アーカイブ: 2009年3月

2009/03/10 16:04

マックスバリュ東海、食品スーパーとしては魅力的な利回り水準

~ 優待+配当の総合利回り8.6%は高い、利益水準的にも株価は安いところまで売られている。 ~

マックスバリュ東海の2月月次。

2009年2月期  2月度月次売上高前年比速報(個別)

200903102.gif食品スーパーとしては普通に数字を出していて、何も驚きはありません。株価はずいぶん下げていて、配当利回りは3.8%、優待利回りが4.8%、合計利回りが8.6%。文句なしに魅力的な水準じゃないですか?

利益から考えても株価は全然高くない。

問題は、配当も優待も2月期末まとめてなので先が長いこと。中間配当出すようにして欲しいですな。

専門小売銘柄
スーパー ディフェンシブ マックスバリュ東海 優待 高利回り

2009/03/10 15:03

サイゼリヤ、トップの取締役がまとめて3人辞めるのは危ない

~ 一身上の都合でトップが3人も辞める、何も問題がない可能性もあるが、傍観が賢明。 ~

200903101.gifサイゼリヤの取締役が3人まとめて辞任。

取締役の辞任に関するお知らせ

四季報データで単純に上に記載されている人が上のポジションとすれば、No2、No3、No5の3人が辞めることになりますな。No5の正垣和彦は、正垣泰彦社長の親近者でしょうか?名字が同じ。

当然ながら辞める理由は一身上の都合。他に何がありましょう。

おかしくないですか?いきなりトップの取締役が3人もまとめて辞めるって言うのは。

何がどう出るか分かりませんけど、とりあえず傍観しておくのが賢明かと。

外食・レストラン・居酒屋
イタリアン サイゼリヤ 外食

2009/03/09 10:10

個別銘柄ウォッチ(2009/3/9)

~ 中流の食料品関連株はとりあえず外すものの、上流、下流の食品は引き続き有望セクター。 ~

200903091.gifユニ・チャーム ペットケアが下落スピードを増してきた。それでもまだまだ安くないので我慢を続けながら買い場を探りたい。

タビオは2月月次を発表。いつものことですけど、適時開示サービスを使わないので見落としますな。全店が-14.5%、既存店が-19.7%。突然の急減速。

やっぱり、というか、ついにというか、こういう数字が出てきた。醜悪な数字は継続するんじゃないですか?遅すぎの感は十分にありますが、個別銘柄ウォッチから削除。

200903092.gif決算発表後のダイドードリンコ。一旦は売られたものの、その後の株価は堅調。みなさん迷っている感じじゃないですか?

日清製粉の四季報先取りが出ている。それによると、2010年3月期は減収減益。小麦粉価格の引き下げが決まったので減収は当然。

食用油の需要が弱い。価格も弱い。日清オイリオにとって良いニュースであるはずはない。

200903093.gifとりあえずは小麦やコーン、大豆などのコモディティー価格は継続してウォッチするとして、関連する個別銘柄はウォッチからは外す。相変わらず無視できないのは変わりないし。

食料品の川上が弱くなれば川下が強くなるのは自然な流れで、小麦粉価格の下落、食用油価格の下落は日清食品にはプラス。もう一つ株価の下げが足りない感じでなかなか買いづらい。

200903094.gif伊藤園が第3四半期決算を発表。特に驚きもない内容ですけど、株価は下げました。下に突き抜けたわけでもないで予想通りの決算と言うことでしょう。考えるべきは来期。今のところ考えは変わらない。

チェルトは配当利回り6.3%まで株価が下落。下げすぎですな。

200903095.gifアインファーマシーズが第3四半期決算を発表。上方修正が期待できるんじゃないですか?

介護関連は調整十分な感じ。

金価格は強い。急いで買う必要はないので、下げれば買い、上げれば売る。どちらにしても、数回にわけて行動できるような資金配分が必要かと。

ゲームプラン・投資戦略
タビオ 介護 日清オイリオグループ 日清製粉グループ本社 日清食品ホールディングス

2009/03/06 11:11

アインファーマシーズ、3Q決算は順調、上方修正は十分期待できる

~ ディフェンシブな調剤薬局としては文句無しの業績、増額が期待できるし、株価は安い。 ~

アインファーマシーズの第3四半期決算。

平成21年4月期 第3四半期決算短信

文句無しのディフェンシブ銘柄決算。通期業績数字に変更は無いですけど、このままだと4Q単独では前期比3%増収、15%経常減益になってしまう。それはちょっと考えづらいので、いずれ上方修正されるのは確実でしょうね。

仮に4Qの利益が横這いでも2億以上、今の通期計画経常利益に対して5%程度は上乗せされる。5%~10%の間で利益上方修正でいいんじゃないですか?

