アーカイブ: 2009年4月
中国が金を買っている、IMFの金売却を一瞬で飲み込んで欲しい
~ スイスを抜いて中国が金保有量5位、これからも増えることはあっても減ることはない。 ~
中国が金を買っている。中国の金保有量が1054トンになり、これは2003年時点の保有量から76%の増加。基本的に先進国は金を買い増ししないわけで、中国の増加はデカイですな。
各国の金保有量。
- No1. U.S. 8,134t
- No2. Germany 3,413t
- No3. France 2,487t
- No4. Italy 2,452t
- No5. China 1,054t
- No6. Swiss 1,040t
日本はどれぐらい金持ってるんですか?
あと金を持っているのはご存じIMF。保有量は3217トン。IMFは資金調達のために始めて債券を出すらしいですが、金を売って現金確保する方向にも当然動く。このIMFの金売却計画というか思惑が金価格の上値を抑えている大きな要因のひとつですな。
でも、中国の金買いを考えると、IMFが売った分は中国が買えばすんなり収まりそうな気がしませんか?株式マーケットで言えば、場外の大口同士のクロス取引みたいな感じ。そうなればIMFの金売却は一瞬で終わりですな。
豚インフルエンザの影響(じゃなくても、そういう後付講釈でも何でもいい)で相場が安くなれば金は堅調になりそうでもある。ま、そんな材料でどうこうしませんけどね。
豚インフルエンザ株、大手の関連銘柄よりも小粒で短期トレード
~ 大手はインパクトの面で力不足、小型株は既に暴騰している、オプションを買うのもあり。 ~
豚インフルエンザについてpianoさんからコメントをもらいました。パンデミックで暴落というストーリーは考えたことがありません。あるとすれば、パンデミック銘柄で短期トレードでしょうか。
大手ではRoche、GlaxoSmithKline(GSK)。RocheはTamiflu(タミフル)、GlaxoSmithKlineはRelenzaというインフルエンザ薬を持っていますね。ただどちらもデッカイ製薬会社なので、インパクトは小さいですな。
タミフルのライセンスはGilead(GILD)が持っている。タミフルが作られれば作られるだけライセンス料がもらえるわけです。これにしても、タミフルからのライセンス料が売上げに占める割合は微々たるもので、インパクトはほとんどないです。
結局、豚インフルエンザ関連大手3社は、インパクトという点でイマイチって事ですか。金曜日の段階では全然動き無しですね。
あと小粒なのは全然分かりませんけど、暴騰しているのがあるようです。NVAX、SVA、QDEL、HEB、GNBT、AVII、DVAX、BCRX、APT。月曜日はさらに数十パーセントアップ行きそうです。
どの銘柄も実際に豚インフルエンザの恩恵を受けるのかどうか、全然分かりません。まあ、デイトレなんかの短期トレードは、そんなのは関係ないわけで、何か材料があって、ボラティリティーが高まれば良いだけですから。デイトレが得意な人はいいんじゃないですか?
様子を見てこれらの小粒暴騰銘柄のPutを買うのもいいんじゃないですか?もしくはコールとプットの両建て(スプレッド、って呼んだかな?)。暴騰した銘柄のIVは既に高くなっているので、できれば動意付いていない銘柄でスプレッドのポジションを取るのが良いのかな。
ところで、GILDは豚インフルエンザは関係なくウォッチしておきたい銘柄です。
個別銘柄ウォッチ(2009/4/21)
~ 物語コーポやコシダカ、ぐるなびなど個別に強いものがある、ディフェンシブは相変わらず。 ~
物語コーポレーションは3月月次数字を発表。まだ成長はしているものの、先々がだんだん不安になってくる内容。株価は確かに安いわけですけど、欲張らないのが今の相場では重要ですな。
コシダカの株価が強い。中間期数字の上方修正があって勢いが増したわけですけど、今のところ通期は修正無し。マーケットは有りと読んでいるってことですか。いずれにせよ、株価自体は高くない。それにしても急騰すれば急落するのがお決まり。少し利食いするのも悪くないんじゃないですか?
