アーカイブ: 2009年4月12日
コシダカ、2Qのみ上方修正、今のところ通期は従来計画通りと考えておく
~ 第2四半期の上方修正は大きいが、通期は変更無し、期待せずに通期増額を待つ。 ~
コシダカが第2四半期決算を発表。
上方修正は第2四半期だけ。売上げは微減に修正されましたけれど、営利・経利は20%の上方修正で、純利は50%の増額。悪くないですな。
個人消費の低迷の影響を一部受けましたが、売上高については概ね計画通りに推移いたしました。利益については、①個人消費動向が依然不透明な環境であることから、新店出店を後ろ倒しにしたことにより開店関係諸経費が削減されたこと ②営業現場における人件費管理、諸経費管理の精度向上及び本社関連経費の圧縮が図られたこと、などにより計画を上回る営業利益、経常利益及び当期純利益を上げることができました。
通期では据え置きで修正はない。
下期においても、売上高についてはほぼ計画通りに推移すると考えております。また、新店出店の再開及び経年店舗のリニューアルの計画もあることから、利益面もほぼ計画通りに落着するものと予想しております。従って、前回発表予想からの変更はありません。
今のところ、会社の言うとおり、通期は当初計画通りと考えておいて損はありますまい。 株価は2Q発表でぴょこんと2連騰。いよいよ直近高値を更新してきましたな。出来高もずいぶん膨らんだので、とりあえず株価は押すんじゃないですか?
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メディカル一光、調剤薬局部門は引き続き順調、それ以外がダメ
~ 調剤薬局を考えるのならメディカル一光ではなく大手2社を候補にしたい、規模の経済は重要。 ~
メディカル一光の決算発表。
前期業績は、調剤薬局部門は順調に増収増益。その他の部門、医薬品卸とか介護とか不動産とか、が足を引っ張った。今期は微増収微増益を計画。部門別では前期と同じような感じなのではないかと。
とりあえず、調剤薬局は順調という事が分かりますな。アインファーマシーズと日本調剤。
日本プロセス、大きな下方修正で、配当の安全性をよく分考えるべき
~ 高財務で現金修正PBRが1倍を割っているのは変わらない、心配なのは減配だけ。 ~
日本プロセスが下方修正を発表。
平成21 年5月期通期(連結・個別)業績予想の修正に関するお知らせ
高配当・低PBR銘柄だった日本プロセスナわけですが、この下方修正でEPSは31円まで下落し、30円の配当は出ないのかも知れませんな。財務的に30円の配当なんて屁のカッパで楽勝なのは間違いない。それでも業績低迷は減配の理由には十分だからね。
投資家がみんな注目する大手企業なら頑張て配当維持も十分あり得ますが、日本プロセスのような小粒な会社が頑張って配当維持するなんて理由はない。
現金修正PBRは0.6倍と激安なのは相変わらず。
この辺りをどう考えるかで決まりましょう。
マックスバリュ西日本、利回り7%超の食品スーパーは叩き売り状態
~ MV東海といろんな面がよく似ている、つまり株式マーケットの今の評価はこんなもの。 ~
マックスバリュ西日本の決算発表。
今期はそれなりに増収、わずかに増益の計画。配当は35円で変わらず、配当利回りは2.9%。100株所有で5000円分の買物券がもらえるので、優待利回りは4.2%。配当と優待を合わせた総合利回りは7.1%。マックスバリュ東海の8%といいう数字に負けず劣らず魅力的な水準と言えましょう。
2月の月次数字は全店売上が104.5%、既存店が96.2%。これまたマックスバリュ東海と似たりよったり。
バリュエーションにしても財務にしても、何にしても、MV西日本とMV東海は瓜二つですな。
ってことはですよ、結局、マーケットがこういう食品スーパーに今付ける評価はこれぐらいが妥当って事でしょう。マーケットの評価が上がら無いと株価は上がらない。なぜか個別に叩き売られているわけじゃないからね。
マックスバリュ東海、ディフェンシブで利回りが8%超は魅力的
~ イオンの反省と仕入・管理一本化などで価格を下げれば消費者は喜ぶ。 ~
マックスバリュ東海の決算発表。
今期は少しの増収増益を計画。残念ながら配当は2円減の36円。配当利回りは3.4%。株主優待は100株で5000円分の割引券なので、優待利回りは4.7%。配当と優待を合わせた総合利回りは8%。まともな食品スーパー株で8%の利回りは魅力的ですな。
3月の月次数字は、全店が111.8%、既存店が97%。2月に大きく落ち込んだ既存店はある程度回復。たった一月の数字の動きでは何も分かりませんよ。
最近、「イオンの反省」というのが話題になりました。
「イオンの価格は、他店にくらべて、決して安くはありませんでした」
「イオンの売り場には、欲しいと思える商品が並んでいませんでした」
「イオンは、お客さまへのサービスを、怠っていました」
確かにイオン系は安くはなかった。高くも無いけど、安くはないという感じですか。それを反省したのはマックスバリュ系でも同じなわけで、これからはより安い食品が並ぶことになりましょう。
品揃えやサービスは十分なレベルで、消費者はどうしても価格に引きつけられる。イオンの反省で価格が下がれば、消費者の足は以前よりイオン系に向かい安くなるのは間違いない。ジャスコへ行くと間違いなく安くなった食品が沢山ありますな。