部門別では調剤薬局はOK、ドラッグストアが相変わらずの赤字、不動産事業も赤字。ドラッグストアは力を入れていく方向なのは変わらず。

200903061.gif資本を受け入れ業務提携したセブン&アイ・ホールディングスとの協業も順調な様子。その資本増強で株主資本比率は+5%の25%。それでも低い数字。株価が上がれば増資も覚悟しておくべき。

配当25円は大丈夫でしょう。利回りは1.5%と魅力はゼロ。

何か知らないけど株は叩き売られていたので、この決算で上へ戻して欲しいですな。株価は全然高くない。

医薬品・医療品・調剤薬局
アインファーマシーズ ディフェンシブ ドラッグストア 調剤薬局

2009/03/06 11:11

Bill Gross、Jim Rogers、Christopher Woodの考え。

~ 金価格の予想はともかく、至極真っ当な意見に思える著名人の言葉。 ~

PIMCOのBill Gross。

Genral Electric(GE)のトリプルAはダブルAぐらいで市場評価されている。株価が下げているのはGEの流動性の問題というよりテクニカルな理由。つまり、トリプルAから格下げされれば売らざるを得ない機関が沢山ある。

格下げは確実な情勢で強制的な処分売りが出ている。

Jim Rogers。

AIGや銀行はなるようにすべき。つまり潰れるなら潰せ。

農家がこれから最高の職業。食料貯蓄は50年で最低レベル。農家は肥料を買うためのローンが組めないような状況。自分はブラジルとカナダに農地を買って農業を始めた。

いずれインフレになる。紙幣を刷りまくってインフレにならなかったことは歴史上無い。

日本円をロング。スイスフランは手仕舞いした。

CLSAのChristopher Wood。

金価格は2010年までに$3500まで上昇する。

著名投資家の考えと行動
AIG Bill Gross Christopher Wood GE Jim Rogers コモディティー 農業

2009/03/06 10:10

7&Iの格安スーパーが売れている、同業他社を確認して損はない

~ 格安スーパー、大黒天物産にしても確かに激安、7&Iでも業態転換で売上が2倍になる。 ~

格安スーパーがかなり売れるらしい。セブン&アイ・ホールディングスがイトーヨーカ堂を格安スーパーに転換したら客が増えたというのは知っていた。しかし、その増え具合は相当なもののようですね。

2009/03/06, 日本経済新聞 朝刊

セブン&アイ、格安スーパー出店増、業績好調受け09年度20店に、全店舗の1割強。

 セブン&アイ・ホールディングスは格安スーパーを現在の二店から二〇〇九年度中に二十店強へ増やす。〇八年に既存のイトーヨーカ堂を格安店に転換し販売価格を一〇―三〇%下げたところ、節約志向をとらえて業績が好調なため。ヨーカ堂は全国に約百八十店あり、〇九年度中に格安スーパーが全体の一割強を占めることになる。

 ヨーカ堂よりパート比率を高め、チラシ回数を減らすなど運営経費を約三割削減して、販売価格の引き下げ原資とする。生鮮品にも力を入れ、ピーマン十五円、サンマ一尾八十八円などの目玉商品をそろえる。

 昨年八月に都内に開いた一号店は、店舗転換前に比べ売上高が約五割伸びた。最近は低価格志向に拍車がかかり、転換前の二倍で推移している。このため当初十店程度だった〇九年度の出店計画を上方修正した。

 大手小売りではイオンが昨秋から格安店「アコレ」の出店を始め、現在三店を運営。ローソンが運営する「百円コンビニ」も好調だ。消費者の生活防衛意識は一段と強まるとみられ、ディスカウント型の小売店が各地で急速に増えそうだ。

