アーカイブ: 2009年4月16日
日本の赤ちゃん銘柄(西松屋?)を買っているJim Rogers
~ 農業コモディティーを筆頭に、原油や金に強気なのは従来通り、日本株を買っているのは意外。 ~
ジム・ロジャース(Jim Rogers)のスタンス。
これだけ金を刷りまくったら必ずインフレになるのは歴史の証明するとおり。インフレは今年でもなければ来年でもないだろうけど、いずれ猛烈なインフレは来る。
・短期でも長期でも農業コモディティーが良い。
・株式マーケットにはこれから2、3年でもっと底がある。
・今秋か来年、通貨問題が起こる。
・ファンダメンタルが向上しているのはコモディティーだけ。
・現在のラリーをショートしていない。こういうラリーって言うのはいつまで続くか分からないし、こういうラリーはいつも考えるより強くて長いから。
・トレジャリーが最後のバブルだ。将来ショートする。
・原油と金を今年末までで考えると原油の方がいい。IMFが金を売るのは需給を悪化させる。IMFは最大の金保有者。
・日本株で赤ちゃん銘柄を持っている。低い出生率に対して政府が手を打ち、もっと子供が産まれる。
ってことで、Jim Rogersの考えは全然変わっていない。Rogersはちょくちょくいろんなところに登場するので、話を聞く機会は多い。で、いつ聞いても同じ事の繰り返し。Rogersは経済ファンダメンタルズを考えた長期投資家なので当たり前ですな。
面白いのは、そういう長期投資家を前に、インタビューワーやアナウンサーがとんちんかんな質問をするので話がかみ合わない事。そりゃあね、アナウンサーは今、目先、何が上がって何が儲かるか、知りたい。だからそういう答えが返ってくるような質問を繰り返す。会話がかみ合うわけがない。
だからRogersの態度はいつもうんざりって感じなんでしょうな。話し方も投げやりになる。
ま、そんなことはどーでもいいけど、今日、わざわざ何も変わらないRogersの考えを書いたのは、最後のところのため。彼は、日本の赤ちゃん銘柄を買っている。
具体的な会社名は出ませんでしたけど、日本の赤ちゃん銘柄でRogersが投資すると言えば限られてくるんじゃないですか?ズバリ、西松屋と推察。だからどうって事はないけど。
しかし、日本の出生率が上がるとは思えません。株は確かに安い。企業としても優良ですな。Rogersは別としてもウォッチして損はありますまい。
著名投資家の考えと行動
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物語コーポレーション、3月月次はスローダウン、先々不安
~ 全店の伸びはまだそれなりにあるが、世の中の流れを考えると心配に思える。株は安い。 ~
物語コーポレーションの3月月次数字。
平成21 年6月期 3月度 月次売上高前期比(速報値)及び店舗数のお知らせ
全店は116.2%、既存店は中華部門が100.1%、お好み焼き部門が85.8%。お好み焼き部門がずいぶん沈みましたな。中華部門の数字も今期では一番弱いし、全店の伸びもずいぶん鈍ってきた。
世の中、人が入る外食は、安くて食べやすいものですな。ハンバーガーやラーメン、中華料理。つまり、マクドナルドやハイデイ日高、王将。なぜか牛丼はパッとしないけど、基本的に酒が飲めないためじゃないですか?
値の張る居酒屋をやめてハイデイ日高とか王将という流れはあっても、吉野家へ行くという流れはないでしょうな。
つまり、低価格で食べやすく、酒が飲めて居酒屋代わりにもなり、車のいらない立地が人気。
物語コーポの月次は決して強くない。さらに減速しそうな臭いがする。不景気や流れを意識すれば、気になることは多い。
株はまだ安い。絶対的には安いけど、ずいぶん上げた。欲張らないことが大切ですな。
東洋炭素、半導体ウエハー、太陽電池、両方とも落ち込みが酷い
~ 四半期ごとの売上げ推移で落ち込み具合が分かる、底打ちの気配は全くない。 ~
東洋炭素の第3四半期決算。
3Q売上げは6575百万。4Qの計画は下方修正されて5946。Qごとの売上げを見ると底打ちはしていない。
2007年5月期 7360→7506→7820→8695
2008年5月期 8451→8921→8304→8855
2009年5月期 8762→9217→6575→5946予
棚卸資産は+30%。減産強化しないとね。利益は当然がっくり下がる。
特殊黒鉛製品においては、単結晶シリコン製造用途が半導体市況悪化にともない300mmウエハー向けも含めて一段の調整を余儀なくされたことに加えて、第2四半期まで全体を牽引して来た太陽電池製造用途も主力の中国需要が第3四半期以降に大幅な調整局面に入ったことにより、エレクトロニクス分野としてはポリシリコン製造用途等の一部用途を除き需要は減少に転じました。一般産業分野では、自動車産業や建設分野の世界的な落ち込みを背景として放電加工電極や冶金用途が引き続き低迷する等、総じて低調に推移いたしました。
一般カーボン製品については、機械用カーボン分野は軸受け・シール材等において堅調さに陰りが見え始めました。また電気用カーボン分野は欧米経済の悪化の影響を受けさらに需要が減退いたしました。
複合材その他製品においては、C/Cコンポジット製品を主とする太陽電池用途が健闘したものの、特に第3四半期以降の半導体用途の一段の需要減退が響き、各製品とも弱含みとなりました。
