日
個別銘柄ウォッチ(2009/4/21)
~ 物語コーポやコシダカ、ぐるなびなど個別に強いものがある、ディフェンシブは相変わらず。 ~
物語コーポレーションは3月月次数字を発表。まだ成長はしているものの、先々がだんだん不安になってくる内容。株価は確かに安いわけですけど、欲張らないのが今の相場では重要ですな。
コシダカの株価が強い。中間期数字の上方修正があって勢いが増したわけですけど、今のところ通期は修正無し。マーケットは有りと読んでいるってことですか。いずれにせよ、株価自体は高くない。それにしても急騰すれば急落するのがお決まり。少し利食いするのも悪くないんじゃないですか?
ぐるなびも堅調。欲張らない。
東洋経済オンラインの情報によると、ベルクの3月の既存店売上は-1.4%。会社計画は通年で-0.5%ということで、計画には届いていない。今期出店は4店舗を計画。建築コストは15%ほど低そう。資源安で物流費も削減できる。
ゲームプラン・投資戦略
ぐるなび コシダカ ベルク 物語コーポレーション
2008年の国別粗鋼生産量ランキング、中国がぶっちぎりのトップ
~ 新興国、とくに中国、での鉄使用量は急増したし、これからも増える、資源はどんどん使われる。 ~
2008年の粗鋼生産量、国別のランキング。図は日経新聞より拝借。
中国が圧倒的に一位。分かっていることではありますけど、実際こうして数字にされると改めてそのダントツ差が分かるというもの。
鉄鉱石価格は中国次第と言っても言い過ぎじゃないし、バルク船運賃も中国次第の面が大きいのはよく分かりますな。
中国の2008年の生産量は10年前の4倍以上。世界的には1998年の7億7千万トンから2008年には13億トンまで増加。鉄はどんどん使われる。それはこれからも変わらない。新興国では道路を作ったり橋を架けたり、ビルを建てたり、鉄はじゃんじゃん使われる。
鉄関連資源も使われ続ける。資源は大きなテーマであり続けるって事ですよ。
住宅ローン減税の最高500万という金額はほとんどの人には関係ない
~ 減税のために急いで不動産購入する必要はない、安くて良い物件が見つかれば買うだけ。 ~
少し前の日経に住宅ローン減税について書かれていた。分かりやすい表があったので掲載。
この表のポイントは、青背景の部分に該当しない人は急いで住宅を買っても仕方ない、という事。急いで買おうが、しばらく待って買おうが、減税額は変わらないということ。
今回の住宅ローン減税は、後になって購入すればするほど最大減税額が減るというシステムなので、その事実だけが全面に出ているような気がする。「最大減税額が減る」なんて言われれば、じゃあ減らないうちに早めに買おうってなるでしょ。
日経の記事は、その辺を分かりやすく説明してくれている。住宅買う予定の人は読んで損はないと言えましょう。
まとめるとこうですな。
当初いくら借りれば、減税の恩恵をフルに受けられるのか。金利三%、期間三十五年の元利均等返済(元本と利息合計の返済額が毎月同額)で借りたとして、五百万円刻みで試算すると、六千万円では足りず、六千五百万円なら大丈夫。借金六千五百万円で頭金二割とすると、購入額は八千万円程度だ。
こんな人はわずかしかいない。現実はこうなる。
新築住宅購入者による民間住宅ローンの平均利用額は約三千二百万円(不動産流通経営協会調べ)、男性サラリーマンの平均給与は約五百四十万円(国税庁調べ)。表Cにこの数字を単純に当てはめると、税負担軽減の平均的な額は九十九万―百六十六万円程度(一年当たり十万―十七万円程度)というのがおおよそのイメージだ。「最大五百万円」とはかなり開きがある。
結局、
年収があまり多くなかったり、当初の借入額がそう大きくなかったりする人は、こうした上限変化による影響をほとんど受けない。
だから、
急いで買うメリットがほとんどないという人も多いわけだ。むしろ、今後数年間、住宅価格がさらに安くなったり、金利がさらに下がると思うなら、待った方が得することもあるかもしれない。
セクター別(業種別)チャートで流れを把握するのは大切
~ セクターローテーションの考えで投資資金の動きと株価の波を捉えたい。 ~
三機工業の上方修正。
建築業は全然見ていないセクターですけど、実は好業績銘柄が多い。建設と言っても、オフィスビル建築とか住宅建設、道路なんかのインフラ構築、そういうのは良くない。調子いいのは、電力なんかの半公共設備投資関連、資源や素材なんかのプラントエンジニアリング関連、省エネ・グリーン関連。
プレスリリースで良い業績だなと思って株価を見ると、ずいぶん上がっている銘柄ばかり。
そういう動きを見逃さないためには、セクター別のチャートとか業種チャートを眺めて、ある程度の株価動向を掴むことが必要。1週間に一度眺めればいいんです。個人的には、そうしようと思いつつ、しないことが多いですね。
セクターローテーションという考えですな。景気がどのフェーズにあるのか、社会がどのような流れにあるのか、マーケットのうねりはどうなのか、そういう大きな枠の中で、資金はセクターごとに乗り移っていく。
儲けの芽はいっぱいある。
フージャース、かつての優良マンデベ・誠実社長が倒産寸前
~ 債務超過まであと一歩、今期1Qが赤字なら債務超過は確実かと、恐ろしい。 ~
フージャースが下方修正を発表。
こりゃひどいですな。純利益は137億の赤字へ100億円以上の下方修正。5月15日の決算では、自己資本比率はかろうじてプラスという数字まで減少することになりましょう。今期1Qが赤字なら、債務超過転落じゃないですか?
フージャースの発表にあるとおり、東証2部への降格、時価総額の小ささで上場廃止、と言うようリスクも十分ですな。そして何より、倒産というリスクも覚悟しておくべき。
それにしても、かつて優良マンデベと呼ばれたフージャースですが、見る影もありません。誠実と言われた社長も、持株は担保処分でどんどん減っているしね。なんて事はない、数年前は不動産マーケットが良かっただけということですか。
ま、不動産に限らず、世の中全ての企業の業績なんて、マーケットが良いか悪いかでしかないけどね。
パーク24の3月月次、下げ止まり感は確かにあり、株価も同じ
~ 経済環境には何も良いところは無い、稼働率の下げ止まりさえ確認できればOK。 ~
パーク24の3月月次数字。
稼働率は39.5%。前年同月比ではずいぶんマイナスですが、先月比ではわずかにプラス。今年度(11月から)に入って稼働率は下げ止まった感がありますな。
株価も同様に、今年度に入ってから下げ止まった。というか、上げ基調。
会社の今期計画は、前期比でほぼ横這い。株価は業績はもっと良くなるといっているような気がしませんか?そうじゃなければ株価は高いと思うんです。
パーク24にとって経済環境的には何一つ良い要素なんて無い。出てくる数字だけを見れば良いはずがない。だからって株が上がらないということはない。
株価は先を見る。モメンタムを捉える。将来を織り込む。
パーク24に限らず、業績ボロボロの景気敏感株について、その事をよーく考える必要がありましょう。