ぐるなびも堅調。欲張らない。
東洋経済オンラインの情報によると、ベルクの3月の既存店売上は-1.4%。会社計画は通年で-0.5%ということで、計画には届いていない。今期出店は4店舗を計画。建築コストは15%ほど低そう。資源安で物流費も削減できる。
2008年の国別粗鋼生産量ランキング、中国がぶっちぎりのトップ
~ 新興国、とくに中国、での鉄使用量は急増したし、これからも増える、資源はどんどん使われる。 ~
2008年の粗鋼生産量、国別のランキング。図は日経新聞より拝借。
中国が圧倒的に一位。分かっていることではありますけど、実際こうして数字にされると改めてそのダントツ差が分かるというもの。
鉄鉱石価格は中国次第と言っても言い過ぎじゃないし、バルク船運賃も中国次第の面が大きいのはよく分かりますな。
中国の2008年の生産量は10年前の4倍以上。世界的には1998年の7億7千万トンから2008年には13億トンまで増加。鉄はどんどん使われる。それはこれからも変わらない。新興国では道路を作ったり橋を架けたり、ビルを建てたり、鉄はじゃんじゃん使われる。
鉄関連資源も使われ続ける。資源は大きなテーマであり続けるって事ですよ。
住宅ローン減税の最高500万という金額はほとんどの人には関係ない
~ 減税のために急いで不動産購入する必要はない、安くて良い物件が見つかれば買うだけ。 ~
少し前の日経に住宅ローン減税について書かれていた。分かりやすい表があったので掲載。
この表のポイントは、青背景の部分に該当しない人は急いで住宅を買っても仕方ない、という事。急いで買おうが、しばらく待って買おうが、減税額は変わらないということ。
今回の住宅ローン減税は、後になって購入すればするほど最大減税額が減るというシステムなので、その事実だけが全面に出ているような気がする。「最大減税額が減る」なんて言われれば、じゃあ減らないうちに早めに買おうってなるでしょ。
日経の記事は、その辺を分かりやすく説明してくれている。住宅買う予定の人は読んで損はないと言えましょう。
まとめるとこうですな。
当初いくら借りれば、減税の恩恵をフルに受けられるのか。金利三%、期間三十五年の元利均等返済(元本と利息合計の返済額が毎月同額)で借りたとして、五百万円刻みで試算すると、六千万円では足りず、六千五百万円なら大丈夫。借金六千五百万円で頭金二割とすると、購入額は八千万円程度だ。
こんな人はわずかしかいない。現実はこうなる。
新築住宅購入者による民間住宅ローンの平均利用額は約三千二百万円(不動産流通経営協会調べ)、男性サラリーマンの平均給与は約五百四十万円(国税庁調べ)。表Cにこの数字を単純に当てはめると、税負担軽減の平均的な額は九十九万―百六十六万円程度(一年当たり十万―十七万円程度)というのがおおよそのイメージだ。「最大五百万円」とはかなり開きがある。
結局、
年収があまり多くなかったり、当初の借入額がそう大きくなかったりする人は、こうした上限変化による影響をほとんど受けない。
だから、
急いで買うメリットがほとんどないという人も多いわけだ。むしろ、今後数年間、住宅価格がさらに安くなったり、金利がさらに下がると思うなら、待った方が得することもあるかもしれない。
セクター別(業種別)チャートで流れを把握するのは大切
~ セクターローテーションの考えで投資資金の動きと株価の波を捉えたい。 ~
三機工業の上方修正。
建築業は全然見ていないセクターですけど、実は好業績銘柄が多い。建設と言っても、オフィスビル建築とか住宅建設、道路なんかのインフラ構築、そういうのは良くない。調子いいのは、電力なんかの半公共設備投資関連、資源や素材なんかのプラントエンジニアリング関連、省エネ・グリーン関連。
プレスリリースで良い業績だなと思って株価を見ると、ずいぶん上がっている銘柄ばかり。
そういう動きを見逃さないためには、セクター別のチャートとか業種チャートを眺めて、ある程度の株価動向を掴むことが必要。1週間に一度眺めればいいんです。個人的には、そうしようと思いつつ、しないことが多いですね。
セクターローテーションという考えですな。景気がどのフェーズにあるのか、社会がどのような流れにあるのか、マーケットのうねりはどうなのか、そういう大きな枠の中で、資金はセクターごとに乗り移っていく。
儲けの芽はいっぱいある。
フージャース、かつての優良マンデベ・誠実社長が倒産寸前
~ 債務超過まであと一歩、今期1Qが赤字なら債務超過は確実かと、恐ろしい。 ~
フージャースが下方修正を発表。
こりゃひどいですな。純利益は137億の赤字へ100億円以上の下方修正。5月15日の決算では、自己資本比率はかろうじてプラスという数字まで減少することになりましょう。今期1Qが赤字なら、債務超過転落じゃないですか?