売上が50%増とか2倍とか、スーパーでは驚異的と言えましょう。転換前のヨーカ堂が相当酷かったということがあるにしても、信じられないような増え具合かと。

何も7&Iやイオンが展開するまでもなく、既に格安スーパーはある。

例えば、つい先日、大黒天物産が展開するラ・ムーへ初めていく機会があった。

確かに安い。3パックの納豆が55円、もやし18円、牛乳119円。正確な値段ではないにしても、ほぼそう言う感じ。全体として、ああちょっとは安いね、って感じじゃない。何これすごく安いね、って感じ。こういう価格はセール価格ではなくて、毎日価格なのですよ。

試しに納豆を買ってみた。味は良くない。納豆はかなり好きな食品なので納豆にはうるさいと言うこともありましょう。普通に食べるには十分なのかも知れない。

それにしたってですよ、55円という納豆とジャスコに売ってる99円の納豆と、値段が違いすぎる。

価格に敏感な消費者は不景気でますます敏感になる。食品も安いものを買う。当たり前と言えば当たり前。

大黒天物産の業績は非常に良いし、株価も強い。

7&Iの格安店の売上がヨーカ堂の2倍になるのも頷けるし、積極出店していこうという気にもなりましょう。

今まであった格安スーパーだと、食の安全で少し躊躇する人がいたと思うんです。ヨーカ堂やイオンの看板があれば、そういう心配はぐっと和らぐんじゃないですか?現実は別として、安全や安心にはイメージが大切ですからね。

格安スーパーが大手総合スーパーの業績に貢献するのはまだまだ先の話。株価インパクトなんて当然ない。ただ、既にある格安スーパーを見直してみる良い機会になるんじゃないですか?

専門小売銘柄
イオン セブン&アイ・ホールディングス 大黒天物産 総合スーパー 食品スーパー

2009/03/06 10:10

パシフィックは上場廃止にならない、東証の基準変更のおかげ

~ 上場廃止基準をユルユルにして退場すべき企業が退場しないのはいかがなものですか。 ~

こんな発表が東証からされていたんですね。

上場管理等に関するガイドラインの一部改正新旧対照表

東証が時価総額基準による上場廃止をユルユルにしたことは知っていた。アホらしいけど、この時価総額基準を緩めるのはアメリカでもやっている。他でやるなら自分もやらなきゃ損ですな。

今回の改正は、プレスリリースを読むより日経の記事が分かりやすい。

2009/03/06, 日本経済新聞

東証、上場廃止基準を緩和、企業の一時的な窮地救済、投資家保護と両立課題。

 東京証券取引所が年明け以降、上場廃止基準を相次いで緩和している。上場廃止の対象となる時価総額の基準を年内に限って四割引き下げたほか、経営の継続に疑義があるとして監査法人が意見を表明できないとした企業について三カ月間は廃止の判断を猶予することにした。金融危機や株安の影響で一時的に窮地に追い込まれる企業を救済する狙い。ただ対象が継続的な経営不振企業まで及ぶ可能性もあり、投資家保護の観点では適切な運用が求められる。

 「上場管理等に関するガイドラインの一部改正について」――。不動産ファンド大手のパシフィックホールディングスを監理銘柄に指定すると発表した二月二十七日、東証は短文の規則改正をひっそりと同時公表した。経営継続の前提(ゴーイングコンサーン)に疑義があるとの理由のみで監査意見の不表明を受けた企業は、次の四半期まで実態を見極めたうえで廃止の是非を審査するとの内容。改正は即日実施され、適用対象となったパシフィックの廃止判定は六月以降に延期される見通しとなった。

そういうわけで、パシフィックホールディングスは上場廃止にならない。

どさくさに紛れて上場廃止されるべき会社がそうならないのは良くないですな。

ちょっとニュース
パシフィックホールディングス ファンド 上場廃止 不動産 流動化

2009/03/05 10:10

NB食品企業とPB食品企業、流れはPB、長期投資は高利回りなNB

~ 立派な食品株が5%の利回り、退職ポートフォリオであれば文句なしに組み入れたい水準。 ~

アメリカのプライベートブランドを作っている会社の業績は非常に良いです。

日本でもようやくPB商品が市民権を得てきて、イオンにしても7&Iにしても、PB商品の売り上げはグングン伸びている。イオン系ならトップバリュー。こういうPB商品は一度使ってみると分かるけれど、自分の納得いく水準の商品もあれば納得いかない商品もある。