ただ、安くすることが単に利益を削ることでは投資家には全然意味がない。というか、やめて欲しいですな。
イオンの場合、今日の日経新聞にあるように、コストカットできる部分はまだまだあるんでしょう。
2009/04/12, 日本経済新聞 朝刊
イオン、仕入れ・管理一本化、まず東北地区。
イオンはグループ各社が個別に運営していた商品調達や管理部門を地域ごとに統合する。まず今夏をメドに東北にあるスーパーなど四社の機能を集約して十億円超のコストを削減、順次全国に広げる。金融事業でもグループ各社の連携を強める。
調達や管理部門を地域ごとに統合するのは総合スーパーや食品スーパーなどグループ約二十社。二十社で連結売上高の約八割を占める。これまでは本社が全国一括の仕入れをする以外は、各社が地域ごとに仕入れをするため、取引で価格交渉力が発揮できなかった。
東北では「ジャスコ」を運営するイオンリテールの東北カンパニーが受け皿となる。対象企業はイオンスーパーセンター(盛岡市)、マックスバリュ東北(秋田市)、ホームセンターのサンデー(青森県八戸市)。商品仕入れや人事総務、営業企画などの業務を順次一本化する。
イオンは地方スーパーを合併などで取り込んで規模の拡大を急いできた。管理部門については、情報システムの共通化などが遅れていた。北海道、九州を除く全国を五ブロックに分け、東北と同様の形で統合する方針だ。
金融事業も効率化する。傘下に銀行やクレジットカード会社を持つが、これまで同じショッピングセンターで別々の窓口をもうけていた。今後は銀行の店舗の近くに集約する。
この施策がマックスバリュ東海の業績として実を結ぶのはまだ先。すぐに業績になんて直結しない。しかし、重要なのは、そういう方向にあるという事実。
チェルト、安定的なビジネスは変わらず、株価評価はかなり低い
~ 安定的なビジネスでわずかでも増収増益を計画、それでもマーケットの評価は利回り6%。 ~
チェルトの決算発表。
前期に続き、今期もわずかながらの増収増益を計画。ま、業績横這いって言うことですか。それでも配当は1円増の70円を予定。今時増配を計画するのは立派じゃないですか?配当利回りは6%。期末一括配当ではなくて中間配当をして欲しいですな。
特に変わったこともなく、相変わらず安定的なビジネス。PERで5.2倍、PBRで0.8倍、配当利回りで6%なんていう株価は安いんじゃないですか?
伊藤園の3月月次は醜悪、それでも高配当と利益増の期待で我慢
~ 優先株の高配当とそれなりの利益回復を前提に考えれば、今の株価でOK。 ~
伊藤園の3月月次数字。
売上は-4.6%。ドリンクの内訳では、ミネラルウォーター以外は全滅。酷い状況ですな。ダイドードリンコも負けず劣らず酷い状況なわけですけれど、それでも四季報やQuickコンセンサスの数字のように、今期の利益は回復するとかんがえているわけ。なんども書くけど、原材料費の下落と広告宣伝・販促費のコントロール。
伊藤園は優先株があって、優先株は高配当なのでなんとかなるとも言える。
そういう業績見込みと高配当と今の株価水準と、全部合わせてとりあえずはオッケーかと。いろんなネガティブと合わせて考えても、いまの株式相場で持っておくには悪くない。
グリーの会員数は1000万人を超え、増加スピードを増している、株は高い
~ 高成長で高評価な新興小粒企業が2倍になるのをじっと待つ相場じゃない、するならトレード。 ~
グリーの会員数が1000万人を突破。
会員増加のペースが加速、月間純増数85 万人を記録
と会社が言うように、会員増加のペースは急拡大していると言えましょう。増加ペースが急上昇したのは、積極的なテレビCMが始まってからじゃないですか?ほとんどテレビを見ないのでテレビCMへの露出度はイマイチ分かりませんけど、テレビを見ない自分がよくCMを見ると思うのであれば、露出度は高いに違いない。
会員数を伸ばすことがグリーのビジネスの至上命題なわけであって、会員数が伸びている限りは株価も強い。
業績も堅調。利益の伸びは間違いない。しかし株価は高い。非常に高い。ここから2倍になることだって十分にあるけど、半値になる確率も十分にある。今はそういう株をじっくりもつ時じゃない。そういう相場はいずれ来るけど、今じゃない。
買うなら短期トレーディングに徹するしかないんじゃないですか?
日清食品、業績は良いと思うが、スティールの売り圧力が強い
~ 前期も今期も、良い数字が出ると思ってはいるものの、株価上昇時には売りが来そう。 ~
スティールパートナーズが日清食品の持株を減らしている。
スティールの持株比率は10%を割ったものの、それでもまだ10%も持っている。まだ売るのだろうから、当分は売り圧力ですな。
日清食品の前期業績は、会社予想より上じゃないかと思っている。そのうち上方修正が出るんじゃないですか?もし株価が跳ねたとしても、スティールが売りをぶつけてきそうな気配。決算発表で、今期業績が良くて株価が強含んだとしても同じことかと。この辺の売り圧力は嫌ですね。
そういう目先の需給はこの際あきらめて無視するとして、業績はそんなに悪くないと思うんです。前期も今期も。数字だけの事を考えれば、ボロボロの企業ばかりの中、優秀と呼べますよね。
それでもバリュエーションはパンパンに高いし、何よりこんな全体マーケットの中では日清食品が上がるわけもありますまい。こんな全体マーケットとは、説明不要でしょう。輸出型製造業などの景気敏感株がぐいぐいと上がっている相場ですな。