フージャースの発表にあるとおり、東証2部への降格、時価総額の小ささで上場廃止、と言うようリスクも十分ですな。そして何より、倒産というリスクも覚悟しておくべき。
それにしても、かつて優良マンデベと呼ばれたフージャースですが、見る影もありません。誠実と言われた社長も、持株は担保処分でどんどん減っているしね。なんて事はない、数年前は不動産マーケットが良かっただけということですか。
ま、不動産に限らず、世の中全ての企業の業績なんて、マーケットが良いか悪いかでしかないけどね。
パーク24の3月月次、下げ止まり感は確かにあり、株価も同じ
~ 経済環境には何も良いところは無い、稼働率の下げ止まりさえ確認できればOK。 ~
パーク24の3月月次数字。
稼働率は39.5%。前年同月比ではずいぶんマイナスですが、先月比ではわずかにプラス。今年度(11月から)に入って稼働率は下げ止まった感がありますな。
株価も同様に、今年度に入ってから下げ止まった。というか、上げ基調。
会社の今期計画は、前期比でほぼ横這い。株価は業績はもっと良くなるといっているような気がしませんか?そうじゃなければ株価は高いと思うんです。
パーク24にとって経済環境的には何一つ良い要素なんて無い。出てくる数字だけを見れば良いはずがない。だからって株が上がらないということはない。
株価は先を見る。モメンタムを捉える。将来を織り込む。
パーク24に限らず、業績ボロボロの景気敏感株について、その事をよーく考える必要がありましょう。
日本の赤ちゃん銘柄(西松屋?)を買っているJim Rogers
~ 農業コモディティーを筆頭に、原油や金に強気なのは従来通り、日本株を買っているのは意外。 ~
ジム・ロジャース(Jim Rogers)のスタンス。
これだけ金を刷りまくったら必ずインフレになるのは歴史の証明するとおり。インフレは今年でもなければ来年でもないだろうけど、いずれ猛烈なインフレは来る。
・短期でも長期でも農業コモディティーが良い。
・株式マーケットにはこれから2、3年でもっと底がある。
・今秋か来年、通貨問題が起こる。
・ファンダメンタルが向上しているのはコモディティーだけ。
・現在のラリーをショートしていない。こういうラリーって言うのはいつまで続くか分からないし、こういうラリーはいつも考えるより強くて長いから。
・トレジャリーが最後のバブルだ。将来ショートする。
・原油と金を今年末までで考えると原油の方がいい。IMFが金を売るのは需給を悪化させる。IMFは最大の金保有者。
・日本株で赤ちゃん銘柄を持っている。低い出生率に対して政府が手を打ち、もっと子供が産まれる。
ってことで、Jim Rogersの考えは全然変わっていない。Rogersはちょくちょくいろんなところに登場するので、話を聞く機会は多い。で、いつ聞いても同じ事の繰り返し。Rogersは経済ファンダメンタルズを考えた長期投資家なので当たり前ですな。
面白いのは、そういう長期投資家を前に、インタビューワーやアナウンサーがとんちんかんな質問をするので話がかみ合わない事。そりゃあね、アナウンサーは今、目先、何が上がって何が儲かるか、知りたい。だからそういう答えが返ってくるような質問を繰り返す。会話がかみ合うわけがない。
だからRogersの態度はいつもうんざりって感じなんでしょうな。話し方も投げやりになる。
ま、そんなことはどーでもいいけど、今日、わざわざ何も変わらないRogersの考えを書いたのは、最後のところのため。彼は、日本の赤ちゃん銘柄を買っている。
具体的な会社名は出ませんでしたけど、日本の赤ちゃん銘柄でRogersが投資すると言えば限られてくるんじゃないですか?ズバリ、西松屋と推察。だからどうって事はないけど。
しかし、日本の出生率が上がるとは思えません。株は確かに安い。企業としても優良ですな。Rogersは別としてもウォッチして損はありますまい。
物語コーポレーション、3月月次はスローダウン、先々不安
~ 全店の伸びはまだそれなりにあるが、世の中の流れを考えると心配に思える。株は安い。 ~
物語コーポレーションの3月月次数字。
平成21 年6月期 3月度 月次売上高前期比(速報値)及び店舗数のお知らせ
全店は116.2%、既存店は中華部門が100.1%、お好み焼き部門が85.8%。お好み焼き部門がずいぶん沈みましたな。中華部門の数字も今期では一番弱いし、全店の伸びもずいぶん鈍ってきた。
世の中、人が入る外食は、安くて食べやすいものですな。ハンバーガーやラーメン、中華料理。つまり、マクドナルドやハイデイ日高、王将。なぜか牛丼はパッとしないけど、基本的に酒が飲めないためじゃないですか?