結局、安さと品質と安心感と、総合的にどうなのかって事。結果として十分消費者に受け入れられているからこそ、各社のPB商品が売れている。

そういう状況であれば、当然ながらPB商品を作っている会社は儲かっていると考えるのが自然ですな。

ただ残念ながら、日本ではPB製造会社が上場していない。そもそも、PB商品は製造者が全面に出てこない。トップバリューの商品のラベルを見ても、販売者がイオンと書いてあるだけで、誰が製造しているか書いていない。

製造者は中小企業の場合もあるし、大手のナショナルブランドの場合もある。大手の場合、自社の名前を出したがらない。そりゃそうですよね。仮に、日清食品がトップバリューのラーメン作っていたらどうですか?トップバリューのラーメンに製造者日清食品と書いてあれば、カップヌードル買うのは馬鹿らしいでしょ。(ちなみに、日清食品はそんなことしてませんよ。たとえ話。)

このPB商品はアメリカではもうずっと昔から市民権を得ている。

Safewayなんかのスーパーへ行くと、ほとんどの商品にはPB商品がある。しかもデザインがナショナルブランドに非常によく似ている。(よくそんなことして怒られないなと思うことが多い。)

折からの不景気でPB商品が売れているのはアメリカも同じ。景気に左右されにくい食品需要が過去にないほどマイナスになっているというデータが出ているアメリカ。それほど懐の痛んだ消費者が価格の安いPB商品に目を向けないはずはありませんな。

ナショナルブランド品が高いというのもある。

例えば、昨年までの穀物価格の高騰で値上がりしたシリアル。

#ところで、シリアルは日本語ではコーンフレーク。それほど食べられるものではないですけど、アメリカでは誰でも食べるポピュラーな商品。スーパーに行けばものすごい種類のシリアルが大量に陳列されている。え!こんなにシリアルがあるのって日本人は驚く。

ナショナルブランドのシリアルもずいぶん値上がりした。個人的に好きなシリアルはPOST(特にHoney Bunches of Oats)だけど、これにしても値上げされた。値上げされたのはいい、原材料の穀物価格が高かったんだから。

じゃあ、今はどうなの?穀物価格は下がったでしょ。軒並み50%以上OFFにはなっている。シリアルは値下げされたか?いやされていない。

この辺りは、ボラの高い穀物価格に合わせて商品価格を頻繁に上げ下げしたくないと言う食品会社側の考えもありましょう。またいつ穀物価格が暴騰するか分からないし、そうったら値下げ後の再度の値上げなんて難しい。

しかし小売り側からの突き上げは厳しい。そりゃ当たり前。値上げの理由であった穀物価格が下がったんだから、商品値下げしろって。ナショナルブランドがそうしないなら、勢いスーパーの姿勢はいっそうPB商品に傾く。

消費者の姿勢もPBに傾く。

PB業者は儲かり、ナショナルブランドは儲からない。

200903052.gifS&P500に入っている大手食品の株価を見ればよく分かる。Kraft Foods Inc. (KFT)、ConAgra Foods, Inc. (CAG)、Kellogg Co. (K)、General Mills Inc. (GIS)、Campbell Soup Co. (CPB)、HJ Heinz Co. (HNZ)。どれも株価はディフェンシブな大手食品株とはしてはひどいですな。

一方、PB商品をスーパーに供給している企業。Ralcorp Holdings Inc. (RAH)、Treehouse Foods Inc. (THS)、Lance Inc. (LNCE)、Seneca Foods Corp. (SENEA)。まさにディフェンシブな株価だし、2年チャートで全然下げていないと言うのは今の相場で強烈に強いと言えませんか?

200903053.gif実際、業績はすこぶる好調で、アナリスト予想のEPSは上表修正されている。今時あまり無い。

で、ここからどちらのセクターを買っていくかと考えれば、個人的にはナショナルブランドの方を取りたいと思うんです。

NB食品各社の株の配当利回りは軒並み高い。過去にないほど高くなっているわけです。業績が悪い、と言ってもその悪い程度は50%減益とか赤字とか、そんなことになっていないことは説明するまでもない。食品会社としては悪いと言うことであって、製造業や金融業みたいに無配転落や配当半減にはならないでしょうな。

こういう状態はそれほど長くは続かない。予想外に長く続いたとしても、いずれ修正される。

つまり、長期投資するなら絶好の買いチャンスってことだと思うんです。まともな食品株が5%の利回りで買えるのであれば、長期ポートフォリオに組み入れない理由はないでしょう。業績は回復し、ゆっくりだが伸び、いずれ増配もされる。退職ポートフォリオであれば数十年の間にどれだけの利回り株になるか。考えてみても損はありますまい。