値の張る居酒屋をやめてハイデイ日高とか王将という流れはあっても、吉野家へ行くという流れはないでしょうな。
つまり、低価格で食べやすく、酒が飲めて居酒屋代わりにもなり、車のいらない立地が人気。
物語コーポの月次は決して強くない。さらに減速しそうな臭いがする。不景気や流れを意識すれば、気になることは多い。
株はまだ安い。絶対的には安いけど、ずいぶん上げた。欲張らないことが大切ですな。
東洋炭素、半導体ウエハー、太陽電池、両方とも落ち込みが酷い
~ 四半期ごとの売上げ推移で落ち込み具合が分かる、底打ちの気配は全くない。 ~
東洋炭素の第3四半期決算。
3Q売上げは6575百万。4Qの計画は下方修正されて5946。Qごとの売上げを見ると底打ちはしていない。
2007年5月期 7360→7506→7820→8695
2008年5月期 8451→8921→8304→8855
2009年5月期 8762→9217→6575→5946予
棚卸資産は+30%。減産強化しないとね。利益は当然がっくり下がる。
特殊黒鉛製品においては、単結晶シリコン製造用途が半導体市況悪化にともない300mmウエハー向けも含めて一段の調整を余儀なくされたことに加えて、第2四半期まで全体を牽引して来た太陽電池製造用途も主力の中国需要が第3四半期以降に大幅な調整局面に入ったことにより、エレクトロニクス分野としてはポリシリコン製造用途等の一部用途を除き需要は減少に転じました。一般産業分野では、自動車産業や建設分野の世界的な落ち込みを背景として放電加工電極や冶金用途が引き続き低迷する等、総じて低調に推移いたしました。
一般カーボン製品については、機械用カーボン分野は軸受け・シール材等において堅調さに陰りが見え始めました。また電気用カーボン分野は欧米経済の悪化の影響を受けさらに需要が減退いたしました。
複合材その他製品においては、C/Cコンポジット製品を主とする太陽電池用途が健闘したものの、特に第3四半期以降の半導体用途の一段の需要減退が響き、各製品とも弱含みとなりました。
個別銘柄ウォッチ(2009/4/14)
~ 高配当・低PBRと言えども、不景気で需要が確実に業績悪化するソフト企業は失敗。 ~
コシダカが第2四半期を上方修正。通期は修正無しで、とりあえず今の段階では上方修正は期待しないでおく。株は急騰しましたが、続かないでしょうな。そういう株じゃない。
日本プロセスが下方修正を発表。現金修正PBRが0.6倍と超割安なのは相変わらず、財務も安全・安心なわけですが、下方修正で減配を心配した方が良いかも知れませんな。
伊藤園の3月月次が出ました。引き続き数字は非常に悪い。
ビーエスピーはとくにニュースもありませんけど、株価は下がりっぱなし。景気が良くないと儲からないのは分かっていたわけですが、高配当・低PBRが魅力的だった。日本プロセスも同じだけど、減配の心配をする必要がありそうですな。
日本プロセスやビーエスピーのソフト・アプリ関連をチョイスしたのは大失敗だったと思う。
チェルトが決算発表。順調な業績。利回り6%は文句無し。
日本エス・エイチ・エルの商売は本当にこの不景気で儲かるのだろうか?以前もこの疑問については書いた。会社の言い分としては、不景気になると応募者が増えると同時に、企業はより採用を慎重にするためにしっかりと応募者をふるいにかける。そこで日本SHLのサービスが使われるという。
つまり、不況に強い。しかし、今回の不景気はそいういレベルの話を超えているように思うんです。
けれど敢えてウォッチ銘柄なのは、業績数字が強く、かつ7%を超える配当利回りがあるからですな。1Qの数字は良かった。2Qに期待するわけですけどね、その期待が、本当に不況に強いの?っていう疑問と喧嘩する。
今の相場を考えると、そんな疑問を持ってまで投資する意味はないという結論にした方がいいのでは無かろうか。
金価格は調整している。金鉱株は金価格ほどは調整していない。目先、株式相場が強ければ強いほど金価格は弱いでしょうねえ。
介護関連は以外と盛り上がらない。それでもまだ上値を伺う展開じゃないですか?