もちろんですけど、相場のうねりを取る投資では食品株はおいて行かれるでしょうな。

ここまで全体相場が叩き売られた今、大きく反発するところを取る心算であればNB食品株なんてまどろっこしい。

用途に合わせて買うことができるって事です。

アメリカ株・BRICS株・外国株
CAG CPB GIS HNZ K KFT LNCE RAH THS アメリカ株 プライベートブランド 食料品

2009/03/05 09:09

資源をプレイするならダイレクトなアメリカ市場銘柄、商社はいまいち

~ 資源価格に素直に反応するし、株価上昇の糊代も大きいアメリカ株の方が醍醐味がある。 ~

日本で資源をプレイするとすれば総合商社になる。そもそも日本には資源が無いわけで、どうしても総合商社ぐらいしか選択肢が無いわけです。

個人的には、ダイレクトに資源ではないし、商社という商売がイマイチピンと来ないので、どうせ資源に投資するならズバリそのもののアメリカ市場に上場している銘柄を買いますよ。

200903051.gifそういう理由もあって、それぞれの総合商社が得意とする資源など調べたこともなかった。その辺りが今日の日経に載っていたのでメモしておく。

なるほどね、三菱商事は石炭、三井物産は鉄鉱石、そんな風に得意分野があるわけです。伊藤忠とか丸紅とか出ていませんけど、資源ではそんなに存在感が大きくないのかも知れない。食品コモディティーとかエンジニアリング関連とか、そういう方向なのかもね。

いずれにしても、先に書いたように、どうせ投資するならズバリを好みます。つまり、図に載っている海外企業ですな。他にもどうであればFreeport-McMoRan Copper & Gold Inc. (FCX)とかSouthern Copper Corp. (PCU)がある。

ズバリ銘柄の方が素直だし糊代も大きい。

ゲームプラン・投資戦略
アメリカ株 三井物産 三菱商事 資源総合商社

2009/03/05 09:09

粉飾で倒産したプロデュース、詐欺売上の程度も酷いものです

~ 粉飾金額はちょっとやそっとの金額ではない、本当の売上の数倍にも水増ししていた。 ~

粉飾決算で上場廃止になり、その後倒産したプロデュース。粉飾決算の程度がどれほどかなんて、上場廃止になった段階で関係ないと言えばそれまで。

嘘の売上高は、58億(2006年)、97億(2007年)、163億(2008年)。本当の売上高は、58億(2006年)(だと思う。記事にははっきり書かれていない。)、32億(2007年)、36億(2008年)。こりゃ酷い。

そういう嘘で増資をしていたわけで、まさに詐欺ですな。

朝日新聞 2009年3月5日

新潟の工作機械メーカー、虚偽決算で40億円増資か

 新潟県長岡市の工作機械メーカー「プロデュース」(08年10月にジャスダック上場廃止)が有価証券報告書などにうその内容を記載し、虚偽決算に基づき増資した疑いが強まったとして、さいたま地検は、前社長(40)や監査を担当した公認会計士(39)ら数人と法人としての同社について、証券取引法(現・金融商品取引法)違反容疑で強制捜査する方針を決めた。証券取引等監視委員会と合同で長岡市の本社など関係先を家宅捜索し、容疑が固まり次第、逮捕するとみられる。

 捜査関係者によると、前社長らは、取引先と伝票上のやりとりだけで架空の商品売買を繰り返す「循環取引」と呼ばれる方法などで売り上げや利益を水増しし、有価証券報告書などにうその決算内容を記載して関東財務局(さいたま市)に提出。07年12月には虚偽の決算内容に基づき増資を行い、40億円を調達した疑いを持たれている。また、前社長は同月、保有する同社株を売却して利益を得た疑いもあるとされる。

 同社は報告書などで06年6月期の売上高を58億円、07年6月期は97億円、08年6月期は163億円と記載していたが、同社の民事再生手続き関連資料によると、実際は07年6月期は32億円、08年6月期は36億円だったとされる。

 会計士は東京都千代田区の監査法人の元代表者で、05年12月の上場時に決算監査を担当したほか、上場後も大半の決算期で会計監査を担当。虚偽の決算内容と知りながら監査報告書で適正意見の表明を続けていたとみられ、見返りに報酬を受け取っていた疑いもある。

 同社は92年に前社長が創業し、新興市場の主力株のひとつとされた。しかし、08年9月に同法違反容疑で監視委の家宅捜索などを受けた後、前社長は取締役に降格。信用低下から新規借り入れが困難となり、新潟地裁に民事再生手続きの開始を申し立てて決定を受けた。

クサイ会社・エグイ企業
プロデュース 上場廃止 倒産 粉飾決算

2009/03/04 13:01

ユナイテッドアローズ、予想以上に2月は健闘、悪いのには変わりない

~ アウトレット部門は絶好調、利回り5%で魅力的、しかし全体としては悪いし、景気も悪い。 ~

ユナイテッドアローズの2月月次。

平成21年2月度(平成21年3月決算期)月次売上概況(速報)についてのお知らせ

全店107.3%、既存店92.6%。

アウトレットの売上は121%と引き続き絶好調。まさに不景気の中で安いものを消費者が求めている。

というか、不景気うんぬんは関係なく、アウトレットは人気ですな。アウトレットモールは単に安いものを買う場所ではなくて、ある意味、1日をエンジョイするための場所。どこのアウトレットモールも景気に関係なく流行っている様子です。

どうでもいいけど、アウトレットモールにはアウトレットではない店も結構入っていますよね。普通の店舗と変わらない品揃えで、値段も変わらない。端の方に型落ちしたものとかB級品が少し置いてあるような。

お客さんの気分としてはアウトレットモールにあるんだから安いような気がして買ってしまったりするのでしょう。

アウトレットはアウトレット商品をメインにするべきだと思いませんか?最低50%以上はアウトレット品にすること、みたいな入店条件作ってくださいよ。

で、UAの月次ですけど、考えていたほどは悪くない。もっともっと悪化するようなイメージを投資家は持っていたようない思いますね。

減配されなければ配当利回りは5%。

アパレル・ファッション銘柄
アウトレット アパレル ファッション ユナイテッドアローズ

2009/03/04 13:01

バルス、不景気で敢えてフランフランで買物する理由はない

~ 2月の月次数字は急激にスローダウン、自社株買いもあるが、雑貨という業態で業績はダメ。 ~

バルスの2月月次数字。

平成22年1月期月次売上概況(2月度)

200903047.gif全店104.8%、既存店87.1%。既存店の数字は猛烈な落ち込み。全店にしてもプラスではあるものの、1月までの数字を考えれば相当なスローダウンと言えましょう。

自社株買いの発表もあり、それはプラス。今の相場は自社株買いを発表すると株価が跳ねる。跳ねたらすぐ戻る。

フランフランで売っているようなものは不景気で敢えて買おうというものじゃないですよね。

専門小売銘柄
バルス フランフラン 雑貨

2009/03/04 13:01

伊藤園、予想通りの悪決算、考えるのは来期の利益がどうなるか

~ 原価率と販管費率の上昇はまだ止まらないが、これからは良くなる方向と考える。 ~

伊藤園の2月月次。

平成21年4月期2月度販売状況(単独・速報値)のお知らせ

200903045.gif全体売上は-2.5%。今期累計では+1.8%。ミネラルウォーターが爆発的に伸びているけど、これは伊藤園に限ったことではなくて、だいたいどこの飲料会社でも同じ。流行りですか。

第3四半期決算も発表された。

平成21年4月期 第3四半期決算短信

売上+2%、営業利益-47%、経常利益-47%、純利益-56%。通期計画は変更無しで、売上+3%、営利-48%、経利-47%、純利-59%、EPS-63%。

数字自体は予想通りの悪さで驚きはないですな。

利益面におきましては、原材料及びエネルギーコストの高騰、景気先行き不安に伴う消費者の生活防衛、また、激化する企業間競争等、収益を圧迫する要因が多いなか、積極的な営業を展開すると共に、中長期のマーケティング戦略を展開し、飲料市場におけるシェア向上を図るための投資を行いました。

「シェア向上を図るための投資」なんてかっこいい言葉を使ってますけど、要は販促費を投入したってことでしょう。それで利益が大きく圧迫されている。

2009/03/04, 日本経済新聞 朝刊

伊藤園、純利益56%減、5―1月、販促費増加が重し。

 伊藤園が三日発表した二〇〇八年五月―〇九年一月期の連結決算は、純利益が前年同期比五六%減の三十六億円だった。緑茶の販売拡大を目指し積極投入した販売促進費用が重しになった。消費者の中国産野菜への警戒感を背景に野菜飲料が落ち込んだことや原材料高も響いた。