餃子の王将、不景気な世の中で安くて食べやすい中華料理が人気
~ 既存店は20ヶ月連続の100%超、不景気になってますます選ばれる低価格外食企業。 ~
王将フードサービスの3月月次。
全店が116.9%、既存店が114.2%。3月期末なので前期数字が確定。全店は110.7%、既存店は106.9%。強烈に優秀な数字と言えましょう。全店については69ヶ月連続、既存店については20ヶ月連続の100%超えですからね。
低価格ラーメンチェーンといい、マクドナルドといい、とにかく安くて食べやすいものが売れる。不景気はこれからも続くわけで、低価格フードの人気も続くんじゃないですか?
王将の株価はずいぶん戻しましたけど、それでもPERは10倍ちょっと。配当利回りは2.7%。バリュエーション的にはハイデイ日高も同じぐらいですな。
結局、低価格中華系食堂の現時点のマーケット評価はこれぐらいって事ですか。
ハイデイ日高、今期の計画は保守的に見える、足下3月数字は堅調
~ 今期計画は、既存店100%、原価率一定の計画、それで10%程度の増収増益は保守的。 ~
ハイデイ日高の決算発表。
前期は13%の増収で3%の経利増。売上げは200億円台に乗せた。今期計画は10%程度の増収増益。EPSは91円で、PERは10.5倍。
出店は38で期末店舗数は219。相変わらず店舗は東京、神奈川、埼玉、千葉だけ。今期は30の出店を計画。退店予定は2店舗。今期末には店舗数は249になる計画。前期末比で+14%。出店は一都三県の駅前に集中。今期もこのスタンスを維持。
駅前にこだわると、一都三県では名古屋圏と大阪圏がまだ出店余地として残っている。
年間通しての既存店売上げは101.7%。今期は100%で計画。
原価率は27.3%。今期も同じく27.3%で計画。
小麦価格は下がり、国内の小麦粉価格も下落する。大豆や菜種も下がって食用油価格は下げている。原油も安い。原価率改善の理由は沢山あっても、悪化の理由はそれほど多くないんじゃないですか?ハイデイ日高の計画は保守的と言えましょう。
バランスシートに大きな変化はない。キャッシュフローの範囲で出店を続けている。
3月月次数字は全店が114.7%、既存店が100.8%。計画以上で推移。
悪くないですね。
ABCマート、今期も増収増益を計画、足下月次は厳しい状況
~ 今期も積極出店を継続、BSは綺麗、CFは豊富、株価は下げた、悪いのは足下3月月次数字。 ~
エービーシー・マートの決算発表。
今期は第2四半期が増収減益、通期では挽回して増収増益の計画。売上げで9%、経常利益で7%の増。
前期の出店数は89店。閉店が14。期末店舗数は444。海外は14の出店と4の閉店で53店舗。今期の出店予定は55店舗。
BSは相変わらず全然問題はないし、キャッシュフローはじゃぶじゃぶ。
3月の月次数字を見ると、中間・通期の計画数字が不安に思えてきますな。3月は既存店が-7.3%、全店が+4.3%。
株はずいぶん売られて半値以下になった。これでようやく割高感は無くなったわけですけど、いかんせん3月の月次数字を見る限り魅力的に思えない。もちろん、1ヶ月だけの数字で判断はできませんけどね。
コシダカ、2Qのみ上方修正、今のところ通期は従来計画通りと考えておく
~ 第2四半期の上方修正は大きいが、通期は変更無し、期待せずに通期増額を待つ。 ~
コシダカが第2四半期決算を発表。
上方修正は第2四半期だけ。売上げは微減に修正されましたけれど、営利・経利は20%の上方修正で、純利は50%の増額。悪くないですな。
個人消費の低迷の影響を一部受けましたが、売上高については概ね計画通りに推移いたしました。利益については、①個人消費動向が依然不透明な環境であることから、新店出店を後ろ倒しにしたことにより開店関係諸経費が削減されたこと ②営業現場における人件費管理、諸経費管理の精度向上及び本社関連経費の圧縮が図られたこと、などにより計画を上回る営業利益、経常利益及び当期純利益を上げることができました。
通期では据え置きで修正はない。
下期においても、売上高についてはほぼ計画通りに推移すると考えております。また、新店出店の再開及び経年店舗のリニューアルの計画もあることから、利益面もほぼ計画通りに落着するものと予想しております。従って、前回発表予想からの変更はありません。
今のところ、会社の言うとおり、通期は当初計画通りと考えておいて損はありますまい。 株価は2Q発表でぴょこんと2連騰。いよいよ直近高値を更新してきましたな。出来高もずいぶん膨らんだので、とりあえず株価は押すんじゃないですか?