 売上高は二%増の二千五百五十三億円だった。主力の「お~いお茶」など日本茶飲料の販売は数量ベースで三・六%伸び、七・五%減の野菜飲料の不振を補った。

 営業利益は四七%減の八十三億円となった。シェア向上に向けて積極的な営業を展開し販売促進費用が増加。競争激化に伴い販売単価の下落も響いた。果汁や包装資材などの価格高騰も約十八億円の減益要因となり収益を圧迫した。

 同日発表した二月の販売状況では、野菜飲料の販売が回復傾向にあるが、日本茶飲料は一・七%増にとどまり、成長が鈍化。コーヒー飲料も他社との競争激化を受け苦戦している。

 〇九年四月期通期の業績予想は、連結売上高が前期比三%増の三千三百九十二億円、純利益が五九%減の四十一億円と従来予想を据え置いた。販促費の抑制などを進める方針。

200903046.gif四半期ごとの数字から考えると、通期の売上は未達でしょうな。逆に利益は上方修正されても驚きはない感じ。

原価率の悪化は止まっていない。

・今期 50.5%→50.5%→50.9%(3Q)
・前期のQごと 48.2%→48.1%→49.0%→50.3%
・前々期のQごと 49.0%→48.3%→47.5%→49.2%

販管費率も同じ。

・今期 47.0%→44.1%→47.5%
・前期 45.9%→42.8%→47.8%→45.1%
・前々期 45.0%→41.8%→46.0%→43.9%

原価率についてはプロダクトミックスの変化などもありましょう。それにしても、これから数字は下がる方向にあるんじゃないですか?販管費にしても同じで、販促費や広告宣伝費を削ってくるはず。

来期の数字には効いてくる。

食品・飲料・日用品
伊藤園 食料品 飲料

2009/03/04 12:12

ファーストリテイリング、ユニクロは売れ筋が豊富で月次数字も堅調

~ ヒートテックなどのヒットが相次いで月次は良い、アパレル小売りならユニクロかポイント。 ~

ファーストリテイリング(ユニクロ)の2月月次。

平成21年8月期 国内ユニクロ事業 売上推移速報

200903043.gif全店が109%、既存店が104.2%。スローダウンしてきているとはいえ、文句無しの数字じゃないですか?

200903044.gifアパレル小売りではユニクロとポイントで決まりかと。

2009/03/04, 日本経済新聞 朝刊

ユニクロ、上期2ケタ増収、12.9%、8年ぶり――ヒット相次ぐ。

 ファーストリテイリングは三日、二〇〇九年八月期の上期(昨年九月―今年二月)にカジュアル衣料品店「ユニクロ」の国内既存店の売上高が前年同期比一二・九%増えたと発表した。上期の二ケタ増はフリースブームの〇一年八月期の上期(六七・四%増)以来八年ぶり。発熱保温の肌着「ヒートテック」、女性向け美脚パンツやパーカーなどヒットが切れ目無く続いたことが奏功した。

 当初の上期の既存店売上高は一・八%増を予想していた。今年一月に九・六%増へ上方修正したが今回、さらに上振れした。上期のユニクロの客数は九・二%、客単価も三・四%それぞれ増えた。百貨店や他の衣料品専門店が苦戦するなか、一人勝ちだった。

 二月単月の既存店売上高は四・二%増と四カ月連続で前年を上回った。昨年はうるう年のため今年は営業日が一日少なかったにもかかわらず、パーカーやカラージーンズなど春物がけん引した。

株は安くないので買いづらいのは間違いないでしょうな。ただ、アパレル小売りで業績堅調なものが限られている状況で、買うとすればユニクロかポイントを買うしかないという状況ではある。

アパレル・ファッション銘柄
アパレル ファッション ファーストリテイリング ユニクロ 小売り

2009/03/04 12:12

エービーシーマート、2月は急速な悪化は止まらず、目先も厳しそう

~ 内需小売り各社の業績は強弱はっきりする段階、株価にもメリハリがつく、ABCマートは弱い。 ~

エービーシー・マートの2月月次。

平成21年2月期 2 月度概況について

200903042.gif全店+3.1%、既存店-8.1%。月次数字としては過去1年で最悪の数字。2月末決算なので、通期の数字としては、全店+13.1%、既存店+1.1%。Qごとに見てみれば、1Q、2Q、3Qは好調で、4Qに入ってがっくりと悪化。まさに10月からの急速な景気悪化と同じ。

ABCマートはユニクロやポイント、ニトリ、あさひなどと並んで、昨年は業績好調な小売業の一つだった。これら以外にも、ボロボロの外需景気敏感企業との比較で業績悪化の程度が少ない内需小売企業は沢山ありましたな。そして、株価にしてもその状況を反映して、よく上がりました。

10月からの景気の変調でいよいよ相対的に業績・株価堅調な内需小売り系も厳しくなると判断した。

そのなかでどの企業が持ちこたえるかなんて分かりようもない。だから一斉に全部売られた。

今年も2月まで来て、だんだん持ちこたえている企業がはっきりしてきたと思いませんか。結局、ユニクロ、ポイント、あさひ。順調なところ。

相対的に業績の良い内需小売りに資金が集まり→いよいと景気の急悪化で一斉に売られ→絶対的に業績好調な小売りがはっきりし→小売企業の株価に大きくメリハリがつく。

そういう流れかと。

買うとすれば大きいメリハリが上へ付くものだけになりましょう。

専門小売銘柄
あさひ エービーシー・マート ニトリ ポイント ユニクロ 小売り

2009/03/04 12:12

システムプロ、1Qは予想以上の好決算、ビジネス環境は悪い

~ 悪いはずの携帯分野なのに業績は悪くない、対極の強弱を併せ持っているので難しい。 ~

システムプロの第1四半期決算。

平成21年10月期 第1四半期決算短信

売上+16%、営業利益+43%、経常利益-14%、純利益-47%。通期計画は変更無しで、売上+2%、営利+6%、経利+14%、純利+31%、EPS+32%。予想を超えて強い数字ですな。

携帯電話向けの開発等は+12%、ウェブサイト開発等は+26%。どちらも売上は順調。経常利益の大きなマイナスは持分法会社のカテナの保有する株式評価損のため。

携帯電話は売れていない。割賦販売が主流になってから0円端末が少なくなったこともあるだろうし、もう充分高機能化された携帯を買い換える必要性もなくなってきている。既にみんな携帯を持っていて新規加入者の需要は無いし。

そうなれば携帯電話開発メーカーは開発スパンを伸ばすし、開発数も絞るし、開発費も抑える。システムプロにとって全部が全部マイナス。

それでもシステムプロの売上は落ちない。利益も落ちない。

システムプロの言い分としては、開発が減っても無くなるわけではなく、メーカーはより優れたところへ発注する、飛び抜けて優れたシステムプロには注文が集まる、って事。

今まで短信やら説明資料やらビデオやら見てきた中で一番感じるのは、うちは優れていて他社とは比較にならないぐらいですよ、っていう自信というか主張。

それが果たしてどれほどのものなのか、よく分かりませんけど、数字として現れているのは、そういう主張が嘘では無さそうだという事じゃないですか?

だから会社としても今期の業績予想が増収増益なわけです。

が、株式市場はそうは見ていない。

200903041.gifどう考えても携帯端末の設計・開発・評価は全体として縮む。いくらシステムプロが優れていてもパイが小さくなればダメでしょ。そういう評価だと思うんです。それで株は売られて下げ続けている。

個人的にもそういう考えでシステムプロの業績はガクンと落ち込むと思っていた。とりあえず蓋を開けてみると、1Q業績は良かった。意外。

それなりの1Q業績を見ても、どうしても納得できない。それは上に書いたように、どう考えても全体的な状況はシステムプロにとってむちゃくちゃ向かい風なわけで、期待できる要素なんて何もないから。

そういうわけで、ヘタすると株価は倍ぐらいになってもおかしくないな、という思いがある一方で、とてもじゃないけど買えないという結論になる。

配当利回りは6.5%。高くて魅力的。

主幹事が東洋で、KFEの大株主というのはとても気に入らない。しかし有報を眺めてみても全然怪しさはない。

つまり、業績数字とビジネス環境が全く正反対、株価の下がり具合と急騰の可能性が全く正反対、変な怪しさと有報の大丈夫さとが全く正反対。

システムプロはたくさんの対極を持っているような気がしますな。ウォッチは続けて損はないでしょう。

ハイテク・IT・テクノロジー
システムプロ 携帯電話 配当 高利回り

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